4月27日(土)、長野県大町市の「四季演劇資料館」が開館しました。

長野県大町市にある「四季演劇資料館」。
冬期は積雪のため休館している「四季演劇資料館」ですが、今年も11月24日(日)までオープンいたします。
2013年7月14日(日)に創立60周年を迎える劇団四季。この資料館には、その歩みを語る数々の衣裳や舞台模型、写真、小道具などが展示されており、輝かしい舞台の裏側をご覧いただけます。
昨年末には東京・丸の内エリアで「劇団四季60周年展」が開催され、「四季演劇資料館」の展示品からも衣裳や小道具などを出品し、大きな反響を呼んだばかり。
毎年、展示が変わる「企画コーナー」では、「創立60周年記念展示」と銘打って、選りすぐりの衣裳や舞台模型をご覧いただくほか、中央の大型ビジョンにおいて、第一回公演『アルデールまたは聖女』をはじめとした、劇団の60年を振り返る70枚以上の貴重な舞台写真が紹介されています。
北アルプスの麓、安曇野の美しい自然の中で、劇団四季の歴史と今を一望しながら、心豊かなひとときを過ごしてみませんか?皆様のご来館をお待ちしております!
4月30日(火)、小学生を中心に日本全国の子どもたちを劇場へ無料招待する(※)「こころの劇場」が、『桃次郎の冒険』東金公演にて初日を迎えました。
「子どもたちに舞台の感動を通じて、生きていく上で最も大切なことを語りかけたい」という祈りのもと、2008年から継続している「こころの劇場」。本年度は、日本全国158都市・433回の公演で56万人の小学生を劇場に招待する予定です。
2013年度「こころの劇場」初日となったこの日は、東金市内のすべての小学校(9校)の5・6年生1070名が、東金文化会館にて『桃次郎の冒険』を観劇しました。
開演前から、子どもたちは元気いっぱい。大きな声で「おはようございます!」と挨拶をしながら、劇場へやってきます。客席では、リーフレットを読みながら登場人物を調べ、作品の予習をする子の姿が多く見受けられました。皆さんこれから始まる『桃次郎の冒険』が楽しみで仕方がないといった様子です。

開演前の様子。
舞台の幕が上がると、物語冒頭から紙芝居屋の掛け声に合わせて大きな手拍子が起こり、俳優の問い掛けにも元気な声で応じてくれました。ひとつひとつの台詞に耳を澄まし、軽妙な掛け合いではお腹を抱えて笑っている子どもたち。物語が進むにつれて、より深く作品の世界に入り込み、反応も敏感になっていきます。イヌ・サル・キジのコミカルな演技に大笑いする一方で、物語の終盤、桃次郎が銃を手にして人間と鬼のどちらの味方になるのか心が揺れるシーンでは、水を打ったような静けさに包まれ、固唾をのんで行方を見守る光景がありました。
最後に紙芝居屋が客席に語りかけるシーンでも、子どもたちは舞台に真剣な眼差しを注ぎ続け、作品のメッセージを自分の心の中にしっかりと刻み込んでいる様子でした。
そして、迎えたカーテンコールでは、劇場いっぱいに「すもも も ももも」の歌声が響き渡ります。客席と舞台が一体となり、大きな拍手と笑顔に包まれてこの日の『桃次郎の冒険』は幕を下ろしました。

カーテンコールの様子。
終演後のお見送りでは、目を輝かせながら「楽しかったです」「感動しました」と舞台の感想を伝えてくれた子どもたち。俳優たちも素直な反応や舞台を見つめる真剣な眼差しに触れ、子どもたちの心に作品のメッセージがしっかりと届いていることを実感し、胸を熱くしていました。

お見送りの様子。
創立当初から掲げている「全国の人々に演劇の感動を届ける」という理念を胸に、本年度も劇団四季は、全国の子どもたちの心に時を経ても色褪せることのない、大切な心の糧を届けていきます。
| (※)「こころの劇場」は、子どもたちの心に、生命の大切さ、人を思いやる心、信じ合う喜びなど、人が生きていく上で最も大切なものを、舞台を通じて語り掛けたい。この祈りから、日本全国の子どもたちを劇場に無料招待し、演劇の感動を届けるプロジェクトです。多くの企業や行政の方々のご協賛、ご協力を得て実施しております。 「こころの劇場」に関してはコチラ>> |
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本日4月30日(火)より劇団四季公式アカウントが登場しました!
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この度、『ウェストサイド物語』全国公演が決定いたしました。誰もが知る素晴らしい音楽、秀逸なストーリー、エネルギッシュなダンスはまさにミュージカルを愛する全ての人々の感動の原点といえるでしょう。そして1974年、海外オリジナルスタッフによる猛特訓の末誕生した劇団四季の『ウェストサイド物語』。以来上演を重ねるごとに洗練されてきた圧倒的なダンス力と創造力。劇団四季60年の成果がいよいよ全国各地の皆様の元へまいります。
また、今回のツアーは地元の皆さまの熱いご要望にお応えし、8月11日(日)京都公演(会場/京都劇場)、続く福岡公演(会場/キャナルシティ劇場)を皮切りに、日本全国の皆さまに熱い興奮と感動をお届けいたします!色褪せる事のない不朽の名作を、どうぞお見逃しなく!

| □お問い合わせ 劇団四季全国公演本部 0120−660−442 |
『ウェストサイド物語』全国公演
8月より巡演決定!
4月20日(土)、神奈川県相模原市の相模女子大学グリーンホールより、ファミリーミュージカル『桃次郎の冒険』の全国公演がスタートしました。
勧善懲悪を超えたヒューマニズム溢れるもう一つの「桃太郎」の物語。初演以来、劇団の歴史の中で大切に上演されてきた本作の開幕を迎えたカンパニーは、「今までの稽古で積み重ねてきたことを思い出し、1回1回の公演を丁寧に演じていきましょう」と、俳優・スタッフが一丸となって舞台に臨みました。
開場の時間になると、ご家族連れのお客様を中心に、ロビーも賑やかな空気に包まれていきます。劇場という特別な空間に足を踏み入れて、子どもたちも胸の高鳴りを押さえきれない様子。ご両親と一緒にパンフレットを読んだり、ロビーを散策したりと、開演前のワクワクする一時を存分に楽しんでいました。また、今回の全国公演で「四季の会」会員様にお配りしている、『桃次郎の冒険』オリジナルステッカーを引き換えに来られる方も多くいらっしゃいました。※『桃次郎の冒険』オリジナルステッカーについての詳細はコチラ>>

開演前の様子。
開演のベルが鳴ると、いよいよ舞台の幕が上がります。厳しい稽古を経て、ついにカンパニーは約1年間にわたる長い旅の第一歩を踏み出しました。
紙芝居屋が登場すると、まずはお客様と一緒に紙芝居をめくるための手拍子の練習をしていきます。子どもたちもリズミカルに手を叩いて大喜び。早くも俳優と客席が一体となって、舞台を盛り上げていきました。
桃太郎の弟の桃次郎となって紙芝居の世界に入っていく少年・桃山次郎は、「桃太郎」の物語の決して奇麗事では済まされない真実を目の当たりにし、家族を失った鬼の子たちと共に生きようとしますが、そこに弟の桃三郎が銃を片手に鬼退治にやってきて……。
カーテンコールでは、桃次郎の冒険と成長を見届けたお客様から大きな拍手が送られました。

カーテンコールの様子。
終演後は、俳優たちがお客様をお見送りします。子どもたちが俳優のもとに駆け寄り、「楽しかった」と声をかけながらずっとそばを離れないといった光景も見受けられました。ほかにも「子どもだけでなく、大人の私たちも楽しめました」とお声をかけていただき、ロビーにはたくさんの笑顔が溢れていました。

お見送りの様子。
芥川賞作家・阪田寛夫さんの小説を原作に、子どもたちの心に響かせたい舞台『桃次郎の冒険』。少しでも多くの皆様に、これまで作品が育んできた感動をお届けすべく、カンパニーは全国へと旅立っていきます。ぜひお近くを訪ねた際は、劇場まで足をお運びください。 ご来場、お待ちしております!
『桃次郎の冒険』全国ツアーマップはコチラ>>
『桃次郎の冒険』全国公演
好評巡演中!
4月20日(土)より、神奈川県・相模原市で全国ツアーがスタートするファミリーミュージカル『桃次郎の冒険』。その最終舞台稽古が、前日19日(金)に行われました。
会場となる相模女子大学グリーンホール(旧:グリーンホール相模大野)には、最終舞台稽古開始前から立ち位置、歌、ダンスを入念に確認していくカンパニーの姿がありました。全国公演では、毎回会場の大きさが異なるので、会場ごとにベストを尽くせるよう調整していきます。こうして臨んだ最終舞台稽古。劇団関係者が見守る中、桃太郎の弟となった桃次郎の物語が始まりました。

『桃次郎の冒険』全国ツアーに向けた、最終舞台稽古の様子。
『桃次郎の冒険』は、芥川賞作家・阪田寛夫さんの小説が原作のミュージカルです。物語は、昔ながらの「桃太郎」の紙芝居から幕を開けます。お客様の手拍子に合わせて紙芝居をめくっていく紙芝居屋のおじさん。しかし、そこに「桃太郎の話なんてくだらない!」と一人の少年が飛び出してきます。彼の名前は桃山次郎。生意気を言う次郎に、紙芝居屋のおじさんは「それじゃ、桃太郎の弟・桃次郎になって、好きなようにお話をやり直してみるといい」と言って、次郎を紙芝居の中の世界へと案内するのです。
現代の少年が主人公となった、もうひとつの「桃太郎」。おじいさんやおばあさん、家来のイヌ・サル・キジのコミカルなやり取りやダンスのシーンでは大きな笑いが起き、鬼ヶ島では、桃太郎によって家族を殺されたという悲しい過去を背負った鬼の子たちが登場します。
桃太郎の視点からでは、決して分からなかった真実を目にした桃次郎。鬼の子たちへの温かな眼差しは、独自のヒューマニズムを貫き通した作家・阪田さんの優しさが溢れています。世界は、ひとつの独善的な正義によって救われるものではない。苦悩の末に、鬼の子たちと生きる決断をした桃次郎ですが、そこに次郎の弟・三郎が桃三郎として銃を片手にやってきて・・・。
楽しい歌とダンスに彩られた『桃次郎の冒険』は、少年が大人の階段を上る成長の物語でもあります。フィクションではなく、自分で考え、自分で行動した結果、桃次郎が見つけた答えとは何だったのでしょうか?最終舞台稽古は、切なさと優しさを同時に感じる名曲「すもももももも」の大合唱によって幕を閉じ、会場は大きな拍手に包まれました。

4月20日(土)より、いよいよ全国ツアーがスタートします。
いよいよ始まる全国ツアーに向けて一致団結、意気軒昂な『桃次郎の冒険』カンパニー。これから約1年間、皆様に笑いと涙と温もりをお届けしに、日本全国を巡ります。どうぞお楽しみに!
『桃次郎の冒険』全国公演
4月20日(土)よりスタート!
『桃次郎の冒険』全国ツアーのスタートを飾る4月20日(土)相模原公演を目前に控え、会場となる相模女子大学グリーンホール(旧:グリーンホール相模大野)では、すでにスタッフによる仕込みが行われています。
約9年ぶりとなる日本各地への旅を前に、舞台監督の柳澤 学から「一つ一つの作業を丁寧に確認しながら進めましょう」と声がかけられ、作業に取り掛かりました。

(上段)トラック搬入の様子。/(下段・右)会場設営の様子。
全国公演の朝はまず、トラックに積まれた機材の荷降ろしから。『桃次郎の冒険』の舞台では大きな11tトラックいっぱいの大道具や機材を使用します。そして目にも鮮やかなスピードでまっさらな舞台にビニールマットで床を作り、スピーカーや照明機材といった吊りものや幕をバトンと呼ばれる舞台機構に設置していきます。ワイヤーで吊り下げられたこのバトンが上下することで、背景幕やセットが上ったり降りたりする仕組みなのです。
舞台上の作業が進む中、楽屋には衣裳や小道具が到着。全国公演では楽屋廊下に所狭しと衣裳や道具が並ぶ光景も珍しくありません。桃次郎の「日本一」のノボリも姿を現しました。

廊下に置かれた衣裳や小道具たち。
お昼すぎ、客席では音響の音合わせ、舞台上では照明合わせが行われます。一つ一つの場面で道具の位置に合わせて正確に照明をあてるため、地道な調整が続きます。舞台袖では、引き続き大道具の設営も行われています。『桃次郎の冒険』には歌と手拍子に合わせて次々と絵が変わる不思議な紙芝居など、魅力的なセットが目白押しです。

(上段)照明の明かり合わせ。/(下段・右)組み立てられた大道具。
そして迎えた舞台稽古1日目。稽古場から大きな会場の舞台に移り、俳優たちもまずはじっくりと立ち位置を決めます。少しずつ通してはやり直し、1シーンごとの丁寧な稽古を繰り返し行っていきました。

舞台稽古の様子。
これまで積み重ねられてきた稽古の成果を皆様にご覧いただく日まであとわずか!公演初日に向け、舞台上、会場内の空気はますます緊張が高まっています。
『桃次郎の冒険』は4月20日(土)より、全国の皆様に「真実を見つめることの大切さ」「人を信じ、思いやる心の温かさ」など、人間の成長にとって欠かせないメッセージをお届けしてまいります。桃次郎と一緒にお話しの世界を冒険するうちに、皆様のこころの中にいつまでも消えない素敵な宝物が見つかることでしょう。『桃次郎の冒険』がお近くの会場へうかがう際はぜひ、足をお運びください!
『桃次郎の冒険』全国ツアーマップはコチラ>>
『桃次郎の冒険』全国公演
4月20日(土)よりスタート!
4月20日(土)より全国ツアーがスタートするファミリーミュージカル『桃次郎の冒険』。神奈川県・相模原での初日を目前に控え、稽古場では俳優たちが大詰めとなる稽古に励んでいます。
この日の最初の稽古は、物語冒頭の紙芝居屋のシーンから。お客様の手拍子に合わせ、軽快なリズムで紙芝居をめくっていく、とても楽しいシーンです。そこに「桃太郎の話なんかくだらない!」と割って入るのが、この物語の主人公の少年・桃山次郎。なんでも知った気でいる現代っ子の次郎に、紙芝居屋のおじさんは「それなら桃太郎の世界に入って、君の好きなように物語を作ってみるといい」と提案します。こうして次郎は、桃太郎の弟・桃次郎となっておとぎ話の世界へと旅立っていくのです。

『桃次郎の冒険』稽古の様子。
童謡『サッチャン』の作詞や小説『土の器』など温かなヒューマニズムに充ちた作品で愛された芥川賞作家・阪田寛夫の手による、誰もが知るおとぎ話のもうひとつの物語。
桃太郎が鬼ヶ島から持ち帰った金銀財宝に溺れるおじいさんとおばあさん。きび団子だけでは家来になってくれない、現実的なイヌ・サル・キジ。心優しい鬼の女の子スモモ。桃太郎に殺されて鬼からお地蔵様となったスモモの妹アンズ。紙芝居では描かれなかった、おとぎ話の裏に広がる本当の世界を初めて知った桃次郎は、傷つき、悩み、温もりに触れながら大切なことを学んでいきます。
稽古では、冒頭の紙芝居屋のシーンに続き、桃次郎が鬼退治へ出発するシーン、鬼の恐ろしさに震え上がる激しいダンスシーン、鬼の子どもたちがかまくらで行う「雪ぼっこ」の遊びのシーン、イヌ・サル・キジのコミカルなダンスシーンなど、各場面を丁寧にチェックし細かな修正を加えながら、丹念に稽古を積み重ねていました。

全国公演に向けた稽古が進行しています。
笑いと涙に包まれながら、桃太郎の金銀財宝とは比べ物にならないほど大切な「宝物」を手に入れる桃次郎の物語は、子どもたちだけでなく、大人にも日々の生活の中で忘れていた“大切なこと”を思い出させてくれます。
4月20日(土)から日本全国を駆け巡る『桃次郎の冒険』。ぜひこの機会に、お近くの公演地へと足をお運びください。皆様のご来場、お待ちしております!
『桃次郎の冒険』全国公演
4月20日(土)よりスタート!
珠玉のレパートリーの名場面をおさめた「2013年版劇団四季カレンダー」。
60周年を記念し、〈卓上タイプ〉〈壁掛けタイプ〉の2種類をご用意し、ご好評をいただいた本商品ですが、3月末で販売終了となります。
ぜひお早めにお買い求めください!
※例年の〈壁掛けタイプ〉は在庫僅少につき、劇団四季ウェブショップのみでのお取り扱いとなります。
なお、劇団四季ウェブショップでの販売も3月末までとさせていただきます。

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2013年版劇団四季カレンダー 〈仕様〉 ・壁掛けタイプ(A4見開きサイズ) ※〈壁掛けタイプ〉は劇団四季ウェブショップにて、一般価格でのみ販売しております。 ※会員価格でお求めの場合は、必ず会員証をご提示ください。 〈販売場所〉 |
3月24日(日)、『王様の耳はロバの耳』が長野公演(長野県)にて千秋楽を迎えました。2011年11月から始まった全国公演、その後の自由劇場公演、京都公演、そしてニッセイ名作劇場から再び全国公演へと回った『王様の耳はロバの耳』も、一旦これで幕を下ろすこととなります。

カーテンコールの様子。
千秋楽の会場となったホクト文化ホールは2173席の客席数を誇る大きな会館であり、当初は2階客席後方を潰して販売していましたが、チケットが完売したため2階後方席も追加発売。それでも完売となったため急遽、車椅子スペースに椅子を並べるほどの人気となりました。早い時間から多くのお客様が来場されることが予想されたため、スタッフや俳優は仕込やウォーミングアップの時間をいつもより早めて、開場時間が早まったとしても対応できるように朝から万全の準備を取ります。

車椅子スペースにも椅子を並べるほど多くのお客様にご来場いただきました。(写真右下)
楽屋には、地元の主催者様よりいただいた長野名物「お焼き」が並び、俳優たちも地元の味に舌鼓。また、その隣には劇団内の各カンパニーから寄せられた千秋楽祝いのFAXが並ぶのも千秋楽ならではの光景です。
ミーティングでは公演委員長の鈴木 周から、2011年秋に発足した『王様の耳はロバの耳』カンパニーの特に若手の俳優たちに対し、「この2年間、役に向き合い、自分と向き合ってきた経験を、これから先も活かしていってください」とアドバイスがありました。

地元の主催者様よりいただいた長野名物「お焼き」(写真右下)
開場前から、多くのお客様が列を作ってお待ちになり、特に一番先頭に並んでいた小さい女の子は「今日来ることをずっと楽しみに待っていた」と、お母様が仰っていました。
開演後はプログラム売り場にも列ができ、買って貰ったプログラムを食い入るように見ている子どもたちの姿が見受けられました。キャストボードの前では「ローストビーフぅ!??」と、キャラクターの名前を見ておかしく反応する男の子もいて、早くも開演前からミュージカルへのワクワク感が高まっていきます。すぐに2千席の客席は満員。開演のベルを今か今かと待ち構えます。

開場中の様子。
開演すると、最初の「幕をあける歌」からすぐに手拍子が始まりました。2千名を超える満席のお客様が一体となって、場面ごとに手拍子をしたり拍手をしたり笑ったりと、劇場が一体となって舞台を楽しみます。また、子どもたちも「もう席に着きましたか?」「皆さんも一緒に歌ってくれますか?」という俳優からの問いかけに大きな声で返事を返してくれました。
カーテンコールが終わって俳優たちは客席を駆け抜け、そのままロビーでの送り出しへと向かいます。ロビーで待ち構える登場人物の中でも、一番人気はやはり王様。「歌声がとても素敵でした」と話しかける大人のお客様や、握手を求める子どもたちで大人気です。
そんな中、少し緊張しながら、王様に向かって「耳が取れて良かったね」と話しかける小さな女の子がいました。王様がロバの耳から人間の耳に戻れたのは、森の精や村人たちの訴えに耳を傾けたから。小さな子どもにも、作品のメッセージがしっかりと伝わっていることが確認できた瞬間でした。
7月からは、同じく寺山修司が脚本を書いた『はだかの王様』の全国ツアーが始まります。ロバの耳の王様は無事人間の耳に戻れましたが、こちらの王様のワガママははたしてどんな騒動を起こすでしょうか?
また、それより一足早く、4月からは『桃次郎の冒険』のツアーが始まります。2013年も劇団四季は日本全国に演劇の感動をお届けしてまいります。どうぞご期待下さい!
7月スタート―ミュージカル『はだかの王様』全国公演決定!
『桃次郎の冒険』
全国公演
2013年4月より巡演決定!
3月21日(木)、昨年4月からスタートした『ガンバの大冒険』が志布志公演(鹿児島県)で千秋楽を迎えました。カンパニーは、こころの劇場、クリスマスチャリティー公演、一般公演と、約1年間かけて全国127都市・246公演を巡演しました。

志布志公演のカーテンコールの様子
千秋楽となった志布志市は、鹿児島県の東部の志布志湾に面している港町です。会場となった志布志市文化会館は、湾を一望できるほどの高台に位置しています。
ミーティングでは公演委員長の加藤 迪から「今日は千秋楽ですが、気負い過ぎず、作品の感動がしっかりお客様に伝わるよう、いつもどおりに演じましょう」とカンパニー全体に向けて話がありました。
開場中、お客様からは「毎年観ています。今日も楽しみにしていました」「今年も志布志に来てくれてありがとう」といった温かいお言葉を沢山いただきました。幕が開けると、大きな拍手で劇場が包まれ、海を舞台にした作品の世界に夢中になる子供たちの眼差しがとても印象的でした。
ボンヤリやオイボレのコミカルな登場シーンでは大きな笑いが起こり、「行こうよ仲間たち」の歌からはじまる最後のカーテンコールでは、涙を流しながら拍手を送っているお客様も見受けられました。
ご主催いただいた地元の方からは、「平日の夜の開催でしたが、こんなに親子連れが沢山来てくれるとは思いませんでした。お見送りも、役者さんとちょっとの間だけでも触れあう事ができて、子供たちは一生の思い出になると思います。みんな目を輝かせて興奮していました」とお言葉をいただきました。

お見送りの様子
全国各地の皆様から支えられ、無事に『ガンバの大冒険』は千秋楽を迎えることができました。
来月の4月20日(土)からは、『桃次郎の冒険』が神奈川県相模原市からスタートし、約1年間かけて全国各地を巡演します。
各地の様々な方からの温かいお言葉や想いを胸に、これからも劇団四季は全国の皆様へ演劇の感動をお届けしてまいります。
『桃次郎の冒険』
全国公演
2013年4月より巡演決定!
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この度、ミュージカル『はだかの王様』全国公演が決定いたしました。4月より開幕する名古屋公演に続き、7月20日(土)から全国各地を『はだかの王様』が巡ります!
『はだかの王様』は、世界中の人々に愛されるハンス・クリスチャン=アンデルセンの寓話をもとに、詩人・劇作家と多彩な顔を持つ故・寺山修司が脚本を書き下ろした劇団四季のオリジナルミュージカルです。ファンタジーやメルヘンの姿を借りながら、人間の本質を鋭く突くストーリーは、寺山の類まれな才能を随所に感じさせ、数ある四季作品の中でも高い人気を誇っています。
初演は1964年、「ニッセイ名作劇場」(公益財団法人ニッセイ文化振興財団が主催し、日本生命保険相互会社が協賛している小学生の無料招待公演)の第1回作品として開幕しました。そして、今年は「ニッセイ名作劇場」が始まって50周年という節目の年でもあります。
小学生を無料招待する「こころの劇場」での上演も含め、全国各地に個性溢れるキャラクターがお伺いします。
ご家族揃って各地の劇場に足をお運びください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
下記公演地の「四季の会」会員先行予約は、4月13日(土)から開始いたします。 一般発売は、4月20日(土)から開始いたします。※ただし、座間公演は4月27日(土)からの発売となります。 公演地 公演日 開演時間 会場 |
奄美大島での公演を終えた『ガンバの大冒険』カンパニー。翌3月13日(水)には、次の公演地・徳之島へ降り立ちました。徳之島は奄美大島よりひとつ南に位置する島。飛行機で約30分の距離にあります。2012年4月からはじまった今年度「こころの劇場」は、3月15日(金)、この島で千秋楽を迎えました。今回は、千秋楽までの3日間の足跡をご紹介いたします。
空港の手荷物受け取り場から出たとたん、カンパニーは驚きに足をとめ、目を見開くこととなりました。口々に「すごーい!」との言葉が飛び出します。そこには、劇団四季の来島を歓迎してくださる大きな横断幕が。地元の方々が、用意して待っていてくださったのです。嬉しいお出迎えに、カンパニーはすっかり感激の面持ちです。

山を守るハブのおかげで、人間が足を踏み入れないまっさらな野山も多い徳之島。世界中でこの島にだけ自生する固有の植物や動物も多く、まさに自然の恵みの宝庫です。空港から宿泊地に向かう途中、カンパニーは島の様々な自然や文化を目の当たりにすることになりました。
島の特産・サトウキビを育てる畑では、手作業で刈り取りを行っていた女性と出会い、1年間かけて大切に育てられたサトウキビを頂戴し、その優しい甘みをしっかりと噛みしめました。「犬の門蓋(いんのじょうふた)」という断崖・奇岩が入り組んだ岩場では、海の壮大な広さを前に、ガンバたちのように胸を高鳴らせて眺め入ります。
「ムシロ瀬」と呼ばれる階段状の花崗岩が広がる海岸は、ガンバとノロイの対決の岩場を連想させ、二手に分かれて対決シーンを再現する俳優たちの姿がありました。
カンパニーが訪れる先々で「きゅううがめーら」(徳之島の言葉で「こんにちは」の意味)と元気よく挨拶すると、島の方々の嬉しそうな笑い声がはじけます。
樹齢300年のガジュマルの木。祭りに欠かせない指笛の吹き方。島の文化である闘牛のために飼育されている立派な牛。カンパニーは、2日後の公演に向け、島の生活の営みを肌で感じ、深く味わうのでした。

3月14日(木)。公演会場となる徳之島町文化会館で、朝から舞台の仕込みが行われました。13名の技術スタッフに、地元のお手伝いの方々を加え、テンポよく舞台床の全面にシートが張られ、舞台装置が組み立てられていきます。全国公演では訪れる劇場によって、舞台や客席の大きさ、設備が違ってきます。しかし、劇場が変わっても、同じように作品の感動を観客に届けるのが技術スタッフの使命。客席への反響の具合を考えながらスピーカーの置き場所を調整し、照明の当たり方を入念にチェックし、徳之島の子どもたちに楽しんでいただけるように、舞台を整えていきます。

客席には、会館の方々の手によって、各学校名の書かれた札が取り付けられていきます。遠くからでもはっきりと見える大きな文字。訪れた先生と子どもたちが迷わず自分たちの席を見つけられるように、との地元の方々の温かい心遣いが込められた特製の札なのです。
徳之島で劇団四季の公演が初めて行われたのは2009年『人間になりたがった猫』の「こころの劇場」招待公演でのこと。地元の皆さまから真心を込めて熱く迎えていただき、俳優・スタッフともども、深く心に刻まれた公演となりました。以降、毎年度、公演を行い、今回が5度目の訪問となります。徳之島町・伊仙町・天城町3町の教育委員会、徳之島文化会館をはじめ、地元の方々のご尽力と温かい笑顔に支えられて、今回も「こころの劇場」を実施することができました。徳之島の街中には、「劇団四季のみなさん おかえりなさい 毎年ステキなミュージカルを楽しみにしてます。徳之島の子ども達より」というポスターが貼られています。徳之島の方々の優しい心が、私たちの心にも染みわたるようです。
俳優たちもやはり朝から劇場に入り、明日の公演に備えます。入念にウォーミングアップと発声練習を行い、舞台の仕込みが終わった後は、舞台で立ち位置や歌の確認がテンポよく行われます。全体での確認が終わったあとは、めいめい劇場のリハーサルルームやロビーに赴き、自主練習が始まりました。昨日、島のいたるところでいただいた力を糧に、俳優たちは歌、ダンス、台詞と向き合い、よりよい舞台を目指します。明日の子どもたちとの出会いを楽しみに、自主練習は日が暮れても続きました。

3月15日(金)。いよいよ、「こころの劇場」徳之島公演本番。
この日は、10時と14時30分の2回公演が行われ、22の小学校、約930名の子どもたちが劇場を訪れました。島中から続々とバスや徒歩でやってくる子どもたち。島の子どもたちは、日ごろ演劇に触れる機会がなく、劇場に来るのが初めてという子も少なくありません。ちょっと神妙な顔で、劇場の前に並んで入場を待つ小学生たち。しかし、いったん中に入って客席に座ると、のびのびとした笑顔がはじけます。
「こころの劇場」リーフレットをじっくり読んだり、ロビーに設置してある客席座席表のパネルにかじりついて自分の座席を指でなぞってみたり。何か見知らぬわくわくすることが始まろうとしている。そんな期待に満ちた、初めての劇場で、初めての幕が開く時がやってきます。

子どもたちは、開幕後、すぐに物語に引き込まれていきました。マンプクが穴から飛び出すと「びっくりした!」、オオミズナギドリのツブリたちがポーズを決めると、どよめきとともに「チョーかっこいい!!」、そんな言葉が客席から聞こえてきます。シーンの合間には隣の友だちと口々に感想を話す声でざわめきが起こり、次のシーンが始まってシリアスな場面に差し掛かると、まさに水を打ったように静かになります。
極めつけは、ガンバとノロイの対決シーン。ノロイの踊りに負けないように、太鼓が打ち鳴らされた瞬間、何人もの子どもが客席からはじかれたように身を乗り出します。ある女の子は、聞こえてくるリズムに合わせ、手をひらひらと動かし始めました。舞台では潮路や忠太をはじめ、島のネズミたちが歌いながら踊り始めたところ。客席では、ひとり、またひとり、手を動かし始める子どもの姿。島ネズミとともに、踊りの手振りを始めたのです。
徳之島には、祭りのときや、結婚式のときなど、特別なことがあったときに唄や太鼓とともに、踊る風習があるといいます。体に息づいた踊りの血に動かされたように、ソワソワと腰を浮かし、客席にいるのがもどかしそうな姿があちこちで見られます。ネズミと一緒に踊る子どもたち。ガンバたちと子どもたちが、深い仲間の絆で結ばれているかのように見えました。
興奮のカーテンコールとお見送りも終わり、子どもたちは笑顔でそれぞれの日常へと帰っていきました。舞台ではすぐに撤収がはじまり、俳優も手伝ってあっというまにいろいろなものが片付けられていきます。セットは、ばらばらの部品となり、すべてが1台のトラックに積み込まれていきます。終演2時間後には、舞台も客席もからっぽになりました。ガンバたちの戦いの砦も、冒険にこぎ出す船も、そこにはありません。来年もまた来てくださいね、という心のこもった言葉と固い握手に送り出され、劇団四季の俳優とスタッフは、鹿児島県長島町で行われる『ガンバの大冒険』一般公演に向けて旅立っていきました。

そして今日のことは、太鼓の音とともに忘れがたい思い出となって、徳之島の子どもたちの心にきっと残ることでしょう。形が無くなっても、心にいつまでも光をともし続ける。それが演劇の魔法なのです。
こうして、2012年度「こころの劇場」公演は終わりを迎えました。全国153都市、418公演、56万人の子どもたちと出会うことができた『ガンバの大冒険』『王様の耳はロバの耳』『桃次郎の冒険』。全国の子どもたちに演劇の感動を届けたいという理念にご賛同いただいたたくさんの企業の皆さま、そして現場で奔走してくださった自治体や地元の方々に支えていただいた1年間でした。2013年度もまた「こころの劇場」でたくさんの出会いがあることでしょう。この4月からの新しい1年間に思いを馳せつつ、最後に、今回の徳之島公演をご覧いただいた徳之島町教育委員会・秋武喜一郎教育長が劇団四季にお寄せくださった、とても温かく素敵なお言葉をご紹介いたしましょう。
「子どもらの心(きも)に聖命(いのち)の種子(たね)を蒔く劇団四季の心の劇場」

(下段左)徳之島町教育委員会・秋武喜一郎教育長
前日の一般公演で温かい感動に包まれた『ガンバの大冒険』奄美公演。3月12日(火)には地元の子どもたちを招待して「こころの劇場」公演が行われました。
この日の公演は13時30分開幕。俳優たちは、午前中の早い時間から劇場に入り、公演にそなえて丁寧にウォーミングアップを行い、ゆっくりと筋肉をほぐしていきます。「開口」と呼ばれる発声練習にも余念はありません。まもなくやってくる子どもたちに全力投球でぶつかるため、自分の体と向き合い、精神を集中させていきます。
楽屋には、奄美の方々からのご厚意で、たくさんの差し入れが。奄美群島の名産フルーツ・たんかんを頬張っては「止まらない〜!」と叫んでいるのは、マンプク役の矢野侑子。地元の優しいお心づかいに支えられて、俳優たちの意気もますます上がります。

ウォーミングアップの様子
開演の1時間半も前から、たくさんの学校が劇場の前に集まり始めました。奄美文化センターの前には広々とした芝生があるのですが、みんな思い思いの場所に座り、お弁当を広げます。まっすぐで力強い南国の春の日差しに照らされて、元気よく芝生を走り回る子、生えているガジュマルの木によじ登る子、元気な声が芝生の広場中にあふれます。
今年の「こころの劇場」は奄美市のご厚意で、市外の子どもたちにもバスを用意してくださり、小学校5〜6年生を中心に、30の小学校・約1400人に公演をご覧いただけることになりました。遠いところでは、1時間以上もかけ、バスで奄美文化センターにやってくる子どもたち。すっかり遠足の1日です。まもなく学校も終業式。進級する前の、クラスのみんなとの楽しい思い出になるに違いありません。

やがて開場時間、自分の席に座った子どもたちは、事前にくばられた『ガンバの大冒険』のリーフレットを熱心に読み、めったに入らない劇場という場所に、興奮の面持ちです。
その興奮から、舞台が始まってからもしばらくはざわついていた子どもたち。ところが、ガンバのねぐらをマンプクが訪れ、「ガンバ、海へ行こう」と誘うと、客席全体がすっと静かになり、一気に物語に引き込まれた気配がしました。奄美の子どもたちにとって、海はとても身近な場所。この劇場のすぐ裏手も岸壁になっていて、潮騒が聞こえる距離なのです。ガンバとマンプクが港にたどり着く頃には、すっかり身を乗り出し、舞台に夢中です。ヨイショ、イダテン、バレット……ネズミたちが名乗るたびに、リーフレットを開く音があちこちで聞こえ、そこに載っているキャラクター紹介のイラストと舞台を熱心に見比べます。あたらしい登場ネズミのことを、早く知りたくてたまらないといった様子です。
海辺の岩穴のシーン、イタチのノロイ一族との対決で太鼓がでてくると、大きな手拍子が自然と沸き上がります。奄美大島のお祭りにもかかせない太鼓の音。子どもたちの大好きなお祭りの音が、ますます物語と子どもたちの距離を縮め、ガンバたちの歌と踊りと子どもたちの手拍子で、おそろしいノロイたちはすごすごと退散していきました。
たくさん笑って、ネズミたちのピンチには息をのみ、ガンバと一緒に水平線の向こうに新しい世界を夢見た2時間。あっという間にやってきたカーテンコールでは、大きな手拍子と、昨日の一般公演と同じく指笛が鳴り響き、やはりお祭りのような盛り上がりです。
ロビーでお見送りに立つキャストたちに驚きながら、大喜びでしっかりと握手を交わす子どもたち。少しシャイな男の子たちが、ノロイに近づきたくて、でも腰が引けて遠巻きにしています。「大丈夫。怖くないからいってみたら」と声をかけると、はじかれたようにノロイのもとにみんなで駆け寄り、頭をなでてもらって大興奮。口々に大声で叫びながら、さきほどお昼を食べた芝生に飛びだしていきました。きっとあのとき勇気を出せたことが、男の子たちの誇らしい思い出となることでしょう。

お見送りの様子
こうして奄美大島での今年の「こころの劇場」は無事終演を迎えました。公演のために奔走し温かく支えてくださった奄美大島の方々、ガンバと一緒に冒険を楽しんでくれた子どもたち、そしてカンパニーに力を与えてくれた奄美大島の雄大な海と山に、心より感謝いたします。
そして『ガンバの大冒険』カンパニーは次なる公演地、徳之島へ。この島で行われた今年度「こころの劇場」千秋楽公演の模様については、次回レポートいたします。
『ガンバの大冒険』
全国公演 巡演中!
奄美大島での公演を前に、地元の方々との交流を深め、島の空気を思いきり吸い込んだ『ガンバの大冒険』カンパニー。いよいよ3月11日(月)に一般公演が、3月12日(火)に「こころの劇場」公演が、奄美文化センターにて行われました。

奄美大島の風景
奄美大島は、鹿児島から380km南の沖合にある、緑深い山々と恵み豊かな海に囲まれた島です。この大島や、次にカンパニーが公演を行う徳之島などを含めた奄美群島は、今年、太平洋戦争後のアメリカによる統治から日本本土に復帰して60周年を迎えるとのこと。劇団四季も1953年に創立され、今年で60周年。ご縁を感じずにはいられません。
奄美大島での劇団四季の公演は1998年の『九郎衛門』が初めてのこと。2009年からは「こころの劇場」として子どもたちを招待する公演を行い、今年は一般公演・「こころの劇場」合わせて6回目の奄美での公演となります。
一般公演は15年ぶりのこと。実はこの公演は、地元の方々からの熱いご要望をいただき実現したものです。奄美大島で近年行われている「こころの劇場」は子どもたちを対象にした招待公演です。自分たちもぜひ見たい!一般にも公開してほしい!という市民の方々からの声が奄美市に寄せられ、今回の一般公演が行われることとなったのです。

公演前のリハーサル風景
3月11日(月)、公演当日。舞台準備の進む劇場に、市議会期間中にも関わらず、奄美市教育委員会の坂元洋三教育長と、日高達明教育事務局長が激励のために足をお運びくださいました。カンパニーを代表し、ガンバ役・加藤 迪、七郎役・大塚道人、潮路役・宮田 愛がご挨拶させていただきました。
坂元教育長は、「離島では一流の芸術に触れる機会が子どもたちも保護者も少ないので、素晴らしい機会だと思います。一般向けの公演も行っていただき感謝しています。島の子どもたちは、『八月踊り』という祭りの中で六調(ろくちょう/奄美島唄の一種で、速く激しいリズムが特徴)などの踊りに小さいころから馴染んでいますから、ミュージカルなどにもすぐに親しめるのだと思います」とのお言葉をくださいました。奄美市では、公演をなるべく多くの子どもたちに観てほしいとの思いから、今年から、市外の子どもたちのためにもバスを用意して、「こころの劇場」公演を観にこられるように取り計らってくださっています。また、多くの職員の方々が劇場に入り、お手伝いをしてくださっています。坂元教育長のお言葉からは、「行政の枠を超えて、子どもたちに、市民たちに、感動を届けたい」という深い意志がにじみ出ていました。

(写真左:左より)奄美市教育委員会 日高達明教育事務局長、大塚道人、加藤 迪、奄美市教育委員会 坂元洋三教育長、宮田 愛。
この日は夜公演。開場前から徐々にお客さまが入口に集まってきます。顔見知りの方を見つけて談笑する姿も珍しくなく、のんびりと和やかな雰囲気です。
そして、劇場の扉が開き、入場が始まった途端、「さぁ行くよ!」と先頭に立って客席に向かって走り出すお母さま、それに続くお子さま、そしてニコニコと後ろからついていくお父さま。親子連れだけではなく、女の子連れ、男性グループ、デートでいらっしゃった方、高齢層の方々など、とても幅広い年齢層のお客さまが次々に劇場にやってきます。

開場中の様子。会場となったのは奄美文化センター。
昨日のダンスセミナーに参加してくれた中学・高校生グループの女の子たちの姿もそこにありました。セミナー最後の質疑応答で「どうしたら劇団四季に入れますか?」という質問をしてくれた女の子のいるグループです。2009年『人間になりたがった猫』の「こころの劇場」招待公演を観て感動し、また劇団四季のミュージカルが観たい!と今回の一般公演の機会を待ち望んでいてくれたのです。ダンススクールでダンスを習っていて、踊ることが大好きという彼女たち。セミナーの後、劇団四季スタッフが話しかけたところ、「劇団四季ってどんなところですか?」と質問が次々と飛び出し、たった一度の観劇の感動が、彼女たちの心の中でいつまでも大切に息づいていることを実感できた出会いとなりました。入場口でその四季スタッフを見つけ、「こんにちは!」と声をかけてくれる彼女たち。「楽しんでくださいね」というスタッフからの言葉に「はい!!」と満面の笑顔がこぼれました。
当日券売り場にも、様々な姿が見られました。自転車でぷらりと乗りつけてチケットを買っていった小学生の男の子。ゆったりとひとりで歩いてきたおばあさま。2人のお子さまの分だけ前売り券を買っていたけれど、やはりお母さまの分も1枚買い足して一緒に仲良く劇場に入っていった母娘連れ。いろいろな人々の思いと期待が高まっていく劇場が、いよいよ開幕の時を迎えます。
客席の電気が落ちた瞬間、どよめきと拍手が沸き上がります。ガンバの最初の歌声に聴き入り、ストーリーに息をのみ、笑い、1曲1曲の後に大きな拍手が沸き上がります。奄美大島の人たちにとって、生活の一部である海を舞台に繰り広げられるガンバたちの冒険に、客席も一緒に参加しているかのような一体感です。2幕の最後まで、その連帯は途切れることなく続きました。カーテンコールでは割れんばかりの拍手と歓声、そして「ハト」と呼ばれる指笛を何人もの人々が高らかに吹き鳴らし、まるで祭りのような高揚が客席を包み込みます。
お見送りのために俳優が客席におりると、「信じられない」というような驚愕のどよめきと黄色い歓声が。役者たちにハイタッチを求める手が一斉に通路にのばされます。中には、通路を駆けて通る俳優たちをなるべく近くで観たいと、思わず中腰になって身を乗り出す方も。

お見送りの様子
ロビーでのお見送りでも、俳優たちにたくさんの感激と感謝の言葉が寄せられました。お子さまからご年配の方まで、笑顔で俳優に握手を求め、話しかけ、興奮の面持ちで劇場を後にされました。
久々の一般公演を待ち望んでいてくださった方々の思いがはじけた一夜がこうして終わりました。明日は「こころの劇場」公演が始まります。子どもたちがどんな表情をみせてくれたのか、その模様はまた次回レポートいたします。
『ガンバの大冒険』
全国公演 巡演中!
全国公演で鹿児島県奄美大島を訪れている『ガンバの大冒険』カンパニーは3月10日(日)、地元の方々を対象としたダンスセミナーを開催しました。
会場となった奄美文化センターに集まったのは、4歳の子どもから高校の部活動でダンスを習っている生徒さん、地元のダンススクールに通う大人まで幅広い年齢層の方々が約60人。開始1時間前からセンターの周りには参加者の姿が。それぞれのダンススクールや高校の部でおそろいのTシャツを着て、ばっちり気合いが入っているグループも多く見られました。皆さん踊るのが大好きで、劇団四季の俳優たちと踊れる機会を本当に楽しみにしてくださっている様子が伝わってきました。
セミナーが始まると、まずは、俳優の小野功司よりご挨拶。緊張をほぐすため、みんなで背伸びなどの軽いストレッチ運動をし、少しリラックスしたところで、『ガンバの大冒険』出演俳優たちがお手本を見せていきます。

『ガンバの大冒険』出演俳優たち
客席内の照明が落とされ、今まで下りていた緞帳が上がると、参加者の皆さんにどよめきが走ります。そこに立っていたのは緑色のライトに照らされた7人の俳優たち。流れてきた音楽は「行こうよ仲間たち」です。ネズミのガンバたちが冒険の旅に出航し、海の上で新しい世界を夢見て踊る、希望に満ちたシーンで流れるこの曲は、美しく豊かな海に囲まれた奄美の皆さんと一緒に踊るのにふさわしいナンバーです。見本のダンスが終わった瞬間、客席からは大きな拍手が鳴り響きました。
俳優たちのお手本を見たあとは、早速、3つのグループに分かれて、劇場の舞台、ロビー、リハーサル室の3カ所でレッスンが始まります。
一番人数の多い中学生・高校生のグループは、山本 道、大村真佑に率いられてリハーサル室へ。最初は緊張のためか声も小さく遠慮がちでしたが、一生懸命動きを体で覚えるうちに、元気いっぱい、のびのびとしたダンスになっていきました。
このチームには、見学していた小さな女の子2人も飛び入り参加。小さな子どもでも楽しく踊れる振付を、俳優たちが即興でアレンジして作っていきます。こうして練習を重ねていくうちに、全員で掛け声を上げながら踊るなどのアイディアも生まれ、10代らしい溌剌としたダンスが形になっていきました。

中学生・高校生グループのレッスン風景
一番年齢の低い小学生以下の組を率いるのは、片山怜也と相原 茜。年齢も体の大きさも様々なチームですが、こちらも一人ひとりの個性を生かした振付をその場で作り上げ、世界で一つだけのダンスを作っていきます。みんなで円を作って肩を組み、ぐるぐると回転する動きをすることになったこのチーム。身長が違うため、最初はうまくいきません。「肩を組むのをやめてもいいよ」と片山。しかし、子どもたちは「こっちのほうがいい」と肩を組んだ動きを自分たちで選びます。時には喧嘩しそうになりながらも、ひとつの作品を作っていく過程を通して、子どもたちの間に少しずつ連帯感が生まれていきます。

小学生以下グループのレッスン風景
大人のチームを担当したのは、沖田 亘と宮田 愛。こちらの組は、参加者が俳優たちの見本を見ながらどんどん覚えていく、という本格的な進行です。皆さん、笑顔で踊っていますが、目は真剣そのもの。覚えられない部分があると、「間違えた!」「できない!」と楽しい悲鳴を上げながら、先生役の俳優に質問し、短い時間で自分の中に吸収しようと臨みます。足の角度やステップの踏み方、手の動かし方など盛んに質問が飛び交う活気のあるレッスンになりました。

大人のグループのレッスン風景
こうしてレッスンが終了すると、最後はグループごとに舞台上でこれまでの成果を発表します。レッスンのサポート役に回っていた加藤 迪にも見守られながら、各グループが作り上げてきた世界にひとつだけの「行こうよ仲間たち」のダンスが、舞台上で披露されていきます。すると、客席で見守る他のグループからは、音楽に合わせた手拍子が自然と沸き上がります。つい1時間前まで見ず知らずだった60人が、ダンスを通じてひとつになった瞬間でした。踊り終わった各グループは、舞台上でそれぞれ記念撮影。その顔には、とても充実した笑顔が浮かんでいました。

最後は俳優への質問コーナー。「劇団四季に入るにはどうしたらいいですか」「俳優さんたちにとてもオーラを感じます。どうしたらそんなオーラが出せますか」「休日は何をしてすごしていますか」「好きな食べ物はなんですか」と様々な質問が飛び出しました。俳優たちは、笑顔で質問に答え、すっかり打ち解けた和やかな雰囲気のうちに、ダンスセミナーは終わりを迎えました。
セミナーの帰り、劇場内に置いてあった『ガンバの大冒険』奄美公演チラシを眺めながら、小学生低学年くらいの女の子が2人、嬉しそうにニコニコしながら、こんな会話をしていました。「今日の先生って、下の名前、なんていうんだっけ」「学校でももらったけど、チラシもらっていく?」 これから観る公演を楽しみに、2人は弾む足取りで帰っていきました。
めったにミュージカルに触れる機会のない彼女たちが、公演本番と同じ舞台で踊れたことは、きっとかけがえのない思い出になることでしょう。そして、今日ダンスを教えてくれた先生たちが、舞台で大活躍するのを目の当たりにするのももうすぐのこと。離島の方々にミュージカルの楽しさを届けたい。その思いが結実し、このセミナーの翌日から行われた奄美公演は、お客様から熱い反応をいただいた素晴らしい公演となりました。その模様は次回お伝えいたします。
『ガンバの大冒険』
全国公演 巡演中!
3月9日(土)『王様の耳はロバの耳』沖縄公演が宮古島公演にてフィナーレを迎えました。
およそ20日間に及ぶ沖縄県下の公演で5都市12公演、うち“こころの劇場”(児童招待公演)では5都市9公演、約9,700名の子どもたちに無事、舞台の感動をお届けする事ができました。
最終日となるこの日、会場となる「マティダ市民劇場」には、開場前から公演を待ちわびるお客様の列ができました。宮古島公演は、当初3月8日(金)公演のみを予定していましたが、1月のチケット発売日に開始1時間でチケットが完売するという過去に例を見ない反響をいただいた事から急遽この3月9日(土)に追加公演を実施しました。突然の追加発売にも関わらず追加公演のチケットも完売し、沖縄公演のフィナーレに相応しい公演となりました。

カーテンコール後、ロビーへ走り抜ける出演者にお客様が笑顔で「ありがとう」「来年もまた待っていますよ」とお声掛け下さり、場内はあたたかい雰囲気に包まれて沖縄公演が終了しました。
昨年7月から始まった『王様の耳はロバの耳』全国公演の旅は、3月24日(日)いよいよ千秋楽を迎えます。残る公演もあと6公演、どうぞこの機会をお見逃しなく、劇場へ足をお運びください!
公演スケジュール・料金等詳細はこちらをご確認ください>>
『王様の耳はロバの耳』
全国公演 巡演中!
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全国ツアー中の『ガンバの大冒険』カンパニーは3月9日(土)、奄美公演のため、鹿児島県奄美大島へとやってきました!
天気は快晴、気温も上がり半袖でも過ごせるくらいの陽気に迎えられ、到着後すぐに奄美大島のコミュニティラジオ局「あまみエフエム ディ!ウェイブ」の番組生出演へと向かったガンバ役の加藤 迪と潮路役の宮田 愛の2人。ところが、スタジオにやってきてびっくり! とてもユニークな場所にあったからです。

今回出演したのは、ワイド番組「ゆぶぃニングアワー」の中にある「夕方フレンド」という20分間のコーナー。その放送が行われるサテライトスタジオ「末広市場ディ!放送所」は、なんと市場の中にありました!乾物屋、精肉店、鮮魚店などが入店する昔ながらの市場に設けられたオープンスタジオには駄菓子屋が併設されており、そこへ生放送中に子どもたちが買い物にやってきます。パーソナリティーは放送の合間に子どもたちに話しかけ、その内容をすぐさまネタにしてオンエアし、ディレクターが駄菓子代金を子どもたちから受け取る。地元の暮らしと情報発信が一体化した、究極の地域密着型スタジオがそこにはありました。

スタジオ内に移動するとパーソナリティの渡 陽子さんと、まずは「よねや、うがみんしょうらん!」(=奄美の言葉で「こんばんは」)とご挨拶。そして“チヂン”という奄美特有の祝い太鼓の音とともにコーナーがスタートしました。舞台の見所を紹介していく中で、話題は自然と全国公演の意義へと移っていきます。
渡さんが「東京に住んでいるとミュージカルをすぐに観に行けるかも知れませんが、私たち島の人間にはなかなか難しい。だから、今回のように気軽に演劇やミュージカルに触れられる機会があることで、島の子どもたちの中に新しい可能性、新しい世界が広がっていくと思います」と話すと、加藤も自身が北海道出身で、小さい頃に演劇に出会う機会がなく、高校生の時に劇団四季の全国公演を観て衝撃を受けたことが俳優を志すきっかけになったこと。今回のように小さい時にミュージカルに出会える機会があることが羨ましく、子どもたちに何か感じてもらえたら嬉しいと思っていること、などを語りました。一方、宮田も「海を舞台にしたミュージカルですので、奄美のきれいな海を感じながらのびのび生き生きと演じようと思っています」と公演に向けた抱負を語り、あっという間に過ぎていった20分間。2人にとっては、島の暮らしの空気を肌に感じながら、島の子どもたちへの思いを再確認できた貴重な時間となりました。
『ガンバの大冒険』カンパニーは、これからも子どもたちに夢と希望、愛と勇気の冒険物語をお届けしていきます!
『ガンバの大冒険』
全国公演 巡演中!
“こころの劇場(※)”活動のため日本全国を巡演している『ガンバの大冒険』が、3月8日(金)長崎県五島市にて招待公演を行いました。
五島市は長崎県の西部、五島列島の南西部に位置し、福江島や奈留島など11の有人島と52の無人島からなる、美しい海に囲まれた都市です。今回この五島市で“こころの劇場”が初めて開催されました。『ガンバの大冒険』カンパニーは長崎港からジェットフォイルで約1時間半、機材を運ぶトラックはフェリーで約3時間かけて海を渡り、五島に降り立ちました。

(上段)ジェットフォイルに乗り込むカンパニーの面々(下段)五島到着後、福江港にて
五島への移動日に充てた3月6日(水)、大塚道人、加藤 迪、矢野侑子の俳優3名は、五島市長・野口市太郎氏を表敬訪問しました。野口市長からは、「他の地域と同様、五島も子供たちが昔より大分減ってしまいました。それでも、この間奈留島で開催したコンサートもほぼ満席でした。五島の人々は、生の舞台を見ることを待ち望んでいます。ましてや劇団四季の舞台に招待され観劇できるなんて、子供たちは本当に幸せです。私は議会があるため残念ながら当日は観ることができませんが、ぜひ子供たちに感動を届けてください。」と激励いただきました。

(左より)大塚道人、五島市長・野口市太郎氏、加藤 迪、矢野侑子
公演当日は、会場となった福江文化会館がある福江島から13校、近隣の奈留島、嵯峨島、久賀島からそれぞれ1校ずつ、合計16校
1,063名の小学4年生〜6年生の児童にご観劇いただきました。雲ひとつない快晴に恵まれ、船で渡ってくる近隣の島の子供たちも元気に来場しました。

舞台が始まるのを心待ちにしている子供たち。
幕が上がると、大きな歓声が上がり、ガンバやマンプクなど、新しいキャラクターが登場するたびにパンフレットを開きその名前を確認するなど、とても純粋に舞台と向き合っている子供たちの姿が印象的でした。また、俳優の台詞一つ一つに笑ったり興奮したり、またセットが転換して新しいセットになると歓声が上がったりと、「思い切り舞台を楽しもう」という子供たちの気迫ともとれるような熱意が感じられる温かい客席でした。
終演後のロビーでのお見送りでは、「ガンバだ!」「あそこにツブリがいるよ!」と、各々お気に入りのキャラクターのもとへ行き、俳優との触れ合いを楽しんでいました。

たくさんの「来てくれてありがとう」、「楽しかったよ!」という言葉をいただきました。
お見送り後、議会中にも関わらず本公演をご観劇いただいた清水教育長から、「今日は本当にありがとうございました。本物の舞台を観ることができ子供たちは幸せです。このような機会を提供いただき、心から感謝申し上げます。またぜひ五島に感動を届けに来てください。」とお言葉をいただくとともに、記念品をカンパニーに贈呈いただきました。

(上段)清水教育長はじめ教育委員会の皆様との記念撮影。(下段左)記念にいただいたバラモン凧。絵柄には、鬼に立ち向かう武士の兜の後ろ姿が描かれ、羅生門の鬼退治の伝説を表現しているそうです。
五島市教育委員会の皆さまには公演に向けての事前準備だけでなく、舞台の設営作業、当日の運営、そして終演後の撤去作業と、全ての面においてご尽力いただきました。

こうして沢山の地元の方々に支えられ、子どもたちに感動を届ける「こころの劇場」の輪をこれからも各地に広げていきます。
※「こころの劇場」とは、小学生を中心に日本全国の子どもたちを劇場へ無料招待し、「生命の尊さ」、「人を思いやり、信じあう喜び」など、生きていく上で大切なことを舞台を通して語りかけるプロジェクト。1964年にニッセイ名作劇場としてスタートし、2008年より現在の形に。(2011年度は全国144都市で合計56万人を招待)
『ガンバの大冒険』
全国公演 巡演中!
2月21日(木)よりスタートした『王様の耳はロバの耳』沖縄公演。カンパニーは石垣島、沖縄本島と旅を続けてきましたが、今回はカンパニーの休演日の活動の一つ、「美しい日本語の話し方教室」をご紹介いたします。
「美しい日本語の話し方教室」とは、劇団四季の社会貢献活動の一つです。俳優たちが日本語の特徴と劇団四季の方法論である“母音法”に基づいた明確に伝わる話し方を教えるもので2005年から各地で行っています。沖縄公演では、計6校へ訪問することができました。
2月20日(水) 石垣市立平真(へいしん)小学校
この日、沖縄公演第一回目となった「美しい日本語の話し方教室」には岡崎克哉、平田 綾、八百亮輔の3名が訪問しました。
学校へ到着すると、「ようこそ平真小学校へ」と歓迎の看板。出演者一同、授業に向けて気合いが入ります。平真小学校では4年生の3クラスを2組に分けて授業を行ったのですが、今年1年間“音読”の勉強をしていたとの事で、子どもたちは大きな声で劇団四季の話し方のメソッドである“母音法”の練習課題に真剣に取り組んでいました。普段から話す事についての意識が高いためか、授業終盤には素晴らしい上達ぶりを見せてくれました。

授業終了後、さよならの挨拶をして立ち去ろうとした時、「ちょっと待ってください」と先生に呼び止められた出演者たち。なんと、児童の代表から御礼の言葉と感想の発表があり、その後全員での“音読”と歌の素晴らしいサプライズが用意されていました。子どもたちの心のこもった素晴らしいプレゼントに出演者一同、大感激で学校を後にしました。

2月20日(水) 沖縄県立八重山(やえやま)高等学校
石垣市内にある八重山高校では創部2年目となる演劇部12名が演劇活動に取り組んでおり、この日は演劇部と合わせて地元の劇団“やいま浪漫の会”の中高生も参加し、総勢36名で「美しい日本語の話し方教室」を受講しました。普段は小学校の授業で行う為、「皆さんは小学生に戻ったつもりで、参加してください」と前振りをして授業をスタート。講師を務めたのは、前田貞一郎、渡久山慶、熊本梨紗の3名です。

高校生たちは、本物の舞台に立っている出演者の説明に時には大きく頷きながら、目をキラキラ輝かせて聞いていました。
授業が終わった後には、出演者への質疑応答の時間を作り、「どんなきっかけで四季に入団したのか」や「俳優になるにはどうすればよいか」といった自分たちの将来についての質問や、「自分と違う年齢の役を演じるとき、どうやって声をだせばよいか」など、演劇部で各自が現在取り組んでいる課題についての質問があり、とても有意義な時間となりました。
2月25日(月) 渡嘉敷村立渡嘉敷(とかしき)小学校・阿波連(あはれん)小学校
渡嘉敷島は沖縄本島からフェリーで約1時間の洋上にあります。この日の訪問では島内の小学校2校の全児童を合わせた36名を
対象に、「美しい日本語の話し方教室」を行いました。今回初めてこの島を訪れたのは、島に在住の「四季の会」会員の方からの一本のお電話がきっかけでした。
「“こころの劇場”として島内の児童に観劇の機会を与えてほしい」―残念ながら島内には公演会場となる施設がなく、沖縄本島で開催の“こころの劇場”には1日2往復の船では島から観劇に行く事もできないという状況でした。そこで「美しい日本語の話し方教室」として学校へお伺いする事になり、村教委のご協力のもと両校の児童を集めての合同事業を開催する事となりました。心配していた天候も、この日は運よく快晴。川地啓友、村上今日子、引木 愛の3名がフェリーで那覇を出発。約1時間の船旅も美しい大海原に感激していると、あっという間に島に到着しました。到着後、学校の会議室で先生方とご挨拶し、「島の子どもたちの為にありがとうございます」とあたたかい歓迎を受けました。

午後、全校児童が渡嘉敷小学校に集まり、先生方・保護者の見守る中授業を行いました。最初はシャイな子が多いのか声が小さかったのですが、先生が代表で見本を見せるとリラックスをして、大きな声で積極的に参加できるようになりました。
小さな離島では子どもたちは中学校を卒業すると島外へ出てしまう為、児童数は減少傾向にあり、両校の児童は普段から学年を超えて助け合って生活しているとの事。授業中は上級生が小さな1年生・2年生をリードしている様子に微笑ましい印象を受けました。
先生方からは「大変有意義で貴重な機会をありがとうございました」とお声をいただき、お電話下さった「四季の会」会員の方は、「子どもたちのために来て下さって本当にありがとうございました」とお喜びになり、船が遠く見えなくなるまで手を振ってお見送りくださいました。
3月1日(金)与那原町立与那原(よなばる)小学校
この日の訪問は、沖縄本島の与那原町へ。石野寛子、八百亮輔、平田 綾の3名が6年生の1クラス33名に授業を行いました。とても元気が良く明るいクラスで積極的な児童が多く、先生からは「普段元気が良くても授業では手を挙げない男の子が自ら挙手する姿に驚きました、学校の芸術発表会は終わってしまいましたが、中学校へ進級しても今回学んだ事を活かしていって欲しい」「私(先生)自身も“話す”事について学ぶべき事が多くありました」などのお声をいただきました。

3月7日(木)宮古島市立東小学校
とうとう沖縄公演の最終地点である宮古島にやってきたカンパニー。本公演を明日に控え、東小学校では岸佳宏、吉良淑乃、岸田実保の3名が6年生33名に「美しい日本語の話し方教室」を開講しました。事前の打ち合わせでは 「一年間音読の練習をしてきましたが、なかなか定着しません。今回の授業で何かコツをつかめたら…」と担任の先生からのご相談がありましたが、実際の子どもたちはとても積極的で、“母音法”の課題にも大きな声を出して取り組んでいました。授業終盤にはさらにコツがつかめたような子どもたち。母音を大切にする、という意味をよく理解してくれたので終盤には全員ではきはきと「友だちはいいもんだ」の歌を音読しました。
最後は輪になって、想いを伝え合いながら合唱し、先生方からも「子どもたちだけでなく大人にも実施して欲しい」とお声を頂きました。

3月7日(木)宮古島市立伊良部小学校
宮古島には大小様々な離島があり、伊良部島は市街にある平良港から高速船で15分のところにあります。今回伊良部小学校を訪問したのは、渡久山慶、村上今日子、中里美喜の3名。実は伊良部小学校は渡久山の母校でもあります。
一向をあたたかくお迎え下さったのは、渡久山の恩師で教頭の前泊直子先生。学校に到着すると、子どもたちも劇団四季の俳優として舞台に立つ先輩に目をキラキラ輝かせて駆け寄ってきました。

授業は5年生・6年生を合わせて52名で実施。参加する子どもたちは元気よく「こんにちは!」と挨拶をして教室へやってきました。校長先生のお話では「島の子どもたちは、他の地域の方と接する機会が少なく、シャイな子が多い」との事でしたが、授業では6年生が中心になって、積極的に声を出していました。最後は見学されていた先生方も保護者の方も一緒に輪になり「友だちはいいもんだ」を大合唱。歌い終わった後は全員で大きな拍手となり、とても有意義な時間になりました。
「美しい日本語の話し方教室」を通して離島に住む子どもたちと普段以上に間近に交流する事ができ、子どもたちの素直な反応や一生懸命な姿に、訪問した出演者も元気をいただきました。今回の授業が子どもたちにとって、“話す”事以外にも新しい可能性を広げる機会になる事を願って、いよいよ本日からは最終公演地、宮古島での公演がスタートします。
2月22日(金)日本最南端の公演地、石垣島にて“こころの劇場”『王様の耳はロバの耳』沖縄公演がスタートしました。今年度の沖縄県の“こころの劇場”(児童招待公演)では、石垣島や宮古島も含めた沖縄県下で5都市9公演、約9,700名の子どもたちに舞台の感動をお届けします。
石垣島にある「石垣市民会館」で行われたこの日の公演には、石垣市内の20校707名の小学生、隣接する竹富町(竹富島、小浜島、西表島、黒島、波照間島、鳩間島)の11校97名の子どもたちが来場しました。石垣島の子ども達はバスに乗って、竹富町の子どもたちはフェリーに乗ってそれぞれ会場にやってきます。前日までの悪天候で心配されたフェリーの運航もこの日は無事通常運行され、全校石垣島にやってくる事ができました。

続々と会場に集まってくる子どもたち。「こんにちは!」と元気に挨拶をし、入口をくぐります。引率の先生方も口々に「お世話になります」とお声をかけて下さいました。

会場内でも子どもたちは元気いっぱい。プログラムを読みながらお友達と話をしたり、劇場の中を探検したり、後方の席に向かって手を振ったりしていました。
そしていよいよ始まった『王様の耳はロバの耳』石垣公演。開演を告げるファンファーレとともに、大きな拍手が会場を包みます。最初は緊張しながらじっと観劇していた子ども達も、ナタネ、ニボシ、ローストビーフといった登場人物の独特の名前やコミカルな演技に、笑い声が起こり、フィナーレのカーテンコールは息の合った手拍子と拍手を送ってくれました。終演後に行われたロビーでのお見送りでは、子どもたちは口ぐちに「たのしかった」「すごかった」と感想を話しながら、王様や床屋に子どもたちが駆け寄り、次々と握手やハイタッチを交わしていました。引率の先生方からも「毎年、子どもたちに本物のミュージカルの舞台を観させて下さってありがとうございます」と御礼のお言葉をいただきました。

劇団四季の最初の石垣島公演は、2005年の『魔法をすてたマジョリン』。今回の『王様の耳はロバの耳』で8回目の公演となります。“こころの劇場”としては3回目。「全国の子どもたちに、本物の舞台の感動を届けたい」という劇団四季と地元の方々のあたたかいご支援のもと、今年も無事子どもたちに笑顔を届ける事ができました。そして、お返しにいただいた沢山の「ありがとう」を胸に、カンパニーの旅は沖縄本島(浦添市・名護市・宜野湾市)、宮古島へと続きます。
2月14日(木)、“こころの劇場”沖縄ブロックを支えてくださっている各社の代表者が沖縄県の仲井眞弘多(なかいま・ひろかず)知事を訪問し、招待目録の贈呈式を行いました。
今年度は『王様の耳はロバの耳』を上演し、石垣島や宮古島を含む県内5都市9公演で、合計9,700名の児童を劇場に招待いたします。

<後列左より>劇団四季会長・佐々木典夫、那覇空港ビルディング・花城順孝社長、日本トランスオーシャン航空(JTA)・平 一浩執行役員、沖縄電力・大嶺克成副社長、沖縄セルラー電話・田中 稔理事、サンエー・新城健太郎販促企画部長
<前列左より>沖縄第一交通・稲益 強社長、琉球銀行・金城棟啓頭取、沖縄県・仲井眞弘多知事、沖縄ヤマト運輸・六笠保裕取締役執行役員
招待を受ける子どもたちに代わって、招待目録を受け取られた仲井眞知事からは、
「お集まりいただいた各社の皆さま、劇団四季の皆さまありがとうございます。これからも是非皆さんに頑張っていただき、この活動を継続していっていただきたい、皆さんで頑張りましょう」
と、激励の御言葉をいただきました。
贈呈式はマスコミ各社の見守る中、参加者全員で「こころの劇場」の意義を確認して協賛の継続を述べ合う形で終了となりました。
“こころの劇場”『王様の耳はロバの耳』沖縄ブロック公演は、2月22日(金)石垣公演を皮切りにスタートいたします。石垣<2月21日(木)>、宜野湾<3月3日(日)>では一般公演も実施いたします。また、宮古島にて予定しております3月8日(金)の一般公演はご好評につきチケットが売り切れとなり、翌日3月9日(土)に追加公演を実施いたします。ご家族やご友人をお誘い合わせのうえ、是非劇場へお越しください。
宮古島追加公演についての詳細はコチラ>>
『王様の耳はロバの耳』
全国公演 巡演中!
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1月26日(土)に一般発売を迎えました、3月8日(金)の宮古島公演は好評につき、チケットの販売は終了となりました。
劇団四季は、販売終了後も続く地元の多くの方々のお声にお応えし、追加公演を行うことを決定いたしました。
| <宮古島公演 3月9日(土)追加公演> □日時 : 2013年3月9日(土)11:00開演(10:30開場) □会場 : マティダ市民劇場 □料金 □チケットに関するお問い合わせ □公演に関するお問い合わせ ※前売販売を終了した3月8日(金)公演は当日券の販売もございません。ご了承ください。 |
12月20日(木)、東京・文京シビックホールにおいて、『ガンバの大冒険』クリスマスチャリティー公演が千秋楽を迎えました。
クリスマスチャリティー公演とは、ハンディキャップを持つ子どもたちに「芸術性の高い一流の舞台を鑑賞してもらうことで、物やお金ではなく『心の豊かさ』を育んでもらいたい」と、日産労連NPOセンター「ゆうらいふ21」が主催している公演です。組合員が毎月100円ずつ積み立てた拠出金をもとに毎年11〜12月に開催され、劇団四季も1976年の開催当初から全面協力しています。
37回目となった今年は、11月9日に埼玉・上尾市文化センターで開幕し、全国22都市で約2万2000人の子どもと保護者の方々をご招待してきました。
千秋楽となったこの日の朝。いつも公演を支えてくださっている日産労連のボランティアの方々、さらにこの日の会場運営に参加した劇団の研究生を前にして、俳優を代表して三宅克典が挨拶に立ちました。
「劇団四季は年間約3000ステージの舞台を上演しています。中でも、このクリスマスチャリティー公演は熱い想いで挑ませていただいています。私も12年ぶりに参加し、初心にかえる気持ちで舞台を務めております。キャスト・スタッフ一同、誠心誠意を込めて本日の舞台をお届けいたしますので、よろしくお願い致します!」

日産労連のボランティアの方々とともに劇団の研究生たちが会場運営に参加しました。
会場の受付や運営はボランティアの方々がご協力くださり、研究生も皆さんとともに来場者へのお土産の袋詰めや、車椅子の介助方法の講習会などに参加しました。開場すると、ロビーではサンタとトナカイが子どもたちをお出迎え。握手をしたり、抱き合ったりと、ロビーはクリスマスらしい温かな空気に包まれました。その様子に、文京公演を主催する
日産労連 東京地方協議会 議長 安藤哲雄氏から「演劇は、舞台だけでなく、お迎えする人間、ご来場されるお客様が三位一体となって初めて成立するものだとお伺いしましたが、このチャリティー公演に携わると本当に実感しますね」とお言葉をいただきました。

ロビーではサンタとトナカイがお出迎え。
開演すると、音楽に合わせて手拍子が起きたり、時にはたまらず踊り出したりと、子どもたちは素直で元気な姿を見せてくれます。ツブリがガンバたちに謝るのと同時に「ごめんなさい!」と一緒に謝ったり、本当に舞台の世界に入り込んで、一体となって楽しんでくれている様子がひしひしと伝わってきました。
終演後のお見送りでも、俳優にきらきらとした笑顔を見せてくれた子どもたち。俳優・スタッフたちにとって、“演劇の、舞台の役割とは何か?”という大切な問いへのひとつの答えを、子どもたちからもらうことが出来た一日となりました。

カーテンコール・終演後のお見送りの様子。
また、終演後にはパーティーが開かれ、日産労連の方々と劇団関係者が親交を深めました。パーティーの冒頭では各代表から挨拶が述べられました。
日産労連会長 ゆうらいふ21理事長 高倉明氏
「本年もクリスマスチャリティー公演を無事に終えることができ、多くの人たちに愛と感動を伝えることができました。今年の演目『ガンバの大冒険』には、私たちが常に身につけておかねばならない勇気、優しさ、絆や友情の大切さが詰まっています。これからも一人でも多くの人に、四季の素晴らしい舞台を通じて、心豊かに、慈しみ深く、優しく強い人間になっていただけるよう、私たちも頑張っていきます」
日産労連 事務局長 寺門 勉氏
「多くの皆様に支えられ、今年も子どもたちに夢と希望や生きる勇気、本当にたくさんのものをプレゼントできたと思います。また、俳優を志す劇団の若い方々が私たちボランティアと一緒に活躍しているのを拝見して、劇団四季、まだまだ40年、50年大丈夫だなと感じさせていただきました。これからも舞台を通じて感動を届けることで社会の一翼を担っていきたいと思いますので、引き続きご協力をお願いいたします」
劇団四季会長 佐々木典夫
「劇団四季は“文化の東京一極集中の是正”という理念を掲げていますが、この全国各地を巡演するクリスマスチャリティー公演は、私たちの理念に合致するひとつの大きな出発点になったのだと思っています。その頃はまだ劇団も小さく、私は「ブルーバード」という車に『ハムレット』のポスターやチラシを乗せて走り回っておりました。そして、チャリティー公演の第一回作品が『青い鳥』。少し出来すぎのような話ですが、今でも当時のことを感慨深く思い出します。今、若い俳優たちが頑張っていますが、ただやりたい芝居をやるのではなく、一生懸命舞台を作りながら社会の役に立てる存在になっていくこと。その大切さを、彼らもこの公演から教えていただいていることでしょう。今年で37年目になりますが、ぜひこれからも40年、50年を目指していきたいと思っています」

(上段左から)日産労連会長 高倉明氏、劇団四季会長 佐々木典夫、日産労連 事務局長 寺門 勉氏(上段右・下段)挨拶をする『ガンバの大冒険』の俳優たち
パーティーでは、俳優たちからは「行こうよ仲間たち」の歌が、日産労連の方々からはハンドベルによるクリスマスソング、そして『キャッツ』の「メモリー」の演奏がプレゼントされ、お互いに聞き入りながら、来年の公演に向けて決意を新たにしました。
来年は劇団創立60周年。クリスマスチャリティー公演をはじめ、小学生を招待する「こころの劇場」など、劇団の創立理念のひとつである舞台を通じた社会貢献活動に、より一層の力を入れて臨んでいきます。

(上段)ナンバー披露をする俳優たち(下段)ハンドベルを演奏してくださった日産労連の方々
『ガンバの大冒険』
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12月3日(月)から6日(木)の4日間、広島文化学園HGBホールにて“こころの劇場”『王様の耳はロバの耳』広島市公演が行われました。その最終日、6日(木)の公演終了後、広島市教育委員会から感謝状が贈られ、カンパニーを代表して王様役の牧野公昭と陽だまり役の中里美喜が贈呈式に出席しました。
今回の感謝状は、小学生たちを無料招待する“こころの劇場”プロジェクトに対して贈られたもの。1964年、ニッセイ名作劇場としてスタートした劇団四季のファミリーミュージカルは、2008年から多くの企業や行政の協力の下、子どもたちに演劇の感動を届けるプロジェクト“こころの劇場”としてスケールアップして全国各地で無料招待公演を行っています。
子どもたちの心に「生命の大切さ」、「人を思いやる心」、「信じ合う喜び」など、人が生きていく上で最も大切なものを舞台を通じて語り掛けたい――
今年度の広島市公演では広島市内の140校、11,733名の子どもたちを招待し、『王様の耳はロバの耳』を楽しんでもらいました。
この日も、子どもたちの元気と笑顔で包まれた幸福なひと時が過ぎ、カーテンコール終了後、舞台上で感謝状の贈呈式が行われました。
広島市教育委員会学校教育部・指導担当部長の砂原文男氏より牧野と中里に感謝状が贈られると、さらに御礼の言葉まで頂戴しました。

