劇団四季

【追加】名古屋・京都での「かもめ〜る発売キャンペーン」に俳優がゲスト出演いたします

2011-05-31  

6月1日(水)、「平成23年『夏のおたより郵便葉書』(かもめ〜る)発売キャンペーン」に、『夢から醒めた夢』及び『オペラ座の怪人』出演俳優がゲスト出演します!ぜひ足をお運びください。
 

名古屋キャンペーン概要
□日  時  :  6月1日(水)8:25〜9:20頃まで

□場  所  :  名古屋中央郵便局 名古屋駅前分室1階 「ゆうプラザ」(名古屋市中村区名駅1−1−1)

□出演キャスト: 『夢から醒めた夢』名古屋公演出演者2名(夢の配達人役、ピコ役のキャストを予定)

□内  容  :  トークイベント、プレゼント抽選会を予定

□ご 注 意
名古屋中央郵便局では、8:15より、局内で「かもめ〜る」購入事前受付のための整理券配布を行います(先着100名)。
なおこの券は、プレゼント抽選会時の抽選くじとしても使用します。

□お問い合わせ
郵便事業(株)名古屋支店(かもめ〜るイベント担当)
電話:052−523−8611(直通)

京都キャンペーン概要
□日  時  : 6月1日(水) 8:50〜9:30頃まで

□場  所  : 京都中央郵便局 1階 (下京区東塩小路町843−12) 

□出演キャスト: 『オペラ座の怪人』京都公演出演者3名(クリスティーヌ役、ラウル役、支配人を務めるアンドレ役のキャストを予定)
          
□お問い合わせ
劇団四季 関西公演本部 06−4796−6600


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劇場チケットボックス営業日変更のお知らせ

2011-05-31  

7月1日(金)より劇団四季専用劇場チケットボックス窓口の営業を、「休演日」には休業とさせていただきます。
ご利用の際にはご注意ください。

※詳しくは各劇場情報をご覧ください。

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白熱の1週間―『ヴェニスの商人』稽古場レポート

2011-05-30  

6月5日に自由劇場(東京・浜松町)で開幕する『ヴェニスの商人』。

シェイクスピアの代表作としてあまりに有名なこの作品が“喜劇”として分類されるのは、「親友のために、己の肉を担保にして金を借りる義に厚い善良な商人アントーニオー」と「人肉までをも借金のかたとして取り立てる非道な高利貸しシャイロック」の対立によって物語が展開し、その“悪役”シャイロックが、親友の夫人となったポーシャの名裁きにより敗れ去るという終幕ゆえでしょう。

しかし、演出家・浅利慶太は、シャイロックがユダヤ人であることに着目。「キリスト教社会で忌み嫌われた金融業を押し付けられ、迫害されたユダヤ人の悲哀」を浮き上がらせました。今回の公演でも、この点が明確に表現されるよう、稽古が積み重ねられています。

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初日まで2週間を切った5月下旬のある日。全幕の通し稽古を行い、ここまでの稽古成果をチェック。
演出家は、「シェイクスピアをやっているのだから、気持ちや雰囲気で芝居をして言葉を落とし、シェイクスピアをつぶさないように」と、出演者全員に厳しい言葉をかけました。
全世界の演劇人の憧れである“シェイクスピア”という高峰に登る難しさを、全員が改めて肝に銘じます。そしてこの日から1週間、演出家による濃密な稽古が始まったのです。

翌日の火曜日からは、シャイロックの登場場面を中心に、同じ場面を繰り返しながら細かい演出をつけていく「小返し」と呼ばれる稽古が行われていました。いよいよ、今回主役を演じる平幹二朗さんと、演出家・浅利慶太の真剣勝負が始まります。

