5月3日(日)に4年半にわたるロングランの千秋楽を迎える『キャッツ』東京公演。
千秋楽発表直後から「次はどこですか?」「ぜひ**地方に来てください!」など、たくさんの声をいただいておりましたが、ついに次の公演地が決定いたしました。
□開幕 2009年11月(予定)
□会場 横浜・みなとみらい キャッツ・シアター(新設)

加藤敬二、横浜市の中田市長、劇団四季代表 浅利慶太を囲んでの記念撮影
そう、劇団四季の創作拠点・四季芸術センターのある、地元・横浜に決定したのです。
『キャッツ』日本公演の歴史は、1983年11月11日、東京・西新宿の仮設テント劇場からスタートしました。
日本初となる欧米型無期限ロングラン公演は、演劇界のみならず広く社会的な注目を集め、1年間という誰もが想像し得なかった記録を打ち立てました。
以来25年間、東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、静岡、広島、仙台の計8都市で、のべ16公演を重ね、各地で“キャッツフィーバー”を巻き起こしてきました。
現在までの総公演回数は7000回を超え、総入場者数は750万人以上と、日本演劇史上最多記録を更新中です。
東京公演の千秋楽は、五反田/大崎キャッツ・シアターが建つ土地の借用期限満了に伴うものです。「千秋楽決定!」の発表以来、オフィシャルウェブサイトには「まだまだ観たい」「『キャッツ』がいなくなるなんて・・・」と多くの声が寄せられました。また、前売りチケットは1月中旬に完売、ご予約は困難な状況となっていました。
そこで、お客様のご要望にお応えすべく、解体工期を短縮して急遽2週間の延長公演を実施。それでもなお、お客様からの熱いリクエストは止みません。
「これだけたくさんのお客様のご要望をいただきながら、他の地域に移ってしまって良いのだろうか。もう少し関東地方のみなさまにお楽しみいただいてから、他の都市へ移るのが最良ではないだろうか」という考えのもと、関東圏での上演を模索してまいりました。
そこで浮上したのが、2009年6月2日に開港150周年という記念すべき時を迎える横浜市。中田 宏市長の「“横浜市開港150周年記念事業”の目玉の一つとして、市民のみなさまに楽しんでいただき、全国各地からたくさんの方にお越しいただけるイベントを実施したい」という思いと合致し、『キャッツ』の横浜公演が実現したのです。

4月23日(木)、『キャッツ』横浜公演の製作発表記者会見が行われました。
会見の場所は、東京公演千秋楽へのカウントダウンを刻んでいるキャッツ・シアター。
『キャッツ』と「横浜」を組み合わせた市松模様のパネルが飾られていたのは、いつも猫たちが気ままに歌い踊る舞台上。ご出席のみなさまには客席にお座りいただき、キャッツ・ワールドを存分に体感していただこうという趣向です。
11:30。劇団四季代表の浅利慶太、横浜市の中田 宏市長、そして『キャッツ』の振付家でもある加藤敬二の3名が壇上に登り、会見が始まりました。
まずは、劇団四季の浅利慶太代表より、横浜公演決定に至った経緯を説明するとともに、
「みなとみらいを文化の中心地に創りあげていくお手伝いができたらと思っております。我々としては無期限のロングラン公演を行いたい。まずは1年の公演が目標です。その後は横浜市のみなさまと相談しながら、できるだけ長く上演したいと思います」と抱負を語りました。

左より、劇団四季代表 浅利慶太、横浜市長の中田 宏氏、加藤敬二
横浜市長の中田 宏氏は、
「新婚当初あざみ野に住んでおりまして、毎日稽古場の前を通っては“横浜で上演できないかな”と長年思っておりました。その夢が実現し、いよいよ横浜で常時『キャッツ』が観られるようになります。横浜市としても無期限で上演していただきたい思いでございます。
開港150周年を機に横浜が大きく前進し、全国各地から、やがてはアジア各国から『キャッツ』を観にたくさんのお客様が来て下さることを心からお待ち申し上げます」
と語っていました。
25年前、この『キャッツ』をきっかけに劇団四季へと入団したという加藤敬二は、
「初演以来、全国のお客様とともに歩んできたこの作品を、劇団四季の本拠地でもある横浜で公演させていただくことをたいへん嬉しく思っております。
また新たな進化を目指し、より野性的な猫がみなとみらいの未知の世界で足跡を残しながら、多くのお客様と出会っていくことを楽しみにしております」
と新たな『キャッツ』に向けての意欲を滲ませていました。

質疑応答では、「『キャッツ』はならではの楽しみのひとつご当地ゴミは、どんなものになりそうですか?との質問に、中田市長が「横浜市はゴミの分別に徹底して取り組んでまいりましたので、猫たちにとっては暮らしにくいかもしれません・・・」などとジョークを交えて答えるなど、和やかな雰囲気となりました。
また、福岡を中心に活躍されている人気DJの岡部はち郎さんから、「次はきっと福岡だと思って期待していたのに・・・『ライオンキング』のように、『キャッツ』もぜひ2都市同時上演のご検討を!」と熱いご要望をいただく一幕もありました。
その後、横浜公演の概要VTR、『キャッツ』出演者によるナンバー披露、記念撮影と続き、約1時間の会見は終了しました。
会見後も、来場者のみなさまは舞台や客席をじっくりと見て回り、スタッフに質問を投げかけたりと、ホテルで行う製作発表会見とは違う楽しみを味わっていただけたようです。
ミュージカル『キャッツ』26年目の歴史は、2009年の秋、横浜・みなとみらいの新生キャッツ・シアターからスタートいたします。新たな一歩を踏み出したミュージカル『キャッツ』にどうぞご期待ください!
製作発表会見の様子
『キャッツ』横浜公演紹介