「毎年広島市で公演を行って頂き、ありがとうごいます。広島市では、これまでに約20万人の児童をご招待頂いております。子どもの頃に四季の舞台を観た子どもたちが大人になり、今では広島市民の6人に1人は招待して頂いていることになります。演劇という文化を通じて、市民の中に温かなぬくもりが植えつけられていく。今後とも、協力し合いながら、この“こころの劇場”公演を続けさせていただきたく思います」(砂原指導担当部長)
広島県内での“こころの劇場”公演は、残すところ2都市3回公演。合計では263校18,377名の子どもたちが観劇する予定となっています。元気な子どもたちに負けないよう、カンパニーも寒さに負けず気を引き締めて旅を続けていきます。
さらに広島では、12月9日(日)に『キャッツ』広島公演が開幕! 今年の冬は、劇団四季が広島を熱く盛り上げていきます。皆様のご来場をお待ちしております!
公演スケジュール・料金等詳細はこちらをご確認ください>>
『王様の耳はロバの耳』
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鹿児島県などのエリアにお住まいの「四季の会」会員の皆様にお送りしている『ガンバの大冒険』発売告知のDMにおきまして、奄美公演の記載に誤りがございました。
謹んでお詫び申し上げるとともに訂正させていただきます。
『ガンバの大冒険』全国 奄美公演(2013年1月12日(土)「四季の会」会員先行予約開始)の公演日に関して
(誤)3/11(月・祝)
↓
(正)3/11(月)
※ご予約の際は、ご注意くださいますようお願い申し上げます。
いよいよ2012年もあとわずか、年末のご予定はいかがですか?今年のクリスマスは大切なあの人と過ごしたい…。 そんな想いを素敵にお届けする「一緒に行こう♪メール」クリスマス特別バージョンがサービスインしました! 『マンマ・ミーア!』『美女と野獣』『オペラ座の怪人』『アイーダ』 「一緒に行こう♪メール」は今後もさまざまなバージョンアップを予定しております!お楽しみに! ・携帯版はこちらから>> |
当オフィシャルウェブサイトおよび会報誌「ラ・アルプ」11月号でお知らせしておりました、『ガンバの大冒険』唐津公演(一般発売:12月9日(日)〜/会員先行予約12月1日(土)〜)の料金設定に関しまして、下記の通り変更となりました。ご予約の際はご注意くださいますようお願い申し上げます。
(変更前)
SS席5,000円、S席4,000円(小学生以下3,500円)、A席3,000円(小学生以下2,500円)、B席2,000円、C席1,500円
↓
(変更後)
SS席5,000円、S1席4,000円、S席4,000円(小学生以下3,500円)、A1席3,000円、A席3,000円(小学生以下2,500円)B席2,000円、C席1,500円
※S1席・A1席は1階での設定、S席・A席は2階と3階での設定となります。
また、席種が増えたことにより、自動予約用席種No.も以下の通り変更となっております。併せてご注意くださいますよう、お願い申し上げます。
(変更前)
1:SS席、2:S席、3:A席、4:B席、5:C席
↓
(変更後)
1:SS席、2:S1席、3:S席、4:A1席、5:A席、6:B席、7:C席
「インターネットオークション」や「チケット取引サイト」を利用した際のトラブルについて多数の報告が寄せられております。正価に対し法外な価格で取引されている、代金を振り込んだにもかかわらずチケットが届かない、公演日、席番が告知されていた内容と違うなどの問題です。
こうした高額な利益獲得を目的とした出品については「転売目的で取得したチケットの売買行為」として迷惑防止条例違反となる恐れがあり、出品者・落札者ともにさらなるトラブルに巻き込まれる可能性がございます。くれぐれもご利用はお控えになるようお願い申し上げます。
また、トラブル以前の問題として、観劇目的ではなく高額落札を予想しての予約は、それ自体が劇団と劇団を支えてくださる皆様にとって悪影響以外の何者でもございません。
それゆえに、SHIKI ON−LINE TICKETの利用者、または「四季の会」会員としてお求めになったチケットをオークションに出品された場合、下記の規約に抵触し、“予約内容解除”の措置をとる場合もございます。ご注意ください。
・「四季の会」会員として購入したチケットを、利益獲得を目的にオークションで転売した場合、会員規約第5条および第12条により除名されます。
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※ご予約が解除になった場合は、チケットに印字されたQRコードが無効となり、入場時にシステムから警告が発せられます。その場合、本券をお持ちでもご入場をお断りすることがございます。
劇団といたしましては、常に オークションサイト や 取引サイト を監視するとともに、転売利益を目的とした出品者に対しても警告を行ってまいります。皆様もご注意くださいますようお願い申し上げます。
| もしご都合によりどうしても観劇できなくなってしまった場合は、劇団四季が再販売させていただく「チケット出品サービス」をご用意しておりますので、こちらをご利用ください。 ご予約の際にチケットレスサービス「劇団四季スマートチケット」をお選びいただくことで、ご利用可能となります。このサービスにはチケット出品以外にも観劇環境を向上させる機能が満載ですので、この機会に是非お試しください。
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11月9日(金)、埼玉・上尾市文化センターにて、日産労連NPOセンター「ゆうらいふ21」主催による『ガンバの大冒険』クリスマスチャリティー公演がスタートしました。
この招待公演では、“こどもたちに夢や希望〜心の豊かさ〜をプレゼントしたい”との思いから、日産自動車の労働組合を中心としたNPOセンター「ゆうらいふ21」の主催により、組合員の毎月100円の積み立てをもとに、ハンディキャップをもつ方々をミュージカルに招待しています。
1976年、東京・日生劇場で行われた第1回目のクリスマスチャリティー公演『青い鳥』以来継続して行われ、昨年2011年までの36年間で、全国887ヵ所で開催、その参加者の総数は約1,163,598名となりました。

(上段)会場となった上尾市文化センター(下段)ご協力いただいた日産労連ボランティアの方々。
今年上演するのはミュージカル『ガンバの大冒険』。斎藤惇夫氏の原作をミュージカル化したこの作品は、1976年の初演以来、ニッセイ名作劇場、NHK夏休みこどもミュージカル、そして1994年からは一般公演として全国各地で上演を繰り返してきた人気ミュージカルです。
この日は、118名の実行委員の方々にボランティアで協力していただき、日産労連が設立した定年組合員「エルダークラブ」の皆さんも応援に駆けつけました。
『ガンバの大冒険』出演者の中には、チャリティ公演は今回が初めてという俳優も多かったため、カンパニーも朝一番のミーティングで、「いつもどおりの舞台をつとめること」と、公演の意義を確かめ合い、最高のクリスマスプレゼントを贈るという気持ちで舞台に臨みました。
初日のこの日は、14施設、760名のお客様が来場され、開場中には、サンタとトナカイが皆さんをお出迎えしました。握手をしたり、記念撮影をしたりと、ロビーは一足はやいクリスマスムードに包まれ、開演の時を待っていました。

開場中の様子。サンタとトナカイがお客様をお出迎え。
開演すると、客席には元気な笑い声が響き、1幕初めのガンバとマンプクによるナンバー『港へ行こう』が始まった途端、自然と大きな手拍子が起こりました。その後も、『行こうよ仲間たち』では力いっぱいの手拍子や拍手が沸き起こり、終始賑やかな客席となりました。

開演前、舞台上より挨拶をされる埼玉地方協議会 山崎泰宏氏。
終演後の俳優達によるお見送りでは、俳優の衣裳に触れたり、「ありがとう」「楽しかった」と話しかけながら、俳優たちと名残惜しそうに何度も握手をしているお客様の姿が見受けられ、俳優達も一人ひとりに話しかけその気持ちに応えました。

お見送りの様子。
日産労連クリスマスチャリティー公演は、今年度も上尾市を皮切りに全国各地で、22都市、22回公演を行ない、約2万2千名のお客様にご来場いただく予定です。
心身にハンディキャップを持つ方々に、最高のクリスマスプレゼントを贈るべく、カンパニー一同いつまでも思い出に残るような「舞台」をお届けしてまいります。

カーテンコールの様子。
『ガンバの大冒険』
全国公演 巡演中!
今年もこの季節がやってきました。
2013年版「劇団四季カレンダー」を11月13日(火)より全国で販売いたします。
これに先駆け、千秋楽を間近に控える『キャッツ』横浜公演では、11月10日(土)からの先行販売も決定!
創立60周年を記念し、今回は〈壁掛けタイプ〉〈卓上タイプ〉の2種類を特別にご用意いたしました。
いずれも心躍る舞台写真がいっぱいのカレンダーです。
売り切れ次第販売終了となりますので、ぜひお早めにお買い求めください。

2013年版「劇団四季カレンダー」発売についての詳細 □価格 ◆卓上タイプ(限定3,000部販売・2012年12月〜2013年12月までの計13ヵ月対応) □発売日・販売場所 11月13日(火)〜(売り切れ次第終了) |
劇団四季では、2011年3月11日(金)に発生した東日本大震災における復興支援として、各地の常設劇場ならびにツアー公演会場において募金活動を行いました。
皆様から寄せられた募金は、日本赤十字社へ寄付いたしましたのでご報告申し上げます。
募金総額 9,442,275円(2011年3月〜12月)
1日も早い復興をお祈りしますとともに、ご協力いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
世界で一番洋服をもっている王様のクローゼットには、いったいどんな服が入っているのでしょう?
衣裳を1日に1000枚も着たり脱いだりする王様は、きっとステキな服、びっくりするような服をたくさんもっているはず!
みなさんの考える王様の服を、ぜひイラストでお寄せください。入賞者の方々の発表は劇団四季会報誌「ラ・アルプ」12月号を予定しております。みなさまのご応募をお待ちしております!!
【募集要項】
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『はだかの王様』東京公演
自由劇場
12月19日(水)開幕!
◆12月19日(水)〜2013年1月13日(日)公演分
10月28日(日)一般発売開始
当ウェブサイトおよび「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」10月号(P57)にてお知らせしておりました、『ガンバの大冒険』阿南公演(2013年2月17日(日)19:00開演)の一般発売日に変更がございます。ご予約の際にはご注意くださいますようお願い申し上げます。
(変更前)11月10日(土) → (変更後)12月8日(土)
※「四季の会」会員先行発売(11月3日(土・祝))に変更はございません。
現在、“こころの劇場(※)”として全国ツアー中の『ガンバの大冒険』カンパニーが、10月1日(月)、岩手県大船渡市を訪れました。今回は大船渡市内の小学校に加え、日本赤十字社のご理解とご協力を得て、近隣市町の小学校もご招待。合わせて21校、約1500人の児童が来場しました。

劇団四季のカンパニーによる大船渡市でのミュージカル上演は、東日本大震災直後の昨年7月、東北特別招待公演として行われた『ユタ』以来。ただ当時は、この日会場となった大船渡市民文化会館リアスホールが避難所として使用中で、中学校の体育館をお借りしての公演となりました。
それから1年数ヶ月。今でも駅舎が流失した鉄道は復旧の目処が立たず、仮設住宅には約1500世帯の家族が暮らしています。カンパニーもまだ震災の爪痕が生々しい被災地を見てショックを隠しきれず、「この状況を体験した子どもたちがやってくると思うと涙が出てくるけど、私たちが泣くわけにはいかない」、「近い人の死を実際に経験した彼らに、(仲間を失うシーンで)『本当はあんなじゃなかった』と思われてはいけない。嘘のないように演じなければ」と、気持ちを引き締めました。

今もなお震災の爪痕を残す被災地の様子。
今回、会場となったリアスホールは、2009年にこけら落としで四季の『ウェストサイド物語』を上演した縁のある施設です。前日の9月30日に行われた仕込み作業には、日曜日にも関わらず、多くの市職員の方々が積極的にご協力くださいました。こうしたご厚意は、本当にカンパニーに大きな力を与えてくれます。
迎えた公演当日。6年生を中心に、小学生を乗せたバスが次々とホールに到着しました。その様子をご覧になった、市教育委員会の今野洋二教育長と寺澤英樹教育次長も目を丸くして、「こんなに盛大な公演になるとは」と驚きを露にされていました。また、公演には地元紙の取材も入り、注目度の高さを伺わせます。

会場となった大船渡市民文化会館リアスホールにあつまる小学生。
そして、幕が開くと、ホールいっぱいに広がる子どもたちの屈託のない笑い声。激しい戦いで仲間を失うシーンでは、しんと静まり返った客席から、涙を堪えて鼻をすする音だけが響いてきます。ラストを迎え、ガンバたちが新たな冒険に旅立つと、カーテンコールの島唄では元気の良い手拍子も起こり、再び子どもたちは弾けるような笑顔に。

終演後、お見送りの様子。
そんな子どもたちの姿を見て、今野教育長は「今日来た子どもたちの中には、当然、家族を亡くした子もいます。そんな子も含めてみんな、観ているうちにどんどん前のめりに夢中になっていく姿に、目頭が熱くなる思いでした」と、声を詰まらせながら語ってくださいました。また、近隣自治体の児童も招待したことに触れ、「沿岸部で助かったホールはここと久慈の2つだけ。ですから、このリアスホールで地域の子どもたちが楽しめる行事をしたいというのは、私たちの日々の願いでもありました。その願いを劇団四季さんが形にしてくださったのが、何よりも嬉しく、今日は特別な日になりました」と感謝の言葉も。
その言葉に、公演委員長の加藤迪が「困難に負けない勇気や仲間を大切にする気持ち。そんな作品のメッセージが、これからの子どもたちの暮らしに少しでも励みになればと思います」と返し、今後いっそう交流を深めていくことを確かめ合いました。

楽屋に帰る俳優たちを、姿が見えなくなるまで拍手で見送ってくださった大船渡市教育委員会の皆様、そして今回の公演を観て早速「来年はぜひ当市で!」と、ラブコールを送ってくださる自治体もあり、こうして地元の方の温かい気持ちに支えられ、子どもたちに感動を届ける「こころの劇場」の輪が、ひとつ、またひとつと広がっています。
※「こころの劇場」とは、小学生を中心に日本全国の子どもたちを劇場へ無料招待し、「生命の尊さ」、「人を思いやり、信じあう喜び」など、生きていく上で大切なことを舞台を通して語りかけるプロジェクト。1964年にニッセイ名作劇場としてスタートし、2008年より現在の形に。(2011年度は全国144都市で合計56万人を招待)
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『ガンバの大冒険』
全国公演 巡演中!
9月4日(火)、ミュージカル『赤毛のアン』全国公演が宮城県仙台市で千秋楽を迎えました。
5月19日(土)神奈川県相模原市での開幕から約3カ月半。全国を巡る長い旅の中で、カンパニーはたくさんのお客様の笑顔と涙に出会い、そして支えられ成長してきました。迎えた千秋楽、会場となった東京エレクトロンホール宮城はほぼ満席となり、今回のツアーを象徴するような温かなぬくもりに会場が包み込まれていました。

『赤毛のアン』仙台公演 開演前の様子。
実は、この『赤毛のアン』仙台公演は、昨年の東日本大震災以降、ファミリーミュージカル以外では初となる劇団四季の公演です。会場の東京エレクトロンホール宮城も震災で大きな被害を受け、復旧作業もなかなか思うように進まない中、今年の6月に舞台を上演できるまでに回復し、ようやく仙台の皆様にお会いすることができました。気持ちを高めて本公演に臨んだカンパニーを待っていたのは、「楽しみにしていました!」「ありがとう!」というお客様の温かい言葉の数々でした。お子様からご年配の方まで、笑顔で迎えてくれた皆様。その熱い気持ちに、カンパニーも3時間に及ぶ上演時間のひと時も集中力を切らさず、最高のステージでお応えすべく舞台に上がりました。
孤児という不幸な境遇にありながら、明るい笑顔と豊かな想像力をたやすことなく前向きに生きる少女アン。型破りなアンの言動は、プリンスエドワード島の静かな農村エヴォンリーに騒動を巻き起こします。しかし、そんなアンを優しく愛情深く見守り、ともに生きていくマシューとマリラの2人。やがて、その愛情を受け取ったアンも、周りの人々に愛されるようになっていき・・・。
人生の喜びと感動、互いに思いやり手を取り合って生きていくことの大切さ、そして必ずやってくる別れの時。その別れを受け入れてなお、“生きることはなんて素晴らしいのだろう!”と思わずにいられない『赤毛のアン』の物語。
心の底からじんわりと温かな気持ちが込み上げてくる舞台に、大きな感動がさざなみのように客席を伝っていき、全国ツアー最後の公演が喝采とともに幕を下ろしました。

カーテンコールの様子。
ミュージカル『赤毛のアン』は、9月15日(土)から東京・自由劇場で開幕します。アンの優しさ、明るさ、勇気を、今度は東京の皆様が受け取る番です。ご来場、心よりお待ちしております!
『赤毛のアン』東京公演
自由劇場
9月15日(土)開幕!
◆9月15日(土)〜10月14日(日)公演分までチケット好評発売中!
8月20日(月)、8月21日(火)の2日間にかけて、「利尻町交流促進施設 どんと」にて『王様の耳はロバの耳』利尻公演が行われました。20日(月)には8校408名の小中学生、21日(火)には小学生から高校生まで8校374名の子どもたちが観劇されました。

『王様の耳はロバの耳』利尻公演の様子。
集合時間の30分ほど前。俳優たちが会場に集まり始めました。思い思いに体をほぐしたあと、バレエと開口発声を行います。「どんと」に響く「あいうえお、いうえおあ…」という声。俳優たちの表情は徐々に引き締まっていきます。ウォーミングアップのあとには、ミーティングが行われました。2回しかない利尻での公演を成功させるため、最後まで確認を怠りません。

バレエでは手すりがバーの代わりです/ミーティングの様子
続々と「どんと」に集まってくる子どもたち。「こんにちは!」と挨拶をし、手を振りながら入口をくぐります。付添の先生方も口々に「お世話になります」とお声をかけて下さいました。会場内でも子どもたちは元気いっぱい。プログラムを読みながらお友達と話をしたり、劇場の中を探検したり、後方の席に向かって手を振ったりしていました。

子どもたちを乗せたバスが「どんと」に到着/徒歩で来る子どもたちもいます。
開場前の様子
2日目の21日(火)には、お隣の礼文島からも子どもたちが観劇。あいにくの天気となってしまいましたが、子どもたちは公演を楽しみにしてくれている様子です。「沓形港に着いたぞ!」と声を上げながら、タラップを駆け降りてくる子もいました。「どんと」に着くと「去年『雪ん子』見に来たところ」と言う女の子も。

礼文島の子どもたちが、約40分かけてフェリーで到着しました。
そしていよいよ始まった『王様の耳はロバの耳』利尻公演。開演を告げるアナウンスが流れると、それまでおしゃべりに興じていた子どもたちも一斉に前を向きます。ナタネ、ニボシ、ローストビーフといった独特の名前に、あちこちから笑い声が起こり、きらびやかな照明には「すごい!」という歓声が。子どもたちの素直な反応に、カンパニーも力をもらったことでしょう。

カーテンコールの様子
終演後に行われたロビーでのお見送りでは、王様や床屋に子どもたちが駆け寄り、次々と握手を交わしていました。

お見送りの様子
1日目の20日(月)には、終演後、「美しい日本語の話し方教室」が行われました。集まったのは鴛泊小学校の5年生と6年生計13人。最初は緊張していた様子の子どもたちでしたが、最後には積極的に参加してくれました。帰り際、「ありがとうございました」と笑顔で声をかけてくれる子も。

20日(月)に行われた「美しい日本語の話し方教室」の様子
劇団四季の最初の利尻公演は、2004年の『桃次郎の冒険』。今回の『王様の耳はロバの耳』で7回目の公演となります。“こころの劇場”としては5回目。全国の子どもたちに、本物の舞台の感動を届けたい。その熱い思いのもと、地元の方々の多大なる協力を得て、綿密に準備されるこの利尻公演。観劇後の子どもたちの笑顔は、何よりもの喜びです。
子どもたちの心に、「生命の大切さ」「人を思いやる心」「信じあう喜び」など、人が生きていく上で最も大切なものを、舞台を通じて語り掛けたい。財団法人舞台芸術センターと劇団四季が、日本全国の子どもたちに演劇の感動を届けるプロジェクト“こころの劇場”と『王様の耳はロバの耳』カンパニーの旅はこれからも続きます。
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『王様の耳はロバの耳』
全国公演 巡演中!
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現在、昨日から開始している『ライオンキング』大阪公演「四季の会」会員先行予約に伴い、劇団四季予約センター(オペレーター電話予約)にお電話が集中し、つながりにくい状況となっております。ご利用のお客様には、大変ご迷惑をおかけいたします。
現時点では「インターネット予約」および「プッシュホン自動予約(会員専用)」は比較的つながりやすくなっております。「インターネット予約」では、お好きな座席をお選びいただける【席位置こだわり予約】機能も提供しておりますので、この機会にぜひご利用下さい。
公演を翌日に控えた8月19日(日)、会場となる「利尻町交流促進施設 どんと」にて仕込みがおこなわれました。
9:00
「どんと」の搬入口に、仕込みに必要な荷物を積んだトラックがつけられ、利尻町役場の職員の方とスタッフが集まり、舞台仕込みが始まりました。小雨がぱらつき、強い風が吹く中での作業となりましたが、手際良く荷物を運びこんでいきます。「その荷物はこちらにお願いします!」といったスタッフからのお願いに快く応じて下さる職員の方々。

どんとの搬入口につけられたトラック/荷物が次々と会場に運び込まれます。
運び込まれたのは舞台セット・照明・音響・衣裳・俳優の荷物を入れた“ボテ”と呼ばれる荷物ケースなどです。「王様」など役名が書かれたボテには、その役に必要な荷物が詰めてあります。会場内は、照明の位置を調整したり、音楽を試しに流したりと大忙し。昨日とは打って変わって肌寒い気候となりましたが、会場内は「公演を成功させたい」というスタッフの熱気で溢れていました。

舞台設営の様子/完成に向け、着々と準備が整っていきます。
13:20
俳優たちが会館に集まってきました。ストレッチをする者、発声練習をする者と、めいめい準備に取り掛かります。会館内に響き渡る俳優たちの歌声。いよいよ公演が始まるという高揚感が「どんと」を満たします。
15:30 あたり開始
舞台装置の仕込みが完成すると、マイクチェックが行われます。それが終了すると、舞台あたりが始まりました。毎年行う利尻公演とはいえ、今回初めて訪れる俳優もたくさんいます。間口や奥行き、袖中の広さを確認しながら、立ち位置や導線の修正を行います。

俳優たちによる舞台あたりの様子。舞台上では度々話し合いがもたれます。
あたりが終わっても、俳優たちは「どんと」にとどまり、歌やダンスの稽古を行っていました。交流会、仕込みのお手伝いと様々な形で島の方と交流を続けてきたカンパニー。誰もが「素晴らしい舞台をお届けしたい」と感じているようです。
いよいよ明日に迫った本番。次回は俳優たちの心のこもった本番の様子をレポートします。
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『王様の耳はロバの耳』
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8月19日(日)、『ライオンキング』大阪公演「四季の会」会員先行予約初日に伴い、予約システムにアクセスが集中し、下記の予約方法がご利用しにくい状況でした。
・オペレーター電話予約
・プッシュホン自動予約
・インターネット予約
ご利用のお客様には、大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
利尻島到着から一夜明けた8月18日(土)。前日同様の晴天に恵まれ、俳優たちは、代表者が2班に分かれ、利尻島・礼文島の町役場を表敬訪問しました。
利尻島訪問組:牧野公昭、矢野侑子、小林由希子
9:30 見返台園地
表敬訪問の前に、利尻山5合目に位置する展望台「見返台園地」に。眼下には海、振り返れば利尻山という絶景に、俳優たちは思わず声を上げました。

見返台園地にて
10:15 オタトマリ沼・北のいつくしま弁天宮
利尻島の海岸沿いに車を走らせ、続いて訪れたのはオタトマリ沼。「(この景色なら)ずっと見ていられるね」と、しばし時間を忘れてたたずみます。
オタトマリ沼への道すがら、海岸沿いに鳥居を発見した3人。帰りに寄ってみると、北のいつくしま弁天宮という小さな祠がありました。

オタトマリ沼にて/北のいつくしま弁天宮にて。利尻公演の成功を祈願しました。
11:30 利尻町役場
そしていよいよ、利尻町長 田島順逸氏へのご挨拶です。つい先ほど目にした見返台園地からの景色の話題で盛り上がるなど、終始和やかな雰囲気に包まれていました。終盤には、田島町長からの激励に答えて、牧野が「ずっと続く公演にできるように頑張ります」と抱負を述べました。利尻での公演を始めてはや7回目。俳優たちも、年々深くなる利尻町との絆を再認識したようです。

利尻町役場への表敬訪問の様子/最後には出演者のサイン入りポスターが贈呈されました。
13:30 利尻富士町役場
続いては利尻富士町長 吉田 勤氏にご挨拶。利尻の大自然についてから漁業、観光産業まで、話題は多岐にわたりました。牧野が「(利尻島への)置き土産となる公演ができるように努めます」と述べると、吉田町長も嬉しそうに微笑んで下さいました。最後に、俳優たちは町長と握手を交わし、利尻島での表敬訪問は終了しました。

利尻富士町役場への表敬訪問の様子
14:20 利尻礼文サロベツ国立公園「姫沼」・「ペシ岬展望台」
表敬訪問の後は、再び利尻島散策へと出かけます。まずは鬱蒼と茂る木々の間を通り抜けて、「姫沼」へ。最北の地とは思えないほど暖かな気候となったこの日、水辺の近くには気持ちの良い風が吹いていました。
最後に向かったのは、標高90メートルほどの岩山の頂上にある「ペシ岬展望台」です。風が強く吹く中、「怖い!」と言いながらも無事登頂。眼前に広がっていたのは、本日一番のパノラマでした。俳優たちも「登ってよかった」と大満足の様子。

利尻礼文ソロベツ国立公園「姫沼」にて/「ペシ岬展望台」にて
本日の利尻組の行程はこれにて終了です。大自然、町長さんをはじめとする町民の方々の穏やかな人柄にふれて、リフレッシュした様子の俳優たち。ここで充電したパワーを、公演で発揮してくれるに違いありません。
礼文島訪問組:公演委員長・鈴木 周、渡久山 慶、吉良淑乃
10:10 香深港(礼文島)着
利尻島から40分程度フェリーに揺られ、一行は礼文島・香深港に到着しました。

フェリーから見えた利尻山の様子。
10:30 礼文町役場
到着後、徒歩で礼文町役場に向かい、さっそく礼文町副町長 村井政春氏にご挨拶。温かく迎えて下さった副町長さんに、鈴木が「昨年の礼文島訪問者がとても楽しかったと言っていたので、楽しみにしていました」と告げます。その後、礼文島の気候や自然環境についてお話をうかがいました。最後には「毎年島の子どもたちは、劇団四季の舞台を見ることをとても楽しみにしています。今年もよろしくお願いいたします」とのお言葉をいただき、公演への決意を新たにする俳優たち。

礼文町役場への表敬訪問の様子/サイン入りポスターも贈呈
11:15 桃岩・猫岩
表敬訪問後は、村井副町長の案内で、観光名所を回ります。訪れたのは桃岩・猫岩。あまりのスケールに俳優たちは「きれい」「すごい」以外の言葉を発することができません。

桃岩(左)と猫岩(右)。それぞれ形が似ているために命名されたそうです。
桃岩の前で記念撮影
13:30 ウニむき体験
続いてはウニむき体験。生きたウニを目の前にし、最初はひるんでいた俳優たちでしたが、徐々に慣れ、最後にはきれいにむくことができました。もちろん味は絶品です。口々に「おいしい」と呟きながら、あっという間に平らげました。

ウニむき体験の様子。途中で合流した松山育恵も参加しました。
14:50 沓形港着
再びフェリーに揺られ、利尻島に帰ってきた3人。その姿はなんだか名残惜しそうです。礼文組の行程はこれにて終了。しかし本日のイベントはまだまだ続きます。この後は、利尻町役場のみなさんが交流会を開いて下さることになっているのです。
17:30 交流会
宿泊ホテルからほど近い会場で開かれた交流会には、利尻町長 田島氏もお見えになり、ご挨拶をいただきました。「なかなか本物の舞台にふれる機会がありませんので、毎年のように来ていただけることに感謝しております。子どもたちに夢と希望を与えて下さい」とのお言葉には、思わず胸を熱くした俳優もいたのではないでしょうか。

田島町長のご挨拶に耳を傾ける一同
その後、副町長 保野氏の掛け声で交流会はスタート。地元の方々がカンパニーのために汗をかきながら、ホタテ、焼き鳥、ジンギスカンなどを焼いて下さり、キャスト・スタッフが町の方々と交流を深めました。

交流会の様子
利尻公演まで残すところあと1日。温かい心遣いでもてなして下さった島の皆さんに、素晴らしい公演をお見せしなければなりません。
次回は19日(日)に行われる仕込みの様子をレポートします。
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『王様の耳はロバの耳』
全国公演 巡演中!
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8月18日(土)、『オペラ座の怪人』東京公演の「四季の会」会員先行発売に伴うアクセス集中が原因とみられる予約システムトラブルが発生いたしました。
10時10分より、一部のお客様において断続的に 劇団四季予約システム 【インターネット予約 / プッシュホン自動予約 / オペレーター予約/劇場チケットボックス】にてご予約およびご購入いただけない状況が続きました。
11時30分の時点では復旧いたしておりますが、ご利用のお客様には多大なるご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
現在、全国ツアー真っ只中の『王様の耳はロバの耳』。「ニッセイ名作劇場」を経て、全国公演に出発してから、1ヶ月が経とうとしています。そして、8月20日(月)、21日(火)の2日間、“こころの劇場”として全国の子どもたちに生の舞台の感動をお届けしたいとの思いから、最北の地、北海道・利尻島での公演が行われます。

利尻島・鴛泊港到着時の様子/フェリー前にて記念撮影
カンパニーが利尻島に到着したのは、8月17日(金)。札幌公演を終えて、陸路で稚内へ向かい、そこからフェリーで利尻島・鴛泊港に入りました。札幌では曇りがちだった空も、利尻に着く頃には快晴へと変わり、フェリー内には俳優たちの活気が満ちていました。
8月17日(金)17:45 利尻島・鴛泊港着
フェリーから降り、記念撮影をすませたカンパニー一同は、バスに揺られて宿泊施設へと向かいました。道中、左に利尻山、右には海に沈む夕日という絶景を目にし、歓声を上げる俳優たち。

島の中央にそびえる“利尻富士”。こんなにはっきりと見えるのは珍しいそうです。
19:00 宿泊施設にて
この利尻公演の宿泊では、朝晩の食事は、一同揃って大広間で食べることになっています。海の幸満載の食事は、四方を海に囲まれた利尻島ならではのもの。公演に向けて力を充電するためにも、食事はしっかりととります。
利尻での公演まであと2日。次回は18日(土)に行われる利尻町町長・利尻富士町町長・礼文町副町長への表敬訪問の様子をレポートします。
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『王様の耳はロバの耳』
全国公演 巡演中!
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今年度、全国各地を駆け巡る『王様の耳はロバの耳』。
多くのお客様のご要望にお答えし、「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」4月号にてお知らせしていた予定より、下記の公演地での追加上演が決定しました!
お近くにお住いの皆様、お誘い合わせの上、是非ご覧ください。
| 追加上演日程 12月27日(木) 東松山(埼玉) 1月10日 (木) 沼津(静岡) 2月1日 (金) 熊本(熊本) 2月9日 (土) 北九州(福岡) 3月17日 (日) 門真(大阪) 3月19日 (火) 浜松(静岡) 3月20日 (水・祝) 豊川(愛知) ※12月27日(木)の桶川(埼玉)公演は、東松山公演となりました。ご注意ください。 |
全国公演を巡演中の、ミュージカル『王様はロバの耳』。現在カンパニーは北海道に滞在し、8月11日(土)から、北海道伊達市にある「だて歴史の杜カルチャーセンター」を皮切りに道内3ヵ所(伊達、千歳、札幌)にて北海道ツアーが始まりました!
また同時に、「こころの劇場」(児童招待公演)としても利尻島を始めとした北海道4都市を巡り、北海道の子どもたちに素敵な舞台を届けます。

8月11日(土)、北海道伊達市「だて歴史の杜カルチャーセンター」で行われた公演の様子
北海道ツアー開始前日10日(金)には、詩人チキン役を務める岸 佳宏と森の精/バラ役の今 彩乃(札幌出身)が一足先に北海道入りし、北海道新聞、道新スポーツ、北海道日刊スポーツ、スポーツニッポンの取材を受け、作品の魅力をアピール。公演に向けた意気込みを語りました。

札幌名所・時計台前にて。詩人チキン役・岸 佳宏、森の精/バラ役・今 彩乃
取材では、まず、それぞれの役どころを紹介。
「劇団四季の『王様の耳はロバの耳』は、詩人で劇作家の、故・寺山修司さんが、イソップ寓話をベースに書き下ろされた話です。詩人のチキンという役は、実は原作には登場しないのですが、あえて作品に登場させたということ、また寺山さん自身が詩人ということで思い入れのある役なのでは、と、多少プレッシャ―を感じながら演じています(笑)」(岸)
「私の演じるのは森の精。本当のことが言えず悩み苦しんでいる床屋や王に使える人々を導く役どころ。1幕のクライマックスは、森の精たちの見どころです」(今)
本作ならではの個性豊かな役の話に盛り上がる中、続いて、岸から作品の魅力が語られました。
「この作品に込められているメッセージ“勇気を出して本当のことを言う”ということは、現代社会にも通じることだと思います。お子様は勿論、大人の方の心にもうったえかけるメッセージ性に溢れた作品です」
そして、今からは北海道の方々へのメッセージも。
「お客様にとって、観劇は特別な日。そんな日に相応しい思い出を作っていただけるよう常に新鮮に、一日一日を精一杯演じたいと思います」

取材の様子
ミュージカル『王様の耳はロバの耳』は8月12日(日)に千歳、8月15日(水)、16日(木)に札幌と、北海道を巡ります。どうぞこの機会に、お近くの劇場へお越しください!
当ウェブサイトおよび「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」8月号(P60)にてお知らせしておりました、『ガンバの大冒険』武蔵村山公演(12月23日(日)15:00開演)の料金に変更がございます。
ご予約の際にはご注意くださいますようお願い申し上げます。
(変更前)A席(一般) 3,500円 → (変更後)A席(一般) 3,000円
現在、全国公演を行っている『ガンバの大冒険』。7月25日(水)、ガクシャ役の雲田隆弘が、広島市内の学校、メディアを訪問しました。
実は雲田は広島県東広島市出身で、広島の実家に帰るのは2年ぶり。2010年『マンマ・ミーア!』広島公演以来です。広島市内の高校に通っていたという雲田は、街並みを懐かしみます。旧市民球場の跡地を見て、「『マンマ・ミーア!』の時はまだ建物があったのに!」と感慨深い様子でした。
まず向かったのはトリニティカレッジ広島医療福祉専門学校のセミナーです。観劇を控えた生徒さん達の質問に答えました。保育士を目指している生徒さんたちに、表現する時に大切にしている事や、四季を目指したきっかけなど、体験を交えながら語りかけます。雲田と出身が同じ生徒さんもおり、盛り上がる場面もありました。
雲田は「思い通りに行かないこともたくさんあるけれど、自分が思うように演技できた時や、それに拍手をいただいた時の喜びは、何事にも変えがたい。夢に向かって頑張ってください」と熱いメッセージを送りました。
次に、中国新聞の取材を受けました。前回の『マンマ・ミーア!』でも取材を受けているため、リラックスして臨みます。「ガクシャは“船長、医者、ケンカの仲裁なんでもやる”という博識なネズミです。『ガンバの大冒険』が夏休みに上演されるのはいい機会。見てもらう事で『明日も頑張ろう』と思ってもらえたら」と、作品への思いを伝えました。

トリニティカレッジ広島医療福祉専門学校にて。/中国新聞の取材に答えます。
さらに、中国放送ラジオ「ヒビカン」を訪れ、取材に答えます。「広島から、大学に入られて、ミュージカルの世界に入るのは冒険ではなかったですか?」と問われると「ダンスも歌も素養がなかったのに、目指したのは冒険だったなぁと思います」と返答。また、田口アナウンサーからは「どこかでお会いした事があると思っていましたが『マンマ・ミーア!』の牧師さんですね!」と声をかけられ、再会を喜び合いました。
最後は広島FM「MORNING ALIVE」の収録です。雲田は高校時代、この付近を通学路として使用していたこともあり、「この辺りは、大分変わりましたね。ほんまにびっくりしました」と、終始広島弁で会話が弾みました。「子どもの頃はどんな夏休みを過ごしていましたか?」という質問には、「子どものころからカープのファンでして、野球選手になりたかったんですよ」と意外なエピソードも披露。収録の最後には、「自分たちは毎日やっている事でも、お客様は一度きり。自分がそうだったように、観ている人の人生を変えるかもしれない。そんな一回一回を大切に演じています。人生は、まさに大冒険。多いなる一歩を踏み出す何かを感じていただければと思います」とメッセージを送りました。

中国放送ラジオにて、田口アナウンサー(左)、青山アナウンサー(右)と記念撮影。/広島FMの収録が終わると、この日の取材は終了。
『ガンバの大冒険』全国ツアー広島公演は7月26日(木)から2日間!この夏、ガンバと一緒に忘れられない冒険の旅に参加しませんか?ご家族で劇場にお越しください。
7月22日(日)、ミュージカル『王様の耳はロバの耳』全国公演が、神奈川県・ハーモニーホール座間にて開幕しました。
劇場には、たくさんのお客様が心を躍らせながら駆けつけてくださいました。この日は、夏休みに入った家族連れ、純粋に舞台を楽しみにいらっしゃった年配のお客様など幅広い世代の方にご来場いただきました。開場1時間前から徐々に人の輪ができていき、開場すると、いつもと違う空間に興奮した子どもたちの歓声が響きます。これから幕が上がるまでは、期待に胸が高鳴る素敵な時間。お母さんがプログラムを読み聞かせると、お子様が夢中になって指さしながら熱心に話を聞いている姿もありました。

開演前の様子。看板を記念撮影される方も。
開演5分前を知らせるベルが鳴ると、いよいよ『王様の耳はロバの耳』全国公演初日の舞台の開幕です。
舞台上の俳優の合図で、大きな手拍子が起こると、劇場いっぱいに「幕をあける歌」の歌声が広がりました。
コミカルな演技に笑いが起き、真理をついた台詞に引き込まれ……。いつしか子どもたちだけでなく大人のお客様も、舞台に夢中になっていきます。
そして迎えた第2幕、王様に本当のことを教えるため、劇場の全員で「王様の耳はロバの耳」を歌います。舞台上に歌詞パネルが現れると、大きな拍手と歓声が起こり、舞台上からの「王様のためにも、本当のことを言ってあげた方がいいんだ。そうだよね、みんな」との問いかけにも、お客様は大きな拍手で応えて下さいました。

多くのお客様にお越しいただき、会場は大いに盛り上がりました。
客席と舞台が一体となり、劇場の全員で作品を作り上げていくのは、脚本を担当した詩人・劇作家の寺山修司が目指した演劇の理想でもあります。その一体感は、舞台が終わった後も続き、ロビーに出ると、つい先ほどまで舞台上にいた俳優たちが、お客様をお見送りするため待っていました。その光景に、お客様にも満面の笑顔が広がり、子どもたちは手を振りながら元気に帰路につきました。この日、皆さんからいただいた笑顔とあたたかい言葉を胸に、カンパニーも次なる公演地を目指して旅立っていきます。

終演後のお見送りの様子。
『王様の耳はロバの耳』全国公演は、来年3月まで全国各地をまわります。本当にたくさんの出会いと感動が待っていることでしょう。今度はあなたの街で、この素晴らしい舞台の持つ力を、ぜひ一緒に味わってみてください!
現在、全国ツアー中のミュージカル『赤毛のアン』。夏休み真っ只中の8月16日(木)〜23日(木)には静岡県各地での公演が予定されています。この静岡県内公演に向けて、7月18日(水)にアン・シャーリー役の林 香純が地元テレビ・ラジオ・新聞に登場!公演に向けた抱負と作品の魅力をたっぷりと語りました。
7月16日(月)の福井公演と21日(土)の岡山公演の間をぬって静岡に駆けつけた林。午前中から静岡新聞社に到着すると、SBSテレビ「soleいいね!」の生放送出演、同新聞社への表敬訪問、SBSラジオ「中村こずえのsmile for you」への生出演、静岡新聞本紙のインタビュー取材、エフエムしみず「モーニングパル」の収録と、息つく暇なく地元メディアへの出演・取材を果たしていきました。
大人から子どもまで幅広い世代に親しまれる世界的名作小説を舞台化した『赤毛のアン』。劇団四季での初演は1980年で全国22都市をまわり、以来、折にふれて日本中へ愛に溢れた物語を伝えてきました。現在アン・シャーリーを演じている林自身も、小学生の時に『赤毛のアン』を観劇し、ミュージカルの持つ魅力に心を揺り動かされたといいます。「この作品に出演できるのが夢のよう」と語ると、「温かい気持ちになれる作品です。どんなことにも前向きに、明るく生きるアンから勇気をもらってほしい」とアピールを続けます。
また、好きなシーンには、アンがグリーンゲイブルズに向かう馬車の上で「私は私でよかった」を歌う場面を挙げ、「物語を始めるにあたって非常に重要なシーン。とても緊張しますが、心の奥底にある孤独や悲しみを乗り越えて明るく朗らかに人生を切り開いていくアンの姿をお見せしていきたい」と舞台への抱負を語りました。
「静岡では、皆さんと一体となって素晴らしい舞台を作り上げていきたいです。子どもたちの笑い声は、舞台の上にまでしっかりと届きます。それは、私たちにとても大きな力を与えてくれます。夏休みなので、ぜひご家族揃って一緒に観てほしいですね」
SBSテレビ「soleいいね!」の生放送に出演/静岡新聞社への表敬訪問
SBSラジオ「中村こずえのsmile for you」に生出演/静岡新聞の取材/エフエムしみず「モーニングパル」の収録
孤児院からのどかなエヴォンリーの村に住む老兄妹のもとへ引き取られてきた少女アンは、愛されることで成長し、そして愛することで変わっていきます。心温まる物語と美しい歌声は、きっと皆様に素敵な感動と癒しをお届けするはず。カンパニー一同、皆様のご来場をお待ちしております。
ミュージカル『赤毛のアン』全国公演
好評巡演中!
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7月12日(木)、東京・日生劇場にて第49回ニッセイ名作劇場『王様の耳はロバの耳』の東京公演が千秋楽を迎えました。

ニッセイ名作劇場『王様の耳はロバの耳』東京公演千秋楽の様子。
「次世代を担う子どもたちが夢と希望を持ち、情緒豊かに育って欲しい」という願いが込められたニッセイ文化振興財団が主催する「ニッセイ名作劇場」は、1964年、日本生命の創業75周年記念事業の一環としてスタートしました。劇場という空間の中で俳優やスタッフ、それぞれの役割の人々が個性や長所を活かしながら力を合わせ、一つの作品を創造していく舞台芸術は、子どもたちの心を豊かに育む大切な機会となります。しかしながら、同時に子どもは最も手厳しい批評家でもあります。興味がなければ見向きもしてくれません。言葉遣いこそやさしくても、クオリティーはひたすら高いものが要求されます。
第1回から舞台の制作・上演を任されている劇団四季は、このことをしっかりと胸に刻みつつ、勇気・友情・思いやりの心などのテーマが取り入れられた上質の作品を常にお届けできるよう努めてきました。その継続も、すでに半世紀。舞台で流した汗は、毎年送られてくる感想文として報われています。
そして、今年。情報化社会が発達し「何が本当に大切なことなのか?」を見極める力がますます必要とされる中、上演作品として選ばれたのは『王様の耳はロバの耳』でした。
周囲や声の大きな者の意見に惑わされず、自分の頭で考え、本当のことを言う勇気。
全57回上演された東京公演に招待された都内992校、約7万4000人の小学6年生たちは、手を叩いて笑い、お腹の底から声を出して歌を歌いながらも、この舞台に込められたメッセージをしっかりと受け取ってくれたはずです。
ひとまず東京では千秋楽を迎えたこの日。開演前の俳優ミーティングでは、公演委員長の鈴木 周から「千秋楽も変わらず、これまで通り丁寧に伝えていきましょう」と俳優たちに声が掛けられました。
雨模様のぐずついた天気にも関わらず、子どもたちは元気いっぱいに劇場にやって来てくれました。開演時間が近づくにつれ、プログラムを読んだり、友達とお話したり、劇場を探検したり、非日常の空間にドキドキしながら幕が上がるのを待ちきれずにソワソワしています。

東京公演には、多くの子どもたちが訪れてくれました。
そして、いよいよ幕が上がり、ナタネとニボシが登場すると大歓声で迎えてくれました!
王様とローストビーフのコミカルな掛け合いに、客席は笑い声とともに大盛り上がり。飛び出すシャボン玉やきらびやかな照明には、「おおー!」とどよめきが起こります。会場全体で「王様の耳はロバの耳」を合唱する場面では、俳優が「ご一緒に歌って下さい」と舞台上から声を掛けると、「はい!」と大きな返事。元気な歌声が劇場いっぱいに広がりました。
最後のお見送りでは、俳優たちと握手を交わし、笑顔で手を振ってくれた子どもたち。いつの時代も、その素直な心に変わりはありません。

カーテンコールと、終演後のお見送りの様子。
こうして今年のニッセイ名作劇場・東京公演は千秋楽を迎えましたが、今後、横浜・名古屋・大阪・神戸と全国の子どもたちに舞台の感動を届ける旅は続いていきます。また、22日からは「こころの劇場」全国ツアーも、神奈川県・座間市からスタートします。
『王様の耳はロバの耳』は、「ニッセイ名作劇場」では、5都市103回、のべ15万5000人を招待し、「こころの劇場」無料招待公演も合わせると、来年3月まで256回の長いツアーとなります。
さらに一般公演もございますので、王様一行が皆様の町にやってくるその日まで、ぜひ楽しみにしていてください!
当ウェブサイトおよび「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」7月号(P55)にてお知らせしておりました、『王様の耳はロバの耳』精華町公演の公演情報におきまして、お問い合わせ先に誤りがございました。
謹んでお詫び申し上げるとともに訂正させていただきます。
『王様の耳はロバの耳』全国 精華町公演 お問い合わせ先(7月号P55)
(誤) 0774−95−5155 → (正) 0774−95−5115
※お問い合わせの際は、ご注意くださいますようお願い申し上げます。
当ウェブサイトおよび「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」7月号(P55)にてお知らせしておりました、『ガンバの大冒険』甲州公演の公演情報におきまして、料金に誤りがございました。
謹んでお詫び申し上げるとともに訂正させていただきます。
『ガンバの大冒険』全国 甲州公演(8月4日(土)「四季の会」会員先行予約開始) 料金に関して(7月号P55)
(誤)
A席 3,500円
→
(正)
A席 3,000円
※ご予約の際は、ご注意くださいますようお願い申し上げます。
7月2日(月)・9日(月)で予定しておりました、予約センターシステムメンテナンスは7月2日で終了いたしました。
7月9日は通常営業をいたします。
6月22日(金)、ミュージカル『赤毛のアン』広島公演において、「四季の会」会員限定イベント「リハーサル見学会」が開催されました。5月19日(土)より全国ツアーに出発したカンパニーは、現在、中国地方にやってきています。この日は、3日間の広島公演のちょうど中日。初夏らしく晴れ渡った青空のもと、劇場にはイベント開始前からたくさんのお客様にお集まりいただきました。
お客様が開場時間を今か今かと心待ちにされている頃、劇場内ではすでに本番さながらのリハーサルが行われています。この日は、冒頭のナンバー“オーバーチュア”と、アンと子どもたちが登場する学校のシーンを見学していただきました。開場後、係員の誘導でお客様が客席へとやってくると、場内に一歩足を踏み入れた瞬間から俳優たちの稽古に打ち込む緊張感が伝わっていきました。俳優たちの細かな動作を念入りにチェックしていく公演委員長の横山幸江。「一つ一つの言葉を“みんな”で合わせる意識を持つように」と檄を飛ばすと、俳優たちはその言葉に呼応して集中力を高めていきます。ツアー中もより良い演技を貪欲に求めるカンパニーにお客様も真剣な眼差しを舞台に注ぎ、その姿を見守っていました。

『赤毛のアン』広島公演にて行われた、「リハーサル見学会」の様子。
リハーサル終了後には、これまでの緊張した空気から和やかなムードに変わり、俳優たちへの質問コーナーが行われました。まずは司会の佐藤夏木がリハーサルのシーンについて解説した後、事前にお客様からいただいた質問に小川美緒、波多野夢摘、高橋 徹、玉真義雄の4人がお答えしていきます。特に今回は、全国ツアー中のイベント開催ということで、「広島に来て食べたいものや行きたいところはありますか?」、「ツアー中は移動などもあり大変だと思いますが、オンとオフの切り替えはどのようにしていますか?」、「時間がない中で稽古はどのように行っていますか?」といったツアーにちなんだご質問が数多く寄せられました。毎回異なる劇場の条件に合わせ、1シーンごとに立ち位置や動きの導線を確認する緻密なリハーサルの様子は、この日のイベントでもご覧いただいた通り。限られた時間の中でどれだけ濃い稽古を積み重ねられるかが、ツアー中の舞台を作り上げる上で重要となっていきます。
「初めての参加でしたが、普段はリハーサルを見る機会はないので、とても面白かったです。これから本番を観る楽しみが増えました!」
「短い時間にも関わらず、集中してとても細かいところまで稽古されていたので、思わず息を飲みました」
この日のイベントに参加されたお客様にとっても、その積み重ねに触れることで、観劇に向けてとても良い刺激となった様子でした。この「リハーサル見学会」は、これからも静岡と仙台での開催が予定されています。どうぞ奮ってご参加ください。
イベント情報はコチラ>>
また、この日の公演には、これから夏休みにかけて巡っていく中国、四国、九州地方のマスメディア9社が集まり、「合同取材会」が開催されました。出席したアン・シャーリー役の林 香純とギルバート・ブライス役の竹内一樹へ次々に質問が寄せられ、盛り上がりを見せた「合同取材会」の模様の一端をご紹介します。

「合同取材会」の様子。林 香純と竹内一樹が出席し、『赤毛のアン』の魅力を語りました。
―『赤毛のアン』の魅力とはどんなところでしょう?
アン・シャーリー役:林 香純
「アンはどんなことにもポジティブで、本当にすごいと思います。3時間の舞台で肉体的にはキツい部分もありますが、演じ終わるとなんだか自分自身も元気になってしまう。舞台に立つ私にとっても、そんな不思議な魅力がある作品です。完成されたストーリーと緻密な演出もすばらしく、きっと皆さんも観劇後にはアンからたくさんの元気をもらえると思います」
ギルバート・ブライス役:竹内一樹
「観た後に心が温かくなって、家族や友達に会いたくなる作品ですね。正直、子どもの頃は女の子向けの作品だと思っていましたが、こうして舞台に立っている今は、物語の深さをひしひしと感じています。そして、その物語の深みを緻密な演出が引き立て、冒頭から幕が下りる瞬間まで『アン』の世界を少しも飽きることなく楽しんでいただけるようになっています。是非、老若男女を問わず、多くの皆さんにご覧いただきたいですね」
今年の夏は、人生の喜びを再発見できる心温かなミュージカル『赤毛のアン』が、西日本各地の劇場へやってきます。お近くの会場へカンパニーが訪れた際は、ぜひ足を運んでみてください。
ミュージカル『赤毛のアン』全国公演
全国巡演中!
公演スケジュールはコチラ>>
只今、全国各地を巡演中のミュージカル『赤毛のアン』。
下記の追加公演が決定いたしました。ぜひお近くの劇場でアンに会いに来てください!
□『赤毛のアン』全国公演 ひたちなか(茨城県) 8月24日(金)18:30開演 由利本荘(秋田県) 9月 1日(土)17:30開演 仙台(宮城県) 9月 4日(火)13:30開演
□公演概要
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6月20日(水) 台風一過の穏やかな天気の下、 広島公演を翌日に控えた『赤毛のアン』に出演中の俳優たちが、広島市内の小学校を訪れ、「美しい日本語の話し方教室」を開催しました。
今回訪問したのは、市内の私立小学校6年生の教室です。2クラス合同で約70名の子どもたちと共に「美しい日本語の話し方」について勉強しました。講師を務めたのは、近藤聡明、南 晶人、小川美緒の3人。これから何が始まるのか緊張と期待の面持ちの子どもたちの前に3人が登場し、「こんにちは!」と呼びかけると、元気いっぱいの「こんにちは!」といった声が返ってきました。早くも子どもたちの笑顔が溢れた教室は、和やかな雰囲気に包まれます。

「美しい日本語の話し方教室」とは、劇団四季と財団法人舞台芸術センターが行っている社会貢献活動のひとつです。俳優が小学校を訪問し、日本語の正確な発音や、相手にはっきりと聞こえるように話す方法を伝えていきます。劇場の最後列に座っていらっしゃるお客様にまで台詞をきちんと届けることができる“秘密”とは?―その元となっている「母音法」と呼ばれるメソッドを教え、日常の会話でも言葉を大切に話すことを意識付けていくのです。子どもたちは俳優からの説明をじっと聞き入り、時には“へぇー”と感嘆の声を上げ、興味津々といった様子で瞳を輝かせていました。
美しい日本語を話すための“秘密”である「母音法」とは、日本語の5つの母音「ア・イ・ウ・エ・オ」を正確に発音することで、言葉を明確に話すというもの。まずは、様々な例文を通して、“母音”を意識することをトレーニングしていきます。例えば、「おはようございます」という言葉を母音で言うと「オアオーオアイアウ」。これを繰り返し、母音を意識して、「おはようございます」と言ってみると、同じ言葉でもよりはっきりと聞こえることがわかります。講師の近藤聡明からの「誰かやってみたい人?」という呼びかけに、最初は恥ずかしそうにしていた子どもたち。しかし、俳優たちに続いて「おはようございます」と口に出して練習すると、次第に大きな声ですばらしい「おはようございます」の挨拶ができるようになりました。
話し方の秘密を学んだ後は、ミュージカル『ユタと不思議な仲間たち』のナンバー「友だちはいいもんだ」の歌詞を声に出して読み、言葉と歌詞の意味を意識しながら歌います。最後にはみんなで輪を作り、向かい合って大合唱!すてきな歌声が教室中に響き渡ったところで、この日の「美しい日本語の話し方教室」は終了しました。
様子を見学されていた校長先生からは、「子どもたちが次第に理解をしていく様子がよくわかりました。この授業がためになれば良いと思います。明朝も正門で子どもたちに挨拶をしますが、どんな変化を見せてくれるか楽しみです」と大満足の感想をいただきました。
中四国地区で「美しい日本語の話し方教室」が行われたのは、昨年に続き3度目。広島では、本日6月21日(木)より『赤毛のアン』が上演されます。子どもたちからもらったパワーをもとに、夢と感動をお届けいたします!
ミュージカル『赤毛のアン』全国公演
全国巡演中!
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6月19日(火)の以下の公演は、通常通り実施 させていただきます。
なお、今回の台風4号の影響で各種公共交通機関の運休などによって、ご来場が困難なお客様は別日程へのお振替を承ります。
6月20日以降、1週間以内に 劇団四季予約センター までご連絡をお願いいたします。
| 【劇団四季予約センター】
電話:0120−489−444 <10時〜18時> |
● 同一演目・同一席種へのお振替とさせていただきます。また、同じお座席番号でのご用意はいたしかねます。ご了承ください。
● 6月19日時点で、すでに一般発売中の公演期間を振替対象とさせていただきます。また、お手続き日から2日以上先の日程からお選びください。
● 同一席種が全日程において完売している場合は、チケット代金を払い戻させていただきます。
【東京公演】
『ライオンキング』(四季劇場[春])
『オペラ座の怪人』(電通四季劇場[海])
『キャッツ』(キヤノン・キャッツ・シアター)
電話:03−5776−6730 [劇団四季 東京公演本部]
【大阪公演】
『夢から醒めた夢』(大阪四季劇場)
電話:06−4796−6600 [劇団四季 関西公演本部]
また、通学されている学校の休校に伴い外出の自粛が必要な場合など、個別のご事情によりご来場が困難なお客様は、各公演本部までお問い合わせください。
5月31日(木)、旭川市民文化会館を皮切りに10年振りとなる『赤毛のアン』道内ツアーが始まりました! 舞台となるプリンスエドワード島は、北海道よりも少しだけ北にある田園風景が広がる美しい島。特産品も北海道と同じくジャガイモで、この舞台の空気をもっとも身近に感じることができる土地での待望のツアーとなっています。

ツアー開幕前日には、主役のアンを務める林香純が一足先に北海道に到着し、北海道文化放送「さあ!トークだよ」への生出演やFM北海道「AIR-G' EXPRESS」のラジオ収録、道新スポーツ、北海道日刊スポーツ、スポーツニッポンの取材など、たっぷりと道民の皆様に作品の魅力をアピールしました。

「この物語は、プリンスエドワード島の美しい村に男の子と間違えて引き取られてきた少女アンが、村の人々とのさまざまな交流を通して成長し、同時に村の人々も成長していく心あたたまるミュージカルです。本当にぬくもりに溢れた作品で、劇場を出た後には、きっと皆さんの心に優しさと感動が染み込んで幸せをお届けできていると思います。お子様からご年配の方まですべての方が楽しめる作品ですので、ぜひアンに会いに劇場にいらして下さい!」
永遠の名作『赤毛のアン』の世界を、楽しい音楽とダンス、そして丁寧な脚本で再現したこのミュージカルは、6月3日(日)に室蘭、6月5日(火)に函館と北海道を巡っていきます。どうぞこの機会に、天真爛漫なアンと島の人々が織り成す心の交流と幸せなひと時をお楽しみください!
ミュージカル『赤毛のアン』全国公演
全国巡演中!
当ウェブサイトおよび「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」5月号にてお知らせしておりました、『ガンバの大冒険』弘前公演(9月8日(土)17:30開演)の一般発売日に変更がございます。ご予約の際にはご注意くださいますようお願い申し上げます。
(変更前)6月11日(月)
(変更後)6月15日(金)
※「ラ・アルプ」6月号に記載している発売日も変更前の情報となっております。ご注意ください。
※「四季の会」会員先行発売(6月2日(土))に変更はございません。
5月5日のこどもの日に釜石市に入り、東北地方の子どもたちと被災者の方々を招待して開催してきた『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演。3週間に渡る巡演も、ついに千秋楽を迎えました。最後の公演地は、福島県・三春町。日本三大桜のひとつ“三春滝桜”で有名な自然あふれるこの町では、原発事故によって警戒区域になった富岡町や葛尾村からの避難者約1400人が生活しています。
公演前日の5月24日(木)、カンパニーは避難してきた児童が通う富岡小学校を訪問しました。地元企業の工場空きスペースを臨時校舎として利用しているこの学校では、幼稚園児11人、小学生32人、中学生38人が空間を分け合って勉強に励んでいます。交流会を開催した教室の床は固く冷たく、学校というよりも工場の一画であることを思わずにはいられません。それでも、限られた環境の中でなんとか子どもたちに楽しく過ごしてもらおうとする先生方の苦心と、どんな環境でも楽しみを見つける子どもたちの元気が合わさり、授業が再開してから欠席する児童はほとんどいないそうです。

子どもたちのたくましさには、交流会に参加した俳優たちも驚くばかり。一緒にダンスをして歌を歌った後、子どもたちは「ツアーで疲れているだろうから」と、創作ダンスで俳優たちを逆に元気づけてくれたほどでした。
また、同じ頃、ユタ役の上川一哉と小夜子役の奥平光紀は、公演実現にご協力いただいた鈴木義孝町長と遠藤真弘教育長のもとを訪れました。
「富岡町や葛尾村の子どもたちは何回も転校を強いられてきたので、『ユタ』の話は身につまされることでしょう。でも、三春の子どもたちは気持ちのやさしい子ばかりなので、仲良くやっています。今日もみんなで一緒に『ユタ』を観て、何かを感じ取ってもらいたい」
お二人の言葉に、「自然豊かな環境が、おおらかさや優しさを育んでいるのですね」と俳優が語ると、頷きながらも「しかし、放射線の影響を考慮して満足に外で遊ぶことができないのです」と悔しそうな表情を浮かべていました。
転校してきた子どもはもちろん、受け入れ先の三春町の子どもたちも、先の見えない暗闇の中で放射線の恐怖に怯えながら暮らしているのは同じです。壊れた建物は作り直せても、不安にむしばまれる心は、時の経過とともにますます擦り減っていってしまいます。今、目の前で屈託のない笑顔を見せてくれている子どもたちも、本当はギリギリのところで踏ん張っているのかもしれません。
25日(金)、昨年6月末まで避難所として使用されていた三春町民体育館で行われた公演では、開演前に遠藤教育長から子どもたちへこんな挨拶が述べられました。
「震災以来“幸せ”について考えることが多くなりました。家族が一緒にいること、学校にいけること、運動会ができること。当たり前と思っていたことが、本当に幸せなことなんだと感じるようになりましたね。でも、あまり元気の出ない日も多かった。今日は劇団四季がボランティアで劇を観せてくれます。“生”の舞台をみんなで楽しみましょう!」
「はい!」と、子どもたちの元気な返事が体育館に響き渡ると、それが千秋楽の幕を開ける合図となりました。
午前の公演を観劇したのは小中学生761人、午後の公演は中学生582人。前日訪れた富岡小学校、それに富岡中学校や葛尾村から避難してきた児童たちの姿もあります。物語の途中、「生きているって素晴らしい」のナンバーが流れると、富岡小学校の生徒たちは「昨日、歌った歌だ!」と嬉しそうに一緒に口ずさんでくれます。
ユタがいじめられる姿に思わず目を覆ったり、座敷わらしの言葉にはっと息をのんだり、くるみ先生と座敷わらしのやり取りに大笑いしたり、激しいダンスに声を上げたり、ユタの成長を一緒に応援したり、座敷わらしとの別れに涙ぐんだり……。
ひとつひとつの台詞や動きに、子どもたちはとても素直な反応を見せながら、最後の最後まで一生懸命に楽しんでくれました。

9都市18公演、合計8027人を招待した『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演。昨夏に引き続き、「継続した支援」をテーマに「津波の被害が大きく、昨年伺えなかった都市」+「原発事故と向き合う都市」を中心にツアーを行ってきました。そして、昨年に比べ、子どもたちは元気に、前向きになっていることを舞台を通じて感じることができました。
しかし、それでも震災の記憶、今も続く現実が、重く彼らの心にのしかかっている事実は変わりません。どの公演でも、ユタが「死にたくなって」と呟いた瞬間、がらりと会場の空気が変わるのを実感させられもしました。
復興にはまだまだ時間がかかり、薄れていく関心とは裏腹に、蓄積していく被災者の心の負担。この公演がその疲れを癒す蕾となり、東北の方々の心にいつか花を咲かす時がきっとくると、私たちは信じています。
「物質支援ではない文化支援、子どもたちや町民が笑顔で元気になれるこの公演は、本当にありがたいことです。今回の舞台は、子どもたちの心に一生残ることでしょう。我々地元の人間は決して劇団四季のことを忘れません」と、感謝の言葉を送ってくださった公演地の方々。舞台や交流会でのふれあいを通じて、逆に私たちを元気づけてくれた子どもたち。励ましのメッセージを送ってくださった皆様。そのすべての皆様の力と東北復興への祈りに支えられ、カンパニーは千秋楽まで走り抜くことができました。
改めて、心よりの感謝を申し上げます。

演劇を通じて人と人が繋がっていく、その橋渡しとして、これからも劇団四季は東北の方々への支援を継続していきます!
『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
5月7日(月)〜5月25日(金)
東北4県(岩手・宮城・山形・福島) 計9都市 18公演
福島市と郡山市の中間に位置する二本松市は、震災の直接の被害は大きくなかったものの、原発事故によって多くの避難者が移り住むようになりました。特に、福島原発の警戒区域内にある浪江町からは人口19000人のうち約3000人が二本松市へと移り、仮設住宅や借り上げ住宅で生活しています。1700人いた小中学生も200人が二本松市へ、そのほかの児童も福島県内外でバラバラになってしまいました。
そこで、二本松市で公演を行うにあたり、前日の仕込みの合間をぬって、カンパニーは浪江小学校での交流会を計画しました。浪江小学校・浪江中学校は、二本松市内で廃校となった校舎を利用して、昨年の2学期から授業を再開しています。

5月22日(火)、交流会が開催される浪江小学校は、山に囲まれた昔ながらの小学校。廃校になっていただけあって、校舎にも年季が入っています。生徒数は、全学年合わせて29人。その中には、震災で心に傷を負い登校拒否になってしまった子どもや、転校先に馴染めなかった子どもたちも多くいます。そうした状況でどれだけ力になれるかわからないものの交流会を申し入れると、先生方は「大歓迎です。ぜひいらしてください」と快く受け入れてくださったのです。
当日、俳優5人が小学校に到着すると、子どもたちは元気いっぱいの笑顔で迎えてくれました。最初は俳優も子どもたちも少し緊張気味でしたが、体を動かしたり、一緒に歌を歌っていくうちにお互いリラックスしていき、表情からも心から楽しんでいる様子が伝わってきます。最後には、全員で肩を組んで「友だちはいいもんだ」を合唱しました。

住み慣れた土地を離れても頑張っている子どもたち。その姿に感無量でいると、29人の生徒たちは、交流会終了後に合唱曲「明日に向かって」をプレゼントしてくれました。ペドロ役の菊池 正ら俳優たちは、その澄んだ歌声に目に涙を浮かべて聴き入ります。
「私たちはここにいるよ。ちゃんと頑張っているよ」
この日見せてくれた笑顔と歌声からは、そんな子どもたちの心の声が聞こえてくるようでした。
交流会を通して、子どもたちのパワーを受け取ったカンパニー一同。その後に行われた舞台稽古にも、より一層の気合を入れて臨みました。

翌23日(水)、二本松市内の東和小学校で行われた公演には、市内の全小学5・6年生と浪江小学校・中学校の全生徒、合わせて1195人が来場しました。
公演中は、先生方も生徒と一緒になって声を上げて大笑い。子どもたちも、スモークの輪が客席に向けて放たれると夢中になって追いかけたり、その輪に頭をくぐらせようと頑張ります。幕間の休憩中には、座敷わらしたちのいたずらに、先生と生徒が「私たちも座敷わらしに会えたみたいだね」と笑顔で頷き合っている光景を目にすることができました。

また、転校せざるえなかった生徒がたくさんいる中、同じ転校生として悩むユタには共感する部分が大きかったようです。
「ユタが泣いていると、ペドロたちが登場して色々な方法で助けてくれる。でも、ユタが本当に強くなった時には、ユタの前からいなくなってしまう。それが悲しくて……。でも、面白かった」
最後の別れのシーンで座敷わらしたちが袖に帰っていくと、子どもたちは「ペドロー!」と声に枯らしてさびしそうに見送っていました。
それでも、お見送りでは大好きな座敷わらしたちと再会できます。恥ずかしそうにしながらも順番を待っている女の子たち。握手をしてもらうと、はにかみながら「嬉しいな」と呟いて教室に戻っていきました。

「今日は子どもたちに、“お互い助け合って生きていく”ということの大切さを伝えていただきました。子どもたちは未来の使者であり、宝です。震災を乗り越え、逆境を乗り越え、今まで以上に未来を切り開いていって欲しい。『ユタ』は、子どもたちの心に勇気と希望とやる気の火を灯してくれました。福島は原発という見えない恐怖に晒されていますが、今日いただいた心の灯火が、やがて真っ赤に燃え上がって明るい時代を作ってくれると信じています。本日は、本当にありがとうございました」(二本松市・三保恵一市長)
終演後、撤収作業をお手伝いしてくださる先生方。カンパニーの方こそ、この巡演でどれだけ助け合う気持ちの大切さを学ばせていただいたかわかりません。公演の実現に尽力してくださったすべての皆様が、『ユタ』の舞台を深めていってくれているのです。
3週間に渡る東北特別招待公演も、残すところあと1公演。カンパニーは、千秋楽の地・三春町へ向かいます。
『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
5月7日(月)〜5月25日(金)
東北4県(岩手・宮城・山形・福島) 計9都市 18公演
東西を奥羽山脈と阿武隈高地の凛とした山並みに囲まれ、南北に豊かな水を蓄えた阿武隈川が流れる美しい街・福島市。しかし、地震、津波、そして原発事故が、この街に住む1万人もの人々を県外へと追いやってしまいました。
今も街から出て行く家族、とどまる家族、悩み続ける家族……“安全”とは発表されていても、街全体の不安な気持ち、沈んだ心は、そう簡単に拭いきれるものではありません。けなげに頑張る子どもたちも、立て続けに中止になる修学旅行や運動会に、口には出さずとも心を痛めていたはずです。
今回、カンパニーが訪れたのは市南部の松川町。この場所での公演は、市教育委員会たっての希望でもありました。
「震災以降、交通の便が良い新幹線駅周辺にはいくつもの支援が入りましたが、市南部にはなかなか届きません。もし可能であれば、その地区での公演をお願いします」
会場となる松川小学校では、この春、2年ぶりとなる運動会が開催されました。しかし、放射性物質の除染が済んでいない道路もあるため、遠足は今年も中止となってしまいました。それだけに、この特別招待公演に対する期待も大きなものがあります。

5月20日(日)、仕込みのために松川小学校に到着したカンパニーを、日曜日にも関わらず先生方が笑顔で出迎えてくださいました。校長先生も「まさかわが校に劇団四季が来てくれるとは! 四季さんがこの沈んだ街の空気を変えてくれると、教職員も地域の方々も本当に期待しています」と喜色満面。あたたかい歓待を受け、カンパニーは早速準備に取り掛かりました。
この日は、絶好の洗濯日和。服だけでなく靴や布団など洗えるものはすべて洗い、広々とした校庭の一画に物干し竿が並びます。青空の下、気持ちの良い風にはためく色とりどりの衣裳。
体育館では、スタッフと男性俳優陣による舞台設営です。舞台奥にはすだれが掛けられ、周囲にはススキの原っぱが作られます。音響・照明機材を運ぶのは、神経も使う重労働。それでも、ツアー後半の疲れを感じさせないきびきびした動きで、4時間ほどで舞台が完成しました。

午後に入ると舞台稽古へ。この日も、シーンごとに俳優同士で意見交換をしながら稽古を進めます。いじめっ子たちを見返すため「かならず3時に雨が降る!」と言い張るユタ。そこには、座敷わらしたちを信じる強い気持ちを込めること、座敷わらしたちも「信じろ!信じろ!」と思いを重ねてユタにぶつけること。ツアー中も、演技を深める日々の鍛錬は欠かすことができません。
5月21日(月)、日本中が金環日食に沸いた朝、生徒たちは通常より早い7時に学校に集合していました。授業開始前、体育館の様子が気になるのか、教室と体育館を何度も行ったり来たりする生徒たち。ちょうどその頃、俳優たちは音楽室をお借りしてのウォーミングアップをスタート。じっくりと開場直前まで汗を流し、旅で硬くなった体をほぐしていきます。

午前の公演に来場したのは、松川小学校ほか近隣の2校の全生徒621名。これまでで一番多い来場者数となり、地元テレビ・新聞の報道陣も各3社ずつ入る注目の舞台となりました。
ユタが寅吉に座敷わらしのことを聞くと、近くの友達同士で知っている話を声をひそめて教え合う子どもたち。その姿に、冒頭からすっかり夢中になっていることが伝わってきました。おどろおどろしい音楽とともに座敷わらしが登場すると、女の子からは「キャー」という悲鳴が。ペドロが自殺を考えるユタを「ばかやろう!」と一喝すると、生徒たちのハッと息をのむ音が聞こえてくるようです。物語が進むにつれてせり上がっていく客席。後方に座っている高学年の生徒たちが、膝立ちになって身を乗り出しているのです。
そして、前日も稽古を重ねた「3時に雨が降る」のシーンがやってきました。ユタと座敷わらしの心が通じ、3時きっかりに雨が降り出す音が流れ出します。すると、子どもたちは思わず立ち上がり、「雨だ、雨だー!」と一緒に喜びを分かち合ってくれました。
舞台の感動は、この日もしっかりと子どもたちの心に届いた様子。終演後も、もう一度握手がしたくて廊下をぐるっと一周してくる子や、ペドロのコミカルな横歩きの真似をしている子をたくさん見ることができました。

午後の公演は、小中学生505名が観劇。大人の階段の最初の一歩を登り始めた中学生たちは、物語を噛み締めながら真剣な眼差しを舞台へ送ります。それでも、休憩中にゴンゾとハイタッチをしたり、ダンジャのいたずらに慌てたりする姿には、子どもらしい屈託のない笑顔が溢れていました。
「遠足が中止になったり、楽しみにしていた行事がなくなる日々が続いたときもありました。だから、今日の観劇はとても楽しみにしていたんです! ありがとうございました」
「ユタのダンスがかっこよくて、ぼくも体を動かしたくなった! 外で思いっきり友達と遊べるようになりたいです」
一日も早く、子どもたちが当たり前の生活を送れるようにしてあげたい。それは、彼らを近くで見守る福島の大人たちすべての願いかもしれません。午後の公演後、体育館で撤収作業を行うカンパニーの中に、重いひな壇を運んだり、花道の片づけを手伝ってくれている松川小学校の校長先生と教頭先生の姿がありました。
学校関係者の方々のご助力で素早く撤収作業を終えたカンパニーが体育館を出ると、そこに綺麗な夕日が輝く茜色の空が広がっていました。
「『ユタと不思議な仲間たち』は、“命の尊さ”“友達の大切さ”“生きることの素晴らしさ”の3つを子どもたちに伝えたいと思って上演しております。被害の大きさは違えども、心の傷に大小はありません。『ユタ』を観て、“がんばろう!”“前に進もう!”という気持ちに少しでもなっていただけたら、これ以上の喜びはありません。私たちも、毎日、子どもたちから元気をいただいているのですから」(寅吉役・吉谷昭雄)
先生方の拍手に見送られたカンパニーは、進路を南へ、二本松市へと向かいます。
『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
5月7日(月)〜5月25日(金)
東北4県(岩手・宮城・山形・福島) 計9都市 18公演
大成功に終わった5月18日(金)の山形公演。その公演後、観劇された市教育委員会・文化課長の村野隆男氏が、カンパニーを米沢の名所である上杉家ゆかりの地へと招待してくれました。これは、物語の舞台である東北の文化と歴史を知るまたとない機会。翌日は移動日とあって、寅吉役の吉谷昭雄ら14名の俳優とスタッフたちが、東北有数の城下町・米沢を巡りました。

江戸時代、初代藩主・上杉景勝と右腕であった直江兼続や善政で知られる9代藩主・上杉鷹山らによって栄えた米沢。飢饉の被害が多い東北にあって、上杉家は有事に備えて特産品の生産を奨励しました。今も残る米沢織や米沢鯉、ウコギ、笹野一刀彫などは、その歴史を伝える一品です。江戸時代の大飢饉によって命を落とした座敷わらしたちにとっても、無縁とは言い難い土地でしょう。
抜けるような青空が広がった19日(土)、集まった俳優たちがまず案内されたのは、米沢城址・松が岬公園に隣接する博物館・文化施設「伝国の社」。ここは、美しい景観をバックに、置賜(おきたま)文化ホールと米沢市上杉博物館が併合された施設です。県内屈指のホールである置賜文化ホールは、最新の舞台機構と設備を誇り、能や狂言といった古典芸能から演奏会やミュージカルまで幅広く上演される文化の中心地。入場すると、否応なしに舞台人としての血が騒ぎます。
上杉博物館では、教科書などで見たことのある展示品や書物の数々にびっくり!
特に、国宝の「洛中洛外図屏風」には、全員が身を乗り出して目を輝かせます。織田信長から上杉謙信に贈られたこの屏風絵は、日本を代表する絵師・狩野永徳の代表作のひとつです。
米沢の文化にふれた後は、市民の憩いの場である松が岬公園へ。米沢城は明治時代に取り壊されてしまいましたが、今でも公園内には旧上杉伯爵邸や上杉神社など上杉氏ゆかりの史跡が残り、桜やつつじの名所としても有名です。途中、甲冑を身にまとった武将たちにも遭遇し、集合写真をパチリ。
座敷わらしが生きた時代の東北の歴史にふれ、参加した俳優・スタッフたちは「いい時間だった」と口を揃えました。

舞台を通じて、地元の方々と交流し、その土地の文化と歴史にふれる。たったひとつのステージから、無限に世界が広がっていくのも演劇の魅力のひとつです。
米沢から新たなインスピレーションをもらったカンパニーは、福島でどんな舞台を見せてくれたのでしょうか? 今から楽しみな一日となりました。
『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
5月7日(月)〜5月25日(金)
東北4県(岩手・宮城・山形・福島) 計9都市 18公演
5月17日(木)、東北特別招待公演ツアー中の『ユタと不思議な仲間たち』カンパニーは、前回のツアーも含めて初となる山形県へとやってきました。
これまで地震・津波の被害の大きい太平洋沿岸部を中心に公演を行ってきたカンパニー。今回のツアーでは、原発事故の影響で不自由な生活を強いられている子どもたちの支援も新たなテーマとして加わりました。そこで、福島県から多くの児童が避難生活を送る山形県での公演が計画されたのです。特に、市内に受け入れ先となる「雇用促進住宅」が多数あり、もともと市民ミュージカルも盛んな地であった米沢市は、初開催にうってつけの地。市長自ら積極的にご助力していただき、満を持しての山形公演となりました。
この作品の原作者である故・三浦哲郎氏の芥川賞受賞作『忍ぶ川』が映画化されたときは、主なロケ地ともなった米沢市。現在、市内にはおよそ3800人の避難者が生活しており、その中には小学生200人も含まれています。
会場となる万世小学校に到着すると、玄関に掲げられた「ようこそ万世小へ」のボードが、早速カンパニーをお出迎えしてくれました。さらに、校内のいたるところに「友だちはいいもんだ」の歌詞や『ユタ』の作品紹介ページの掲示が。昼休みには、歌も流れています。校庭や校舎ですれ違うと、みんな元気に挨拶をしてくれます。初めて観るミュージカルに学校全体が期待してくれていることをひしひしと感じたカンパニーは、仕込みにも一層の力が入るというものです。ツアーも半分を過ぎて、俳優たちは舞台スタッフからの指示を待つまでもなくてきぱきと作業に取り掛かっていきます。繰り返す中で、担当する持ち場も自然と決まっている様子。そんな光景に、子どもたちも興味津々です。
「今、準備をしているの?」「明日頑張ってください!」
子どもたちに混ざって先生方も何度も体育館を覗きにいらっしゃり、こうして山形で公演を行える幸せを実感しながらの舞台設営となりました。

15時過ぎからは、ミーティングと舞台稽古。ミーティングでは、寅吉役の吉谷昭雄から二幕の重要な場面である“ユタと地元の子どもたちの和解”のシーンについて「和解するまでのプロセスを、嘘のないように、丁寧に。自分の役の物語をしっかり作った上で演じましょう」と声が掛けられました。
舞台に移ると、そのアドバイスを心掛けながらじっくりと稽古を重ねます。ユタと握手を交わす瞬間、ユタと子どもたちの間にあるそれぞれの物語が、しっかりとお客様へ届くように。「俺も!」「わたしも!」というひと言の台詞も疎かにせず、役の気持ちを込めて。
時には俳優たちが意見をぶつけ合い、少しでも気になった点があればその場で確認し――“慣れ”が出てきてしまいがちなツアー中盤だからこそ、気を引き締めて稽古に臨みました。
また、万世小学校の体育館は上空で音が反響する性質があったため、ベストな状態を導き出すべく、稽古終了後も遅くまで残って調整を続ける音響スタッフ。「東北の子どもたちに笑顔を届けたい」。それは決してぶれることのない、カンパニーの一致団結した願いです。
18日(金)、公演当日の朝8時。定時のウォーミングアップよりも早く寅吉役の吉谷昭雄、ユタ役の上川一哉、小夜子役の奥平光紀、ゴンゾ役の伊藤潤一郎、モンゼ役の和田侑子、たま子役の安宅小百合、ユタの母役のあべゆきの7人は、すでに額にうっすらと汗を浮かべていました。両腕だけで体を5分間支える耐久レースをしていたのです。ちょっとした遊び心ですが、こんなところにも日に日にカンパニーの絆が深まっていく様子が伺えました。
午前中の公演を観劇したのは、万世小学校の全校生徒と保護者の方々。開演前には、教室から「友だちはいいもんだ」の歌が風を渡って体育館まで聴こえてきます。聞けば、今日のために毎日練習してくれていたのだといいます。
体育館に入ると、昨日、覗きにきたときにはまだ完成していなかった舞台がすっかり出来上がっており、大きな歓声を上げる子どもたち。山形県初公演に地元メディアも多数集まる中、いよいよ楽しみにしていた舞台の幕が上がります。

手を伸ばせば届くほど目の前にいる俳優たちに驚きの表情を見せる子どもたち。ユタがいじめられているシーンでは、演技とは思えないリアルさに恐怖を感じたのか、思わず手で顔を覆って指の隙間から観劇しています。一郎のアクロバティックな動きにはどよめきが起こり、低学年の子どもたちも飽きることなく真剣な眼差しを舞台に注いでいました。
幕間の休憩中も、設置されたキャストボードの周りに集り「ねぇねぇ、くるみ先生ってだあれ?」と、これからの物語に胸を躍らせます。二幕では、そのくるみ先生とゴンゾのコミカルなやり取りに手を叩いて大笑い!
終演後のお見送りでは、子どもたちが廊下で振付を真似しあって遊んでいました。
「ぼくもユタと同じく転校してきたので、気持ちがよくわかります。最初は友だちができるか不安だったけれど、今ではユタのようにたくさんの友だちができました。これからも、その友だちと一緒に頑張ろうと思います」(福島から転校してきた6年生の児童)
午後の公演には、市内の第七中学校の全校生徒と保護者の方をお招きしました。
ユタと子どもたちの決闘と和解。前日、繰り返し稽古を積んだシーンでは、生徒たちが激しいダンスナンバーを息をのんで見つめます。そして、ユタが勝利し、子どもたちと仲直りすると、この日一番大きな拍手が沸き起こりました!