例えば第1幕第9場。憎いクリスト(キリスト)教徒と愛娘が駆け落ちしたことで半狂乱になったシャイロックは、アントーニオーの友人たちから、彼の投資が失敗し、貸した金が返済される見込みがなくなったと知り、こう言い放ちます。
「あの証文を忘れるな!おれの顔さへ見れば、高利貸しとぬかしおって、証文を忘れるな!いつも無利子で金を貸してやがって、それがクリスト教徒の仁義だと、ええい、証文を忘れるなよ!」
演出家は3度も繰り返される“証文”という言葉に対して、そのひとつずつに丁寧に心情の変化、つまり四季で言う“折れ”をつけるよう、指示をしました。社会的・人権的に保護されていないユダヤ人であるシャイロックは、いかなる人種も同等の権利を与えられている正義の都市国家・ヴェニスにおいては、かろうじて法の保護下にあります。それはつまり、法に寄って立つしか、生きる術がないということ。“証文”は、法の象徴であり、彼が最後まで執着するものであるため、きわめて重要な言葉なのです。

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さらにシャイロックは、こう畳みかけます。
「あの男、おれに恥をかかせた、おれの仲間を蔑み、おれの商売の裏をかく・・・それもなんのためだ?ユダヤ人だからさ。・・・(中略)・・・針でさしてみるかい、われわれの体からは血が出ませんかな?くすぐられても笑わない、毒を飲まされても死なない、だからひどい目にあわされても、仕返しはするな、そうおっしゃるんですかい?」
演出家はこの台詞について、こう説きます。
「作品を読むと、シェイクスピアもユダヤ人を嫌っていたことがわかる。でも、彼のすごいところは、その哀しみまで書きこんじゃったことだね。この台詞は、まさにそこなんだよ。」

気づけば稽古場は薄暗くなっています。稽古が始まってからおよそ6時間が経っていましたが、終了したのは第1幕まで。翌日は、いよいよ裁判のシーンを含む第2幕の「小返し」稽古に移ります。

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水曜日。この作品のハイライトである「法廷」のシーンを含む、第2幕の稽古が本格化しました。
一般的な演出であれば、悪役シャイロックがやりこめられる勧善懲悪の場面。しかし浅利演出では、アントーニオーや親友バサーニオー、その妻であり裁判官に変装してシャイロックを裁くことになるポーシャはじめヴェニスの人々が、ユダヤ人であるシャイロックを追い詰め、迫害された民族の哀しみを最大限に際立たせる場となります。それゆえ、演出家は裁判の傍聴人役の出演者にも、ただ居るだけにならないように、細かく演技指導を行いました。

木曜日。これまで細かく稽古を重ねてきた成果を測るべく、第1幕第1場から小返しが行われました。
稽古の終わりに、演出家は平さんに「ここ数日の稽古で芝居が変わった。だいぶ良くなったね」と唸ります。

そして、総仕上げとなった金曜日。全幕を通した後、衣裳のフィッティングが行われ、稽古場は華やかな雰囲気に。今回の再演にあたり、一部の衣裳についてはリニューアルが図られています。これからさらに稽古を重ね、衣裳を着慣らしていきます。

この後はいよいよ劇場に場を移し、ヴェニスの街が組み込まれた舞台セットと照明の中での舞台稽古が始まります。日に日に完成に近づく『ヴェニスの商人』。6月5日の開幕時には、演劇の最高峰シェイクスピア劇の醍醐味を、存分にお楽しみ頂けることでしょう。どうぞご期待ください。

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『ヴェニスの商人』東京公演
自由劇場にて6月5日(日) 開幕
6月26日(日)公演分まで好評発売中
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『ジーザス・クライスト=スーパースター』<ジャポネスク・バージョン>が千秋楽を迎えました

2011-05-30  

5月29日(日)自由劇場(東京・浜松町)にて『ジーザス・クライスト=スーパースター』<ジャポネスク・バージョン>が千秋楽を迎えました。

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満席の客席から熱狂的な拍手が送られた、千秋楽の様子。

今回の『ジーザス』自由劇場公演では、本作に存在する2つの演出パターンをお楽しみいただけるよう、4月13日(水)からは<エルサレム・バージョン>を、そして5月14日(土)からは今回の<ジャポネスク・バージョン>をお届けしてきました。その最後を飾る公演として迎えたジャポネスク千秋楽。春の嵐が吹きすさぶ激しい天候の中、開演を間近に控えた劇場前は色とりどりの傘で賑わい、ロビーや客席は開演を待ちわびるお客様の熱気に包まれていました。

