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インドネシアの学生劇団とも交流-『キャッツ』福岡公演の稽古場から

4月20日(日)に開幕する『キャッツ』福岡公演に向けて、四季芸術センターでは、熱気溢れる稽古が行われています。
20世紀を代表する文学者T・S・エリオット。大の猫好きとして知られた詩人と都会に暮らす気ままな野良猫たちとの対話から生まれた詩集を原作に『キャッツ』は誕生しました。人間に飼い馴らされることを拒み、逆境をものともせずしたたかに生き抜き、生を謳歌する強靭な思想と無限の個性を持った猫、それが"ジェリクルキャッツ"。

24匹のジェリクルキャッツの個性が舞台のいたるところで発露し、化学反応を起こす中、選ばれし1匹に新たな生が与えられる"奇跡"の瞬間がやってきます。
偉大な詩人エリオットからイギリス演劇界の巨匠トレバー・ナン、そして劇団四季へと受け継がれた復活と再生の物語。俳優たちは、先人たちの想いと日々真摯に対話し、あらん限りの情熱を注いでいます。

「グリザベラへタッチしに行く際、彼女の姿を通してどう心を動かされ、どう彼女を理解し、タッチへと結びつくのか?」
「役を演じようとするあまり、余計な色をつけてしまっていないか?」

演じるだけでなく、俳優たちの間で活発に意見が交換され、舞台は完成へと近づいています。


そんな白熱する稽古場に、4月9日(水)、インドネシアから学生劇団『en塾』の青年たちが訪れました。彼らは日本国政府が推進するアジア諸国等との青年交流事業「JENESYS2.0」で来日しました。
『en塾』は、日本語を勉強するインドネシア人の学生で構成され、芝居はすべて日本語! インドネシアは世界で2番目に日本語学習者が多い国でもあるのです。
これまで『かぐや姫』、『雪女』などの作品を上演してきた『en塾』。今回は東京と熊本で新作『吾輩はニャンコである』を上演するために来日し、公演は満員御礼の大盛況となりました! その後、福島の学生たちと交流し、帰国前日、学生たちの憧れという劇団四季へとやってきたのです。目を輝かす約60名のアジアの若者を、演出家・浅利慶太は次のような言葉で歓迎しました。

「国と国を繋ぐのは、まず文化の交流から始めると良い。劇団四季には海外出身の俳優も多く、非常に開かれた劇団です。インドネシアとは『ミュージカル南十字星』などを通じて親しい関係にあるので、ぜひ我こそはと思う人は四季の門を叩いてほしい」

そして、『キャッツ』の迫力ある稽古を目の当たりにした学生たちは「本物の演技をこんなに近くで見ることができて感激です!」と大興奮!
見学後には、『ミュージカル南十字星』で主人公・保科を演じた阿久津陽一郎と早水小夜子へ、学生たちから『en塾』が制作したCDがプレゼントされました。

国を越えて伝わる文化の力。31年目に入った劇団四季の『キャッツ』は、これからもたしかな感動をお届けし、人と人とのあたたかな交流へと繋げていきます。

福岡『キャッツ』稽古場 with インドネシアの学生劇団『en塾』

2014年4月9日(水)、佳境を迎え白熱する福岡『キャッツ』の稽古場に、インドネ­シアから学生劇団『en塾』の若者たちが訪れました。 日本語を学び、全編日本語で上演される『en塾』の舞台は、今回の来日公演でも大盛況­となりました。そしてやってきた憧れの劇団四季。目の前で繰り広げられる大迫力の稽古に、学生たちは­大興奮!いつか彼らがプロの俳優となり、劇団四季で素晴らしい演技を見せてくれる日も近いかも­しれません。

演目情報

キャッツ

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