終幕、座敷わらしが去っていくシーンでは、涙をぬぐいながら別れを見届ける男子生徒の姿もありました。
涙の別れから一転、お見送りでは、くるみ先生が女子生徒に大人気!
「かわいい!」「お腹を抱えて笑っちゃいました!」と、くるみ先生役の丹靖子の周りには、生徒たちの輪ができます。そんな子どもたちの笑顔を見て、「“素敵な仕事”とは、まさにこういうことだなあ」と、ある先生は感慨深げに呟いていらっしゃいました。
公演実現に尽力してくださった安部三十郎市長も、興奮気味に出演者全員に「ありがとう」と声を掛けてくださっています。
「米沢市は、住宅の提供や支援センターの設立など、福島からの避難者を積極的に支援してきました。今日の舞台は、そうした私たちの取り組みが実を結んだものです。四季さんの活動は、すぐに市内全体に伝播することでしょう。本日観劇したのは一部の方々ですが、米沢市全員がお礼を申し上げます。実は、『ユタ』は東京でも観劇しており大好きな作品でしたが、今日はその時以上に感動しました。『ワダワダアゲロジャガガイ』の歌詞、とっても良いですね。作品を知るごとに、この台詞の持つ意味を深く理解することができます。私たちも、座敷わらしと同じく、ようやく先のことが見えるようになってきました。これからも行政と市民が一体となって、ミュージカル文化が広がっていく街にしていきたいと思っています。また必ず、米沢に来てくれると信じています」

大成功となった初開催の山形公演。また、いつの日か戻ってくることを誓って、カンパニーはツアー最後の県となる福島県に向かいます。
『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
5月7日(月)〜5月25日(金)
東北4県(岩手・宮城・山形・福島) 計9都市 18公演
5月19日(土)、神奈川県・相模原市のグリーンホール相模大野より、ミュージカル『赤毛のアン』の全国公演がスタートしました!

この舞台の原作は、誰もが一度は読んだことがある名作児童文学『赤毛のアン』。カナダの女流作家L.M.モンゴメリが自身の日記をもとに書き綴ったこの小説は、1908年に刊行されてから100年以上にわたって、世界中の人々に愛され読み継がれています。
カナダの東海岸、セント・ローレンス湾に浮かぶ緑豊かなプリンス・エドワード島。畑が広がる小さな村・エヴォンリーに、緑色の屋根がトレードマークのかわいらしい家“グリーンゲイブルズ”がありました。そこに暮らすのは、支えあいながら生きるマシューとマリラの老兄妹です。
しかし、年老いたマシューにとって、年々、農作業の苦労も増していきます。そこで二人は、手伝いをしてくれる男の子を孤児院から引き取ることにしました。ところが、やってきたのは長い赤毛を三つ編にして、顔にはそばかすだらけの女の子・アン。彼女ができるのは農作業の手伝いではなく、溢れ出す想像力で無限に広がる夢いっぱいのおしゃべり!
一度は孤児院に送り返そうとしたマリラでしたが、アンの素直な心にふれ、グリーンゲイブルズで一緒に暮らすことを決めます。
孤児院で過ごしてきたアンにとって、エヴォンリーでの暮らしは、新鮮な刺激に満ちた毎日の連続。時にはおてんばをして怒られたり、男の子と喧嘩をしたりしながらも、持ち前の明るさと感受性で村の人々と心を通わせていきます。
そんなアンの成長を、マシューは静かに、心からの愛情をもって見守るのでした。
開幕当日。開演前のミーティングでは、これから8月末まで続く長いツアーに向け、
「初めてツアーを回る人もいますが、みんなで支え合ってやっていきましょう!」
「初日でとても緊張すると思いますが、これまで教わってきたことをもう一度思い出して、忠実に、冷静にやっていきましょう!」
と、俳優・スタッフが一丸となって団結しました。
そして開場直前のぎりぎりまでリハーサルが行われ、グリーンホールにアンたちの歌声が響きます。 いよいよ開場の時刻になると、待ちわびたお客様が続々と入場し、一気に活気が溢れました。

初日の開場中の様子。
客席には老若男女幅広いお客様が集まり、舞台の幕が開くと、一幕からアンの奔放な個性とおてんばぶりに、何度も笑いが起きていました。しかし二幕終盤では、アンとマシュー、マリラの深い愛情に涙をこらえきれずにいるお客様も。カーテンコールでは惜しみない拍手が送られ、ホールを後にされるお客様の顔には、上空に広がった青空のような晴れ晴れとした表情が浮かんでいました。

カーテンコールの様子。
いつの世も変わらぬ感動を贈り続ける永遠の名作『赤毛のアン』。
ぜひお近くの会場で、大切な人とご覧になってください。皆様に、心あたたまるひと時を。
ミュージカル『赤毛のアン』全国公演
好評巡演中!
5月19日(土)に神奈川県・相模原から開幕する『赤毛のアン』全国ツアー。前日の18日(金)には、会場となるグリーンホール相模大野で最終舞台稽古が行われました。
あざみ野での稽古を打ち上げ、いよいよツアー会場へとやってきたカンパニー。16日(水)は、位置の確認や段取りを中心に会場の大きさを体に浸透させ、翌17日(木)から、より本格的な稽古で言葉の落ちや芝居の確認を丹念に繰り返していきました。特に重点的に行ったのが、物語の起承転結の「起」にあたるオーバーチュアから一幕一場のラストまで。ゆったりとしたメロディーにステップを乗せるオーバーチュアは、大らかに深いブレスで、明るい音質で歌うことが重要となります。また、「マシューはどこへ?」は、音符に対して台詞が多く、開口をしっかり行ってリズムに遅れないようにしなければなりません。
「母音法、呼吸法、フレージング法」の基本三法に忠実に小返し稽古を重ね、迎えた開幕前日の18日(金)。劇団関係者や報道陣が熱い視線を送る中、最終通し稽古が行われました。

グリーンホール相模大野の大ホールは、最大1790席の広々とした会場です。全国ツアーでは、このように劇団四季の専用劇場よりキャパシティーが大きな会場がほとんどです。その中で最後列まで台詞をしっかりと伝えるため、この日も言葉の落ちとお腹で支える発声を注意深くチェックしていきました。
しかし、それらのことはあくまで基本。芝居には、さらにその先があります。通し稽古を見守った演出家からは、「言葉の落ちに気をつけすぎると、俳優同士が交流できずにテンポが失われてしまう。基本は稽古でしっかりと体に入れ込み、本番では流れも重視するように」と、より高い次元での演技が求められました。

ミュージカル『赤毛のアン』全国公演
5月19日(土)スタート
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宮城県南部、阿武隈川の河口に位置する亘理町は、平野に田畑が広がる長閑な町でした。しかし、津波が家屋を流し去り、豊かな耕地も塩害によって今は荒地に。沿岸部を車で走ると、一階部分がぽっかり空洞になった家、さらに家屋が消えて門だけが佇む一画――かつて人々が生活していた住宅地には、そのあたたかな営みの名残すら見つけることができませんでした。町内には5カ所に仮設住宅1100戸が建設され、およそ3500人が暮らしています。

5月15日(火)、会場となる亘理小学校に到着したカンパニーは、午前中から舞台の仕込みに取り掛かりました。平日のため、校舎では小学生が授業を受けています。その合間をぬって、休み時間に子どもたちが体育館の様子を覗きにやってきました。声を掛けると、なにやら小さな四角い紙を渡してくれます。なんと、俳優に挨拶するために自分の“名刺”を作ってきてくれたのです。

こうして子どもたちと交流しながら仕込みが進む中、ヒノデロ役の道口瑞之、ダンジャ役の柏谷巴絵、新太役の赤間清人の3人は、斎藤邦男町長を訪問しました。斎藤町長は、昨年の3月11日から一日も休むことなく、町の人々に声を掛けて回っているそうです。
「昭和53年の宮城県沖地震を教訓に、亘理町では毎年防災訓練を行ってきました。その甲斐あって、犠牲者は他の地域に比べ305名と大きくありません。ただ、避難所に辿りついたにも関わらず、様子を見にいって津波に流された方が多かったのは残念でした。今は、残された子どもとお年寄りのケアに力を入れています。そのひとつとして、子どもたちのために寺子屋を作り、ボランティアの方が学習指導をしています。寺子屋効果で、当時中学3年生だった生徒たちは、この春、全員高校へと進学しました。また、ペットとともに暮らせる仮設住宅も建設中です。明日は、子どもたちの元気な笑顔を見れることを楽しみにしています」

午後に入ると、舞台もすっかり完成し、俳優たちはバレエや呼吸法などウォーミングアップ。体があたたまってきたところで、寅吉役の吉谷昭雄から「ツアーも半分を過ぎました。舞台に立っているときは、誰も助けてはくれません。常に自分との戦いです。体調管理を含め、残り半分も気を張っていきましょう!」と気合が入れられ、舞台稽古がスタートしました。
「体育館では足音の反響が大きいため、かかとで歩かないように意識すること」「円形舞台のどこから観ても振りが揃うよう、足の角度、手の角度、身体の中心をどこに持っていくか注意して」など、俳優たちが議論しながらベストな状態へ修正していきます。これも、昨年から長いツアーをともに乗り越えてきたカンパニーの結束力のたまものでしょう。
明けて16日(水)、俳優たちは7時すぎにホテルを出発すると、8時に会場へ到着。そこから開場する2時間の間に、ウォーミングアップとメイクを済まさなければなりません。座敷わらしの特徴である隈取を入れる表情も真剣そのものです。
この日、午前と午後の2公演に、町内6つの小学校の3〜6年生がやってきました。もっとも被害が大きかった地区にある荒浜小学校では8割の、長瀞小学校では5割の生徒が、現在も仮設住宅から通学しています。
しかし、そんな境遇を感じさせない子どもたちの元気な姿には、毎公演ごとに感動を覚えずにはいられません。「おはようございます!」と大きな声で挨拶しながら、体育館に入場する子どもたち。劇場となった体育館に「うわー、すごい!」「何だこれー!」と、きらきら目を輝かせます。中には、劇中歌「友だちはいいもんだ」を口ずさんでいる子の姿も。
開演と告げるアナウンスが流れると、早くも拍手が沸き起こり、俳優たちの一挙一動を見逃すまいと、一生懸命につぶらな瞳を凝らします。俳優が指させば、その方向に顔を向ける子どもたち。座敷わらしの登場の前触れを感じると、キョロキョロと辺りを見回し始め、「ごあいさつ」のシーンでは、座敷わらしの仕草を真似して合いの手を入れる子もいます。
ダンスシーンでは腰を浮かして前のめりになり、青空教室ではお腹を抱えて笑い転げ、カーテンコールでは大きな声で歌いながら両手を振り……。俳優たちと一緒になって舞台に熱中する子どもたちは、人生を楽しむ天才なのかもしれません。
「今回の観劇を通して、町内の小学校がひとつになれた気がします。自分の家も被災してしまったけれど、震災で亡くなった人たちの分まで、精一杯生きたいと思いました」
「俳優さんたちの表現力がすごくて、感動して泣いてしまいました。舞台との距離がとても近くて、迫力がありました。最初、ユタに友達ができなくてさみしい気持ちになったけど、座敷わらしと友達になれてよかった。最後は、みんなと友達になれたし、ぼくも友達を大切にして過ごしていきたいと思います」
(亘理町の小学校の生徒たち)
大人が何も言わなくても、子どもたちは舞台に込められたメッセージを真正面から受け止めてくれます。その頼もしい姿を見て感動を受け取るのは、いつも私たち大人の方です。
「私自身、劇団四季が大好きで、『友だちはいいもんだ』を“クラスの歌”として毎日歌ってきました。今日、舞台で聴くことができて、子どもたちも歌が持つメッセージをさらに強く感じたと思います」(亘理小学校6年生の先生)
「ありがとうございました。四季さんにしかできない支援活動ですね。たった一日の出来事ですが、ずっと心に残ります」(亘理小学校・吉田校長)

これからも舞台人として出来る限りの復興支援を目指して――
子どもたちのまぶしい笑顔に見送られて、カンパニーは、東北特別招待公演では初となる山形県へ向かいます。
『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
5月7日(月)〜5月25日(金)
東北4県(岩手・宮城・山形・福島) 計9都市 18公演
女川町から石巻市を挟んで反対側、太平洋に臨む人口4万人ほどの東松島市は、震災で市街地の65%が浸水し、1000名の死者を出しました。市教育委員会たっての希望で公演会場となった赤井地区体育館は、中でも被害がもっとも大きかった地域にあります。海まで2キロも離れている地域ですが、津波は市街を流れる川を逆流させ、住宅、商店、田畑、あらゆるものを分厚い両腕で覆っていきました。ようやくその腕がほどかれ、腰の高さまであった水が抜けたときには、震災当日からすでに2週間が経っていました。

公演に先立ち訪問した阿部秀保市長は、「町を熟知していた職員をたくさん失ってしまった。資金が投入されても、それを生かす人材が足りていない」と、思うように進まぬ復興を苦慮されていました。
バスで会場を目指すカンパニーの眼前を流れていく、1年前から眠りについたままの田園の光景。本来ならば、一面に青々とした苗が植えられていたはずです。そこに、ほんの一画、腰を屈めて田植えをしている人々の姿がありました。少しずつではありますが、もとの元気な田んぼに戻ろうと息を吹き返し始めているのでしょう。
会場に到着すると、前日までの雨雲は去り、晴れやかな青空が広がっていました。男性陣が舞台の仕込みに取り掛かる一方で、女性陣は慣れた手つきで衣裳や銀林荘の布団を干していきます。辺りには洗濯もののいい香りが立ち込め、どこからか座敷わらしが楽しげに洗濯をしている声が聴こえたかのような錯覚を覚えるひと時。
会場の体育館に入ると、張り替えたばかりの真新しい床が、窓から差し込む光を反射してきらきらと輝いていました。浸水から回復し、ようやく今年4月に再オープンしたばかりなのです。片隅に置かれた一台のグランドピアノは、鍵盤を弾くといびつな音を響かせ、水に覆われた当時の記憶を傷ついた身に留めていました。
明日は、市内の小中学校の生徒たちや一般の方々がお見えになります。パイプ椅子が少ないため、スタッフたちは2キロ先の赤井市民センターから運んできて、ひとつひとつ丁寧に拭いていきました。体育館の隣にも南区新町地区センターという建物があるのですが、そこはまだ当時のまま。建物内の設備は波にさらわれ、床や壁一面は泥に塗れたままです。
こうして着々と仕込みを進めていると、近隣の住民の方々が様子を覗きにやってきます。明日ここで舞台を上演することを伝えると、「こんな被災地で」と不思議そうな、それでもどこか嬉しそうな顔を見せてくれました。

明けて5月14日(月)。この日も公演は、午前と午後の2回行われました。午前の公演は、いつもより早い10時から。俳優たちは、念入りなウォームアップで身体を起こします。ツアーも中盤に差し掛かり、ミーティングでは寅吉役の吉谷昭雄から「ここで、もう一度あざみ野での稽古を思い出して欲しい。『役を生きること、言葉を落とさないこと』。稽古で作ったベストの状態を保つのは難しいことだけれど、ひとりひとりが意識して舞台を高めていきましょう」と、“慣れ”を戒める言葉が掛けられました。
午前の公演にやってきたのは、地元の矢本第二中学校の生徒たち。やんちゃ盛りの年頃とあって、物語に登場する「大作」のような元気な男の子もたくさんいます。開演前の体育館は蜂の巣をつついたような大騒ぎ。先週、修学旅行で『ライオンキング』を観劇した学年もあり、楽しげに劇中ナンバーを口ずさんでいる声も聞こえてきました。
ところが、ひとたび幕が上がると、さきほどの騒ぎはどこへやら。生徒たちは、みな真剣な眼差しを舞台に向けていました。最初は斜に構えていた「大作」たちも、ペドロの重みある台詞に思わず顔を上げ、2幕のダンスシーンでは身を乗り出すように見入っています。子どもたちの素直な反応に、熱を帯びていく俳優たちの演技。
終演後は、生徒会長の吉田格君から、「昨年、ぼくたちは東日本大震災でとても辛い経験をしましたが、このミュージカルを観て、なにごとにも前向きに取り組んでいきたいと思いました」と花束が贈られ、笑顔に包まれた舞台となりました。

午後の公演は、小学生と一般の方が観劇。子どもたちは『ユタ』の世界にすっかり入り込んだ様子で、一幕冒頭で狛犬が吠えると声を上げながら仰け反り、2幕の青空教室では、座敷わらしのいたずらにひっくり返るほど笑い転げていました。来場した阿部市長も、子どもたちの笑顔に目を細めます。
「舞台とともに子どもたちの表情に感動しました。阪神淡路大震災の事例でも示されているように、子どもたちの心のケアは、これからが本番です。この時期に『ユタ』を観れたことは、大いにプラスになるはずです。本当にありがとうございました」(市教育委員会担当者)
復興への長い道のりは、まだまだ始まったばかり。ですが、雨が上がり、こうして心から笑い、感動できる瞬間もあります。
心をあたたかな太陽の光のもとで洗濯してもらえたら。カンパニーは次の公演地を目指し、旅を続けます。
『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
5月7日(月)〜5月25日(金)
東北4県(岩手・宮城・山形・福島) 計9都市 18公演
被災地の方々を無料でご招待する特別招待公演として、東北4県を巡演中の『ユタと不思議な仲間たち』カンパニー。岩手県での公演を終え、向かった先は宮城県・女川町です。
牡鹿半島の付け根に位置するこの町の名は、震災においても深刻な事故に至らなかった女川原発の名で覚えている方も多いかと思います。
しかし、原発の話題に隠れがちですが、地震・津波による被害は、東北の中でも苛烈を極めました。800人以上が亡くなり、今も遺骨のDNA鑑定によって日に3〜4人の身元が判明している状況です。公演会場となる女川町総合体育館に隣接した球場には、日本で初めての3階建て仮設住宅が立ち並んでいます。
公演前日の5月11日(金)、小雨の降る肌寒い天気の中、カンパニーは女川町に到着しました。バスから降り立った俳優たちの目の前に広がる町の景色。その大半が、あの3月11日には20メートルともいわれる津波に襲われ、水の底へと引き込まれてしまったのです。住民の方々は小高い山の上にある病院へと駆け込みましたが、津波はその山にまで到達し、1階に避難していた方を飲み込んでいきました。津波の届かなかった女川町総合体育館にはおよそ2500人が避難しましたが、それでも砕け散ったガラス窓から寒風が吹き込み、低体温症でお亡くなりになった方もいたといいます。
あれから1年。今はきれいに整備され、こうして招待公演が実現することになった体育館前に俳優たちは一列に並ぶと、犠牲となった方々へ黙祷を捧げました。

必要最小限の人数で行っている東北巡演では、俳優たちも舞台の仕込みを手伝います。セットの搬入、歌詞ボードの組み立て、洗濯機を設置して衣裳の洗濯。今回初めての参加となる俳優に教えながら、慣れた手つきでテキパキと作業は進み、搬入開始から50分後には舞台のアウトラインが完成していました。
こうして仕込みが着々と進む中、寅吉役の吉谷昭雄、ダンジャ役の柏谷巴絵、モンゼ役の和田侑子の3人は、阿部一正副町長のもとへ。女川町民への個別面談で多忙を極める中、あたたかく迎えていただきました。
「この町で劇団四季の舞台を観ることができるとは、夢のようです。仙台で『キャッツ』を観劇したときの感動を思い出します。女川町では仮設住宅の入居者数は約4400名もいます。環境が激変し、コミュニティに慣れることができない方もいて、訪問してもお話できないことがあります。劇団四季のイベントのような機会があれば外に出かけるきっかけにもなりますし、子どもたちの笑顔を見て、心もほぐれることでしょう」

住民の心のケアに奔走する副町長へ「私たちも、お見送りの時に色々声をかけていただくのですが、どうお返事したら良いものか考えてしまいます」と俳優が語ると、「こちらから『頑張って』とは言えなくても、舞台を観たらきっと本人たちから『頑張ります!』と言えると思います。楽しみにしています」とエールをいただきました。
その重みある言葉に応え、俳優たちも「明日は本当に目の前で上演させていただきますので、少しでも多くの方に“明日を生きる心の種”を蒔いていきたいと思います」と誓いました。
3人が体育館に戻ると、舞台はすっかり出来上がっています。全員でウォーミングアップを済ませ、夕方から舞台稽古へ。初めて上演する会場に、一回の稽古で適応していかなくてはなりません。動きの確認、体育館独特の反響の確認、出入り口の確認など、見落としがないか入念にチェックしてきます。
また、南部弁での台詞を東北出身の吉谷が改めて指導。明日は子どもだけでなく大人の方も観劇されるので、古い言葉も正確に喋れなければなりません。もう何度も繰り返してきたこととはいえ、“慣れ”ないことを肝に銘じて、日が落ちるまで稽古は続きました。

5月12日(土)、公演当日は雨も上がり快晴となりました。俳優たちは6時30分にホテルを出発。8時に体育館に到着し、早速各自ウォーミングアップを始めます。
10時30分からの1回目の公演では、早々と開場を待つ列が並び、時間を早めての開場となりました。観客席には老若男女、幅広い層の方々が集まり、隣接する仮設住宅にお住まいの須田善明町長を含む223名の方が観劇されました。中にはお隣の石巻市からいらした方も。台詞のひとつひとつに笑い、涙し、子どもも大人も一緒になって感動しあえる舞台となりました。
「本当に素晴らしい舞台を上演してくださって、ありがとうございます。感動しております。町民は、色々な思いを抱いて観ていたと思います。女川町はとても困難な状況ですが、今日の舞台から勇気をもらったと思います」(須田町長)
14時30分からの午後の公演には、たくさんの高校生が来場。ダンスのシーンには、思わず口から漏れる「すごい!」という驚きの声が聞こえてきます。ご家族でいらした方も、お見送りをする俳優たちに笑顔で声を掛けてくれました。
「泣いてしまいました。やっぱり震災と重ねてしまいますね。特に小夜ちゃんの歌に感動しました。『生きていることは素晴らしい』ということ、改めて感じました。このような機会があるなんて、本当にありがたいことです」
皆様から感謝の言葉をいただいた俳優のひとり柏谷は、お見送りの後、こう感慨深げに語りました。
「仙台出身なので、ここ女川町にも来たことがあります。2011年に『マンマ・ミーア!』仙台公演に出演していた時も、家族と一緒に来ました。昨日(11日)、病院や漁港のあったところなどを走ってきましたが、『この風景を毎日見てきた人は、一体どんな気持ちなのだろう?』と考えてしまいました。ですが、お見送りをしていると、皆さん明るくて、私が元気をもらってしまいます。『ありがとう』と言われるけれど、私の方が『ありがとう』と思うんです」

舞台から“明日を生きる心の種”を蒔いてもらったのは、俳優たちも一緒です。
その種を大切に育みながら、カンパニーは東松島市へと向かいます。
『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
5月7日(月)〜5月25日(金)
東北4県(岩手・宮城・山形・福島) 計9都市 18公演
5月19日(土)の相模原公演を皮切りに、全国ツアーがスタートするミュージカル『赤毛のアン』。これまで横浜・あざみ野で稽古が積まれてきましたが、開幕を控え、その集大成となる総稽古が行われました。

カナダ東海岸のセント・ローレンス湾に浮かぶ美しい島プリンス・エドワード島を舞台に、想像力豊かでちょっぴり勝ち気な女の子・アンと島の住民の心あたたまる交流を描いたこの作品は、1980年に日生劇場で初演されました。その初演から30年以上、ルーシー・M・モンゴメリの原作が出版されてから100年を超えて、今もう一度、ぜひ全国の皆様に観ていただきたい物語です。逆境の中でも前を向く明るさと夢見る心を忘れないアンの姿は、子どもから大人まで、どんな方の心にも強く響き、生きることの楽しさ、素晴らしさを再認識させてくれます。
この日の総稽古には、カンパニー以外の俳優や劇団関係者も駆け付け、時にうっすらと涙を浮かべながら、アンの成長を見守りました。
――プリンス・エドワード島の小さな村エヴォンリー。緑の屋根が目印の家“グリーンゲイブルズ”に住むマシューとマリラのカスバート老兄妹は、農作業を手伝ってもらうため、男の子を孤児院から引き取ることにしました。しかし、やってきたのは赤毛にそばかす、人一倍夢見がちでおしゃべりな女の子・アンでした。最初は孤児院に送り返そうとしますが、アンの明るさやけなげな心にふれ、兄妹はアンを引き取ることにします。
親友のダイアナ、互いを意識しながらも喧嘩ばかりしてしまうギルバートなど、たくさんの友人に囲まれて成長していくアン。いつしか彼女の存在は、マシューとマリラにとって大切な家族となっていきます。自然豊かな島で、笑顔と愛情に溢れた幸せな暮らし。しかし、そんな幸福な時間にも、終わりがやってきようとしていました。アンを誰よりも愛していたマシューと、マシューを誰よりも愛していたアンの悲しいお別れ。そして大人の階段をのぼり始めるアン――。

全幕通し稽古が終幕を迎えると、演出家からカンパニーへ
「よくなってきた。この調子で、とにかく基本に忠実に。これから長い旅公演が始まるが、全国の皆さんへ感動を届けるべく頑張ってきてほしい」と、声が掛けられました。
世代を超え、国を超えて愛され続ける永遠の名作『赤毛のアン』。人生の幸せや驚き、そして思春期の甘酸っぱい思い出に溢れたこの物語を、ぜひお近くの会場でご覧になってください。
『赤毛のアン』相模原公演 公演日直前のご予約方法のご案内 5月19日(土)の『赤毛のアン』相模原公演は、公演当日まで以下の方法でチケットをご購入いただけます。 ![]() ◆劇団四季予約センター:0120ー489444(10時〜18時) ◆劇団四季自動予約:0120ー489555(24時間受付) ◆チケットMove 電話予約:042−742−9999(10時〜19時) 直接購入:チケットMove〔グリーンホール相模大野/杜のホールはしもと/相模原市民会館〕(10時〜19時) ※「四季の会」会員料金は、劇団四季(オンラインチケット、予約センター、自動予約、専用劇場)にてご予約いただいた場合に限り適用されます。チケットMoveでは会員料金が適用されませんのでご注意ください。 |
ミュージカル『赤毛のアン』全国公演
5月19日(土)スタート
※チケットのお求めはコチラ>>
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| 2010年7月にスタートした劇団四季idサービスが、2012年4月23日にid登録者数10万人を突破しました! これを記念して、登録者の皆様へのプレゼントをご用意させていただきました。
◆登録キリバン記念プレゼント
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当ウェブサイトおよび「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」5月号(P65)にてお知らせしておりました、『王様の耳はロバの耳』土浦公演(8月7日(火)(一般発売6月9日(土)/6月2日(土)「四季の会」会員先行予約開始)の開演時間に変更がございます。
ご予約の際にはご注意くださいますようお願い申し上げます。
(変更前)8月7日(火)16:30開演 → (変更後)16:00開演
山田町での初日を終え、次にカンパニーが向かったのはひときわ震災の被害が大きかった岩手県・陸前高田市。津波によって町が根こそぎ流されてしまった映像は、今も鮮明に記憶している人も多いでしょう。
5月10日(火)、町に到着したカンパニーの目の前に広がっていたのは、廃墟と化した建物の数々でした。ひとつの建物を壊して撤去するにも莫大な費用がかかるため、その多くはほとんど1年前の震災の日のままとなっているのです。
2万人足らずの陸前高田市を襲った津波は、死者1555人、行方不明者232人、家屋被害3341戸という痛ましい被害をもたらしました。現在も多くの方が、仮設住宅で暮らしています。

昨年、初めての東北特別招待公演で、カンパニーはこの町を訪れることができませんでした。あまりの被害の深刻さゆえに、公演を行う余裕がなかったからです。それが、今年は実現。市教育委員会の担当者の方は、「2回目のツアーを決断していただくことで、私たちも観劇の機会を得ることができました。ありがとうございます」と丁重に迎え入れてくださり、戸羽太市長からもあたたかい言葉をいただきました。
「震災で両親を亡くした子どもは約30名います。表面上は明るく見えますが、大きな傷を負っています。昨年、名古屋の『ウィキッド』に招待していただいたことに続き、今回の『ユタ』の公演、心から感謝いたします。現在、8年計画で町を復興させようとしていますが、ぜひ子どもたちの未来ある町づくりを目指していきたい。また、今回の公演は、子どもたちに加えて一般の方も来場します。進まない復興に大人は疲れています。『ユタ』を観て、元気になってもらえればと願っています」(戸羽市長)

さらに、この日は寅吉役の吉谷昭雄、ユタの母役のあべゆき、一郎役の厂原時也、桃子役の原田麦子が大船渡病院を訪れ、患者の方々や病院関係者の皆様、およそ100名と交流会を行いました。中には、入院中にも関わらず、点滴をつけたまま車椅子で駆けつけてくださった方も。おばあちゃんが笑顔でストレッチする姿に、周囲の空気も和やかなものとなります。歌唱指導では吉谷から南部弁による歌詞の説明があり、聞き慣れた言葉に皆さん親しみを感じている様子でした。
「患者さんが回らない腕を一生懸命回そうとしている姿に感動しました。みんなすごくいい表情をしていましたね」(緩和医療科長・村上医師)

翌5月9日(水)は公演当日。会場となった高田第一中学校の校庭には、仮設住宅がびっしりと並び、体育館のそばには診療所も併設されています。佐々木校長の話では、生徒の半数は、家を失くしているのだといいます。それでも、生徒たちはとても元気に、廊下ですれ違うと「こんにちは!」と大きな声で挨拶を交わしてくれました。
午前中の1回目の公演は、同校と小友中学校の2校の生徒と、一般の方79名の432名がご来場しました。山田町よりも会場が広い陸前高田市公演では、子どもたちだけでなく、大人の方も無料で観劇できるようにしたからです。
中学生に人気だったのは、座敷わらしのリーダー・ペドロ。登場を察知すると「ペドロ!ペドロ!」と舞台に向かって元気な掛け声が飛びました。ユタが電気を消す仕草をすると同時にふっと照明が消えると不思議そうにあたりを見回したり、青空教室で手を叩いて笑い転げたり、一郎のアクロバットやユタのダンスに「すっげ〜!」と驚きの声を上げたり。客席を見ているこちらが、子どもたちの生き生きとした表情に癒されるほどでした。その傍らで、一般の方々も真剣に舞台をご覧になっており、ペドロの「バカヤロウ! 生きてるっつーことをもっと大事にするもんだよ」という台詞に、手で顔を覆うご婦人の姿もありました。
終演後、「この日のために練習してきました」と中学生全員が立ち上がり、唱歌「故郷(ふるさと)」を歌ってくれるプレゼントも。「兎追いし 彼の山〜」と体育館に美しいコーラスが響き渡ると、東北出身の俳優たちは目に涙を浮かべながら歌声に聴き入りました。
また、テレビ、新聞など多くの記者も取材に訪れており、「俳優が東北の言葉で訛ってしゃべってくれるだけ、親近感が湧きますね。懐かしく、そして標準語よりもすとんと自分の中に入ってくる感じがしました」としみじみと語ってくれました。
午後の2回目の公演は、気仙中学校、広田中学校、米崎中学校、横田中学校の4校の生徒と、一般の方105名の415名が観劇。午前と合わせ、陸前高田市の全中学校の生徒が『ユタ』を観劇することとなりました。さらに一般の方も、開演1時間前から列を作って開場を待ちわびます。陸前高田市には「高田時間」という“ちょっと遅れて行く”習慣があるそうで、これほど前から並ぶのは珍しいこと。とても楽しみにしてくれていた証拠とあって、俳優たちも大いに気合が入ります。
中学生から年配の方、小さなお子さんを連れた方など、幅広い世代の方々がご来場したこの公演。笑いや感動とともに、ひとつひとつの台詞が皆さんの心を打つ様子が伝わってきました。
「なしてこんなむごいことするの?」「死んだばっちゃやかっちゃまでそばにいるような気がする」「私はひとりではなかったんだ。こんなに大きな命に…」
小夜子の台詞に、流れる涙を拭い、手に顔を埋める方々。お見送りでは、「本当によかった」と涙を隠さず握手をするご婦人の姿が印象的でした。
終演後、俳優たちが佐々木校長へ挨拶に行くと、「子どもたちは昼間は元気でも、家に帰って布団に入り、こっそり泣いている子もいるそうです。これからは“津波と向き合う”取り組みをしていかなければなりません。今日は素晴らしい舞台から、子どもたちだけでなく、進まない復興に疲れている大人たちの心にもパワーをもらうことができました」と、逆に力強い言葉をいただきました。

公演を重ねるごとに、東北の皆様のあたたかい心と言葉に勇気づけられながら、カンパニーは次なる公演地・宮城県女川町を目指します。
『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
5月7日(月)〜5月25日(金)
東北4県(岩手・宮城・山形・福島) 計9都市 18公演
5月7日(月)、東北4県を巡り子どもたちを招待する『ユタと不思議な仲間たち』の東北ツアーが初日を迎えました。
開幕の地となったのは、岩手県山田町の山田北小学校。海沿いのこの町では、先の震災で多くの町民が犠牲となり、建物の半数近くが倒壊しました。津波によって沿岸部の住宅地から押し流された車は、海から歩いて5分ほどの同校のグラウンドにまで達しました。美しい浜辺には、ガラスや金属片が散乱し、ボランティアの方々が懸命に掃除をしていますが、「昔のように子どもたちが遊べるまで何年かかるかわからない」といいます。
あの痛ましい震災から14カ月。今でも生徒の半分が仮設住宅から通っている山田北小学校の体育館に、町内5つの小学校の生徒たち約260名が集まりました。初めてミュージカルを観る子どもたちは、一夜にして劇場となった体育館の様子に興味津々。幕が上がる前から、キョロキョロと周りを見渡します。
今回の巡演は、昨年訪れることが叶わなかった町を巡るツアー。山田町の子どもたちも、『ユタ』が来るのを心待ちにしてくれていたそうです。

幕が上がると、冒頭から真剣な表情で舞台に入り込んでいく子どもたち。東北独特の「おばんでやんす」という挨拶やクルミ先生の青空教室の場面では、ひときわ大きな笑い声が起きました。また、座敷わらしの不思議な力によって体育館内にスモークが立ち込めると、子どもたちは大興奮!
手にした下敷きでスモークを扇いだり、自分に引き寄せようとしたり、舞台と客席が密着するように構成された東北巡演ならではの臨場感と一体感溢れる公演となりました。
終幕の「友達はいいもんだ」では、最初は恥ずかしそうにしていた子どもたちも、だんだんと大きな声で一緒に歌い始め、お見送りで俳優と握手をすると、にっこりと満面の笑顔を見せてくれます。

「ダンスがすごかったです!汗が近くに飛んでくるくらい迫力がありました。俳優さんはとても運動神経が良くて、うらやましいです」
「みんな役になりきっていて、座敷わらしのハーモニーもすごくきれいでした。10月の発表会では、自分たちも恥ずかしがらずに思い切りやろうと思います」
―山田北小学校 堀合(ほりあい)くんほか、クラスメイトのみんな
「子どもたちが知らない東北の歴史や慣わし、豊かな自然について盛り込まれていて、子どもだけじゃなく大人にも観て欲しい作品ですね」
―担任の青沼先生
午前の公演に続き、午後の2回目の公演には、同じく山田町内の4つの小学校から約230名の生徒たちがやってきました。1回目に勝るとも劣らぬ熱のこもった舞台に、途中、夢中になりすぎた子どもたちが立ち上がったり、花道に出てきてしまう一幕もあったほど。
お見送りでは、最初に体育館を出た織笠小学校の生徒たちが、握手後に全員で振り返り、キャストと会場に向かって大きな声で「ありがとうございました!」と一礼するさわやかな光景が広がりました。
「生の舞台を観る機会がなかなかない子どもたちなので、来ていただいて感謝しています。それにしても、小さな子どもたちが集中力を切らさずに2時間釘付けになっている姿には、驚かされました」
―山田町・沼崎町長
「震災から1年が経ち、児童も教員たちも“何とかやってきた”という状態ですが、子どもたちは本当に明るくなりました。こんな間近で、役者さんと同じ目線でお芝居を観れたことは、とても貴重な経験になったと思います。6年生は“中学生になったら、修学旅行で『ライオンキング』を観る!”と、今から楽しみにしていますよ」
―山田北小学校・大西校長

子どもたちの満開の笑顔に包まれた『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演の初日。
カンパニー一同も、その笑顔から大きなエネルギーを受け取ることができました。
次の公演地は、震災により甚大な被害を受けた岩手県・陸前高田市です。
『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
5月7日(月)〜5月25日(金)
東北4県(岩手・宮城・山形・福島) 計9都市 18公演
「演劇の感動を伝えることで力になりたい」
震災後、舞台関係者が何をすべきか苦悩する中、劇団四季が選択した「東北特別招待公演」。
昨年7月〜8月にかけて東北3県(岩手・宮城・福島)沿岸部を中心に行った13都市27公演では、地元の子どもたちを中心に13,191名の方々にご来場いただき、舞台の感動を分かち合いました。
そして今年も、昨年訪問することが叶わなかった東北4県(岩手・宮城・山形・福島)の9都市を巡演することが決定。カンパニーは、初日となる5月7日(月)の岩手県・山田町公演に向け、5日(土)に東京を旅立ちました。
東北新幹線で新花巻駅に到着したのは、午後4時前。大雨が一過し汗ばむような陽気となった東京に比べ、現地の気温は12℃。あまりの温度差に、俳優たちもあわてて上着を羽織ります。
その後、バスで釜石市へ。この街は、座敷わらしたちのリーダー・ペドロ役の菊池正の出身地でもあります。東京では散ってしまった桜が場所を移して咲き誇る峠道を抜け、市内でも津波の被害が甚大だった中心部に到着すると、たまらず街へと飛び出していった菊池。1年前からホテルなど一部建物は修復され、復興の兆しをみることはできましたが、周囲にはがれきや更地が点在し、震災の深い爪痕がいまだ至る所に残されていました。

6日(日)は、早朝から会場となる岩手県山田町の山田北小学校に移動し、翌日の初日に向けた仕込み作業と舞台稽古です。
小学校の前に架かる橋に残された震災の生々しい傷―わずか1年前の出来事がすべてを変えてしまったのだと改めて実感したカンパニーは、稽古に入る前、海に向かって黙祷を捧げました。
その後、4トントラック2台いっぱいに積み込まれた舞台セットが、生徒数74名の山田北小学校の体育館に運ばれていきます。これまでの公演の中でもひときわ小さなこの体育館から、今年の東北巡演が始まるのです。
午前中、体育館では舞台スタッフによる仕込みが、音楽室では俳優たちのウォーミングアップが進む頃、ペドロ役の菊池正、ダンジャ役の柏谷巴絵、ユタの母役のあべゆき、ヒノデロ役の道口瑞之、ユタ役の上川一哉の5人は、昨年の初日の舞台となった大槌町立吉里吉里中学校の体育館を訪問していました。隣接する仮設住宅にお住まいの方々との交流会が開かれることになっていたからです。吉里吉里中学校の生徒たちは、今年の修学旅行で東京・四季劇場[春]の『ライオンキング』も観劇しています。
自ら出迎えにきてくれた沼田校長、そして生徒たちや地元の方々と再会を喜びあった5人。「皆さんと一緒に歌を歌って体を動かして、少しでも元気を出していただけたらと思います」と、『ユタ』のナンバーから「生きているってすばらしい」「友だちはいいもんだ」の2曲を全員が一緒になって歌いました。「友だちはいいもんだ」を歌う途中、亡くなった友人を思い出して涙を抑えきれなかった地元の方の姿が印象的でした。
「四季の人が来てくれた感謝の気持ちを忘れずに、元気に学生生活を送りたいと思います」
生徒たちは交流会後に大きなわら半紙いっぱいに書かれた寄せ書きを手渡してくれました。その姿に「昨年観ていただいた方々と再会し、一緒に歌うことができて本当に良かった。『生きていることは素晴らしい』という作品のテーマを、実感を込めてリアルに表現していきたい」と、俳優たちは巡演に向けての意気込みを強くします。

5人が山田町に戻ったのは、ちょうどお昼。すぐに寄せ書きをウォーミングアップを終えた俳優たちに見せると、汗が滲んだ顔に思わず笑顔がこぼれます。この山田北小学校の生徒も、まだ半数が仮設住宅で生活しています。その子どもたちの笑顔のため―決意を新たにしました。
午後のミーティングでは「明日からいよいよ巡演が始まります。何があっても最後までやる、そのつもりで頑張っていきましょう!」という寅吉役・吉谷昭雄の言葉に決意を新たにしたカンパニー。舞台稽古に挑みます。
村の子どもたちを見返すため、座敷わらしの力を借りて3時ちょうどに雨を降らすと宣言したユタ。ユタを心配する小夜子が「雨を降らせて、3時に」と祈ると、本当に体育館の外で雷鳴が轟き、雨足が強くなる。そんな偶然の一幕もありながら、舞台稽古は午後6時まで続きました。
5月25日(金)まで、18日間で9都市を巡り18公演を行う『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演。東北の皆様へ演劇の感動を届ける配達人たちの旅が、春雷とともに今年も幕を開けました。
『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
5月7日(月)〜5月25日(金)
東北4県(岩手・宮城・山形・福島) 計9都市 18公演
昨年夏、被災した東北3県を巡演し、地元の方々と交流を深めた『ユタと不思議な仲間たち』カンパニー。「復興支援は、継続あってこそ」という理念のもと、今年も5月7日(月)から、東北特別招待公演に旅立ちます。
一人でも多くの方へ作品の感動をお届けできるように―あざみ野の稽古場では、出発を控えたカンパニーが、ゴールデンウィーク中も連日汗を流していました。
5月1日(火)は、午前中に場面ごとの稽古である小返し稽古、午後には全幕の通し稽古を行いました。
この日の通し稽古の目標は、「俳優同士が交流し、お互いの声を聴き、感じ合い、丁寧に演じながら自然に台詞を発すること」。言葉をひとつも落とすことなく自然に話す―この一見相反するふたつを両立させるのは、大変難しいことです。しかし、それができてこそ作品がお客様にしっかりと伝わります。やにわに強く照りつけ始めた陽射しのもと、俳優たちは、丁寧に丁寧に自分の役と向き合っていきました。その中で、寅吉役の吉谷昭雄からは「まだ役の背負っている歴史、人生、悲しみが体に入っていない。表面的な芝居になっている」と指摘が入ります。
慣れない土地でいじめられ、自殺を考えるほど思い詰めてしまうユタ。
凄惨な飢饉のため、止むに止まれず生まれてすぐに命を絶たれてしまった座敷わらしたち。
孤独の中で、健気に生きる小夜子。
東京から転校してきたユタをなかなか受け入れることができない子どもたち。
「深く作品の中で生きなくてはいけない」―吉谷の言葉に俳優たちは大きく頷き、舞台の完成度を高めるべく、決意を新たにしました。

5月1日(火)の稽古の様子。
そして翌日、5月2日(水)。この日も午前中は小返し稽古に励み、午後からはいよいよ衣裳を着けての通し稽古が始まりました。稽古場にはユタ役のオリジナルキャストである加藤敬二も駆けつけ、カンパニーの仕上がりを見守ります。
稽古終了後、加藤は「きちんとやるべきことは出来ている」としながらも、「ひとつひとつの動作には、すべて意味がある。はっきりと意志を持った動きを心掛けるように」「振付は、止めるべきところはしっかりと止め、メリハリのある動きを」と、細かな指導を加えました。
「ここで終わりではない」―加藤の口癖でもあるこの言葉通り、出来たと思ったところから先を目指し、さらに役を深めていく稽古は続いていきます。

5月2日(水)の稽古の様子。
美しくも神秘的な自然を舞台に、生きることの意味、喜びを伝える『ユタと不思議な仲間たち』。
東北への旅立ちを前に、作品と向き合い、役を生きる俳優たちの果てしない旅はすでに始まっています。
流した汗とひきかえにその旅路で得たものは、きっと舞台の大きな感動となって実を結び、東北の皆様の笑顔になることを信じて―。
『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
5月7日(月)〜5月25日(金)
東北4県(岩手・宮城・山形・福島) 計9都市 18公演
「本物の舞台の感動を子どもたちに」
1964年、ニッセイ名作劇場としてスタートした劇団四季のファミリーミュージカルは、2008年から「こころの劇場」として大きな花を咲かせています。
「生命の尊さ」「人を思いやり、信じ合う喜び」など、生きていく上で大切なことを舞台を通して語りかけるこのプロジェクトは、多くの企業や行政のご支援、ご協力のもと、日本全国の子どもたちを無料で劇場へご招待。昨年は、北は利尻島から南は石垣島まで全国144都市414公演で合計56万人と、過去最大規模の実施となりました。
そして今年も、昨年に負けないくらいの多くの子どもたちに会いに、まずは全国ツアー中の『ガンバの大冒険』カンパニーが、4月25日(木)に今年度初の「こころの劇場」を千葉県・松戸市で開催しました。来年3月までに、日本全国77都市で174回の公演を行う予定です。

この日、松戸市・森のホール21に招待されて集まったのは、市内の小学校26校の6年生2669人。
子どもたちは、開演前から元気いっぱい! 着席した後も、さまざまな公演やコンサートが行われる大きなホール、大きな舞台に、興奮気味にそわそわしています。パンフレットを開きながら物語の予習をしたり、すでに図書室で原作を読破済みなのか、先生とガンバについて話し合いながら、これから始まる舞台に期待を寄せる子どもの姿も。
そして、ひとたび幕が上がると、ざわついていた場内も水を打ったように静まり返り、あっという間に舞台に引き込まれていきます。
ガンバとヨイショの対決の場面では、まるで自分も船乗りネズミのパーティーの一員かのように身を乗り出して見守る男の子。
夢身が島でのノロイ一族との戦いの最中、傷つき倒れていく仲間たちに目を潤ませる女の子。
小さな胸に、たくさんの喜び、悲しみ、勇気、友情、愛を詰め込んで、子どもたちは一心にガンバと仲間たちの冒険を応援します。
そして、その応援に支えられ、ガンバがなんとかノロイを打ち負かすと、カーテンコールでは、子どもたちだけの客席とは思えないほどの盛大な拍手と歓声が劇場を包み込みました。

また、ファミリーミュージカルでは、終演後の俳優によるお見送りも楽しいひととき。衣裳をつけて舞台上そのままの姿の俳優たちに、子どもたちは目を輝かせて握手を求めに駆け寄っていきました。
「ガンバがかっこよかった!」「舞台を初めて観ました。ほかの舞台も観たいです!」
きらきらした笑顔で、俳優たちに語りかける子どもたち。大興奮の一日は、きっと子どもたちの大切な思い出として、大きくなってもずっと心のどこかに残っていてくれるに違いありません。
この日を皮切りに、いよいよスタートした「こころの劇場2012」。全国の子どもたちへ笑顔と感動を届けに、劇団四季のカンパニーが皆さまの町を訪れます!
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□お問い合わせ先
劇団四季「四季の会」事務局:045−903−1038(月〜土 10:00〜18:00)
4月21日(土)、ミュージカル『ガンバの大冒険』全国公演がスタートしました。
初日の会場となったのは、千葉県・市川市文化会館。建物の外には鯉のぼりが掲げられ、新緑の季節への移り変わりを感じる爽やかな一日となりました。
開演前のロビーはたくさんのご家族連れの姿で賑わい、中には早くも公演プログラムを広げ、ガンバと一緒に冒険へ出発する準備は万全といったお子様の姿も。お客様たちはこれから始まる物語に胸を躍らせ、会場は期待に満ちた雰囲気で包まれていました。そして、開演を告げるベルが鳴り響くと、いよいよ『ガンバの大冒険』が全国へ向けた第一歩を踏み出しました。

全国ツアー初日、開演前の様子
床下のねぐらで繰り広げられるガンバとマンプクの軽妙なやり取り。
船乗りネズミのパーティーでのヨイショとの腕っ節対決。
出港する船に乗り込み、初めて目にした広大な海原と遥かなる世界。
コミカルな演技とリズミカルなダンスが楽しい第一幕では、客席から何度もかわいらしい笑い声が沸き起こりました。
一方、イタチのノロイ一族と対峙する第二幕は、ぐっとシリアスな展開に。卑怯な罠と鋭い爪と牙によって、傷つけられていくガンバと仲間たち。それでも勇気を振り絞って立ち向かう姿を、お客様は固唾を飲んで見守ります。ぐっと手を握り締めながら、真剣な眼差しを舞台に送るお子様たち。
「頑張れガンバ! 頑張れみんな!」
緊張感溢れる場内からは、まるでそんな心の声が聴こえてくるかのようでした。

そして、ついにガンバとノロイの対決が結末を迎えたカーテンコール。ガンバと仲間たちの勇気と友情の物語に、大きな拍手が会場を満たし、やがて楽しい手拍子となって広がっていきました。終演後は、俳優たちがロビーにてお客様をお見送り。一生懸命応援してきたガンバたちに笑顔で握手を求めるお子様の目はキラキラと輝き、全国ツアー初日となった市川公演は大盛況のうちに幕を閉じたのでした。

カーテンコールの様子/終演後のお見送りの様子
さぁ、ゴールデンウィークも間近に控え、力強く出発した『ガンバの大冒険』が、今度は日本全国を感動の渦に巻き込んでいきます。皆様と劇場でお会いできる日を、カンパニー一同、心より楽しみにしております。
当ウェブサイト及び「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」4月号(P55)にててお知らせしておりました、『ガンバの大冒険』美深町公演、みよし公演(「四季の会」会員先行予約5/12(土))のチケット料金の一部に変更がございます。
ご予約の際は、ご注意くださいますようお願い申し上げます。
□美深町公演
(変更前)指定席小学生以下1500円 →(変更後)指定席中学生以下1500円
□みよし公演
(変更前)A席4000円、A席中学生以下3000円 →(変更後)A席3500円、A席中学生以下2500円
4月21日(土)の市川公演を皮切りに、全国ツアーへと出発する『ガンバの大冒険』カンパニー。開幕を明日に控えた20日(金)には、市川市文化会館大ホールにて最終舞台稽古が行われました。

20日(金)に行われた、最終舞台稽古の様子。
先週、4月15日(日)に千秋楽を迎えた東京・自由劇場での公演に続く全国ツアー。カンパニー一同はインターバルの間も、東京公演でお客様から寄せられたあたたかい言葉を胸に稽古を行ってきました。
「ガンバと仲間たちから、勇気をもらいました」
「今度は全国の皆さんへこの作品の感動を届けてください」
お客様からのエールに励まされ、自分の役と再度向き合い、言葉の落ちや響きを入念に確認してきた俳優たち。その成果は、この日の舞台稽古で大いに結実を見せました。
仲間同士の友情、か弱き人に手を差し伸べる優しさ、巨大な敵に立ち向かっていく勇気、困難にもめげない強い心――
『ガンバの大冒険』に込められたメッセージが、俳優たちの丁寧な演技によって、客席へしっかりと伝わっていきます。
不自由はないけれどどこか退屈な暮らしにさよならを告げて、仲間とともに大海原へ飛び出した町ネズミのガンバ。その行く手に待ち受けるのは、ずる賢く残忍なイタチのノロイ一族です。
戦いの中で芽生える、海鳥やネズミたちとの絆、そして初めての恋。しかし、嵐のような冒険の旅は、ガンバと仲間たちを過酷な運命に晒していきます。
ガンバとノロイ、果たして最後に生き残るのはどちらなのか!?

初舞台からおよそ40年の時を経ても、いまだ輝きを失わない永遠の冒険物語『ガンバの大冒険』は、子どもから大人まで、みんなで楽しめる不朽の名作です。皆さんの街にガンバと仲間たちがやってくるその日を、どうぞ楽しみに待っていてください。
4月15日(日)、ミュージカル『ガンバの大冒険』東京公演が自由劇場で千秋楽を迎えました。

この日は、降り続いた雨も上がり、美しい空の広がる気持ちのよい日曜日。開演前に行われた俳優ミーティングでは、公演委員長を務めるガンバ役の加藤 迪から
「千秋楽も張り切り過ぎず、丁寧にいつも通りやっていきましょう!」と、声が掛けられました。
この舞台の原作は、斎藤惇夫さんが書いた児童文学の名作『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』。勇敢で仲間想いの町ネズミ・ガンバとその仲間たちが、恐ろしいイタチのノロイ一族に立ち向かっていく、手に汗握る冒険物語です。発刊されたのは、今から40年前の1972年。ですから、お子様たちだけでなく、親世代の方々にもお馴染みの、世代を超えて語り継がれる物語でもあります。さらに、近年では英語やフランス語に翻訳され、世界中で親しまれる名作となっています。
その大人も子どもも楽しめる普遍的な魅力を持った舞台ということで、劇場はファミリーのお客様を中心に大賑わいとなりました。15日は11時30分と15時からの2回公演となり、午前中から子どもたちは元気いっぱい! 劇中歌の歌詞カードを読んだり、スタンプコーナーでスタンプを集めたりと、開演前から劇場の特別な雰囲気を楽しんでいる様子でした。
そして15時からの千秋楽公演では、より一層の熱気と興奮が劇場を包み込みます。力を合わせ、イタチに立ち向かっていくガンバたちの勇姿に、惜しみない声援が送られ、物語が幕を閉じると、カーテンコールではひときわ大きな拍手が送られました。

笑顔で手を振る俳優たちは、そのまますぐにロビーに出て、お客様をお見送り。今まで舞台にいた俳優たちを間近に見て、お客様は笑顔で握手やハイタッチをしたり、話かけたりするなど、最後まで舞台を楽しんでいました。

『ガンバの大冒険』は、この後4月21日(土)より、全国を巡るツアー公演がスタート。今度は皆さんの町に、ガンバと仲間たちがやってきます!
勇気、優しさ、絆、友情・・・沢山の感動が詰まった、ハラハラドキドキの冒険物語を、是非お近くの劇場でお楽しみください!
そして、東京・自由劇場では4月22日(日)より、音楽劇『間奏曲』が開幕します。現代フランス劇を代表する劇作家ジャン・アヌイとジャン・ジロドゥ。1953年、劇団四季はこの2人の素晴らしき作品を上演するために立ち上げられました。そして、旗揚げ翌年、初のジロドゥ作品として上演されたのが、この『間奏曲』です。
ストレートプレイでありながら、そのタイトルが示すように全編が詩的で美しい音楽に彩られた舞台は、劇団四季のレパートリーの中でも特に高い評価を受け、「『間奏曲』こそ四季ミュージカルの原点」とも言われています。
「はかなさこそ、人間の輝き」
ジロドゥの描き出す、現実と非現実の間を揺れ動く幻想的で詩情溢れる物語を、どうぞお楽しみください。
3月31日(土)、宮城県仙台市・宮城学院女子大学講堂において、第一三共株式会社と劇団四季の共同企画「家族のきずなシアター2012」が開催されました。
「家族のきずなシアター」とは、『オペラ座の怪人』の協賛社でもある第一三共が中心となり、“ミュージカルを通じて感動と元気を伝えたい”という思いから劇団四季・NPOがんサポートコミュニティと共同で、がんの患者さんとそのご家族を毎年招待している公演です。
今回は“被災された方々に感動と元気をお伝えすることにより、復興支援の一助としたい”という趣旨のもと、同じ思いを持つ劇団四季と共同で特別公演が開催されることとなりました。

当日の会場の様子。
全国から第一三共グループの社員がボランティアとして集まって会場案内などを手伝う中、この日は、宮城県内の仮設住宅にお住まいの被災者とご家族合わせて902名の方々がご来場くださいました。
開幕前のセレモニーでは、第一三共代表取締役社長兼CEOの中山讓治氏と、同社のCMに出演している俳優の渡哲也さんが挨拶に立ちました。
「東日本大震災で被災されました皆様に、心よりのお見舞いを申し上げます。震災からもう一年が経ちました。第一三共は、製薬会社として医薬品の提供や、健康についての冊子を刊行して社員が仮設住宅一戸一戸へ配布するなど、精一杯のご支援を行ってまいりました。さらに今回は、もっともっと東北の皆様に元気になって頂きたいと願い、こうしてミュージカルの舞台をお届けすることになりました。どうぞ皆様、存分にお楽しみください」(中山社長)
「東日本大震災の際には、一週間、被災者の皆様と寝食をともにさせて頂きました。その時に見せて頂いた皆様の精神力の強さ、忍耐強さは、今でも重く、強く心に残っております。本日、“東北の地に元気を届ける”という思いが詰まった劇団四季さんのミュージカル『ユタと不思議な仲間たち』を皆さんと一緒に観劇できること、非常に嬉しく思っております。美しい東北を舞台としたこのミュージカルをご覧になって、今日は大いに感動してください」(渡哲也さん)
こうして幕を開けた物語は、大きな笑いと感嘆の声が絶えない温かな舞台となり、耳馴染みのある南部弁の響きに聞き入ってらっしゃるお客様も多数おられました。そして、カーテンコールで寅吉役の吉谷昭雄が挨拶に立つと、割れんばかりの拍手で迎え入れられました。
「東北公演では、被災された方々が懸命に前に進もうとするそのお姿に接し、いつも私たちが勇気をもらうこととなりました。今年も5月に東北を訪れ、この作品のメッセージをお伝えしたいと思っております。その折には、皆様とまたお会いできることを楽しみにしております。本日は、誠にありがとうございました!」(吉谷)

終演後、俳優たち全員でお見送りすると、満面の笑顔で「元気をもらいました!」「1年経っても沈みがちだった気持ちが、今日は晴れた気がします」と俳優たちに声を掛けながら、握手を交わすお客様たち。ボランティアとして参加された第一三共の社員の方々も、「私たちが願っていた形で、東北へのご支援を実現することができました。皆様の笑顔が何よりの証拠です」と、感激しきりの様子でした。

お見送りの様子。
5月からは、昨年に引き続いての『ユタと不思議な仲間たち』東北特別公演がスタートします。演劇の感動を通じて少しでも被災者の方々のお力となれるよう、素晴らしい舞台をお見せするために、カンパニー一同尽力してまいります!
当ウェブサイトおよび「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」4月号(P54〜56)にてお知らせしておりました、以下の公演情報におきまして料金に誤りがございました。謹んでお詫び申し上げるとともに訂正させていただきます。
『赤毛のアン』全国 羽島公演(4月14日(土)「四季の会」会員先行予約開始) 一般料金の適用に関して(4月号P54)
(誤)
▲印公演は、「四季の会」会員の方で劇団四季(予約センター、自動予約、インターネット予約、劇団四季専用劇場チケットボックス)にてご予約いただいた場合に限り、会員料金(S席7,000円、松江公演はS席7,000円、A席6,700円、B席4,800円、C席2,900円、倉吉公演はSS席7,000円)でお取り扱いいたします。その他のプレイガイドでは会員料金が適用されません。一般料金(S席8,000円、松江公演はS席8,000円、A席7,000円、B席5,000円、C席3,000円、倉吉公演はSS席8,000円)でのお取り扱いとなります。
→
(正)
▲印公演は、「四季の会」会員の方で劇団四季(予約センター、自動予約、インターネット予約、劇団四季専用劇場チケットボックス)にてご予約いただいた場合に限り、会員料金(S席7,000円、松江公演はS席7,000円、A席6,700円、B席4,800円、C席2,900円、倉吉公演はSS席7,000円、羽島公演はS席7,000円、A席5,000円、B席3,000円)でお取り扱いいたします。その他のプレイガイドでは会員料金が適用されません。一般料金(S席8,000円、松江公演はS席8,000円、A席7,000円、B席5,000円、C席3,000円、倉吉公演はSS席8,000円、羽島公演はS席8,000円、A席6,000円、B席4,000円)でのお取り扱いとなります。
『王様の耳はロバの耳』全国 仙台公演(5月12日(土)「四季の会」会員先行予約開始) 小学生料金に関して(4月号P55)
(誤)
S席小学生以下 4,000円
→
(正)
S席小学生以下 3,000円
『赤毛のアン』全国 宮崎公演(5月19日(土)「四季の会」会員先行予約開始) 料金に関して(4月号P56)
(誤)
B席 3,000円
→
(正)
B席 4,000円
※ご予約の際は、ご注意くださいますようお願い申し上げます。
4月27日(金)、劇団四季キャストによる日本語吹替を収録した映画『オペラ座の怪人』Blu−rayコレクターズ・エディションが発売されます(発売・販売元:ギャガ株式会社)。
この吹替は、一昨年12月、日本テレビ系列「金曜ロードショー」で放映されたもの。全ての配役の声を四季俳優が担当したこのバージョンは、当時大きな反響を呼びました。
いよいよその吹替版が、ブルーレイで登場!ぜひ、お買い求めください。
| 劇団四季『オペラ座の怪人』Blu−rayコレクターズ・エディション □発売日 : 4月27日(金) □販売場所 : Blu−ray商品の取り扱いのあるオンラインショップ、CDショップ等にて。 |
3月30日(金)、昨年5月からスタートした『はだかの王様』全国ツアーが、和歌山県串本町で千秋楽を迎えました。約11カ月に渡って全国132都市を巡り、247回の公演を重ねてきたカンパニーの感動のフィナーレの模様をお伝えします。

全国ツアー千秋楽となった、串本町公演カーテンコールの様子。
串本町は、潮岬の根元に位置する本州最南端の町。人口1万8000人あまりのこの町は、黒潮の恩恵を受けた温暖で自然豊かな町です。しかし、昨年9月に大きな被害をもたらした台風12号は、串本町を含めた地域一帯に深い傷跡を残していきました。
「心の傷を負った子どもたちに、劇団四季の舞台で元気を与えたい」
今回の『はだかの王様』の公演は、そうした地元の方々の強い要望で実現したものです。

開場時の様子。
脚本は寺山修司、作曲はいずみたく。そうそうたる創作陣の手で描かれたこの舞台は、大人から子どもまで、すべての人に大きな感動と元気を呼び起こしてきました。
小学校児童と保護者の方々で満席となったこの日も、ミュージカルの持つ温かみ、喜び、感動を分かち合う心揺さぶる舞台となりました。上演中は舞台に見入っていた子どもたちも、カーテンコールでは笑顔で手拍子。元気いっぱい、大きな声で俳優たちと一緒になって歌を歌ってくれました。
「普段はなかなか舞台を観る機会がない地域なので、今日は楽しみにしていました。舞台も迫力があり、皆さん大変喜んでいましたね」
この公演を呼び掛けてくださった地元の方々がとても嬉しそうに語る姿に、「文化の一極集中の打破」を掲げる劇団四季カンパニーも、改めてこのツアーをやり抜くことができた達成感に包まれました。
多くの方に支えられた公演―今回のツアーで訪れた町と、熱いエールを送ってくださった地元の方々。初めての一般公演で不安もある中、満員の客席から温かな声援を送ってくださった皆様。
一期一会の公演から生まれたさまざまな思い出と絆を胸に、これからも劇団四季では全国の皆様へ演劇の感動をお届けしてまいります。
『ガンバの大冒険』全国公演
4月21日(土)開幕!
“こころの劇場”(※)ツアーとして、全国の小学生たちにミュージカルの素晴らしさにふれていただいている『はだかの王様』カンパニーが、3月7日(水)8日(木)に沖縄・石垣公演を行いました。ツアー最南端の地で、子どもたちの弾けるような笑顔に出会った三日間の模様をお伝えします。

3月7日(水)の終演後、石垣公演を支えて下さっている八重山毎日新聞社、平田観光、日本トランスオーシャン航空、東運輸の皆様との記念撮影。
公演前日の3月6日(火)は、石垣島の方々との交流の日。運動大臣アロハ役の塩地仁、衣装大臣チェック役の合田友紀、アンサンブルの嶋野達也の3名は、創立130周年を迎え、八重山地区で一番歴史のある石垣小学校を訪問。授業の一コマをお借りして「美しい日本語の話し方教室」を開催しました。四季の“母音法”を応用して、はっきりと聞き取りやすい日本語の話し方を3人が教えていくと、子どもたちも元気いっぱいに復唱。楽しみながら積極的に授業に参加してくれました。お昼休みには、創立130周年を記念し、6年生が作詞した「未来への一歩」というオリジナル曲を披露していただく一幕も。俳優たちは、子どもたちの素直な想いと歌詞に感動し、あたたかい気持ちに包まれながら石垣小学校を後にしました。

石垣小学校を訪問し、「美しい日本語の話し方教室」を開催しました。
一方、王様役の深見正博と王女サテン役の林香純は、中山義隆市長のもとへ表敬訪問。今回は、二人だけでなく八重山毎日新聞社の垣本徳一事業部長、平田観光株式会社の奥平まゆみ代表取締役、日本トランスオーシャン航空株式会社の仲栄真智執行役員、東運輸株式会社の久場島清俊常務取締役といった石垣公演を支えてくださっている地元企業の皆様とともに訪問しました。こうした地元の方々のご厚意とご支援があるからこそ、劇団四季は全国の子どもたちにミュージカルを届けることができています。
深見にとっては『ユタと不思議な仲間たち』以来、5年ぶりとなった石垣公演。「子どもたちの反応がとても素直で印象に残っています。交流会をやった幼稚園の子どもたちから、道で『ゴンゾ―!』と呼ばれました」と話すと、市長も「『ユタ』は子どもの頃にテレビで見たことがあります。面白かった!」と答え、それに対して再び深見が「子供の頃…!私は初演からゴンゾ役で出演しています(笑)」と返すなど、とても和やかなムードに包まれた今回の訪問。
「石垣では離島という土地柄、本格的なミュージカルはあまり来ません。ですから、劇団四季の公演を子どもたちはとても楽しみにしています。これからも続いていけば、将来劇団四季に入りたいという子どもが出てくるかもしれない。とても楽しみです」
と、中山市長からあたたかい言葉をいただき、最後は全員で写真撮影を行いました。
18時からは、「青少年自然の家」にて、昨年に引き続き2回目となるワークショップを開催しました。かつて八重山の英雄と呼ばれた豪傑・オヤケアカハチを題材に毎年舞台を上演している子ども演劇集団「ウィングキッズリーダーズ」から、小学4年生〜高校3年生まで約50人の子どもたちが参加した今回は、子どもたちから「開口、発声、呼吸の方法について教えてほしい」と希望が出るなど、開始前から楽しみにしていてくれた様子がひしひしと伝わってきました。
講師として参加したのは、ペテン師スリッパ役の江上健二、王女の恋人デニム役の島村幸大、アップリケ役の吉賀陶馬ワイス、アンサンブルの梅崎友里絵、笠松哲朗、石井絢、丹下博喜、古田しおり、畠山桃子、小澤真琴、山下由衣子、小田春樹の12名。俳優の自己紹介で、3回目の石垣公演となる丹下博喜が『エルコスの祈り』のパルタの台詞を実演すると、子どもたちも大喜び。子どもたちも「オヤケアカハチ」のナンバーを披露してくれて、賑やかにワークショップがスタートしました。