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開場中、劇場は開演を待ちわびるお客様でにぎわいに溢れました。

13:00開演。満席の客席に密接した舞台上に、ロックの音楽と日本の様式美が融合した異色の世界が広がります。激しく、そして鮮烈に駆け抜けた舞台はついに大団円を迎え、観客からは出演者への惜しみなく力強い拍手が沸き上がりました。客席はスタンディングオベーションとなり、その熱いコールに応えるかのように俳優たちも幾度となく舞台へ登場。隈取りのメイク越しにも伝わる、熱い表情を浮かべていました。

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<エルサレム・バージョン>アンコール公演として再び自由劇場に登場する『ジーザス』を、今後もお見逃しなく!

2つの演出パターンの幕が閉じた『ジーザス・クライスト=スーパースター』。しかしこれで終わりではありません。パレスチナの荒涼とした大地がありありと描かれた<エルサレム・バージョン>が、熱いご要望にお応えして、再び自由劇場に帰ってきます。アンコール公演の開幕は7月5日(火)。熱気溢れるエルサレムの舞台を、もう一度ご覧いただけるこの機会をお見逃しなく。

そして6月5日(日)から始まる自由劇場の次回作は「ヴェニスの商人」。シェイクスピアが書きあげた珠玉の名作を、浅利慶太演出のもと、シャイロック役に平 幹二朗を客演に迎え実力派俳優陣がお届けします。どうぞご期待ください。


『ジーザス・クライスト=スーパースター』東京公演
自由劇場
<エルサレム・バージョン>アンコール公演決定!
7月5日(火)〜17日(日)
 

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『ヴェニスの商人』東京公演
自由劇場にて6月5日(日) 開幕
6月26日(日)分まで好評発売中
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開講間近!『ウィキッド』福岡公演「ウィキッドアカデミー」―リハーサルレポート―

2011-05-29  

好評上演中の『ウィキッド』福岡公演にて、6月2日(木)・7月8日(金)と全2回にわたって行われるイベント「ウィキッドアカデミー」(「四季の会」会員限定)。本イベントでは、出演俳優たちが各回異なる内容で、作品の魅力や秘密をご紹介します。

その第1回目を4日後に控えた5月29日(日)終演後、俳優たちによるリハーサルが行われました。イベント当日は『ウィキッド』にまつわる沢山の秘密をお客様に教える講師となる俳優たち。舞台上で入念に打ち合わせを行いました。気になる講義内容は出席してからのお楽しみです。

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6月2日(木)のイベント本番に向け、現在、入念なリハーサル中!

「ウィキッドアカデミー」では1回目、2回目と全く異なるテーマをご用意して、皆さまのお越しをお待ちしています。どちらの回でも、あなたの知らない作品にまつわる秘密がきっと見つかるはず!魔法の世界のこだわりをこっそり学びにお越しください。

詳しいイベント情報はこちら>>>


ミュージカル『ウィキッド』福岡公演
絶賛上演中!
キャナルシティ劇場(旧福岡シティ劇場)
7月31日(日)公演分まで好評発売中

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【続報】『ユタと不思議な仲間たち』東北応援プロジェクト始動――都内避難者をご招待いたしました

2011-05-29  

本日5月29日(日)、ミュージカル『ユタと不思議な仲間たち』東京公演に、東北地方より都内へ避難されている方々をご招待いたしました。

『ユタと不思議な仲間たち』の物語は、自然豊かな東北を舞台に描かれます。
同級生からのいじめに苦しむ少年ユタと、天災によって現世で生きることが叶わなかった座敷わらし。彼らの交流から、生命の尊さ、仲間の素晴らしさなど、生きる上で大切なことが導き出されます。

