12月31日(金)、ファミリーミュージカル交互上演作品のうちの一つ『人間になりたがった猫』が、自由劇場にて千秋楽を迎えました。

今回の公演で、初めて自由劇場で上演された『人間になりたがった猫』の初演は1979年。日生名作劇場として、また“こころの劇場”として全国各地を巡演。四季のファミリーミュージカル作品の中でも、特に人気の高い作品のひとつです。
児童文学者・ロイド・アリグサンダー原作の、子どもだけでなく大人の心をも響かせる感動的なストーリー、大掛かりで美しい舞台美術、多くの愛すべきキャラクター、リズミカルな歌とダンス。この作品から溢れ出す様々な魅力に、今回の公演でも、連日たくさんのお客様が足を運んでくださいました。
当日は、大晦日にもかかわらずチケットは完売。多くのお客様に見守られながら、千秋楽公演がスタートしました。いつにも増して、コミカルなシーンでは笑い声が響き、ライオネルと町の仲間たちの心が一つになり「すてきな友達」が歌われるクライマックスのシーンでは、会場の至る所で涙を拭う方々の姿が見られました。手元の歌詞を見て、音楽に耳を傾けながら、一生懸命に歌う子供たち。まさしく、お客様と出演者、そこにいたすべての人たちが一体となった時間が流れました。
そして、迎えたカーテンコール。幾度となく割れんばかりの拍手が沸き起こっていました。

お見送りでは、千秋楽を迎えた名残惜しさから、いつまでも多くのお客様でロビーが賑わい、“ありがとうございました!”という感謝の気持ちがいっぱい詰まった出演者たちの声が響きわたりました。
この冬、多くの感動を届けた『人間になりたがった猫』。ご観劇いただいたお客様一人一人に、忘れてはならない大切なものをお届けできたのではないでしょうか――。
そして来たる、1月1日(土)元旦からは、1月4日(火)に千秋楽を控えているもう一つのファミリーミュージカル『雪ん子』が上演されます。新年の幕開けのお祝いとして、『雪ん子』カンパニーより皆様に、新春特別カーテンコールもお届けします。(新春特別カーテンコール稽古レポートはこちら>>)この季節にぴったりの心温まるミュージカル『雪ん子』を、ご家族揃ってご覧になってはいかがですか?皆様のお越しを、心よりお待ちしております!
ファミリーミュージカル『雪ん子』プロモーションビデオ
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ファミリミュージカル『雪ん子』
自由劇場(東京・浜松町)
好評上演中 2011年1月4日(火)千秋楽
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TEL.045-903-1141
(受付時間:午前9時30分〜午後6時/日祝休業)
12月31日(金)、サスペンスプレイの傑作『スルース』の舞台稽古が、京都劇場(JR京都駅ビル内)にて始まりました。
古都京都での、本作の上演は初めて。開幕を前に新聞をはじめとしたマスコミ各社の注目も高く、期待が高まります。

いよいよあと3日で、京都初登場作品『スルース』が開幕します。
楽屋には主要な登場人物である2人の男性、上流階級出身の著名な推理小説家であるアンドリュー・ワイクと、彼の妻の愛人で美しい若者ミロ・ティンドルの衣裳が準備されており、開幕が目の前に迫ったことを感じさせます。

アンドリュー・ワイクの上流階級出身者らしい衣裳(左)や黄色が鮮やかなミロのシャツが楽屋に(右)。
印象的なミロの黄色のシャツの横には、先日まで同じ京都劇場で上演され、大好評のうちに幕を閉じた『エビータ』で、タイトルロールを演じていた野村玲子から「彼」に引き継がれた、薫り立つ胡蝶蘭が飾られています。
この日の舞台稽古は、“小返し”と呼ばれるシーンごとに細かく動きや照明、音の返りなどを確認するものでした。スリリングなサスペンスが繰り広げられる舞台であるアンドリュー・ワイク邸を作り出す、危険な香りの漂う雰囲気が巧みに創り出されてゆきます。

開幕に向けた京都劇場での稽古の様子。
稽古の始まりを歓迎するかのように大晦日の京都には雪が降り始め、純白に染まった街は、開幕に向けた稽古に熱心に打ち込む出演者たちの心を優しく和ませました。

