12月20日(日)に開幕を控えるファミリーミュージカル『エルコスの祈り』。初の自由劇場での上演に向け、あざみ野・四季芸術センターでは連日稽古が行われています。
本作の舞台は50年後の未来、ユートピア学園。徹底した規則に管理され、夢や笑顔を忘れてしまった子どもたちのもとに、心を持ったロボット・エルコスがやってきます。エルコスはひとりひとりが持つ個性を見出し、子どもたちは次第に心を開いていくのですが......。
12月初旬。この日は通し稽古の後、本作の振付を担当した加藤敬二によるダンス指導が行われました。
「ただの"ダンス"にならないように。自然な芝居の中での"動き"として見せてください」と指導し、振付に込めた意味をひとつひとつ丁寧に説明する加藤。より芝居を深めていく作業が続けられました。
心を失った子どもたちとの触れ合いを通じて、「思いやりの心」や「許すこと」の尊さを観る人に問いかける『エルコスの祈り』。心温まる『エルコスの祈り』は、冬休みにピッタリの作品です。ぜひ、ご家族で劇場に足をお運びください。