劇団四季

 

『キャッツ』大阪公演をご覧になった方々の声

(五十音順)

桂 吉弥さん落語家

桂 吉弥さん

帰ってきた猫たち
西梅田キャッツ・シアター、中学生の私は親に連れられ黒いテントの中へ。大阪四季劇場へ入った瞬間あの31年前を思い出した。「大人もお芝居ごっこやるんや」。弟や妹と毛布をイスにかけて舞台を作りぬいぐるみでやる人形劇、学校の休み時間にテレビで見た新喜劇の真似をする。そんなことで遊んでいた私からは芝居の為にテントを建てるなんてとっても羨ましい巨大なお芝居ごっこに思えた。ゴミが飾られた中、音楽が流れ暗転になって猫たちが出てきて歌い踊る、ほんとに楽しい時間だった。ほんとの芝居だった。「帰りの電車の中でメーモリーって歌ったり、猫の仕草したり、ありがと皆さん!ジャン!とポーズ決めたり。興奮してましたわ」隣に座っていた知人にそんな話をしていると、吉弥さんが落語家になったのはその時『キャッツ』見たからちゃう?と。桂吉朝が好きで入門したと思ってたのに、その奥に猫たちがいたのかも。

辛坊治郎さんニュースキャスター

辛坊治郎さん

猫の神様に感謝!
黒地に浮かぶ黄色い2つの大きな目、このポスターを見た瞬間に私の脳内には、名曲「メモリー」のフレーズが鳴り響きます。私にとって劇団四季の『キャッツ』は本当に特別な存在なのです。

1980年代初頭、兄がニューヨークに住んでいたために、ブロードウェイのミュージカルはそれなりに観る機会に恵まれていました。しかし、きらびやかな舞台装置と素晴らしい音楽に感動するものの、言葉の壁でストーリーを楽しむところまでいかず、内心もやもやしたものを抱えていた時に大阪にやってきたのが四季の『キャッツ』でした。1985年、西梅田に突如現れた巨大テントを訪れた日の事は、一秒ごとに再現できるほど強烈な印象となって私の心に刻み込まれています。

あの日から31年、劇団四季の『キャッツ』は、ダンス、歌、舞台装置、どれをとっても究極の進化を遂げていました。還暦を迎えた今、20代の私の魂をふるわせた名場面に、再び大阪で巡り合えた幸運に心から感謝しています。

ナジャ・グランディーバさん女装家

ナジャ・グランディーバさん

今回初めて『キャッツ』を観たんですが、実は、てっきり猫の世界と人間の世界の戦いというか、猫が人間に反旗をひるがえすみたいな話やと勝手に思い込んでたんです(笑)。そやから観終わって全然違うやんと、びっくりしました。そらそうですね(笑)。でも年に一度、ジェリクルキャッツに選ばれるためにいろんな猫たちがアピールするというシンプルなストーリーの中で繰り広げられる、歌とダンスにとにかくやられました。群舞も凄いし、どの曲も印象に残るものばかりで今も口ずさんだりしてます。

客席と猫たちが近いし、どこから登場するかわからない楽しさ、それに客席内に置かれているゴミをチェックするだけでもワクワクしました。大阪公演中、何度か足を運んでみたいなぁって思っています。

あと、観ながら女装家(ドラァグクイーン)たちにキャラを置き換えてたんですけど(笑)。私は猫界のスーパーモデルのようなタントミールかなと。で、マツコ(・デラックス)は、オールド・デュトロノミー、ミッツ(・マングローブ)はグリザベラとかいろいろ当てはめながら楽しみましたね。いつかそれも実現してみたいです(笑)。

(構成/仲谷暢之)

浜村 淳さんタレント、パーソナリティ

浜村 淳さん

ネコが歌う。ネコが踊る。ネコが魔術を使う。ガラクタ、ゴミ溜めを舞台に楽しすぎる、華やかすぎる世界をくりひろげる。

そのオモシロサに酔いながら、ふと気がつく。これはネコに姿を借りた人間の欲ふかい、おろかな姿そのものではないか、と。

ネコが笑ってる。人間を笑ってる。幕がおりても席を立てない。

福本 豊さん朝日放送・サンテレビ プロ野球解説者

福本 豊さん

『キャッツ』を観させていただきました。

いや、もう本当に素晴らしかった。

今までにも『オペラ座の怪人』『ウィキッド』『ライオンキング』などの作品を観させてもらいましたが、いつも劇場に足を踏み入れた瞬間からその世界に入っていけるワクワク感があります。

今回の『キャッツ』では壁にタイガースのマグカップやスポーツ紙や大阪を思わせるものがたくさんあって、開演前からニヤニヤしてしまいました。

さぁ、開演……「猫」たちが右から、左から、前から、後ろから、そして上からも、下からも……その動きには感動です。

公演が始まるまでに、キャストの皆さんがどれほどの研究と厳しい練習を重ねられたのかと思うと隅々、端々まで見逃したくないと思いましたね。楽しいだけでなく、「猫」たちの姿を自分と重ね合わせて考えさせられることもありました。

きっと観るたびに違う何かを感じさせてくれる作品なんやと思います。

素敵な時間をありがとうございました。

山岸久朗さん弁護士、コメンテーター

芋洗坂係長さん

私、劇団四季の大ファンでございまして、これまでたくさんの演目を拝見いたしました。ところが、「世界で最も成功したミュージカル」と言われた、この『キャッツ』だけはまだ観たことがなかったのです。それがいよいよ大阪上陸とお聞きして、開幕と同時に速攻で行ってまいりました!

とにかく、楽しかったです!

たくさんの猫たちが入れ替わり立ち替わり登場するのですが、私の見たところ、誰が主役とかいうことでなく、全員(匹?)が主役。そして、それぞれに個性的なストーリーがあり……。だから、最初から最後まで飽きることなくずっと途切れなく面白かったです。個人的には、ヴィクトリアとタントミールの、この世のものとも思えない美しさは必見だと思います。

また、舞台セットになっているゴミの中に、大阪ならではのものがたくさん隠されていたのも興味深かったです。私が出演しているテレビ番組のマスコットもいました、ぜひ探してみてください。

今でも頭の中には「ジェリクルキャッツ」のメロディが無限ループでリフレインしております。

ぜひまた近いうちに、観劇しに寄せてもらおうと思っています!

山村紅葉さん女優

山村紅葉さん

ブロードウェイ以上に興奮
20年前に1年間生活したニューヨークで私を最も興奮させたのが数々のブロードウェイミュージカル。その中でも、最前列で観た『キャッツ』は最高でした。

「人間の体ってこんなにしなやかに曲がり、スピーディーに動けるのね」と感心していると、目の前の舞台下の穴から1匹の猫が体をくねらせて出て来て、私を一瞥して駆け抜けて行き……それは大の猫好きの私から見ても「猫」以外の何物でもなく「これ以上の感動はないでしょうから、他の場所で『キャッツ』は観ない!」と決めていたのに、ヒョンなことから、劇団四季の『キャッツ』を観ることになり……。

正直、ブロードウェイ以上の感動と興奮でした。まず客席が猫たちが集うゴミ捨て場になっていて大阪ならではのたこ焼き器が嬉しい。そして猫たちの卓越したダンス、歌はもちろん、それぞれの人生観、いやニャン生観が見事に演じ分けられていて、どの猫にも感情移入して、皆にジェリクルキャッツになってほしいと願っている私がいました。最高でした。「メモリー」の素晴らしい歌声は耳から離れません。もう一度、いえ何度でも観たいです!

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