広島『キャッツ』〜小道具制作から〜
開幕間近の広島『キャッツ』!
本番への緊張感が高まる中、小道具部での“ご当地ゴミ”制作は、まだまだ続いています。
今回、制作していたのは「おたふくソース」と「あなごめし」
広島の“食”を代表する名物たちです。

容器も特徴的なおたふくソースは、ボトルと蓋を別々に作ります。
プラスチックのボトルに本物そっくりのロゴを描き、蓋は発泡スチロールで作ったパーツをプラモデルのように組み合わせて・・・。

粘り具合や色味にもこだわったソースをかけて、使用感まで本物そっくりに仕上げていきます。

あなごめしは、実物の包装紙を拝借。拡大したものと容器を組み合わせて、劇場仕様の巨大弁当の完成です!

広島名物で埋め尽くされた劇場に、今からワクワク!
どうぞお楽しみに!
舞台設営取材会が開催されました!
27日(火)には、広島のメディアに劇場が公開されました。

公開されたのは、仕込み6日目の舞台。
客席に足を踏み入れたメディア関係者からは、「おぉ!」という驚きの声が聞こえます。
既に客席部分にもトラスとよばれる鉄骨が組まれ、ゴミのオブジェが飾られつつある舞台は壮観。広島公演への期待が一気に膨らみます。
「広島公演のために運び込まれてくる荷物は11トラック53台分で、他の作品と比べても最高レベルの物量です。ゴミのオブジェの量は、前回の広島公演は2000個でしたが、今回は2500個まで増やしています。
今は普段舞台では見えない、猫の通り穴も見えます。広島公演には約50箇所の猫の出入り口があります。どれも入口と見えないように装置で隠すので、今は貴重なタイミングです。」
舞台チーフより装置の解説が行われると、メディア関係者から次々に質問が飛び出します。
「横浜のキャッツシアターと比べて、横のパネルが高い気がするのですが?」
という質問には、
「高さは上野学園ホールの高さに合わせてパネルを作っているので、横浜公演の時より高く、サイドのパネルは高さ8mあります。キャッツシアターと比べても遜色ない舞台を楽しんでいただきたいです」と意気込みを語ります。

また、
「ごみのオブジェはどのように飾られているのですか?」
という質問には、
「小道具担当が計画し、配置しています。一見何気なく飾ってあるように見えるかもしれませんが、全て事前に配置を決めています。手前には大きく見えるものを中心に、舞台奥には小さいもの、というように、遠近法を意識して設置しています。」
と、こだわりポイントをPR。
舞台スタッフの努力の結晶が、“客席に足を踏み入れた途端に物語の世界観にひきこまれる”魅力いっぱいの舞台を作り上げます。今後、約3日で舞台装置は完成し、音響・照明機材の微調整、俳優の舞台稽古が行われます。舞台装置も魅力が詰まった『キャッツ』広島公演に、ぜひお越しください!
横浜から広島へ! 「シアター・イン・シアター」が設営中!
「キャッツ・シアター」が広島へ!
横浜『キャッツ』の千秋楽を終え、いったんは解体された「キャッツ・シアター」。その組み立て作業が行われました。


劇団四季のメガ・ミュージカルの公演では、「シアター・イン・シアター」という独自の方式が採用されています。
これは、言葉どおり“劇場の中にもうひとつ劇場を作る”というもの。舞台設備をプラモデルのようなパーツに分けて組み立てることで、遠く離れた劇場にも同じ舞台を再現できるのです。
この方式の開発により、劇団四季はそれまで不可能とされていた公共ホールにおけるメガ・ミュージカルのロングランを実現しました。それも、専用劇場の舞台からスケールダウンすることなく、同等のクオリティを保ってお届けできるのです。
今回、千秋楽前から行われていた「キャッツ・シアター」移転作業は、大道具チームが約1000人、11tトラックが50台(いずれも延べ)という大規模なものとなりました。
グロールタイガーの船や回転舞台の機構、月の描かれた壁まで、ゴミ以外の舞台すべてが横浜から川崎埠頭へと運び込まれ、着々とパーツとして組み立てられていきます。ようやくすべての組み立てが完了したのは、作業開始から2週間以上経った11月18日。いよいよ進路を西へ、広島市・上野学園ホールへと出発します。

さて、大道具スタッフたちの懸命の努力によって上野学園ホールに再現される「キャッツ・シアター」。その出来栄えは、いかほどでしょうか?
皆様、今から楽しみにしていてくださいね!
広島『キャッツ』ゴミ制作が進行中!
開幕を間近に控え、小道具作りも急ピッチで進みます。
今回、発見したのはなにやら複雑なシルエット。広島の皆さんにはお馴染みのあるキャラクターのようですが・・・。
ここで分かった人は広島通!

