2月2日(金)、東京・自由劇場で上演中の『エビータ』で初めてのプレステージイベントが行われました。開演直前、これから舞台に臨むカンパニーの気合十分なリハーサルを見学することができるイベントです。

この日、リハーサルで行われたのは「ブエノスアイレス」と「飛躍に向かって」のふたつのナンバー。『エビータ』では独特の演出として舞台に傾斜がつけられており、迫力と緊張感を醸し出しています。そのため、ダンスも平らな舞台で踊るよりもより高度なテクニックと修練が要求されます。上演中も、毎日のリハーサルで、その傾斜の感覚を体に染み込ませることを怠りません。リハーサルといえども本番同然の張り詰めた空気の中、ダンスキャプテンを務める岩崎晋也が念入りにチェックし、指導していきます。
その間、客席では現在行われているシーンについて団こと葉から解説が入ります。
「このシーンは、こういう意味があって、俳優たちのここに注目すると良いのだな」
俳優たちが何を考えながら演じているのか? そのシーンの見所はどこか? より深く作品を味わうことができるこのイベントに、参加者の方々も真剣な表情でリハーサルを見守っていました。
また、「飛躍に向かって」ではチェ役の芝清道がサプライズで登場! その力強い歌声を参加者だけで独占できるのも、このイベントならではの楽しみです。
リハーサル終了後は、俳優たちへの質問コー ナーへ。舞台衣裳・メイクではない素顔の俳優 たちとの交流でリハーサルから一転、和やかな時間が流れ、質問を読まれた方には素敵なプレゼントが!!
『エビータ』の世界を、ミュージカルの舞台をとことん堪能したいあなたに送る、観劇前のちょっぴり贅沢なお楽しみ。
次回のプレステージイベントは、2月17日(金)の公演にて行われます。
ぜひ皆様、他では観ることができない貴重なリハーサル風景をご覧に劇場へお越しください!
ミュージカル『エビータ』
自由劇場
2月26日(日)千秋楽
1月25日(水)、『サウンド・オブ・ミュージック』を上演中の大阪四季劇場にて、「四季の会」会員限定イベント「バックステージツアー」が開催されました!
どこまでも続くアルプスの山々、緑に囲まれたザルツブルクの街、厳かな空気に包まれたノンベルク修道院、パーティーが開けるほど立派なトラップ家の邸宅。物語が展開する舞台の裏側には、びっくりするような舞台装置や細部までこだわって作られた大道具、小道具、衣裳たちが、裏方を支えるスタッフとともに出番はまだかとひしめきあっています。
「バックステージツアー」は、そんな普段は覗くことのできない舞台袖や、足を踏み入れることのできない舞台上へ、皆様をご案内するツアー。まるで自分がカンパニーの一員になったような目線で、舞台に立つことができる大興奮企画なのです。
今回は、グループごとに舞台上と舞台裏あわせて3つのポイントへスタッフがご案内。
舞台袖に入ると、トラップ家の階段やソファー、マリアのギターなど様々な大道具、小道具が置かれています。間近で見るとより一層わかる作り込み具合に、参加者から思わず感心の声があがりました。
その後も、各ポイントの特徴や、隠されている仕掛け、特殊な舞台装置などスタッフがひとつひとつ丁寧にご説明。観客席からは絶対に見ることができない秘密が、次々に明かされていきます。
一方、グループにわかれてのツアーのため、客席でお待ちいただいている参加者の方々には、舞台監督による質問コーナーが行われました。
「緞帳は何でできているのですか?」
「トラップ家の階段はどうなっているのですか?」
なかなか玄人はだしの質問に、ホワイトボードを使って舞台の構造を説明する場面もありました。