積雪となった大晦日の京都の様子。
イギリスの戯曲家アンソニー・シェーファーの手によるウィットの効いた会話やブラックユーモアが随所に含まれたストーリーは、極上の人間ドラマでもあります。生死をかけた真剣勝負が繰り広げられ、息もつかせぬトリックに次ぐトリックは、貴方の知的好奇心を刺激し、“事件”の現場へと誘います。ぜひ、この冬は、京都劇場で本物のサスペンスをご体感下さい。≪最後≫の京都公演をお見逃しなく!!
『スルース』京都公演に向けた出演候補者からのメッセージVTR
※こちらのVTRが撮影された某劇場のどこかに、映像内で出演候補者の2人がサインをしたポスターが展示されています。
ぜひ、こちらも探してみてください。
『スルース(探偵)』
京都公演
2011年1月3日(月)開幕!
1月29日(土)公演分まで好評発売中!
年の瀬せまる12月30日(木)。あざみ野の稽古場より、何やら軽快な音が聞こえてきます。中を覗いてみると、和太鼓を叩く『雪ん子』カンパニーの姿が。

1月1日(土)〜3日(月)に渡って行われる「新春特別カーテンコール」に向けた稽古が行われているのでした!
この日の前日に和太鼓の専門家から指導を受け、その言葉を思い出しながら稽古に励んでいく俳優たち。また、本作の振付を担当し自身も出演中の加藤敬二からも「手を打ち上げるときは、手の方を見て、体全体で表現して」などのアドバイスが。本格的な和太鼓の音が稽古場に響き渡っていました。

加藤敬二(写真左)からも熱い指導が入り、段々とカタチになっていく「新春特別カーテンコール」。この様子は劇場で!
さて、こちらは・・・?新年をお客様と一緒にお祝いする企画もご用意している模様です。どのような企画になるのかは実際に観てからのお楽しみ!

お客様と一緒に盛り上がることのできる、お正月ならではのお楽しみ企画を用意してお待ちしております
ファミリーミュージカル『雪ん子』では1月1日(土)〜3日(月)までの毎公演でこのお正月特別カーテンコールを実施いたします。
真っ白な心を持つ雪ん子・ゆき、そして個性豊かな江戸の町の人々と一緒に、2011年を祝いませんか?
いよいよ1月4日(火)千秋楽がせまったファミリミュージカル『雪ん子』へ、ぜひご家族お揃いでお越しください。
| ファミリーミュージカル『雪ん子』新春特別カーテンコール 2011年1月1日(土)〜1月3日(月) 計5公演にて実施 |
ファミリミュージカル『雪ん子』
自由劇場(東京・浜松町)
好評上演中 2011年1月4日(火)千秋楽
チケットのお求めはこちら>>
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2011年1月3日(月)に開幕する『スルース』は極上のミステリー。客席側に迫る傾斜舞台は、イギリスの田園地方にある有名な推理小説家アンドリュー・ワイク邸へと、皆様を一気に誘います。

稽古場での衣裳をつけた総稽古の様子。
イギリスの舞台装置家ジョン・ベリーと劇団四季が初めてタッグを組んだのは、1968年の『ハムレット』。デザインの斬新さだけでなく、素材や塗料の使用法のアイディアなど、豊かな発想で台本に描かれた世界を見事に創り出す彼の舞台装置は、『スルース』の見所のひとつでもあります。

ジョン・ベリーがデザインした舞台装置の設営見学会の様子。
12月28日(火)には、その舞台が設営されてゆく様子を特別に公開する見学会が京都劇場で催され、ご参加下さった方々には、物語の中で重要な役割を果たしている螺旋階段部分が設置されてゆく様子をご覧いただきました。
解説に当たったのは、『ウィキッド』の舞台監督としてお馴染みの平賀政彦。舞台設営にかかる日数やスタッフの人数、トラックの台数から装置の組み立て方まで、様々な質問がご参加された方から上がり、それに丁寧に答えてゆきます。

質問に答える舞台監督(左)。螺旋階段が傾斜舞台の上に組み立てられている様子(右)。
途中、音響チェックが行われ、1階2階に取り付けられたスピーカーから出る音をスタッフが移動しながら確認する様子なども見られ、臨場感あふれる設営風景を体感していただくことに。
同じ頃、あざみ野(横浜市)にある四季芸術センターでは、稽古場での総仕上げとなる衣裳付きでの総稽古が、演出家 浅利慶太が入って行われました。