このキャラクターはキーホルダー仕様のゴミとして制作中とのこと。
非常に細かな型取りも、すべて手作業を行います。
着色の順番も、試行錯誤しながら実物と瓜二つのものを目指していきます。
ん、スタッフが手にしている型が着ているのは・・・ユニフォーム?

そう、正解はプロ野球チーム・広島東洋カープのマスコット「スライリー」でした!

写真を参考に、細かい色味・デザインまで完璧に再現していきます。

完成図予定図は見事にそっくり!
実物は劇場で探してみてくださいね。
スライリーともども、皆様のお越しをお待ちしております!
広島『キャッツ』キックオフイベントが開催されました!
開幕まであと20日!
いよいよ初日が近づく中、東京にある「広島ブランドショップTAU」にて、広島『キャッツ』キックオフイベントが開催されました!
TAU(たう)とは、広島の方言で“届く”という意味。広島の魅力溢れる商品を取り揃えたアンテナショップなんです。

先日、満員御礼で閉幕した横浜『キャッツ』の熱気冷めやらぬ中、広島公演を通して広島県の文化・芸術の発展を目指し、広島の魅力をPRしていこう!そんな思いを込めて、劇団四季と広島県がタッグを組んで広島『キャッツ』開幕に向けたキックオフイベントが開催されたのです。
当日は、あいにくの小雨模様でしたが、100名を超す応募者の中から当選した40名のギャラリーとマスコミが駆けつけ、幸先の良い大盛況となりました!
イベントゲストは湯崎広島県知事と、劇団四季会長の佐々木。
まず知事より、広島『キャッツ』に寄せる言葉をいただきました。
「劇団四季の舞台もそうですが、ブロードウェイでも幾度か観劇したことがあり、これまで多くのミュージカルを見てきました。しかし、『キャッツ』だけは見たことがない。今回の広島公演はぜひ拝見したいと思います。また、広島の文化発展にも大きな影響を与えてくれることを確信しています」
佐々木からは広島『キャッツ』上演にいたる過程が明かされます。
「実は、新都市(広島・静岡・仙台)でのロングラン公演は昨年から計画されていたんです。しかし震災の影響で、仙台の会館が使えなくなってしまったことで延期せざるをえなかったんです。ですが、その会館も復旧し、ようやく新都市での公演ができる状態になりました。さらに、演目は「再生」「未来への希望」を描いている『キャッツ』が一番ふさわしいと判断しました。『キャッツ』は凄いミュージカルです。その土地で必ず“キャッツブーム”が巻き起こる。今、専用劇場のある土地はすべて『キャッツ』を通じてミュージカルファンを開拓したといっても過言ではありません。この作品を通して、日本を明るく照らしたい。そういった思いで、今回、広島を皮切りに新都市での公演が実現することとなりました」
ここで、広島県の粋な計らいにより、広島冬の味覚のひとつである牡蠣と三次ワインが登場!
広島の有名フランス料理店“ル・ジャルダングルマン”の小山シェフが心を込めてふるまってくださったのは、三次ワインと香茸で風味付けした岩牡蠣、そして小豆を衣にした牡蠣フライ!
あまりの美味しさに、湯崎知事と佐々木の二人に思わず笑みがこぼれます。
するとここで、MCよりスペシャルゲストのお知らせが!
なんと泥棒猫マンゴジェリーとランペルティーザのコンビが、この会場に駆け付けていたのです!

オーバーチュアに合わせて登場した2匹の猫に、会場からは大歓声が送られました。
本日登場したのは、広島公演出演候補キャストの斎藤洋一郎(マンゴジェリー役)と山中由貴(ランペルティーザ役)。まずは斎藤から、湯崎知事に向けて感謝の言葉が述べられました。
「今日はこのような素晴らしい場を設けていただき、ありがとうございます。今、あざみ野では『キャッツ』広島公演に向けて猛特訓をしています。広島のお客様に感動が伝わる舞台を作れるよう、頑張って参ります。これからもご支援くださいますよう、よろしくお願いいたします!」
熱い想いの伝わる挨拶に、会場は温かい拍手に包まれ、広島公演への期待がぐっと高まりました。

そして、出演者の二人から横浜『キャッツ』から広島『キャッツ』へ記念切符の贈呈が行われたところで、広島『キャッツ』キックオフイベントが無事閉幕しました。
広島ブランドショップTAUでは26日まで、『広島県』×『キャッツ』のコラボレーションから生まれた「イカ墨と瀬戸内広島レモンのスパゲッティ」も発売されます。
『キャッツ』の心温まる物語と広島産のぷりぷりの牡蠣で、今年の冬はどんなに寒くてもほっこり楽しく過ごせそうですね!