ワークショップの様子。俳優たちの指導にも熱が入ります。
まずは、要望も高かった開口・発声のレッスンから。気をつけないと、すぐに口が小さくなってしまう子どもたち。講師の島村が「ほら、口が小さくなってきているよ」と声を掛けると、みんな頑張って口をしっかり開け、「あいうえお、いうえおあ」と大きな声を出してくれました。
次は、歌のレッスンです。今回は、劇中でもみんなで歌う「幕を開ける歌」を練習しました。初めは恥ずかしそうだった子どもたちも、俳優たちと一緒に歌っているうちに、元気よく歌えるようになりました。
歌の次はダンスのレッスン。練習した「幕を開ける歌」と、さらにワンフレーズの振付を教えていきます。俳優がお手本を見せると、子どもたちから「おーっ!」と歓声が湧き起こります。3つのグループに分かれ、各グループがアレンジを加えるなど、熱心に練習しました。
そして、最後はレッスンの成果を披露する発表会を行いました。普段から舞台に上がっている子どもたちですが、四季の俳優の前とあって、とても緊張している様子。けれど、弾けるような笑顔が印象的で、このまたとない機会を楽しんでくれたようでした。
発表会の後は、全員で座って、歓談しながら親交を深めました。「どうしたら本番前に緊張しない?」「進路のことでよく親と話す。俳優の仕事を選んだとき、親は何と言った?」など、まるで先輩後輩のような親密な対話が交わされます。そして、最後にはもう一度「オヤケアカハチ」ナンバーを披露してくれた子どもたち。レッスンの成果もあり、お腹から大きな声が出ている素晴らしい演技に、感動して泣きだす俳優もいました。
ワークショップは予定の時間を超えて盛り上がり、俳優たちは子どもたちが作ってくれた花道をくぐって見送られました。とても貴重な時間となった子どもたちとの交流の場を、これからも大切にしていきたいと強く感じるひと時でした。

石垣島の子どもたちとの絆を深めたワークショップ。俳優たちにとっても、忘れられない一日となりました。
こうして石垣島の方々と親睦を深めた翌日の3月7日(水)は、いよいよ公演日。一般公演のこの日は18時30分開演でしたが、15時過ぎにはチケットは完売し、そのあともチケットを求めるお客様が続きました。のんびりとした時間が流れる石垣島では、なかなか行列ができないということでしたが、17時頃からお客様が並び始め、客席は満席御礼に。「幕を開ける歌」では、子どもたちが身を乗り出して夢中になり、王様が裸になるシーンでは、お父さんお母さんと一緒に歌を歌いながら王様を指差すなど、大変な盛り上がりとなりました。
さらに翌3月8日(木)の“こころの劇場”(※)公演でも、普段は観る機会がないミュージカルに大興奮の子どもたち。終演後のお見送りでは、「衣裳がとっても綺麗」「また石垣に来てね!」「おとぎの国にきたみたいだった!」など、笑顔でたくさんの感想が寄せられました。

『はだかの王様』石垣公演の様子。
出会いと感動に満ちた石垣島での三日間はあっという間に過ぎ、再びこの地を訪れることを誓ったカンパニー。これからも一期一会を大切に、全国の子どもたちに笑顔をお届けしていきます。
| (※)「こころの劇場」は、子どもたちの心に、生命の大切さ、人を思いやる心、信じ合う喜びなど、人が生きていく上で最も大切なものを、舞台を通じて語り掛けたい。この祈りから、日本全国の子どもたちを劇場に無料招待し、演劇の感動を届けるプロジェクトです。多くの企業や行政の方々のご協賛、ご協力を得て実施しております。 「こころの劇場」に関してはコチラ>> |
『はだかの王様』
全国公演 巡演中!
システムメンテナンスのため、下記の期間、『SHIKI ON−LINE TICKET』および『音声自動予約』の各サービスを停止させていただきます。
お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
| □メンテナンス期間 3月15日(木)午前5時〜午前9時まで |
3月7日(水)、昨年9月から全国ツアーを行っていた『ユタを不思議な仲間たち』が沖縄・名護公演をもって千秋楽を迎えました。『ユタ』カンパニーは昨年夏、東日本大震災の被災地3県(岩手・宮城・福島)を巡演した後、3年ぶりとなる全国ツアーに出発しました。半年間で行った公演数は、実に65都市160公演。仲間との絆の大切さ、生きることの素晴らしさを謳ったこの作品を通じて、全国の方々と心を通わせてきました。

全国ツアー千秋楽となった名護公演、カーテンコールの様子
千秋楽となったこの日も、“こころの劇場”(※)招待公演として市内の小学校14校から797名の小学6年生が集まり、手に汗を握りながら、一生懸命にユタの成長を見守ってくれました。会場の外では、南国ならではのスコールのような大雨が降る一幕もありましたが、その雨音も、この舞台を楽しみにしてくれていた子どもたちの熱気と歓声で完全にかき消され、オーバーチュアが流れると同時に手拍子が起こるなど、千秋楽にふさわしい盛り上がりを見せた本公演。終幕後に俳優がお見送りに出ると、「ユタが強くなっていく姿を見て、自分も勇気が出た」「今日からもっと友だちを大切にしなきゃいけないと思った」などの感想が口々に寄せられ、雨上がりの空のもと、子どもたちは笑顔で会場を後にしていきました。その姿を見送るカンパニーは、全国ツアーへ出発したときよりも一層たくましく成長したように見えます。

開場時の様子/カーテンコールでは会場が一体となり、「友達はいいもんだ」を大合唱
東北巡演における被災地の方々との交流の中から、かけがえのない大きな糧を受け取った『ユタ』カンパニー。東北復興への祈りを胸に出発した全国ツアーでも、東北を舞台にした本作品は各地で温かく迎えられました。ご招待したある被災者の方からは、「亡くなった姉は、劇団四季が大好きでした。私は本日、初めて四季の舞台を拝見しましたが、最後まで涙がとまりませんでした。前を向いて生きていきたいと思います」という言葉をいただき、その祈りが確実に届いていることを実感できました。
そして、この後3月11日(日)には、東京に戻って四季劇場[秋]での公演が開幕します。
東北・全国と巡ってきた『ユタ』カンパニーには、たくさんの祈りと涙と笑顔が詰まっています。どうぞ彼らの姿とこの物語から、そのすべてを受け取ってください。そして、今度は皆様からいただいた祈りと笑顔を手に、カンパニーは再び東北へと旅立ちます。皆様のお越しを、心よりお待ちしております。
| (※)「こころの劇場」は、子どもたちの心に、生命の大切さ、人を思いやる心、信じ合う喜びなど、人が生きていく上で最も大切なものを、舞台を通じて語り掛けたい。この祈りから、日本全国の子どもたちを劇場に無料招待し、演劇の感動を届けるプロジェクトです。多くの企業や行政の方々のご協賛、ご協力を得て実施しております。 「こころの劇場」に関してはコチラ>> |
『ユタと不思議な仲間たち』
東京公演
四季劇場[秋]
3月11日(日)開幕!
※詳しい公演スケジュールはコチラ>>
2月24日(金)、子どもたちを招待して文化に触れてもらう“こころの劇場”(※)の一環として全国巡演中の『ユタと不思議な仲間たち』カンパニーが、沖縄・宮古島を訪れ、満員のお客様を前に公演を行いました。
宮古島は、沖縄本島から南西約300キロに浮かぶ、コバルトブルーの海に囲まれた美しい島です。気候は年間を通じて暖かく、豊かな自然に溢れており、穏やかに時が流れていく情景が思い浮かぶかと思います。

(『ユタと不思議な仲間たち』宮古島公演の終演後、主催・協賛社の皆様と一緒に記念撮影)
出発に先立ち、2月20日(月)には、上原良幸・沖縄県副知事へ“こころの劇場”沖縄ブロックの児童招待についての目録贈呈式が行われました。
「約8000人もの沖縄の子どもたちをミュージカルに招待してくださり、本当に感謝します。沖縄は厳しい歴史を背負ってはいますが、これまで頑張ってこれたのは、“伝統芸能”が根付いており、自分たちを鼓舞してきたからだと思います。芸術の力は偉大です。これからも、子どもたちにもっともっと良い芸術を見せてあげたい」
上原副知事のほか、“こころの劇場”の趣旨に賛同し協賛してくださっている沖縄電力の大嶺克成副社長、琉球銀行の宮城惠也専務、日本トランスオーシャン航空(JTA)の佐藤学社長、サンエーの吉田安之部長、那覇空港ビルディングの松本真一専務、沖縄セルラー電話の北川洋社長、沖縄第一交通の稲益強社長の方々から、力強い励ましの言葉を受け取ったカンパニー。宮古島で待つ子どもたちへ、たくさんの喜びと感動を届けるべく、ますます気合が入ります。

(2月20日(月)、上原良幸・沖縄県副知事へ“こころの劇場”沖縄ブロックの児童招待についての目録贈呈式が行われました)
22日(水)、カンパニーは沖縄本島から空路で宮古島に到着しました。すると、そこには今回の公演を主催してくださった宮古島市文化振興友の会とJTAの皆様が待つ歓迎の輪がありました。 早速の嬉しい出来事に、その輪の中に入って一緒に踊るカンパニーの面々。公演にも一段と気持ちが入ります。

(宮古空港にて、主催者の皆様(宮古島市文化振興友の会/JTA)より、あたたかい歓迎を受けた『ユタ』カンパニー一同)
その後、寅吉役の吉谷昭雄とユタの母役の菅本烈子は、JTA宮古支社を表敬訪問。ヒノデロ役の道口瑞之と小夜子役の奥平光紀は、今回の公演を後援してくださる宮古毎日新聞、宮古新報、宮古テレビ、エフエム宮古での取材・収録・生出演へと向かいます。
夜になると、宮古島市文化振興友の会の皆様が盛大な歓迎会を催してくださり、俳優・スタッフ全員が、宮古島の島野菜がふんだんに使われた沖縄料理を堪能しました。空港で出迎えてくださったJTAの皆様も再び駆けつけ盛り上がる中、沖縄の伝統芸能であるエイサーの踊りを披露していただくなど、宮古島初日の夜は時間を忘れるほどの楽しいひとときとなって更けてゆきました。
翌日23日(木)は、宮古島市長を表敬訪問するとともに、「美しい日本語の話し方教室」を北小学校と鏡原小学校の2校で開催しました。ダンジャ役の柏谷巴絵、モンゼ役の和田侑子、新太役の赤間清人の3人が、はっきりと正確な発音で相手に声を届けための四季の方法論を、わかりやすく教えていきます。初めて聞く話に、熱心に耳を傾ける子どもたち。授業終了後は、この日習ったことを活かして、全員で「ありがとうございました!」と100点満点の挨拶で見送ってくれました。

(「美しい日本語の話し方教室」の様子。熱心に授業を受ける子どもたちの姿が印象的でした)
そして24日(金)、いよいよ公演当日です。チケットは完売、開演の1時間以上前から開場を待ちわびるお客様で長い列ができました。「早くユタに会いたいな。早く幕が開かないかな」と、友達同士で楽しげに話す子どもたち。中でも嬉しかったのは、今年から宮古島の近くにある多良間島と伊良部島からお客様が来場してくださったことです。良質な文化を日本全国に伝えていくことを目指す四季にとって、何よりやりがいを感じる公演となりました。
850人あまりの観客で満員となり開演前はざわついていた客席も、幕が上がると静まり返り、真剣な表情で舞台に見入っているお客様たち。ユタのピンチには大きな手拍子で励ますなど、心から舞台を楽しんでくださっている様子に、俳優たちも全力の演技で応えます。カーテンコールでは、会場全体が一体となって劇中ナンバー「友達はいいもんだ」を合唱しました。

(『ユタと不思議な仲間たち』宮古島公演、カーテンコールの様子)
終演後のロビーでは、俳優たちが舞台衣裳のままお客様をお見送り。握手をした瞬間、子どもたちが見せる溌剌とした笑顔とともに、宮古島公演の幕が閉じました。

(終演後のお見送りの様子)
この後、カンパニーは沖縄本島に戻り宜野湾で公演を行い、3月11日(日)には東京・四季劇場[秋]での開幕を迎えます。この日、宮古島の皆様にもらったたくさんの笑顔が、カンパニーの大きな力となって繋がっていくことでしょう。
(※)「こころの劇場」は、子どもたちの心に、生命の大切さ、人を思いやる心、信じ合う喜びなど、人が生きていく上で最も大切なものを、舞台を通じて語り掛けたい。この祈りから、日本全国の子どもたちを劇場に無料招待し、演劇の感動を届けるプロジェクトです。多くの企業や行政の方々のご協賛、ご協力を得て実施しております。
『ユタと不思議な仲間たち』
全国公演
巡演中!
東京公演
四季劇場[秋]
3月11日(日)開幕!
※詳しい公演スケジュールはコチラ>>
当ウェブサイトおよび「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」3月号(P52)にてお知らせしておりました、『はだかの王様』岐阜公演におきまして、ご好評につきS席・A席(2階席)を追加販売いたします。
□公演
『はだかの王様』岐阜公演(岐阜県)
□会場・日程
長良川国際会議場 メインホール
3月23日(金) 夜6:30公演
□追加席料金(税込)
S席大人 : 5,000円(「四季の会」会員料金:4,000円)、S席子ども: 3,000円
A席大人 : 3,000円、 A席子ども: 2,000円
※子ども=3歳以上小学校6年生以下
□ご予約方法
※追加席の販売は、劇団四季予約センター・劇団四季自動予約・劇団四季専用劇場チケットボックス(自由劇場・京都劇場を除く)のみのお取り扱いとなります。
『はだかの王様』岐阜公演
好評発売中!
※チケット予約はコチラ>>
ギフトカードシステムの緊急メンテナンスですが、13:50に復旧いたしました。
この度はご利用のお客様に大変なご迷惑をお掛けしたことをお詫び申し上げます。
当ウェブサイトおよび「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」2月号(P54)にてお知らせしておりました、『赤毛のアン』茅ヶ崎公演(5月22日(火)18:30開演)の一般発売日に変更がございます。ご予約の際にはご注意くださいますようお願い申し上げます。
(変更前)3月 6日(火)
(変更後)3月27日(火)
※「四季の会」会員先行発売(2月25日(土))に変更はございません。
「こころの劇場」(※)活動のため日本全国を巡演している『ユタと不思議な仲間たち』は、1月27日(金)、長崎県・壱岐島にて、市内の小学校20校992名を対象にした招待公演を実施しました。
壱岐島は、福岡市から北西に約80Kmの玄界灘上に位置する、周囲およそ146Km、人口29,000人の離島。雄大な自然の中に、太古の歴史や文化が大切に残された美しい島です。
その壱岐島で劇団四季の舞台が上演されるのは、今回が初めて。公演2日前の25日(水)、『ユタ―』カンパニーは福岡県の博多港から高速船(ジェットフォイル)で海を渡り、壱岐島に降り立ちました。
港には「劇団四季様 ようこそ壱岐へ」と書かれた横断幕を掲げる、教育委員会の方々の姿が。さらにはそこに居合わせた島民の方までもが温かい拍手を送ってくださると、その熱い歓迎ぶりにカンパニーは「よろしくお願いします」と笑顔をこぼし、握手を交わします。

地元教育委員会の方々と、『ユタ−』カンパニー
公演前日の翌26日(木)。劇場ではスタッフらが舞台の設営を行う一方で、菊池 正、上川一哉、奥平光紀の俳優3名は壱岐市長・白川博一氏と教育委員会教育長・須藤正人氏のもとを表敬訪問。
白川市長は、「ここ壱岐で、ミュージカルが上演される機会はなかなかありませんでした。めったに触れることの出来ない文化芸術を、今回子どもたちに体験させてあげられることは非常に嬉しいことです」と、優しい眼差しを俳優らに向けます。
須藤教育長もまた、「島の子どもたちはおそらくほとんどがミュージカルを知りません。きっと皆、“こういう世界があったのか”と衝撃を受けることでしょうね。そして『ユタ』を観て、人の心の痛みが分かる心豊かな人間に育って欲しいです」とお話しくださいました。

翌日の公演に向け、壱岐市長・白川博一氏と教育委員会教育長・須藤正人氏から激励をいただきました。
また同じ日。柏谷巴絵、厂原時也、齋藤 舞の3名が市内にある瀬戸小学校を訪れ、4年〜6年生に向けて「美しい日本語の話し方教室」を開催。俳優たちが日頃からトレーニングしている「母音法」を基にした授業に、児童らは興味津々の様子で積極的に発言しては、“美しい日本語を話すコツ”を習得してゆきます。
授業後、子どもたちの様子を「みんな素直で純朴な子ばかりで、こちらが感動した」と嬉しそうに振り返った俳優らは、「明日の反応がさらに楽しみ」と心を弾ませました。

瀬戸小学校で行われた「美しい日本語の話し方教室」の様子。
そして27日(金)、初めての壱岐公演当日を迎えました。
入念なウォーミングアップで本番に臨む俳優。会場の「壱岐文化ホール」に舞台を作り、それぞれの持ち場につくスタッフ。
そして公演成功のために1年も前から準備をしてくださっていた教育委員会をはじめとする地元の方々。
子どもたちを迎えるための万全の準備が整えられた劇場に、児童を乗せたバスが続々と到着しました。開かれた扉から、元気いっぱいの子どもたちが駆け降りてきます。
引率の先生に誘導されながら、行儀良く背筋を伸ばして着席。「先生、劇団四季ってなあに?」。配られたチラシを隙間無く眺めて、先生に質問する声も聞こえてきました。

観光バスに乗って来場する子どもたち。/漁船をチャーターして近隣の島からやって来た小学校も。

『ユタ−』のチラシを読み込んで、開演を待つ子どもたち。
開演。冒頭、村の子にいじめられる少年・ユタを助けるため、座敷わらしが起こす不思議な現象に子どもたちは目を丸くして隣の友だちと顔を合わせます。無邪気な笑い声が客席に響き、また一つのナンバーが終わると、ためらいがちな拍手が。しかし感動を拍手で表現することを一度知った子どもたちは、ナンバーが終わるごとに小さな手を強く打ち鳴らし、フィナーレには感動を込めた熱い拍手を送ってくれました。

テーマ曲「友だちはいいもんだ」の大合唱になったカーテンコール

終演後のお見送りでは、子ども立ち居の笑顔で溢れました。
「いじめられていたユタがペドロたちに助けられて、強くなったところが良かったです。僕もペドロのように、困っていた人がいたら助けてあげられるような人になろうと思いました」(男子児童)
「すごい迫力だった!ジャンプや演技がすごかったし、座敷わらしがいたずらするところが面白かったです」(女子児童)
「友だちを大切にしようと思いました。ペドロたちは僕たちの周りにもいて、見守ってくれているんだなって思いました」(男子児童)
「子どもたちには舞台を観る機会はなかなか無いものですから、大変貴重な体験だったと思います。ダンスも歌も素晴らしい!子どもたちに、良い勉強になったと思います」(初山小学校 教員)
無事に公演を終え、カンパニーが島を出発すべく船に乗り込もうとした時、教育委員会の方々や瀬戸小学校教頭先生が児童の感想文を抱えて駆けつけてくださいました。
「壱岐の子どもたちにこのような感動を与えてくださった劇団四季の皆様との出会い、そしてそのチャンスをいただけた幸運に、心から感謝しています」
と言葉をいただき、カンパニーが乗った船が見えなくなるまで大きく手を振って見送ってくださいました。
子どもたちの笑顔や地元の方々の熱意に支えられながら、「こころの劇場」『ユタと不思議な仲間たち』は全国を旅しています。出会った人々からいただいた感動を、カンパニーは舞台で返しながら、演劇の感動の輪をこれからも各地に広げてゆきます。
(※)「こころの劇場」は、子どもたちの心に、生命の大切さ、人を思いやる心、信じ合う喜びなど、人が生きていく上で最も大切なものを、舞台を通じて語り掛けたい。この祈りから、日本全国の子どもたちを劇場に無料招待し、演劇の感動を届けるプロジェクトです。多くの企業や行政の方々のご協賛、ご協力を得て実施しております。
『ユタと不思議な仲間たち』全国公演
※詳しい公演スケジュールはコチラ>>
全国各地で皆様より大きな反響をいただいている『はだかの王様』。
この度、好評につき下記の公演の追加が決定いたしました!
春休みは、ぜひご家族で『はだかの王様』をお楽しみください。
□追加公演
岐阜(岐阜) 3月23日(金)18:30開演 長良川国際会議場 メインホール
池田(大阪) 3月24日(土)17:30開演 池田市民文化会館 アゼリアホール
□発売日
「四季の会」会員先行発売 2月4日(土)
一般発売 2月5日(日)
□料金
大 人 S席 5,000円 (「四季の会」会員 4,000円)A席 3,000円
子ども S席 3,000円 A席 2,000円
※子ども料金は3歳から小学校6年生までが対象となります。
※3歳以上有料
『はだかの王様』全国公演
好評発売中!
12月22日(木)、東京・府中の森芸術劇場で、日産労連NPOセンター「ゆうらいふ21」主催によるクリスマスチャリティー公演『はだかの王様』が千秋楽を迎えました。

日産労連NPOセンター「ゆうらいふ21」の組合員の方々、劇団四季の研究生がボランティアスタッフとしてお出迎えの準備をします。
日産労連(全日産・一般業種労働組合連合会)では1975年に、全ての組合員が毎月100円を拠出する「日産労連福祉基金」を設立し、翌1976年から毎年11月〜12月にハンディキャップを持つ子どもたちを招待するクリスマスチャリティー公演を行っています。
「芸術性の高い一流の舞台を鑑賞してもらうことを通して、物やお金ではなく『心の豊かさ』を育みたい」という趣旨に賛同し、劇団四季も開催当初から全面協力しています。
36回目となった今年も、11月の札幌での開幕から全国22都市で公演を重ねて迎えた千秋楽。参加者は昨年より多い、68団体・1077名のご招待のお客様で埋め尽くされ、とても賑やかな公演となりました。カンパニーも朝一番のミーティングで、公演の意義を確かめ合い、子どもたちへ最高のクリスマスプレゼントを贈るべく、いつも以上に力が入ります。
開場前のロビーでは、運営スタッフたちが、車椅子の介助の仕方などをトレーニングしていました。劇団四季の研究生も、ボランティアスタッフとして駆けつけ、力を合わせてお客様をお迎えします。

舞台では合唱や手拍子が鳴り響きます。最後のお見送りまで、子どもたちの笑顔が絶えない一日となりました。
開場すると、サンタとトナカイの着ぐるみが子どもたちをお出迎え。握手をしたり、抱き合ったり、記念撮影をしたりと、開演前から会場は笑顔で包まれていました。
そして、いよいよ開演すると、冒頭の「幕を開ける歌」に子どもたちの大合唱と手拍子が起こります。その後も、裸で登場した王様への笑い声や、俳優たちの呼びかけに元気よく答える歓声が絶えず、終演後のお見送りにも笑顔が溢れる、幸せな一日となりました。
こうして無事、千秋楽の幕を閉じた後には、会場でチャリティー公演の成功を祝うパーティーが開かれ、俳優・スタッフが出席する中、各代表から挨拶が述べられました。

(左から)日産労連会長 高倉明様、劇団四季代表 浅利慶太、日産労連副会長で、このパーティーで乾杯の挨拶をされた斉藤雄治様。
日産労連会長 ゆうらいふ21理事長 高倉明様
「今年は、自然の猛威にさらされた一年でもありました。未だに多くの方々が、困難な状況に置かれており、我々も復興の一翼を担っていきたいと考えております。絆、助け合い、ふれあい――我々の活動は相互扶助の精神のもと、相手の気持ちを理解し、すべての人々たちの幸せを願うとともに、自己の成長にもつながる価値ある活動だと思っております。今後も多くの方に愛と感動を届けるべく、さらに成長していく所存です」
劇団四季代表 浅利慶太
「創立の頃、他劇団の先輩から『君たちの劇団には理念がない』と言われたことがあります。その時、僕はこう反論しました。『憲法に文化は国民平等の権利だと書いてある。にもかかわらず演劇ほど東京一極集中の著しい芸術はない。だから四季は必ず全国展開します。それがこの劇団の理念です』と。しかし、実際に全国公演を行うのは大変なことでした。そんな時に日産労連さんがご支援を名乗り出てくださり、遂に今年で36年目になりました。長い公演を積み重ねた結果、このチャリティー公演を観て四季を目指した俳優も数多くおります。社会的にも大きな意義のある公演を、これからも続けていきたいと願っております」
乾杯の挨拶は、日産労連副会長の斉藤雄治様より
「第36回のクリスマスチャリティー公演、22会場、無事にこの日を迎えられたことをお喜び申し上げます。これまで素晴らしいミュージカルを全国に届けてくださいました劇団四季の皆様を始め、支えてくださった皆様への感謝と、来年も多くの子どもたちに感動を届けていこうという確認をしながら、力強く杯を上げさせて頂きたいと思います。乾杯!」
会場には、全国各地の招待者から届いた手紙を集めたコーナーも設置され、俳優たちから公演を支えてくださった皆様へ歌のプレゼントが贈られました。
全国の皆様に愛を感動を――これからも、劇団四季はその理念を象徴する公演として、このクリスマスチャリティー公演を大切に大切に演じ続けていきます。
『はだかの王様』
全国公演 巡演中!
2012年2月26日(日)公演分まで好評発売中
チケットのご予約はコチラ>>
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12月14日(水)、1ヵ月にわたる全国公演を行ってきたミュージカル『王様の耳はロバの耳』が広島県「アステールプラザ」にて千秋楽を迎えました。

千秋楽を迎えた『王様の耳はロバの耳』広島公演のカーテンコール
『王様の耳はロバの耳』はわがままばかりを言ってロバの耳になってしまった王様の素直な心を取り戻すため、“本当のことを伝えよう”と舞台と客席が一緒になって考え行動するミュージカルです。
劇中では“本当に正しいこととは何か”を客席に問いかけ、王様の目を覚ますためにみんなで団結して歌をうたいます。
先月16日に4年ぶりの旅公演に出発した『王様の耳はロバの耳』は、首都圏から南下して合計14都市19公演を巡演。
どの街の劇場でも、子どもたちの元気で素直な歌声が響いていました。
たくさんのお客様との出会いを経て、辿り着いた千秋楽広島公演。開演前、最後のミーティングに臨んでいたカンパニーのもとに1枚のファックスが届けられました。
「きっと皆さんが成長して帰って来ると期待しています。演出家から指導いただいた言葉と交流を大切にして、このツアーで培ったチームワークで最後まで乗り切ってください」
それは、演出助手として開幕前からカンパニーを支え、多くのアドバイスを残してきた横山清崇からのメッセージでした。
全国公演が成功するためには、直接作品に携わる俳優・スタッフだけではなく、彼らを支える劇団員や、またカンパニーを迎え入れてくださる地元の方々の熱いサポートがあってこそ。作品に関るすべての人の“お客様に感動を届ける”というただ一つの想いが、演劇を創るのです。
横山の言葉から、支えられている多くの人々の存在を再認識したカンパニーは、大きな責任を果たすべく、開演の準備に取り掛かりました。

開演前のミーティングの様子
千秋楽公演には市内の幼稚園生や学生の団体、それから一般のご家族たちが来場。フィナーレに相応しい、熱い一体感に包まれた公演になりました。
劇中、ロバが登場して客席にこう問いかける場面があります。
「このロバをごらん。このロバを、シカだって言えばほうびをあげるって言われたら、皆シカだって言うかい?」
すると、一人の子どもから「言うー!」という大きな声が。思いもよらない素直な回答に、客席全体が笑いで沸きます。さらにその後の休憩中では、発言した幼稚園の子どもと先生が「『言う』っていっちゃいけんよ」「でも言うもん!」と、熱く議論を交わしていました。
また2幕。街の人たちの大事にしている森の木が王様の家来によって切られそうになる場面では、「切っちゃだめー!」と声を張り上げ、“王様の目を覚まさせるため、私たちと一緒に歌って助けてくれますか?”
という問いかけには、「はーい!!」と小さな手を真っすぐに挙げて応えてくれました。

手を繋いで来場した幼稚園生たち/劇中は大合唱が起りました。
子どもたちの歌の力で街に再び平和が訪れ、幕を閉じた終演後。明るくなった客席でホロホロと涙を流す幼稚園生の姿がありました。「感動して泣いてしまっているんです」とおっしゃる引率の先生も、また涙……。
その後さらに、一人の子どもがテーマ曲「王様の耳はロバの耳」を歌い出すと、二人、三人と一緒に歌い始め、最後には再び劇場で大合唱が起こりました。
その歌声は楽屋にも届き、カンパニーは顔を見合せながら頬笑み感動を分かち合います。そして「幸せな公演だった」とこれまでの旅公演を振り返りつつ、次の東京公演に想いを続けました。
ミュージカル『王様の耳はロバの耳』は12月23日(金・祝)から自由劇場(東京・浜松町)で開幕します。
冬休み、心あたたまるミュージカルをぜひご家族でお楽しみください!
『王様の耳はロバの耳』東京公演
自由劇場
12月23日(金・祝)〜2012年1月14日(土)
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写真家・篠山紀信氏による『ライオンキング』舞台写真集「篠山紀信×劇団四季 Disneyライオンキング」(講談社刊)が発売されることとなりました。キャラクターが活写され、舞台の感動を追体験できるような一冊。ぜひお買い求めください。
ついては、このたび書店販売(来年1月20日)に先駆けて、四季先行発売を実施します。この機会を、お見逃しなく。
□発売日 : 12月20日(火)[書店発売:2012年1月20日(金)]
□発売場所 : 四季劇場[春][秋][夏]、北海道四季劇場、劇団四季ウェブショップ等
※四季初回販売分特典 オリジナルポストカード付き
□価格 : 3200円
『ライオンキング』
四季劇場[春]・北海道四季劇場
好評上演中!

2011年冬、ミュージカル『王様の耳はロバの耳』が全国公演へと旅立ちました。
1965年に「子どものためのミュージカル・プレイ」第2作目として誕生した本作は、第1作目の『はだかの王様』(1964年)に次いで、“演劇を通じて子どもたちの心を育みたい”という願いのもとに、制作されました。
これら2作品は、今でこそ30以上のレパートリーをもつ劇団四季の“ファミリーミュージカル”の原点であるのです。
演出家・浅利慶太による指揮のもと、若きクリエイターたちが日本中の子どもを想い情熱を傾けた作品、『王様の耳はロバの耳』。作曲は「見上げてごらん夜の星を」などの歌謡曲からCMソングまで数々の名曲を生んだ、いずみたくが担当。
そして脚本は、詩人で小説家、脚本家で演出家、映画監督に評論家といくつもの顔を持ち、「言葉の錬金術師」・「鬼才」・「時代の寵児」と称される寺山修司が務めています。
今回の公演は2004年の全国ツアー以来7年ぶりの再演とあり、キャストはほぼ一新。タイトル・ロールの王様役は、俳優・牧野公昭が務めています。
『クレイジー・フォー・ユー』、『ウェストサイド物語』の海外ミュージカルから『人間になりたがった猫』などのファミリーミュージカル、そして『解ってたまるか!』等のストレートプレイまで幅広い役こなしてきた牧野。しかし今回の『王様の耳はロバの耳』に対しては特別な思いで臨んでいました。
演劇を始めた学生時代に寺山修司主宰の劇団「天井桟敷」と出会った牧野は、その独特な世界に惹かれて学校を中退。天井桟敷に入団すると、1983年に寺山が亡くなるまで、舞台から映画など数々の寺山作品に出演していました。寺山修司と深い関りのある牧野が、劇団四季の寺山作品に出演するのはこの『王様の耳はロバの耳』が初めてとなります。
そんな縁深い作品のタイトル・ロールに挑む、彼の想いとは――。

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――稽古はどのような気持ちで臨んでいたのでしょうか? ――寺山修司主宰の劇団「天井桟敷」のことを教えてください。 ――牧野さんはどんな役を? ――寺山さんはどんな人だったのでしょう?
――その質問に、浅利代表はどう答えたのでしょう。 ――そうだったのですか。それはとても惜しいですね……。 ――寺山さんは『王様の耳はロバの耳』の制作の後に天井桟敷を立ち上げた訳ですが、何か共通するものはあるでしょうか?
おやすみなさい レモンのような月が出た おはよう 朝が来た この美しい歌詞が、いずみたくさんのメロディックな調べに載せられる。とっても良いんですよね。 ―― 浅利慶太と寺山修司、そしていずみたくという、錚々たるクリエイターたちによって生まれた『王様の耳はロバの耳』。あらためて、そのタイトル・ロールを務める意気込みをお願いします。 ――それにしても、子どもたちの反応はすごいですね。
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『王様の耳はロバの耳』全国公演
11月16日(水)〜12月14日(水)
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『王様の耳はロバの耳』東京公演
自由劇場
12月23日(金・祝)〜2012年1月14日(土)
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11月14日(月)、「ゆうらいふ21」が主催するクリスマスチャリティー公演が、北海道・札幌市のニトリ文化ホールからスタートしました。
「ゆうらいふ21」とは、日産自動車の労働組合を中心としたNPOセンターです。1976年から、組合員の毎月100円の積み立てをもとに、ハンディキャップのある方々への招待事業として、このチャリティー公演を主催してきました。夢や希望、こころの豊かさを感じてほしいと、2010年までの35年間で、その招待者数は114万人を突破し、今年も札幌を皮切りに全国各地で22公演が予定されています。
今年の演目は、ファミリーミュージカル『はだかの王様』。誰もが知っている童話作家・アンデルセンの物語をベースに、寺山修司・三木たかし・いずみたくという昭和を代表する芸術家が新しい命を吹き込んだ四季のオリジナルミュージカルです。1964年に初演されて以降、今日まで多くの観客に愛され続け、今年も「こころの劇場」として全国の子どもたちを楽しませてきました。
当日14日の開場は、13時。冬が近づき、すっかり空気が冷え込んできた中を、札幌市内の小・中・高、養護学校などの児童・生徒たち、そして付添の方々を合わせた計119団体・約2000名がニトリ文化ホール(旧厚生年金会館)に集まりました。
『はだかの王様』の劇中には、「幕をあける歌」「王様ははだかだ」など俳優と観客が一緒になって歌う楽しいナンバーが散りばめられています。集まった子どもたちは、舞台の案内役を務めるホックとアップリケのお手本をもとに、まずは練習。そして、開幕時や物語のクライマックスで、会場が一体となって歌うのです。
最初は恥ずかしがっていた子どもたちも、俳優たちに促されると、大きな声で応えます。やがて、明るい歌声の輪が会場に広がっていき、舞台は感動のエンディングを迎えました。
最後は、出演者がホール玄関でお見送り。
「王様ー!こっちむいてー!」
「サテン王女、一緒に写真を撮ってください!」
「スリップ、スリッパさん、握手してください!」
と、興奮さめやらぬ子どもたちから俳優たちに声がかけられ、しっかりと交流を深めました。

皆様に冬の寒さに負けない暖かな心の温もりを届けるべく、カンパニーの旅は続きます!
『はだかの王様』全国公演
好評発売中!
11月16日(水)、ファミリーミュージカル『王様の耳はロバの耳』全国公演がスタートしました。

『王様の耳はロバの耳』初日の埼玉県朝霞公演、カーテンコールの様子
昔々あるところに、大変わがままな王様がいました。その王様には、誰にも知られてはならないとんでもない秘密がありました。実は王様の耳は、ロバのような大きな耳をしていたのです。
そのことを秘密にしている王様は、髪を切る時にはお城に床屋を呼びつけては、秘密を守るため床屋をお城のろう屋に閉じ込めてしまうのでした。
そうして、ひとり、ふたりと床屋が消えてゆき、その国の床屋は若い青年ただひとりとなってしまいました。そしてついに最後の一人となったその若い床屋も、お城へ呼ばれてしまいます。
お城で王様の耳を見た若い床屋は大変おどろきます。
「王様の耳は、ロバの耳!」
王様や彼の家来たちは、「王様の耳のことはだれにも話してはいけない。もし誰かに秘密を話せばお前のお父さんの命がきけんになる」と言って床屋を町へ返します。
だれにも本当のことを言えずに苦しむ床屋は、森の木にだけ秘密を打ち明けるのでした。すると、その森の木がものを言いはじめます。
「王様の耳は、ロバの耳!」

ギリシャ神話の一つであり、後にイソップ童話として世界中の子どもたちに愛され親しまれるようになった『王様の耳はロバの耳』。この名作を劇団四季がミュージカル化したのは1965年のことです。
“演劇から子どもたちの心が育まれるように”という願いから企画された、「子どものためのミュージカル・プレイ」として創作。第1作目の『はだかの王様』(1964年)に次いで、その第2作目として誕生しました。両作品とも演出家・浅利慶太の指揮のもと、脚本は「言葉の錬金術師」の異名をとる寺山修司が務めています。
クリエイターたちが情熱を注いで作り上げた作品が、この日、再び全国を駆けめぐるべくそのスタートを切ったのです。
初日公演の会場は埼玉県・朝霞市。開場前から会館の外は無邪気に駆けまわる子どもたちでいっぱいです。開場を迎えた客席ではお母さんがプログラムを開いて、「むかしむかし、ある国に……」と子どもにものがたりを読み聞かせる姿もありました。
そしていよいよ開演を告げるファンファーレが鳴り響くと、子どもたちはおしゃべりを止めて背筋をしゃんとのばし、期待のまなざしを舞台に向けます。

開場時間よりも前からお客様が来場。子どもたちの明るい声が響きます。/子どもに物語を読み聞かせるお母様。
物語が始まったとたん、子どもたちの笑い声が絶えません。
王様 「どうしたんだ? ローストビーフ?」
森の精 「勇気を出して! チキンさん」
ユーモアたっぷりな登場人物の名前が聞こえる度に、子どもたちは無邪気に反応。その笑い声につられて、大人も一緒に声を出して笑っています。
そして舞台と客席が一緒になって合唱するナンバー「王様の耳はロバの耳」では、“自分がわがままな王様の目を覚まさせてあげるんだ”というように、小さな手を精一杯たたき、夢中で歌って応援。
フィナーレを迎えると、「みんな幸せになったんだね」とお母さんに耳打ちする子どもの姿がありました。

お客様も一緒になって「王様の耳はロバの耳」を大合唱
「歌もダンスもすごくて面白かったです。とくに衣裳が独特で、キャラクターたちの性格が生きていたように思いました」(小学生 女の子)
「王様は恐いけど、でも本当のことを伝えた方が良いんだよっていうことを学びました。もしまわりにそのような人がいたら、ちゃんと本当のことを言って気付かせてあげようと思います」(小学生 女の子)
「わざわざ朝霞に来ていただいてありがとうございました。舞台もとってもおもしろくて子どもたちがドキドキしている様子が良く分かりました。ぜひまたいらしてください」(お子様連れの女性)
『王様の耳はロバの耳』全国ツアーは12月14日(水)まで。そのあと12月23日(金・祝)より、東京公演(自由劇場)が始まります。
舞台と客席が一体となったミュージカルを、ぜひご家族でお楽しみください。
『王様の耳はロバの耳』全国公演 残席のご案内 『王様の耳はロバの耳』全国公演は皆様からのご好評につき、公演地によっては残りのお座席がわずかとなっております。前半の関東地域においては、現在のところ江戸川公演(11/24(木))に比較的お席に余裕がございます。ぜひご利用ください。 なおそのほかの公演地につきましても、残席がある場合には「前日予約」または「当日券(※前日予約終了後、空席がある場合のみ)」を販売いたします。 ご観劇を検討中のお客様におかれましては、お早目のご予約をおすすめいたします。 |
『王様の耳はロバの耳』全国公演
11月16日(水)〜12月14日(水)
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『王様の耳はロバの耳』東京公演
自由劇場
12月23日(金・祝)〜2012年1月14日(土)
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11月16日(水)から始まる『王様の耳はロバの耳』全国公演を明日に控えた15日(火)、都内の公共ホールにて最終舞台稽古が行われました。

『王様の耳はロバの耳』舞台稽古より
7年ぶりの再演である今回の公演ではキャストが一新。1ヶ月以上にわたる厳しい稽古を重ね、新しいメンバーでイチから作品を創り上げてきました。
稽古場での最終稽古である総稽古を迎えたのは、11日(金)のこと。いよいよ本番環境と同じ舞台稽古に臨もうとしていたその日の稽古終わりに、演出助手の横山清崇がカンパニーにこう言葉を掛けました。
「今日にかけてとても良い集中が続き、皆さんの気が高められていたことが見ていて良く分かりました。ただし、これからの舞台稽古に許される時間は限られています。この集中を切らさずに、各自が責任を持って舞台稽古に臨みましょう」
常設劇場での公演と違い、毎公演会場が異なる全国ツアーは、一日のうちで舞台を作り、公演を行って、そして舞台を撤収するのがほとんど。
そのためリハーサルにかけられる時間には制限がつき、またスタッフの人数も限られているため、俳優も舞台の設営や撤収作業に参加することになります。このことについても、「“手伝い”ではなく、あくまでも“スタッフ”であるという意識でいること」と改めて言い伝えられました。
個人個人に与えられる責任と役割がきちんと果たされてこそ、毎公演の舞台の成功へと繋がるのです。
こうして、皆が集中すること、そして一人ひとりが責任を持ってツアーをまわることを約束して舞台稽古が始まりました。
「あたり」と呼ばれる位置確認、そしてシーンごとに区切って繰り返す「小返し稽古」を経て、15日に迎えた最終舞台稽古。
この稽古は劇団関係者に公開され、客席には7年ぶりに幕が開こうとしている名作に期待の眼差しが注がれました。
一方で客席に人が居ない環境で濃密な稽古を積んできたカンパニーにとって、人に見られることは、本番を迎える前の貴重な稽古となります。
特に本作は客席に様々な疑問を投げかけて一緒に“本当に大切なもの”を探してゆくという筋書きがあります。つまり、お客様も舞台に参加するということ。
果たしてどのような反応が返ってくるか――。
緊張と集中が交じり合いながら、幕が開きました。

物語が始まると、客席はすぐに童話の世界に入り込んでしまったよう。登場人物の問いかけには明るい声の返事が届き、わがままゆえに耳がロバの耳になってしまった王様の目を覚ますため、みんなで大きな声で歌をうたいます。
そして物語が幕を下ろすと、出演者たちに熱い拍手が送られました。
稽古終了後。客席の反応の熱さとは反対に、俳優たちにはつとめて冷静に細かなところまで課題が指摘されてゆきました。
その最後にこれまで稽古を見てきた演出助手の横山から
「ツアーが始まれば、時間はさらにタイトになります。これからは自分で課題を見つけて、それを徹底的に克服していってください。
明日のスタートももちろんですが、その先も集中を切らさず、丁寧にやりましょう」
とアドバイスが送られました。
開幕に向けて走り続けてきた『王様の耳はロバの耳』カンパニー。いよいよ明日、7年ぶりに幕を開けます。ぜひ、お近くの劇場までお出かけください。

『王様の耳はロバの耳』全国公演 残席のご案内 『王様の耳はロバの耳』全国公演は皆様からのご好評につき、公演地によっては残りのお座席がわずかとなっております。前半の関東地域においては、現在のところ江戸川公演(11/24(木))に比較的お席に余裕がございます。ぜひご利用ください。 なおそのほかの公演地につきましても、残席がある場合には「前日予約」または「当日券(※前日予約終了後、空席がある場合のみ)」を販売いたします。 ご観劇を検討中のお客様におかれましては、お早目のご予約をおすすめいたします。 |
『王様の耳はロバの耳』全国公演
11月16日(水)〜12月14日(水)
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『王様の耳はロバの耳』東京公演
自由劇場
12月23日(金・祝)〜2012年1月14日(土)
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明日、11月16日(水)より開幕する『王様の耳はロバの耳』全国公演におきまして、各地の「前日予約」と「当日券」について下記の通りご案内申し上げます。
□前日予約
全国公演では公演日の4日前まで劇団四季予約センターを含めた各プレイガイドにて販売をしております。
その後空席がある場合にのみ、公演日の前日(午後3時〜午後6時 ※「四季の会」会員は午後2時より)に劇団四季予約センター(0120−489444)にてご予約を承ります。
□当日券
前日予約終了後に空席がある場合、劇団四季オフィシャルウェブサイト内の「当日券情報」にて告知させていただきます。
当日は劇場窓口(受付)にて開演の90分前から販売いたします。
※上記は劇団四季主催公演に限ります。
舞鶴公演は主催(財団法人舞鶴市文化事業団)にお問い合わせください。
お問い合わせ : 舞鶴市総合文化会館 0773−64−0880
只今、全国各地を巡演中の『はだかの王様』。
全国各地の皆様から大きな反響をいただき、現在発売中の日程より下記の通り追加公演が決定いたしました。
ぜひご家族で、『はだかの王様』をお楽しみください。
□追加公演
武蔵村山(東京) 1月22日(日)16:00開演
□会場
武蔵村山市民会館(さくらホール) 大ホール
□発売日
「四季の会」会員先行発売 12月3日(土)
一般発売 12月4日(日)
□料金
大 人 S席 5,000円 (「四季の会」会員 4,000円)A席 3,000円
子ども S席 3,000円 A席 2,000円
※子ども料金は3歳から小学校6年生までが対象となります。
※3歳以上有料
『はだかの王様』全国公演
好評発売中!
10月31日(月)、横浜あざみの野の四季芸術センターで「2011年劇団四季オーディション」が開催されました。これからの劇団を担う新たな力を発掘するオーディション。現在、舞台に立っている俳優たちも、ほとんどがこのオーディションを経て入団しています。しかも、この日は即戦力となる人材を求めてのもの。1年に1回だけのチャンスとあって、会場となった稽古場には大変緊迫した空気が張り詰めていました。

本選前日までに行われた予選と振り写しの模様
当日の朝、受付開始の9時よりもだいぶ早くから、芸術センターの入り口に続く階段には、すでに受験者の長い列がありました。ヴォーカル・ダンス・演技の3コースへの応募総数は700通。事前に行われた書類審査と予選を通過したのは、その中の112名。それぞれに決意に満ちた力強い表情を見せていました。
受付を済ますと受験者はいったん控室に案内され、その後、ダンスオーディションの会場となる稽古場へと集められます。スタッフとして運営に携わっているのは、若い俳優たち。各々に、四季の門を叩いたかつての自分の姿を思い起こし、良い刺激を受けたことでしょう。
そして、いよいよオーディション開始直前。会場には、劇団代表の浅利慶太をはじめ、審査員となる青山弥生・野村玲子・加藤敬二・坂本里咲らベテラン俳優たちとレッスンの講師陣が顔を揃えます。緊張する受験者に向かい、まず浅利から激励の言葉が伝えられました。
「最初に、役者を続けるということはとても大変なことだと言っておきます。オーディションに合格しても、何年かを経て残るのはほんの数人です。半年で辞めてしまう者もたくさんいます。それくらい他のどのプロフェッショナルと比べても、役者ほど難しい職業はないと思います。観るのとやるのでは全く違う。ぼくらは、『観る天国、やる地獄』とよく言います。あなた方の能力は、これからオーディションを見ればすぐにわかります。ですが、わからないのはどれだけ耐えられるか? あなた方の意志の力です。この世界に残るのは、何より努力しきれる人間です。そして、四季では努力する人間にとって最高の環境を提供しています。ですから、今日はのびのびやって、合格したら今の話を思い出して、一生懸命、集中して演劇に取り組んでもらいたい。そう願っています」
厳しい言葉にも臆することなく、「はいっ!」と歯切れの良い答えが会場に響きました。そして午前10時、ついにオーディションが始まります。
ダンスコースは、ジャズダンスとバレエの2部門。審査員の鋭い視線が向けられる中、ダンサーたちが次々に入れかわりながら踊りを披露していきます。受験者ひとりの審査時間は長くて70秒、短いものでは25秒。この限られた時間の中で、これまで自分が培ってきた力を出し切らなくてはなりません。順番を待つ間、受験者は控室で入念にストレッチをしたり、台詞を確認したり、目を閉じて瞑想したりと、それぞれに集中力を高めていました。

その後、休憩をはさんで、午後はダンスコースと演技コースの受験者の歌唱審査が行われました。ストレートプレイとミュージカルの双方を手がけている四季において、俳優にはそれだけ多くのものが要求されます。これからともに舞台を築いていく仲間を選ぶとあって、審査員たちも受験者以上の集中力で手元の資料にメモを取っていきます。
こうして、早朝から始まった「2011年劇団四季オーディション」のすべての過程が終わったのは、日も傾き始めた15時過ぎでした。後日、受験者に審査結果が伝えられ、未来を担う新しい風が劇団に送り込まれます。その風が皆様に届くのはもう少し先のことになるかと思いますが、是非、演劇に人生を懸けるニューフェイスの登場を楽しみにしていてください!
「こころの劇場」公演(※児童招待公演)として、ともに全国ツアーを行っている『ユタと不思議な仲間たち』と『はだかの王様』。
“演劇を通じて、子どもたちに生きる上での大切なことを伝えたい――”
同じ目的をもって、それぞれの作品のメッセージを届けるふたつのカンパニーが、その旅の途中で対面を果たしました。
10月28日(金)、『ユタと不思議な仲間たち』福井県・坂井公演。この公演に、前日の27日に福井市で公演を行っていた『はだかの王様』カンパニーが、次の公演地への移動日を利用して『ユタ―』を観劇に訪問したのです。

福井県で対面した『ユタと不思議な仲間たち』と『はだかの王様』カンパニー。(『ユタ―』坂井公演終演後にて)
劇団四季は今、10の専用劇場を拠点に公演を行い、さらに3つのカンパニーが全国ツアーを行っています。全国各地を旅するカンパニーが、同じ都市で同じ時に公演することはとても珍しいこと。
中でも今回福井県で出会うことになったふたつのカンパニーは、「こころの劇場」公演という社会貢献事業として、ともに劇団の大切な務めを担っています。
全国公演ならではの苦労を知り、それ以上に公演や出会いを重ねるごとに想いを強くして旅をしている両者。互いの気持ちが分かち合える者同士が対面できる機会とあって、『はだかの王様』カンパニーは期待と歓びを胸に会場に向かいました。
『ユタ―』坂井公演の開演前。会場の「ハートピア春江」に到着した『はだかの王様』カンパニーは、さっそく楽屋へ。
一方、彼らの訪問を楽しみに待っていた『ユタ―』カンパニーは、仲間の姿を遠くに見つけると、両腕を大きく開いて「よく来たね!」と笑顔で歓迎。抱擁を交わして「そちらの旅は順調?」などと近況を尋ねます。
しばしの間、互いを労い、気遣い合った後、「じゃあ公演楽しみにしていますから、頑張ってください」と激励の言葉を残して『はだかの王様』カンパニーは客席へ向かいました。
そしてその言葉を受け取った『ユタ―』カンパニーは、気持ちを引き締めて開演の準備に向かうのでした――。

左より:神保幸由、吉谷昭雄、菅本烈子、深見正博、江上健二、菊池 正、(手前)林 香純/旅中での再会に喜びを分かち合うふたつのカンパニー。
開演中は終始真剣な眼差しで舞台を見つめる『はだかの王様』カンパニー。カーテンコールを迎えると、舞台に立つ仲間たちに、感動と応援が交じった熱い拍手を送っていました。

『ユタ―』坂井公演カーテンコールの様子
「ありがとうね」と、子どもたちの帰りを笑顔で見送る『ユタ―』カンパニーの姿を見届けた後、再びふたつのカンパニーが交流。
その後もまた、スタッフとともに舞台の撤収作業を行う『ユタ―』カンパニーに交ざって、作業を手伝う『はだかの王様』カンパニーの姿がありました。
お客様からいただく感謝の言葉、子どもたちの笑顔、そして今回のような仲間のエールが、舞台に立つ俳優たちの気持ちを最大限に強くするものです。
『ユタと不思議な仲間たち』と『はだかの王様』はこれからも日本中を巡り、子どもたちに演劇の感動を伝えてまいります。
(※)「こころの劇場」は、子どもたちの心に、生命の大切さ、人を思いやる心、信じ合う喜びなど、人が生きていく上で最も大切なものを、舞台を通じて語り掛けたい。この祈りから、日本全国の子どもたちを劇場に無料招待し、演劇の感動を届けるプロジェクトです。多くの企業や行政の方々のご協賛、ご協力を得て実施しております。
『ユタと不思議な仲間たち』全国公演
11月の一般公演
11月3日(木・祝)兵庫県・洲本、5日(土)香川県・多度津町、19日(土)徳島県・阿南
12月の一般公演
12月11日(日)兵庫県・たつの、12月18日(日)広島県・府中、21日(水)鳥取県・米子、22日(木)岡山県・高梁、23日(金・祝)島根県・雲南
『はだかの王様』全国公演
12月の一般公演
12月18日(日)山梨県・富士川町/24日(土)宮城県・栗原/26日(月)東京都・多摩/27日(火)神奈川県・横須賀/28日(水)千葉県・千葉
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10月20日(木)、全国ツアー中のミュージカル『夢から醒めた夢』カンパニーからヤクザ役・野中万寿夫が、北海道公演に向けて地元マスコミ各社を訪問しました。
まず訪れたのは、北海道文化放送(uhb)「のりゆきのトークDE北海道」。
メインキャスターの佐藤のりゆきさんとは、札幌「キャッツ」(91年〜92年)からの古い縁。以来、何度も会う機会に恵まれ、4年ぶりの出演となったこの日も、打ち解けた和やかな雰囲気での放送となりました。

続いて足を運んだのは道新スポーツ。ファンに長年愛され続けている『夢から醒めた夢』の作品の魅力、そして野中が初演から演じ続けているヤクザ役の魅力をたっぷりと語りました。さらにここでは、野中が学生時代に先輩に誘われて演劇部に入部したエピソードも披露。
また、FM北海道(Air−G’)「lief(リーフ)」では、レポーターの方が北海道公演本部を訪れました。野中がヤクザの台詞を少しだけ披露すると、その迫力に感動しきり。とても楽しい中継となりました。

この他、北海道日刊スポーツ、スポーツ報知、スポーツニッポン各社のインタビューで、「愛」「思いやり」「友情」「生きる喜び」などたくさんのテーマが宝石箱のように詰まった作品の素晴らしさをたっぷりと伝えた野中。北の大地に『夢から醒めた夢』を広めた、非常に内容の濃い一日となりました。
ミュージカル『夢から醒めた夢』は、22日(土)より全道5か所で公演中です。
是非、近くを訪れた際には劇場へお立ち寄りください。
劇団四季オリジナルミュージカル『夢から醒めた夢』全国公演
2011年12月21日まで全国ツアー巡演中!
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10月17日(月)、全国ツアー中の『夢から醒めた夢』カンパニーからピコ役の岡村美南とヤクザ役の野中万寿夫が、静岡公演に向けて地元メディアに出演・インタビューを受けました。
原作・赤川次郎、作曲・三木たかしというコンビで話題となった『夢から醒めた夢』は、1987年の初演以来、これまで1400回を超える上演を重ねてきた人気作品です。現在、主役のピコを演じている岡村は、なんとこの舞台とほぼ同い年。静岡新聞社の取材でも、その不思議な縁について語りました。

「中学2年生のとき、地元(富山)に全国ツアーがやってきて、初めて四季のミュージカルを観たのがこの作品でした。今、一緒に舞台に立っている野中さんも出演していて、私にとっては特別な存在の舞台です。だから、自分がピコ役に選ばれたときは本当にびっくり。信じられませんでした!
もちろん、実際演じてみて壁もあります。たとえば、ピコの心をどうまっすぐ表現するか?
もともと観客だった頃から、自分とピコは『あまり似ていないかな?』と思っていたんです。それでつい演技が過剰になると、子どもっぽくなりすぎてしまうんです。難しい部分もありますけど、毎回、前向きに取り組んでいます。明るいところは、自分もピコと一緒なので(笑)」
一方、岡村が初めて観たときにはすでに舞台に立っていたという野中。それもそのはず、「初演以来、ヤクザ役をやり続けて、ほとんど出演している」と語りました。
「岡村さん以外にも、自分が出演した舞台を観客として観たという劇団員は多くいます。でも、1400回という数字を改めて聞くと、『もう、そんなになるのか』と自分でも驚きます。毎回、新鮮さを失わないようにと心掛けていますから。何度舞台に上がっても、完成はないです。それは、これからもそうだし、たとえ自分が出演しなくなっても、この作品を大切にしていきたいと思っています」
歴史を築いてきた俳優と、それを受け継ぐ俳優。今回の静岡公演でも、ミュージカルの素晴らしさにふれて、舞台を目指す子どもたちが生まれるかもしれません。
「ロビーパフォーマンスから夢の世界の物語は始まっています。思いっきり楽しんでください!」(岡村)
「生きる喜び、命の大切さ、人間のあたたかさ。人生の喜びが、宝物のようにちりばめられたミュージカルです。大切な人とぜひ観に来てください」(野中)
『夢から醒めた夢』静岡公演は12月14日(水)〜21日(水)まで上演いたします。ご予約はお早めに!
劇団四季オリジナルミュージカル『夢から醒めた夢』全国公演
2011年12月21日まで全国ツアー巡演中!
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去る9月30日、「こころの劇場」(※)『はだかの王様』の佐渡公演が行われました。
新潟港を出発し、カンパニーがジェットフォイル(水中翼船)で佐渡島へ渡ったのは公演前日の29日。
佐渡島は新潟県の西に位置する人口約63,000人の島で、その面積は東京23区の1.4倍、または沖縄の3分の2ほどもあり、離島としては日本一を誇る大きさです。
1時間の船旅を終えて佐渡に到着した俳優たちは、蒼く美しい日本海に感動の笑みを浮かべ、明日の佐渡公演に思いを募らせます。

新潟港から佐渡島に到着したカンパニー
ここ佐渡島において、児童招待公演である「こころの劇場」が行われたのは今公演が初めて。
実は2年前の2009年、ミュージカル『人間になりたがった猫』で同じように「こころの劇場」公演が予定されていましたが、インフルエンザの流行により公演は急きょ中止に。
それゆえ、劇団四季にとって今回の佐渡公演は念願とも言える第1回目の「こころの劇場」公演となりました。
迎えた公演当日は朝から激しい雨が降っていたものの、開場時間が近づくころにはすっかり止み、雨上がりのもとに島内の小学校5〜6年生と引率の先生方 1,108名がバスで続々と来場しました。

雨上がりのもとに来場した島内の児童たち。
佐渡の子どもたちはとにかく元気いっぱい。まず冒頭に物語の進行役、アップリケとホックが「幕をあける歌」を教えると大きな声で一緒に歌い、呼びかけには大きな返事で応えてくれます。
あたまの悪い者には見えない衣裳を着ているつもりの王様がはだかで登場するラストシーンでは、ホック少年と一緒に指を差しながら「王様ははだかだ」を歌い、王様の目を覚まさせます。
舞台と客席が一つとなって幕を下ろした終演後には、子どもたちの笑顔と「楽しかった!」という明るい声があちらこちらから聞こえてきました。

はだかの王様に指を差しながら「王様ははだかだ」を歌う子どもたち。
また子どもたちと一緒にご観劇いただいた臼杵教育長からも
「とにかく素晴らしかった!そして大変楽しませていただきました。子どもたちに“本物”のミュージカルを見せてあげることが出来ました。ぜひまた佐渡島に来てくだされば大変ありがたいことです」
と感激の言葉をいただきました。
またカンパニーが島を離れる際には、今回の佐渡公演の実施にあたり、俳優・スタッフの移動などでご協力いただいた佐渡汽船株式会社の木村専務と教育委員会のご担当者が港まで見送りに来てくださいました。
海を渡り、こうして全国各地で公演を行うことができる訳には、地元の方々の大きなご協力があってこそなのです。
「ありがとうございました」と声を掛け合いながら、カンパニーはまた次の公演地を目指しました。

お世話になった佐渡汽船株式会社 木村専務と教育委員会の北見さんを囲んで。
『はだかの王様』はこの後も「こころの劇場」公演を中心に行い、子どもたちに“生きる上での大切なこと”を伝えてまいります。
またその旅の途中には、皆様にご観劇いただける一般公演も行われますので、ぜひお近くの劇場にご家族お揃いでお越しください!
(※)「こころの劇場」は、子どもたちの心に、生命の大切さ、人を思いやる心、信じ合う喜びなど、人が生きていく上で最も大切なものを、舞台を通じて語り掛けたい。この祈りから、日本全国の子どもたちを劇場に無料招待し、演劇の感動を届けるプロジェクトです。多くの企業や行政の方々のご協賛、ご協力を得て実施しております。
『はだかの王様』全国公演
10月の一般公演
10月8日(土)群馬県・富岡/15日(土)愛知県・甲田町/20日(木)神奈川県・茅ヶ崎/29日(土)富山県・射水
12月の一般公演
12月18日(日)山梨県・富士川町/24日(土)宮城県・栗原/26日(月)東京都・多摩/27日(火)神奈川県・横須賀/28日(水)千葉県・千葉
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全国公演巡演中の『ユタと不思議な仲間たち』。10月29日(土)に行われる兵庫県尼崎公に向けて、9月30日(金)、俳優の菊池 正とあべゆきが、稲村和美尼崎市長を表敬訪問しました。

(写真左より)稲村和美尼崎市長、あべゆき、菊池 正。
「娘が劇団四季の大ファンなんです」
という稲村市長は、よく劇団四季の公演を観劇されているとのこと。今回の尼崎公演も非常に心待ちにしている様子でした。
今年8月に行われた東北特別招待公演についても話がおよび、
「被災地での公演というのは大変なご苦労も多かったでしょう」
との質問が。菊地が
「確かに大変なことも多かったですが、それ以上に被災者の皆さまから逆に元気や勇気をもらう機会の方が多かったように思います」
と熱く回答していました。
今回の『ユタと不思議な仲間たち』尼崎公演では、現在尼崎市内にお住まいの東日本大震災避難者の招待も行われます。このことについても稲村市長から
「避難者の方から“地震があってからどこかへ出かけたり、何かを楽しんだりする意欲が湧かなかったが、今回このような機会を頂き、少し前を向いて生活していこうという気持ちになった。”というお言葉を頂いています。この様な機会を設けて頂き、非常に嬉しいです」
といったことが伝えられました。

『ユタと不思議な仲間たち』は、生きる喜びや友情の素晴らしさを伝えるべく全国を駆け巡っています。尼崎公演は10月29日(土)、どうぞご期待ください。
『ユタと不思議な仲間たち』全国公演
※詳しい公演スケジュールはコチラ>>
9月26日(月)まだまだ暑さの残る昼下がり、広島にて公演中の『夢から醒めた夢』に出演中の俳優たちが、「美しい日本語の話し方教室」を開催するために、広島市内の小学校を訪問しました。

「母音法」について説明する(左から)濱田恵里子、星潤、田中廣臣。
6時間目のチャイムが鳴ると、いつもとは違う教室の雰囲気に、少しそわそわしながら、これから起こる“何か”を待つ子どもたちの姿がありました。
「普段使っている日本語。その話し方について、今日は特別ゲストの方に教えて頂きます。劇団四季のみなさんです!」先生からの紹介とともに登場したのは、本日の講師 田中廣臣、星潤、濱田恵里子の3名。
別のクラスでは、川島 創、小野功司、橋本 藍の3名が授業を行いました。
授業開始前、ポカポカ陽気の昼下がり眠くなる生徒がいたらどうしよう、と不安を感じていた3人ですが教室に入り一言「こんにちは!」と呼びかけると、子どもたちから元気いっぱいの「こんにちは!」という返答があり、教室は一気に和やかな雰囲気に包まれました。
「実は、私たちがいつも当たり前のように話している日本語ですが、きちんと話すのはなかなか難しいのです。今日は私たちと一緒に『美しい日本語の話し方』について勉強していきましょう」
「私たちの舞台は、セリフがよく聞こえる。歌の歌詞がよく通って聞き易いという評価をいただいている「ヒミツ」は実はここにあります。」俳優の言葉に、子どもたちはじっと聞き入り、時にはへぇー、と感心し興味深々で瞳を輝かせています。
「美しい日本語の話し方教室」とは劇団四季と財団法人舞台芸術センターが行っている社会貢献活動のひとつで、俳優が小学校を訪問、日本語を正確に発音し、はっきりと聞き取りやすく話す方法を伝えるもの。
俳優たちが、劇場の最後列に座っていらっしゃるお客様にまで台詞をきちんと届けることができる“秘密”を披露し、その元となっている「母音法」と呼ばれるメソッドを教え、日常の会話でも言葉を大切に話すことを意識付けてゆきます。
「母音法」とは、日本語の5つの母音「ア・イ・ウ・エ・オ」を正確に発音することで、言葉を明確に話すというもの。まずは、様々な例文を通して、“母音”を意識することをトレーニングしてゆきます。
「『おはようございます』という言葉を母音で言うと『オアオーオアイアウ』。では、みなさんで言ってみましょう!」という掛け声に、大きく口を開けて「オアオーオアイアウ!」と続ける子どもたち。俳優たちに続いて練習してゆく彼らの表情は、生き生きしています。
最後はミュージカル『ユタと不思議な仲間たち』のナンバーのひとつ「友だちはいいもんだ」を皆で大合唱して、この日の「美しい日本語の話し方教室」は終わりました。

この日教わったことを念頭に置きながら、「友だちはいいもんだ」を歌う子どもたち。
授業後、子どもたちから、「言葉の大切さを実感した」
「何気ない『おはようございます』や『ありがとうございます』などを言う時は注意しようと思う」といった声が。
また先生方からも、
「日本語を意識して話すよいきっかけになったと思う。話し方だけでなく、言葉も選べるようになると思う」
との感想を頂きました。
中四国地区で「美しい日本語の話し方教室」が行われたのは、昨年に続き2度目。
授業後、俳優たちは口々に「元気もあり、反応も豊かで、授業に積極的に参加してくれてすごく楽しい時間を過ごせました。」と笑顔で話していました。俳優たち、児童たち両者にとって、忘れられない楽しい思い出が出来たようです。
また、別の市内中学校では、有賀光一、大橋里砂、田井啓、井上万葉が訪問し、校内でミュージカルを実施する生徒を対象にセミナーを行いました。四季の舞台のセリフが明晰に聞こえるメソッド、腹式呼吸をはじめとする開口・発声法を有賀をはじめ熱心に講義し実演しました。

広島での『夢から醒めた夢』も28日限り。この日子どもたちからもらったパワーをもとに、『夢から醒めた夢』カンパニーは全国へと旅立ちます!
劇団四季オリジナルミュージカル『夢から醒めた夢』全国公演
2011年12月21日まで全国ツアー巡演中!
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9月21日(水)の以下の公演は、通常通り実施 させていただきます。
なお、今回の台風15号の影響で各種公共交通機関の運休などによって、ご来場が困難なお客様は別日程へのお振替を承ります。22日以降、1週間以内に 劇団四季予約センター までご連絡をお願いいたします。
| 【劇団四季予約センター】
電話:0120−489−444 <10時〜18時> |
● 同一演目・同一席種へのお振替とさせていただきます。また、同じお座席番号でのご用意はいたしかねます。ご了承ください。
● 9月21日時点で、すでに一般発売中の公演期間を振替対象とさせていただきます。また、お手続き日から2日以上先の日程からお選びください。
● 同一席種が全日程において完売している場合は、チケット代金を払い戻させていただきます。
また、通学されている学校の休校に伴い外出の自粛が必要な場合など、個別のご事情によりご来場が困難なお客様は、各公演本部までお問い合わせください。
【東京公演】
『ライオンキング』(四季劇場[春])
『クレイジー・フォー・ユー』(四季劇場[秋])
『思い出を売る男』(自由劇場)
『美女と野獣』(四季劇場[夏])
電話:03−5776−6730 [劇団四季 東京公演本部]
【大阪公演】
『サウンド・オブ・ミュージック』(大阪四季劇場)
電話:06−4796−6600 [劇団四季 関西公演本部]
【札幌公演】
『ライオンキング』(北海道四季劇場)
電話:011−200−6277 [劇団四季 北海道公演本部]
9月18日(日)に全国ツアーが開幕したミュージカル『夢から醒めた夢』。早速、そのオフステージイベントが翌日の9月19日(月)、広島・ALSOKホールでの公演終了後に開催されました。
「四季の会」会員限定にも関わらずイベントには200名を超えるお客様がご来場し大盛況。ここ中国地方にも、熱心な四季のファンの方々がたくさんいらっしゃることが改めてわかり、出演者もこの日のために練りに練ったトークで応えました。

今回のイベントの目玉となったのは、『夢から醒めた夢』の名ナンバーのタイトルにちなんだ「愛をありがとう」と思った瞬間エピソード集!
お客様から頂いたエピソードも交えつつ、出演者たちの軽妙な掛け合いが繰り広げられました。
今年2月にエンジェル役デビューを果たした川島 創が、「野中(万寿夫)さんに“つくる”って名前で呼んでもらえた瞬間です!」とエンジェルらしくさわやかなエピソードを披露すれば、デビル役の川原洋一郎が「あら、あたしもそう呼んだらいいの?」とすかさずツッコミを入れ会場を沸かせます。
マコ役の吉田千恵は、役作りに苦労していたときにマコの母親役・白木美貴子に手伝ってもらったエピソードを。
お客様からの「妻がお帰りと言ってくれたとき」というエピソードには、一同が「うらやましい!」と声を合わせる一幕もありました。全国ツアーでは、俳優たちはホテル住まいとなってしまうからです。ここでも川原が「ひとり二役すればいいじゃない! 寂しくないぞ」と夫婦役を実演して笑い誘いました。
イベントの終盤には、サプライズゲストとして荒川 務が登場。夢の配達人らしく、お客様にプレゼントを配って回りました。そして最後は、恒例のジャンケン大会。10名のラッキーなお客様にオリジナルグッズを進呈して、無事終了となりました。
普段はなかなか見ることのできない舞台や俳優の一面を知ることができるのがオフステージイベントの魅力。次回は25日(日)、ピコの辿る夢の旅路をワンシーンごとに解説していく「夢の旅路へようこそ」が開催されます。お楽しみに!
劇団四季オリジナルミュージカル『夢から醒めた夢』全国公演
2011年12月21日まで全国ツアー巡演中!
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9月18日(日)、ミュージカル『夢から醒めた夢』が広島市のALSOKホールで開幕しました。今回は、広島での11公演を皮切りに3ヶ月間で42都市を訪れる全国ツアー。恒例の開演前のロビーパフォーマンスも健在で、劇場に足を踏み入れた瞬間から、全国の皆様を不思議な夢の世界にお連れいたします!

