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『王子とこじき』稽古レポート

「こころの劇場」公演として5月15日(金)に四季劇場[秋]で開幕する、ファミリーミュージカル『王子とこじき』の稽古が、四季芸術センターで着々と進んでいます。
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原作は、今年生誕170年を迎えるアメリカの文豪マーク・トウェイン。外見が瓜二つの王子のエドワードとこじきのトムが偶然出会い、服を取り替えたことで二人の運命が大きく変わっていきます。
物事の上辺だけにとらわれる大人たちをシニカルに批判し、「本質を見つめる眼差し」と「真実を述べる勇気」の大切さを謳った物語は、「赤毛のアン」の訳者である村岡花子さんの翻訳でも広く愛読されてきました。
この名作の舞台版の脚本を手掛けたのは、かつて劇団四季に在籍していた俳優の石坂浩二氏。
ひとつひとつの言葉に込められたメッセージを逃さぬよう、稽古では原作と台本の2冊を用意し、双方を深く読み込むことから始めました。150505ouji_001.jpg
稽古を進めるのは、本作の出演経験が豊富な前田貞一郎。ダンスは、数々の作品でダンスキャプテンとして活躍してきた大石眞由と石野寛子が担当します。
研究生や入団数年の若手からベテランまで幅広い世代が揃うカンパニー。後輩は先輩を倣い、先輩は後輩から刺激を受け、「みんなで作品を創っていく」という意識の下、一致団結して稽古に臨んでいます。
「一音落とす者は全音をも落とす」という警句に則り、一音・一句にまで神経を研ぎ澄ます俳優たち。ダンスも同様に、その振りにどのような意味が込められているのか? 振付の加藤敬二が表現しようとした世界をひとつひとつ確認し、自分のものとしていく日々が続きます。
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未来を担う子どもたちの心豊かな成長を祈りつつ稽古に励むカンパニーの姿。
たくさんの元気な笑顔に出会えることを楽しみに、白熱の稽古はまだまだ続いていきます。
『王子とこじき』は東京都内の小学6年生対象の「こころの劇場」公演の後、7月25日(土)からは自由劇場にて、恒例の夏休みミュージカルとして一般の皆様にお届けします。
一般公演の発売は5月16日(「四季の会」会員先行予約5月9日)より。
夏休みに「本質を見つめる眼差し」、「真実を述べる勇気」の大切さを謳った物語の世界を覗いてみませんか?

演目情報

王子とこじき

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