ミュージカルの裏側、そしてトラップ家への訪問を終えた参加者の方々は大満足の様子。その後の観劇でも、今までとはちょっと違った新しい楽しみ方が増えたことと思います。
「バックステージツアー」の次回開催はもう間もなく、2月3日(金)です。
大阪での千秋楽が決定した今、『サウンド・オブ・ミュージック』の秘密を知るチャンスを、どうぞお見逃しなく!
『サウンド・オブ・ミュージック』大阪公演
大阪四季劇場
6月3日(日)千秋楽
◆4月8日(日)公演分まで好評発売中!
◆4月11日(水)〜6月3日(日)公演分
2月11日(土・祝)「四季の会」会員先行予約開始
2月18日(土)一般発売開始
2月1日(水)、横浜で上演中の『キャッツ』出演キャストたちが、日石横浜ホールにてインターネットによる確定申告システム「e-Tax」を体験しました。
「e-Tax」とは、国税に関する申告や納税、申請、届出等の手続きをインターネットで行える新しいシステムです。この方式を利用すると、これまで住民票のある地域でしかできなかった手続きが、日本全国どこからでも可能になります。
また所得税の確定申告の場合、医療費領収証や源泉徴収票といった添付書類の提出が省略でき、最高4000円の税額控除(平成19年〜24年分の間でいずれか1回。平成24年分は最高3000円)を受けられるなど、たくさんのメリットが備わった画期的なシステムなのです。
現在、全国に10カ所の専用劇場を持ち、ツアー公演も含めれば年間3700ステージ以上の上演を展開する劇団四季においても、居住地でしか手続きを行えない従来の確定申告は、全国各地を巡る俳優たちの悩みの種でした。「e-Tax」は、まさにそんな悩みを解決してくれる便利なシステム。四季でも、このシステムを大いに活用していくとともに、同じ悩みを持つ方々への普及にご協力することができればと、今回の「e-Tax」体験が実現しました。
会場となった日石横浜ホールは、横浜中・保土ヶ谷両税務署が新たに設置した確定申告書作成と提出のための署外合同会場。この行政区をまたぐかたちで会場を設置することも、東京国税局管内で初の試みです。
初めての会場で、新システムをネコたちがいち早く体験!
この注目のイベントに、会場にはたくさんのメディア関係者や見学者の方々が集まりました。
いよいよ開始時間、中税務署の職員の方から「今日は、昨年10月に日本通算公演回数8000回を突破、昨年11月には横浜公演2周年を迎えた『キャッツ』のキャスト6名の皆さんが駆けつけてくれました!」と紹介されると、オーヴァーチュアの音楽にのって、ヴィクトリア、コリコパット、ジェニエニドッツ、スキンブルシャンクス、ランペルティーザ、マンゴジェリーの6匹のネコが登場。あたたかい拍手で迎えられてポーズをきめると、「すごい、本物だ!」「かわいいー」という歓声があちこちから上がります。
そして、さっそく「e-Tax」体験へ。
案内係の方から指導を受けながら、国税局ホームページにある「確定申告書等作成」のコーナーで手続きを行っていきます。パソコンを操作するネコたちの姿は、ちょっとシュールでとってもチャーミング! 5分ほどであっという間に手続きが完了すると、拍手とともに笑顔で無事に申請が済んだことを喜び合いました。

