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島の子どもたちのたくさんの笑顔―『魔法をすてたマジョリン』壱岐公演レポート

演劇を通して「生きる喜び」や「思いやりの大切さ」を伝えたい。そんな思いで日本各地の小学生を対象に、年間約56万人をご招待している「こころの劇場」プロジェクト。
1月下旬、『魔法をすてたマジョリン』カンパニーが長崎県壱岐市を訪れました!

長崎県では、離島公演として、壱岐、新上五島、福江の3ヵ所を年に1つずつ順番に訪れています。これらの土地では小学4年生から6年生が「こころの劇場」、公演を観劇するため、子どもたち全員が小学校に通う間に、四季のミュージカルに触れることができるのです。壱岐での公演は今年で2回目。離島公演も2巡目に入りました。

壱岐市は福岡市の北西約80km、佐賀県北端部の東松浦半島から北北西に約20kmの玄海灘に位置する、人口約29,000人の街です。長崎県に属していますが、船は福岡県の博多港と佐賀県の唐津港から発着しています。

1月24日(土)
島への移動日。俳優・スタッフ一同は博多港からジェットフォイル(高速船)で約1時間かけて海を渡り、壱岐の郷ノ浦港に降り立ちました。すると、壱岐市教育委員会や関係者の方々が横断幕を手に待っていてくださいました!3年ぶりに劇団四季が戻ってくることを、心待ちにされていた様子でした。
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1月25日(日)
この日は、劇場にて舞台装置の設営とリハーサルです。壱岐市教育委員会の方々も朝早くから劇場に集まり、作業をお手伝い。皆さん、これからミュージカルを観る子どもたちのために、普段の業務とはまったく異なる舞台の設営作業を精一杯やってくださいました!
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また、午前中には、菅本烈子、長野千紘、南圭一朗の俳優3名が壱岐市長・白川博一氏を表敬訪問しました。白川市長からは、「壱岐は地理的に古くは大陸からの文化が日本に伝わる時のルートでした。中国・韓国から対馬を経由し、壱岐を通って九州へ伝わったとされる文書が数多く残っています。ですが現代はミュージカルや舞台を観る機会はほとんどない状況です。子どもたちもとても楽しみにしていると思います。島の子どもたちにたくさんの夢を与えてください」と激励の言葉をいただきました!

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1月26日(月)
公演当日は、あいにくの雨模様となりましたが、フェリーでやってくる近隣の大島・原島・長島の子どもたちも無事に到着。壱岐市内全20校、小学4年生~6年生計904人の子どもたちはパンフレットを手にとって、初めて観るミュージカルを待ちきれない様子です。
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開演し、最初にマジョリンが挨拶すると、「こんにちはー!」と大きな声が返ってきました。続く魔の山の魔女の登場シーンになると、舞台装置や俳優の歌声に圧倒された様子で、作品の世界にぐいぐい引き込まれていきます。ニラミンコとマジョリンの掛け合いでは劇場中に子どもたちの大きな笑い声が響き渡り、ひとりひとりが心から舞台を楽しんでくれたようです。

出演者によるロビーでのお見送りでは、「マジョリンだ!」「あそこにニラミンコがいるよ!」と、各々お気に入りのキャラクターのもとへ。また、涙を拭いながら劇場を後にされる引率の先生の姿も見受けられました。

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一方で、終演後の興奮が残る中、先ほどまで舞台に立っていた、増山美保、松尾千歳、辻本一人の3名は壱岐市立瀬戸小学校へすぐに移動!今まさに『マジョリン』を観た子たちに対し、『美しい日本語の話し方教室』を行うためです。『美しい日本語の話し方教室』は、小学校を訪問し、劇団四季の俳優が日本語をはっきり話すためのコツを実際に体験してもらいながらお伝えする授業。こちらも全国展開している社会貢献活動です。

授業開始のチャイムが鳴ると、なんと俳優の登場に合わせて、先ほど『マジョリン」を観て覚えたばかりの「心から心へ」の大合唱であたたかく迎えてくれました!積極的に発言する子が多く、こちらも充実した時間となりました。

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1月27日(火)
いよいよ島を出発する日。教育委員会の方々が見送りにきてくださいました。また、3年後に戻ってくることを約束し、カンパニーは次の公演地へと向かいました。

こうして沢山の地元の方々に支えられ、子どもたちに感動を届ける「こころの劇場」の輪を、これからも全国各地に広げてまいります!

演目情報

魔法をすてたマジョリン

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