初の京都公演に向けて、稽古も佳境です。
イギリス郊外の豪邸を舞台にした至極の推理劇が、ついに京都劇場へとやってきます。推理作家アンドリュー・ワイクと、彼を訪ねてきたアンドリューの妻の愛人ミロ・ティンドルのふたりが、それぞれのプライドを賭けた壮絶なだまし合いを繰り広げる、アンソニー・シェーファーの傑作サスペンスプレイを、ぜひ京都劇場でご堪能下さい。
『スルース』京都公演に向けた出演候補者からのメッセージVTR
※こちらのVTRが撮影された某劇場のどこかに、映像内で出演候補者の2人がサインをしたポスターが展示されています。
ぜひ、こちらも探してみてください。
『スルース(探偵)』
京都公演
2011年1月3日(月)開幕!
1月29日(土)公演分まで好評発売中!
現在、「こころの劇場」として全国を巡演中のミュージカル『嵐の中の子どもたち』。演劇を通じ、日本中の子どもたちに感動を届けるこのツアーは2011年も続きます。そんな『嵐の中の子どもたち』に出演中の俳優が、旅先からリレー形式で毎回1名ずつメッセージをお届けします!
第4回目となる今回は、ハミングバードの子どもたちが通う学校の校長先生役の久居史子が登場します。
そしてコメントリレーの中では、2011年の初演となる青森公演、そして栗原公演を記念したキャンペーン企画も実施します。(詳細は下記をご覧ください)それではどうぞ楽しみください。
『嵐の中の子どもたち』校長先生役・久居史子からのコメント
| ☆☆☆携帯待受プレゼントキャンペーン詳細☆☆☆
◆該当公演地 ◆キャンペーン参加方法 ◆注意事項 問い合わせ先:劇団四季仙台オフィス 022‐722‐5155 |
第1弾 竹内一樹からのコメントはコチラ>>
第2弾 松元恵美からのコメントはコチラ>>
第3弾 小出敏英からのコメントはコチラ>>
『嵐の中の子どもたち』
全国公演巡演中
チケットのお求めはコチラ>>
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下記の通り、2010年12月31日(金)および2011年1月1日(土)はハービスPLAZA ENTの休館日となります。
つきましては、ハービスPLAZA ENT内の他店舗はご利用いただけなくなりますので、ご注意くださいますようお願い申し上げます。
なお、ハービスPLAZA ENT内のエレベーターは、イーストエレベーターのみ運転となります。予めご了承ください。
ご来場いただきますお客様には大変なご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。
□休館日: 2010年12月31日(金)・2011年1月1日(土) ※ハービスPLAZA ENT内の駐車場(有料)はご利用頂けます。 □ハービスPLAZA ENT内イーストエレベーター運転時間: |
日本中の子どもたちに、演劇を通じて思いやりの心や仲間を信じる気持ち、命の大切さなど、人生に欠かせないメッセージを届ける劇団四季の活動「こころの劇場」全国ツアー公演。このツアーでは離島でも公演を行い、普段演劇に触れる機会の少ない子どもたちにも舞台の感動を届けています。今年度の「こころの劇場」作品『嵐の中の子どもたち』では、夏は北の離島・北海道利尻島へ、そしてこの冬は南の離島へ。
12月13日(月)鹿児島県奄美大島・16日(木)鹿児島県徳之島にて公演が行われました。公演レポートはコチラ>>
その後カンパニーはついに、沖縄入り。
12月19日(日)には沖縄県本島の宜野湾にてクリスマスチャリティー公演が行われました。
クリスマスチャリティー公演とは、日産労連NPOセンター「ゆうらいふ21」が主催となり、ハンディキャップを持った方々やそのご家族を招いて行われている公演です。

宜野湾で行われたチャリティー公演、カーテンコールの様子
実に5年ぶりの開催となった沖縄でのチャリティー公演。今回は787名のお客様が観劇されました。上演中は自然と会場から手拍子がおこったり、カーテンコールで俳優とお客様とが一緒に行う合唱が始まると、お客様も一緒に歌ったり踊ったり。大変な盛り上がりとなりました。
お客様が心から楽しむ姿を目に焼き付けて――。カンパニーは今回の島公演最後の地となる宮古島へと向かいます。
宮古島空港に着くと大きな垂れ幕を持った、公演の主催・宮古島市文化振興友の会の皆様の姿が。三線と太鼓、歌で、にぎやかに出迎えていただきました。