国税庁のマスコット「イータ君」を囲んでのフォトセッションも行われました
ジェニエニドッツ役の鈴木釉佳之
「マウスは普段追いかけているものですが、改めてしっかり操作できるかドキドキしました(笑)。もともと『e-Tax』という言葉は存じ上げておりましたが、具体的な操作を今日教えて頂いて、想像していたよりもとてもわかりやすかったです。ほとんどあらかじめ設定されていて、名前や住所などの項目を入力するだけですので、ひとりでも多くの方に『良かったよ』『やりやすかったよ』と情報が伝わっていけばいいなと思っております。最初の一歩をこの日石横浜ホールで踏み出して頂いて、確定申告が終わった後は、ぜひぜひ『キヤノン・キャッツ・シアター』まで遊びにいらしてくださいね。お待ちしております!」
ミュージカル『キャッツ』横浜公演
キヤノン・キャッツ・シアター
◆3月31日(土)公演分まで好評発売中
◆4月1日(日)〜5月20日(日)公演分
2月12日(日)「四季の会」会員先行予約開始
2月18日(土)一般発売開始
昨年、北海道四季劇場がこけら落としを迎えたことに続き、3年ぶりのJ1昇格を決めたプロサッカークラブ「コンサドーレ札幌」。北の大地を盛り上げる仲間として、フィールドで活躍する選手たちが続々と『ライオンキング』札幌公演に来場され観劇を楽しんでいます。
12月中旬、まず最初に劇場を訪れたのは横野選手と曵地選手の若手注目株二人。フィールドとサバンナ。舞台は異なれど、ともに大地の上を颯爽と駆け抜けるシンバたちの姿が心を揺さぶったようでした。
横野純貴選手(FWフォワード)
「初めて観ましたが、想像をはるかに超える世界で感動しました。特に、動物の姿がリアルで驚きました! 子役たちもすごく活躍していて、思わず笑顔になってしまいますね」
曵地裕哉選手(GKゴールキーパー)
「初めて劇団四季のミュージカルを拝見しました。最初から最後まで、息つく暇もないほど本当に面白かったです」
続いて1月には砂川誠選手、近藤祐介選手がご家族と一緒に劇場へ。親子の愛、子育て、父親のあり方など、世のお父さんたちにもぜひ観てほしい作品だけに、終演後、笑顔でロビーへとやってきたお二人の姿がとても印象的でした。
砂川誠選手(MFミッドフィルダー)
「ストーリーも、サバンナの風景も、とにかく楽しめました。合宿前に観ることができて、大変良いテンションでシーズンに臨むことができそうです」
(2歳の翔夢〈とむ〉ちゃんと)
近藤祐介選手(FWフォワード)
「動物たちの臨場感は迫力がありますね。子どももまだ1歳ですが、動物たちに驚いたり、シンバたちの活躍に感動したり、すごく楽しんでいた様子が伝わってきました」
(1歳の祐恵愛〈ゆめあ〉ちゃんと)

ミュージカルの王様『ライオンキング』は、6月30日までの延長が決定!
J1制覇を目指すコンサドーレ札幌とともに、ますます北海道を熱く熱く盛り上げていきます!
ぜひ劇場で、サバンナをまっすぐに生きる動物たちに会いにきてください。
『ライオンキング』札幌公演
北海道四季劇場
◆4月30日(月・祝)公演分まで好評発売中!
◆5月2日(水)〜6月30日(土)公演分
2月12日(日)「四季の会」会員先行予約開始
2月18日(土)一般発売開始
当ウェブサイトおよび「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」2月号(P54)にてお知らせしておりました、『赤毛のアン』茅ヶ崎公演(5月22日(火)18:30開演)の一般発売日に変更がございます。ご予約の際にはご注意くださいますようお願い申し上げます。
(変更前)3月 6日(火)
(変更後)3月27日(火)
※「四季の会」会員先行発売(2月25日(土))に変更はございません。
皆さん、ABBAの代表曲といえば、どのナンバーを思い浮かべますか?
やっぱり「ダンシング・クイーン」は外せないですよね。
4月8日の千秋楽に向けて熱気あふれる舞台が繰り広げられている『マンマ・ミーア!』でも、カーテンコールで一番盛り上がるのがこのナンバー。舞台上の俳優と客席が一体となり、歌って踊って最高にハッピーなひとときを毎公演お届けしています。
そして、この熱いナンバーを俳優と一緒に極めよう! というイベントが「歌って踊ろう!君はダンシング・クイーン」。ここでは、京都公演では初開催となった1月25日の模様をレポートします。
「ダンシング・クイーン」の歌詞と歌い方、そして振付を、現在出演中の俳優たちに教わってマスターすることができるこのイベント。どの公演地でも大人気の企画だけあって、この日も240名のお客様が参加され、開始前からワクワクした期待と高揚感に包まれていました。
そんな中、竹内一樹、丹下博喜のMCでイベントがスタート! 普段は聞く機会のない俳優たちのトークに、会場は大盛り上がり。まずは、実際に俳優たちが舞台上でデモンストレーションを行い、お客様にイメージをつかんでいただいた後、歌と振付のレクチャーに進みます。