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この度の東京公演は、東日本大震災における被災地の再生と復興への祈りを込めて、上演が決定されました。

開幕から5日目の29日の公演には現在旧グランドプリンス赤坂に避難されている方々をご招待。当日、会場の四季劇場[秋]には35組85名のお客様がご家族おそろいで来場され、開場前にはミュージカルへ期待を寄せる明るい声が聞こえてきました。

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開場前の受付の様子。明るい子どもたちの声がロビーに響きました。

みんなは一人のために
一人はみんなのために

カーテンコールでは、テーマ曲「友だちはいいもんだ」を舞台と客席一緒になって合唱。
終演後、出演者らがお見送りをする際には、「がんばりましょう!」などの言葉がかけられ、ご来場いただいた招待の方々からは涙ながらに感想をお話いただきました。

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『ユタと不思議な仲間たち』カーテンコールの様子。

福島県出身のお母様とお嬢様
「ユタが頑張っている姿に自分の身をなぞらえて観ていました。辛いとき、ユタの頑張りを思い出していきたいです。また座敷わらしの言葉に励まされました。これからもみんなで力を合わせて生きていきます」

福島県出身のご家族
「涙が止まりませんでした。方言が懐かしい気持ちにさせてくれました。
『友達はいいもんだ』は僕たちに歌ってくれているみたいで嬉しかったです。
今はホテルに避難させてもらっていますが、舞台の樹や橋を見て、自分たちの故郷を思い出しました」

福島県ご出身のお祖父様とお孫様
「ありがとうございました。ホテルに帰ったらお母さんに、今日歌った歌を教えてあげたいです。
『みんなは一人のために 一人はみんなのために』の歌詞を聞いて、助けてくれた人たちを思い出しました。僕もこれから頑張りたいです」

本日を皮切りに、『ユタと不思議な仲間たち』東京公演期間中は引き続き都内に避難されている子どもたちを招待してまいります。(※)

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出演者によるお見送りの様子。感動の言葉を伝えながら堅い握手を交わします。

また劇団四季ではもう一つのプロジェクトが進行しています。現在、『ユタと不思議な仲間たち』の東北特別招待公演を実施すべく調整を行っているのです。
東北地方の公立学校が夏休み期間となる7月下旬から8月の約1ヶ月にかけて東北3県<岩手県・宮城県・福島県>計11都市を巡演する予定。
各地の小中学校の体育館での上演を検討し、地域の子どもたちを中心にご招待させていだく予定です。

創立以来、劇団四季は演劇の中で「人生の感動」を謳い続けてきました。演劇を通じて被災された東北の皆様の笑顔と元気が取り戻せるよう、これらのプロジェクトを進めてまいります。


※『ユタと不思議な仲間たち』東京公演へのご招待は、教育委員会を通じて各学校に案内させていただいております。


『ユタと不思議な仲間たち』東京公演
四季劇場[秋]
6月25日(土)まで好評上演中

作品紹介はコチラ

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サッポログループ製作の劇場応援自販機 発表イベントに『ライオンキング』出演者が登場!

2011-05-29  

北海道四季劇場のサポーターであるサッポログループが劇場を応援する取り組みの一環として劇場応援自販機を製作。それに伴う発表イベントを行います。
 
このイベントの中では、現在『ライオンキング』札幌公演に出演している俳優も複数名登場し、お話させていただきます。
 
報道ご関係者向けのイベントではございますが、どなたでもご覧いただけますので、是非ご来場下さい。

□日時 : 5月31日(火) 
       劇場応援自販機 発表イベント 13:00〜13:50
       ※当日の進行状況により、時間が多少前後する場合がございます。

□会場 : サッポロファクトリー アトリウムステージ
       (札幌市中央区北2条東4丁目)

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『夢から醒めた夢』名古屋公演、開幕!