前日に行われた最終舞台稽古の模様
開幕前日行われた最終舞台稽古では“自然な流れ”と“自然な間”を大切にすることを確認したカンパニー。稽古後には、関西・九州の報道関係10社による取材会も開催され、開幕前から期待度がぐんぐん急上昇しているのがわかります。インタビューに応じたのは夢の配達人役の荒川務とピコ役の岡村美南のふたり。

インタビューに応じた荒川務と岡村美南
荒川が「いつもは舞台の上にしかいないはずの俳優たちが、すぐ目の前にいる。どんどん参加して身近に感じて欲しい」とロビーパフォーマンスの魅力について語ると、岡村は「物語と一緒にピコが成長していくところにやりがいを感じますし、皆さんにも観て欲しい」と本篇の見所をアピールします。
また、東日本大震災についても質問が投げかけられました。というのも“いのちの尊さ”をテーマにしたこの作品は、震災後、劇団四季で最初に初日を迎えた(震災直後の3月20日に東京公演が開幕した)舞台でもあるからです。
「被災地の悲惨な状況を知れば知るほど、私たちが生かされている事に気付かされました。自分自身も、この作品に生かされていると思います。この3ヶ月間は、夢の配達人として精一杯生きていきたい」(荒川)
「夢の配達人の『霊界は現実のすぐ裏側にある』という台詞を実感させられました。被災地では、震災は現在進行形でいまだ続いています。私たちにできることは『作品と通してメッセージを伝えること』。一層キャスト・スタッフ一丸となって、作品に込められた想いを届けていきたいです」(岡村)
開幕初日の会場には、東北特別招待公演で被災地を巡り、現在全国巡演中で岡山県・笠岡市での公演を控えた『ユタと不思議な仲間たち』カンパニーも駆けつけました。ともに“生きることの素晴らしさ”をテーマした作品。ふたつのカンパニーが、全国に勇気と希望のメッセージを配達していきます。
こうして迎えた初日。劇場には、ロビーパフォーマンスを楽しみにされて開場前から多くのお客様が集まり、予定よりも10分早めてのご入場となりました。家族連れのお客様の中には、ピコの衣裳そっくりの服をきたお子様もちらほら。のっしのっしと歩く高脚ピエロと交流する方、ハンドベルの演奏に耳を澄ませる方、ダーツやタップダンスに参加する方など、ロビーは大賑わいを見せ、開演間際も客席からの輪投げのパフォーマンスに大きな拍手が起こります。

初日の模様/駆けつけた『ユタ〜』カンパニー(右上)
すっかり盛り上がった場内の空気そのままに本編の幕が上がると、夜の遊園地のシーンでは客席全体から手拍子が! 霊界空港のシーンでは、暴走族・ヤクザ・部長の3人組のコミカルな台詞やしぐさに度々笑いが起こります。打って変わって2幕に入るとピコ・マコそしてメソを交えたシリアスな展開が繰り広げられ、ラストが近づくにつれて場内は静まり返っていきます。そして幕が閉じた瞬間、この日一番の大きな拍手が劇場を包みました。その拍手に応えて、カーテンコールは予定よりも4回多く行われ、お客様への感謝を捧げて初日の幕が閉じました。
千秋楽となる12月21日の静岡公演まで、これから3ケ月の夢の旅路が始まります。劇場で皆様にお会いできることを、カンパニー一同心から楽しみにしております!
劇団四季オリジナルミュージカル『夢から醒めた夢』全国公演
2011年12月21日まで全国ツアー巡演中!
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これまで劇場チケットボックスでのみ当日券を販売してまいりましたが、『夢から醒めた夢』広島公演では、劇団四季予約センター(オペレーター対応)でも当日券をご予約いただけます。
「今すぐ観たい」と思ったら、ぜひ当日券予約をご活用ください。
| <当日券のご予約方法>
『夢から醒めた夢』広島公演 ◆劇団四季予約センター(0120−489444) ◆劇場窓口 |
| ◆前日予約 公演前日15時〜18時(「四季の会」会員のお客様は14時から) 劇団四季予約センター(0120ー489444) 劇団四季自動予約(0120ー489555)※「四季の会」会員のお客様のみ |
※公演当日はロビーパフォーマンスの実施がございます。
混雑が予想されますのでお早目にご来場いただけますようお願い申し上げます。
ツアー初日となる広島公演ではイベントも実施!当日のチケットがあれば参加できます。
9/19(月・祝)13時 公演終了後
★夢のオフステージトーク★【「四季の会」会員限定】
特設ページはこちら>>
9/25(日)13時 公演終了後
★夢の旅路へようこそ★(チケットをお持ちの方)
芸術の秋! 3連休は劇場で夢いっぱいの思い出を作りませんか?
劇場でお待ちしております。
7月末から1ヵ月をかけて被災地・東北をまわり、招待公演を実施してきた『ユタと不思議な仲間たち』。
その特別な公演が無事に幕を降ろした1週間後の9月5日(月)。全国ツアーの「こころの劇場」公演(※)に向けて、『ユタと不思議な仲間たち』が再び旅立ちました。
東北の地で舞台を通して語りかけてきた“生命の尊さ”“仲間の大切さ”などのメッセージは、日本全国に拡充して届けられることになったのです。
初日公演は、宮城県・仙台市。ここ仙台へは、半月前に特別招待公演としても訪れていました。その際は小学校の体育館を会場としてお借りしましたが、今回の劇場は「宮城学院女子大学」の講堂。
仙台での「こころの劇場」公演は、例年「イズミティ21(仙台市泉文化創造センター)」を会場としていましたが、震災で天井が落下するなどの大きな被害があり利用が不可能となっていました。
そのため今年度の仙台公演はやむを得ず中止と判断しようとしていた時、宮城学院女子大学より「仙台の子どもたちのために是非協力したい」という温かいお申し出をいただき、講堂をお借りすることで公演を続行することが出来たのです。
初日は午前と午後の2回公演が行われ、市内の小学6年生約2,200名が来場。仙台公演は8日までの4日間にわたって行われ、合計で117校 約9,000名の子どもたちが観劇する予定です。

仙台公演の会場「宮城学院女子大学」にやって来た児童たち/開演前は子どもたちの賑やかな声が講堂内に響きました。
子どもたちは幕開けから興味津々の様子で、台詞やダンスの振り一つひとつに大きな反応を見せます。しかし物語の展開とともに、客席の集中力は高まります。舞台に引き込まれてゆくように身体を前に倒し、真剣な眼差しを舞台に注いでいました。
また今回の全国ツアーより、ユタが座敷わらしと長者山の頂上を目指して空を飛ぶ「鐘の音の輪にのって」のシーンが、東北特別公演の体育館バージョンで採り入れた新演出に変更されました。
東北公演の時と同じように、客席に向かってあちらこちらから“煙の輪”が噴射されると大きな歓声が上がり、子どもたちは懸命に不思議な煙の輪を掴もうと手を伸ばしていました。

カーテンコールでは、テーマ曲「友だちはいいもんだ」を合唱。
終演後のお見送りの際、子どもたちは恥ずかしがりながらもしっかりと手を握って「ありがとう」「面白かったです」と出演者に思いを告げました。

子どもたちの明るい笑顔で溢れた終演後のお見送り。
東北で出会った人たちからいただいた笑顔と言葉を力にして、再び旅に出た『ユタと不思議な仲間たち』。培った様々な経験と思いを舞台に乗せて、日本全国の子どもたちに“生きる感動”を届けてゆきます。
また「こころの劇場」招待公演と並行して、一部一般公演も実施いたします。ぜひご家族お揃いで、心温まる優しい物語をお楽しみください。
(※)「こころの劇場」は、子どもたちの心に、生命の大切さ、人を思いやる心、信じ合う喜びなど、人が生きていく上で最も大切なものを、舞台を通じて語り掛けたい。この祈りから、日本全国の子どもたちを劇場に無料招待し、演劇の感動を届けるプロジェクトです。多くの企業や行政の方々のご協賛、ご協力を得て実施しております。
『ユタと不思議な仲間たち』全国公演
9月の一般公演
9月11日(日)山梨県・甲州、19日(月・祝)岡山県・笹岡、23日(金・祝)岡山県・岡山
10月の一般公演
10月2日(日)静岡県・浜松、10日(月・祝)佐賀県・佐賀、15日(土)長崎県・雲仙、23日(日)三重県・桑名、28日(金)福井県・酒井、29日(土)兵庫県・尼崎
11月の一般公演
11月3日(木・祝)兵庫県・洲本、5日(土)香川県・多度津町、19日(土)徳島県・阿南
12月の一般公演
12月11日(日)兵庫県・たつの、12月18日(日)広島県・府中、21日(水)鳥取県・米子、22日(木)岡山県・高梁、23日(金・祝)島根県・雲南
当ウェブサイトおよび「四季の会」会報誌 「ラ・アルプ」9月号(P.60)にてお知らせいたしておりました『はだかの王様』全国公演におきまして、公演の昼夜について訂正がございます。(9月3日(土)「四季の会」会員先行発売)
自動予約をご利用の際にはご注意下さいますようお願いいたします。
(変更前)栗原 3:00 昼 → (変更後)3:00 夜
(変更前)三田 3:00 昼 → (変更後)3:00 夜
劇団四季予約センターにおきましてこの夏に限り、開業時間を1時間早くさせていただきましたが、9月1日(木)より通常通りの営業時間とさせていただきます。
劇団四季予約センター営業時間のご案内 劇団四季予約センター(オペレーター予約:0120−489444) 営業時間 : 午前10時〜午後6時 |
“子どもたちの笑顔と元気を取り戻すために――。”
東北の復興と再生に祈りを込めて実施されたプロジェクト、『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演が8月26日(金)、福島県・南相馬にて千秋楽を迎えました。

東北特別招待公演の千秋楽を迎えた『ユタと不思議な仲間たち』南相馬公演のカーテンコール。
南相馬市は震災による甚大な津波被害に加えて、原発という大きな問題を抱えています。
公演前日にお会いした桜井勝延南相馬市長は、「私は毎日沿岸を走っているんです」と話し、その理由から、如何にこの地域の人たちが大変な思いをしているのかという事実が知らされました。
「福島は放射能汚染の問題で圧倒的な数の人々が避難生活を余儀なくされています。
ただ、津波の被害も相当大きなものでした。ですが放射能汚染の問題が大きく報道されるためにその実態が隠れてしまい、津波で失われた命がなかなか省みられなくなっています。
私の家は沿岸に近く、多くの友人知人を津波で亡くしたので良く分かります。
放射能汚染の除去ももちろん大事な使命です。ですがそれと同時に失われた魂を、如何に引き継ぐかというのも、我々の使命なのです。
だから私は命を亡くした人々の魂を受け取るために、毎日沿岸を走っています」

桜井勝延南相馬市長(左)の話を聞く、劇団四季会長 佐々木典夫、菊池 正(岩手県出身)、齋藤 舞(福島県出身)。
仙台に宿泊しているカンパニーは朝6時にホテルを出発し、片道2時間をかけて会場の「鹿島中学校」へ向かいました。
市長の言葉を表すように、南相馬市内に入ると瓦礫の山や鉄骨が剥き出しになった建物が現れ、また地盤沈下によってヒビの入った道路はバスを大きく揺らします。

幾艘もの船が打ち上げられていました。/更地になってしまったこの地域には、かつていくつもの家が建ち並んでいたそうです。
千秋楽の会場、鹿島中学校には放射能の避難区域30km圏内にある中学校4校が間借りして授業を受けていました。武道場を教室として使用し、外にも仮設の教室が。そして一つの教室を区切って二つのクラスが授業を受けているほど、ひしめき合って生活していました。
それでも学校の先生は、「各地へ転居していった生徒が半数近くいるため、どうにかみんなが授業を受けられているのです」と話します。
しかしこうした中、明るい知らせもありました。
『ユタ』の公演前日はちょうど2学期の始業式。放射能の数値が現在安定してきていることから、夏休みを終えて戻ってきた生徒がたくさんいるとのこと。
久しく離ればなれになっていた友だちと再会をし、生徒たちは嬉しさのあまりなかなか下校しないでいつまでもおしゃべりをしていたそう。
その様子を、鹿島中の菊池義広校長先生もまた、嬉しそうに話してくださいました。そして、
「子どもたちの心のケアを今後どうしていくかをずっと考えていますが、劇に描かれた一人の少年の人生によって、言葉以上の励みを受け取ってもらえたんじゃないかと思います。
避難のため、まだ学校に戻ってきていない生徒もたくさんいます。ですから“見えない仲間に見守られている”という台詞で、きっとその友だちのことも思い出してくれたんじゃないでしょうか。
2学期の新しいスタートを劇団四季とともに切れたことを、感謝いたします」とも――。

子どもたちは主人公ユタが成長していく様を、食い入るような眼差しで見つめていました。
終演後、原町第二中学校(鹿島中学校に移転中)の生徒からカンパニーに、お礼の言葉が送られました。
「劇団四季という一流のミュージカルを、このような環境で鑑賞できたことはとても幸せなことだと強く感じています。私はミュージカルを観るのは初めてで、あまりの迫力に、圧倒されてしまいました。今回の劇で、たくさんの元気と勇気をいただきました。今日の感動を、今後の学校生活に活かしていきたいと思います。本当にありがとうございました」

生徒から、カンパニーにお礼の言葉が贈られました。
「家が原発の避難区域にあったので、1学期は別のところに移っていたのですが、夏休み中に戻ってきました。
久しぶりにみんなに会えたことや、ミュージカルも観ることが出来て嬉しいです。
震災があって、みんなで助け合ってきたので、“みんなは一人のために”の歌に感動しました。ユタが頑張っていたので、私も負けていられません!」
(原町第二中学校 女子生徒)
そしてこの南相馬公演実現のはじまりには、「閉塞的な環境で過ごす南相馬の子どもたちに劇団四季を観せてあげたい」という熱い思いから四季に直接声を上げ、尽力してくださった方がいらっしゃいました。PTA会長を務められている西 道典さんです。
無事に公演を終え、西さんは感無量の表情で話します。
「感激と感謝です。外で遊べない子どもたちに大きなプレゼントを上げることができました。それは私が思っていた以上に、素晴らしい心の栄養です。
カタチには見えない感動が、子どもたちの笑顔によってカタチとして表されていましたね」

お見送りの様子。たくさんの「ありがとう」が交わされました。
お見送りの際、千秋楽公演のこの日ばかりは、これまでずっとお客様の前では涙をしまっていた俳優たちの目に、大きな涙が浮かんでいました。
お客様と握手をしてお別れをするこのお見送りは、俳優たちにとって、一人ひとりがそれぞれの事情や傷を抱えていることを、痛感する瞬間でもあるのです。
「これから生徒たちと前に進んでいきます」と号泣しながら話してくださった校長先生。
ただただ涙をこぼしながら、手を握ったまま離そうとしなかった年配の男性。
「来てよかったよ、ありがとう」と震える声で話した、避難所から来た年配の女性。
息子さんと来場され、泣き崩れながら「生きていきます、ありがとう」とおっしゃった女性。
子どもたちの輝くような笑顔。
幼い少年が見せた涙。
公演の実現のために尽力してくださった、地元の方々――。
カンパニーは、皆様からいただいた言葉や涙、笑顔を決して忘れることはありません。
ですから、『ユタと不思議な仲間たち』の舞台に込めた、「精一杯生きて欲しい」という劇団四季のメッセージを、お客様も胸の中にしまい続けていてほしいとも願っています。
復興と再生への道のりは大変なものだと、被災地を見た俳優・スタッフは痛感しました。
それでも、たくましく生きようとする人たちがいること、笑顔を失くしていないことを知った今、必ず実現出来ると信じて、これからも演劇を通じて感動を届け続けます。

東北を巡演した16名の俳優と9名のスタッフ。
そして劇団四季の団員一同は、東北の復興と再生を祈り続けながら、各地に演劇の感動を届けます。
『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
7月25日((月)〜8月26日(金)
東北3県(岩手・宮城・福島) 計13都市 27回公演
日本全国の子どもたちに生きることの喜びと素晴らしさを伝えたい――。
劇団四季が北海道の北に浮かぶ利尻島・礼文島を訪問して行う公演も、今年で6回目となりました。
前回のレポートに引き続き、今回は前日の仕込みとリハーサル、そして本番の様子の後篇をお伝えします。
(前回のレポートはこちら>>)
(今回のレポート前篇はこちら>>)
22日(月)、いよいよ第一回目の公演です。
礼文町の小学1年生から高校3年生まで、そして利尻町の高校生の計384人が、一夜にして劇場へと姿を変えた「どんと」を訪れました。礼文島の子どもたちは、フェリーで40分かけて利尻島へ到着。
事前に配られた「雪ん子」の歌詞カードを手に、わくわくしながら開演を待っている子どもたちの姿がありました。

公演の様子。
相次ぐ天災で、町も人の心も荒みきってしまった江戸時代。
天上に住む雪の王の娘“ゆき”は、荒廃した町を救うべく「春までにスリをしている子どもたちをやめさせる」という使命を与えられ、地上に舞い降ります。
そして、人さらいや葬儀屋、金の亡者の商人の魔の手からからくも逃れたゆきが目にしたのは、生活の苦しさゆえに涙を飲んで子どもたちにスリを働かせる義平次と、親をなくしてもたくましく生きる子どもたちの姿でした。
冬が終わり、春が来るとゆきは天上へ戻らねばなりません。
果たして、ゆきは子どもたちを、江戸の人々の心を救えるのでしょうか?
ハラハラドキドキ、そして心がぽっと温かくなる。
物語が感動の結末を迎え、カーテンコールが始まると、舞台上に大きな歌詞パネルが現れます。
そう、子どもたちが手にしていた歌詞カードの歌を、俳優たちが客席に下りて一緒に歌うのです。
元気に声を張って歌う子どもたち、俳優と目が合って恥ずかしそうに笑う子どもたち。みんなが舞台をそれぞれ楽しんでくれたことを間近に見て、俳優たちもより一層の笑顔で最後の歌を歌い上げました。
上演が終わると、俳優たちがロビーに並びお見送りします。
舞台でみていた衣裳そのままの俳優たちに、緊張しながら近づいて握手をしたり、ハイタッチをしたり。384人の子どもたちが、「とても楽しかったです!」と笑顔で会場を後にしました。

終演後は、出演者がロビーに登場して子どもたちをお見送り。
また、公演1日目の終演後、石原義文、笹岡征矢、白澤友理の俳優3人が「美しい日本語の話し方セミナー」を開き、利尻町の小学3年生と4年生の33人が参加しました。
利尻島での「美しい日本語の話し方セミナー」は今年で2回目。
母音や子音の説明を真剣に聞き入り、俳優が問いかけると勢いよく「ハイ!」と多くの子どもたちが手を挙げる元気いっぱいの授業でした。
説明の後に、代表して2人がみんなの前で母音法を実践すると、言葉が明瞭に聞こえたので子どもたちはびっくり!
最後は、全員が円になって「ユタと不思議な仲間たち」のナンバーより、“友達はいいもんだ“を歌います。子どもたちは、元気よく、とてもはっきりした発音で歌ってくれて、とても美しいコーラスが利尻島に響き渡りました。

22日の終演後行われた「美しい日本語の話し方セミナー」の様子。
翌23日(火)にも利尻公演が行われ、2日間にわたり利尻島・礼文島の子どもたちに演劇の感動を届けたカンパニー。同時に島の子どもたちからは、今後の公演の力となる沢山のエネルギーをもらうことができました。
『雪ん子』次なる公演地は札幌。27日(土)には札幌にて、一般のお客様もご覧いただける公演が行われます。是非この機会にご覧ください。
8月24日(水)、『ユタと不思議な仲間たち』宮城県・名取公演が行われました。

『ユタと不思議な仲間たち』名取公演より
公演前日、吉谷昭雄(青森県出身)、モンゼ役の和田侑子(秋田県出身)、劇団四季会長 佐々木典夫の3名は、佐々木十一郎名取市長のもとを訪問。
「子どもたちは仲間同士でいるときはとても元気。しかし、一人になるとやはり落ち込む子もいるようです。元気だと思っていても、見えない心の傷というのはまだ深いようですね。
子どもたちには家にいて津波のことばかり考えるのではなく、外に出て、辛いことは忘れて楽しんで欲しいと思っていました。
ですからこのようにミュージカルを観る機会を与えていただいて、感謝しています」
と市長から言葉を掛けられると、吉谷は
「出演している俳優16人のうち、11人が東北出身です。我々がこういったかたちで故郷・東北に恩返しできることは大変有り難いこと。子どもたちが元気になってくれるよう、明日も一生懸命務めさせていただきます」
と、力強く応えました。
名取市は津波の被害が大きい地域の一つ。中でも沿岸の閖上(ゆりあげ)地区は8メートルを越える津波が押し寄せ、多くの人と家屋が被災されました。
海に程近い場所にある閖上小学校は2階まで校舎が浸水し、児童のほとんどの家が流されてしまったと言います。学校は現在別の小学校に間借りしているとのこと。

左から:佐々木十一郎名取市長、劇団四季会長 佐々木典夫、和田侑子、吉谷昭雄。/街中のいたるところに、漁船が点在していました。
公演には、その閖上小学校ほか市内の小学6年生886名が会場の「増田小学校」に来場しました。
開演を待つまでの間、円形の舞台に着席する子どもたちは、反対側の正面に友だちを見つけては名前を呼びかけ、大きく手を振っていました。
そして物語が始まると、たちまち明るい笑い声が。
気温も上昇し、体育館の中はますます暑くなるにも関わらず、迫力のダンスシーンになると子どもたちはうちわを仰ぐことも忘れ、食い入るように舞台を見つめていました。

子どもたちの明るい笑い声が体育館に響きました。
終演後、笑顔で出演者たちとお別れをする子どもたちの中に、目を真っ赤にさせて握手をする先生がいらっしゃいました。閖上小学校の校長先生です。
「大変素晴らしいミュージカルをありがとうございました。最後の歌の『みんなは一人のために』という言葉が胸に響いて、涙が止まらなかったですね……。
劇団の方たちの激しい息遣いや汗を見て、私たちを励ますためにここまでされているんだということが伝わりました。今私たちは大変な状況ではありますが、皆さんの熱い気持ちが、子どもたちへの勇気になったと思います」
(閖上小学校 校長先生)
「とっても感動しました。話も面白かったし、ダンスがすごかったです。最後にみんなで歌をうたうところが、みんなが一つになったみたいで、嬉しかったです」
(閖上小学校 女子児童)
また公演には佐々木市長も来場。子どもたちが舞台を真剣に見ている様子を、にこやかに見つめていらっしゃいました。
最後の子どもたちを見送ったあと、出演者一人ひとりと固い握手を交わし、「皆さん、名取の子どもたちのために、ありがとう。とても素晴らしいミュージカルでした」
と熱く語りかけてくださいました。

お見送りの様子/出演者と固い握手を交わす佐々木名取市長。
岩手県・宮城県・福島県と被災地をまわって『ユタと不思議な仲間たち』を上演してきたカンパニー。
1ヶ月におよんだ旅も、残すところあと1都市となりました。
本日25日(木)、カンパニーは最後の公演地、福島県・南相馬市に入り。余念の無いリハーサルを行い、明日の公演に臨みます。
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『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
7月25日((月)〜8月26日(金)
東北3県(岩手・宮城・福島) 計13都市 27回公演
日本全国の子どもたちに生きることの喜びと素晴らしさを伝えたい――。
劇団四季が北海道の北に浮かぶ利尻島・礼文島を訪問して行う公演も、今年で6回目となりました。
前回のレポートに引き続き、今回は前日の仕込みとリハーサル、そして本番の様子をお伝えします。
(前回のレポートはこちら>>)
交流会から一夜明けた21日(日)は、前日の雨から一転して、気持ちのよい青空に恵まれました。今回、『雪ん子』の公演が行われるのは利尻町交流促進施設「どんと」。真夏の日差しが照りつける中、朝から舞台の仕込みがスタートしました。

仕込みはまず、トラックから荷物を会場に運びだすことから始まります。/演出に合わせて照明も全て持ち込み、毎公演設営を行います。
舞台セット・照明・音響・衣裳・俳優の荷物を入れた“ボテ”と呼ばれる荷物ケースなどが、搬入口につけられたトラックから手際よく運ばれていきます。スタッフはもちろん、交流会でお世話になった利尻島の方々も、額に汗をにじませながら仕込みを手伝って下さり、島全体で「公演を成功させよう!」と盛り立ててもらっていることを実感します。
会場内に入ると、床にリノリウムを貼り、照明の仕込み作業をし、セットが組み立てられていき、瞬く間に、舞台に江戸の町並みが現れました。その間俳優たちも、本番で身に付ける衣裳を自ら洗濯したりと準備に動きまわっていました。

舞台上に『雪ん子』の舞台セットが組み立てられていきます。
リハーサルである“あたり稽古”は、夕方から。時間前になると、続々と稽古着姿の俳優たちが舞台上に集まり、まずは、劇場のそでの状況や大道具の位置などが、舞台監督から説明されます。
毎回違うサイズの劇場で公演する旅公演では、あたり稽古の前に、劇場の作りを頭に入れておく必要があるのです。

俳優たちによる、あたり稽古の様子。/舞台監督から導線について説明があり、俳優らは芝居をする位置や移動の導線を瞬時に覚えていきます。
舞台の間口が違えば、隣の人との間隔をその劇場のサイズに合うように微妙に変更します。そのため、俳優たちは瞬時に自分の位置と動き方を把握しなければならず、あたり稽古は真剣そのもの。集中力を研ぎ澄ませて、明日の公演に備えました。
(後篇につづく)
8月22日(月)、『ユタと不思議な仲間たち』福島県・いわき公演が行われました。

『ユタと不思議な仲間たち』いわき公演より
いわき公演は「中央台東小学校」の体育館をお借りして行われました。
学校の周辺には約1,000棟の仮設住宅が立ち並んでおり、主に福島原発で避難されている方々が生活されているとのこと。
この東小学校を含め、震災後いわき市内には127ヶ所の避難所があり、およそ19,800名の方が生活していらっしゃいました。
しかし、公演2日前にあたる8月20日(土)をもってすべての避難所が解除。全員が仮設住宅等に移住することが出来たそうです。
公演前日の21日(日)には、鈴木英司いわき副市長のもとをユタ役の上川一哉、ハラ子役の齋藤 舞(福島県出身)、劇団四季会長 佐々木典夫が訪問。
「いわき市はほかの地域と比べて震災においての被害は少ない方だと思います。しかし、福島第一原発の事故があってから、街は大混乱に陥りました。特に風評被害によって、住人たちは気持ちに大きな不安を抱えています。一時はここいわき市からも人が離れ、駅周辺はまるでゴーストタウンのようでした。
それでも最近は皆表情に明るさが戻ってきたように思います。少し落ち着きを取り戻しつつ今、ミュージカルを観ることでさらに皆さんに心のゆとりが与えられたらと願っています」

(写真左)左より:鈴木英司いわき副市長、劇団四季会長 佐々木典夫、上川一哉、齋藤 舞/
(写真右)市内にはいまだに津波と地盤沈下の跡が……。
小学校のある中央台地区では、従来からの住民の方と、避難のために移住された方との交流の場を積極的に設けており、今回の『ユタと不思議な仲間たち』も地域のみんなで楽しめるようにと熱い要望をいただいていました。
当日は会場の東小学校含む市内の小中学校生徒と保護者の方をはじめ、近隣の仮設住宅に避難されている方、約740名が来場。
体育館内に子どもから大人までの、明るい笑い声が響きました。

「鐘の輪に乗って」のシーン。飛び出す煙の輪を、キラキラの笑顔で追いかける子どもたち。
「何も言えないくらい、すごく良かった……。劇団の方たちの一生懸命な姿に、励まされました。子どもたちも、最後まで真剣に舞台を観ていました。
不安な気持ちがずっと続いている中、こうして子どもたちに希望を与えてくださったこと、感謝いたします」
(中央台東小学校児童のお母様)
「震災があって、台詞や歌詞の一つひとつに共感するものがありました。とくに『神様が先に悪いことを起こして、良いことをうんと良いことにしてくれてる』という言葉に、“そうだな”って励まされました」
(福島工業高校 女子生徒)
「いっぱい力をもらいました。劇団四季が好きでこれまでも何度か観させていただきましたが、こういったカタチで公演をしていただけるとは思ってもいませんでした。とっても幸せです。
一つの力では出来ないことも、みんなで力を合わせれば乗り越えていけるんだよ、というメッセージを受け取りました」
(上記女子生徒のお母様)
また福島市出身の齋藤 舞は、「いわきは小学生の頃遠足で訪れた思い出の場所」と懐かしそうに話します。
「この近くの水族館『アクアマリンふくしま』に遊びに行ったことがあるんです。被災して閉館していたそうですが、最近再開したと聞きました。少しずつ復興に向けて歩き出していると感じられるニュースに、とても嬉しく思います。
福島の人たちは、地震の津波被害に加えて、今は原発の問題に苦しんでいます。
事故を知ったとき、大きいショックを受けました。でも、自分が何が出来るのか分からず、行動に移すことが出来ませんでした。
ですからこの東北プロジェクトに参加できる機会に恵まれたことに、感謝しています。
今日福島の人たちと触れ合って、同じ故郷を持つ者同士、もっともっと何かに協力できたらいいなと思いました。
今福島に残っていらっしゃる方は、避難したくても出来ない、故郷を離れたくないなど、なんらかの事情や思いを抱えている方も多いと思います。そういった方々と一緒に前を向いて歩いていきたいです」
7月25日から被災地・東北をまわり続けてきた『ユタと不思議な仲間たち』の旅も、残すところ2都市となりました。
皆様の笑顔を取り戻すため、これまで頂いた東北の皆様の「ありがとう」を胸に、最後までやり遂げます。
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『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
7月25日((月)〜8月26日(金)
東北3県(岩手・宮城・福島) 計13都市 27回公演
8月18日(木)・19日(金)、2日間計4回にわたって『ユタと不思議な仲間たち』仙台公演が行われました。

『ユタと不思議な仲間たち』仙台公演の様子
仙台公演の会場は「中野栄小学校」。仙台駅から仙石線に乗って約20分ほどの場所にあります。
この中野栄小学校には現在、津波によって全壊してしまった「中野小学校」が転居しており、構内には二つの学校の児童が通っていました。
中野小学校は海岸のすぐそばにありました。しかし震災当時、周囲に高い建物がないため、児童や近隣住民はこの学校の屋上に避難していたと言います。
中野小学校 阿部みゆき教頭先生は、「児童も親御さんも、震災のことはまだ話したがらない。語らないうちは聞き出さないようにしています」と話すも、「私は話すことがリハビリです」と気丈に小さく笑みをつくり、壊滅した校舎の写真を見せながら当時の様子を説明してくださいました。

会場としてお貸しいただいた「中野栄小学校」の玄関には移転中の「中野小学校」の表札が並んで掲げられていました。中野小学校の表札は自衛隊の方が運び出してくださったそう。(写真左)/
校舎内には「ぼくらは仲間 仲良く行こう!」というメッセージが。(写真右)
地震発生時、児童らは一時校庭に避難したものの「津波が来るぞ!」という教員の呼びかけですぐに校舎に戻って屋上へ。足元まで津波が押し寄せ、さらに追い討ちを掛けるように雪も降り出しました。翌日午後にヘリコプターで救助されるまで、児童や近隣住民およそ500名がひしめきあうように凍える寒さをしのいだそうです。
また震災時、一部の児童はちょうど帰宅の最中。その児童だけがどうしても安否が分からずにいましたが、必死で情報をかき集め、数日後に全員の無事を確認。「本当に奇跡です」と目を潤ませていらっしゃいました。
「あんなことがあっても子どもは学校では笑顔を取り戻しつつあります。でも職員は疲れています。
劇団四季さんのミュージカルで、子どもには震災を忘れて楽しんでもらって、また職員たちにとっては心の癒しとなってくれれば有り難いです」

仙台港付近。この一帯にあった民家は津波に流されてしまい、現在は草が生い茂っていました。/津波で全壊した民家の前に残されていた泥だらけの玩具。
公演にはこの中野小学校の児童44名を含む、1,500名の小学生とそのご家族が来場されました。
仙台公演2日目の午前の回が終了したあと、教頭先生がある女子児童を連れてモンゼ役の和田侑子に駆け寄りました。聞けば、その少女は震災で家族を亡くし、祖父母のもとに引き取られていったそうです。
この日は一緒に暮らす祖母と一緒に来場。「モンゼが好き」と照れながら打ち明けたことから、教頭先生がモンゼのもとに連れてきたのでした。憧れのモンゼとの触れ合いで、その女の子はにっこりと笑顔を見せます。
「彼女はずっと心配していた児童の一人。久しぶりに姿を見ることが出来ました。笑顔が見られて良かった」と教頭先生は、安堵の表情。
『ユタと不思議な仲間たち』の会場では、このように避難のため離れ離れになってしまった友だちや先生と生徒、ご近所の仲間たちとの再会の場ともなっていたのです。
そして、その日の午後。仙台公演最終回を上演中だった14時36分、震度4の地震が発生。場面は第一幕の座敷わらしがユタに自己紹介をする「ごあいさつ」でした。
体育館の柱やガラスがきしむ音、携帯電話の緊急地震速報のアラームがあちらこちらから鳴り響き、客席は一時騒然。揺れも長かったことから、急遽舞台を中断しました。
四季スタッフや学校の教職員の方々が情報収集に走ります。津波注意報が発令されるも、到達が50cmの予測であることと、舞台の安全面も確認されたことから、15分後に再開。
地震の情報をお客様にお伝えし、「ご心配なお客様は、お帰りになられても結構です」とご案内するも、ほぼ全員のお客様がその場にとどまり、『ユタ』を観劇されました。

座敷わらしの登場シーンでは、怖がってお母さんにしがみつく子どもも。/寄り添って笑顔で観劇する親子。
続行後はナンバーの終わりごとに大きな拍手。駄じゃれを利かせた台詞に大きな笑いが起こり、また、「生きるってことを無駄に過ごすんじゃねえぞ」、「わたしはいっつも誰かに見守られていたんだね」などの台詞には、涙を浮かべながら小さく頷いていらっしゃるお客様の姿が。
そして物語がエンディングを迎えると、涙と喝采と、そして大きな歌声が響く熱いカーテンコールになりました。

カーテンコールの様子。合唱の途中、涙で歌えなくなるお客様も……。
「私、震災で父親と義理の妹、そして甥っ子を亡くしたんですね。それから“ユウタ”という息子がいて……。もう、色んなことが重なって、涙が止まらない……。
とにかく、すごく良いミュージカルです。あれから5ヶ月が過ぎて、なかなか前を向くことが出来ずにいました。けど、今日来て良かった。これから前に進める気がします。
途中で地震もありましたが、最後まで演じ続けてくださった四季の皆様に心から感謝します、ありがとう……」
(女性のお客様)
「“みんなは一人のために(『友だちはいいもんだ』)”の歌であんなに多くの方が涙を流すのは、実感があるからなんです。震災後、私たちはそうしないと生きていけませんでしたから。
これまで子どもも大人も、泣くことを我慢してきたような気がします。でも今日流した涙は、心の救いになるでしょうね」
(中野小学校 阿部教頭先生)

お見送りの様子。目を輝かして握手を求める女の子。
仙台の4回公演。ここでもまた、様々な出会いがありました。
公演を終えたあと、仙台出身の柏谷巴絵(ダンジャ役)は振り返ります。
「上演中に地震に見舞われましたが、無事に最後まで公演を終えることが出来てホッとしています。お客様の反応がとっても素直で、嬉しかったですね。舞台に一体感が生まれたような気がします。
またお世話になった方や友人も観に来てくださいました。その中に一人、家が流されてしまった子もいてずっと心配してたのですが、今日元気な姿を見せてくれて安心しました。
この公演でまたみんなから大きなエネルギーをもらったので、それを糧に、最後まで頑張ります!」
と力強い笑顔。
『ユタと不思議な仲間たち』東北公演も、残り3都市となりました。カンパニーは、強くたくましく生きようとする被災地の人々の姿から、大きな勇気をいただいています。
気持ちが高められるままに、次は福島県・いわき公演に臨みます。
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『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
7月25日((月)〜8月26日(金)
東北3県(岩手・宮城・福島) 計13都市 27回公演
8月29日(月)〜9月24日(土)の休演期間は下記の通り営業させていただきます。
営業日時詳細 営業日 : 火曜日〜日曜日 月曜日は休業させていただきます。(休業日:8月29日(月)、9月5日(月)、12日(月)、19日(月・祝)) 営業時間 : 午前11時〜午後6時 ご利用の際はご留意いただきますようお願い申し上げます。 |
8月22日(月)〜9月10日(土)の休演期間は下記の通り営業させていただきます。
営業日時詳細 営業日 : 火曜日〜日曜日 月曜日は休業させていただきます。(休業日:8月22日(月)、29日(月)、9月5日(月)) 営業時間 : 午前11時〜午後6時 ご利用の際はご留意いただきますようお願い申し上げます。 |
8月16日(月)。『ユタと不思議な仲間たち』多賀城公演が行われました。
多賀城市は仙台市より東に位置し、沿岸部に程近い街です。海岸から1キロ離れた市街地にも高さ5メートルの津波が押し寄せ、およそ3分の1が浸水したといいます。
震災から5ヶ月が経ち、いまだ閉鎖されたままのショッピングセンターなど津波の跡が残るものの、それでも落ち着きを取り戻しつつある街の様子や、何よりも来場されるお客様の笑顔から、「復興」に向けて歩き始めている――カンパニーはそんな希望を感じながら、開演の準備に入りました。

入念なウォーミングアップで集中を高めます。/開演前、舞台裏では持参した手鏡でメイクを施す俳優たちの姿が。
多賀城公演には、午前と午後の2回公演で市内の小中学生とそのご家族、約800名が来場。
ここ多賀城は仙台に近いため、お客様の中には劇団四季の舞台を何度かご覧になったかたも多いようで、「とっても楽しみにしていたのよ」と開場時間よりもだいぶ早くから来場されたご夫婦が。円形舞台をにこやかに見つめていらっしゃいました。
開演を告げるアナウンスが流れると、客席から拍手が。
劇中は大人も子どもも、上体を前に傾けて食い入るようにユタの成長を見届けます。

終演後。会場をあとにするお客様の多くが、やはり涙を流されていました。
それでも涙の中に笑顔を滲ませながら、「俳優・スタッフの皆さんにお伝えください」と、熱い思いと感謝の言葉を、お客様の方からお話しくださる方も。
「震災で、大切な身内の人間を亡くしました。7歳の息子に人の命がいかに尊いものかということを、教えたくてもなかなか伝えきれないでいて……。けれど、この『ユタ』が私たちの代わりに大切なことを教えてくださいました。
残った私たちは、これから前を向いて、精一杯生きることを大事にします」
(息子さんと来場されたお母様)
「テレビでこの東北公演のことを拝見し、俳優さんの中には被災した地域のご出身の方もいらっしゃることを知りました。
きっとその方も大変な思いをしてらっしゃるのに、それを舞台で感じさせず、私たちに“頑張れ!”とエールを送ってくださいました。
だから『一人はみんなのために』という言葉が胸を突き、涙が溢れてしまって……。
そういう一生懸命な人の姿が、私たちを強く励まし、一緒に頑張ろうという気持ちにさせてくれるんです。ありがとうございました」
(お子様と旦那様と来場されたお母様)
「『ユタと不思議な仲間たち』はこれまで2回観ていて、すごく好きな作品です。セットは異なっても、スケールの大きさは変わらず、むしろ震災をうけた後だと今まで以上に、生きることの大変さや素晴らしさや、人との繋がりの大切さといったメッセージが強くに胸に届きました。
またそんな大好きな作品が、こうして大勢の人を励ましてくださっていることがとても嬉しく、多賀城にまで来てくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです」
(塩釜市から来場された女性)

終演後のお見送りの様子。
東北出身の俳優が多くキャスティングされているカンパニーの中で、ここ多賀城に思い入れの深い者がいました。
宮城県仙台市出身の赤間清人(新太役)です。
「多賀城は自分にとって始まりの土地」と話すほど、幼い頃から慣れ親んだ街。
入団前、市民ミュージカルに所属していた赤間は、多賀城市文化センターにて初めてミュージカルの舞台を踏んでいたのです。
赤間自身の実家はこの震災で被災。また変わり果てた故郷の情報をニュースや新聞を通して知っては、何も出来ない自分に悔しさを覚え、一時は無気力状態になってしまったとも打ち明けます。
しかしこのプロジェクトに参加することになり、被災された方々に“前を向いて進んでほしい”と使命感をもって、東北をまわり続けていました。
公演を終えて、赤間は
「『すごいね』、『楽しかったよ』って掛けてくださる言葉や、仲間の元気な姿を見て、僕自身が逆に、前を向いて進んでいく力をもらいました」
とほっとした表情。
東北特別招待公演もあと1週間あまりです。お客様一人ひとりに前に進む力が与えられますように、最後までメッセージを送り続けます。
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『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
7月25日((月)〜8月26日(金)
東北3県(岩手・宮城・福島) 計13都市 27回公演
8月12日(金)。『ユタと不思議な仲間たち』宮城県・気仙沼公演が行われました。

『ユタと不思議な仲間たち』気仙沼公演より
舞台設営とリハーサルのために公演前日の11日から気仙沼入りしていたカンパニー。この日は震災からちょうど5ヶ月目にあたる日です。
地震が発生した14時46分、「皆で悲しみを乗り越えましょう」と 防災放送が流れ、サイレンの音が市内に鳴り響きました。
俳優・スタッフもこのときは作業を止め、気仙沼港に向かって黙祷を捧げました。
気仙沼公演は、一般の方を対象に募集をかけていたため、会場の「気仙沼市立条南中学校」にはほとんどの方がご家族で来場。床に持参されたシートや座布団を敷き、ご家族同士寄り添いながら鑑賞されました。

ご家族で寄り添いながら、『ユタ―』を鑑賞。温かい笑いで満ちました。
「鐘の輪に乗って」のシーンで飛び出す煙の輪を、夢中で追いかける子どもたち。(写真右)
劇中は温かい笑いが幾度もこぼれ、これまでの公演と少し異なりアットホームな雰囲気に。カーテンコールの「友だちはいいもんだ」の合唱では、ハンカチで涙を拭うお母様、笑顔で歌をうたうお子様、そして顔を真っ赤にして眼鏡を外しタオルで涙を拭うお父様の姿もありました。

家族みんなで歌って泣いた、カーテンコール。
終演後。出演者たちと握手をして体育館を去る人たちのほとんどが目を真っ赤にしながら「良かったね、感動したね」と、家族同士、またご近所同士で語り合っていました。
その中で、息子さんを連れたお母様と、そのお母様に寄り添っていらっしゃる女性が。
お母様はしきりに「良かった…、来るべきじゃないかと思ってた。でも、来て良かった」と、タオルで顔を覆い、お連れの女性はそのお母様の肩を抱きながら「うん! 良かった、良かったね……」と優しく声をかけていました。
息子さんは小学5年生とのこと。頬に涙が伝った跡を残しながら、笑顔で「最後、みんなで歌をうたうところがすごく良くって、大泣きしちゃいました。僕、弟だけど、ユタみたいに頑張っていかなきゃ!」
と宣言をするように話します。
多くのお客様がご家族そろってご来場いただいている中で、このご家族は、お母様と、そして弟だという息子さんひとりの、合計ふたり。
ご一緒していた女性は、「(感想を話せなくて)ごめんなさいね。色々あったんです……。でもね、本当に良かったの。彼女、感動しているの。ありがとう」と、涙を流しながら、泣き崩れるお母様の背中をさすり続けていらっしゃいました。
そして去り際に、お母様ご本人が声を振り絞ってひと言、想いを伝えてくださいました。
「“生きろ”って、ことなんですね。分かりました。生きていきます。……ありがとう」

終演後のお見送りの様子。
実は俳優たちもまた、お客様の見えないところで涙をしていました。
カーテンコールのあと、お見送りの準備のためにひと足早く出口に向かう俳優たち。お客様がいらっしゃるまでの間、彼らは涙を拭いて、懸命に笑顔を作ろうとしていました。
被災された人たちにメッセージを直に届けるというコンセプトで、客席と舞台が密接して創られたこの東北の舞台。
しかしそれは俳優たちの視線からも、お客様の真剣な眼差し、笑顔、涙など、すべての表情が読み取れるつくりだったのです。
なかなか涙が止まないでいる俳優たちに公演委員長の吉谷昭雄は明るく「はい、みんなもうお客様来ちゃうよ!」と手を叩いて気を引き締めます。
そして、いよいよお客様が会場から出ていらっしゃると、彼らは目いっぱいの笑顔で「ありがとう」を伝えるのでした。
お客様みんなとお別れをし、静かになった会場でユタ役の上川一哉は、ふう、と息をついた直後、ボロボロと涙を流しはじめました。
ある年配の男性が、何の言葉を掛けるでもなく、ただ泣きながらずーっと手を握りしめて離さなかった、とのこと……。
失ってしまったものの大きさ。経験してしまった、辛い思い。被災した方一人ひとりの傷は、到底計り知れるものではありません。
触れ合うことの出来る時間は短いけれど、自分たちの仕事である演劇が皆様の心の支えになれば――その強い思いを『ユタと不思議な仲間たち』に込めて、カンパニーは舞台を務めています。
お客様との出会いが増えるたびにその思いを強くしながら、カンパニーはこれからも被災地・東北をまわり続けます。
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『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
7月25日((月)〜8月26日(金)
東北3県(岩手・宮城・福島) 計13都市 27回公演
8月8日(月)、明日の石川県・小松公演に向け、『雪ん子』全国公演にゆき役で出演中の林 香純と、葬儀屋黒兵衛役で出演中の鈴木 周が、石川県のメディアに登場しました。
まずは、ラジオこまつ『Nankaga.R(なんかが・あーる)ラジオ』の生放送に出演。生放送ということもあり二人は少し緊張気味でしたが、すぐにリラックスした様子で作品の魅力を語りました。
(林)「是非、いずみたくさん作曲の遊び心溢れた音楽に注目してほしいですね。きっと、一度は聞いたことのある音楽を耳にすると思います」
(鈴木)「この作品は感動的な物語に加えダンスシーンにも力が入っています。特に、スリの子どもたちのダンスは、アクロバティックでとても見ごたえがあります」
最後に林より、
「大人も子供も楽しめる作品です。夏の思い出作りに、ご家族でご来場ください」
と、石川県のお客様へ向けメッセージを送りました。

ラジオの生放送の様子
次に向かった先は、小松市役所。小松市の和田愼司市長へ表敬訪問しました。
実は、小松市の名物は「こども歌舞伎」。多くの子どもたちが舞台活動に励んでいます。林も『ライオンキング』の子役・ヤングナラとして舞台に立った経験があるので、その当時の話で大いに盛り上がりました。二人は、和田市長より激励の言葉をいただき、次の訪問先へ向かいました。

小松市役所を訪れた様子。
この日最後に出演したのは、テレビ金沢「となりのテレ金ちゃん」。林が『雪ん子』の心温まるストーリーを伝えると、出演者の皆さんも関心を寄せている様子でした。続いて鈴木も自身の役どころを、
「おゆきを人さらいから買って、葬式で泣かせて儲けようとしますが、根は悪い人間ではないんですよ。コミカルなシーンもたくさんあるので、是非たくさん笑っていただきたいですね」と話し、作品の魅力については、
「おゆきと触れ合うことによって、みんなの心が清らかになっていく様子を見てほしいです」
と、コメントしました。
「雪ん子・ゆき」をめぐって繰り広げられる、愛と友情、仲間の大切さという大切なメッセージが込められたミュージカル『雪ん子』。
是非、お友達、ご家族と劇場にいらしてください。
★小松公演詳細★
□日時 : 8月9日(火)18時30分
□会場 : こまつ芸術劇場うらら大ホール
『雪ん子』全国公演
チケットのお求めはこちら>>
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8月6日(土)。岩手県にて計5都市(大槌町・大船渡・釜石・宮古・二戸)にわたる公演を終えた『ユタと不思議な仲間たち』カンパニーは、宮城県・石巻市に入りました。
石巻は震災の犠牲者が最も多い地域と言われています。市内の学校43校のうち10校が被災し、他の学校に転居中。海沿いの街はいまだに波がさらったままの状態で、瓦礫の山がいくつも点在していました。
7日の公演を前に、ペドロ役 菊池 正(岩手県・釜石市出身)とダンジャ役 柏谷巴絵(宮城県・仙台市出身)の2名が石巻副市長・北村悦朗氏を表敬訪問しました。
副市長から語られる言葉から、津波がもたらした被害の甚大さと、住民の方々の心と街に残した傷の深さを知らされます。
「子どもたちは傍目には元気のように見えますが、県内で親を亡くした子どもは7〜800名おります。
また全国的に大きく報道され、全校児童108名のうち70名以上が亡くなってしまった大川小学校はこの近くです。現在はまだ3,500名が避難所で生活しておられます。
また街にいたっては陸だったところはまだ波が引かず、海となっているところもあります。
大川小学校の児童をはじめ、どうかみんな明日は震災のことを忘れて『ユタ―』を楽み、これからの心の癒しになってくれればと願っています」

地図を見せていただきながら、被災状況をご説明いただきました。(左から:北村悦朗石巻副市長、菊池 正、柏谷巴絵)/市役所内に掲示された震災時の写真に、言葉を失う菊池と柏谷。
同じ日の午後、地元の子どもと保護者を対象にした交流会が開かれました。
劇団四季の俳優たちが毎日行っているメソッドを伝授し、また明日の公演にそなえて『ユタと不思議な仲間たち』のナンバーを一緒に歌おうというプログラムです。
講師は寅吉役 吉谷昭雄、ユタの母役 あべ ゆき、新太役 赤間清人、ハラ子役 齋藤 舞の4名が務めました。
暑い中にも関わらず身体を元気いっぱいに動かす子どもたち。教室内に笑顔が溢れます。
しかし、『ユタ―』の劇中歌「生きているって素晴らしい」と「友だちはいいもんだ」を歌いはじめると、涙を流される方が。
「歌を聞くだけで涙が出ました。震災があってから、毎日生きていることに感謝しながら生活していますから……。明日はミュージカルが大好きな娘と一緒に観にいきます。楽しみにしています」

交流会の様子。子どもたちの笑顔で溢れました。
そして7日(日)、石巻公演当日。
公演は2回行われ、会場として体育館をお貸しいただいた河北中学校の生徒ほか、市内の小学生と保護者の方々約700名が来場しました。

石巻公演カーテンコールの様子。「みんなは一人のために、一人はみんなのために」と合唱する歌声が、体育館を包みました。
終演後。出演者によるお見送りの際、泣き崩れながらも歯を食いしばり、無言のまま俳優一人ひとりに固い握手を求めていた男性がいらっしゃいました。
校舎が被災し、河北中学校に移転している雄勝小学校の土井正弘校長先生です。
吉谷昭雄は優しい眼差しを向けて、先生の背中を叩きながら「がんばりましょう!」と声を掛けました。
「震災で体験した悲惨さが思い出され、重ね合わせながら観ていました。人間って良いなと思いました。久しぶりに、人生の感動を味あわせていただきました。
私の学校は津波で流されてしまったので、今ここ河北中学校に間借りさせていただいています。児童の6割は転校していき、およそ40名の児童が残りました。この先学校をどうするか、まだ目処は立っていません。
子どもたちの家もまた、流されてしまいました。
皆、悲しみを背負って生きていますが、彼らにはそれに負けない強さを見つけてほしい……。『ユタと不思議な仲間たち』はまさにそれを伝えてくださっていました。
これから子どもたちとしっかり前を向いて歩いてゆきます。今日は、そのための勇気をもらいました。
心から感謝を申し上げたい。
二学期の始業式で、今日来ることが出来なかった児童たちのために、改めてこのお芝居の話をしたいと思います」
(雄勝小学校校長 土井正弘氏)
「私たちは比較的震災の被害は少なかったのですが、震災で家族を亡くして一人ぼっちになってしまった人がいます。そういった方がこの劇を観てくれれば、自分は一人じゃないって、きっと勇気が与えられると思います」
(河北中学校 女子生徒)
「言葉が見つかりません。ただ、代わりに涙が出てしまって……。
今、みんな助け合いながら生きているような状況です。色々な方からたくさんの支援をいただきましたが、劇団四季の皆さんからは心の支援をいただきました。今の私たちにとって、とても大切なものです。
ユタの成長や座敷わらしの言葉から、希望と勇気をいただきました」
(河北中学校 保護者の方)

終演後のお見送りの様子。
7月下旬からスタートした『ユタと不思議な仲間たち』東北公演の旅は、まもなく折り返し地点に入ろうとしています。
これからも、一人でも多くの方に生きる希望と笑顔が取り戻せますように――。
カンパニーは次の公演地、南三陸町へ向かいます。
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『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
7月25日((月)〜8月26日(金)
東北3県(岩手・宮城・福島) 計13都市 27回公演
『ユタと不思議な仲間たち』の原作者・三浦哲郎さんの故郷であり、また作品のモデルとなった場所が残る、二戸。
8月4日(火)、ここ二戸で『ユタと不思議な仲間たち』が上演されました。

会場は「二戸市総合スポーツセンター」。2階席までお客様でいっぱいに。
公演は午前と午後の2回。合計約2200名の市内の小中学生から一般の親子連れのお客様ほか、久慈市、洋野町、野田村など、市外からも子どもたちが来場されました。
これら市外の街は、津波の被害を受けていた地域です。
震災の被害に遭われた方々をこの二戸公演にご招待することができた背景には、市の方々による強力なバックアップがありました。
劇団四季と二戸市との交流が始まったのは遡ること22年前。
1989年の『ユタ―』上演の際に大幅な演出リニューアルが行われることになり、より正しい東北の方言、南部弁が採り入れられることになりました。
そこで当時の俳優たちは南部弁習得のために原作の故郷・二戸に赴き、市のご協力のもと徹底的に身体に入れ込んだと言います。
その折に窓口となってくださったのが、当時市役所に勤務されていた小保内敏幸(おぼない としゆき)氏。
現在小保内氏は市長に就任されており、劇団四季の『ユタと不思議な仲間たち』の公演がある際は毎回カンパニーを熱く歓迎してくださっています。
今回『ユタと不思議な仲間たち』東北特別公演が決まった際にも、市長自ら「私も『ユタ―』を通して被災地を支援したい」と申し出をいただいたことから二戸公演が実現。
市外からやって来る子どもたちのバスの運送費用などは、すべて市の方々の寄付によるものです。

震災の被害を受けた市外の子どもたちがバスに乗って来場。/この公演のために作ったという“ユタTシャツ”を着用して市の職員の方々が運営をお手伝いくださいました。
こうして迎えた二戸公演当日。本作を良く知り、親しんでいる方々が多くいらっしゃることから客席の反応も独特です。
幕開け、ユタが姿を現した時には温かい拍手で迎えてくださり、ユタが成長を見せるクライマックスのダンスナンバーでは、手拍子でユタを後押し。
カーテンコールでは「友だちはいいもんだ」の大合唱となり、客席から「ありがとうー!!」と掛け声が送られました。
「『ユタと不思議な仲間たち』は大好きな作品で、全国ツアーで二戸に来てくださるときにはいつも拝見していました。
今回はこれまでとまったく違った舞台ですね。これほどの舞台を変更してまでも東北で上演しようという劇団四季の熱意が感じられ、途中から涙が止まりませんでした」
(二戸市 一般の女性)
「沿岸の方に住んでいたので家は半壊して、今、片付けをしているところです。今日ミュージカルに呼んで頂き、ユタがどんどん強くなっていく姿を見て、励まされました。
また一緒に来た子どもたちも喜んでいて……。そんな子どもたちの姿が見られたことだけでも、私にとって幸せで、有難いことでした」
(野田村から来場された女性)
「(原作者の)三浦哲郎さんがお亡くなりになってからまもなく1周忌を迎えますが、きっと喜んでいることでしょう。彼は自分の故郷を文章に残すことが使命だと思っていた方です。
自分が最も愛した作品を、劇団四季が小説という枠を越え、舞台というかたちにして全国の人たちに伝え続けてくださっている。そして震災の被害に遭われた方々が、この作品で勇気を与えられている。
三浦さんは幸せだったんじゃないかな、と思いますね」
(「三浦哲郎文学を読む会」会長 沖野 覚氏)
「子どもたちは涙ぐみながら見ていましたよ。彼らにとって『ユタ―』は自分たちの物語ですからね。
またあんなに身近な距離で役者さんたちが演じられているので、汗のしずくや、細かな表情がはっきり見える。
私の生徒たちがそうだったように、一生懸命舞台に立ってらっしゃる皆さんの姿を見ることで、たくさんの方が励まされるでしょうね」
(金田一小学校校長 槻舘行男氏)
またこの東北プロジェクトの活動について、原作本の出版社である新潮社が賛同。ぜひ協力したいとお申し出いただき、来場した子どもたちに本をプレゼントすべく合計650冊の本をご提供いただきました。
これらの本はカンパニーがお預かりするかたちで、1公演につき50冊の本を子どもたちに届けています。
二戸公演でも、カンパニーから小保内市長へと手渡されました。

終演後、二戸に咲く花“りんどう”が市の方々から出演者に贈られました/新潮社よりお預かりした文庫本を小保内市長に贈呈。

お世話になった市長や地元の方々と。
こうして温かく歓迎してくださった小保内市長から最後に、
「これから宮城・福島、そして全国とまわられるのでしょう。どうぞお身体に気をつけて、皆様に元気と勇気を与えてください!」
と熱いエールをいただき、カンパニーはその言葉を励みに次の公演地、宮城県石巻を目指しました。
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『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
7月25日((月)〜8月26日(金)
東北3県(岩手・宮城・福島) 計13都市 27回公演
宮古公演を終え、次なる公演地・二戸に向かったカンパニー。ここ二戸市は、『ユタと不思議な仲間たち』原作者・三浦哲郎さんの故郷です。
緑に囲まれ虫の音が響く自然あふれるこの場所には、作品のモデルとなったゆかりの地が今も残されています。
8月2日(火)、宮古から二戸までの移動日を利用して、カンパニーは『ユタと不思議な仲間たち』のゆかりの地を巡りました。
本作に携わってきた俳優たちにとってここは特別な場所で、全国ツアーで二戸公演がある際はこうして立ち寄り、同じように作品が生まれた地を巡っています。

『ユタと不思議な仲間たち』のゆかりの地を、バスでご案内いただきました。
ゆかりの場所の中でも全国的に有名なのが、座敷わらしが棲むと言われている「緑風荘」という宿。ユタが座敷わらしと出会う、“銀林荘”のモデルとなった場所です。
劇団の俳優も幾度かここに泊まらせていただき、中には不思議な体験をしたと話す者もいました。
しかし、ここ緑風荘は2009年に火災によって全焼。
再来した吉谷昭雄、菊池 正らは、草が生い茂る野原となった跡地を見て、寂しそうな表情を浮かべながらも、火事という原作と同じ運命を辿ることになったことに、不思議な巡り合わせを感じます。

緑風荘の跡地。「座敷わらし」の看板は今も立っていました。
その後、ペドロの生まれた“ペンドロ沼”や、クルミ先生の学校の“分教場”、ダンジャが生まれた“檀沢”をまわった一向。また飢餓やききん、凶作で亡くなった人々の供養をする石碑が街の中に点在しており、天災によって失われた命の重さと、その事実を改めて思い知りました。

クルミ先生の分教場。/ユタが座敷わらしと“鐘の輪”に乗って空を飛ぶ、“鐘”はここ「長寿寺」がモデルに。

ペンドロ沼があったとされる跡地へ/ダンジャが生まれた“壇沢”。ここは作家三浦哲郎さんの父の実家。
初めてここ二戸を訪れたユタ役の上川一哉は、
「これまで原作を読んで、“どんな場所だろう”ってイメージを膨らませてきましたが、こうして目で見れたことで実感が湧いてきました。今日感じた感覚を大事にして、これからの『ユタ』舞台臨んでいきたいですね」
と笑顔を見せます。
二戸公演中は、緑風荘跡の近くに旅館に宿泊する俳優。1泊目にして、早速座敷わらしの存在を感じさせる出来事があったと、目を輝かせながら話していました。
二戸公演は、明日8月4日(木)。
公演を前に行われたミーティングの場で、吉谷がカンパニーに言葉を掛けます。
「皆さんもよくお分かりの通り、ここは原作の舞台です。また南部弁を話す人たちが見に来ますから、そのことを良く念頭においてくださいね。
また座敷わらしたちは、なぜ自分が命を落として死んでしまったのか、事実をしっかりと伝えるためにも言葉を流さないで、意味を深くしてしゃべりましょう」
草や樹や花、虫の呼吸が聞こえそうなほどの大自然にあふれた『ユタ―』の舞台、二戸。物語の世界の中に入り込んだ特別な舞台が、明日上演されます。
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『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
7月25日((月)〜8月26日(金)
東北3県(岩手・宮城・福島) 計13都市 27回公演
7月30日(土)。4つ目の公演地である宮古公演の3日前、寅吉役 吉谷昭雄、小夜子役 奥平光紀、劇団四季会長 佐々木典夫の3名は宮古市長 山本正徳氏のもとを訪問しました。

山本正徳市長のもとを訪問した、劇団四季会長 佐々木典夫、寅吉役 吉谷昭雄、小夜子役 奥平光紀
「震災以降、市民は感動を求めています。心は沈滞しており、何とか気持ちを上げたいと思っても、自分の力ではなかなかできないのが現状です。ぜひ劇団四季さんの力で宮古の人々の気持ちを上げてください」
と、激励。
また山本市長は、市長室の窓からすぐ目の前に流れている閉伊川を指差しながら、
「ここから津波が押し寄せてくる光景は何度もニュースで流れました。真っ黒い波が盛り上がるようにして湧き上がり、あっという間に街を呑み込んだのです。
最初の2ヶ月は毎日防災無線を使ってライフラインの復旧情報をアナウンスしていました。その際毎回必ず『勇気と希望を持って立ち上がりましょう。宮古は必ずや復興します』と呼びかけるようにしています。その放送も、今では回数が減りました。
あと1週間で市民全員が避難所から仮設住宅に移る予定です」
と震災について状況をお話しくださいました。
実際、市長自らがアナウンスするこの放送を、朝耳にしていた俳優たち。ここ宮古に来て、地元の方の力強い発言や観光地の再開などから、わずかながらも復興の兆しを感じた気がしていました。

表敬訪問の後、車を降りて町の様子を見渡す吉谷昭雄と奥平光紀。/津波によってなぎ倒された信号機。
そして8月1日(月)、河南中学校の体育館にて宮古公演が行われました。
公演は午前と午後の2回行われ、河南中学校を含めて市内6校の小中学生ほか、一般の方も来場。合計1,300名以上の方が招待されました。
終演後のお見送りの際には「良かったです!」と、俳優一人ひとりに力強い握手を求める男子中学生や、涙ながらに感動を訴えてくださる女性のお客様が。
また公演が終わった後も「友だちはいいもんだ」を口ずさむ生徒たちの歌が、校舎内から聞こえてきました。
「震災に遭った私たちに勇気を与えてくれる舞台だったと思います。
家や家族を失った人が多い中で、今日の劇団四季さんのように自分たちを励まそうとして頑張っている人の存在は心の支えであり、明日も頑張ろうと生きる活力になると思います」
(花輪中学校 女子生徒)
「きれいな歌声と切れのあるダンスで、本当に素晴らしかったですよ。
私は海沿いに住んでいたものですから、家は津波ですべて流されたんですね。震災の話をするとどうしてもまだ涙が出てしまうのですが……今日ミュージカルを観て流した涙はこれまでの涙と違いますね。お芝居の中で“生きるってことは大切だ”ということを唄ってらして、それがどんなに勇気と感動をくれたか……。来てくださって、本当にありがとうございました」
(一般女性)

ユタがたくましく成長してゆくクライマックスシーン。
またカーテンコール時に、生徒たちのそばでひと際大きな拍手を送ってくださった方が。体育館をお貸しいただいた河南中学校の佐々木校長先生です。
「友情や命の大切さを描いたテーマが、震災に遭った子どもたちにとってタイムリーな内容。この舞台を観せていただいた価値というのは、非常に高いと思います。
震災直後の子どもたちというのは、“頑張り過ぎて”いたように思うのです。周りから『頑張っていかなきゃいけない』と声を掛けられる度に、エネルギーを出して自らを奮い立たせていました。
その姿は私の立場から見ると、心が疲れないだろうかと心配になっていた部分でもあるんです。
だから今日は色々な大切なことを学びながらも、純粋に舞台の楽しさを満喫して、力を抜くことが出来たんじゃないかなと思います。
ユタがあのような成長を見せたように、子どもたちには自分の弱い部分もさらけ出しながらも、無理せず自分の力で前に進んでいけばいいんだということを、無意識のうちに気づいてくれたらよいですね」
また、この公演を支えてくださった教育委員会 文化課長の竹下將男さんは
「ユタが“勇気”の“勇太”になる変わり目。あそこは涙が出てしまいましたよね。
観客と近いところで役者さんが演じられるという環境が、一層心を掴むことになったのでしょう。またこういう時期ですから、普段以上に子どもたちの感情に届いたことと思います。
それは帰りがけの皆さんの顔を見ればよく分かりますよね。長い間子どもたちの記憶に残ることと思います」
と、しみじみとお話しくださいました。

身を乗り出して、ユタの成長を見守る子どもたち。
地元の方の熱い思いに支えらながら、カンパニーは『ユタと不思議な仲間たち』の舞台となったゆかりの地、二戸に向かいます。
『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演 初日VTR
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『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
7月25日((月)〜8月26日(金)
東北3県(岩手・宮城・福島) 計13都市 27回公演
7月25日(月)、岩手県・大槌町の吉里吉里中学校にて『ユタと不思議な仲間たち』特別招待巡演が始まりました。

東日本大震災の被災地・東北の子どもたちの元気と笑顔を取り戻したい――。
劇団四季のオリジナルミュージカル『ユタと不思議な仲間たち』を被災地の子どもたちに届ける東北巡演プロジェクトが決定したのは今年の5月のこと。
この2ヶ月間の道のりは、四季にとっては非常に長い道のりでした。
現地視察に赴いたのが6月上旬。その日から技術スタッフ陣は演出変更のプランニングと新しい舞台の制作を進行。同時に俳優たちは新しいステージングと振り付けを身体に入れる稽古を連日行ってきました。
劇団創立以来最大とも言える大規模なこのプロジェクトをなんとしてでも実現すべく、劇団員が一丸となって準備を進め、ついにたどり着いた、今日の初日。
開演前、演出家・浅利慶太は「無事に成功するだろうかと心配な気持ちもあります」と正直な心の内を話しながらも、
「“生きる喜び”、“生きることの感動”、“生きているって素晴らしい”ということ。それが子どもたちに届けば良い。
それからどんな環境でも情熱を持って生きていけば、人生は変わってくるんだよ、ということを伝えたい」
と静かに熱く語りました。

津波被害の爪痕が残された街。右奥は大槌町役場/東北特別招待公演の意気込みを語る演出家・浅利慶太。

学校に到着すると、生徒の皆様が歓迎してくださいました。/学校の視聴覚室をお借りして、ウォーミングアップをする俳優たち。集中力を高めます。
公演には会場となった吉里吉里中学校の生徒96名のほか、震災後同中学校内に移転した大槌中学校の生徒287名、そして地域の小学生5校102名と教員ら総勢560名が来場。
大槌中学校の生徒は、修学旅行で『ライオンキング』を観劇する予定でした。しかし震災の影響からやむを得ず中止に。そんな中、招待公演の実施が決定し、今日の日を心から楽しみにしてくださっていたのでした。

7月半ばに、劇団宛に届けられた大槌中学校からの便り。このメッセージを胸に、カンパニーは東北に旅立っていました。
この日ばかりは見慣れた体育館が劇場へと様変わりし、子どもたちは驚きの表情を浮かべます。円形の舞台に沿って着席。
劇中は子どもたちの明るい笑い声が聞こえ、激しいダンスナンバーでは集中して舞台を食い入る姿が見られました。

子どもたちの笑い声が体育館に響きました
カーテンコールは、劇中のテーマ曲「友だちはいいもんだ」をみんなで合唱。“一人はみんなのために、みんなは一人のために”の歌声が体育館に響き渡りました。

カーテンコールの様子

出演者に見送られながら、生徒たちは教室、また他校から来た生徒はバスで学校へ。
終演後、俳優たちに思い掛けないサプライズがありました。生徒たちから感謝の言葉が送られたのです。
「この震災で私たちは家や家族などたくさんの大切なものを失ってしまいました。その悲しみは語りきれないもので、立ち直ろうという気持ちにはなかなかなれませんでした。
しかし、今私たちは世界中の人から応援をいただいていて、そのお陰で少しずつですが笑顔と元気を取り戻しています。
この公演でも勇気を踏み出そうというメッセージが伝わり、復興への大きな力になりました。
勇気と希望を持てば、ここ大槌町も以前のように活気のある元気な街になることを信じ、感謝の気持ちを忘れずに明日へ一歩一歩、歩んでいきます。ありがとうございました」
この力強いメッセージから、逆に勇気をいただいた俳優たち。ユタ役の上川一哉は「ありがとうございました」と、涙をこぼしながら精一杯のひと言を伝えました。

大槌中学校の生徒から感謝の言葉に、カンパニーは強く励まされました。
無事に大槌町公演を終えた『ユタ』カンパニー。明日は次なる公演地、大船渡へ向かいます。
『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演 初日・大槌町公演VTR
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『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
7月25日((月)〜8月26日(金)
東北3県(岩手・宮城・福島) 計13都市 27回公演
7月29日(金)、東北巡演3ヶ所目、釜石公演が行われました。
今回会場としてお借りした釜石中学校の体育館は、避難所として使用され、大勢の方々がここで生活していらっしゃいました。
現在は仮設住宅等への転居が進み、体育館は空いたものの、校舎内の武道場や旧体育館はいまだ避難所として使用。
また同校には、全壊してしまった釜石東中学校が間借りするかたちで転居し、同じ校舎内で2つの学校の生徒が勉強されています。
公演は午前と午後の2回行われ、午前の部には鵜住居(うのすまい)小学校や唐丹(とうに)小学校など市内6校より5・6年生の、計485名が来場しました。
両校もまた津波による甚大な被害を受けて校舎が全壊。他校の教室を間借りして授業を受けています。

子どもたちの明るい笑い声が響きました。
午後の回には釜石中学校の生徒ほか、校内の避難所や仮設住宅で生活されている方など一般の方も来場されました。
劇中は子どもから大人まで終始笑い声が絶えず、命の尊さを唄った「生きているって素晴らしい」のナンバーの終わりには、歌詞への共感を表すような温かい拍手が。
またクライマックスの「ユタの体力づくり」では、一人、二人、そして三人と手拍子が起こり始め、皆がユタの成長を応援してくださいました。
四季の舞台を初めてご覧になる方が圧倒的に多い中で起きた自然な拍手や笑いに、いつしか舞台と客席の間に一体感が。

そしてカーテンコールになると、笑顔で溢れた本編から一転して、女性も男性も子どもも、ほとんどの方が涙を流され、唇を震わせながら「友だちはいいもんだ」を合唱しました。

涙で迎えたカーテンコール。
真っ赤な目をしながら笑顔で「元気が出たよ!」と声を掛けてくださるお客様に、俳優たちは涙で声をくもらせながら「ありがとうございました」と、一人ひとり固く長い握手を交わしました。

「家が半壊して、今は家族と仮設住宅で暮らしています。ユタが頑張っていたので、僕も頑張らなきゃと思いました」(鵜住居小学校 6年生男子)
「真夏の暑いときに、私たちを応援するために来てくださってありがとうございます。
縮小した舞台を上演するのではなく、東京と変わらない舞台を釜石まで来て上演してくださった。
そして皆さんが私たちのために一生懸命やってくださった。それがとにかく嬉しかった……。
震災でたくさんの方が応援してくださり、それらを比較することは出来ませんが、今日のはまた格別でした」(女性のお客様)
この公演に尽力してくださった教育委員会職員の立石 孝さんは、
「こんなに近い距離で舞台が観られるなんて、子どもたちにとってこんな体験はもう無いかもしれませんね。
震災で失ったものは多く、取り戻すことの出来ないものはたくさんあります。
けれど劇団四季さんをはじめ、多くの方々が釜石に来てコンサート等を開いてくださいました。震災がなかったら、おそらくそれは経験することが無かったことかもしれません。
子どもたちに夢を与えてくださったことは本当に有難く、希望をいただきましたよね」
と語りながら、舞台の撤収作業をスタッフに交ざって作業してくださいました。
そして、「ボランティアでいいから故郷・釜石に行きたかった」と思い続けてきたことが、舞台を通じてその役目を果たすことが出来た菊池。
「ホッとしました。お見送りで皆さんと触れ合ってようやく、ああ、伝えたかったことが伝えられたんだなという実感が沸きました。
『ユタ』には長く出演していますが、今日はこれまで経験したことのない反応でした。お客様が感動の空気を作ってくださった。
出身地ということでこの釜石公演に対しては色々な思いはありましたが、舞台への心構えというのはどの公演地においても変わることはありません。被災した人たちの苦しい思いに大小はありませんからね。
東北公演はまだ始まったばかりですから、これからも頑張りますよ!!」
と、右手にこぶしを作り、晴れやかな笑顔を見せます。

地元の方々がボランティアで撤収作業を手伝ってくださいました/釜石公演を終えて撤収作業をする菊池 正。
この日の会場の一体感は、大切なメッセージを届けるために東北を旅するカンパニーにとって、強い手応えを感じた公演となりました。この思いを胸に、次の公演地宮古に臨みます。
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『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
7月25日((月)〜8月26日(金)
東北3県(岩手・宮城・福島) 計13都市 27回公演
『ユタと不思議な仲間たち』釜石招待公演を翌日に控えた7月28日(木)。
ここ岩手県・釜石市出身の菊池 正、宮城県出身の柏谷巴絵、劇団四季会長・佐々木典夫の3名は釜石市長の野田武則氏のもとを訪問しました。

左から:野田武則釜石市長、菊池 正、柏谷巴絵、劇団四季会長 佐々木典夫
「よくおいでくださいました。公演を実現してくださって、誠にありがとうございます」と歓迎してくださった野田氏は、震災について「自分が生きている間にこんな震災に遭うとは思いもしなかった。私だけでない。みんながそう思っていた」と話し、当時の状況と子どもたちの様子を詳しく説明してくださいました。
「ライフラインが途絶え、3日間閉じ込められました。自衛隊の姿を見た瞬間、“ああ、助かったんだ”と思いましたね。
釜石市が津波に襲われる映像はニュースですぐに流れましたが、情報を持つ術がなかった私たちはここ周辺だけが被害にあったものだと思っていました。ところがそうではなかった。情報が入ってくるようになるにつれ、事態の深刻さを知りました。
釜石市の学校は3校が全壊。これらの学校は別の学校に移設して、今授業を受けています。
明日児童が鑑賞に来る鵜住居(うのすまい)小学校もその一つ。日頃から避難訓練を徹底していたお陰で生徒は全員無事でしたが、ご家族を失った児童は30名います」
また、「ニュースで津波の映像を見て、私はここ(東京)にいていいのかな、という疑問が常に頭にありましてね……。ボランティアで行きたいって、思っていたんです」
と複雑な表情で話す菊池を心配し、市長は彼の実家のある地区の状況も教えてくださいました。
これまで2公演を終え、出会った子どもたちが元気でいる姿を見てカンパニーが逆に勇気づけられていることをお伝えすると、
「一見元気そうに見えますが、子どもたちの心の奥にある傷は深く、癒えていません。だからと言って、皆様は心配なさらないでください。“生きる”というメッセージを送り続けること。それが今の子どもたちに大切なのですから」
と激励をいただきました。
その後、吉谷昭雄、菊池 正、道口瑞之、あべ ゆき、柏谷巴絵、和田侑子の6名は鵜住居小学校の5・6年生を対象にしたソングセミナーを実施しました。
この学校は、先に市長からお話いただいたように、校舎が全壊してしまったため現在小佐野小学校に移設。
明日、公演を観に来てくれる彼らと、劇中歌の「生きているって素晴らしい」と「友だちはいいもんだ」を練習し、合唱しました。

鵜住居小学校児童との交流の様子
このあと菊池は、ある方にお会いするため、津波の被害を受けた「釜石市民文化会館」を訪れました。菊池が面会したのは、釜石教育委員会元職員の立石 孝さん。
実は釜石公演が上演されるまでには、立石さんほか、地元の方の熱い尽力と働きかけがあったのです。
釜石市での劇団四季公演は1991年に上演した『雪ん子』以来、行われておりませんでした。しかし、劇団四季をもう一度釜石に呼んで子どもたちに観せてあげたいと願っていた立石さんは、同郷の俳優が劇団にいると知って菊池を頼って連絡。その熱い思いを受け取った菊池は仲立ちとなり、公演実施に向けて動いてきました。
その甲斐あって、ついに釜石公演が今年9月に決定。「こころの劇場」(児童招待公演)の『はだかの王様』が上演されることになりました。
10年ぶりとなる念願の劇団四季公演に、立石さんや地元の方々はとても喜び、感謝してくださったと話します。
しかし、会場予定だった「釜石市民文化会館」は津波の被害に遭って半壊。公演は中止となってしまいました。
ところがその後、東北巡演プロジェクトが始動。『ユタと不思議な仲間たち』釜石公演が実現することになったのです。
市民文化会館で立石さんと再会した菊池は、握手を交わします。そして1階部分がほとんど津波に流されてしまった劇場を案内いただきました。
『はだかの王様』を上演する予定だったホールはすべて椅子が撤去され、むき出しの状態に。
立石さんは、「シートが古びてきたので張り替えようとした矢先に震災。このような状況でシートを取り外すことになるとは思いもしませんでした」
と無念の色を浮かべます。
また震災時、会館は公共施設ということで避難所として使用することになりつつありました。しかし大津波が来るかもしれないという知らせが入り、集まった人たちはすぐに別の高台へ避難。
その直後に3メートル以上の波が押し寄せましたが、皆すでに避難を終え、人命の被害は免れたそうです。

半壊した釜石市文化会館/釜石公演において尽力くださった立石 孝さんと菊池 正

会館内の様子。壁には波で浸水した跡が残されていました/2階は現在、ボランティアや自衛隊の方々が集められた拾得物の管理場所に。
明日の『ユタと不思議な仲間たち』釜石公演に向けて舞台設営とリハーサルが行われていた釜石中学校の様子を、立石さんは窓の向こうから見つめていらっしゃいました。
「こういう形で実現させてくれて本当にありがたい。私が手伝わせてもらったのは、ただ最初の方だけ。あとはもう、みんなが楽しんでくれればそれで嬉しいです」
これらの情報は、その日のうちに、俳優ミーティングの場で伝えられました。
四季の舞台を心から待ってくださっている方々がいる。公演を実現するまでには多くの方々の、大きな力がある。
“生きる勇気”、“仲間の大切さ”。四季は『ユタと不思議な仲間たち』の舞台から、メッセージを発信し続けます。

釜石市の現状が伝えられた、俳優ミーティング。
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『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
7月25日((月)〜8月26日(金)
東北3県(岩手・宮城・福島) 計13都市 27回公演
今年2月19日(土)からスタートした『クレイジー・フォー・ユー』の全国ツアー公演が、7月27日(水)に福島県郡山市でフィナーレを迎えました。