デモンストレーションの様子(左)/本日のMC竹内一樹、丹下博喜の軽快なトークに客席から笑いが絶えません(右)
歌のレッスンは、小島由夏が担当。ABBAらしく歌うコツを丁寧に解説します。本当にちょっとした意識の変化でぐっとABBAっぽくなる歌声に、皆さん驚かれている様子でした。
続いて、振付のレッスンを担当したのは、一和洋輔、山中由貴の二人。絶妙な掛け合いを交えた指導に終始笑い声が絶えず、最初は少し恥ずかしがっていたお客様も、2人にひっぱられるようにノリノリで振付をマスターしていきます。全員が一体となって振りを揃えると、劇場内のボルテージも急上昇!

歌と振り付けの指導の様子
こうして歌と振付をひと通りレクチャーし終えた段階で、すでに場内は「早速、歌って踊りたい!」とうずうず。そう、このイベントのクライマックスはこれから、本番同様の照明・セットのもとで俳優とお客様が一緒になって「ダンシング・クイーン」を歌って踊るのです! いよいよ音楽が流れ出し、さあダンスが始まる……と、そのとき。サプライズゲストとしてダディーズの3人が登場!
場内の盛り上がりは最高潮に達し、まるで本物のダンスホールのような熱狂の渦の中、舞台と客席が一体となった恍惚とした時間が過ぎていきました。

サプライズゲストのダディーズ(左)/客席と舞台が一体となった「ダンシング・クイーン」は圧巻!(右)
このイベントで一緒に盛り上がれば、今後の観劇がますます楽しくなること間違いなし!
「歌って踊ろう!君はダンシング・クイーン」次回開催は2月10日(金)です。
『マンマ・ミーア!』カンパニー一同、皆様のご参加をお待ちしております!
『マンマ・ミーア!』京都公演
京都劇場
4月8日(日)千秋楽
29日(日)に四季劇場[秋]で開幕した、『壁抜け男 モンマルトル恋物語』。その上演を記念し、本公演オリジナルラベルワインの販売を開始しました。
主人公デュティユルがワインを飲むシーンにちなんだ、劇団四季と蔵直ワイン専門店のコラボレーション企画となります。ご観劇のお土産として、是非、『壁抜け男 モンマルトル恋物語』オリジナルラベルワインをお買い求めください。

