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はじめに

そっくりな2人のイタズラは、運命のイタズラに変わってしまった。

劇団四季ミュージカル『王子とこじき』。原作は「トム・ソーヤーの冒険」「ハックルベリー・フィンの冒険」などの名作を世に送り出した文豪マーク・トウェインによる「王子と乞食」です。

劇団四季の『王子とこじき』は、この同名の小説をミュージカルにしたものです。

物語は、王子エドワードとこじきの子トムがひょんなことから出会い、お互いの洋服を取り替えることからはじまります。同じ年、同じ日に生まれたこのふたりの少年は、まるで双子のように顔や姿形がそっくり。見た目でしか判断できない大人たちは入れ替わったことに全く気づかず、そのためふたりは様々な事件に巻き込まれてしまうのです。

「私が王子エドワードだ!」

「僕は王子じゃない、こじきの子トムなんだ!」

果たして、ふたりの声は大人たちに届くのでしょうか。そして、ふたりは元の暮らしに戻ることができるのでしょうか・・・。

劇団四季ミュージカル『王子とこじき』では、人を身なりや姿形で判断せずその本質を見ることや、周りに流されずいつでも真実を言う勇気をもつことの大切さをわかりやすく描いています。
未来を生きる子どもたちに、こうしたことを、舞台を通して"肌で感じてもらいたい"という思いを込めて、作品をお届けします。