7月27日(水)『クレイジー・フォー・ユー』全国公演千秋楽のカーテンコールの様子。
2005年以来6年ぶりの『クレイジー・フォー・ユー』全国ツアーとなった今回の公演は、劇団四季、そしてカンパニーにとって忘れられないツアーとなりました。
3月11日の東日本大震災。
名古屋公演の準備中だったカンパニーに大きな被害はなかったものの、その後、5都市12公演が中止となり、公演数は予定していた100回から88回に。日本を襲った悲劇に、俳優・スタッフにも
「演劇が何か力になれるのか」
と葛藤がありました。
しかし、こんなときだからこそ、“ショーでみんなを元気にしよう!”という本作に込められたメッセージは、震災後の自粛から復興という流れの中でこれまで以上に各地で温かく迎えられ、
「この作品で、日本中を元気にしてほしい!」
「憂鬱な毎日でしたが、明日から前向きに生きていこうと思いました!」
と、お客様からお声をかけられることでカンパニーも力をもらうことができました。
こうして、劇団とお客様が一体となり、演劇のもつ“人生を前向きに明るく生きる力”を再発見することができた大切なツアーとなったのです。
千秋楽の会場は、福島県郡山市の郡山開成学園建学記念講堂。
郡山開成学園の創立65周年記念の行事の一環として、7月26・27日の二日間にわたり、郡山女子大学及び短期大学部、高等学校の生徒、延べ約1,800名が観劇しました。本来は5月に予定していたこの公演も、震災の影響でこの日にようやく幕をあけることが叶いました。

千秋楽当日の空は快晴。/開場時には多くの学生、生徒で講堂前がにぎわいました。
舞台の幕があくと、笑いあり、純粋なラブストーリーあり、そしてなにより心躍る軽快なリズムに乗ったタップダンスで魅了し、学生たちも心から楽しめた様子。カーテンコールでは熱い歓声と拍手に講堂が包まれました。
郡山開成学園の先生方からも、
「学生や生徒たちは日常の生活を取り戻しつつあるものの、まだ不安を抱えながら生活しております。終演後は皆、良い顔をしておりましたので、元気をもらったことと思います。素晴らしい舞台をありがとうございました」
とのお言葉を頂き、千秋楽にふさわしい感動のフィナーレとなりました。

観客からの大きな拍手に俳優たちも笑顔で応え、感動のフィナーレに。
全国ツアーで一回り大きくなったカンパニーは、8月10日から四季劇場[秋]にて東京公演に臨みます。日本全国に元気を与えてきた『クレイジー・フォー・ユー』。あなたとあなたの大切な人にとびきりのハッピーを届ける、今だからこそ観て頂きたいミュージカルです。
そして全国ツアー公演の次回作は、ミュージカル『夢から醒めた夢』。ピコとマコ、ふたりの少女が紡ぎだすファンタジックな物語が9月18日(日)より日本各地を巡ります。どうぞお楽しみに!
7月27日(水)、『ユタと不思議な仲間たち』東北巡演2ヶ所目の大船渡公演が行われました。
会場は大船渡市立第一中学校。午前と午後の2回公演が実施され、市内の小中学校から合わせて約700名の生徒が鑑賞しました。
第一中学校の生徒の皆様は、先生のはからいにより本作のテーマ曲「友だちはいいもんだ」を事前に練習してくださったとのこと。実際、前日に舞台設営のため学校を訪れていた際、各教室から「友だちはいいもんだ」のきれいな合唱が聞こえてきていました。
「みんなでこの日のために準備をして、ずっとずっと楽しみにしていたんですよ」と、先生は嬉しそうに話します。
上演中は終始生徒たちの明るい笑い声が響き、いじめられっ子だったユタがたくましく成長を見せるダンスシーンでは、前のめりになりながら小さく手拍子をして一身で応援してくれている子どもの姿がありました。

笑顔で溢れた公演。/子どもたちは祈るようにしてユタを一生懸命応援してくれました。(写真右)
終演後、大船渡第一中学校の生徒会長を務めている女子生徒から、出演者らに感謝の言葉が送られました。
「今日は、お忙しい中私たちにミュージカルを観させていただいて本当にありがとうございました。
震災でたくさんの命が奪われてしまって悲しい思いをたくさんしましたが、生き残った命も大切だということを教えてもらいました。
これからは私たちが引っ張って、故郷を復興出来るようにがんばっていきたいと思います」

終演後、第一中学校 生徒会長から感謝の気持ちが伝えられました。
津波の大きな爪痕が残されたままの街を通りながら学校に入ったカンパニーにとって、子どもたちの前向きな力強い言葉と笑顔には、ただただ感動と、大きな勇気をいただくばかりです。
子どもたちからもらった「ありがとう」の言葉を胸に、次なる公演地、釜石市を目指します。
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『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
7月25日((月)〜8月26日(金)
東北3県(岩手・宮城・福島) 計13都市 27回公演
昨日25日(月)に『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演を無事にスタートしたカンパニー。
26日(火)、カンパニーは2つ目の公演地、岩手県大船渡の会場「大船渡第一中学校」に入りました。今日は本番に備えての準備の日。舞台設営とリハーサルを行い、明日の公演に臨みます。
東北巡演中は、舞台仕込み作業を俳優も率先して行います。
それは、スタッフがわずか9名と少人数で構成されているという理由のほかに、このプロジェクトはセクションの垣根を越えて、一丸となって公演に臨むべきだと考えられているから。
舞台監督の指示のもと、男性陣はトラックから荷物を体育館に運び入れ、床を張り、舞台セットのよしずやススキをセッティングしてゆきます。

汗をこぼしながら舞台設営を行う男性陣。
その頃女性陣は出演者みんなの衣裳を洗濯していました。これら衣裳の運搬は、普段はトラックに積んで輸送しますが、今回は小さめのトラックで巡演しているため、俳優自身が毎回手荷物として運んでいます。
この東北巡演はみんなが協力し、補い合って公演が成り立っているのです。

何度も洗濯機を回して大量の衣裳を洗濯する女性陣。
そんな俳優・スタッフの設営準備の様子を、体育館の入り口から生徒たちが興味深そうにこっそり覗きに来ていました。やがてその数はいつしか大人数に……。
そんな生徒たちから「協力できることがあったら、ぜひ手伝わせてください」という嬉しい申し出が。
明日観劇するための椅子の設置や片付けなど、手際よく手伝ってくださいました。

明日の公演を楽しみに待つ生徒の皆様が設営の準備をしてくださいました。
彼ら、彼女たちの大きな力を借りて、舞台設営が終了。その後は入念な舞台リハーサルを行い、万全の状態で明日の公演に臨みます。

舞台リハーサルの様子
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『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
7月25日((月)〜8月26日(金)
東北3県(岩手・宮城・福島) 計13都市 27回公演
天気に恵まれた7月25日(月)、ミュージカル『はだかの王様』のアップリケ役で出演中の吉賀陶馬ワイスが広島市内でメディアの取材を受け、作品の魅力をPRしました。
山口県出身の吉賀ですが、実は大学時代を過ごしたのはここ広島県。この日も、久しぶりに訪れた広島の土地を懐かしんでいる様子で各社を訪れました。
まずは、中国放送ラジオ「基町こまち」の生放送に出演。最初は緊張している吉賀でしたが、すぐにリラックスした様子でパーソナリティーと会話を弾ませます。この日のテーマは「“さよなら”したい事」。
「さよならしたい事、それは自分の過去の芝居ですね。過去の芝居にとらわれ、それをなぞる芝居しかできないと、前の自分を超えられない。過去の芝居を忘れて、新たな挑戦をするように心がけています」
と答えると、パーソナリティーの桑原しおりさんも感心されている様子でした。

中国放送ラジオ「基町こまち」に生出演!桑原しおりさんと記念撮影しました。
次に訪問した先は、トリニティカレッジ広島医療福祉専門学校セミナー。セミナーの生徒さんは7月27日(水)に『はだかの王様』を初めて観劇されます。今回は、それに先立ち出演者である吉賀が訪問し、交流を深めました。
まずは、保育士を目指している生徒さんたちに、子どもを惹きつける方法や、生きていく上で大切だと思うことを吉賀自身の体験談を交えながら語ります。最後に、
「“挫折”というのは次の挑戦を始めるチャンスだと僕は思っています。それをどうするかは自分次第です」
という熱いエールを送りました。

トリニティカレッジ広島医療福祉専門学校セミナーを訪問したときの様子
RCC「イブニングふぉー」の生出演では、物語や役どころの紹介など作品の魅力を余すところなく伝えました。話題が広島で過ごした学生時代の事になると、
「旧市民球場の近くに住んでいたので、自転車で通る時、カープが勝っているかどうか電光掲示板をチェックするのが楽しみの一つでした」
と懐かしい思い出を満面の笑みで答えました。
最後は、広島FM「Vibe on music」の生放送に出演。ここでは、
「もともとクラシック専攻だったのですが、大学を卒業する時に、恩師からミュージカルを勧められたのがきっかけでこの世界に飛び込みました」
という意外なエピソードを披露しました。続いて、アップリケについては、
「アップリケは進行役なのでお客さまを舞台の中に引き込んでいく大事な役です。1回1回客席の反応は違うけれど、アドリブではなく決められたセリフの中でお客様を盛り上げていくのが自分の役割だと思っています」
と台本を大切に思う気持ちを熱く語ります。放送の終わりには、広島の地で舞台に立てる喜びを胸に広島の皆様へメッセージを伝えました。
「大好きな広島で、『はだかの王様』という素敵なミュージカルに出演する事が出来てとても嬉しく思います。ぜひ、皆さまお誘い合わせのうえ、劇場に遊びに来てください」

RCC「イブニングふぉー」で作品の魅力を語りました!
ミュージカル『はだかの王様』広島公演は、26日(火)、27日(水)にアステールプラザ大ホールで上演されます。
暑さも吹き飛ばすとびきりの笑いが詰まった『はだかの王様』を観に、劇場にいらしてはいかがですか?
王様とユーモア溢れる素敵な仲間たちがあなたのお越しをお待ちしております。
| 『はだかの王様』広島公演(アステールプラザ大ホール) 7月26日(火)6時30分 7月27日(水)13時30分、17時 全国ツアー公演地マップはこちら>> |
出演者からのメッセージ動画
『はだかの王様』全国公演
全国ツアー好評巡演中!
チケットのお求めはこちら>>
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7月23日(土)、特別招待公演に向けて『ユタと不思議な仲間たち』カンパニーが東北へと出発しました。
東京駅から新幹線で岩手県・新花巻駅へ向かった一行は、バスに乗り換えて夜のうちに宿泊地へ。

東北に出発した『ユタと不思議な仲間たち』カンパニー。写真は東京駅にて。
そして本日24日(日)朝、初日公演会場となる大槌町立吉里吉里中学校に入りました。
スタッフを乗せたバスは朝7時前に宿泊地を出発し、ひと足先に学校に到着。
海に向かって黙祷を捧げると、舞台・大道具・小道具・照明・音響・衣裳・床山・営業の各スタッフは、セクションの垣根を越え、総出で舞台設営に取り掛かります。

黙祷をするスタッフ/その後、『ユタ』東北版の舞台設営に取り掛かりました
ほどなくして、俳優を乗せたバスも到着しました。同じように黙祷を捧げた後、公演委員長の吉谷昭雄は全員に言葉を掛けます。
「今バスの中から見た街は、想像を絶した光景でした。我々がここで何をすべきか、目的は一つです。謙虚な気持ちで、ただ見てもらいたいという一身で、やっていきましょう」

黙祷をする俳優/東北巡演の意気込みを表する吉谷昭雄(右)
舞台設営が進行している間、吉谷昭雄(青森県出身)、菊池 正(岩手県出身)、あべゆき(山形県出身)、柏谷巴絵(宮城県出身)の4名は、会場から車で5分ほどの場所にある避難所、大槌町立安渡小学校を訪問しました。
温かい拍手で出迎えてくださった皆様に、まずは一人ずつ名前と出身地を告げて自己紹介。
特に菊池がここ大槌町から程近い釜石市出身であることが伝えられると、驚きの表情を浮かべられていました。
菊池は込み上げる涙を抑えながら、伝えます。
「皆様は今もなお、大変な生活をしていらっしゃると思います。私は東京で過ごしていましたが、ここのことを忘れたことは、ありません」
俳優たちがこの日のために企画したのは、『ユタ―』のナンバーから二つの曲を一緒に歌うというもの。その曲とは、「生きているって素晴らしい」と「友だちはいいもんだ」。
震災で傷ついた方々に四季が伝えたいメッセージが凝縮された、作品の代表的なナンバーです。
生きているって素晴らしい 今日から 明日へ希望がつづく
生きているって素晴らしい 大きくのびて 行けるんだ
でっかい夢を追いながら 大地を踏んで 行けるんだ
(「生きているって素晴らしい」より)
友だちはいいもんだ 目と目でものが言えるんだ
困ったときは力を貸そう 遠慮はいらない
いつでも どこでも 君を見てるよ
愛を心に 君と歩こう
みんなは一人のために 一人はみんなのために
(「友だちはいいもんだ」より)

避難所訪問の様子
思いを乗せて俳優たちが語りかけるように歌うと、覚えたての曲を涙しながら一生懸命うたってくださる方が。最後には、みんなで輪になり肩を組んで、もう一度“みんなは一人のために”と、「友だちはいいもんだ」を合唱しました。

皆で円になり、“みんなは一人のために”と合唱しました。

昼食には地元大槌町の方々のご好意で、炊き出しを提供いただきました。
避難所の皆様から明日の公演へのエールを頂いて送り出された一行は、『ユタ―』の舞台が作られた体育館へ戻り、舞台稽古を始めました。
日が暮れ始めた頃に、稽古は終了。最後に演出家の浅利慶太が俳優たちに檄を飛ばしました。
「みんな今日街の光景を見ただろう。こんなに大きな被害を受けた子どもたちが明日、見に来るんだ。
我々劇団が伝えたいことが凝縮された舞台を、確実に一人ひとりの子どもに届けるんだ」

舞台稽古の様子/稽古終了後、明日からの東北巡演について演出家・浅利慶太と振付家・加藤敬二から檄が飛ばされました
東日本大震災の被害を受けた方々に、作品を通して生きる勇気を与えたい――。
いよいよ明日、『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演の旅が始まります。
『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演 取材会VTR
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『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
7月25日((月)〜8月26日(金)
東北3県(岩手・宮城・福島) 計13都市 27回公演
7月25日(月)岩手県・大槌町公演より、『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演が始まります。
このプロジェクトに携わる者の多くが、東北出身者。故郷を東北にもつ出演者たちが、『ユタ―』東北公演の舞台に立ち、大切なメッセージを届けようとしています。
出発を目前に控えた、東北巡演に懸ける出演者たちの想いをご紹介いたします。
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『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演 取材会VTR
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『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
7月25日((月)〜8月26日(金)
東北3県(岩手・宮城・福島) 計13都市 27回公演
7月25日(月)岩手県・大槌町公演より、『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演が始まります。
このプロジェクトに携わる者の多くが、東北出身者。故郷を東北にもつ出演者たちが、『ユタ―』東北公演の舞台に立ち、大切なメッセージを届けようとしています。
出発を目前に控えた、東北巡演に懸ける出演者たちの想いをご紹介いたします。
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『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演 取材会VTR
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『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
7月25日((月)〜8月26日(金)
東北3県(岩手・宮城・福島) 計13都市 27回公演
7月18日(月)・19日(火)の2日間にわたり、『ユタと不思議な仲間たち』東北公演に向けての公開稽古が行われました。

これまで稽古は仮設のセットを利用して行われてきましたが、総仕上げに向けて稽古場には本番用の道具・照明・音響設備が仕込まれました。これで、実際に上演される体育館と同じ環境に。
舞台後方には背の高いよしずが立ち並び、円形にかたどられた床には緑のススキが植えられてゆきます。
これが『ユタと不思議な仲間たち』東北版の舞台。草や木が生い茂る美しい東北の風景は、体育館の劇場でもしっかりと再現されています。

本番用の舞台道具・照明・音響設備がセッティングされました。
稽古は関係者に公開され、劇団員の家族も来館。円形の舞台を囲むようにして、床の上に着席してゆきます。
身体に伝わる振動。はっきりと見える飛び散る汗。降って来るような力強く美しい歌声。目と目で伝わる感覚。
ステージと客席が同じ空間の中に存在する舞台は、ユタや座敷わらしたちの言葉を、ストレートに客席に届けます。
そして大きなエネルギーと、熱いメッセージを受け取った見学者たちの目からは大粒の涙が……。隣同士、涙でぬれた顔を気恥ずかしそうに照れ笑いする姿も見られました。
明るい客席は、いつしか観客同士の一体感も芽生えさせていたようです。

終了後。エネルギーの余韻が残る稽古場で、演出家・浅利慶太や振付家・加藤敬二は最後まで出演者らに求め続けました。
「『居て・捨てて・語る』を肝に銘じて、淡々と『ユタ』の世界を生きること。観客の反応を決して意識しないように。リアルな交流を描くことで、観客ははじめて作品に感動するのだから」
「指の先まで、身体の末端まで神経を張りめぐらせて、強く、必死で求めてください」
「座敷わらしは、思いつきでユタを助けようと思ったわけではない。この世で生きられなかったから、人のために何か役に立ちたいと、ずーっと思ってきたんだよね?ポージングだけでなくその意思をちゃんと見せて。“一人はみんなのために”って、その意思を届けに東北に行くんでしょう?」
「カーテンコールでは子どもたちの心に踏み込むくらい、一人ひとりの目をしっかり見て、訴えて、語りかけて」
この後稽古場の外で旅支度を始める出演者たちに、仲間の劇団員たちが声をかけ、エールを送る姿がありました。
「この舞台に参加できることは素晴らしい。しっかり、東北の方たちに届けてきてね」
「大変な旅になると思うけれど、頑張って。東京から成功を祈っています」
創立58年を迎えた劇団四季が挑む、大きなプロジェクト。
舞台装置に頼らない、芝居の原点である演劇を、東北に届けます。

『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演 取材会VTR
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『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
7月25日((月)〜8月26日(金)
東北3県(岩手・宮城・福島) 計13都市 27回公演
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四季芸術センター内にある小道具工房。
『ユタと不思議な仲間たち』東北公演に向けて、ここでは小道具スタッフが東北バージョン用に改良した道具を制作していました。

今彼らがイチから作り上げているのは、狛犬(神社などに祭られている獅子や犬に似た像)。
この狛犬は、主人公の少年ユタがいじめっ子たちに囲まれ捕まりそうになった時、突然犬のように動き出し、ユタを守ります。
これはユタを助けるための、座敷わらしのいたずら。
今回、大幅な演出変更となった場面の一つに、これら座敷わらしが起こす不思議な力の表現方法が見直されました。
従来の舞台装置が使用できないところは、新しい東北バージョンの舞台に合った演出で行われます。
この狛犬については、シンプルで素朴な東北版の舞台の雰囲気に合わせるため、これまでのリアルで精巧に作られたものから一新。
険しい狛犬の表情や毛並みを木の板に一筆一筆丁寧に描きいれ、シンプルながらも味わい深く仕上げられようとしていました。

同時に、狛犬を動かすための仕掛けも施されます。
目を赤く光らせ、身体を反り、口を大きく開いて、前足を動かして子どもたちを威嚇。
「狛犬の作業員は一人ですから、これだけの動きをスムーズに行うためには一つの操作で複数のアクションが行えるような仕掛けが必要です。筆のタッチや動き方などデザイナーの要望に応えながら、どういう仕掛けを作るか、色々なパターンを考えました」
と、小道具スタッフは話します。
実際、狛犬の登場時間はほんのわずか。しかし最後まで調整を続けながら、東北の舞台に届けようとしています。

試演会で新しい狛犬が披露されると、会場から温かい笑いがこぼれました。
「『ユタ』を観ている瞬間だけは、苦しいことも辛いことも忘れて楽しんでほしい。僕たちの作った狛犬は舞台の一部に過ぎませんが、そういう思いで作りました」(小道具スタッフ)
シンプルながらも素朴で温かい舞台となりつつある、『ユタと不思議な仲間たち』東北版。
キャスト・スタッフ、心を込めて、届けます。
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『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演
7月25日((月)〜8月26日(金)
東北3県(岩手・宮城・福島) 計13都市 27回公演
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7月18日(月・祝)からの『ユタと不思議な仲間たち』全国公演「四季の会」会員先行予約のうち、9月19日(月・祝)笠岡公演、及び9月23日(金・祝)岡山公演は、『雪ん子』からの振替公演となります。
既に『雪ん子』のチケットをお求めいただいておりました方のお座席を、『ユタと不思議な仲間たち』公演に振り替えをいたしております。
お求めいただく際には、何卒ご了承をいただけますようお願い申し上げます。
インターネット予約(SHIKI ON −LINE TICKET)・自動予約・予約センターにてご案内しておりました本日7月16日(土)発売の『夢から醒めた夢』旭川公演および長野公演につきまして、会員料金に誤りがございました。
【旭川公演】
(誤)「四季の会」会員料金 SS席 8,000円
(正)「四季の会」会員料金 SS席 7,000円
【長野公演】
(誤)「四季の会」会員料金 S席 8,000円
(正)「四季の会」会員料金 S席 7,000円
7/16(日)10:30時点で修正が完了しておりますので、10:30以降は正しい料金でご案内しております。
それ以前にご予約いただいたお客様には現在、順次お電話にてご連絡させていただいております。
お引き落としはS席7,000円となります。
ご迷惑をおかけいたしましたことを、深くお詫び申し上げます。
これまで劇場チケットボックスでのみ当日券を販売してまいりましたが、7月15日(金)より、劇団四季予約センターでも当日券をご予約いただけるようになりました。
また、よりお求めになりやすいよう受付時間もこの夏に限り変更いたしました。
ぜひ当日券予約をご利用ください。
<当日券のご予約方法 7月15日(金)より>
◆劇団四季予約センター(オペレーター予約:0120−489444) ※劇団四季専用劇場(四季劇場[春]/四季劇場[秋]/自由劇場/電通四季劇場[海]/四季劇場[夏]/キヤノン・キャッツ・シアター/北海道四季劇場/新名古屋ミュージカル劇場/大阪四季劇場)と、京都劇場、キャナルシティ劇場(『ウィキッド』福岡公演)での公演が対象となります。 ◆劇場チケットボックス |
このたび劇団四季では、ミュージカル『雪ん子』笠岡公演<9月19日(月・祝) >、岡山公演<同月23日(金・祝)> の演目を変更し、『ユタと不思議な仲間たち』を上演させていただくこととなりました。
『ユタと不思議な仲間たち』は、東北地方を舞台とした四季のオリジナルミュージカルです。先の震災を受け、現在、岩手・宮城・福島3県を巡る特別ツアー上演の準備を進めております。
一方、そうした中で、全国のお客様からも多数上演のリクエストをいただいております。
そこで、そのお声にお応えするべく、今後秋より全国公演を予定しておりました『雪ん子』から、同作品の上演へと切り替えさせていただきました。
両都市では、既に販売を開始しております公演ではございますが、何卒ご理解とご容赦をくださいますようお願い申し上げます。
なお『雪ん子』のチケットをご購入いただいておりますお客様で、お払戻をご希望される方は下記の方法でお手続きを行わせていただきます。
このまま『ユタと不思議な仲間たち』のご観劇をご希望されるお客様につきましては、お手持ちのチケットと同じお座席をご用意させていただきます。下記お手続き方法をご参照ください。
また、『ユタと不思議な仲間たち』に関してましては、7月18日(月・祝)より「四季の会」会員先行予約、7月22日(金)より一般発売を開始させていただきます。
今後とも劇団四季の活動にご支援賜りますようお願い申し上げます。
『ユタと不思議な仲間たち』「四季の会」会員先行予約7/18(月・祝)午前10時より
笠岡・岡山公演におきましてはチケットぴあでの「四季の会」会員としてのお取り扱いはございません。ご予約の際はご注意ください。
※「四季の会」会員先行予約初日は、専用劇場チケットボックスでの発売は正午(12時)からとなります。
(自由劇場、京都劇場での前売りのお取り扱いは行っておりません)
上演時間/未定
※スケジュール画像をクリックすると拡大して表示されます

※笠岡公演は、上記以外にA席自由席の設定がございます。
また、記載している料金の他に車椅子席(3,000円)の設定がございます。詳しくは主催にお問い合わせください。
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『雪ん子』笠岡・岡山公演のチケットをお持ちの皆様へ
(1)劇団四季予約センター・劇団四季自動予約・劇団四季インターネット予約(パソコン・携帯)でご購入いただいた方
◆『ユタと不思議な仲間たち』をご観劇いただく場合
お手持ちの『雪ん子』と同じお座席をご用意させていただきます。
「四季の会」会員のお客様は劇団四季「四季の会」事務局:045−903−1038へ、
それ以外のお客様は劇団四季全国公演本部:0120−660−442へご連絡ください。
『ユタと不思議な仲間たち』のチケットは、事前に郵送いたします。
お手元の『雪ん子』のチケットは、当日劇場へお持ちください。受付にて回収いたします。
◆『ユタと不思議な仲間たち』をご観劇いただかない場合
ご購入いただきましたチケットにつきましては、払い戻しをさせていただきます。
【払い戻し方法】
ご予約いただいているチケットを、下記必要事項をご記入の上、ご返送ください。なお、郵送事故防止のため、簡易書留にてお送りください。(※簡易書留代につきましては、後日チケット代とともにご返金させていただきます)
□ご送付先
〒225−8585
横浜市青葉区あざみ野1−24−7 劇団四季 「四季の会」事務局(『雪ん子』 ○○公演 ○月○日分)
□同封物
1.チケット
2.下記内容を記入したメモ
・お名前(「四季の会」会員の方は会員番号)
・ご返金を行う金融機関口座 金融機関名・支店名・口座種別・口座番号(郵便局の場合は記号+番号)・口座名義(フリガナもお願いいたします)
・郵便番号
・ご住所
・電話番号(ご連絡がとれる電話番号をお願いいたします)
(2)その他プレイガイドでご購入いただいた方
上記、各公演のお問合せ先までお問い合わせください。
□お問合せ先
劇団四季全国公演本部 0120−660−442(10時〜18時)
劇団四季チケット予約システムの変更に伴い、下記の各種サービスについて営業時間が変更となります。
「インターネット予約」「自動予約」
7月3日(日)20時 〜 7月4日(月)12時30分 までサービス停止
※当初14時の予定でしたが、12時30分より再開いたします。
「劇団四季予約センター(0120−489444)」
7月4日(月)休業
「四季の会」事務局
7月4日(月)は、正午(12時)より営業
※7月5日(火)の公演については「前日予約」はご利用いただけません。「当日券」のみの販売とさせていただきます。
大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。
| 「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」6月号および当ウェブサイトでお知らせしておりました 『雪ん子』甲州・坂井・桑名・尼崎公演(7月9日(土)「四季の会」会員先行予約)は、『ユタと不思議な仲間たち』に演目を変更させていただくこととなりました。 急遽の変更となりますこと、何卒、ご理解とご容赦くださいますようお願い申し上げます。 なお、『ユタと不思議な仲間たち』全国公演の公演日程・発売概要は以下の通りです。 <「四季の会」会員先行予約開始日> その他の公演地に関しましては、今後当ウェブサイト及び「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」にて随時発表させていただきます。 |
『ユタと不思議な仲間たち』「四季の会」会員先行予約 7/18(月・祝)午前10時より
全国公演におきましてはチケットぴあでの「四季の会」会員としてのお取り扱いはございません。ご予約の際はご注意ください。
※「四季の会」会員先行予約初日は、専用劇場チケットボックスでの発売は正午(12時)からとなります。
(自由劇場、京都劇場での前売りのお取り扱いは行っておりません)
上演時間/未定
※甲州公演は、記載している料金のほかに車椅子席(2,000円)の設定がございます。詳しくは主催にお問い合わせください。
※坂井公演の当日券は、前売りの500円増しになります。

日頃より劇団四季にご声援を賜り、誠にありがとうございます。
この度、東日本大震災の影響による電力供給の状況を考慮して、7月1日より、劇団四季予約センターの営業時間を短縮するとともに、チケットボックスの営業日を変更させていただくこととなりました。
ご利用の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
<変更の対象となるサービス>
劇団四季予約センター(オペレーター予約:0120−489444)
変更前(6/30まで):午前10時〜午後8時
↓
変更後(7/1より):午前10時〜午後6時
これに伴い、前日予約の受付時間も変更となります。
変更前(6/30まで):午後3時(「四季の会」会員は午後2時)〜午後8時
↓
変更後(7/1より):午後3時(「四季の会」会員は午後2時)〜午後6時
また劇団四季専用劇場のチケットボックスにおきましても、7月1日より、「休演日」の営業を休業とさせていただきます。
<専用劇場チケットボックス>
四季劇場/※自由劇場/電通四季劇場[海]/四季劇場[夏]/キヤノン・キャッツ・シアター/
北海道四季劇場/新名古屋ミュージカル劇場/大阪四季劇場/※京都劇場
※自由劇場と京都劇場のチケットボックスでは前売券の販売は行っておりません。
◎インターネット予約 および 自動予約(「四季の会」会員のみ)は、これまで通りご利用いただけます。
6月25日(土)、ミュージカル『ユタと不思議な仲間たち』東京公演が千秋楽を迎えました。
5月下旬に開幕したこの度の公演は、東日本大震災の大きな被害を受けた東北へ祈りを込めて上演されました。
いじめにより心に傷をもった少年ユタと、天災によって生きることが叶わなかった座敷わらしとの交流を描いた本作は、美しい自然あふれる東北が舞台になっているということに加え、“仲間の絆”、“生命の尊さ”といったテーマが流れています。
“一人はみんなのために、みんなは一人のために――。”
劇中歌「友だちはいいもんだ」の歌詞に代表されるこのメッセージを、カンパニーは劇場から発信し続けてきました。

『ユタと不思議な仲間たち』が上演された四季劇場[秋]/開演前、ロビーに掲げられた劇団からのメッセージを読み込むお客様
また公演中には東北から避難されている方およそ1000名をご招待し、作品をご覧いただく機会が設けられました。来場されたお客様からは、
「平凡な言葉ですが、とてもとても感動しました。涙が出ました。身近で亡くなった人はたくさんいます。今、自分が生きていることはキセキだと思います。がんばって生きて行きます」
「一人はみんなのために、みんなは一人のために。今の日本に求められている事だと思います。みんなで一致団結し、一歩一歩前に進んでいきたいと思います。生きていること、生かされていることに感謝」
という言葉が。
終演後にロビーで行われる出演者のお見送りでも、涙ながらに感動を伝えるお客様の姿が後を絶ちませんでした。
迎えた千秋楽公演には、多くのご家族連れのお客様が来場。最後の公演を見守ります。
「“生きてる”ってことをあたり前のことだと思って無駄にすごすんでねえぞ。思いっきり大事にするんだ」
座敷わらしがユタに掛ける優しい言葉の数々は、ユタの身体を通して客席に伝えられます。そして強くたくましく成長するユタの勇姿を、何度も涙を拭いながら見つめるお客様の姿があちらこちらに見受けられました。
笑顔と涙の中で迎えたカーテンコール。俳優たちが客席に降りて、「友だちはいいもんだ」をみんなで合唱。お見送りの際も、双方が別れを名残惜しむようにいつまでも握手と言葉を交わしていました。

「友だちはいいもんだ」の合唱となったカーテンコール。

出演者によるお見送りの様子。お互い名残惜しむようにして握手を交わします。
東京で大きな感動を呼んだ『ユタと不思議な仲間たち』。次は直接この感動を被災地に届けるべく、東北にて特別巡演を実施いたします。
今回の東京公演で頂いたお客様からの力強い言葉、温かいメッセージを胸に、カンパニーはこの後東北公演に向けた稽古に励みます。
“一人はみんなのために、みんなは一人のために。”
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7月23日(土)の千秋楽に向け、いよいよラストスパートに入った『クレイジー・フォー・ユー』全国ツアー。7月7日(木)・8日(金)に行われる長崎・大分公演に向け、出演俳優2名が長崎・大分を訪れ地元メディアの取材を受け、作品の魅力をPRしました。
6月22日(水)、大分に向かったのはアイリーン役の増本 藍。時折晴れ間がのぞく天気の中、1件目はOBS大分放送のテレビ番組「おはようナイスキャッチ!」に生出演しました。
「何度経験してもやっぱり緊張する」
と生出演に緊張を隠せない様子の増本でしたが本番が始まると落ち着いた様子で受け応え。
「意外な展開が楽しみ」「色々な出会いがある作品」「元気にハッピーになれる作品」
と作品の魅力を存分に紹介しました。

OBS大分放送テレビ番組「おはようナイスキャッチ!」に生出演した増本 藍。/OBS文化放送
マスコットキャラクターのまるんちゃん♪とも記念撮影!
2件目はOBS大分放送のラジオ番組「リフレッシュ@」に生出演。パーソナリティの北里典子さんとプログラムを見ながらのトークでは、北里さんから
「増本さん演じるアイリーンは、ゴージャスでセクシーな女性ですね」
とのコメントが。目の前で気さくに話す増本とのギャップに驚いた様子でした。

OBS大分放送のラジオ番組「リフレッシュ@」に生出演。パーソナリティの北里典子さんと。
この日最後は大分合同新聞での新聞取材へ。ここでは
「演じていて小さなお子様の笑い声が聞こえてくることもある」
と、幅広い年代の方が作品を楽しんでくれていることの喜びを伝えた増本。最後は
「お腹の底から声を出して笑ってほしい」
とコメディミュージカルならではのメッセージで締めくくりました。
同日、長崎に向かったのは、フォ―リーズ・ガールズの一員を演じる大石眞由。長崎は、ずっと続いた雨が嘘のような晴天となり、真夏のような暑さを感じながら1件目へ。
まずはNBC長崎放送のテレビ番組「あっ!ぷる」に生出演しました。大石は初めてのテレビ出演とあり、とても緊張をしていた様子で、リハーサルでは頂いた台本をしっかりと読み込み本番へ。本番は緊張を微塵も感じさせない様子で、作品の魅力をしっかりと伝えました。

NBC長崎放送のテレビ番組「あっ!ぷる」に生出演。初めてのテレビ出演となった大石眞由。
2件目はNBC長崎放送のラジオ番組「寄川淑仔のほわっとモーニング」へ生出演。続いて同局ラジオ番組「満腹ワイドラジDONぶり」の収録に挑みました。(オンエア済)
それぞれストーリーや役どころ、見所などを披露。テーブルや、パエリアパンなどを使ってステップを踏むなど、アッと驚く演出の見所や耳馴染みのガーシュインの音楽も、楽しむポイントと紹介しました。

NBC長崎放送のラジオ番組「寄川淑仔のほわっとモーニング」にて/同局ラジオ番組「満腹ワイドラジDONぶり」にてパーソナリティの安井成行さんと。
3件目は長崎新聞の取材へ。
「中学生の頃『クレイジー・フォー・ユー』を観たのが四季との出会い」
というエピソードや、作品への想いを伝えました。
「3分に1回笑いが起きる作品は他にはない。笑いが起こると劇場空間が一体になる」
「舞台セットがシンプルな分、私達にはごまかしがきかない。だからこそ、皆が一生懸命表現(踊る)する。そこが、いい」
そして最後はお客様へメッセージを伝えました。
「劇場にお客様を呼んで、一度衰退してしまったデッドロックをもう一度復興させようというストーリーで、最後は皆がハッピーになる作品です。今だからこそ是非観て頂きたい。少しでもハッピーな世の中になって欲しいです」
この日最後は長崎ケーブルメディアへ。テレビ番組「なんでんカフェ」の収録を行い、作品の魅力、役柄、見所などを紹介し取材終了。初めての経験が多かった1日だったため、終了後はホっとした様子の大石でした。

長崎新聞の取材の様子。/長崎ケーブルメディアでテレビ番組「なんでんカフェ」を収録。
――7月から『クレイジー・フォー・ユー』全国ツアーは九州エリアへ突入。長崎・大分をはじめ全5県で公演が行われます。九州の皆さま、7月は大好きな人を誘って、ぜひ劇場にお越しください!
『クレイジー・フォー・ユー』全国公演プロモーションビデオ
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東日本大震災の大きな被害を受けた東北に、ミュージカル『ユタと不思議な仲間たち』を届ける東北巡演プロジェクト。(プロジェクトの詳細はこちら>>)
技術スタッフによる演出プランが進行する中、俳優たちも東北上演に向けた稽古を開始させました。
一同が集まったのは、『ユタ―』東京公演の休演日にあたる6月13日(月)。現地視察が行われた1週間後のことです。

この日までにはすでに美術プランの方向性が固まりつつあり、稽古場には仮設のセットが用意。
稽古場に足を踏み入れた俳優たちは、これまでとまったく違う舞台になることを思い知ります。
床に描かれた大きな円い線と、その中央に置かれた円形の台。この見慣れないシンプルなセットから、“どんな環境においても作品の感動を届ける”という意思の表れを感じとり、頬を引き締めます。
そんな彼らは、東北出身者。傷付いた故郷での上演を、誰よりも望んでいる者たちの一人です。

まずは模型を使って、スタッフが俳優たちに舞台の造りを説明。場面によって舞台演出・振付・効果を大幅に変更する必要のあることが伝えられます。
“子どもたち(観客)に囲まれ、子どもたちと同じ視線で演じる”ことをコンセプトに置いたスタッフたちの演出プランを引き継ぎ、新しい演出・振付・ステージングを任されたのは、本作の振付を担当した加藤敬二。別作品に出演中だった加藤も公演の合間をぬって、稽古場に駆けつけていました。
加藤は舞台中央の大小2つの円形の台(高み)や、客席に延びる花道を効果的に利用。円形の台はそれぞれ4つに分割され、場面によって円から半円になったり、扇形になったりと形を変えます。
また出演者は子どもたちの真横にある花道を通り、客席エリア後方まで駆け抜ける演出も。
体育館のフロアを全面に使ったダイナミックなステージングで、客席も舞台の一部と化します。
「通常の舞台と違って円形なので、動きが中心の方に向かいがち。意識を外に向けてステージを広く使って」
「照明や特殊効果も使うことが出来ないので、いつも通りにやるのでは伝わりづらい。アクションをハッキリと膨らませて」
感覚を研ぎ澄ませて、新しい演出をつけてゆく加藤敬二。子どもたちに囲まれる円形舞台が、最大限に活かされます。

またこれまで装置を使った仕掛けを必要としていた場面は新しい演出で生まれ変わります。
例えば、ユタをいじめっ子たちから助けるために、座敷わらしが様々ないたずらをする冒頭シーン。
劇場での公演では機械操作により“不思議な現象”を起こしていましたが、今回は座敷わらし自らが直接いたずらを仕掛けます。
これまでと違いその姿をこっそり現すことで、彼らのユタへの優しい眼差しやいたずら心を垣間見せてくれるのです。
芝居の原点に帰るような、素朴であたたかい『ユタと不思議な仲間たち』東北版。
カンパニーはその後も現在上演中の東京公演のあいた時間や休演日の度に稽古場に集合し、新しい振付を身体に入れ込んでいます。
『ユタ―』の故郷、東北の子どもたちの心を癒し、笑顔を届けるために――。

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東日本大震災の大きな被害を受けた東北に、劇団四季のオリジナルミュージカル『ユタと不思議な仲間たち』を届ける東北巡演プロジェクト。
7月下旬から8月にかけて東北3県11都市(予定)を訪れ、子どもたちを中心に地元の方々をご招待させていただきます。
6月上旬に行われた演出・技術スタッフの現地視察を皮切りに、劇団では実現に向けて急ピッチでプロジェクトが動き出しました。(現地視察の記事はこちら>>)
舞台美術家の土屋茂昭氏が、現地の体育館を視察して考え出した舞台美術プラン。それは、ステージ(舞台)を利用するのではなく、“体育館の床を舞台にする”というものでした。
コンセプトは、「子どもたちに囲まれ、子どもたちと同じ目線で演じる」、とういこと。
“人は決してひとりではない。いつも誰かに見守られている――”
仲間との絆をテーマの一つとして描かれる『ユタと不思議な仲間たち』の感動を、心に傷を抱える被災地の子どもたちに最大限に届ける方法。それを具現化させた演出プランです。
舞台美術家・土屋茂昭によるデッサンと図面
“床をステージにする”ということは、“子どもたちと同じ目線で演じる”というコンセプトに加えて、どんな舞台条件においても対応できるという利点があります。
今回上演のために利用させていただく体育館は学校ごとに大きさ、設備条件が異なります。しかし体育館のフロアを舞台にすることにより、どのような条件でもフレキシブルに対応できるのです。
また舞台装置や衣裳などの運搬も、大事な検討課題の一つ。大型バン1台にすべての舞台装置を収納して移動することを想定して、舞台、大道具、小道具、照明、音響、衣裳、床山(ヘア・メイク)スタッフがプランを熟考しています。
並行して、土屋茂昭が描き上げたこの美術プランの基、舞台模型が制作されました。
円形劇場のような造りの舞台中央には円形の“高み”を設置します。これを場面によってうまく利用することで、後ろに座る子どもも出演者が見やすいようになります。
また子どもたちは、円形舞台を取り囲むように座ります。その“客席エリア”の周囲には、青すすきが。
子どもたちの視線からは、すすき越しに舞台が見える仕組みです。さらに“客席エリア”の外からこの光景を見ると、あたかも子どもたちが原っぱにいるようにも見えます。
“自然いっぱいの美しい東北”を舞台にした『ユタ―』を、体育館の劇場でもこうして再現しようというアイディアです。

美術プランを基に作成された舞台模型/各セクションのスタッフが打ち合わせをしてプランを練ります
これらの演出プランは、出演者による稽古でさらに検討が重ねられてゆきます。
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『ユタと不思議な仲間たち』東京公演
四季劇場[秋]
6月25日(土)まで好評上演中
劇団四季では、7月下旬〜8月にかけ、ミュージカル『ユタと不思議な仲間たち』の東北特別招待公演<東北3県11都市予定>を実施し、被災地の方々をご招待させていただくことが決定。
東日本大震災で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島3県を東北地方の公立学校が夏休みとなる約1ヶ月間にわたり巡演し、子どもたちを中心にご招待させていただきます。
会場は、小中学校の体育館を予定しています。
去る6月6日(月)。劇団四季のスタッフが、上演候補となる学校の視察のため、現地に赴きました。
舞台装置担当の土屋茂昭氏、演出助手の横山清崇、舞台、音響、照明スタッフで構成された、今回の視察団。岩手県大船渡市、釜石市、大槌町、宮古市、宮城県気仙沼市、南三陸町の計6都市をまわり、上演候補校の9校を訪問しました。
現地入りした一行は車で移動。瓦礫の山、打ち上げられた船、折れ曲がった道路標識、寸断された道路・・・。
津波被害の規模と、大きな爪痕が残されたままである現実を受け止めながら、学校へと向かいます。

津波の大きな爪痕を残す町の様子
学校に到着すると、校長先生や教育委員会の方々からお話を伺い、震災時から現在に至るまでの状況や子どもたちの様子を知ります。
沿岸部では校舎が津波によって流されてしまった学校も多く、そういった学校は被害の少なかった校舎へ移り今は合同で授業を受けているということ。また体育館が今も被災者の方々の避難所となっている学校、校庭が自衛隊のベースになっている学校、校庭に仮設住宅が建てられて学校など、状況は様々。
子どもたちについては
「学校では元気にしていても、夜になり仮設住宅や避難所に戻ると、精神が不安定になる子も多い。夜になると完全な暗闇に覆われるため、恐怖を感じてしまうのでしょう」
と、話します。
実際、学校に到着すると、子どもたちの元気な声が耳に届き、その声にわずかながらも心が救われたような気がしていた一行。しかし、子どもたちの見えない深い傷を、先生の言葉から思い知ります。
劇場となる体育館に向かった視察団は、演出、美術、舞台、照明、音響それぞれの目で調査を行いました。
スペースからあらゆる設備などの環境が舞台と異なるため、演出プランの変更が余儀なくされます。この視察は、それぞれの体育館の条件に合ったプランを練り出すためのもの。
会場の大きさのみならず、床の状況、音の響き具合、周辺道路や、舞台セットの搬入経路、電源の確保など多方面の視察を行いました。

広さや設備を確認し、情報を集める視察スタッフたち。
南三陸町で、校長先生にお伺いした話
「南三陸町は周囲の地域との連絡路をすべて絶たれてしまったので、完全に陸の孤島になってしまいました。震災直後は、中学校の体育館に700名が集まっていましたが、とにかく食糧・水・毛布の不足が甚だしく、学校中のカーテンを外して毛布の代わりにしました。
5月10日から授業を始めましたが、毎年劇団四季の作品を見せてもらっていた修学旅行は中止に。今年は『ライオンキング』を観に行く予定だった矢先のことでした。
しかし今四季の舞台を、南三陸で見ることができたら、どんなに素晴らしいことでしょうか。
なんとか子どもたちのために、公演を実現させてもらいたい」
釜石市で、教育委員会の担当者にお伺いした話
「特に小学生は津波の恐怖など、まだ忘れられていないようで、救急車や消防車のサイレンを聞いただけで、動揺している子が多く見受けられます。
心に見えない傷を負った子どもたちの救いになれば」
大槌町で、校長先生にお伺いした話
「悲しいことはたくさん起きてしまいましたが、沈んでいても駄目。こんなときだからこそ、明るく生きなければと生徒たちにも言っています。
四季のミュージカルを観て、元気をもらえればこんなに嬉しいことはありません」

校庭を駆け回る子どもたち。その後ろには波に押し寄せられた瓦礫が。
東北の皆様の笑顔と元気が一日でも早く取り戻せるよう、劇団員が一丸となりこのプロジェクトを進めています。

視察後、模型を作成して打ち合わせをするスタッフ陣。/稽古場には仮のセットが組まれ、俳優たちが稽古を開始しました。
『ユタと不思議な仲間たち』東京公演
四季劇場[秋]
6月25日(土)まで好評上演中
全国ツアー好評巡演中の『クレイジー・フォー・ユー』。現在、3日間にわたり行われている金沢公演(石川県)は連日お客様からの熱い拍手が鳴り響き、いよいよ残すところあと1回公演となりました。
そして本日11日(土)公演終演後には「四季の会」会員限定イベント「オフステージ for YOU」も実施。大盛り上がりとなったイベントの様子をお伝えします。

11日(土)の金沢公演終演後に行われたイベント「オフステージ for YOU」の様子
開始前から参加者の長い行列ができ、期待の色が伺えた今回のイベント。合計225名もの参加者集まり、クイズ大会が行われました。
まずはお客様が3つのチームに分かれ、各チームには2名ずつ俳優が加入。数あるテーマからお客様が問題を選び、俳優達がチームを代表して解答し優勝を競います。
「チーム・デッドロック」に加わったのは、実際にデッドロックの青年を演じる白倉一成と岩城雄太。「チーム・ニューヨーク」にはニューヨークのフォーリーズ・ガールズを演じる、恒川 愛と鈴木真理子。そして「チーム・金沢」には金沢出身でボビー役の加藤敬二と、フォーリーズ・ガールズ役の徳江みさほが加わりました。
パネルには「金沢/さかな」「クレイジー・フォー・ユー/ネバダ」などチームによって有利とされそうなテーマがちらほら。クジで当てられたお客様は自分のチームに有利と思われるパネルを選んでいきます。

クイズ問題となる、さまざまなテーマのパネルがずらりと並びます/「チーム・金沢」の加藤敬二と徳江みさほ
「金沢で『コケ』と言うと、苔という意味とは他にもう一つの意味は何?」
「『クレイジー・フォー・ユー』の2幕中にピストルを発砲するシーンがありますが、それは計何発?」
といった問題に3択で答えを出していく俳優たち。作品に関する問題は出演者でも悩んでしまう難問ばかりで、金沢チームが有利かと思われた序盤でした。しかし予想を上回り「チーム・デッドロック」と「チーム・ニューヨーク」の一騎打ちに。最終的に「チーム・ニューヨーク」の勝利で幕を閉じました。
クイズ大会終了後は加藤から参加者に向け感謝のメッセージが贈られました。
「金沢で3日続けて『クレイジー・フォー・ユー』の公演が行われるのは初めてのことです。これからも一生懸命頑張っていきますので、愛してもらえると嬉しいです。今日は本当に、ご観劇に来てくださり、ありがとうございました」
金沢での3日間の公演も、残すところ明日12日(日)の1回のみ。最高にハッピーになれるラブコメティ『クレイジー・フォー・ユー』をご覧いただける最後のチャンスを、どうぞお見逃しなく!
| 『クレイジー・フォー・ユー』金沢12日(日)公演当日券販売のお知らせ 北陸電力会館 本多の森ホール窓口にて開演の90分前より発売 昼13:00開演 S席=有/A席=2/B席=有/C席=有 |
『クレイジー・フォー・ユー』全国公演プロモーションビデオ
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全国ツアー巡演中のミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』。これまで全国各地で公演を続けて来たカンパニーは現在、石川県金沢市に滞在中です。そして、本日10日(金)から3日間にわたり金沢公演がスタート。開演に先駆けて、本日18:30公演に向け本番直前に行われたリハーサルの様子をお届けします。

本日よりスタートする金沢公演。本番直前、リハーサルに余念がない加藤敬二(金沢市出身)ら、俳優たち。
全国ツアーは、専用劇場と違い公演地ごとに舞台の幅や奥行きが異なります。そのため、毎会場ごとに舞台上での立ち位置の確認や、導線のチェックに余念がない俳優たち。併せて会場の大きさやその日の天候などによって調節の必要がある音響、立ち位置によって当て方も変わる照明、そして舞台の大きさに合わせて設営された舞台装置の最終調整も行われます。
リハーサル開始前、俳優たちはストレッチや、バーレッスンなどで入念に身体をほぐし、いざ舞台上へ。金沢公演の会場となる、北陸電力会館の本多の森ホールの舞台上で行われたリハーサルも緊張感に溢れたものとなりました。
ダンスキャプテンの大塚俊が中心となりリハーサルを開始。まずは「位置あたり」と呼ばれる、立ち位置を決めるリハーサルが行われました。

入念に行われた、「位置あたり」の様子。
冒頭の「I can’t be Bothered now」2幕の「Nice work if you can get it」シーンから、金沢出身で今回ボビー役を務める加藤敬二とフォーリーズガールズが一列になり踊る場面など、入念に位置をチェックしていきます。
また、ランクの酒場で行われるアクションシーンや、1幕最後の「I got rhythm」、ボビーとポリーの掛け合いのシーンなども行われ、最後はフィナーレのシーンで位置当たりは終了。その後、俳優がワイヤレスマイクをつけて歌を歌い、音響の微調整を行う「歌あたり」が行われ、全体でのリハーサルは終了しました。
一回一回の公演をお客様に楽しんで頂くため、最後の最後まで余念なく行われたリハーサル。この後は各自で気になる箇所をチェックしたり、軽い食事を取ったりし、メイクや衣裳への着替えが行われ、本番の幕が開きます。
ここ金沢での公演は本日10日(金)・11日(土)・12日(日)の3日間限定公演。また、明日11日(土)の終演後にはイベント「オフステージ for YOU」(「四季の会」会員限定)も開催されます。金沢の皆さま、是非大切な人を誘って、『クレイジー・フォーユー』へお越しください!
『クレイジー・フォー・ユー』金沢公演(北陸電力会館 本多の森ホール)
6/10(金)18:30
6/11(土)13:00
6/12(日)13:00
全国ツアー公演地一覧はこちら>>
『クレイジー・フォー・ユー』全国公演プロモーションビデオ
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現在全国公演中のミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』。6月10日(金)からの金沢公演に向け、6月6日(月)、主人公・ボビーチャイルド役の加藤敬二が、自身の故郷・金沢(石川県)を訪れ、新聞・ラジオ・テレビ各社の取材を受けました。

故郷・金沢を訪問し、各メディアの取材に応じた加藤敬二。写真はテレビ金沢での収録時
この日訪れたのは、FM石川、ラジオかなざわ、テレビ金沢、北國新聞社、金沢ケーブルテレビネットの5社。取材先で、故郷の金沢公演に向けた質問があると、
「何とも言えない緊張感があります。照れくさいような恥ずかしいような。でもすごく嬉しいし、楽しみにしています」
と笑顔で応えた加藤。
また、15年前に金沢で『クレイジー・フォー・ユー』ボビー役として出演した際は舞台に出た途端、身体がつってしまった、というエピソードを披露するなど、笑いを交えながらも、初演から演じ続けているボビーという役、そして『クレイジー・フォー・ユー』の魅力を熱く語りました。

(左)FM石川にて/(右)ラジオかなざわにて
ボビー役について聞かれると
「初めてブロードウェイで『クレイジー・フォー・ユー』を観た時、自分のやりたいことに真っ直ぐなボビーを観て、『人生ってこういうことだよな』と思った」
「演出家からも、『役作りしなくていい、自分のそのままを役で生きろ』と言われたほど、夢に向かってひたむきに生きるボビーと、自分の生き方は重なるところがあります」
といった言葉が。ボビーのように夢に向かい歩み続けて来た、加藤自身のこれまでの道のりを噛みしめるよう、身ぶり手ぶりをつけながら取材に応じていました。
本作四季初演の1993年からボビー役を演じ続ける中で、その演じ方も変わってきたようで、
「最初はダンスや振りの一つひとつを表現しようと一生懸命やってきたが、最近はボビーを自然に演じるよう心がけています。振付家のスーザン・ストローマンからは、踊りは“3”でいい、“7”はアクトしてくれと言われた。特別なことはせず、テクニックよりも心を動かす演技を心がけています」
と、今では振付もこなすほどの腕前であるダンスや、芝居に対する思いを語りました。

(左)テレビ金沢にて/(中央)北國新聞社にて/(右)金沢ケーブルテレビネットにて
『クレイジー・フォー・ユー』の見どころを聞かれた際には
「劇団四季の代表作と言えるエンターテイメントです。先日ロンドンに行く機会があり、色々な作品を観てきましたが、今、全世界でも一つの作品の中でこれだけのことをしてくれるものはないと思う。それほど沢山の要素が詰まった作品だと改めて実感しました。劇場を後にするとき、最高にハッピーな気持ちになっている。お客様も自然とリズムをとって体が動き出す、そんな、最高のミュージカルですよ」
と回答が。作品に対する愛情が伝わってくる加藤の一つひとつの言葉に、取材者側も公演への期待を募らせていたようでした。
現在、北陸地方を巡演中の『クレイジー・フォー・ユー』。今回加藤が訪れた金沢では10日(金)より3日間にわたって公演が行われます。どうぞ、元気、勇気、ハッピーをお持ち帰りください。
| 加藤敬二(石川県金沢市出身)からウェブサイトをご覧の皆様へ 北陸公演に向けたメッセージ
『クレイジー・フォー・ユー』ボビー役として、今回僕の故郷である北陸に帰ります。 |
『クレイジー・フォー・ユー』金沢公演(北陸電力会館 本多の森ホール)
6/10(金)18:30
6/11(土)13:00
6/12(日)13:00
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当ウェブサイトおよび「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」6月号(P58)にてお知らせしておりました、『雪ん子』宇和島公演の一般発売日に変更がございます。ご予約の際は、ご注意くださいますようお願い申し上げます。
(『雪ん子』宇和島公演 一般発売日の変更)
変更前:6月15日(水) → 変更後:6月20日(月)
※6月4日(土)の「四季の会」会員予約発売日については変更はございません。
7月1日(金)より劇団四季専用劇場チケットボックス窓口の営業を、「休演日」には休業とさせていただきます。
ご利用の際にはご注意ください。
※詳しくは各劇場情報をご覧ください。
5月24日(火)、四季芸術センターでバザールが開催されました。
このバザールは、今年で10年を迎え、毎年定期的に行われているイベントの一つ。故郷を離れて一人暮らしを始めた若手劇団員や研究生、海外から来日した研究生にとって、生活用品や稽古道具などが安く手に入る機会です。これらの商品は、俳優・技術スタッフ・経営スタッフすべての劇団員が、家庭で不要となった衣類や雑貨、家電などを持ちより、集まったもの。今年は2,550点もの商品が揃いました。

たくさんの人で溢れかえった会場
日常生活に必要な食器、タオル、バッグといった生活用品や、電化製品のテレビや洗濯機、大型家具のソファ、またジャージなどの稽古着やバレエシューズ、CDプレイヤー等、稽古にかかせない劇団らしい商品がずらりと並びます。
会場では、レッスンや稽古に使えそうなものを探す若い研究生や、じっくりと品定めをするベテラン俳優など、様々な姿が見られ、活気に溢れていました。
バザールでは、ただ商品を購入するだけではなく、普段関わることができない、俳優・技術スタッフ・経営スタッフ同士の交流を図る絶好の場でもあります。会場では、普段なかなか話すチャンスがない人と話が盛り上がり、たくさんの笑顔がこぼれます。

真剣に商品を選ぶ研究生たち
劇団に所属している者全員が、舞台の上でも日常生活においても、このように助け合っていくことが何よりも重要になります。
今回のバザールも、劇団員同士の絆が一層深まった催しとなりました。
5月28日(土)、新名古屋ミュージカル劇場にて、ミュージカル『夢から醒めた夢』が開幕します。
現在、7月31日(日)までの公演を発売しておりますが、8月28日(日)まで延長し、今回をもって最終延長とすることを決定いたしました。
この作品は、赤川次郎氏の同名小説を舞台化した四季オリジナルミュージカルです。霊の世界に憧れるピコと交通事故で命を落としたマコ。二人の少女の姿を通して、愛と命の尊さ、生きることの意味と喜びを描きだしていきます。
先日千秋楽を迎えた東京公演でも、多くのお客様より感動の声をいただきました。是非、大切な人と『夢から醒めた夢』を観に、劇場へいらしてください!
ミュージカル『夢から醒めた夢』延長公演概要 □延長公演 □会場 □発売日 □料金 |
ルーシー・M・モンゴメリーの名作『赤毛のアン』。世界中から愛されるこの作品を舞台化した、劇団四季のミュージカル『赤毛のアン』がいよいよDVDになって登場です!
『赤毛のアン』では、劇団四季初となるブルーレイ版も同時発売。いずれも5月27日より販売を開始いたします。
今回、劇団四季ウェブショップ、劇団四季専用劇場では、一足早い5月20日(金)より、先行販売を開始!劇団四季ウェブショップ、劇団四季専用劇場でご購入いただいたお客様にはもれなく特典として特製チャームをプレゼントいたします。
さらに『赤毛のアン』発売を記念したキャンペーンを開催、『赤毛のアン』ブルーレイまたはDVDに加えて、もう1本。
合計2本、劇団四季DVDを購入いただいたお客様にはボーナスプレゼントを差し上げます。
ぜひミュージカル『赤毛のアン』の感動を、ご家庭でもお楽しみください!
| 劇団四季DVD&ブルーレイ『赤毛のアン』 ・2010年10月自由劇場にて収録/159分 DVD版4,935(税込)/16:9LB/ステレオ ブルーレイ(Blu−ray)版¥5,460(税込)/16:9/ステレオ・リニアPCM 【発売日程】 【劇団四季先行販売・購入特典・キャンペーン対象店舗】 ・劇団四季専用劇場 ・キャナルシティ劇場でもお求めいただけます(『ウィキッド』上演期間中) |
現在全国ツアー中の『クレイジー・フォー・ユー』(以下『CFY』)で、5月9日(月)、10日(火)の2日間、公演より一足先にメインキャストが新潟・富山・石川・福井・長野と北陸・甲信越地方の各県を訪問。地元メディアへの出演や取材が行われました。
前回お届けした新潟編・石川編に引き続き、今回は後編となる福井編・富山編・長野編をお届けいたします。 (前編はこちら>>)
【福井編】
福井県に向かったのはアイリーン役の増本 藍。あいにくの大雨となった天候にも負けないパワフルさで福井を駆け回りました。まずは福井新聞社にて新聞取材。その後、FM福井「「BLOOMIN’」に生出演しました。パーソナリティの藤田佳代さんは増本を前に
「本当にスタイルがよく美しくてドキドキしてしまう」
とコメント。舞台ではセクシーなアイリーンを演じる増本ですがこの日は気さくに『CFY』について見どころを紹介しました。
最後はFBC福井放送「おじゃまっテレ ワイド&ニュース」に生出演。番組オリジナルのポーズも披露し、「劇場でお待ちしています」と視聴者にメッセージを伝えました。

(写真上段左より)福井新聞社にて/FM福井「「BLOOMIN」に生出演中の様子
(写真下段左より)FBC福井放送「おじゃまっテレ ワイド&ニュース」生出演の様子/FBC福井放送にて(左より)販促事業局長・森永淳一氏、代表取締役社長・小藤幸男氏、増本 藍、取締役営業本部長・白崎明信氏
【富山編】
富山県では富山テレビの「YOU ドキッ! たいむ」、FMとやまの「RADIOJAM」への出演と、北日本新聞社でのインタビューが行われました。各社を訪問したのは、ボビーの恋敵であるランク・ホーキンス役の志村 要。自身の役どころについて
「恋のライバルではありますが、どこか憎めない愛嬌がある」
と紹介し、「『CFY』の見どころは?」という問いには
「楽しいときは笑い、悲しいときは泣く。そういったストレートな喜怒哀楽が詰まった作品。私たちも感情豊かな登場人物の魅力を引き出せるように演じきりますので、皆さんも気軽に劇場に足を運んで、思いっきり泣いて笑って頂けたらと思います」
という熱い答えがありました。

(写真上段左より)「YOU ドキッ! たいむ」にて/番組リポーターの有地佐哉香さんと
(写真下段左より)FMとやまの「RADIOJAM」出演時、パーソナリティーの田中千佳さんと/北日本新聞社でのインタビュー風景
【長野編】
長野県を訪れたのは、ニューヨークのショーガール(フォーリーズガールズ)のダンスディレクター・テス役を演じる恒川 愛。信濃毎日新聞社、週刊長野、長野市民新聞のインタビューと、レザンホールの会報誌インタビュー、NBS長野放送、FMぜんこうじ、FM長野の各番組への出演と精力的にアピールに努めました。
『CFY』の大きな魅力のひとつといえば、なんといってもタップダンス。恒川からは
「テスを含めた10人のフォーリーズガールズのタップシーンに注目してほしい。ひとつの音となってリズムを刻むことで心躍るような高揚感が生まれます。けれど、その10人の音をひとつに合わせるのはとても難しいんです。それだけに毎日練習して、本番ではピッタリ息の合ったダンスをお見せできるよう励んでいます」
とタップにかける意気込みが語られました。
「『CFY』は皆で力を合わせて劇場を再興し、街を復興する物語です。震災等ありましたが、きっと観終わったときには『明日も頑張ろう!』という前向きな気持ちになってもらえると思いますよ」

(写真上段左より)信濃毎日新聞社、週刊長野、長野市民新聞の合同インタビューの様子/NBS長野放送にて
(写真下段左より)FMぜんこうじにて/レザンホールの会報誌インタビュー/FM長野にて
この度訪れた北陸・甲信越地方にて公演が行われるまであと少し。今回お届けした番組や新聞も併せて、『クレイジー・フォー・ユー』にご注目ください!
| 『クレイジー・フォー・ユー』全国ツアー
富山公演(富山市) 福井公演(福井市) 長野公演(長野市・塩尻市・駒ヶ根市) |
『クレイジー・フォー・ユー』全国公演プロモーションビデオ
『クレイジー・フォー・ユー』
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現在全国ツアー中の『クレイジー・フォー・ユー』(以下『CFY』)で、5月9日(月)、10日(火)の2日間、公演より一足先にメインキャストが新潟・富山・石川・福井・長野と北陸・甲信越地方の各県を訪問。地元メディアへの出演や取材が行われました。

(写真上段左より)新潟に向かった松島勇気、福井に向かった増本 藍、長野に向かった恒川 愛
(写真下段左より)富山に向かった志村 要、石川に向かった大塚 俊、秋 夢子
【新潟編】
6/3(金)・4(土)・5(日)と公演が行われる新潟県へと向かったのは、このツアーで初めて主役・ボビーを演じる松島勇気。新潟日報でのインタビューでは、
「ボビーとして初舞台を踏んだ後、四季初演からボビーを演じる加藤敬二に『おめでとう』と声をかけられ握手を交わしたときは、感極まって涙してしまいました」
と喜びを語りました。その後はBSNラジオの「ゴゴラク!」、BSN新潟放送の「Nスタプラス」、FMラジオ新潟の「FIGUEROA」と地元テレビ局、ラジオ局の番組に出演。
「ボビーは好きな物事や好きな人にまっすぐな性格。その一直線なところが自分に似ていて、演じていてとても楽しい役です。歴代ボビーを演じた先輩方の歴史やイメージを大切にしながらも、自分だけのボビーを作っていきたいですね」
と今後の抱負を語り、最後は
「『CFY』は観る人を最高にハッピーにする作品です。その日、その時しか味わえない生の舞台の感動を、そして元気をもらいに来てください!」
と視聴者へのメッセージで締めくくりました。

(写真上段左より)新潟日報インタビュー中、FMラジオ新潟「FIGUEROA」にて
(写真下段左より)BSN新潟放送「Nスタプラス」にて、BSNラジオ「ゴゴラク!」にて
【石川編】
6/10(金)・11(土)・12(日)と公演が行われる石川県を担当したのは、ヒロイン・ポリー役の秋 夢子とデッドロックの青年・ミンゴ役の大塚 俊。金沢ケーブルテレビネットの「北國新聞ニュース24」への生出演では、
「物語が進むにつれ、登場人物全員の成長が衣裳やメイク等を通して描かれています。舞台全体が変化していく様子を楽しんでください」(大塚)
と見どころをアピールしました。
また、ラジオ金沢の「金沢もしもし探検隊」、FM金沢の「AFTERNOON CRUISE」のラジオ出演では、ダンスのクオリティーを維持するダンス・キャプテンでもある大塚から
「毎回会場が異なるので、立ち位置等、毎公演入念にチェックしている」
と、全国公演ならではの話も。秋は、初挑戦となったポリーに対して
「気が強く負けず嫌いなところは自分と似ている。だからこそ、彼女に負けないように頑張りたい」
と意気込みを語りました。
続く北國新聞のインタビューでは、秋が『CFY』の音楽の魅力を解説。
「特に韻を踏む歌詞に注目して欲しいですね。原曲の英語の歌詞にあわせて日本語訳も上手に韻を踏んでいます。曲とフレーズもマッチしていて、聞き心地がとても良いんです」
そして、最後に訪れたのはテレビ金沢の「となりのテレ金ちゃん!」。この舞台にかける想いをメッセージにしました。
「ご覧になった方が幸せになれるよう精いっぱい演じたいです」(秋)
「ダンスの役割は、言葉だけでは表現できない想いを伝えること。特に、スーザン・ストローマンの振付は、華やかなタップダンスに加えて、ヘルメットやトンカチなどさまざまな日用品を使った、誰も観たことのないダンスです。美しくステップを揃え、物語とダンスがシンクロすることで、お客様に感動をお届けできれば嬉しいですね」(大塚)

(写真上段左より)金沢ケーブルテレビネット「北國新聞ニュース24」にて、テレビ金沢の「となりのテレ金ちゃん!」にて、ラジオ金沢「金沢もしもし探検隊」にて
(写真下段左より)北國新聞インタビュー、FM金沢の「AFTERNOON CRUISE」にて
〜後編(福井編・富山編・長野編)に続く〜
| 『クレイジー・フォー・ユー』全国ツアー
新潟公演(新潟市・上越市) 石川公演(金沢市) |
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5月9日(月)、現在全国を巡演している『はだかの王様』が、千葉市民会館にて、「こころの劇場」招待公演として始まりました。

初日カーテンコールの様子
「こころの劇場」とは、舞台芸術を通して、命の大切さ、人を思いやる心、信じ合う喜びなど、人が生きていく上で最も大切なものを伝えたいという強い思いからスタートしたプロジェクト。多くの企業や行政のご支援、ご協力を得ながら、全国の子どもたちを無料でご招待しています。
昨年は、北は北海道の利尻島・礼文島から、南は沖縄の宮古島・石垣島まで巡演。公演都市は149都市、総公演回数は419回、55万人の子どもたちをご招待しました。
今年度の「こころの劇場」初日第1回目の公演には、千葉市内の小学校12校942名が観劇。志村教育長も来場され、子どもたちと一緒にご観劇されました。

開場時の様子
開演前の俳優ミーティングでは、公演委員長の深見正博が、「客席の一番後ろまでしっかりと見えるように、表情や動きを大きくしてください」と、アドバイスを送ります。舞台を楽しみにしている子どもたちに、しっかりと物語を伝えられるよう俳優たちも身を引き締めます。
一方、劇場の外では、『はだかの王様』を心待ちにしているたくさんの子どもたちの姿がありました。開場中は、ストーリーや歌が載っているパンフレットを一生懸命読んだり、お友達と『はだかの王様』について話したりと、客席を大変賑わせていました。
そして、場内が暗くなり、音楽が流れ案内役のアップリケとホックが登場。客席から歓声があがります。子どもたちは、すぐに舞台に集中し幕があくのを今か今かと楽しみにしている様子。しかし、なかなか幕はあきません。
すると、アップリケが言いました。
「幕をあける歌をうたえばいいんだ」
ミュージカル『はだかの王様』は、アップリケが言ったように「幕をあける歌」を客席の皆さんと歌うところから始まります。ホックが子どもたちに「準備はいいですか?」と問いかけると、歌詞の書いてあるパンフレットを高く掲げ、元気よく「はい!」と返事をします。会場が一体となり、練習開始です。
ライトに 音楽 用意はいいか
道具も 衣裳も 支度はいいぞ
手を叩いて 手を叩いて
幕をあけよう
子どもたちの歌が最高潮に達したとき、いよいよ『はだかの王様』がスタートしました。
――ある国にとてもおしゃれが大好きな王様がいました。王様は、毎日ファッションショーのように洋服を着替えるのがお楽しみ。そんなある日、ピーターパンのパンツも、シンデレラのリボンも仕立てたという二人のデザイナーがやってきます。彼らが王様のために特別につくるという衣裳をめぐって、お城中が大騒動を繰り広げます。

カーテンコールは、客席と舞台が一体となり大変な盛り上がりをみせました。
そして迎えたカーテンコール。会場からは、自然と手拍子が沸き起こります。俳優たちが手を振って「さようなら」を告げると、子どもたちもそれに応え大きく手を振り返します。会場は、いつまでも子どもたちの笑い声が響いていました。
楽しい物語の中に、人生に大切なことがたくさん詰まっているミュージカル『はだかの王様』。
全国各地の子どもたちに笑顔を届けます!
『はだかの王様』全国公演
全国ツアー好評巡演中!
全国ツアー好評巡演中のミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』。アメリカはニューヨークそしてネバダを舞台に、ボビー・チャイルドというひとりの青年がポリー・ベーカーという美しい女性に出会い、恋に落ちることから始まる珠玉のラブコメディです。
今回はそのボビーに注目。ボビー役・松島勇気の一日と共に、ボビーの魅力に迫ります。

ボビー・チャイルド(=松島勇気) 撮影:下坂敦俊
4月30日(土)千葉公演。17:30の開演からさかのぼって12:00、ロビーでストレッチを開始するボビー役・松島の姿がありました。 疲労で固くなった筋肉を入念にほぐす松島。お気に入りの音楽を聞きながら、30〜40分の時間をかけてゆっくりとストレッチします。その後、他のキャストも揃ってバーレッスンを開始。呼吸法の訓練、開口訓練と続きます。 ボビーの魅力と言えば軽快なタップダンス!ここで特別に少々披露していただきましょう! 身体を入念にならした後は俳優揃ってのミーティングへ。前回公演までの反省点などが話され、その後舞台上に移り“あたり”と呼ばれるリハーサルを開始。全国公演では会館によって舞台の大きさが異なるため毎回立ち位置を確認するあたりが行われます。同時に音響チェックや照明チェックも行われ、本番に向けた準備が着々と進んでいきます。 開演まで一時間ほどになったところであたりが終了。楽屋へと戻り本番に向けた準備を開始します。衣裳をつけメイクをして、いよいよ本番へ・・・。 ――「古き良き時代」と呼ばれた1930年代ニューヨーク。銀行の跡取り息子ボビーは、財産や名誉には目もくれず「ダンス」に夢中。そんなボビーに運命の出会いが訪れます。母親に銀行の仕事を言いつけられ嫌々差し押さえに行ったネバダ州デッドロックの劇場。その劇場の娘・ポリーにあろうことか恋をしてしまうのです。ダンスよりも夢中なことを見つけたボビー。しかしポリーに劇場を差し押さえに来たことがばれると嫌われてしまい・・・。どうにかしてポリーを振り向かせたい一心でボビーは、あることを思いつきます。 自分の気持ちにまっすぐに、今しか手に入れられないものを掴みに行く。そんなボビーの爽快な生き方はとても魅力的。『クレイジー・フォー・ユー』はこの日もお客様の熱い拍手に包まれ幕を閉じました。 終演後。松島の一日はこれで終わりではなく、舞台の片づけも忘れません。ツアー公演では俳優もスタッフと一丸となって舞台の撤収作業を行い、トラックに全ての荷物を詰めて次の公演地へと移動していきます。 |
悩みも吹き飛ぶ抱腹絶倒のコメディ、そして心がときめく恋の物語『クレイジー・フォー・ユー』。この春あなたを幸せにする物語に、そしてボビーに、是非出会いに来てください。
『クレイジー・フォー・ユー』全国公演プロモーションビデオ
『クレイジー・フォー・ユー』
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5月3日(火・祝)、ミュージカル『はだかの王様』が、府中の森芸術劇場・ふるさとホールで、全国ツアーの初日を迎えました。
ゴールデンウィークも半ばに差し掛かったこの日は、ご家族そろってご来場頂いたお客様も多く、客席は満員御礼の大盛況。開演前には、公演プログラムをひろげて、熱心に読んでいるお子様の姿も多くありました。開いたページには、この物語に登場する様々なキャラクターが紹介されています。そこには、アップリケにホック、モモヒキにステテコといった着るものに関する不思議な名前がいっぱい。この物語は、おしゃれが大好きなある国の王様のお話なのです。

(上段)会場となった府中の森芸術劇場・ふるさとホール/(下段)満員の客席はお子さまのわくわく感でいっぱい
世界一たくさん衣裳を持っている王様は、毎日ファッションショーのように、全身を着替えることを何よりの楽しみにしている程のおしゃれ好き。それゆえ、王女サテンの恋人のデニムについても、牧場暮らしで身なりを構わないというだけで、2人の仲を認めようとしません。その代わりに運動大臣・アロハと婚約させようと考えています。ある日、スリッパとスリップと名乗るデザイナーが王様のもとに現れ、王様に“特別な衣裳”を作ると提案します。サテンとアロハの婚約式に着る衣裳を悩んでいた王様は、喜んで注文します。ところがその衣裳は、“とびぬけてバカな者や役に立たない者には見えない”というのです。実は、スリッパとスリップはペテン師。王様のおしゃれ好きを利用して、ありもしない衣裳でひと儲けしようとたくらんでいたのです。このまま王様は騙されてしまうのでしょうか。そして、衣裳の完成とともに、サテンの婚約式は行われてしまうのでしょうか―。
真実を告げるのは、純真な少年の心。舞台上からの呼びかけに応え、客席に座っているお子様や親御さんたちの心も巻き込んだ大きな歌の輪が広がり、物語をハッピーエンドへと導いていきます。カーテンコールでは、登場人物全員が満面の笑顔で、お客様にごあいさつ。「幕を閉めよう」と歌って緞帳が下りた後も拍手はやまず、再び開いた幕の前で、出演者たちは名残り惜しそうにいつまでも手を振っていました。

舞台と客席が一緒になって、真実を歌い上げます
ご覧頂いたお客様からは、
「本と違っていろんな名前のキャラクターが出てきて面白かった」「もう1回観たい!」という、お子様たちのキラキラした感想とともに、
「3月11日以来、静かにしていて、遠出することもできませんでしたが、久しぶりに笑って、拍手して、一緒に歌って、たくさん元気をもらいました」と、地元・府中市内からいらしたお母様からの、温かいお言葉も頂くことができました。
『はだかの王様』は、これから全国各地を巡っていきます。今度はあなたの街で、ご家族やご友人など大切な方と、真実を一緒に歌い上げてください!