□商品概要(全3種類/いずれも容量は750ml)
(1)赤ワイン 商品名:「壁抜け男」ヴァン・ルージュ 価格:1,600円(税込)
(2)白ワイン 商品名:「壁抜け男」ヴァン・ブラン 価格:1,600円(税込)
10代に亘りワイン造りを継承し、南フランスの元貴族が造るシャトー。畑も保全農法に徹し、ぶどうの収穫は全て手摘みというこだわりを持ちます。2007年からは同じくシャトー・ムートンの元醸造長であるパトリック・レオン氏が加わり、その品質を確固たるものとしました。赤は、果実味がしっかりし、渋みが柔らかくバランスの良い味わい。白は、シャルドネ種を使用したアプリコットのような果実味豊かな味わいです。
(3)デザートワイン 商品名:「壁抜け男」ヴァン・デザート 価格:1,900円(税込)
「渋くて飲めない」「アルコールに弱い」そんなお客様の声に応えるべく蔵元とヴィノスやまざきが共同開発した大人気低アルコール甘口ワイン。フレッシュ&フルーティ、ポリフェノールもたっぷり、低アルコール(6%)で飲み口良い甘口と、健康志向の方におすすめです。
□販売場所
・四季劇場[秋]1階ロビー売店(ボトル)
・四季劇場併設カフェ「MONDE−CAFÉ モンドカフェ」(グラスワイン)
※ヴィノスやまざき各店舗・オンラインショップでもお買い求めいただけます。
フレンチミュージカル『壁抜け男 モンマルトル恋物語』東京公演
四季劇場[秋]
好評上演中!
◆3月3日(土)公演分までチケット好評発売中
本公演は、野村玲子と秋夢子のダブルキャストでお送りしております。
キャリア・実力ともに申し分ない野村エビータと、『クレイジー・フォー・ユー』のポリー・ベーカー役でも新境地を見せるなど成長著しい秋エビータのふたり。そこで、今回は出演スケジュールを発表させていただくことになりました。是非ともこの機会に、“ふたりのエビータ”の競演を心ゆくまでご堪能ください。
※1月30日(月)13時〜15時30分にかけてお知らせしていた出演スケジュールが一部変更となりました。ご了承くださいますようお願い申し上げます。
2月19日までの出演スケジュール
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※現時点での予定であり、変更の可能性もございます。予めご了承ください。
ミュージカル『エビータ』
自由劇場
2月26日(日)千秋楽
1月29日(日)、東京・四季劇場[秋]にてフレンチミュージカル『壁抜け男 モンマルトル恋物語』が開幕しました。 6年ぶりに迎えた今回の東京公演ではキャストも一新され、喝采で迎えられた初日の模様をお伝えします。

開演前のミーティングでは、公演委員長を務める有賀光一から
「物語に登場するモンマルトルの住人たちは、壁抜け男の影響を受け、人生の素晴らしさに気付いていきます。お客様にも“人生は素敵、人生は最高”という最大のメッセージを伝えられるように、冷静かつ大切に演じていきましょう」
と声がかけられました。これまで一丸となって充実した稽古を積み重ねてきたカンパニー一同は力強い返事とともに大きく頷き、心地よい緊張感の中、初日の舞台に臨みました。
『壁抜け男 モンマルトル恋物語』は、フランスの作家マルセル・エイメの短編小説をもとにした、小粋で心温まるラブストーリーです。舞台となるのは、パリの下町・モンマルトル。役所のクレーム処理係として働く平凡な独身男デュティユルが、ある日突然“壁をすりぬける体”を手にしたことから物語が展開していきます。最初は戸惑いを隠せず、「普通の人間、普通の暮らしに戻りたい」と願うデュティユルでしたが、次第に自分の能力を受け入れ、新しい自分にできることを模索し始めます。そして、パンや宝石などを盗み出し、「壁抜け泥棒ガルー・ガルー」として紙面を賑わすようになるのです。
突如として現れた痛快な怪盗義賊に、モンマルトルの住人たちは大興奮。しかし、すべては密かに想いをよせる隣人イザベルに自分の存在を知ってもらうため――壁抜け男・デュティユルの想いは、果たして彼女に届くのでしょうか?

