劇団四季

アイーダ

現在、公演の予定はございません。

Introduction

時空を超えた
究極のラブストーリー

愛し合う恋人たち、そして恋を求めつつ生きる大人たちの心をつかんで離さない究極の愛が、古代エジプトを舞台に描かれる物語—それが、ミュージカル『アイーダ』。

世界中で親しまれてきた世界最古のラブストーリー「アイーダ」。製作スタッフの「ヒット作の舞台化ではなく、何か危険なチャレンジを」という思いから出発した構想は約5年を経て、この物語に様々な要素を加え推敲することで、新感覚のミュージカルを生み出しました。
そうして誕生した本作は、2000年4月にブロードウェイで開幕すると瞬く間に大きな評判を呼び、同年のトニー賞で最優秀音楽・歌詞賞など4部門を獲得、翌年のグラミー賞で最優秀ミュージカルアルバム賞を受賞し、ヒットミュージカルに名を連ねることとなりました。

ミュージカル化されるにあたり、この世界中で愛され続けているラブストーリーに加えられた要素としてまず挙げられるのは、音楽。
ポップス界の巨匠エルトン・ジョン(作曲)とミュージカル界の重鎮ティム・ライス(作詞)が絶妙なコンビネーションを見せ、ソウルフルなバラード、R&Bなどヴァリエーション豊かなアプローチから数々の名曲を生み出しました。

また、複雑な愛を交錯させ、それぞれのキャラクターを際立たせることで、ミュージカル『アイーダ』は、古典オペラとは全く違う、新世代向けの新しい作品に仕立て上がっています。
敵対する国を背負った恋人たちの愛のみならず、祖国に、同胞に対する愛、友情、家族の愛と、様々な愛の世界を生きる人々の心が描かれ、新たに肉付けされたストーリーと現代的な舞台美術とが相まって、観る人々に太陽に恵まれたエジプトの生命力に溢れた情景、心の機微、愛の力強さを、あますことなく伝えます。

Story

これは愛の物語。
誰にも引き裂くことのできない運命の愛は、
時空をも超える

時は古代、ファラオが支配する強大な王国エジプト。いにしえよりナイルの恵みを受けてきたこの国は、領土拡大をねらって隣国ヌビアに攻め入っていました。
ヌビア国侵攻の先頭に立つのは若き将軍ラダメス。破竹の勢いで勝利をおさめ、捕虜をともなって意気高らかに帰還します。
帰国の途上、ヌビア人捕虜の中のアイーダという女性が、大胆にも反乱を試み、ラダメスに抵抗します。実はこのアイーダこそ、身分を隠したヌビア王女だったのです。

アイーダの正体を知らないラダメスは、婚約者である王女にアイーダを侍女として献上します。ぜいたくに着飾った日々を送る王女アムネリスは、物怖じしないアイーダの態度に驚きますが、次第に侍女以上の信頼を寄せるようになるのでした。

ヌビア遠征の成功を祝う晩餐会の席上。エジプト王は娘アムネリスとラダメスとの結婚を7日後に行うと宣言します。王女との結婚はラダメスの将来を約束するものでしたが、冒険を愛するラダメスは言いようのない失望感を味わいます。

「自分の運命が気に入らないのなら、変えればいい」
落胆するラダメスに、アイーダは挑戦的な言葉を投げつけます。現在は捕虜の身の上でありながら、勇気を持ち気高さを失わないアイーダの言葉にラダメスは衝撃を受け、自らの過ちを認めます。アイーダもまたラダメスのいさぎよさに驚き、次第に二人は惹かれ始めます。

その頃、ヌビア人奴隷の間では王女アイーダに祖国再生を託そうという気運が高まっていました。固辞したものの、やがて指導者としての自覚に目覚めたアイーダは、指導者を象徴するローブとともに自らの運命を受け入ることを決意します。

一方、アイーダへの愛を自覚したラダメスは、新たな人生を送ろうと自らの財を人々に惜しげなく分け与えます。自らの思いに正直に生きようとするラダメスの姿を見て、アイーダもまた心を抑えきれず、二人は愛を確かめ合うのでした。

アイーダ、ラダメス、そしてアムネリス。敵国同士、それぞれの国を背負って立つ三人の愛を、運命が大きく押し流し始めます。
ラダメスとアムネリス二人の結婚の日が近づいてくるのですが…