カーテンコールの様子
| ☆ゴールデンウィークの公演☆ □5月5日(木・祝)福生公演 17時開演 福生市民会館 大ホール □5月7日(土)君津公演 17時30分開演 君津市民文化ホール 大ホール |
『はだかの王様』全国公演
全国ツアー好評巡演中!
チンカラトン――ハタリンコ――
5月3日(火)に全国ツアー初日を迎えるミュージカル『はだかの王様』。その舞台稽古が、4月27日(水)に行われました。

この舞台の原作は、誰もが知っている童話作家・アンデルセンの古典的名作です。しかし1964年、劇団四季がミュージカル化するにあたり、台本は“言葉の錬金術師”と呼ばれる詩人で劇作家の寺山修司、作曲はいずみたく、そして演出を浅利慶太と、当時の若き才能たちによってまったく新しい命を吹き込まれ、子供も大人も楽しめる上質の舞台に仕上がったのです。
今回は、全国ツアーを上演するにあたり層を厚くするため、2組のキャスティング構成がなされました。この日も、午前と午後に分かれて舞台稽古を行います。
まずは、音楽監督の鎮守めぐみによる歌あたりから。「ただ歌うのではなく、言葉の意味を考えて」「もっとハモリを美しく」と、熱い指導がなされ、俳優たちも張り詰めた緊張感を持って稽古に臨みます。
そして舞台の準備が整うと、いよいよ1組目の通し稽古がスタートです。もう一方の組の俳優たちも、客席から見守ります。
冒頭の客席と舞台が一体となって歌う「幕を開ける歌」で幕が上がると、豪華な衣裳、色鮮やかな照明や、魅力的なキャラクターで、一気にファンタジックな世界が広がります。

「青い鳥っていうのは誰にでも見えるとは限らない。人によって見えたり見えなかったりする、ふしぎな鳥なんだ。この世の中には、そんな風に、人によって見えたり見えなかったりするものが沢山あるんだよ。これからやるお芝居を観ると、そのことがよくわかる。」
このドラマをお客様と一緒に考えてゆく役割のアップリケは、プロローグで、同じ役割を担う少年ホックに、こう語りかけます。
作品に織り込まれた、こうした普遍的な真理や教訓を、お客様にきちんと伝えられるように、俳優たちは仕上げの稽古に打ちこみます。

客席にいる俳優たちは、自分と照らし合わせながら真剣な眼差しで舞台を観ていました。1組目の通し稽古が終わると、同じ役柄の俳優同士アドバイスを送り合う姿も。
出演経験の豊富な深見正博からも、
「まだまだ、各自課題がクリアできていない部分があります。本番までにできるよう努力しましょう」
と、厳しいアドバイスが送られました。
初演から40年以上を経た現代でも、思わず考え込んでしまう深いテーマを持つ『はだかの王様』。親子はもちろん、すべてのミュージカルファンに見て頂きたい珠玉の名作です。
是非、劇場で生の舞台をお楽しみください!
| ☆ゴールデンウィークの公演☆ □5月3日(火・祝)府中公演 11時開演、15時開演 府中の森芸術劇場 ふるさとホール □5月5日(木・祝)福生公演 □5月7日(土)君津公演 |
『はだかの王様』全国公演
5月3日(火)東京・府中公演〜スタート!
東北地方太平洋沖地震の被害にあわれた皆様に対し、謹んでお見舞いを申し上げます。一日も早く復旧されますよう心よりお祈り申し上げます。
5月7日(土)に「四季の会」会員先行予約、5月14日(土)に一般発売を予定しておりました『はだかの王様』野田公演(7月16日公演)は、この度の震災の影響に伴い、ご主催(野田市文化会館)の意向により、中止とさせていただきます。
公演を楽しみにされていたお客様には大変申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
なお、野田公演は時期を変更しての上演を現在調整しております。決定次第、劇団四季オフィシャルウェブサイト等で発表させていただきます。
東日本大震災の影響による公共交通機関の大幅な乱れや運休などのご事情によりご観劇いただけなかった方を対象に、お振替もしくは払い戻しの対応をさせていただきます。下記の公演が対象となりますのでご確認の上、お手続きいただけますようお願い申し上げます。
※なお特別にお知らせのない公演につきましては、通常通り実施させていただきます。
□お振替及び払い戻しの対象公演:3月31日(木)までの各公演
□受付期間:4月30日(土)まで
※4月以降の公演につきましては、被災された方・公共交通機関の運休によりご観劇いただけない方を対象にお振替もしくは払い戻しの対応をさせていただきます。お電話にて劇団四季予約センターまでお問い合わせください。
□受付方法:
電話受付
| 【劇団四季予約センター】
電話:0120−489−444 <10時〜20時> |
※「計画停電」のため劇団四季予約センターの営業を停止している場合がございます。
詳細はこちら>>
※ご観劇とあわせて託児サービスのお申し込みをされている方は、各託児会社にて託児サービスのお振替・キャンセルのお手続きをいただけますようお願い申し上げます。
各託児会社連絡先はこちら>>
5月3日(火)より開幕いたします『はだかの王様』全国ツアーの神戸公演および広島公演にて、ご好評につき追加公演が決定いたしました。
| 『はだかの王様』神戸追加公演概要 ■日程・会場 7月31日(日) 16:30開演 新神戸オリエンタル劇場 ■料金 ■追加公演の発売日 ■お問い合わせ先 |
| 『はだかの王様』広島追加公演概要 ■日程・会場 7月27日(水) 17:00開演 アステールプラザ 大ホール ■料金 ■追加公演発売日 ■お問い合わせ先 |
『はだかの王様』全国ツアー公演
5月3日(火)東京・府中公演〜スタート!
◆7月29日(水)〜31日(日)13:00公演分好評発売中!
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今、四季芸術センターの稽古場では、『はだかの王様』の熱い稽古が繰り広げられています。『はだかの王様』は2011年度の「こころの劇場」作品。王様を中心にゆかいなキャラクターたちが日本全国を巡り、子どもたちへ笑いと感動を届けます――。

「幕を開ける歌」は子どもたちからも人気の高いナンバー
本作は、世界中の誰もが知っているハンス・クリスチャン=アンデルセンの童話「はだかの王様」をもとに、詩人・劇作家の故寺山修司が、劇団四季のために書き下ろしたミュージカル。
物語の主人公は、お洒落が好きで、王国のことはそっちのけで衣裳部屋にこもりっきりの王様。そんな王様は、王女サテンと運動大臣アロハとの結婚を勝手に決め、城にやってきた自称デザイナーのスリップとスリッパに、婚約式で着る衣裳を作らせます。彼らが作るのは、「とびぬけて頭の悪い者や、役に立たない者には見えない」という不思議な衣裳。しかし、大臣のステテコやモモヒキをはじめ、王様にも衣裳がまったく見えません。自分が愚かだと思われたくないばかりに、皆で見えない衣裳を褒めたたえるのですが・・・。
今回も、長い旅となる全国ツアー。層を厚くするため二組のキャスティング構成がなされました。この日も、二つの稽古場で二組同時に稽古を行っています。
まずは、A稽古場。経験豊かなベテラン俳優の岡本隆生、菅本烈子、深見正博が中心となって進めています。
通し稽古を始める前に、菅本から若手俳優へアドバイスが送られました。
「疑問点があればどんどん質問するように。そして、思いっきり演じてみてください。やりすぎていたらこちらから注意するので、それまでは失敗を恐れず冒険してみて」
アドバイスを受けた若手俳優たちは、やる気に満ち溢れた顔つきへと変化しました。
そして、ベテラン俳優たちが見守る中、通し稽古スタートです。

A稽古場の様子
冒頭のお客様と一体となって歌う「幕を開ける歌」から、若さ溢れるエネルギッシュなパワーが稽古場を包みます。次から次へと個性豊かなキャラクターが登場し、見えない衣裳を「チンカラトン、ハタリンコ」と織り続けるお針子の軽やかな歌声と、華麗なバレエナンバーで物語に引き込ませます。
同じ頃、B稽古場でも、もう一組が額に汗を滲ませながら熱い稽古を行っていました。進行役は、ベテラン俳優である味方隆司。鋭い眼差しがカンパニーに送られます。

B稽古場の様子
味方は、劇団の中でも特に全国を巡り多くの子どもたちと触れ合ってきた経験を持っている一人です。そんな味方は、「客席にいる子どもたちはとてつもなく大きいパワーを持っている」と言います。稽古場では、子どもたちに負けないパワーをつけるため、若手俳優一人一人丁寧に指導していました。
稽古終了後、「一人でも多くの子どもたちに感動を届けられるよう、初日までまだまだ追い込んでいくつもりです」と意気込んでいました。
開幕まであと10日――。
厳しい稽古はまだまだ続きます。
人生に大切なことがたくさん詰まったミュージカル『はだかの王様』。どうぞご期待ください!
『はだかの王様』全国公演
5月3日(火)東京・府中公演〜スタート!
4月15日、『クレイジー・フォー・ユー』全国公演にてランク・ホーキンス役で出演中の志村 要が、26日に迎える甲府公演に先駆けて山梨県を訪問。地元のテレビ・新聞の取材を受け、甲府公演への意気込みを語りました。

山梨放送テレビ「YBSワイドニュース」のインタビューに応える志村 要
演劇を志し18歳で東京に出るまで、ここ山梨県で生まれ育った志村。訪問したこの日は山梨の名産である桃の樹がちょうど満開を迎えており、甲府に向かう電車の車窓からも濃いピンク色に染まる桃畑が見渡す限りに広がっていました。
駅に到着するなり、「あそこが新しくなった」「ここは今も変わっていない」と嬉しそうに、懐かしそうに街並みを見渡します。
昼食には山梨名物「ほうとう」を食べ、地元の放送局「YBS山梨放送」に出陣です。

山梨の郷土料理「ほうとう」を食べて、束の間故郷の味を思い出します
まずは山梨日日新聞のインタビューです。志村が演ずるランク・ホーキンスの役どころを尋ねられると、
「これまでストレートプレイ(芝居)の出演がほとんどだった私にとって、ランクは今までの役どころとまったく違った役。でも役者とは、自分でない人間を演ずることが楽しみのようなものです(笑)。そして芝居はまず自分が楽しまないと、観ているお客様に楽しさや感動が与えられませんからね」
芝居への愛がひしひしと感じられる発言に、記者も関心の様子でペンを走らせます。
また地元山梨で舞台に立つことへの意気込みは?という質問には、
「一回一回の舞台を大切にしていますから、“地元だからこうしたい”ということはありません。でも、“郷土愛”はやはりありますよ。夢を抱いて東京へ飛び出しましたから、30年後に掴んだ夢を持って山梨の舞台に立つ想い、というのは大きいですよね。
この公演で、芝居ってこんなに楽しいんだ、人を感動させられるって素晴らしいことなんだと気づいていただけたら良いですね。もしその中に俳優を目指そうと思ってくれた人が生まれれば演劇人口が増える。そしてかつその人が私のように山梨の人間が舞台に立っていたと知った時、一つの勇気になれば、なお嬉しいですね」

山梨日日新聞のインタビューに応える志村 要
続いての取材は、「YBSワイドニュース」へのインタビュー収録。カメラが回る前から番組キャスターと“地元トーク”に花を咲かせます。
そしていざ収録が始まると「役者は台本がないと喋れませんから…」と前置きをしながらも、流暢に質問に応えてゆきました。
「座右の銘は?」という質問に「一期一会」と答えた志村。
「四季がロングラン公演を当たり前のように出来るのは、一回一回の舞台を大切にしているから。明日に仕事があるからこそ、新鮮みを持って、お客様との一回を大事にしたいです」
最後に山梨の皆さまにメッセージを伝えました。
「『クレイジー・フォー・ユー』は登場人物みんながハッピーになれるミュージカルです。この度の震災で心を傷めている人たちにも、今だからこそこのミュージカルをぜひ観ていただき、そして一人でも多くの人にハッピーになって帰っていただきたいと思います」
『クレイジー・フォー・ユー』山梨公演は4月26日(火)です。ダンスに音楽、そしてロマンチックなラブコメディ。ミュージカルの醍醐味がお楽しみいただけます。
地元山梨県の皆様はもちろん、首都圏でお住まいの皆様も観光と一緒に観劇を楽しまれてみては?
〜志村 要に聞く 『クレイジー・フォー・ユー』甲府公演の楽しみ方5(ファイブ)!〜
Q.あずさ号に乗って甲府に行きます。道中の楽しみ方は何かありますか? A.『クレイジー・フォー・ユー』甲府公演の26日も、きっと美しい桃畑が車窓から覗けると思います。オススメは甲府に向かって左の窓側席。八王子駅を過ぎて10分ほど経った頃、外を眺めていると山の中に巨大なラブレターが出現します!ぜひ探してみてください。
Q.山梨グルメを教えてください。 A.やはり山梨の郷土料理「ほうとう」は食べていただきたいですね。それから今や全国からB級グルメグランプリを勝ち取った「鳥もつ」もおススメですよ。 Q.時間がなくて日帰りで行きます。立ち寄れるオススメスポットはありますか?
Q.1泊してゆっくり観光もしたいです。オススメの過ごし方は? A.山梨の名産フルーツと温泉、そして美しい盆地の景色が見渡せる贅沢コースがあります。 Q.オススメのおみやげ品は? やっぱり信玄餅でしょう。今も昔も山梨みやげはこれと決まっています。とっても美味しいですから、私もお土産に買っていくと喜ばれます。 |
ランク・ホーキンス役 志村 要からのメッセージ
『クレイジー・フォー・ユー』
全国公演絶賛巡演中!
山梨県・甲府公演 4月26日(火) コラニー文化ホール(山梨県民文化ホール) 大ホール
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東日本大震災の影響による電力供給不足に伴う「計画停電」が実施され、劇場の所在地がその対象エリア、時間帯に含まれた場合、やむを得ず公演を中止することもございます。公演中止が決定した場合には、本ウェブサイトにて告知させていただきます。
特別にお知らせのない公演につきましては、通常通り実施させていただきます。
なお劇団四季本社の所在地、横浜市青葉区が「計画停電」の対象エリアと発表されたため、下記の通りサービスを停止させて頂きます。ご利用のお客様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
各種サービス停止期間: 「現在のところサービス停止の予定はございません」
|
対象サービス:
劇団四季予約センター(オペレーター予約)
全国公演本部お問い合わせ窓口
四季の会事務局お問い合わせ窓口(※会員先行予約初日以外の日祝は休み)
ウェブサイトヘルプデスク(※日・祝は休み)
◎インターネット予約 および 自動予約(四季の会会員のみ)はご利用いただけます。
◎3月28日(月)より東京・横浜公演における前日予約のお取り扱いを通常通り再開させていただきます。また各劇場チケットボックスについても通常通り営業させていただきます。
東北地方太平洋沖地震の被害にあわれた皆様に対し、謹んでお見舞いを申し上げます。一日も早く復旧されますよう心よりお祈り申し上げます。
この度の震災に伴う「計画停電」に伴い、施設の都合により、 『はだかの王様』厚木公演は中止とさせていただく運びとなりました。 公演を心待ちにしていた皆様には大変申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。 ○『はだかの王様』 4月30日(土) 厚木公演(厚木市文化会館) なお、既にご購入いただきましたチケットにつきましては、払い戻しをさせていただきます。 |
【払い戻し方法】
ご購入いただきましたチケットと、必要事項をご記入の上、ご返送ください。
なお、郵送事故防止のため、簡易書留にてお送りください。
□ご送付先
〒225−8585 横浜市青葉区あざみ野1−24−7
劇団四季 全国公演本部 払い戻し係
(はだかの王様 厚木公演)
□同封物
1.チケット
2.下記内容を記入したメモ
・お名前(「四季の会」会員の方は会員番号)
・ご返金を行う金融機関口座
金融機関名・支店名
口座種別
口座番号(郵便局の場合は記号+番号)
口座名義(フリガナもお願いたします。)
・郵便番号
・ご住所
・電話番号(ご連絡がとれる電話番号をお願いいたします。)
※上記内容に加え、劇団四季でご購入いただいた方で7桁の予約番号がお分かりになれば合わせてご記載ください。
■返送期限:4月15日(金)必着
なお、下記プレイガイドにてご購入いただいた方は、払い戻し方法が異なります。
【厚木市文化会館チケット予約センター 】
(1)文化会館窓口での払い戻し(休館日:火曜日 窓口 9:00〜16:00)
チケットをご持参のうえ、厚木市文化会館2階事務所までお越しください。
※複数枚ご購入された方はチケットをお取りまとめのうえ、ご来館ください。
※停電時間は館内に入れないため、守衛に声をかけていただければ担当職員が入口まで参ります。
■受付期限 平成23年4月17日(日) 16:00 まで
(2)郵送(現金書留での返金)
チケットと次の必要事項を記入の上、厚木市文化会館まで簡易書留(380円) にてお送り下さい。なお、複数枚ご購入された方はチケットをお取りまとめのうえ、ご購入者様名義にてご郵送下さい。チケット到着確認後、現金書留にて払い戻しをいたします。
※簡易書留以外でご郵送された場合の未着事故に関しましては、責任を負いかねます。
※簡易書留郵送代(380 円)を上回るチケット返送差額料金について払い戻しの対象となりませんのでご了承ください。
■送付期限 平成23年4月15日(金) 必着・当日消印不可
■送付内容
1.チケット
2.次の4点を記載したメモ
(1)ご返金先の住所
(2)お名前(チケット購入者名)
(3)連絡可能な電話番号
(4)返送チケットの枚数
※メモの内容と購入情報が異なる場合、お電話にて確認させていただく場合がございます。
お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。
| □お問い合わせ 劇団四季 全国公演本部 TEL 0120−660−442(10時〜18時) ※なお、劇団四季 全国公演本部の所在地(横浜市青葉区)は「計画停電」の対象エリアとなっております。「計画停電」が行われている時間帯はお電話がつながらない場合がございます。ご理解賜りますようお願い申し上げます。 ◆「計画停電」におけるサービス状況のご案内はこちらをご確認ください>> |
東日本地域では現在、震災による郵便遅配のため、「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」4月号を予定通りにお届けできない場合がございます。誠に申し訳ございません。
このような事態を受けて、劇団四季では「ラ・アルプ」のPDF版をウェブサイト上でご提供しております。トップページ(http://www.shiki.jp/)に設置した専用バナーからアクセスしていただけます。
※「ラ・アルプ」をウェブサイト上でご覧いただくには、劇団四季idを取得していただき、四季の会会員番号をご登録いただく必要がございます。
遅配によりご迷惑をおかけいたしますことをお詫び申し上げます。
東日本大震災の被害にあわれた皆様に対し、謹んでお見舞いを申し上げます。一日も早く復旧されますよう心よりお祈り申し上げます。
この度の震災に伴い、被災地の状況、各会館の損傷状況、「計画停電」の影響などを総合的に判断し、 『クレイジー・フォー・ユー』全国公演の下記公演地は中止とさせていただきます。 公演を心待ちにしていた皆様には大変申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。 ○4月6日(水) 浦安公演(浦安市文化会館) なお、既にご購入いただきましたチケットにつきましては、払い戻しをさせていただきます。 |
【払い戻し方法】
ご予約いただいているチケットと、必要事項をご記入の上、ご返送ください。
なお、郵送事故防止のため、簡易書留にてお送りください。
(※簡易書留代につきましては、後日チケット代とともにご返金させていただきます)
□ご送付先
〒225-8585
横浜市青葉区あざみ野1-24-7
劇団四季 全国公演本部 払い戻し係
(クレイジー・フォー・ユー ○○公演 ○月○日分)
□同封物
1、チケット
2、下記内容を記入したメモ
・お名前(「四季の会」会員の方は会員番号)
・ご返金を行う金融機関口座
金融機関名・支店名
口座種別
口座番号(郵便局の場合は記号+番号)
口座名義(フリガナもお願いたします)
・郵便番号
・ご住所
・電話番号(ご連絡がとれる電話番号をお願いいたします)
なお、下記プレイガイドにてご購入いただいた方は、払い戻し方法がそれぞれ異なります。
【浦安公演】
浦安市文化会館(TEL 047−353−1121)/浦安市民プラザ/浦安市総合体育館/浦安市中央武道館
4月6日(水)〜4月30日(土)まで、浦安市文化会館にて、お手持ちのチケットとお引換にてお代金の払い戻しを行います。
【仙台公演】
河北チケットセンター
お手元のチケットを簡易書留等にて、6月30日までに以下へお送りください。
〒980−8660 仙台市青葉区五橋1−2−28 河北新報社事業部「チケット払い戻し」係
チケットとあわせて、
1.お名前」
2.「ご住所」
3.「電話番号」
4.振込口座情報(金融機関名、本支店名、口座番号[郵便局の場合は記号+番号]、口座名義[フリガナ])
を明記した紙を同封ください。
お問い合わせ:河北チケットセンター 022−211−1189 (土日祝を除く午前10時〜午後5時)
http://blog.kahoku.co.jp/event/
【山形公演】
チケットYBC/大沼本店/こまつ書店寿町店/八文字屋POOL
山形放送本社メディアタワー1階チケットカウンターで払い戻しいたします。チケットを無くさずにお持ちください。
チケットカウンター営業時間・・・月〜金 午前9時〜午後6時/ 土 午前10時〜午後5時 (日・祝は休み)
※YBC支社でお受取のお客様については、支社で払い戻しいたします。
お問い合わせ:チケットYBC 023−634−8600 (土日祝日を除く9:30−18:00)
http://www.ybc.co.jp/ev/ev.shtml
【福島公演】
テレビユー福島/福島県文化センター/中合福島店/チケットぴあ/ローソンチケット
3月18日(金)〜5月31日(火))【土・日・祝を除く】、午前10時から午後5時の間まで、
テレビユー福島本社にて、お手持ちのチケットとお引換にてお代金の払い戻しを行います。
払い戻し方法の詳細はテレビユー福島HPをご覧ください。(http://www.tuf.co.jp//)
お問い合わせ:テレビユー福島 (TEL024−531−5111)
【水戸公演】
茨城県民文化センター
4月30日(土)まで払い戻しを行います。下記までお問い合わせください。
お問い合わせ:茨城県立県民文化センター (TEL029−241−1166、午前8時30分〜午後7時、休館なし)
(財)いばらき文化振興財団 (TEL029−305−0161)
お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。
| □お問い合わせ 劇団四季 全国公演本部 TEL 0120−660−442(10時〜18時) ※なお劇団四季 全国公演本部の所在地(横浜市青葉区)は「計画停電」の対象エリアとなっております。 「計画停電」が行われている時間帯はお電話がつながらない場合がございます。 ご理解賜りますようお願い申し上げます。 ◆「計画停電」におけるサービス状況のご案内はこちらをご確認ください>> |
「こころの劇場」として全国ツアーを巡演してきた『嵐の中の子どもたち』が、3月27日(日)大町公演(長野県)にて千秋楽を迎えました。

千秋楽カーテンコールの様子。勇ましく蒸気を吹きながら動きだす機関車の登場は本作の見どころの一つでした
「こころの劇場」は、“演劇を通じて子どもたちに生きる喜びや命の大切さを伝えたい”という劇団の祈りが込められた公演です。2009年11月から始まった『嵐の中の子どもたち』全国ツアーはこれまでの間、北は北海道利尻島、南は沖縄県石垣島まで日本全国各地122都市を巡り、総公演回数302回、計365,102名のお客様にご来場いただきました。(※こころの劇場、日生名作劇場、日産労連チャリティ公演、NHK公演、一般公演を含む)
『嵐の中の子どもたち』は、18人の子どもたちの物語。いつも喧嘩ばかりしている子どもたちの元にある日巨大な嵐が押し寄せます。村には子どもたちだけが残され、道路は寸断し孤立状態、そして仲間の一人は病気になってしまい・・・。そんな絶望の中、子どもの一人が口にするのはシェイクスピアの『リア王』から引用された台詞でした。
「運命の女神に見はなされた、最も絶望的な境遇に沈んだ時、そこにはもう希望しか残っていない。少年達よ、もうなにも恐れるものはない。どん底に沈めば、再び笑うことのできる幸福へと戻ってゆけるのだ」
こうして、初めはバラバラだった子どもたちは「希望」を胸に抱き、手と手を取り合って様々な困難を乗り越えていきます。
困難に立ち向かった時でも、互いを信頼し協力することができれば、何だって乗り越えることができる――。『嵐の中の子どもたち』はそんなメッセージが込められた作品でした。

カーテンコールでは毎回、客席のお客様と俳優が一体となりテーマソング「すてきな仲間」を大合唱しました
4月からは「こころの劇場」として新たに『はだかの王様』全国ツアーがスタート。
演劇の持つエネルギーが子どもたちの生きる糧になることを願いながら、日本全国を巡る旅はこれからも続いていきます。
『はだかの王様』全国ツアー公演
4月30日(土)開幕!
チケットのお求めはコチラ>>
東日本大震災の影響により発売延期となっていた、DVD『嵐の中の子どもたち』の発売日が決定いたしました。
一般発売:4月 9日(土)
また、劇団四季では一般発売に先駆けて先行販売を実施させていただきます。
劇団四季先行発売:3月29日(火)
[先行販売のご利用は下記ショップにて承ります] ・劇団四季ウェブショップ |
2009年に幕を開け2011年3月まで全国の子どもたちにお届けしてきた『嵐の中の子どもたち』。その感動をご家庭でもお楽しみいただけます。ぜひこの機会にお求めください。
3月21日(月)、鹿児島県・長島町にてミュージカル『エルコスの祈り』が千秋楽を迎えました。
『エルコスの祈り』が「こころの劇場」作品として、公演をスタートさせたのは2009年6月。東京・日生劇場での「ニッセイ名作劇場」公演から始まり、翌7月からは全国ツアーに出発しました。カンパニーはおよそ2年を掛けて、北は北海道の利尻島に。南は沖縄県石垣島、宮古島と、日本の端から端まで駆け巡り、たくさんの子どもたちと出会いました。
公演都市は、223都市。総公演回数、480回。来場した児童は、約57万人に上ります(※こころの劇場、日生名作劇場、日産労連チャリティ公演、一般公演を含む)。
その旅路では、全国公演に力を入れている四季が毎年のように訪れている公演地のほかに、長崎県の五島列島など、この旅で初めて足を踏み入れた街もありました。
“一人でも多くの子どもたちに届けたい”という思いは、地元の方を中心に多くの人々の協力を得て実現され、感動の輪は広げられてきたのです。
2年に及ぶ壮大な全国ツアーが終止符を打ったのは鹿児島県・長島町ですが、当初予定されていたのは山梨県・甲州市でした。
3月11日に発生した東日本大地震の影響を受けて、ツアー最後の2公演(静岡県・長泉町公演と甲州公演)がやむを得ず中止に。心待ちにしてくださったお客様がいらっしゃる以上、この決定はカンパニーにとっても辛いことでした。
迎えた千秋楽の長島町公演では、舞台を届けることが叶わなかったお客様の分まで熱い思いを伝えようと、カンパニー一人ひとりから意気込みが滲みます。
その思いが届いたのか、開場一時間前から扉の前には行列が。小さいお子様から年配のお客様まで、年に一度の観劇を楽しみにされていた様子で、まだ開かない扉の向こうを見つめます。

開場を待つお客様の様子。
幕が上がると、子どもたちは時折声に出して笑いながら、夢を見ているかのような表情で舞台に釘付けに。素直にミュージカル体験を楽しんでいました。
「みんな、人間の心にあるものの中で一番美しいのは許すという気持ちなのよ。・・・私は人間が忘れてしまったすべてのもの、少しは気になって心の片隅に残しているもの、それを記憶しているだけ。
私はみんなの忘却の湖を泳いで、心をひろい集めている、機械です」
クライマックスでエルコスがユートピア学園の子どもたちに語りかける、温かい言葉。この言葉がお客様の心にも響いたのか、多くのお客様が涙を拭っていらっしゃいました。
カーテンコールでは、割れんばかりの拍手が劇場に鳴り響き、出演者、お客様、会場にいるすべての人で劇中歌「語りかけよう」を合唱して、ゆっくりと幕が閉じられました。

出演者、お客様で「語りかけよう」を合唱しました。
2年間、各地を巡演する中で、カンパニーはたくさんの「ありがとう」と希望に満ちた笑顔に出会い、また子どもたちからたくさんの手紙をいただきました。
『エルコス』と出会い、“仲間の大切さ”“命の大切さ”を知った日本全国の子どもたちが、これからの明るい未来を築いてくれますように――。
『エルコスの祈り』の長い旅は幕を閉じましたが、カンパニーの夢は、いつまでも果てません。
4月からの全国ツアー公演は、個性あふれる登場人物が人生に大切なことを教えてくれる『はだかの王様』。
世界中の人々から愛されたアンデルセン童話をもとに、詩人・劇作家の故寺山修二が書き下ろした人気のミュージカルです。どうぞお楽しみに!
『はだかの王様』全国ツアー公演
4月30日(土)開幕!
チケットのお求めはコチラ>>
下記の時間帯、システムメンテナンスのため「劇団四季ギフトカード」利用サービスを停止させていただきます。
期間中、ギフトカードご利用をご希望のお客様は改めてご予約いただけますようお願い申し上げます。ご利用の皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承ください。
期間:2011年3月25日(金)午前1時〜6時
※メンテナンス中、ギフトカードをご利用になると「ギフトカードの認証に失敗しました。」というご案内が表示され決済が完了しませんのでご注意下さい。
東日本大震災の影響による「計画停電」及び公共交通機関の大幅な乱れや運休に伴い、『オンディーヌ』東京公演にて予定しておりました全てのイベントを中止させていただきます。
イベントを楽しみにしてくださっていましたお客様には誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
(※公演は通常通り実施させていただきます)
| 中止とさせていただく『オンディーヌ』東京公演イベント
◆舞台美術セミナー ◆プレステージトーク ◆オフステージトーク |
□お問い合わせ 劇団四季東京公演本部 03-5776-6730 |
東日本大震災の被害にあわれた皆様に対し、謹んでお見舞いを申し上げます。一日も早く復旧されますよう心よりお祈り申し上げます。
この度の震災の影響により、電力供給不足に伴う「計画停電」が実施されております。 公演当日の電力供給、お客様の安全などを考慮し、ご主催様と協議の結果、『エルコスの祈り』全国公演の下記公演地につきまして中止とさせていただくことを決定いたしました。 公演を心待ちにしていた皆様には大変申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。 ○3月26日(土) 長泉町公演(長泉町文化センター・ベルフォーレ) なお、既にご購入いただきましたチケットに関しましては、払い戻しをさせていただきます。 |
【払い戻し方法】
1.劇団四季予約センター、四季オンラインチケット、劇団四季自動予約でご予約のお客様
ご購入いただきましたチケットと、必要事項をご記入の上、3月31日(木)までにご返送ください。
なお、郵送事故防止のため、簡易書留にてお送りください。
□ご送付先
〒225−8585
横浜市青葉区あざみ野1−24−7
劇団四季 全国公演本部 払い戻し係
(エルコスの祈り ○○公演 分)
□同封物
1、チケット
2、下記内容を記入したメモ
・お名前(「四季の会」会員の方は会員番号)
・ご返金を行う金融機関口座
金融機関名・支店名
口座種別
口座番号(郵便局の場合は記号+番号)
口座名義(フリガナもお願いたします。)
・郵便番号
・ご住所
・電話番号(ご連絡がとれる電話番号をお願いいたします。)
2.地元プレイガイド(劇団四季以外)でご購入されたお客様
【長泉町公演】
払い戻し期間: 2011年3月23日(水)〜4月30日(土) 8:30〜17:15(休館日除く)
払い戻し方法: 長泉町文化センターにて、ご購入済みのチケットとお引換の上、払い戻しいたします。
遠方等の理由で口座振り込みをご希望される方は、下記までご連絡ください。
ご注意事項: 各プレイガイドでの払い戻しはできません。あらかじめご了承ください。
お問い合わせ先: 長泉町文化センター (TEL055−989−0001/FAX 055−989−0500)
(E−mail ver@nagaizumi.org)
【甲州公演】
払い戻し期間: 2011年3月23日(水)〜4月30日(土) 9:00〜17:00(月祝休)
払い戻し方法: 甲州市民文化会館にて、ご購入済みのチケットとお引換の上、払い戻しいたします。
遠方等の理由で口座振り込みをご希望される方は、下記までご連絡ください。
ご注意事項: 各プレイガイドでの払い戻しはできません。あらかじめご了承ください。
お問い合わせ先: 甲州市民文化会館 (TEL0553−32−1411)
お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。
| □お問い合わせ 劇団四季 全国公演本部 TEL 0120−660−442(10時〜18時) ※なお劇団四季 全国公演本部の所在地(横浜市青葉区)は「計画停電」の対象エリアとなっております。 「計画停電」が行われている時間帯はお電話がつながらない場合がございます。 ご理解賜りますようお願い申し上げます。 ◆「計画停電」におけるサービス状況のご案内はこちらをご確認ください>> |
3月25日(金)発売予定のDVD『嵐の中の子どもたち』ですが、東日本大震災の影響で、製造ラインが停止したため発売が延期となることが判明いたしました。変更後の発売日については決定次第、本ウェブサイトにてお知らせいたします。
なお、18日(金)に予定しておりました劇団四季先行発売も延期となります。お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承いただけますようお願い申し上げます。
東日本大震災の影響により、プレイガイド「e+(イープラス)」では今週末発売分の取扱いを一時中止しております。
つきましては、3月19日(土)発売分の以下の公演については、劇団四季予約センター<インターネット/自動予約(会員のみ)/オペレーター予約)もしくは他のプレイガイドをご利用ください。
【対象公演】
○『ライオンキング』東京公演(四季劇場[春])
2011年7月1日(金)〜 9月30日(金)公演分
※現在発売中の6月30日(木)までの公演につきましては、チケット受付サービスをご利用いただけます。
○『人間になりたがった猫』名古屋公演(新名古屋ミュージカル劇場)
2011年4月23日(土)〜 5月5日(木・祝)公演分
ご利用のお客様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
| 下記の3月13日(日)の東京・横浜公演につきましては、実施させていただきます。
【対象公演】 ※その他、各地の公演についても予定通り実施させていただきます。 |
3月12日(土)の東京・横浜公演は、公共交通機関の大幅な乱れなど地震の影響により 「中止」とさせていただきました。 【対象公演】
また、3月11日(金)の下記公演は、公共交通機関の大幅な乱れなど地震の影響により 【対象公演】 |
なお、今回の地震の影響に伴う各種公共交通機関の不通などのご事情で、来場が困難なお客様は別日程へのお振替を承ります。3月31日(木)までに劇団四季予約センター までご連絡をお願いいたします。
[お振替について]
● 同一演目・同一席種へのお振替とさせていただきます。また、同じお座席番号でのご用意はいたしかねます。ご了承ください。
● 3月11日(金)時点で、すでに一般発売中の公演期間を振替対象とさせていただきます。また、お手続き日から2日以上先の日程からお選びください。
● 同一席種が全日程において完売している場合は、チケット代金を払い戻させていただきます。
3月31日(木)までに 劇団四季予約センター へご連絡をお願いいたします。
| 【劇団四季予約センター】
電話:0120−489−444 <10時〜20時> ※お電話が大変混雑しており、ご迷惑をおかけしております。繋がりにくい場合は後日改めてご連絡いただけますようお願い申し上げます。 |
このたびの「東北地方太平洋沖地震」で被災された方々に、衷心よりお見舞い申し上げます。また一日も早いご復興をお祈り申し上げます。
劇団四季では、被災された方々への義援金を上演劇場で募集することと致しました。皆さまから頂戴した義援金は、日本赤十字社を通し、被災された方々のもとへお届けしたいと考えております。
義援金箱は、各劇場ロビーに設置しております。ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
現在、全国ツアー巡演中の『クレイジー・フォー・ユー』ではイベントも好評開催中。
今回は3月8日(火)浜松公演(静岡県)で行われたリハーサル見学会の模様をレポートします。
この日は150名以上のお客様が開演前に行われるリハーサルを見学。客席に入ると舞台上ではカンパニーのダンスキャプテンを努める大塚 俊を中心に、本番に向けた稽古が行われていました。全国公演では会場によって大きさの異なるステージに合わせて、毎公演ごとにキャラクターの立ち位置を決め直し、入念なリハーサルを行っています。
この日は、まず男性が女性を“楽器のベース”に見立てて踊るシーンの稽古へ。劇中、見せ場の一つとなるこのシーンに、大塚からは細かな指示がなされていました。
「女性の角度を均一に。もっと斜めに倒して」
「男性たちは、もともと踊れない設定でこの時に初めてダンスシーンを披露します。その意識を大事にしてください」
その言葉に応え、俳優たちの表情も一層真剣になっていきます。

(写真左)女性をベースに見立てたシーンの稽古風景/(写真右)通称“メリーゴーランド”の稽古風景
続いてはこちらも見応え抜群の、一幕終わり「I Got Rhythm」シーンの稽古へ。中でも男性と女性が小道具の“つるはし”を用い円形に組み合わさって行われる、通称“メリーゴーランド”と呼ばれる箇所の稽古は、大勢が一同に動きを揃えなくてはならないだけに、想像以上に難易度が高い模様。
「五角形を保って、ずれないようにみんなで同じ空気を感じて。小道具の向きも注意して」
全体の形を崩さず、細部にも注意を払うよう全神経を集中させる俳優たちの様子がひしひしと伝わってきました。
稽古終了後はお客様の前に荒木 勝、広瀬彰勇、恒川 愛、徳江みさほ、川村 英が登場し、質問コーナーを開催。

質問コーナーの様子。お客様から俳優に向けた、個性豊かな質問が飛び交いました
「ボビーがザングラーに変装するように、皆さんもなりたいものはありますか?」
といった質問には
広瀬「色んなものになれる職業なので、特にどうというものはありません(笑)」
と回答があり会場の笑いを誘います。
「1993年の初演のころからこれだけは全く変わってないという事はありますか?」
という質問には、
荒木「初演メンバーから代々受け継がれている、本作に関する「虎の巻」ノートがあって、そのノートを元にして今の舞台を作っています」
といった、とっておきの話も飛び出しました。
「ツアーの楽しみ・苦しさは?」
という質問には、カンパニーの中でも若手の川村から
「若手なので一番早く来て一番最後まで劇場にいますが、諸先輩方の話を身近で聞くことができ日々勉強になっています」
という頼もしい回答があり会場を唸らせました。
こうして大盛況で幕を閉じた今回のリハーサル見学会。今後も続々とイベントが開催される『クレイジー・フォー・ユー』全国ツアーを、どうぞお楽しみください!
『クレイジー・フォー・ユー』全国公演プロモーションビデオ
『クレイジー・フォー・ユー』
全国公演絶賛巡演中!
名古屋公演 3月11日(金)〜13日(日) 愛知県芸術劇場大ホール
チケットのお求めはコチラ>>
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全国ツアーが始まり、日本中にハッピーをお届けしている『クレイジー・フォー・ユー』。
いよいよ3月5日(土)から静岡公演、23日(水)から広島公演が始まります。公演を目前にした3日(木)、地元の方々に作品の魅力を知ってもらうべく、ボビー役の一人・荒川 務が広島に、アイリーン役の一人・増本 藍、ピート役の一人・玉城 任が静岡へと向かい、地元メディアに作品の魅力を語りました。
――まずは、広島へ向かった荒川の密着レポートから。
この日はあいにくの雪模様。しかし広島にハッピーを届けるべく、寒さに負けない熱気を持って取材に挑みました。
まずは中国新聞社のインタビュー。先日、四季芸術センターにて本作の稽古も見学した記者からは熱心な質問が投げかけられます。
荒川「クレイジー・フォー・ユーは、曲・ストーリー・セリフ、全てに無駄がない作品です。また、予備知識なしで楽しめるミュージカル。特にザングラーが2人出てくるシーンは子どもにも大人気で、客席は笑い声で溢れます。コメディミュージカルにおいては、“お客さんの反応”も作品の演出効果になります。ぜひ何も考えず、大笑いしていただきたいと思います」

中国新聞社にて取材を受ける荒川 務
中国放送ラジオ「桑原しおりの基町こまち」では、前回公演の際、出演キャストにタップを習ったという桑原パーソナリティが荒川とのトークを弾ませます。普段知ることの出来ない“タップダンスの音がクリアに聴こえるヒミツ”を披露する貴重な一場面も。
続く広島FMでも話が尽きません。それもそのはず、実はパーソナリティの永松ケンシさんが初めて劇団四季のミュージカルを観たのが本作だったとの事。そんな永松さんが荒川におススメの曲を聞くと『アイ・ガット・リズム』と回答が。一幕のクライマックスに、トタン屋根やパエリア鍋などの小道具を使用してリズムを奏で踊る華やかなナンバーで、荒川も「文句なしに盛り上がるナンバーです!」と太鼓判を押しました。

(写真左)中国放送ラジオ「桑原しおりの基町こまち」にて/(写真右)広島FMパーソナリティの永松ケンシさんと
道中、劇団四季パネル展を開催中の広島銀行本店に立ち寄り、パネルに荒川がサインを書く場面も!お近くにお出かけの際はぜひお立ち寄りください。(3月25日(金)まで広島銀行本店ロビー)

広島銀行本店にて
最後は中国放送「イブニングふぉ〜」に生出演。タップシューズを持参して、タップを披露する荒川。
「本当に感激です!」と大興奮の西田アナウンサー。
荒川「熱い熱い舞台なので、ぜひ、劇場へお越しください!」
――続いてお届けするのは、静岡に向かった増本・玉城コンビの密着レポート。
雪景色の広島とは打って変わり、春の陽気に包まれた静岡の街をこの日二人が駆け巡りました。
増本は、昨年も全国ツアーで静岡公演を経験。玉城(静岡市出身)は、地元での公演とあり、二人とも静岡での思い出話が絶えません。まずは静岡新聞社・静岡放送へと向かいテレビ・ラジオ・新聞の取材に応じました。
ラジオ番組「中村こずえのほのぼのラジオ」への出演時には、パーソナリティ中村さんから作品の見どころを尋ねられ、本作の魅力をPR。
玉城「ガーシュウィンの歌とタップダンスが魅力。誰が見てもハッピーになれる作品です」
増本「華やかで楽しい作品。今までミュージカルを観たことのない人でも、楽しめる作品。是非、一人でも多くの人に観ていただきたいです」

ラジオ番組「中村こずえのほのぼのラジオ」に出演した増本 藍と玉城 任
続いて、テレビ番組「sole いいね!」の収録へ(3月9日O.A予定)。本作の宣伝大使として、作品のPRをしてくださっているMCの河内優美子さんは、舞台で色気たっぷりにアイリーン役を演じる増本と、この日、目の前でキュートに話をする増本のギャップが意外だった様子。河内さんから増本に
「アイリーン役は、増本さんと共通するところはあるんですか?」
と質問が投げかけられると
「似ていないんですよ(笑)。アイリーンは、ボビーと同じで、銀行家の娘という設定。3年前からボビーと結婚すると決めていて、ボビーを追ってデットロックまで行っちゃう。ボビーが好きだからこそ、ちょっと思い込みの激しい女性と思っていただければ」
とアイリーン役への愛情たっぷりな応えが。
続く玉城は、
「ピート役は、デッドロックという冷え切った町で、一人“ひな菊”を育てているカウボーイです。ボビーが来て、村人が一丸となってショーに取り組み始めると、みんなの成長と共に、“ひな菊”もどんどん育って、花が咲きます」
と、とっておきのエピソードを披露しました。

テレビ番組「sole いいね!」の収録風景
静岡新聞のインタビューでは静岡公演へ向けた意気込みを伝えました。
増本「5年前に『クレイジー・フォー・ユー』静岡公演に出演した時のことを思い出します。静岡のお客様は、とても温かかった。この作品は、“3秒に一回は笑顔になれるミュージカル”と言われていますが、まさにそんな雰囲気に包まれていました。また、静岡のお客様に出会えるのは楽しみです」
玉城「静岡市民会館は、小学校の合唱の発表会などで行く、特別な場所でした。そんな会館で上演出来ることは、とても嬉しい。地元静岡公演となると、学生時代の友達も、みんなで観に来てくれる。本当にありがたいです。一人でも多くの静岡県の方に観にいらしていただきたいと思いますので、精一杯頑張ります」
最後はスポーツニッポン静岡支局へ向かい新聞取材に応じました。
玉城「名曲中の名曲が次々登場します。地元の友達にも観に来てほしい」
増本「声をあげて笑える作品。面白いこと間違いなしです。若い人にも観に来てほしい」
と、本作の魅力を存分にアピールしました。

スポーツニッポン静岡支局にて
一足先に広島・静岡にハッピーを届けた三人。今後O.A.される番組を、ぜひお楽しみに。
詳細は決定次第、当オフィシャルウェブサイト「メディアなびgation」コーナーにてお伝えいたします。
もうすぐ春!この季節にぴったりの、明るく前向きな気持ちになれるミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』。ぜひ大好きな人を誘って、劇場にお越しください。
『クレイジー・フォー・ユー』全国公演プロモーションビデオ
『クレイジー・フォー・ユー』
全国公演絶賛巡演中!
チケットのお求めはコチラ>>
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2月26日(土)、27日(日)と四季芸術センター(横浜市・あざみ野)にて2011年劇団四季オーディションが開催されました。

27日に行われた本選の様子
今回のオーディションは事前に書類審査を通過した188名(男性45名、女性143名)が参加。26日に行われた予選を通った92名が翌27日の本選に挑みました。
今年度はストレートプレイ演目の上演を充実させることもあり、受験者の中には若者だけでなく、即戦力となる舞台経験者の姿も見られました。
本選開始前、劇団四季代表・浅利慶太より受験者に向け激励の言葉が掛けられました。
「四季は57年続く劇団です。この間途絶えることなくお客様に足を運んでいただいている。それは台本にある台詞を大切にし、作家が生み出した言葉を正確にお客様に伝えてきたからです。
そのために四季に入ったら呼吸法・母音法・フレージング法という発声法を訓練していただくことになります。今は出来なくていい。入ってから学んでください。ですから今日はリラックスしていつもの皆さんを見せてください」
その言葉にはっきりとした声で「はい」と返した受験者たち。
会場に緊張感が走る中、ダンスコースからオーディションがスタートしました。続くバレエコース、歌唱コース、演技コースでも各々がその技術と個性を披露していきます。

一方、審査席には四季の舞台の第一線に立つ俳優たちが揃います。現役の厳しい目線で受験者を見つめ、志を共にする未来の仲間を探す姿がありました。
こうして2日間に渡るオーディションが終了。今後、厳正な審査が行われ合否が発表されます。
夢を追い続ける多くの舞台人へ――。劇団四季にはどこよりもチャンスがあります。
今回の受験者の中からも将来、照明を浴び客席からの喝采を受ける夢を現実させるものが現れることでしょう。
現在、全国巡演中の『エルコスの祈り』カンパニー。全国各地の感動をお届けしているその裏には、俳優とともに一丸となって舞台を創りあげているスタッフの姿があります。そんなスタッフからみた作品の魅力や全国ツアーならではのエピソードをご紹介します。
音響:柴田 剛
音楽の魅力――
『エルコスの祈り』には多彩な音楽がたくさんつまっています。
まずは、規則に固められ個性のない子どもたちが通うユートピア学園を表した「ユートピア学園のテーマ」から始まり、子どもたちとエルコスの心の交流を描く「エルコスはマジシャン」が明るくリズミカルに繰り広げられます。そして次に歌われるナンバーは、明るい雰囲気とは一転、悲観にあけくれた三人組の教師が歌う演歌調の「手ぐねひいて」。
この辺りから、クライマックスに向け臨場感のあるシーンとなっていきます。ラストはエルコスが歌う「忘却の湖」と「私はロボット」。“生きる喜び”や“命の大切さ”を語りかけていくこのナンバーが歌われると、会場全体が感動に包まれていくのがこちらまで伝わってきます。
また、『エルコスの祈り』は、メロディラインもきれいですが、ベースラインもよく聞いてみるとまた一味違った楽しさを感じることができると思います。

「ユートピア学園のテーマ」(写真左)/「エルコスはマジシャン」(写真右)
『エルコスの祈り』カンパニーのトリビア――
開演前になると、私たち音響スタッフは俳優たちが使用しているワイヤレスマイクのチェックをするのですが、いつも一番最初に来てくれる俳優は誰だと思いますか?
答えは、カンパニー全体の責任者である“公演委員長”。自分のチェックを一番に済ませ、その後はカンパニー全体の準備を温かく見守ってくださっているのだと思います。
このように俳優・スタッフともに協力し合うことで、全国各地、どこで公演を行っても毎回同じ感動をお届けすることができるのです。

『エルコスの祈り』の多彩な音楽はとても魅力的です。
これからご覧になるお客様へ――
笑いあり感動ありの『エルコスの祈り』は、あっという間に2時間が過ぎてしまう作品です。心温まる舞台を一人でも多くのお客様に観ていただくため、俳優・スタッフ一同毎日頑張っています。是非、お近くの劇場に、ユートピア学園に、遊びに来てください。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。

最後は「語りかけよう」を出演者とお客様で大合唱。是非、劇場で一緒に歌いましょう!
『エルコスの祈り』3月の公演地情報 □3月6日(日) 16時開演 宇和島公演(愛媛) 宇和島市立南予文化会館 □3月13日(日)15時半開演 唐津公演(佐賀) 唐津市民会館 □3月19日(土)17時半開演 志布志公演(鹿児島) 志布志市文化会館 □3月20日(日)17時半開演 鹿児島公演(鹿児島) 鹿児島市民文化ホール(第1) □3月21日(月・祝)17時開演 長島町公演(鹿児島) 長島町文化ホール |
『エルコスの祈り』
全国巡演中
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2月19日(土)ミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』全国ツアーが開幕しました。この日を皮切りに全国60ヵ所以上を巡り各地で公演が行われます。

初日カーテンコールの様子
初日の公演地となったのは神奈川・相模大野グリーンホール。開場と共に客席はお客様で埋め尽くされ、熱気に包まれていました。
舞台の幕が開き珠玉のラブコメディが始まると、一曲ごとに拍手、そして数々のコミカルなシーンには、お客様の笑い声が客席中に響き渡ります。迎えたカーテンコールではいつまでも拍手が鳴りやむことなく、一度閉じた幕が再び開くと客席はオールスタンディングに。熱狂的な光景の初日となりました。

一幕冒頭、ボビーとフォーリーズ・ガールズが歌う「I Can't Be Bothered Now」の1シーン
かつてロンドンミュージカルに台頭されブロードウェイミュージカルの元気がなかった時代に生まれた本作。“辛い時こそ明るく”といったメッセージとアメリカの魂が込められたこの作品は絶賛を受け、ブロードウェイミュージカルが息を吹き返す救世主的な存在を担ったと言われています。アメリカを代表する作曲家ガーシュウィンのジャジーなナンバー、抱腹絶倒のコミカルシーン、1930年代の“古き良きアメリカ”を映し出した舞台装置、振付家スーザン・ストローマンが作り上げた小道具使った斬新なダンス。そして珠玉のラブロマンス。これぞ『クレイジー・フォー・ユー』の世界。誰もが幸せになれる物語が、ここにあります。

初日カーテンコールの様子
| ご来場のお客様からの感想
★『クレイジー・フォー・ユー』はミュージカルを大好きになるきっかけをくれた作品。どのシーンもナンバーも大好きですが、いつも強気なポリーが寂しそうに歌う「But Not for Me」では涙がでてしまいました。(女性) ☆一幕終わりのナンバー「I Got Rhythm」は圧巻。男性キャストが一列に並んでタップを踏むシーンが最高にかっこいいです!(女性) ★ボビーがニューヨークのネオン街で歌う「I Can't Be Bothered Now」が大好きです。観ているとウキウキしてくるんです!(女性) ☆初めて観ましたが華やかで、所々に笑えるシーンがあってとにかく楽しかったです。ボビーみたいにいつも明るい素敵な男性になりたいと考えながら観ていました。自分もステップを踏みたくなってしまいますね(男性) |

ツアー会場ではオリジナルグッズも販売中!ツアー限定商品のバッグも登場しました。
厳しい冬もあと少し、とびきりハッピーなミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』が皆さまの心に春を届けにやってきます。ぜひ大好きな人と一緒に、お近くの劇場にお越しください。
『クレイジー・フォー・ユー』全国公演プロモーションビデオ
『クレイジー・フォー・ユー』
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現在、全国巡演中の『エルコスの祈り』カンパニー。全国各地の感動をお届けしているその裏には、俳優とともに一丸となって舞台を創りあげているスタッフの姿があります。そんなスタッフからみた作品の魅力や全国ツアーならではのエピソードをご紹介します。
照明担当・前川美里
照明のみどころや特徴――
照明機材の前には、スクローラー(カラーフィルターを貼り合わせたロールが入っている色を変えられる機材)という機材がついています。この機材は、劇団四季が上演しているほとんどの演目で使用されているものです。一般的には照明の明りが消えている間に、お客様が分からないよう次の色に変更するのですが、『エルコスの祈り』での使い方は少し違います。歌に合わせて色を変化させたり、音に合わせてクルクルと変化させたり、と明かりがついたまま色を変えるシーンが沢山存在します。
照明で登場人物のテーマカラーを表現しているシーンもあるので、是非「色」に注目してみてください。

同じ曲の中でも色鮮やかに照明が変化します。
全国ツアーならではのエピソード――
ツアーは全国の色々な土地に行くので、歓迎会を開いてくださったり、きれいな星空を見せていただいたり、その土地ならではの美味しい食事を食べたせていただいたりと、地元の方に支えられながら公演を行っています。
また、全国ツアーというだけあって毎回違う劇場で公演を行います。そうなると、大きさも様々。劇場に合わせて、セットを飾ったり、明かりを作ったり、音を合せたりしています。言ってみれば、ツアー公演はその土地限定の『エルコスの祈り』なのです。

「色」を使って、登場人物のキャラクターや様々な場面を表現していきます。
これからご覧になるお客様へメッセージ――
『エルコスの祈り』はとても温かい気持ちになれる作品です。
一人一人が特別であり、生きていることは素晴らしいというエルコスのメッセージが多くの方に届くことを願っています。私たちスタッフも、お客様に喜んでいただけるよう精一杯やっていきますので、是非、観にいらしてください。

人間の心を持ったエルコスが、みなさんの街へやってきます!是非、あなたの心でエルコスの優しさを感じてみてください。
本日19日より全国ツアーをスタートさせるミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』。前日18日、初日を迎えるグリーンホール相模大野にて公開最終通し稽古が行われました。

これまであざみ野の稽古場、そして16日からは初日の舞台となる会館へと移動し舞台上での稽古を続けて来たカンパニー。最終稽古当日、舞台上に組まれたセットを前に技術スタッフ達が舞台装置の最終チェックを行っていました。一方俳優たちも本番と同じように衣裳メイクを身につけ準備は万端です。この日は、本番の流れ通りに1幕・2幕通しで舞台を進行。劇団関係者や各地のマスコミも駆けつけ、初演当時から主役のボビーを演じ今回も振付の指導を担当してきた俳優の加藤敬二も揃い、稽古が開始されました。

“アメリカの魂”ガーシュウィン作曲の音楽が流れ出し幕が開くと、舞台は1930年代のニューヨークへ。一人の青年がとびきりの笑顔で登場します。
彼の名前はボビー・チャイルド。仕事より婚約者より何よりもダンスを愛するボビーの頭の中は新しい振り付けを考えることでいっぱい。しかしある日、ダンスにも勝る、もっとも愛すべき存在に出会ってしまいます。それはポリーという一人の女性。銀行の持ち主である母親の言いつけで嫌々田舎町デッドロックの劇場を差し押さえに行ったボビーは、その劇場の娘ポリーに、恋をしてしまうのです。
ポリーにどうにか振り向いてもらいたいボビーですが、差し押さえのことを知られ嫌われてしまいます。愛するポリーを振り向かせるには・・・。ボビーとポリーのドタバタラブコメディが始まります。

通し稽古終了後、加藤から最終的なアドバイスが。
ターンやステップひとつをとっても細かい指導がなされ、加藤が本作の初演当時ブロードウェイで教わった振り一つひとつの意味をカンパニーに伝えていきます。その言葉を基に最後の最後まで練習を繰り返したカンパニー。いよいよ始まる全国ツアーに向けての準備は整いました。
あなたの街に、最高に幸せになれるこのミュージカルがやってきます。どうぞ大好きな人を誘ってお近くの劇場までお越しください。きっと笑顔になれるはず――。
『クレイジー・フォー・ユー』全国公演プロモーションビデオ
『クレイジー・フォー・ユー』
全国公演
2月19日(土)スタート!
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4月29日(金・祝)1:00公演の発売における大きな反響を受け、下記のとおり追加公演を決定いたしました。
□追加公演:4月28日(木)18:30開演 オリンパスホール八王子 □発売日 :一般発売 3月13(日) 午前10時より ※「四季の会」会員先行予約初日は、専用劇場チケットボックスでの発売は正午(12時)からとなります。 |
『クレイジー・フォー・ユー』
全国公演
2月19日(土)スタート!
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現在「こころの劇場」としてツアー巡演中のミュージカル『嵐の中の子どもたち』。
2月9日(水)、10日(木)の2日間、ツアー最南端の地・石垣島にて公演が行われました。今回は公演前に行われたセミナー、沖縄で初の開催となった「美しい日本語の話し方教室」の様子も併せて石垣公演をレポートします。
―2月6日(日) 石垣島到着、セミナーを開催―
6日(日)、『嵐の中の子どもたち』カンパニーは石垣市に到着。
公演を前に石垣の子どもたち約50名を募ったセミナーが石垣青少年の家体育館にて開かれました。セミナーのメニューは本作出演俳優が教える、歌、そしてダンスのレッスンです。普段俳優たちが大切にしている、“歌詞や振付に込められた意味を演じる側が理解し、お客様に伝えることの大切さ”を踏まえてのレッスンとなりました。
まずは歌の練習から開始。劇団四季独自の“呼吸法”を用いてのレッスンが行われました。子どもたちは初めて行う呼吸法に最初は慣れない様子でしたが、俳優たちのアドバイスを聞きながら一生懸命に歌う姿が印象的でした。

セミナーの様子。俳優と子どもたちが一丸となり、歌とダンスにチャレンジしました
振付は3つのチームに分かれて練習。一つひとつの振りに込められた意味を意識しながらの練習後には発表会が開かれました。俳優と子どもたちで考えたオリジナル振付も披露され、それぞれ個性のある振付で、どのチームも抜群のチームワークを発揮。俳優も子どもたちもその出来に満面の笑みを見せていました。
セミナーの最後には俳優への質問コーナーが設けられ、「趣味は何ですか?」「四季に入団したきっかけは?」といった質問が子どもたちから投げかけられます。
「どうしたら四季に入れますか?」
という質問には、本作で校長先生役を務める久居史子より
「継続は力なり。夢に向かって努力し続ける情熱が大事です」
といった回答があるなど、俳優それぞれの思いが熱く語られました。
―2月7日(月) 沖縄で初めての「美しい日本語の話し方教室」開催―
翌7日(月)、石垣市立新川小学校5年1組、2組を対象に「美しい日本語の話し方教室」が行われました。
「美しい日本語の話し方教室」とは、劇団四季の俳優が台詞を話す際に用いる“母音法”という発声法を学ぶ授業。これを普段の話し方にも応用することで、より美しい日本語を話せるようになるというものです。通常は都内・横浜近辺の小学生を対象に行われている授業で、このたび沖縄で初めての開催となりました。

初めての「美しい日本語の話し方教室」を受ける子どもたちの様子
窓から海が見える開放感満点の教室で、俳優3名(長谷川浩司、島村幸大、脇野綾弓)による授業が行われました。俳優が「おはようございます!」と呼びかけると、子どもたちからはまるで校舎の外にまで響き渡るのような大きな声で「おはようございます!」と返ってきました。
―2月8日(火) フェリーに乗り、竹富島へ―
8日(火)には石垣島からフェリーで15分のところにある竹富島へ。
平屋で赤い屋根瓦の家屋といったような、いわゆる“沖縄の原風景”が広がる島で、竹富小中学校の生徒を対象にした「美しい日本語の話し方教室」が開かれました。

俳優3名(竹内一樹、小出敏英、久居史子)による授業の様子。こどもたちは「あいうえお」や「おはようございます」と例題を元気よく発声していました
―2月9日(水)・10日(木) 『嵐の中の子どもたち』公演当日―
いよいよ訪れた9日(水)・10日(木)の公演当日。 一般公演の9日(水)では、開場前の入り口前にお客様の行列ができ、島の皆様がこの公演を楽しみに待っていてくれたことが伺えました。また、カーテンコールでは本作のテーマソング「すてきな仲間」を歌う子どもたちの歌声が聞こえ、終演後俳優たちがお見送りを行ったロビーでは「今年も楽しかったよ」「来年もまた来てね」「感動した」と声援を送る方や、「すてきな仲間」を歌いながら帰る子どもたちの姿が見られました。

9日の公演の様子。開演前の会場(石垣市民会館)には開場を待つ長蛇の列が。終演後はロビーで俳優達がお客様をお見送りしました
10日(木)の公演は石垣市、竹富町の小学生招待公演。8日(火)に『美しい日本語の話し方教室』を受けた竹富島の子どもたちもフェリーに乗って石垣島の会場にやってきました。初めはざわついていた客席も開演すると静まり返り、集中して観劇する子どもたち。ナンバーに合わせて手拍子が入るなど、子どもたちは作品を楽しんだ様子で、俳優が客席から出るときにはハイタッチするシーンも見られました。

10日の公演の様子。カーテンコールでは俳優が客席に降りて子どもたちと一緒に「素敵な仲間」を合唱しました
――こうしてツアー最南端の地・石垣島での公演の幕が閉じ、『嵐の中の子どもたち』全国ツアーも残すところあと少しとなりました。
3月27日(日)の千秋楽まで全力で走り続けるミュージカル『嵐の中の子どもたち』をどうぞお見逃しなく!
『嵐の中の子どもたち』プロモーションビデオ
『嵐の中の子どもたち』
全国ツアー巡演中
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2月19日(土)から全国ツアー公演をスタートさせるミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』。
2月10日(木)四季芸術センターにて、全国各地のマスコミに向けた公開稽古が行われました。今回は、初日を直前に控え緊迫感溢れるその様子を、稽古後に行われた主演二人のインタビューを折り交えながらお伝えします。

マスコミに公開された稽古の様子
『クレイジー・フォー・ユー』は1930年代の古き良きアメリカのショービジネス界を背景に、明るく・楽しく、そして自分の想いに真っ直ぐ生きたひと組の男女のラブストーリーを描いた作品です。
まずは、主人公のひとりボビーを演じる荒川 務が踊り子たちを引き連れて登場。ボビーを演じて18年目、今や劇団を代表する俳優のひとりである荒川は、貫禄の舞台さばき。本場ニューヨークで練習を積んだタップダンスにも磨きがかかり、シューズの軽やかな音が稽古場に鳴り響くと、空気が一気に華やぎます。

主人公のひとりボビーを演じる荒川 務が踊り子たちを引き連れて登場
荒川「僕はハリウッド・ミュージカル映画の立役者であるフレッド・アステアに憧れてこの世界に入りました。その意味で、ボビーという役は僕をいつも初心に立ち戻らせてくれる、そして、ともに成長させてくれる大切な役柄です。ガーシュウィンの音楽も和田 誠さんの詞も、歌い込むうちにますます体にマッチしてくる感覚があります。一度観劇されたことがある方にも、“今の僕のボビー”を是非ご覧になって欲しいですね」
続いて、ヒロインのポリー役のひとり秋 夢子がソロボーカルを披露。力強くもどこか儚さをはらんだ高音部の伸びのある歌声と、ジャジーなガーシュウィンの楽曲の相性は抜群。スケールの大きさを感じさせます。

ヒロインのポリー役のひとり秋 夢子がソロボーカルを披露
秋「ポリーは金鉱の町の唯一の女性であり、町の男性たちの母として娘として、みんなに元気を与える女性。その豊かな情感をコメディという枠の中で演じるのは難しくもありますが、今からとても楽しみです」
そして、劇中の見所のひとつである、ボビーとポリーが初めて心を通わせるナンバー『Shall We Dance?』にも新たな息吹が吹きこまれます。大人の男性としての大らかさと奔放な少年性を併せ持つボビーが、エネルギッシュな中にも繊細さを持ったポリーを包み込むようにリード。ワンシーンの間に、ポリーがボビーに惹かれていく心境が手に取るように伝わってきます。

『Shall We Dance?』のワンシーン
また、『クレイジー・フォー・ユー』の魅力は主役のふたりだけではありません。圧巻だったのが、一幕のクライマックスである『I Got Rhythm』。20名にも及ぶキャストたちがそれぞれ個性溢れるキャラクターを演じているかと思えば、息の合ったコンビネーションで魅了します。屋根の上に飛び乗る若者がいれば、トタンの上でタップを踏む踊り子たち。それに合わせて、のこぎりやスコップでリズムを刻む熟練の鉱夫。アンサンブルに個性を与え、小道具や舞台を立体的に使った振付・演出は、ブロードウェイを代表する才能であるマイク・オクレントとスーザン・ストローマン夫妻が作り上げた、まさに芸術です。

一幕クライマックスの『I Got Rhythm』では様々な小道具が登場し圧巻のダンスを披露します
荒川「ボビーとポリーが出会い、そして恋に落ち、結ばれる。ストーリーは単純明快ではありますが、ストーリーと音楽・ダンスが絡まりあう中で、周囲の人々も巻き込んで舞台全体が高まっていく。その独特のダイナミズムを感じて欲しいですね」
秋「もともとジャズが好きな私にとって、ガーシュウィンの楽曲を歌えることは光栄です。特に『Someone To Watch Over Me』はとても好きな曲なので、大切に歌っていきたいです。とにかく自然体で、笑顔で、前向きに、私なりのポリーを演じられたらと思います」

稽古終了後に行われたインタビューの様子
寂れた金鉱の町が、恋物語と華麗なショーによって活力を取り戻していく『クレイジー・フォー・ユー』。不況といわれる中、ショービジネスの熱気が日本全国各地にエネルギーを与え元気にしていくはずです!
『クレイジー・フォー・ユー』全国公演プロモーションビデオ
『クレイジー・フォー・ユー』
全国公演
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5月から始まった『エルコスの祈り』全国ツアーは早くも9ヵ月目に突入し、残すところ、あと1カ月となりました。
そんな2月初旬、エルコス役の五所真理子とジョン役の中村 匠が2月20日(日)の福山公演(於:リーデンローズ大ホール)に先駆けて広島市内を訪れました。
朝、広島駅についた2人は、まずその足で広島平和記念資料館へ向かいました。戦争の歴史と実相について描かれた劇団四季の作品『ミュージカル南十字星』の制作時に、勉強のため何度か訪れている中村。生まれて初めて広島にきた五所は、中村の話を聞きながら、原爆ドームや平和公園などを見て回りました。
ツアーで全国各地を日々移動していると、どうしても野菜が不足しがちに。そんな2人は、お昼ご飯に、キャベツや野菜がたくさん入っている「広島風お好み焼き」を選びました。写真を撮ったり、熱々のお好み焼きを頬張りながら、大満足の中村と五所。
つかの間の“広島”を満喫した2人はリフレッシュし、パワー全開で取材地へと向かいました。

広島を訪れた五所真理子(写真左)中村 匠(写真右)。/二人は広島風お好み焼きを堪能しました。
中国新聞、RCCラジオ、NHKラジオに伺い、観どころや役どころについてなど、インタビューに精力的に答えてゆきます。
この日、白い洋服を着ていた五所に、「本物のエルコスみたい!」と記者やパーソナリティの方々がコメント。緊張気味だった五所の表情も、それによってほころび、エルコスを演じる時、ロボットらしく見えるよう首の動き、走り方、生身の人間ぽくならないように気をつけているなど、この役ならではの演技について笑顔で話していました。
「エルコスはスーパーポジティブな女の子のロボットなので、役から教わる事も多いですね!」(五所真理子)
「いろいろ暗いニュースが多いですが、ささくれ立った心が温かく包まれるような作品です。劇団四季の全作品には共通しているテーマがあります。それは、『人生は生きるに値する』というもの。僕たちも、皆さんに『明日もがんばろう!』と思って頂けるよう、感動をお届けしたいと思っています」(中村 匠)

マスコミ各社で取材を受ける様子。
『エルコスの祈り』全国ツアーでは、エルコスをはじめ、物語の中心となる「ユートピア学園」の子どもたちが、皆様のお近くの街へ心温まるメッセージをお届けして参ります。エルコスとジョン、子どもたちに会いに、ぜひ会いに来て下さい!福山でお待ちしております!!
『エルコスの祈り』福山公演に向けた出演者からのメッセージVTR
『エルコスの祈り』
全国巡演中
2月19日(土)に全国ツアー公演のスタートを控えたミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』。現在開幕に向けた稽古が進んでいます。

本作の四季による日本初演時(1993年)にはちょっとしたエピソードが。俳優5人がブロードウェイへと飛び、登場人物約30人分の振りや演出を覚えて日本に帰り稽古を行ったのです。その5人のうちの1人が、四季のトップダンサー・加藤敬二。今回の稽古も加藤を中心に進められています。
この日は2幕を中心に稽古を開始。ワンシーンごとに細かく稽古が進みます。
本作といえばタップダンスをはじめとした創作性に富んだダンスシーン、ユーモラスな芝居、そしてアメリカの魂と称される作曲家ガーシュウィンのナンバーが印象的。
2幕冒頭のナンバー「THE REAL AMERICAN FOLK SONG IS A RAG」が響き出し酒場での陽気なシーンが始まると稽古場は一気に古き良き時代のアメリカへ・・・。
「アメリカ人の粋でかっこいい動きを意識して。ただのお祭り騒ぎではなくアメリカンフィーリングを醸し出すように。幼稚にならないように」
と加藤が俳優たちに声をかけます。
ブロードウェイ初演当時、ロンドン産ミュージカルに押され気味だったブロードウェイミュージカルが勢力を盛り返す“革命の始まり”とも評された本作には随所にアメリカの魂が込められているのです。

加藤は自身の体にしみ込まれた全登場人物の動きを細かく指導していき、その厳しい稽古に、俳優たちの稽古着が徐々に汗で滲んでいきます。
椅子を高く積み上げて行われるシーンでは俳優それぞれがどの椅子を持つかが決められており瞬時に椅子が積み上げられます。その高さは相当なもので椅子の上に立つ俳優も初めは“恐る恐る”といった表情。またコミカルなシーンも多い本作では稽古中笑いが起こる場面もしばしばあり、稽古場は緊張感の中にも本作らしい明るい雰囲気が漂っていました。
こうして徐々に『クレイジー・フォー・ユー』の世界が作り上げられています。

――物語の舞台は1930年代アメリカ。ニューヨークっ子のボビー・チャイルドは何よりもダンスが大好き。家業の銀行を継がせたい母親や、婚約者のアイリーンなどお構いなしで今日もウキウキ劇場へ。そんな様子を見かねた母親に言いつけられ、ボビーはネバダ州デッドロックまで古びた劇場を差し押さえに行くことに。しかし、あろうことか劇場のオーナーの娘ポリーに恋をしてしまい、愛するポリーのため劇場再建の計画を立て始めます・・・。
どんな時も底なしに明るいボビー、男勝りで何事にも一生懸命なポリー、そんな2人を取り巻く個性豊かな人々が歌とダンスとユーモアたっぷりの芝居でお届けする『クレイジー・フォー・ユー』。きっとあなたも笑顔になれる、愛に溢れた作品が2011年、全国を巡ります。この機会をどうぞお見逃しなく!
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『クレイジー・フォー・ユー』
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2月19日(土)スタート!
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去る1月21日、「こころの劇場」を支えてくださっている沖縄ブロック協賛各社の代表者が沖縄県知事・仲井眞弘多(なかいま ひろかず)氏を訪問し、『嵐の中の子どもたち』の招待目録が贈呈されました。

贈呈式の様子。左から沖縄電力・池宮常務、劇団四季・佐々木副会長、仲井眞県知事、琉球銀行・大城頭取、日本トランスオーシャン航空・青木社長、那覇空港ビルディング・赤嶺部長、沖縄セルラー電話・北川社長、サンエー・上地社長
2010年度沖縄県下では、石垣・宮古島を含め5都市で「こころの劇場」を実施し、合計7,200名の児童を招待します。
子どもたちを代表して招待目録を受け取られた仲井眞知事からは
「教育にも勉強にも良い『こころの劇場』をどうか末永く続けていただきたい」
と言葉があり、また協賛企業の皆様からも
「子どもたちの夢と希望、そして笑顔のため、この事業の支援を続けていきたい」
といった声もあがるなど、終始和やかに執り行われた式となりました。
「こころの劇場」『嵐の中の子どもたち』沖縄公演は2月2日浦添公演を皮切りにスタートします。
石垣(2/9)、宜野湾(2/13)では一般公演も実施いたします。ご家族や、お友達をお誘い合わせのうえ、ぜひ劇場へお越しください!
(注:宮古島公演は12月に終了しました)
『嵐の中の子どもたち』プロモーションビデオ
『嵐の中の子どもたち』
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2月19日(土)から全国公演がスタートする『クレイジー・フォー・ユー』。開幕を前に、初演の93年からボビー役を演じてきた荒川 務が静岡を訪れ、現地の取材に応じました。
1月25日(火)。静岡へ向かう新幹線の中から富士山がくっきりと眺められ、ハッピーな一日を予感させます。
静岡に到着した荒川は、現地放送局のSBS本社に到着。まずは、SBSラジオの朝の人気番組「朝だす!〜情報3枚おろし」のコーナーの収録が行われました。