2011-05-28  

5月28日(土)、新名古屋ミュージカル劇場で、『夢から醒めた夢』名古屋公演が開幕しました。

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初日カーテンコールの模様

あいにくの雨模様となった初日ですが、開場前から大変な賑わい。『夢から醒めた夢』は開演前からロビーパフォーマンスが行われ、これを楽しみにしているお客様が多いのも特徴の一つです。
劇場の扉が開かれると、オルゴールの美しい音色が奏でられ、身長3mの高脚ピエロやフランス人形、小人やおもちゃの兵隊たちが楽しいパフォーマンスでお出迎え。お客様は、思い思いに写真を撮ったり、握手をしたり、大人の方も童心にかえって楽しんでいる様子でした。

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お楽しみは開演前から!ロビーで繰り広げられるロビーパフォーマンスは大盛況でした。

劇場は夢を創りだし、人生を映し出す大きな鏡です。

夢の配達人が観客の皆様を夢の世界へと誘います。
――この物語の主人公は、好奇心旺盛な少女ピコと、突然の交通事故で命を落としてしまった少女マコ。ピコは、「一日だけ人間の世界に戻りたい」と願うマコの願いを聞きいれ、まだ見ぬ霊の世界へと旅立ちます。
そこでは、災害や戦争に巻き込まれて命を落とした子どもたちや、いじめで自殺した少年、無謀な運転で事故死してしまった暴走族・・・様々な人生を生きてきた人々が光の国へ行く準備をしていました。

「マコのパスポートが真っ黒になっちゃった!」
ピコは、マコから白いパスポートを預かっていたはずなのに、いつの間にかその色は真っ黒に。これでは、マコが光の国ではなく地獄へ堕ちてしまいます。しかし、刻一刻とロケットの出発時刻は迫ってきます。果たして、ピコとマコの運命は・・・。

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劇中は、霊界空港の個性的なキャラクターたちに笑い声が響いたり、ナンバーごとに拍手が沸き起こったりとお客様は物語の世界に入り込んでいました。
2幕のクライマックスシーンになると、あちらこちらからすすり泣く声が聞こえてきます。愛と優しさが劇場全体を包み込んだ瞬間です。
そして迎えたカーテンコール。客席はスタンディングオベーションとなり、瞬く間に熱気と喝采に包まれました。溢れんばかりの拍手は鳴りやまず、出演者はいつまでも笑顔で手を振り続けていました。

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拍手が鳴りやまなかったカーテンコールの様子。

(撮影:中島仁實、劇団四季)


大きな愛がたくさん詰まったミュージカル『夢から醒めた夢』。
とっておきの夢を、あなたにお届けします。ぜひ、大切な人と劇場にお越しください。
お待ちしております。


『夢から醒めた夢』名古屋公演
新名古屋ミュージカル劇場
好評上演中!
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ゆきの願いをあなたに−『雪ん子』稽古場レポート

2011-05-28  

開幕間近のミュージカル『雪ん子』。6月2日(木)から始まる「ニッセイ名作劇場」公演に向け、カンパニーは連日稽古に取り組んでいます。『雪ん子』は2011年度の“こころの劇場”作品の一つ。全国の子どもたちに“演劇の感動”をお届けするために、この日も層を厚くしての稽古が行われました。

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A稽古場の様子

A稽古場では、芝居の流れや立ち位置をつかむための通し稽古を、本作で振付を担当した加藤敬二が進行。自らも今までに、はやてのげん役、人さらい役で出演しています。
「この振りはどういうニュアンスで踊っているの?スリをして生きる子どもたちがどんな暮らしをしていたのか。厳しい時を生きているのに笑顔ではいられないよね。しっかり考えて踊ろう」
「歌詞のイメージをもっと大事にして。この言葉を届ける気持ちを持ち続けて」

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加藤の指導にも熱が入ります

また、D稽古場ではベテラン俳優の味方隆司が、厳しい目を向け、台詞の言い回しについて熱心な稽古が続けられていました。
「どうして子どもたちは親方にあんなことを言うんだろう。親方にどうして欲しいのか。言葉一つ一つを考えてみて。まだ考える所はいっぱいあるよ」
と、課題が。俳優も真剣なまなざしを向けます。