初日、開演前の賑わいに満ちた四季劇場[秋]の様子。
開演前からすでに観客席は独特の雰囲気。デュティユルの切ない恋物語を見届けようと、お客様の期待に高まる鼓動が伝わってきます。ロビーで販売されているデュティユルの衣裳を着た「壁抜けベア」も好評で、早速手にしている方もいらっしゃいました。
そして、開演を告げるベルが鳴り、照明が落ちるとモンマルトルに住む画家が登場。空中のキャンバスに絵を描くように筆を走らせたのを合図に、初日の幕が上がりました。
ときには軽快に、ときにはほろ苦く、そしてどこまでも美しく。ミシェル・ルグランの繊細なメロディーが絶えることなく流麗に連なり、そのとろけるような音楽の流れに身をまかせながら、観客席が作品の世界に引き込まれていきます。
シーンが変わるごとに、思わず笑みがこぼれたり、ドラマティックな展開にハラハラしたり・・・。デュティユルの切なくも幸福な人生を、お客様はモンマルトルの住人たちと一緒にあたたかい目で見守っていました。
カーテンコールは、俳優たちがこれまでの物語を振り返るように、それぞれのナンバーを歌いながら登場。音楽に合わせて大きな手拍子が起こると、客席はスタンディングオベーションとなり、その拍手はなかなか鳴り止みません。俳優たちも、お客様への感謝の気持ちを胸いっぱいに湛えながら、美しいコーラスで歓声に応えます。そして最後は、デュティユル役の飯田洋輔から、「客席の皆さんも、私たちと一緒にこの歌を唄いませんか?」と作品にふさわしい小粋な提案が。舞台と客席が一体となり、「壁抜け男のソロ」のナンバーの大合唱が響き渡ります。
―普通の人間 まじめな役人
平凡だけれど 人生はそういうもの
趣味はささやかに 心あたたかく
派手さはないけど 僕の人生
人生は素敵 人生は素敵 人生は最高!―
ワンフレーズごとに大きな幸福感とぬくもりで劇場全体が包み込まれ、生きる喜びに染まっていきました。

カーテンコールの様子。
あなたの人生にそっと彩りを加え、心を温めてくれる『壁抜け男 モンマルトル恋物語』は3月3日(土)公演分まで好評発売中です。
パリの香りをいっぱいにのせた至福の人生賛歌を、ぜひ劇場でご覧ください。
『壁抜け男 モンマルトル恋物語』ナンバー集
フレンチミュージカル『壁抜け男 モンマルトル恋物語』東京公演
四季劇場[秋]
好評上演中!
◆3月3日(土)公演分までチケット好評発売中
「こころの劇場」(※)活動のため日本全国を巡演している『ユタと不思議な仲間たち』は、1月27日(金)、長崎県・壱岐島にて、市内の小学校20校992名を対象にした招待公演を実施しました。
壱岐島は、福岡市から北西に約80Kmの玄界灘上に位置する、周囲およそ146Km、人口29,000人の離島。雄大な自然の中に、太古の歴史や文化が大切に残された美しい島です。
その壱岐島で劇団四季の舞台が上演されるのは、今回が初めて。公演2日前の25日(水)、『ユタ―』カンパニーは福岡県の博多港から高速船(ジェットフォイル)で海を渡り、壱岐島に降り立ちました。
港には「劇団四季様 ようこそ壱岐へ」と書かれた横断幕を掲げる、教育委員会の方々の姿が。さらにはそこに居合わせた島民の方までもが温かい拍手を送ってくださると、その熱い歓迎ぶりにカンパニーは「よろしくお願いします」と笑顔をこぼし、握手を交わします。

地元教育委員会の方々と、『ユタ−』カンパニー
公演前日の翌26日(木)。劇場ではスタッフらが舞台の設営を行う一方で、菊池 正、上川一哉、奥平光紀の俳優3名は壱岐市長・白川博一氏と教育委員会教育長・須藤正人氏のもとを表敬訪問。
白川市長は、「ここ壱岐で、ミュージカルが上演される機会はなかなかありませんでした。めったに触れることの出来ない文化芸術を、今回子どもたちに体験させてあげられることは非常に嬉しいことです」と、優しい眼差しを俳優らに向けます。
須藤教育長もまた、「島の子どもたちはおそらくほとんどがミュージカルを知りません。きっと皆、“こういう世界があったのか”と衝撃を受けることでしょうね。そして『ユタ』を観て、人の心の痛みが分かる心豊かな人間に育って欲しいです」とお話しくださいました。