主催者の皆様(宮古島市文化振興友の会/「こころの劇場」沖縄ブロック協賛「日本トランスオーシャン航空」宮古支社)と空港にて記念撮影
島ではカンパニーを代表して俳優の竹内一樹と小出敏英が下地敏彦市長を表敬訪問し、出演俳優のサイン入りのパネルを贈呈。その夜には宮古島市文化振興友の会の皆様による歓迎会も催され、地元の方々との交流を深めました。

下地市長にパネルを贈呈する竹内一樹・小出敏英/観劇会で披露された琉球舞踊
また公演前にはミュージカルの楽しさを実際に味わってもらうため俳優によるセミナーも開催。約40名の子どもたちが参加しました。
セミナーではダンス班と歌班に分かれ、それぞれ俳優がレクチャーしながら本番さながらにミュージカル体験。始めは緊張の様子だった子どもたちでしたが時間がたつにつれ笑顔に。舞台上で習いたての振りや歌を披露し最後は記念撮影で締めくくられました。

セミナーの様子。出演者も全員参加し子どもたちにミュージカルの魅力を伝えました
そして迎えた22日(水)の公演。会館の前には開演を待つお客様でいっぱいとなり、満員御礼の中上演開始。今回も沖縄の子どもたちにとって島では見る機会のない機関車の登場にびっくりの様子で、目を輝かせて舞台上を見つめる姿がありました。終演後は出演俳優によるお見送りも行われ、大盛況の中公演の幕が閉じました。
こうして奄美大島から続いた鹿児島・沖縄での島公演を終えたカンパニー。お客様の笑顔を原動力に、今後も全国を巡るツアーは続きます。
18人の子どもたちが、嵐の中で団結し困難を乗り越えていく冒険ストーリー、『嵐の中の子どもたち』。お近くでの公演の際には、是非ご家族お揃いでこの物語に会いに来てください!
『嵐の中の子どもたち』
全国公演巡演中
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12月26日(日)、アンドリュー・ロイド=ウェバーの最高傑作ミュージカル『エビータ』が、万雷の拍手が鳴り響く中、京都劇場にて千秋楽を迎えました。

『エビータ』京都公演千秋楽カーテンコールの様子。拍手と喝采に包まれた場内は、スタンディングオベーションとなしました。
今回の京都公演では、2010年1月の東京再演時に、浅利慶太の手によって、さらにブラッシュアップされた『エビータ』の決定版が来京するということで、開幕前から大きな話題となりました。また、約12年ぶりに、このタイトルロールを演じた野村玲子の深みを増した演技にも、注目が集まりました。
舞台装置家 土屋茂昭デザインの客席側に傾斜した八百屋舞台、沢田祐二の鮮やかな照明効果と相まって、脚本に描かれたエバ・ペロンという一人の女性の人生が見事に立体化された演出が、客席を感動で包みます。アンドリュー・ロイド=ウェバー作品の最高峰と称される楽曲、その一音一音に込められているものが丁寧に歌いあげられ、「共にいてアルゼンチーナ」でエバがバルコニーに立つと、観客はカサ・ロサーダ前に集まったアルゼンチンの民衆たちがそうであったのと同じく、彼女の言葉に聞き入ります。
水を打ったような静けさの中、エビータの愛称で親しまれた一人の女性の、33年という短くも嵐の如く激しい人生の幕が降りると、余韻がしばらく場内に漂いました。そして、割れんばかりの拍手と喝采が一斉に沸き起こり、ついにはスタンディングオベーションとなりました。

感謝の気持ちを、胸に手を当てて伝える野村玲子(中央)。
いつまでも鳴り響く拍手と熱気に、出演者一同は、心からの感謝の気持ちを胸に手を当てて伝え、手を振って応えていました。

