劇団四季

ミュージックナンバー

ミュージックナンバー

ハッピーでドラマティックで、心温まる『マンマ・ミーア!』のストーリーを彩るのは、ABBAの往年のヒットナンバー22曲。時を越えて今も尚キラキラと輝き続けるサウンドは、年代を問わず誰もが一度は耳にしたことのあるものばかりです。 初めからこのミュージカルのために書かれたのでは?と錯覚を起こしてしまうほどストーリーに溶け込んでいるナンバーが、人々の心にすーっと入り込み、大きなインプレッションを与えてくれます。 場面ごとにABBAの曲はどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか。

「夢があるから」( I HAVE A DREAM )

プロローグ、初めに舞台に現れるのは、自らの結婚を前に人生を賭けた一大決心をするソフィ。勇気を出して一歩踏み出そうとする彼女が、自分自身に歌いかけるのが「夢があるから(I have a dream)」です。
明るいハッピーミュージカルというイメージのある「マンマ・ミーア!」ですが、オープニング第一曲めは意外にもしっとりとしたナンバー。それがまたかえって、この後展開される弾けたミュージックシーンを引き立てる対比として、重要な役割を果たしているようにも思えます。
ソフィの夢とは何なのだろう?何を願って勇気をふり絞ろうとしているのだろう――?静かでどことなく懐かしい旋律を聴くうちに自然と、これから始まるであろう悲喜こもごもの世界に胸が膨らまされてゆくのです。

「マネー、マネー、マネー」( MONEY,MONEY,MONEY )

ソフィの結婚式に駆け付けた、ドナの旧友ロージーとターニャ。ふたりがこれまでドナが女手ひとつで切り盛りしてきたホテルを賞賛すると、流れるのは「マネー・マネー・マネー (Money, Money, Money )」の前奏。テレビのバラエティ番組などでしばしば耳にするインパクト溢れるこの曲が、ABBAのものだったことに驚く人も多いかもしれません。
財を成してひと息つきたい、とこれまで働きづくめで頑張ってきたドナ。彼女は訴えるかのように、「いつかお金持ちになってやる!」と力強く歌い上げます。
冒頭の「夢があるから(I have a dream)」で、どうか夢が叶いますように、としっとり歌うソフィとは対照的。力づくでも夢を叶えるんだという女性のエネルギーと、パンチの効いた強烈なサウンドが、パワフルにシンクロします。

「マンマ・ミーア!」( Mamma mia! )

言わずもがな、ミュージカルのタイトルにも選ばれている名曲「マンマ・ミーア!(Mamma mia!)」。これこそが、思いもかけないハプニングが続出で、喜怒哀楽とサプライズに満ちたこの演目を象徴するかのようなナンバー!聴くだけでワクワクと心は躍らされ、ときめかされてしまう……。そんな躍動感溢れる一曲です。
この曲が登場するのは、過去の3人の男性とドナが数十年ぶりに再会してしまうシーン。「なぜここに彼らが!?」と動揺しながら、やがて辛い過去の記憶へとたどり着くドナ。けれど不思議なことに彼女を覆うのは悲しみだけではなく、甘く切ない、そして熱く燃えたぎるかつての情熱。ほとばしる感情が歌によって巧みに表現され、刻まれるリズムさえもまるでドナの鼓動のよう。この曲によってすべての観客の気持ちが、ドナの「止めることのできない、溢れ出す想い」とすっかり融合させられてしまいます。

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