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D稽古場の様子

天上の雪の世界から江戸の町へと舞い降りてきた雪ん子のゆき。親を失い、生きるために仕方なくスリをして暮らす子どもたちを助けるために地上へとやってきます。江戸の町で出会う人「みんなが幸せになってほしい」と願います。しかしゆきは、春になれば天上に帰らなければなりません。雪が解け、春が訪れるまでに願いは叶うのでしょうか。

「ニッセイ名作劇場」公演を皮切りに、あなたの町に『雪ん子』が舞い降ります。ゆきや個性豊かな仲間たちが、あなたのお越しをお待ちしております。


『雪ん子』
6月 2日(木)〜児童招待公演開幕!
7月18日(月)〜全国公演開幕!
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【詳報】『ヴェニスの商人』東京公演 合同取材会が行われました

2011-05-27  

去る5月19日(木)、横浜・あざみ野にある四季芸術センターにて、『ヴェニスの商人』東京公演(6月5日開幕/自由劇場)に向けた合同取材会が行われました。劇団四季を率いてきた演出家・浅利慶太と、演技派として知られる平幹二朗さんの強力なタッグが実現する本公演に対しては、報道関係者の関心も高く、質疑応答では、多くの質問が投げかけられました。今回は、その一問一答をお伝えします。

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固く握手を交わした演出家・浅利慶太(左)と平幹二朗氏


―今回、平さんの36年ぶり劇団四季出演、そして演目はシェイクスピアの『ヴェニスの商人』ということですが。

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浅利:
まず、『ヴェニスの商人』についてですが、初演は1968年、日生劇場の劇団民藝の舞台になります。当時は、日生劇場に進出する新劇の劇団は少なかったのですが、親しくしていた宇野重吉さんに「君が演出してくれるなら」と言われ、それまで温めていた本作を滝沢修さんの主演で上演しました。
『ヴェニスの商人』をよく読んでいると、シェイクスピアは、必ずしもユダヤ人への迫害だけでなく、差別される側のユダヤ人の悲しみも同じように書き込んでいることがわかります。
シャイロックが生きた時代は、ちょうど国際経済が発達し始め、金融業がビジネスとして非常に大きな意味を持つようになった時期です。ですが、キリスト教圏では、お金を貸して金利を取る金融業は罪悪として考えられおり、自分たちの手を汚したくないがためにユダヤ人に押し付けたという歴史的事実があるのです。
こうした時代背景などを含め、キリスト教社会ではなかなか上演できない作品を、仏教・神道の国である日本で思い切ってやってみようと思ったのが、“シャイロックの悲劇”という演出に繋がりました。
平さんとの出会いは、1966年、日生劇場で上演したラシーヌの『アンドロマック』においてです。平さん、日下君、市原悦子と渡辺美佐子という実力のある俳優を4人集め、意識の流れの切れ目ごとに台詞を精査していく「フレージング」という方法論を取り入れました。存命中の三島由紀夫に褒められ、「嬉しいね」と話し合ったことを覚えています。その後、『ハムレット』やジロドゥの『エレクトル』など1,2年に1本のペースで四季の舞台に出演してもらっていたのですが、ここ30年以上空いてしまいました。久しぶりの再会となり、当たり前ですが、30年前に比べて「平幹二朗、かなり育っているな」という印象で、ダイナミックなシャイロックをお目にかけられるのではないかと思っています。

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平:
浅利さんとの出会いは、先ほどおっしゃった通り『アンドロマック』においてなのですが、そのとき僕は、浅利さんの演出にふれて「自分はこういう芝居の作り方、こういう種類の芝居をしたかったのだ」と大変ショックを受けました。言葉に頼るというか、言葉によって芝居を作り上げ、人に伝えていく「フレージング」という方法論です。一音一音落とさず、はっきりと聞こえるように発音し、それを積み重ねて芝居を作る。この浅利さんから教わったメソッドは、劇団四季の舞台から離れた後も、今までずっと自分の中で活かし、実践し続けてきました。
今回、シャイロックを演じさせて頂くことになり、年に似合わずとても緊張しております(笑)。毎日稽古を重ねておりますが、「音が切れていない」「長音が伸びていない」など指摘され、もう一度学校に入りなおして、演劇の学生になったような気持ちですね。