手を振り、お客様の拍手に応える出演者たち。
劇団四季のレパートリー作品群の中でも特に人気が高く、再演の度に研ぎ澄まされてゆく『エビータ』の次の上演地は北海道。
北の大地の拠点として、新たに完成する「北海道四季劇場」の『開場記念芸術祭』での上演です。その柿落としを祝い、また今まで劇団四季を応援し、待ち続けて下さった北海道の「四季の会」会員、元会員の皆さまをお招きする招待公演となります。どうぞ、ご期待下さい。
『エビータ』
北海道四季劇場
開場記念芸術祭上演作品
来たる2011年1月16日、ミュージカル『コンタクト』が4年ぶりに東京に帰って来ます!
『コンタクト』は3部作で構成され、いずれもそのストーリー展開はダンスによって綴られてゆきます。3つの物語には共通のテーマがあり、そのテーマこそが「コンタクト(=触れ合い)」。
既成曲を用いて歌唱がなく、台詞もほとんどないという斬新な演出で、まったく新しいカタチのミュージカルを世に作品を生み出したのは、『クレイジー・フォー・ユー』の振付家として知られるスーザン・ストローマン。本作では演出家としてもデビューし、2000年のトニー賞最優秀作品賞および振付賞など計4部門を受賞しました。
本作における彼女の振り付けはエネルギッシュでスタイリッシュ。時に優雅で、またユーモアさも兼ね備えています。
台詞はなくとも身体の動きが心の声となる。歓びや切なさ、怒り、葛藤といった感情が言葉以上の表現力を持ち、観る者の感覚にストレートに迫るのです。
1月の開幕に向けて、『コンタクト』の稽古場には劇団の中でも特に優秀なダンサーたちが集められました。本日のレポートでは、パート1の稽古の模様をご紹介いたしましょう!

パート1のタイトルは、「Swinging」。
あなたは“ジャン・オレノ・フラゴナール”という画家をご存知ですか? パート1は、18世紀に描かれたフラゴナールの代表作「ブランコ」の絵画からスーザンが想を得て創作したもの。彼女はそこに描かれた3人の男女に物語を与え、この絵に息を吹き込みました。
牧歌的な森の中で、貴族の男性とピンクのドレスを着た貴婦人、そして彼女が乗るブランコを操る召使いの男性3人による、ある“ゲーム”が繰り広げられます。彼らは“コンタクト(触れ合い)”に何の抵抗もない人々・・・。

フラゴナール作「ブランコ」/パート1「Swinging」(写真はこれまでの公演より 撮影:下坂敦俊)
稽古場には天井からロープで吊るされた巨大なブランコが設置。複数のキャスティング候補者たちが組み合わせごとに、稽古に挑んでいました。
指導にあたっているのは、パート3に登場する主人公マイケル・ワイリーを初演から務めてきた加藤敬二。スーザンから振付を直接伝授され、彼女から熱い信頼を寄せられている四季のトップダンサーです。
またこれまでパート2・パート3にて、主人公の女性を務め、この作品を熟知するダンサー坂田加奈子も、加藤の傍らでアドバイスを送ります。

わずかな目線や仕草まで、細かく指導する加藤敬二。
「貴族らしく優雅に、楽しそうに。そしてステップははっきりと見せてください。実際ドレスを着ているので見えづらいから、しっかり意識して」
「“身体の表情”が見えない。身体の動きが台詞をしゃべっているかのように見えて欲しい。この1幕は細かく表現すればどれほどまでにも膨らませられる。決してただの“段取り”にならないように」
「この作品は3幕を通じて“人と人との触れ合い”がテーマ。この1幕でふたりの交流がしっかり見えないと2幕、3幕と繋がらなくなってしまう。お互いにもっとしっかりコミュニケーションをとって」
優雅でありながら、時にアクロバティックな技も必要とされるこのパート1。冬の朝にも関らず、稽古開始から間もなくして額に汗が滲み、腕の筋肉はパンパンに張ります。
また加藤と坂田が要求するテクニックと表現方法は、とても高度なもの。振り付けを身体に入れるのは大前提。今の稽古はその次の段階として、振りが言葉に代わるほどはっきりとした表現となるよう、キャスティングされた俳優たちは繰り返し稽古を重ねます。

開幕まで残り1ヵ月弱。今回の東京公演は、濃密で独特な雰囲気が漂う小劇場・自由劇場での上演です。客席と舞台が密接する空間で、迫力のダンスプレイをお楽しみいただけるこの上ない贅沢なひと時を、ぜひご体感ください!
★ツイッターキャンペーン企画★![]() 『コンタクト』3部全てのどこかしらに登場するキューピッド。どこに登場するかは舞台を観てのお楽しみですが、ただ今、このキューピッドが、開幕を待ち切れずに劇団四季の劇場のあちこちに出没しています! 劇場に隠れているキューピッドを見つけ出し、写真に撮ってツイッターでつぶやいてください。 投稿いただいた方の中から抽選で、豪華賞品をプレゼントいたします! |
『コンタクト』東京公演
自由劇場
2011年1月16日(日)開幕!
2月24日(木)公演分まで好評発売中!