翌日の公演に向け、壱岐市長・白川博一氏と教育委員会教育長・須藤正人氏から激励をいただきました。
また同じ日。柏谷巴絵、厂原時也、齋藤 舞の3名が市内にある瀬戸小学校を訪れ、4年〜6年生に向けて「美しい日本語の話し方教室」を開催。俳優たちが日頃からトレーニングしている「母音法」を基にした授業に、児童らは興味津々の様子で積極的に発言しては、“美しい日本語を話すコツ”を習得してゆきます。
授業後、子どもたちの様子を「みんな素直で純朴な子ばかりで、こちらが感動した」と嬉しそうに振り返った俳優らは、「明日の反応がさらに楽しみ」と心を弾ませました。

瀬戸小学校で行われた「美しい日本語の話し方教室」の様子。
そして27日(金)、初めての壱岐公演当日を迎えました。
入念なウォーミングアップで本番に臨む俳優。会場の「壱岐文化ホール」に舞台を作り、それぞれの持ち場につくスタッフ。
そして公演成功のために1年も前から準備をしてくださっていた教育委員会をはじめとする地元の方々。
子どもたちを迎えるための万全の準備が整えられた劇場に、児童を乗せたバスが続々と到着しました。開かれた扉から、元気いっぱいの子どもたちが駆け降りてきます。
引率の先生に誘導されながら、行儀良く背筋を伸ばして着席。「先生、劇団四季ってなあに?」。配られたチラシを隙間無く眺めて、先生に質問する声も聞こえてきました。

観光バスに乗って来場する子どもたち。/漁船をチャーターして近隣の島からやって来た小学校も。

『ユタ−』のチラシを読み込んで、開演を待つ子どもたち。
開演。冒頭、村の子にいじめられる少年・ユタを助けるため、座敷わらしが起こす不思議な現象に子どもたちは目を丸くして隣の友だちと顔を合わせます。無邪気な笑い声が客席に響き、また一つのナンバーが終わると、ためらいがちな拍手が。しかし感動を拍手で表現することを一度知った子どもたちは、ナンバーが終わるごとに小さな手を強く打ち鳴らし、フィナーレには感動を込めた熱い拍手を送ってくれました。

テーマ曲「友だちはいいもんだ」の大合唱になったカーテンコール

終演後のお見送りでは、子ども立ち居の笑顔で溢れました。
「いじめられていたユタがペドロたちに助けられて、強くなったところが良かったです。僕もペドロのように、困っていた人がいたら助けてあげられるような人になろうと思いました」(男子児童)
「すごい迫力だった!ジャンプや演技がすごかったし、座敷わらしがいたずらするところが面白かったです」(女子児童)
「友だちを大切にしようと思いました。ペドロたちは僕たちの周りにもいて、見守ってくれているんだなって思いました」(男子児童)
「子どもたちには舞台を観る機会はなかなか無いものですから、大変貴重な体験だったと思います。ダンスも歌も素晴らしい!子どもたちに、良い勉強になったと思います」(初山小学校 教員)
無事に公演を終え、カンパニーが島を出発すべく船に乗り込もうとした時、教育委員会の方々や瀬戸小学校教頭先生が児童の感想文を抱えて駆けつけてくださいました。
「壱岐の子どもたちにこのような感動を与えてくださった劇団四季の皆様との出会い、そしてそのチャンスをいただけた幸運に、心から感謝しています」
と言葉をいただき、カンパニーが乗った船が見えなくなるまで大きく手を振って見送ってくださいました。
子どもたちの笑顔や地元の方々の熱意に支えられながら、「こころの劇場」『ユタと不思議な仲間たち』は全国を旅しています。出会った人々からいただいた感動を、カンパニーは舞台で返しながら、演劇の感動の輪をこれからも各地に広げてゆきます。
(※)「こころの劇場」は、子どもたちの心に、生命の大切さ、人を思いやる心、信じ合う喜びなど、人が生きていく上で最も大切なものを、舞台を通じて語り掛けたい。この祈りから、日本全国の子どもたちを劇場に無料招待し、演劇の感動を届けるプロジェクトです。多くの企業や行政の方々のご協賛、ご協力を得て実施しております。
『ユタと不思議な仲間たち』全国公演
※詳しい公演スケジュールはコチラ>>