浅利:
平さんは控え目におっしゃいましたが、やはりかなりいいですよ。内面の意識と演技のバランスという点において、非常に均整が取れています。それに、俳優は自分が見えませんから完全なコントロールは不可能なのですが、僕と平さんは「幹ちゃん」、時には「幹」といえる距離にいるので、かなり突っ込んで指摘することができます。これだけのキャリアがある俳優に、これだけ遠慮なくものが言える演出家のコンビというのは、なかなかありません。少なくとも演技については、充分に納得のいくものができるのではないかと思っています。


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―シャイロックの役作りにおいて苦労されている点がありますか?

平:
日生劇場の滝沢先生のシャイロックも拝見しておりまして、威厳もある、魅力もある、大きさもあるシャイロックだったと思います。日下さんのシャイロックは、日下さんのキャラクターにフィットした作り方をされています。虐げられていた男が最後の大きな賭けに打って出て、どうしてもそれに勝ちたいという焦燥感が、速いテンポの語り口と乾いた演技の中によく表れています。
僕は体が大きいこともあり、どうしてもヒロイックになってしまいがちで、等身大の男の悲劇という点ではやりにくい部分があるので、新しいシャイロックを自分なりに作り上げていかなければと思っています。
経済人として成功も収め、自信もあるけれど、差別されている自覚もあり、欧米人に対してひとつ勝負をかけていく執念。そして、結局は敗れ去ってしまいますが、その後現代にまで続いていくユダヤ人差別の歴史を感じさせる去り方をしたいなと思っております。


―平さんはシェイクスピア作品をライフワークにされてらっしゃいますね。その魅力とはなんでしょう?

平:
ひとつは言葉で勝負する芝居だということです。俳優として、言葉とどう戦っていくか。言葉によって自分の内部をどう掘り下げ、そして自分の中に見つけたものをどう噴き出させるか。そういった思考が必要になるので、俳優として大変にやりがいがあります。
それともうひとつは、年をとっても演じられる主役があるということです。幸いなことに、僕はこの歳になるまでほとんど主役ばかりやらせて頂いてきました。ですから、主役以外の役をどう演じればいいのか、どの程度まで演じていいものか、掴みきれない部分があるのです。その点、シェイクスピアの芝居は、男性だけで演じていた時代の芝居ということもあり、年をとった俳優でも演じられる主役が豊富です。私にとっては希望の光のような存在(笑)。ですが、もうすでに13本目になり、おいしい主役が残り少なくなってきてしまいました。その意味でも、今回『ヴェニスの商人』に出演できることは、とても嬉しいですね。
僕も長く生きてきて、もう芝居をやること以外にありませんから、毎日稽古場に来て稽古をし、劇場で芝居をし、その繰り返しが生きる道だと思っています。今回シャイロックを演じるにあたり、余計なものをそぎ落としたクリーンな演技ができればと、ただそれだけを自分に期待しております。

浅利:
「シェイクスピアは、複数の作家の頭文字を合わせたペンネーム」という説があるくらい作品が多様であり、やはり天才だと思います。ですから、これからもどんどんチャレンジしていくつもりですし、そのためにも、今回をきっかけに幹ちゃんを捕まえようと思っています(笑)。昨日も小返し(稽古)をやっていて「やるな!」と唸りましたよ。幹ちゃんのシェイクスピア、これからもあると思います。

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(撮影:上原タカシ、劇団四季)

『ヴェニスの商人』東京公演
自由劇場にて6月5日(日) 開幕
6月26日(日)分まで好評発売中
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