収録の様子/パーソナリティの大石岳志さん(写真左)と荒川 務(写真右)
まだ観劇をしたことがないというパーソナリティの大石岳志さんに、『クレイジー・フォー・ユー』のストーリーや魅力を語ります。本番中のエピソードを聞かれた荒川は、
「砂漠の街デッドロックに到着した直後に倒れるシーンがあるのですが、気づくと床が汗で水溜りのようになるんです」
と裏話を披露。驚く大石さんに、
「この作品は、ダンスナンバーが満載。舞台裏でも早替えなど常に動いているので、ボビーはそのシーンでやっと静止できるんです。すると、一気に汗が噴き出てくるんですよ」
と説明しました。(1月26日放送)
続いて、静岡新聞のインタビューにも応じます。

「フレッド・アステアという往年のミュージカル映画のスターに憧れてこの世界に入りました。『クレイジー・フォー・ユー』の振り付けはフレッド・アステアの雰囲気があり、踊っていると、俳優を目指したときの情熱を思い出します」
と荒川は噛みしめるように語り、本作への想いが詰まったインタビューとなりました。
この日最後は、SBS静岡放送の人気番組「Sole いいね!」の収録へ。収録では河内優美子リポーターに『クレイジー・フォー・ユー』のタップシーンを披露する一面もあり、小粋なリズムがスタジオに響き渡りました。

河内リポーターに『クレイジー・フォー・ユー』で披露されるタップをレクチャー!
軽快なタップに魅了された様子の河内リポーターは
「番組リポーターとして多くの方に観劇していただけるよう、『クレイジー・フォー・ユー』の魅力を伝えていきたい」
と熱く語る場面も。
放送日は決まり次第、当ウェブサイトで告知させていただきます。
こうして1日静岡で行われた取材も終了。『クレイジー・フォー・ユー』全国公演は2月19日(土)スタートします。静岡を初め全国各地に舞い降りる、愛と笑いに満ちたラブコメディーの決定版『クレイジー・フォー・ユー』をどうぞお見逃しなく!!!
| 静岡公演スケジュール 3/5(土)冨士 ロゼシアター(冨士市文化会館)大ホール 3/6(日)沼津 沼津市民文化センター 大ホール 3/7(月)・8(火)浜松 アクトシティ浜松 大ホール 3/17(木)〜21(月)静岡 静岡市民文化会館 中ホール |
『クレイジー・フォー・ユー』全国公演プロモーションビデオ
『クレイジー・フォー・ユー』
全国公演
2月19日(土)スタート!
現在「こころの劇場」として全国ツアー中の『嵐の中の子どもたち』。
日ごろミュージカルに触れる機会の少ない子どもたちにも作品を通し生きる喜びを伝えたい、そのような思いから離島にまで足をのばし全国各地で公演を続けています。
その「こころの劇場」の旅も残すところあとわずかに。いよいよ3月末にファイナルを迎えます。千秋楽まで、約2カ月。『嵐の中の子どもたち』カンパニーの旅は最後まで全力で続きます。
そんなカンパニーを代表して、本作に出演中の竹内一樹、小出敏英、久居史子から皆様へ向けてのメッセージが届きました。どうぞご覧ください。
『嵐の中の子どもたち』出演者からのメッセージ
『嵐の中の子どもたち』
全国公演巡演中
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「ラ・アルプ」1月号ならびに劇団四季オフィシャルウェブサイトにて発表いたしておりました『コンタクト』名古屋公演は、ミュージカル『赤毛のアン』の公演期間延長に伴い、上演を見送らせていただくこととなりました。何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
『コンタクト』の上演を楽しみにされていた皆様には深くお詫び申し上げると共に、今後とも劇団四季にご支援を賜りますようお願い申し上げます。
| 『赤毛のアン』名古屋公演【延長公演】
□公演期間 : 2011年4月6日(水)〜17日(日) □発売日 :一般発売 2月19日(土) |
ミュージカル『赤毛のアン』名古屋公演
新名古屋ミュージカル劇場
2011年2月20日(日)開幕!
2月20日(日)〜4月3日(日)まで好評発売中!
1月5日(水)、全国ツアー巡演中のミュージカル『エルコスの祈り』が、2011年第一回目の公演として、東京都「文京シビックホール」にて上演されました。
正月があけたばかりとあって、この日は親子のみならず、おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に来場する子どもの姿も多く見られます。

開場前から、ホールの前には長蛇の列が。冬休み真っ最中の子どもたちで大変な賑わいを見せました。
時は50年後の未来。親や先生、友達にも見放され、夢や希望を失った子どもたちが集まる学校「ユートピア学園」に、心を持った人間型ロボット「エルコス」がやってきました。
「どんな時代にも、どんなことに出会っても、決してほほえみを忘れず、豊かな心を持って生きていける人間になってほしい」
エルコスは、科学者ストーン博士がこの願いを込め、人間の女の子そっくりに作りだしたスーパーロボットです。
個性を奪うような厳しい規律の中で生活する子どもたち一人ひとりに、優しく語りかけていくエルコス。子どもたちは次第に、忘れていた感謝の気持ちや笑顔を取り戻していくのですが・・・。

出演者と握手をする子どもたちの様子。
個性的なキャラクターや、躍動感のあるダンスでみるみる物語に引き込まれていく子どもたち。劇中では絶えず笑い声が響きわたります。エルコスの優しさに会場全体が包み込まれると、客席からは盛大な拍手が送られました。カーテンコールでは自然と手拍子が起こり、テーマソング「語りかけよう」を全員で歌いました。
終演後ロビーでは、出演者によるお見送りが行われました。お客様は笑顔に溢れ、中には心優しいエルコスに憧れを抱いたのか、「エルコスになりたいです!」と、握手をする姿も見られました。
――ご来場いただいたお客様の声――

お母様:「小学校6年生の時に、ニッセイ名作劇場で初めて『エルコスの祈り』を観ました。その時の感動が忘れられなくて、将来、子どもと一緒に来るのが夢でした。今日やっとその夢が叶い大変嬉しく思います。
子どもが初めてエルコスに出会ったのは、NHKの放送です。それからエルコスが大好きになり、いつも家で歌ったり踊ったりしていました。今日は、感動して涙を見せていましたが、『あくびしちゃった!』とごまかしていました(笑)」
お子様:「エルコスの優しくて、歌と踊りが上手なところが大好きです!」
子どもたちの心を豊かにするため誕生したロボット・エルコス。危険を顧みず、子どもたちに全身全霊で向かい合うその姿は、子どもだけでなく大人の心にも、“忘れてしまった大切な何か”を訴えかけます。ぜひ、ご家族揃って『エルコスの祈り』をご観劇ください。
『エルコスの祈り』東海地区公演の詳細 □1月7日(金) 18時30分開演 四日市市文化会館 第1ホール □1月8日(土) 18時開演 アイプラザ豊橋 □1月9日(日) 17時開演 中津川文化会館 □1月10日(月・祝) 17時30分開演 みよし市文化センターサンアート 大ホール □1月12日(水)・13日(木) 両日18時30分開演 名古屋市青少年文化センター アートピアホール |
『エルコスの祈り』
全国巡演中
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現在、「こころの劇場」として全国を巡演中のミュージカル『嵐の中の子どもたち』。演劇を通じ、日本中の子どもたちに感動を届けるこのツアーは2011年も続きます。そんな『嵐の中の子どもたち』に出演中の俳優が、旅先からリレー形式で毎回1名ずつメッセージをお届けします!
最終回となる今回は、ボブ役の川島 創が登場しコメントリレーを締めくくります。
そしてコメントリレーの中では、2011年の初演となる青森公演、そして栗原公演を記念したキャンペーン企画も実施します。(詳細は下記をご覧ください)それではどうぞ楽しみください。
『嵐の中の子どもたち』ボブ役・川島 創からのコメント
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◆該当公演地 ◆キャンペーン参加方法 ◆注意事項 問い合わせ先:劇団四季仙台オフィス 022‐722‐5155 |
第1弾 竹内一樹からのコメントはコチラ>>
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『嵐の中の子どもたち』
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現在、「こころの劇場」として全国を巡演中のミュージカル『嵐の中の子どもたち』。演劇を通じ、日本中の子どもたちに感動を届けるこのツアーは2011年も続きます。そんな『嵐の中の子どもたち』に出演中の俳優が、旅先からリレー形式で毎回1名ずつメッセージをお届けします!
第6回目となる今回は、ビッキー役の豊田早季が登場します。
そしてコメントリレーの中では、2011年の初演となる青森公演、そして栗原公演を記念したキャンペーン企画も実施します。(詳細は下記をご覧ください)それではどうぞ楽しみください。
『嵐の中の子どもたち』ビッキー役・豊田早季からのコメント
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『嵐の中の子どもたち』
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現在、「こころの劇場」として全国を巡演中のミュージカル『嵐の中の子どもたち』。演劇を通じ、日本中の子どもたちに感動を届けるこのツアーは2011年も続きます。そんな『嵐の中の子どもたち』に出演中の俳優が、旅先からリレー形式で毎回1名ずつメッセージをお届けします!
第5回目となる今回は、子どもたちの中でも物知りな教授役の長谷川浩司が登場します。
そしてコメントリレーの中では、2011年の初演となる青森公演、そして栗原公演を記念したキャンペーン企画も実施します。(詳細は下記をご覧ください)それではどうぞ楽しみください。
『嵐の中の子どもたち』教授役・長谷川浩司からのコメント
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『嵐の中の子どもたち』
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現在、「こころの劇場」として全国を巡演中のミュージカル『嵐の中の子どもたち』。演劇を通じ、日本中の子どもたちに感動を届けるこのツアーは2011年も続きます。そんな『嵐の中の子どもたち』に出演中の俳優が、旅先からリレー形式で毎回1名ずつメッセージをお届けします!
第4回目となる今回は、ハミングバードの子どもたちが通う学校の校長先生役の久居史子が登場します。
そしてコメントリレーの中では、2011年の初演となる青森公演、そして栗原公演を記念したキャンペーン企画も実施します。(詳細は下記をご覧ください)それではどうぞ楽しみください。
『嵐の中の子どもたち』校長先生役・久居史子からのコメント
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『嵐の中の子どもたち』
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日本中の子どもたちに、演劇を通じて思いやりの心や仲間を信じる気持ち、命の大切さなど、人生に欠かせないメッセージを届ける劇団四季の活動「こころの劇場」全国ツアー公演。このツアーでは離島でも公演を行い、普段演劇に触れる機会の少ない子どもたちにも舞台の感動を届けています。今年度の「こころの劇場」作品『嵐の中の子どもたち』では、夏は北の離島・北海道利尻島へ、そしてこの冬は南の離島へ。
12月13日(月)鹿児島県奄美大島・16日(木)鹿児島県徳之島にて公演が行われました。公演レポートはコチラ>>
その後カンパニーはついに、沖縄入り。
12月19日(日)には沖縄県本島の宜野湾にてクリスマスチャリティー公演が行われました。
クリスマスチャリティー公演とは、日産労連NPOセンター「ゆうらいふ21」が主催となり、ハンディキャップを持った方々やそのご家族を招いて行われている公演です。

宜野湾で行われたチャリティー公演、カーテンコールの様子
実に5年ぶりの開催となった沖縄でのチャリティー公演。今回は787名のお客様が観劇されました。上演中は自然と会場から手拍子がおこったり、カーテンコールで俳優とお客様とが一緒に行う合唱が始まると、お客様も一緒に歌ったり踊ったり。大変な盛り上がりとなりました。
お客様が心から楽しむ姿を目に焼き付けて――。カンパニーは今回の島公演最後の地となる宮古島へと向かいます。
宮古島空港に着くと大きな垂れ幕を持った、公演の主催・宮古島市文化振興友の会の皆様の姿が。三線と太鼓、歌で、にぎやかに出迎えていただきました。

主催者の皆様(宮古島市文化振興友の会/「こころの劇場」沖縄ブロック協賛「日本トランスオーシャン航空」宮古支社)と空港にて記念撮影
島ではカンパニーを代表して俳優の竹内一樹と小出敏英が下地敏彦市長を表敬訪問し、出演俳優のサイン入りのパネルを贈呈。その夜には宮古島市文化振興友の会の皆様による歓迎会も催され、地元の方々との交流を深めました。

下地市長にパネルを贈呈する竹内一樹・小出敏英/観劇会で披露された琉球舞踊
また公演前にはミュージカルの楽しさを実際に味わってもらうため俳優によるセミナーも開催。約40名の子どもたちが参加しました。
セミナーではダンス班と歌班に分かれ、それぞれ俳優がレクチャーしながら本番さながらにミュージカル体験。始めは緊張の様子だった子どもたちでしたが時間がたつにつれ笑顔に。舞台上で習いたての振りや歌を披露し最後は記念撮影で締めくくられました。

セミナーの様子。出演者も全員参加し子どもたちにミュージカルの魅力を伝えました
そして迎えた22日(水)の公演。会館の前には開演を待つお客様でいっぱいとなり、満員御礼の中上演開始。今回も沖縄の子どもたちにとって島では見る機会のない機関車の登場にびっくりの様子で、目を輝かせて舞台上を見つめる姿がありました。終演後は出演俳優によるお見送りも行われ、大盛況の中公演の幕が閉じました。
こうして奄美大島から続いた鹿児島・沖縄での島公演を終えたカンパニー。お客様の笑顔を原動力に、今後も全国を巡るツアーは続きます。
18人の子どもたちが、嵐の中で団結し困難を乗り越えていく冒険ストーリー、『嵐の中の子どもたち』。お近くでの公演の際には、是非ご家族お揃いでこの物語に会いに来てください!
『嵐の中の子どもたち』
全国公演巡演中
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日本全国の子どもたちに演劇の感動を伝える「こころの劇場」事業として全国ツアー中のミュージカル『エルコスの祈り』にて、クリスマスチャリティー公演が行われました。

今年度のチャリティー公演の千秋楽を飾った文京公演の様子
この公演は日産労連NPOセンター「ゆうらいふ21」が主催となり、ハンディキャップを持った方々やそのご家族を招いて行われているもの。その活動は今年で35回を数え、今年度は北海道旭川を皮切りに全国22ヵ所での開催となりました。
チャリティー公演千秋楽となった12月22日の東京・文京公演(文京シビックホール)。
サンタクロースとトナカイがお客様をお出迎えし公演がスタートすると、物語の進行と共に客席のお客様は緊張の面持ちで舞台を見守ったり、笑い声や手拍子を送ったり。終盤のクライマックスシーンでは「エルコス!」「ジョン!」と登場人物を呼ぶ声も聴こえ、物語に入り込み楽しむ様子が伺えました。
終演後は出演俳優がロビーでお客様をお見送り。目の前に現れた俳優たちに声を上げて喜ぶお客様も見られ、終始賑やかな雰囲気に包まれながら千秋楽の幕が下りました。

終演後、出演者がロビーに揃いお客様をお見送り。笑顔で握手を交わしました
その後クリスマスチャリティー公演の成功を祝った打ち上げパーティーが開かれ、各代表から挨拶が述べられました。
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(写真上段左より)日産労連会長 高倉 明様/日産労連事務局長 郡司典好様/劇団四季代表 浅利慶太
(写真下段)パーティーでは俳優たちによる合唱も披露されました/全国各地から届いたお客様からの感想メッセージの展示スペースも
日産労連会長 高倉 明様
「今年も多くの方々に愛と感動を送ることができたと思っております。作品の持つ「語り合おう、君と共に手を取り合って生きていこう」といったメッセージは正に今、我々がしなければいけないことなのだと教えていただきました。この活動が人の心を豊かにし、そして我々の成長にもつなげていく。このような活動をこれからも更に充実させていき希望の持てる世の中を作っていきたいと思っております」
日産労連事務局長 郡司典好様
「今年も改めて一人一人の個性の大切さ、人を信じること、愛すること、助け合うこと、協力し合うことなど人が生きていく上でとても大切なことを感じました。心洗い流された思い、そして新たな希望を与えていただいた思いで一杯です。公演には劇団四季、ボランティア、多くの関係者とスタッフの方々にご尽力いただきました。御礼を申し上げます」
劇団四季代表 浅利慶太
「ハンディキャップをお持ちの方、そして介護をしていらっしゃるご家族の方も一緒に観てくださり、ほっとした一時を過ごしていただけるというのを大変嬉しく思っております。四季は年間3600回以上の公演を行っていますが、このチャリティー公演を一番大事にしています。これからも一生懸命やらせていただきます」
俳優代表 岡崎克哉
「多くの皆様方のご支援があり今日を向かえることができました。お客様と触れ合う中で知りましたが、このチャリティー公演が一年に一度の外出の機会という方もいらっしゃるそうです。作品を通して少しでも生きる喜びや人生の素晴らしさを感じていただけると嬉しく思います」
――『エルコスの祈り』はクリスマスチャリティー公演千秋楽後も引き続き、全国の子どもたちに演劇を届けるため「こころの劇場」全国ツアー公演を行っています。皆様も是非優しい心を持つロボット・エルコスとユートピア学園の子どもたちに会いに来てください!お近くの劇場でお待ちしています。
『エルコスの祈り』
全国巡演中
現在、「こころの劇場」として全国を巡演中のミュージカル『嵐の中の子どもたち』。演劇を通じ、日本中の子どもたちに感動を届けるこのツアーは2011年も続きます。そんな『嵐の中の子どもたち』に出演中の俳優が、旅先からリレー形式で毎回1名ずつメッセージをお届けします!第3回目となる今回は、モールス役の小出敏英が登場します。
そしてコメントリレーの中では、2011年の初演となる青森公演、そして栗原公演を記念したキャンペーン企画も実施します。(詳細は下記をご覧ください)それではどうぞお楽しみください。
『嵐の中の子どもたち』モールス役・小出敏英からのコメント
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第1弾 竹内一樹からのコメントはコチラ>>
第2弾 松元恵美からのコメントはコチラ>>
『嵐の中の子どもたち』
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現在、「こころの劇場」として全国を巡演中のミュージカル『嵐の中の子どもたち』。演劇を通じ、日本中の子どもたちに感動を届けるこのツアーは2011年も続きます。そんな『嵐の中の子どもたち』に出演中の俳優が、旅先からリレー形式で毎回1名ずつメッセージをお届けします!第2回目はフローラ役の松元恵美が登場。
そしてコメントリレーの中では、2011年の初演となる青森公演、そして栗原公演を記念したキャンペーン企画も実施。(詳細は下記をご覧ください)それでは第二弾のコメントリレーをお楽しみください。
『嵐の中の子どもたち』フローラ役・松元恵美からのコメント
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『嵐の中の子どもたち』
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日本中の子どもたちに、演劇を通じて思いやりの心や仲間を信じる気持ち、命の大切さなど、人生に欠かせないメッセージを届ける劇団四季の活動「こころの劇場」全国ツアー公演。このツアーでは離島でも公演を行い、普段演劇に触れる機会の少ない子どもたちにも舞台の感動を届けています。今年度の「こころの劇場」作品『嵐の中の子どもたち』では、夏は北の離島・北海道利尻島へ、そしてこの冬は南の離島へ。12月13日(月)鹿児島県奄美大島・16日(木)鹿児島県徳之島にて公演が行われました。

奄美大島での公演の様子
劇団四季が行う奄美公演は1998年『むかしむかしゾウがきた』、2009年『人間になりたがった猫』、2010年3月『エルコスの祈り』に続き今回で4回目となります。
13日の公演前日から行われていた舞台の準備作業には地元市役所の職員の方々も駆けつけ、島総がかりでこの公演に協力を頂きました。公演当日、空は澄みわたるような青。半そでの子どもたちの姿も見受けられます。今回の公演には市内小学校15校から合計1,351名の子どもたちが集まりました。

開演前、会場となった「奄美文化センター」に集まる島の子どもたちの様子
――『嵐の中の子どもたち』の舞台は小さな村、ハミングバード。その村に住む18人の子どもたちが、嵐に遭遇するという困難の中で、仲間の大切さや思いやりの気持ち、自立心などを育んでいく冒険ストーリーです。
奄美大島の子どもたちは、初めて観る物語に夢中の様子。色とりどりの衣裳、迫力あるダンスシーン、巨大な古代遺跡や機関車の登場など、次々と彩られていく舞台上を食い入るように見つめていました。終演後には俳優がロビーに登場し子どもたちをお見送り。俳優と子どもたちとが互いに笑顔で握手を交わしました。

終演後は俳優たちがロビーで子どもたちをお見送りしました
終演後の舞台の撤収作業にも島の方からご協力を頂き、奄美の人々の暖かさに沢山の感謝を抱きながら、カンパニーは飛行機で更に南下し、徳之島へ。
16日には徳之島公演が行われました。

徳之島に降り立ったカンパニーをお出迎えしてくださる島の方々。会場では「劇団四季」と書かれた垂れ幕が出迎えてくれました
ここ徳之島での公演は2009年『人間になりたがった猫』、2010年3月『エルコスの祈り』に引き続き3回目となり、今回は徳之島にある3つの町、徳之島町・伊仙町・天城町の小学校21校から約830名の児童が観劇されました。カンパニーが島に到着した際には、町の方々にお迎えしていただく場面や、伊仙町の議会が急遽休会となり議員の皆様が公演に駆けつけ観劇されるといった一幕も。

徳之島公演の会場となった徳之島町文化会館。開演前、賑わいを見せる客席の様子
上演中、機関車が舞台上に登場すると子どもたちは興味津々。島には鉄道がないため、子どもたちにとって機関車は新鮮な様子です。実際に蒸気を噴き出しながら動き出すと歓声が上がり、後方スピーカーから流れだす蒸気の音をたどって思わず後ろを振り返っている子どもたちもいました。
物語の最後には俳優が客席に降りて、子どもたちと一緒にテーマソング「すてきな仲間」を合唱。そして子どもたちからの暖かな拍手に見送られながら俳優たちはロビーに駆け出します。最後はロビーでの俳優たちからのお見送り。子どもたちは俳優を前に少しはにかみながらも握手やタッチを交わしていました。

物語の最後には客席に俳優が降り立って子どもたちと一緒に「すてきな仲間」を合唱。俳優によるお見送りも行われました
『嵐の中の子どもたち』カンパニーの島公演は続きます。12月19日(日)には沖縄本島にある宜野湾にてチャリティー公演が行われました。そして22日(水)には宮古島での公演が行われます。この2公演の模様は引き続き次回お届けします。
『嵐の中の子どもたち』
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『エルコスの祈り』は、近未来の学校を舞台に“大切な何か”を皆さまの心にお届けする感動の物語。問題児のレッテルを貼られた子供たちが通う、個性を奪うような厳しい規律のユートピア学園に、夢の詰まった万能ロボット「エルコス」がやってくることから始まるこの作品は、ハラハラドキドキ、そして最後は心が温まるストーリーはもちろんのこと、舞台装置や衣裳、そしてコミカルな振付など見どころ満載です。
現在、全国絶賛巡演中の、その『エルコスの祈り』の出演者である丹 靖子、荒木 勝、川口雄二から、皆さまにメッセージが届きました。劇団四季のファミリーミュージカルの中でも、特に人気の高い本作が、この冬休みに、いよいよ東京都内の街々に戻って来ます。冬休みはぜひご家族で、「エルコス」の心に触れてみませんか。
『エルコスの祈り』カンパニーからのメッセージVTR
『エルコスの祈り』関東地区公演の詳細 □12月25日(土) 15時開演 武蔵村山市民会館 大ホール (さくらホール) □12月26日(日) 16時開演 練馬文化センター 大ホール (こぶしホール) □2011年1月5日(水) 15時開演 文京シビックホール 大ホール |
『エルコスの祈り』
全国巡演中
予約システムメンテナンスのため、下記の期間『SHIKI ON−LINE TICKET』のサービスを停止させていただきます。
お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
| □メンテナンス期間 12月17日(金)午前7時〜午前9時まで |
現在、「こころの劇場」として全国を巡演中のミュージカル『嵐の中の子どもたち』。演劇を通じ、日本中の子どもたちに感動を届けるこのツアーは2011年も続きます。

物語の舞台はハミングバードという名前の小さな村。そこに住む18人の子どもたちが巨大な嵐に遭遇する中で、助け合いの心や仲間を思いやる気持ちを育んでいきます。また、物語にはこんな楽しみも。実際に蒸気を上げて動く実寸大の機関車の登場や、巨大な古代遺跡の出現、そしてカラフルな衣裳に、リズミカルな歌とダンスなど、子どもは勿論大人まで心が躍動するミュージカルです。
そんな『嵐の中の子どもたち』に出演中の俳優が、旅先からリレー形式で毎回1名ずつメッセージをお届けします!俳優自らが役の魅力をご紹介していきますのでどうぞお楽しみに。
そしてコメントリレーの中では、2011年の初演となる青森公演、そして栗原公演を記念したキャンペーン企画も実施。(詳細は下記をご覧ください)それでは第一弾のコメントリレーをお楽しみください。
『嵐の中の子どもたち』ケン役・竹内一樹からのコメント
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『嵐の中の子どもたち』
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1月10日(月・祝)午前10時より、「四季の会」インターネット即時入会サービスを開始いたします。
従来、申込書の郵送または劇場での入会手続が必要でしたが、お手持ちのクレジットカードをご登録いただくことで、インターネット上での即時入会が可能になります。
従来よりも気軽にカンタンにご入会いただける「四季の会」。ぜひこの機会にご入会ください。
【注意事項】
※ 本サービスの導入に伴い、12月10日以降、劇場および当ウェブサイトで配布している「申込用紙」でお申込みになると、正会員としてサービスをご利用いただける時期がインターネット入会よりも遅いタイミングとなります。お急ぎの方は1月10日以降にインターネット上でご入会の手続きを行っていただけますようお願い申し上げます。
※ インターネットからご入会された方は、
・チケットをお求めの際はご登録いただいたクレジットカードでのお支払いになります。従来の口座振替はご利用いただけません。
・チケットぴあにおいて「四季の会」会員としてチケットをお求めいただくことはできません。
・通信販売アヴァンセーヌをご利用いただくことはできません。
これらのサービスのご利用を希望される方は、従来通り「申込用紙」をご利用の上ご入会くださいますようお願い申し上げます。
現在全国巡演中の『コーラスライン』カンパニーが静岡に入って2日目の11月24日(水)、本番前の緊迫したリハーサルの様子をご覧いただける「リハーサル見学会」が実施されました。

「モンタージュ」と「バウズ」のシーンを主に繰り返し稽古したリハーサルの様子。
新作ミュージカルのオーディションに挑む17人のコーラスダンサーたち。彼らを待っていたのは、通常のオーディションとは違った審査だった…。履歴書だけでは分からない、彼らの“真実”を聞きたいという演出家 ザック。彼は言います。
「ここに書いていないことを話してもらおうか。君自身のことを」
その言葉に戸惑いながらも、少しずつ自分の内面を見つめ答えてゆく17人。そこに含まれた情熱、夢、挫折、そして希望を聞いた時、観る者は、そこに舞台への深い祈りを感じ感動に包まれます。
この日のリハーサルは、「モンタージュ」のシーンを中心に行われました。マークやコニ―、ダンやジュディらがそれぞれの生い立ち、青春時代の一コマを切り取って語り、“思春期”の群像を描き出してゆく場面です。
まずはパワフルでリズミカルなリチーのナンバーを稽古することに。
「俺に ボール まわせ イェ!」と踊るリチー。学校でいつも何でも一番だった彼は、大学を卒業した途端、自分の夢とは全く違う幼稚園に就職することになります。その現実を「チェッ」と吐き捨てるように歌います。
ここでは、ダンスキャプテンの大口朋子と、公演委員長の田邊真也の指揮のもと、踊っては止め、立ち位置、タイミングを確認してゆく作業が繰り返されました。
リハーサルを見学した後は、ロビーで質問コーナーが設けられました。

ロビーで行われた、人気の質問コーナーの様子。この日の司会は大口朋子(左)が務めました。
ここに登場したのは、大口朋子、藤原大輔、三雲 肇、高田直美、勝田理沙の5名。まずは大口が、『コーラスライン』という作品について、またリハーサルの大切さについて話しました。
「この作品はオーディションの様子を描いたものなので、生の声をお届けするために、通常ミュージカルで使っているようなワイアレスマイクを俳優はつけていません。音は全て、足もとにあるフットマイクで拾っています。今日ご覧頂いたようなリハーサルは、全国公演でも、公演日にはいつも行っています。毎日のように異なった会館で公演をしますので、ホールの大小・壁の種類などによって音の返りが変わります。そうした点の確認も含めて、リハーサルはとても重要なのです」
お客様からの質問に答えるコーナーでは、「役作りの中で意識していることはありますか」「入団したキッカケは何ですか」といった質問が出ました。
「常に“生”で審査されているという意識を持って、毎日新鮮な気持ちで舞台に挑むようにしています」 (勝田)
「マイクにはイタリア人の血が入っているので、少し陽気だということは意識しています。けれども、逆に意識し過ぎてもいけないので、その点には気をつけてます」 (藤原)
「芸術鑑賞で『キャッツ』を観て、踊りも歌もできるなんてすごい!と感動し、四季を目指しました」 (高田)
和やかな雰囲気が流れる中、本番の準備を行う時間となり、最後に大口が「今日の『コーラスライン』が、皆様の明日への活力となるよう、精いっぱい大切に演じさせて頂きます」と力強い言葉を述べると、大きな拍手が沸き起こりました。
永遠に輝きつづける不朽の名作が、あなたの街へ。まさにオーディション会場にいるかのような臨場感を感じていただける舞台。感動と迫力のミュージカルに、どうぞご期待ください。

「みんなすばらしい人たちよ」とキャシーは言います。一人一人素晴らしい人という、この作品のメッセージがつまった金色に輝く「バウズ」のシーンは見逃せません。 (撮影:上原タカシ)
☆コーラスラインのリハーサル見学会は、あと3回! 12月14日(火) 呉(広島県) 12月15日(水) 広島(広島県) 12月20日(月) 仙台(宮城県) ※いずれも 各18時30分開演公演 ☆本日11月28日(日)限りとなった静岡県下での公演では、ご来場の皆さまにクリスマス版待受けをプレゼントしています。こちらもお楽しみ下さい! |
『コーラスライン』
全国公演 絶賛巡演中
以下の期間、一時的に『SHIKI ON−LINE TICKET』サービスを停止いたします。
11月28日(日)午前8時より午前10時まで
(『赤毛のアン』名古屋公演 「四季の会」会員先行予約日)
「四季の会」会員先行予約は発売開始日の午前10時からご予約受付を行っておりますが、
前日より『SHIKI ON−LINE TICKET』へのアクセスが集中し、予約画面そのものが開かないという
状況が発生しております。
他の作品をご予約される方の妨げになったり、チケット転売の温床にもなりかねないため、
上述の通り発売開始までに一時的に予約システムを停止させていただきます。
『SHIKI ON−LINE TICKET』へのアクセスは発売開始日の午前10時以降に
行ってくださいますようお願い申し上げます。
お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
現在、全国ツアー巡演中のコーラスライン。残すところあと1月のツアー最終日はちょうどクリスマス!
これを記念して、クリスマスまでの1ヶ月間、公演にご来場いただいたお客様にスペシャル携帯待ち受け画像(フラッシュ版)をプレゼント。12月24日のクリスマスイブより配信いたします。
画像は劇場で配布しているキャストシートに記載のQRコードから、取得いただけます。ご観劇の記念に、ぜひご利用ください!

『コーラスライン』舞台写真(撮影:上原タカシ)※写真は待受け画像とは関連ございません。
オーディションに挑む17人のダンサーたち。一見特別な世界を描いているようで、浮かびあがるのは
私たちにも通ずる、まさしく等身大の人間ドラマです。
歩んできた道への誇りと、歩むべき道への勇気。日々の中で見失いがちなものに気付かせてくれる、
熱い感動に満ちた不朽の名作です。ツアーも残り約1ヶ月!お楽しみください!
| ☆★キャンペーン詳細★☆ 11月24日(水)〜12月25日(土)までの全公演 ◆該当公演地◆ ※待受け画像は、12月24日(金)からの配信となります。 |
『コーラスライン』全国公演
全国巡演中!!
チケットのお求めはこちら>>
11月16日(火)、北海道・旭川市民文化会館大ホールにて、『エルコスの祈り』クリスマスチャリティー公演がスタートしました。

カーテンコールの様子。
このクリスマスチャリティー公演は、日産労連NPOセンター「ゆうらいふ21」の主催による、ハンディキャップを持っている子どもたちへの招待公演です。1976年から始まり、昨年2009年までの34年間に全国で843回開催され、その参加者の総数は約110万人を超えます。
13:00開場。
旭川市内と近郊から集まった54の団体、およそ1200人の皆様が、今か今かと待ちきれない様子で会場へと入りました。
子どもたちは物語が始まると、エルコスの素直で思いやりのあるキャラクターや迫力のあるダンスシーンに引き込まれていきます。また、コミカルなシーンでは会場全体が笑い声に包まれ、心から楽しんでいる様子が伺えました。
カーテンコールでは俳優とお客様が一緒になって、本作のテーマソング「語りかけよう」を合唱。会場は一体となり、大きな拍手が送られました。

終演後はロビーにて俳優がお見送りをしました。
カーテンコールが終わり、会場から出てきた子どもたちの笑顔は、一段と輝きを増していました。『エルコスの祈り』が持つ“夢を持つことの大切さ”や“生きる喜び”というメッセージを感じとってくれたのでしょう。
そして、子どもたちにとってもう一つ嬉しい出来事が。先ほどまで舞台の上にいた俳優たちが、一人一人にしっかりと握手をしながらお見送りをしてくれたのです。すると、会場からは“エルコス”や“ジョン“などと嬉しそうに名前を呼ぶ声が、あちらこちらから聞こえてきました。
このクリスマスチャリティー公演は、旭川公演を皮切りに12月22日(水)まで、全国各地で22公演が行われる予定です。
『エルコスの祈り』
全国公演巡演中
各地でたくさんのお客様からの感動の声を頂いている『コーラスライン』全国公演。11月4日(木)には、出演キャストたちが、広島県内のマスコミ各社の取材を受けました。この日はカンパニーを代表して道口瑞之、増本 藍チーム、丹下博喜、熊本亜記チーム、そして小川美緒が、新聞社、テレビ、ラジオ局などを中心に訪問。
秋晴れとなった中国地方。出雲から移動した道口、増本、丹下、熊本の4名は、旅の疲れも見せず満面の笑みで広島駅に降り立ちました。

広島駅前にて。(左から)増本 藍、熊本亜記、道口瑞之、丹下博喜。
広島での出演経験も多い道口と増本は、慣れた足取りで街を歩いてゆきます。道口は『美女と野獣』広島公演で長期で滞在、増本は4年前の『コーラスライン』全国公演でも出演しており、一番最近では『ウェストサイド物語』で広島に来ています。
まず2人は、中国新聞社を表敬訪問。中国新聞社代表取締役社長川本 一之氏から、「『コーラスライン』を初めて観たのはニューヨークだったのですが、もちろん英語でしたので、4年前の広島公演を観たときに『そういうことだったのか!』と再発見することが多かったのを覚えています。今回もとても楽しみにしています」との言葉を頂き、翌日からの公演に向けて一層気持ちを引き締めていました。
『コーラスライン』の見所については、「ご覧になる方々の、その時の気持ちによって、毎回感情移入できる登場人物が変わる作品です。17人それぞれに夢、希望、悩みがある。これは、登場人物1人1人の物語でもあるので、そこを観て感じて頂きたいです」と答えていました。
続いて、キャンパスリポーターからの取材を受けた2人は「『悔やまない』のナンバーは、舞台を目指している人、今舞台に立っている人たちの代表という気持ちで歌っていますが、自分の信じる道をまっすぐに歩んできた全ての方々に共感して頂けると思います」と力強く語っていました。

中国新聞社、中国放送(RCC)を表敬訪問し、取材を受ける道口と増本。
さらに、中国放送(RCC)を訪れ、株式会社中国放送代表取締役社長 安東善博氏から「ずっと立ったままの舞台は大変だと思います。体力作りはどうされていますか」との質問に、ツアー中の健康管理について、それぞれ工夫していることを話していました。
同じ頃、丹下と熊本は地元企業の方々と交流。中国放送(RCCテレビ)「イブニング・ふぉー」とRCCラジオ「桑原しおりの基町小町」、NHK-FM「ゆうナビ」、広島エフエム「Vibe ON! MUSIC」に出演したのは、広島県出身の小川美緒。広島には『アンデルセン』全国公演以来の出演となった彼女は、本通商店街(広島市中区)などによく行っていたという話から、県内のバレエ学校に通っていた頃の思い出まで、地元ならではの話題でパーソナリティや司会の方々と盛り上がりました。

RCCラジオ「桑原しおりの基町小町」(左)とRCCテレビ「イブニング・ふぉー」に出演中の小川美緒。
広島エフエムの人気パーソナリティ 永松ケンシさんが、小川の来局に合わせ地元で「小川美緒のイメージ」を事前リサーチ。「『妖精みたい』という声が多かったのですが、本当に妖精みたいですね!」との永松さんの言葉に、スタジオが盛り上がる一幕もありました。

広島エフエムに出演した小川(左)と、地元の方々と交流後、広島銘菓「もみじ饅頭」を手に記念撮影をする丹下と熊本。
俳優たちの人生そのものを映し出す鏡のような作品、『コーラスライン』。迫力のダンスを、そして全身全霊で舞台に挑むコーラスダンサーたちの真実のドラマを、ぜひあなたご自身の目で耳で、身体で感じて見て下さい。
『コーラスライン』広島県下での公演スケジュール 12月13日(月) 18:30開演 福山 リーデンローズ 大ホール |
『コーラスライン』九州地区での公演スケジュール 11月 9日(火) 18:30開演 長崎 長崎ブリックホール |
『コーラスライン』全国公演 九州地区での公演に向けた俳優からのメッセージ
『コーラスライン』
全国公演 絶賛巡演中

日本テレビ放送網株式会社と劇団四季が共同で制作し、12月17日(金)の「金曜ロードショー」で放送される映画『オペラ座の怪人』の日本語吹き替え版のPVが出来上がりました。
劇団四季が“制作監修”を行い、映画放送作品として過去に例を見ない規模での制作時間を費して放送される“金曜ロードショー特別版 映画「オペラ座の怪人」”に、乞う、ご期待下さい!!
劇団四季オールキャスト映画『オペラ座の怪人』日本語吹き替え版プロモーションVTR
【金曜ロードショー特別版 映画『オペラ座の怪人』概要】 □放 送 局: 日本テレビ □劇団四季ヴォイスキャスト: ファントム 高井 治、クリスティーヌ 沼尾みゆき、ラウル 佐野正幸 その他 □映画『オペラ座の怪人』 (2004年アメリカ) |
現在の公演地
『オペラ座の怪人』名古屋公演
新名古屋ミュージカル劇場
2011年1月30日(日) 千秋楽
チケットのお求めはコチラ>>
『オペラ座の怪人』京都公演 2011年3月6日(日)開幕決定!
京都劇場
12月12日(日) 「四季の会」会員先行予約開始予定
12月18日(土) 一般発売開始予定
※詳しいスケジュールは決まり次第、当ウェブサイトおよび「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」でお知らせいたします。
神奈川県相模原市のグリーンホール相模大野からスタートしたミュージカル『コーラスライン』全国公演は、各地に感動をお届けしながら、11月9日(火)長崎公演を皮切りに九州地区を巡演します。その九州での公演を前に、福岡県出身の2人、増本 藍と熊本亜記からコメントが届きました。
舞台が始まると、そこはコーラスダンサーのオーディション会場。「ジャズ・コンビネーション」のナンバーが流れ、ダンサーたちが迫力のダンスを見せます。そして、「何人採るのか?」と不安な心の内を歌い上げながら審査の結果を待ちます。その姿は、まさに俳優たち自身の姿。夢と希望、そして舞台への祈りを持ち続けながら、稽古場で流される汗と涙。劇団四季だからこそ、お届けできる感動が、そこにはあります。
「悔やまない 選んだ道が どんなにつらく この日々が むくわれず 過ぎ去ろうと 泣かないわ 好きだからこそ 命燃やした この日々に」
ぜひ、お近くの街で、あなたの心を輝かせる感動の舞台、“真実”の物語を味わってみて下さい。
『コーラスライン』九州地区での公演スケジュール 11月 9日(火) 18:30開演 長崎 長崎ブリックホール |
『コーラスライン』全国公演 九州地区での公演に向けた俳優からのメッセージ
『コーラスライン』
全国公演 絶賛巡演中
『嵐の中の子どもたち』宮古島(沖縄)公演が決定いたしました。詳しくは下記を参照ください。
□公演日時 : 2010年12月22日(水)18時30分〜 □会場 : マティダ市民劇場 □料金 : S席 4000円 □主催 : 宮古島市文化振興友の会/沖縄テレビ放送/(財)舞台芸術センター □発売日 : 一般11月27日(土)午後1時〜 □お問い合せ : 宮古島市文化振興友の会(Tel.080−3999−0385) □ご注意 |
『嵐の中の子どもたち』
全国公演巡演中
「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」11月号(P.55、P.65)でお知らせしておりました、『クレイジー・フォー・ユー』静岡県内公演の
「四季の会」会員先行予約につきまして、発売日を以下の通り変更させていただきます。ご予約の際はご注意ください。
「四季の会」発売日
(訂正前)12月12日(日)
↓
(変更後)12月11日(土)
※一般発売日(12月19日(日))について変更はございません。
| □対象公演 3月5日(土) 富士公演 3月6日(日) 沼津公演 3月7日(月)〜8日(火) 浜松公演 3月17日(木)〜21日(月・祝) 静岡公演 □お問い合わせ |
『クレイジー・フォー・ユー』全国公演
12月11日(土) 「四季の会」会員先行予約
12月19日(日) 一般発売
10月23日(土)、24日(日)の2日間にわたり、劇団四季2010年度大型オーディションが開催されました。

2010年度オーディション審査の様子
近年の劇団四季オーディションの受験者数は開催されるごとに前年度の数を更新し続け、今年も過去最多となる1600通を超える応募が寄せられました。
即戦力になる高い技術を持った人物を求める劇団四季は、まず厳正な書類審査を行い、その結果一次審査の予選には436名が進出しました。
23日(土)、予選
「おはようございます!」「よろしくお願いします!」
早朝の四季芸術センターに、大きなダンスバッグを抱えた受験者たちが来館。緊張の声色をした挨拶が、あちらこちらで響きます。審査は6つの稽古場に分かれて部門ごとに実施されました。控え室では鏡に向かって振付を確認する者や、発声練習をする者、ただ黙って目をつむって集中力を高める者など、受験に臨む姿は様々。彼らは、自らの新しい人生のために何千時間、何万時間をかけて養ってきた技術を、今日、与えられた数十秒の審査に賭けます。
受験者の番号が読み上げられると、劇団俳優の誘導にしたがって審査会場へ。長い廊下を歩くその背中からは、自信と、不安と、緊張が滲んでいました。
ジャズダンス審査の課題振り付けはミュージカル『コーラスライン』のナンバーより、「ジャズコンビネーション」が選ばれました。この振りにはステップやターンなどジャズダンスに必要なすべての要素すべてが詰まっているからです。四季が誇るトップダンサー 加藤敬二から審査前に振り付けを教わり、その後発表に入ります。
「ピボット、ステップ! ウォーク、ウォーク、ウォーク!シャープにキレ良く踊ってください」
「ここからは2つのグループに分かれて。音楽スタート! ファイブ、シックス、セブン、エイト!」
それは、まさに『コーラスライン』そのものの光景です。

加藤敬二による課題振り付けレッスンの様子
結果。この予選は、計168名が通過しました。
合格者の受験番号が読み上げられると、歓喜の声を上げる者、驚きのあまり膝から崩れ落ちるようにしてその場に座り込む者、震える手で携帯電話をかけようとする者など、合格者の声で会場が途端にざわめきます。
一方、その隣で静かに荷物をまとめ始める、落選者たち――。しかしその表情からはすべてを出し切ったかのような清々しさが滲み出ています。「ありがとうございました!」、と最後まで姿勢正しく四季の俳優・スタッフに声を掛けながら会場を後にしました。
翌日24日(日)、本選
早朝、芸術センターの前は受付を待つ160名の長い列が出来ていました。会場の雰囲気に慣れたのか、受験者たちの挨拶の声は、予選と比べてやや自信が漲っているようにも聞こえます。

本選の早朝。会場前には大きなダンスバッグを手にした受験者たちの列が。/受付の様子。「おはようございます」と明るい声が響きます。
9:00、審査開始直前
劇団四季代表・浅利慶太から受験者たちへ話がなされました。
「我々は技術だけを見ているのではありません。求めているキャラクターを持った人に出会えれば、少し技術が伴わなくても合格するケースもあります。
ですからリラックスして、自然体でやってください。そうすればみなさんの個性が分かりますから。今日はその個性から判断させていただきます」
受験者たちは憧れと尊敬いっぱいの眼差しで浅利を見つめ、ひと言ひと言を噛みしめるように大きく頷きます。

受験者たちに話をする浅利慶太
9:15、審査開始
まずはダンスコースの審査から行われます。『コーラスライン』のジャズコンビネーションは、時間にしておよそ30秒程度。浅利慶太を含め劇団のトップダンサーやダンス講師、トップシンガーが揃った17人の審査員の視線が一斉に受験者に注がれます。このジャズダンスは予選時と同じ振り付けです。中にはたった1日の間で練習の跡が伺えるほど成長を見せた者も。
続くバレエ、歌唱、演技審査においても、表情豊かに発表してゆく受験者。一方、審査員たちは冷静に表情を変えることなく一人ひとりの“個性”を見極めます。

審査の様子。審査員たちの視線が受験者たちに注がれます。
14:30、審査終了
168名の長い一日が終わりました。
「プロを目指してバレエ留学をしたのですが、帰国後に『キャッツ』に出会ったことでバレエと違った感動と刺激を受けました。また全国の色々なところで公演をしている劇団四季さんの仕事ももう一つの魅力に感じ、受験を決意しました。
審査を終えて、今までやってきたバレエには自信がありますが、歌は経験がないのであとは運に任せたいと思います」
「広島から来ました。楽しくてリラックスして受けることが出来ました。今年5月に始まった『マンマ・ミーア!』広島公演で劇場のアルバイトをしたことが応募のきっかけです。一日も休まずに毎日観ていたのですが、とにかくカーテンコールの反応がすごくって。お客様が泣いたり、感動したり、喜んでいる様子を見て鳥肌が経ちました。そして自分も観ているだけじゃなくて舞台に立って踊りたい!と思うように。このあとの合否は運だけです。ここまで運だけで来たので、きっと大丈夫だと信じています」
“舞台俳優になる”という夢のラインまで、もう一歩と迫った今日の受験者たち。合否は、後日郵送にて発表されます。
果たしてこの中から見事夢を勝ち取り、お客様の前にその姿を現すのは誰なのか――。劇団四季の今後の若き俳優たちの活躍に、どうぞご期待ください!

このたび劇団四季では、日本テレビ放送網株式会社と共同で、映画『オペラ座の怪人』の日本語吹き替え版を制作。12月17日(金)の「金曜ロードショー」で放送することとなりました。
映画「オペラ座の怪人」は、舞台版を手掛けた作曲家 アンドリュー・ロイド=ウェバー自身による製作により、2004年に公開。日本では興行収入42億円の大ヒットを記録した作品です。 劇団四季では、1988年よりこの舞台版を上演し続けており、これまでに総公演回数は5,200回を越え、総入場者数は500万人以上を記録。今や劇団の代表作の一つとなっています。
今回は、劇団四季が“制作監修”を行い、ヴォイスキャストも全て四季俳優が担当。映画放送作品として過去に例を見ない規模での制作時間を費し、同番組特別版として放送します。
劇団四季と日本テレビが、強力なタッグを組んでお届けする“金曜ロードショー特別版 映画『オペラ座の怪人』”。乞う、ご期待下さい!!
【金曜ロードショー特別版 映画『オペラ座の怪人』概要】 □放 送 局: 日本テレビ □劇団四季ヴォイスキャスト: ファントム 高井 治、クリスティーヌ 沼尾みゆき、ラウル 佐野正幸 その他 □映画『オペラ座の怪人』 (2004年アメリカ) |

スタジオでの収録の様子は、当ウェブサイトで近日公開予定。こちらもぜひ、お楽しみ下さい。
現在の公演地
『オペラ座の怪人』名古屋公演
新名古屋ミュージカル劇場
2011年1月30日(日) 千秋楽
『エルコスの祈り』みよし公演(2011年1月10日(月・祝))につきまして、主催者の意向により一般発売日が変更となりました。
ご予約の際はご注意ください。
(変更前)10/17(日) → (変更後)10/23(土)
10月10日(月・祝)の福井公演を目前にした8日(金)、福井市内のマスコミ各社を、松浦勇治(福井出身)と大口朋子が訪問し、取材を受けました。

松浦勇治(福井県出身)と大口朋子が福井市内にて、マスコミ各社の取材を受けました。写真は、福井新聞社にて。
13:20
FBC福井放送のスタジオに入った2人は、さっそく打合せに入ります。パーソナリティの阿部真由美さんとご挨拶し、放送の流れについての説明を受けたのち、FBCラジオの人気情報番組「午後はとことん よろず屋ラジオ」に出演。

FBCラジオ「午後はとことん よろず屋ラジオ」での様子。
松浦は、地元の話題で阿部さんと盛り上がります。スタジオへの道すがら、昔通った道幅が広くなっていたり、田んぼだったところにビルが建っていたりと、大きく様変わりしている風景に目を丸くしたと話します。彼がダンスと出会ったのは、生まれ育った福井県でした。一度は舞台とは違った道に進んだものの、夢を諦めきれず、オーディションを受け、『コーラスライン』で四季の初舞台を踏みました。思い入れのある本作で福井に帰って来られたことが嬉しいと、笑顔で話す松浦。
14:20
続いて、場所をFM福井に移して打合せに入った2人。女性を応援するというコンセプトの人気音楽番組「fmfukui Bloomin’」に出演しました。舞台にかけるダンサーたちの思いと、自身のそれとが重なると話したのは大口。「みんなどうする、もし、踊れなくなったら」というザックの言葉は、そのまま自分への問いかけとなって胸に突き刺さるという彼女は、小さいというコンプレックスと闘いながらも夢に向かって進もうとするコニーと向き合いながら、日々舞台に立っていると語りました。

FM福井「fmfukui Bloomin’」(左)と駅前にサテライトスタジオのある福井街角放送に出演の様子。
15:00
再び移動した2人は、福井新聞社へ。そこで2人は、本作にかける意気込みを語りました。特に、松浦は『コーラスライン』の全国ツアーで福井に来たのは1993年。17年ぶりとなる今回の来福を「心から楽しみにしています!」と、満面の笑みで答えていました。彼自身、18年前に怪我をし、舞台に復帰したのがこの『コーラスライン』だったことにも触れ、舞台への祈りや情熱は、演じるダンと似ているとも。松浦勇治としても、どういった形であれ、舞台の仕事を続けてゆきたいと締めくくりました。

福井新聞社にて。窓からは市内も一望でき、松浦、大口は感嘆の声を上げていました。
16:45
この日最後の出演となったのは、福井駅前にログハウス風のスタジオがある福井街角放送。バスターミナルが一望できるスタジオでの出演に、短い福井での滞在を惜しむ2人。
純粋でひたむきなダンサーたちの舞台への祈り、魂のこもった作品として世界で愛され、1979年の初演以来、日本全国に感動を届け続けてきた不朽の名作ともいえるミュージカル『コーラスライン』が、いよいよ北陸地域に登場します。ぜひ、この機会にお近くの劇場で、心を揺さぶる“真実”の物語を、生で感じてみて下さい。
『コーラスライン』全国公演プロモーションVTR
『コーラスライン』全国ツアー
福井公演 10月10日(日)17:30開演 フェニックス・プラザ 大ホール
金沢公演 10月19日(火)18:30開演 本多の森ホール(旧石川厚生年金会館)
富山公演 10月20日(水)18:30開演 オーパード・ホール(富山市芸術文化ホール)
9月17日神奈川県相模原市から全国ツアーをスタートさせた『コーラスライン』。
現在カンパニーは北海道を巡演しています。その北海道ツアー開始前、リチー役の岩崎晋也とマギー役の勝田理沙が、現地メディアの取材に応じていました。今日はその模様をレポートいたします。
去る9月28日。岩崎・勝田は、UHB北海道文化放送の人気テレビ番組「のりゆきのトークDE北海道」へ生出演しました。『コーラスライン』のVTRを見ながら、作品の魅力や自身の役どころを語ります。
勝田が“共感”というキーワードがこの作品にはあるという話をすると、司会者ののりゆきさんは興味深く聞いていました。
続いて地元新聞社(道新スポーツ新聞・スポーツニッポン新聞社・北海道日刊スポーツ)からのインタビューにも応じました。
岩崎が「リチーも僕も俳優という仕事。リチーという人間を演じるけれど、僕自身つまり岩崎晋也そのものも出る。兼ね合いがとても難しいですね」
との話に、記者はなるほどと頷いていました。
また、「お二人にとって劇団四季とはどんな存在ですか?」と尋ねられると、
勝田は長く考えた末に、マギーになぞらえて
「『他の仕事なんて考えられない』という台詞があるのですが、本当にその通りだと思うんです」
と噛みしめるように伝えていました。

UHB北海道文化放送「のりゆきのトークDE北海道」のスタジオで/新聞社の取材に応じる岩崎晋也と勝田理沙
さらに、FM北海道の中継に出演。建設中の「北海道四季劇場」(札幌市中央区北1東1)から中継予定でしたが、この日はあいにくの雨。急遽、劇団四季の北海道オフィス(北海道公演本部)からレポートすることに。
『コーラスライン』をはじめ北海道で様々な四季作品を観たというリポーター鈴木舞さんの質問に沿って、北海道のみなさまへのメッセージを話しました。
ちなみにこの日のランチは地元の方にお勧めいただいたラーメン店に出かけ、北海道名物をおいしくいただきました。

北海道公演本部のオフィスから生中継/取材のあとは、北海道名物を味わいました。
北海道公演を順調にまわってきた『コーラスライン』カンパニー。残るは10月5日(火)七飯町公演です。どうぞお見逃しなく!
『コーラスライン』全国公演
公演情報はコチラ>>
当ウェブサイトおよび「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」9月号(P56)にてお知らせしておりました、『コーラスライン』高松公演におきまして、
ご好評につき10月3日(日)午前10時よりC席(3階席)を追加販売いたします。
| □追加販売席 『コーラスライン』高松公演
□追加席発売日 □追加席料金 □ご予約方法 |
暑さの残る9月19日(日)、全国ツアー中の『嵐の中の子どもたち』府中公演にて、上演前のイベント「リハーサル見学会」が行われました。
ここ広島県・府中では初めてのイベント開催となり、開始前には親子連れの列が。イベントで使用する俳優への質問用紙を手に、「どんなことを質問しようか」と真剣に考えている様子も見られ、リハーサル見学会に対する期待が伺えました。

会館前にはイベントの始まりを待つお客様の列ができていました
待ちにまった見学会が始まり参加者が客席へと誘導されると、舞台上では俳優たちによる“位置当たり”の真っ最中。全国公演では、上演する会館によって舞台上の幅や奥行きが異なるため、毎公演地ごとに各シーンの立ち位置を確認する必要があります。ダンスキャプテン 吉田夏子の指示のもと位置当たりが終了すると、俳優達はワイヤレスマイクを身につけ、マイクの音がきちんと出るか声を出して確認するマイクチェックへ。その後音響のチェックも行われ、劇中使われる「雷」の効果音も舞台上に鳴り響いていました。
最後に全員で一曲を通し、音の響き、踊りを確認してリハーサルは終了。
その後、小出敏英・酒井良太・川島 創・河内聡美・久居史子が客席に登場。以前『美女と野獣』広島公演に出演していた小出、『ユタと不思議な仲間たち』広島公演に出演していた酒井・久居、最近まで『マンマ・ミーア!』広島公演に出演していた河内、そして、小学生の時好きだった女の子が「広島さん」という名前だったという川島の、「広島」に縁がある5人への質問コーナーが始まりました。

質問コーナーに登場した(左より)小出敏英・酒井良太・川島 創・河内聡美・久居史子
「何才になったら劇団に入れますか?今『マンマ・ミーア!』を練習しています」
というお子様からの質問には『マンマ・ミーア!』出演者の河内から
「練習し続けてください!」
と励ましのエールが送られ、
「稽古の上で大切にしている事はなんですか?」
という質問には、川島が母音法という四季の発声法を紹介。実演しながら説明する場面もありました。
最後に小出が
「これから始まる物語には18人の子どもたちが出てきますので、皆さんもどの子どもに似ているか考えながら見てくださいね」
と伝え、リハーサル見学会を終了しました。
イベントに初めて参加されたが95%を占めたこのリハーサル見学会。見学された方々に感想を伺うと、
「稽古の真剣な様子を見ることができてよかった」
「初めてだけど、雷がすごかった!ますます本番が楽しみです!」
と、初めて見るリハーサル風景を存分に楽しまれた様子でした。
――ハミングバード村の18人の子どもたちはいつもケンカばかり。そんな子どもたちを見かねた大人たちは、子どもを置いて出かけてしまいます。空を見上げると、怪しい雲行き。
残された18人は伝説の古代遺跡エルドラドを見つける冒険へと出かけますが、その間、激しい嵐が子どもたちを襲います。戻ると、村も壊滅状態。さらに一番小さな男の子・ビッキーが熱で倒れてしまいます。さあ、子どもたちは力を合わせてこの危機を乗り越えることができるでしょうか・・・
皆さんもハミングバード村の子どもたちに会いに来ませんか?
全国公演はまだまだ続きます。一緒にドキドキした冒険に旅立ちましょう!お近くの劇場でお待ちしています。
『嵐の中の子どもたち』
全国公演巡演中
「こころの劇場」作品『嵐の中の子どもたち』を観劇した、北海道・砂川市の児童から、観劇のお礼状が届きました。

9月15日に行われた伝達式にて。佐々木典夫(劇団四季副会長)と砂川市の児童たち
「こころの劇場」とは、“生きる喜び、命の大切さ、仲間を思う気持ち”など、生きる上での大切なメッセージを作品に込めて、日本全国の子どもたちに届けるプロジェクトです。
8月23日に行われた『嵐の中の子どもたち』砂川公演(児童招待公演)を観劇した、砂川市の豊沼小学校・中央小学校・空知太小学校・北光小学校・砂川小学校の5校の児童たち。その児童たちが抱いた想いは、98通の手紙となり劇団四季へと届けられました。
9月15日、砂川教育委員会の進行のもと砂川小学校にてお礼状の伝達式が開催され、児玉敏身砂川小学校長と同校の児童、中央小学校の児童を合わせた、計13名から、劇団四季の佐々木典夫副会長にお礼状が手渡されました。
その伝達式では、まず児玉校長が
「子どもたちが、観劇をした後に学校へ戻ってきたときの表情が輝いていた」
と話され、続いて3名の児童が手紙を朗読。作品から感じた純粋な想いが伝えられました。
そして全5校分合計98通の手紙が佐々木に手渡されると、佐々木からは
「君たちがみた舞台は、北は利尻島から南は石垣島の子どもたちも観る舞台なんだよ。全国の子どもたちと同じものを見ているんだ」
という話が。その話に児童たちは嬉しそう表情を浮かべ、何度も頷ずいている様子でした。

手紙を読む児童/98通のお礼状が手渡されました
子どもたちの笑顔をこれからも繋いでいけるよう――今年度の「こころの劇場」作品『嵐の中の子どもたち』そしてもう1つの『エルコスの祈り』は、現在も全国各地を巡り子どもたちに作品を届け続きます。
『嵐の中の子どもたち』
全国公演巡演中
『エルコスの祈り』
全国公演巡演中
9月17日(金)、ミュージカル『コーラスライン』全国公演がスタートしました。ツアーの第一歩目となる初日公演を飾ったのは、神奈川県相模原市の「グリーンホール相模大野」。
ホール前には開場時間よりも早くからお客様が来場され、チケットを片手に期待の面持ちで開演を待ちます。

初日公演開場前の「グリーンホール相模大野」/ツアー限定「コーラスライン」バッグが新登場(700円)!プログラムとセットで2,000円で好評発売中です。
一方、この日に向けて集中的な稽古を行ってきたカンパニー。その稽古は開演を控えた当日も続けられていました。「ワン」のナンバーでのラインダンスを、時間が許す限り確認します。
「一人ひとりがカウントをとって合わせようとしているのも分かるしそれも大事だけれど、それよりも“一体感”への意識を持ってほしい」
こう声をかけて、このダンス稽古を仕切るのはキャシー役を務める坂田加奈子。これまでは加藤敬二などの指導による稽古を行ってきましたが、今日からはこのカンパニーの中で課題を解決していくことになります。
『コーラスライン』の舞台は、ニューヨークのブロードウェイ。新作ミュージカルのコーラスダンサーを賭けたオーディションに挑む、俳優たちの物語です。

第一次のダンス審査を終えて残されたのは、17人の男女。次の第二次審査では、少し変わった面接が行われました。演出家のザックは尋ねます。
「君たちの個性が知りたい。例えば、君たちの過去の話が聞きたい」
受験者たちは、自分の過去を告白します。踊りを始めたきっかけ。父親のこと。母親のこと。コンプレックス。
彼らが語るその内容とは、華やかなショービジネスの世界とはまるでかけ離れた“現実”でした。そして幼い頃に憧れた夢を掴むために、すべてをさらけだして今ラインに並ぶ男女に、ザックはさらに尋ねます。
「みんなどうする、もし、踊れなくなったら――?」
人生のすべてをダンスに賭けてここまで辿り着いた彼らが導き出した、その答えとは――。
迎えたカーテンコール。煌びやかな衣裳に身を包み、笑顔で「ワン」を歌い踊る出演者たちに熱い拍手が送られました。

カーテンコールでは、ラインに並ぶ17人に熱い拍手が送られました。
「『私たち好きでここにいるのよ』という言葉が胸に刺さりました。夢を追い求めるというのはお金には変えられないことだと、深く共感します。今日は“夢とは人生の宝物”だということを、気づかせてくれました。本当にありがとうございました」
「“これぞミュージカル”というものを堪能させていただきました。夢を売る人たちの根性と言うか、情熱を思い知らされ、カーテンコールで生き生きと踊る俳優さんたちのダンスには涙が止まりませんでした」
「先日の京都公演も観させていただきましたが、また別の印象がありました。みんなの一体感をすごく感じ、踊りにも、台詞のひと言にも涙が出ました」
終演後。興奮冷めやらぬ様子で劇場を後にするお客様からは、熱い感動の声をいただきました。
首都圏においての文化の一極集中打破を劇団の理念に掲げ、全国ツアーに重きを置いてきた劇団四季。『コーラスライン』はその成果への足掛かりとなった作品でもあります。ミュージカルの名作であり、劇団の原点とも言える『コーラスライン』。
夢を追い求める者たちの熱い舞台を、ぜひお近くの劇場でご覧ください。
『コーラスライン』全国公演
公演情報はコチラ>>
当ウェブサイトおよび「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」9月号(P56)にてお知らせしておりました、
『コーラスライン』福山(広島県)公演におきまして、
ご好評につき10月3日(日)午前10時より3階席をD席として追加販売いたします。
| □追加販売席 『コーラスライン』福山公演 □会場・日程 □追加席発売日 □追加席料金 □ご予約方法 |
『コーラスライン』全国ツアーを前日に控えた9月16日、初日公演の会場「グリーンホール相模大野」(神奈川県・相模原市)にて、最終通し稽古が行われました。
この稽古の模様は劇団関係者およびマスコミに公開され、公演先の地元の報道陣も来場。ショービジネス界に生きる熱い人間ドラマを描いたこの名作の仕上がりを、固唾を飲んで見守ります。

物語は新作ミュージカルのオーディションの光景。幕開けは第一次のダンス審査から始まります。
数日前から行われていた舞台稽古には、劇団四季のトップダンサーである加藤敬二がその指導にあたっていました。本作ではマイク役でデビュー。後にリチー、ボビーを経てその後は演出家のザックを務めてきました。ダンサーとしても、そして本作においても豊富な経験を持つ加藤は、劇団にとって重要でありまた自身にとっても思い入れの強い作品とあって、熱心なアドバイスを送ります。
「『私はダンサーなの』の台詞の振り。今のではただの振り付けになってしまってる。でもそうじゃない。“私はダンサー”という、誇りと強い意志があってから、それが振りとなって身体が動く。もっと明るく、光り輝くように!」
17人の受験者一人ひとりがそれぞれの過去を告白してゆくシーンでは、各ナンバーの終わりとともにストップの声が。客席から小走りで舞台に駆け寄り、身振りを交えて振り付けの動きや芝居について指導してゆきます。

物語の後半、受験者たちが課題の歌とダンスを稽古する「ワン」のダンスナンバーに差し掛かると、加藤からさらに厳しい要求が与えられました。ここは『コーラスライン』を象徴する、重要な場面。美しく、また観る者を圧倒する高度なラインダンスが繰り広げられます。
「最初は振りを間違える芝居が付けられていますが、その過程を無理に見せる必要はありません。もともと踊れることが大前提。完璧に踊れるまで何度も練習してください」
「帽子の向きを合わせて。足は45度。キックをハッキリ。肩のラインを揃えて。腕の高さも揃える!」
「今くらいにしっかり踊ってくれると、客席から美しいラインが見えます。この感覚を絶対に忘れないで」

「ワン」のナンバー。美しいラインダンスが繰り広げられます。
こうして迎えた最終通し稽古。客席で仕上がりを観ていた劇団の俳優たちの目からは、涙がこぼれ落ちていました。
ショービジネス界に生きる俳優たちを描いたこのドラマは、舞台に立つ俳優自身も当事者。そして、劇団員全員が当事者です。語られる、一つひとつの言葉が胸を突きます。
女子も、男子も、涙を拭い、一瞬の場面も見逃さないように舞台を見つめ続けていました。
稽古終了後。明日の初日公演に臨む出演者たちに、加藤から最後のアドバイスが伝えられました。その終わりに、加藤はこれまでの熱のこもった声からトーンを落とし、静かにひとつの言葉を残しました。
「実感を、忘れずに」
その瞬間、全員が顔を引き締め、「はい」という返事の代わりに真っすぐに加藤を見つめ返しました。
深い感動と、大きな夢が詰まった『コーラスライン』。明日、全国ツアーへと旅立ちます。どうぞご期待ください!
『コーラスライン』全国公演
9月17日(金) 相模原市(神奈川県)よりスタート!!
★初日の相模原公演限定で、スペシャル携帯待ち受けをプレゼントいたします。
詳しくはコチラ>>
9月17日、『コーラスライン』全国ツアーが4年ぶりにスタートします。
これを記念して、ツアースタートを飾る神奈川県・相模原市公演限定で、ご来場いただいたお客様にスペシャル携帯待ち受け画像(フラッシュ版)をプレゼント。
劇場で配布しているキャストシートに記載のQRコードから、取得いただけます。
ご観劇の記念に、ぜひご利用ください!

スペシャル待ち受け画像のイメージ。画面が切り替わるフラッシュ仕様。 (舞台写真:上原タカシ)
| 〜キャンペーン詳細〜 神奈川県・相模原市公演限定 □公演日時 9月17日(金)18:30公演 □劇場:グリーンホール相模大野・大ホール ※劇場配布のキャストシート記載のQRコードから取得してください。 ※翌日18日(土)公演は、実施いたしません。 |
『コーラスライン』全国公演
9月17日(金) 相模原市(神奈川県)よりスタート!!
ワン
ひとつの夢 胸に抱いて
ワン
ほほえみ持ち 誇り高く
ひとつひとつ きらめきあえば
孤独など 忘れさせるよ
ワン
残暑が続く9月初旬。四季芸術センターの稽古場のある一室から、『コーラスライン』の代表的なナンバー「ワン」が聞こえてきています。
扉を開ければ、そこには稽古着のレオタードやTシャツを汗いっぱいに滲ませた俳優たちの姿が。4年ぶりとなる待望の全国ツアーに向けて、全員が真摯な想いで稽古に取り組んでいました。

「ワン」のナンバーでは、舞台いっぱいに広がるラインダンスが魅力の一つ。
『コーラスライン』の舞台は、ブロードウェイのとある劇場。新作ミュージカルのコーラスダンサーを懸けたオーディションに挑む、17人の男女の物語です。
舞台俳優という職業を夢見てオーディションに挑む男女の姿は、まさに劇団の俳優自身そのもの。
だからこそこの作品は劇団の中でも特に重要なレパートリー作品として、初演から30年以上経ってもなお大切に上演が繰り返されてきました。
「あんまり家庭的には、しあわせじゃなかったの・・・」
「あたしの目標はラジオ・シティ・ミュージックホールでロケットガールになること」
「お願い、一度でいいからチャンスをください」
舞台俳優を目指したきっかけ、家庭のこと、抱えたコンプレックス・・・。プライドを捨てて語る受験者の言葉一つひとつが、同じ思いや境遇を持った俳優の身体を通して語らるれと、リアルなドラマとして深い感動をもたらします。それが、お客様からも長年支持され愛されてきた所以でもあるのでしょう。

第一次審査を通過した17人の男女。最終審査では面接が行われます。
昨年2009年の東京公演から福岡・京都と公演を行い、好評をいただいてきた本作ですが、今回の全国ツアーに向けての稽古では、新たなメンバーが加わりました。経験者たちはブラッシュアップに励み、そして新メンバーは先輩からのアドバイスを吸収しながら、稽古場の鏡に向き合い振り付けや台詞を繰り返します。
そんな彼らの中心に立ち、指導しているのは俳優の味方隆司。今回もキャスティング候補の一人であり、本作ではこれまでラリーやマイク、ポールなど複数役を務めてきたベテラン俳優です。
「『手に入れたい この仕事』では大きく折れて。合格か不合格か・・・不安と必死さから、ここで強い思いに変わる」
「身体は上下に動いても、帽子の高さは変えない。それから手を伸ばした時の帽子の角度はこうやって水平に」
味方の的確なアドバイスに、力強い返事が稽古場に響きます。
こうして今、稽古場で汗と涙を流し鏡と向かい合う俳優たちは、来る17日、誇りを持って全国ツアーの舞台に旅立とうとしています。
劇団の俳優たちの人生そのままを映し出した作品、『コーラスライン』。一糸乱れぬラインダンスを、そしてすべてを捨てて舞台に生きる俳優たちのドラマを、ぜひあなたご自身の目でご覧ください。

「履歴書に書いてないことを話してもらおう」。演出家・ザックの要求に、受験者たちはそれぞれの過去を吐露していきます。
『コーラスライン』稽古の様子
『コーラスライン』全国公演
9月17日(金) 相模原市(神奈川県)よりスタート!!
★初日の相模原公演限定で、スペシャル携帯待ち受けをプレゼントいたします。
詳しくはコチラ>>
日頃は劇団四季の活動にご支援をいただき、誠にありがとうございます。
俳優 星野光一(本名:金東奎 出身地:韓国)が、一般男性の方に怪我を負わせ、傷害の疑いで神奈川県警青葉警察署に逮捕されました。
被害者の方に心よりお詫び申し上げますと共に、劇団四季を応援してくださっている皆様に対し、信頼を損ねる結果となりましたことを深く反省いたしております。
劇団としては、事実関係を確認の上、処分を下したいと考えております。
今後は劇団員に対する教育や指導を強化し、再発の防止を徹底して参ります。
今後とも変わらぬご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
劇団四季
『ユタと不思議な仲間たち』の作家・三浦哲郎さんが8月29日(日)、逝去されました。79歳でした。
劇団四季と三浦さんの関りは1977年に遡ります。「こどものためのミュージカル・プレイ」として、三浦さんの小説『ユタと不思議な仲間たち』をミュージカル化。少年・ユタと座敷わらしの交流を描いた物語は、観る者の心を温めると同時に、“生命の尊さ”や“仲間の大切さ”を問いかけました。
89年には演出を一新。子どもから大人まで幅広い層のお客様から熱い支持をいただき、劇団四季オリジナルミュージカルの代表作の一つとなりました。
本作はその後も大切に上演が繰り返され、2007年には社会問題化していた“いじめ問題”に真正面から取り組むべく、『ユタと不思議な仲間たち』全国ツアーを実施。翌年の2008年までの2年間で、合計30万人の子どもたちを招待しました。
その効果を受けて、このプロジェクトは「こころの劇場」と名を改め、現在も活動の輪を広げています。
三浦哲郎さんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

『ユタと不思議な仲間たち』08年東京公演より (撮影:荒井 健)
| 『ユタと不思議な仲間たち』これまでの上演記録
1977年 ヤクルト名作劇場 (※当時の題名は『ユタとふしぎな仲間たち』) |
8月20日(金)、『嵐の中の子どもたち』利尻公演の2日目。海からの風が強い1日となりましたが、この日も島の子供たちの元気な歌声が「利尻町交流促進施設 どんと」にこだましました。

利尻公演でのカーテンコールの様子。
前日の礼文島の子供たちに続き、利尻島の小学校から中学校の子供たち約330名が、この“こころの劇場”『嵐の中の子どもたち』を観劇しました。
10:00
俳優たちが少しずつ宿泊施設から「どんと」へと移動し、昨日と同じくそれぞれのウォーミングアップの後、バレエと開口発声を行い、そのままリハーサル室でミーティングに入りました。

長机をバー代わりにしてのバレエ(左)、開口レッスンの様子。ツアー公演ならではの工夫です。
“こころの劇場”を主催する財団法人舞台芸術センター 専務理事 田中浩一から台詞、音を落とさないことの大切さが話された後、それぞれの音楽、演技、ダンスキャプテンからのアドバイスがありました。

ミーティングの様子。各キャプテンからのアドバイスに、俳優たちは熱心に聞き入っていました(左)。また、この利尻公演では、テレビ局の密着取材も(詳細は当ウェブサイト内メディアなびにて)。
13:00
利尻島内の5つの小学校、4つの中学校から続々と児童や生徒が「どんと」に到着。隣町の小学校、中学校からはマイクロバスでの会館入りです。笑顔で「楽しみ!」と口々に言う小学生の女の子たちや、「今回が初めて」と期待に胸を膨らませている子どもたち。同じ年頃の子どもたちが登場するこの物語を、心から楽しみにしている様子です。その中には、19日(木)に行われた「日本語セミナー」に参加していた沓形小学校の子どもたちの姿も見られました。

1日目の公演後行われた「日本語セミナー」の様子(左)、開演前に、配られた『嵐の中の子どもたち』の冊子を熱心に見入る子どもたち(右)。
13:30
開幕のアナウンスとともに、子どもたちは歓喜の声をあげ、「カーニバル」のリズミカルな音楽と、色とりどりの衣裳に釘付けになります。夢中で舞台を見つめる子どもたち。カーテンコールは、客席の俳優たちと目を輝かせた子どもたちの「すてきな仲間」の大合唱となりました。
15:35
ロビーでのお見送りでは、ケン、ボブ、セシリーやビッキーなどに子どもたちが駆け寄り、満面の笑みで「面白かったです!」と話しかける子や、少し恥ずかしそうにしながらも俳優たちに笑顔で手を振る子の姿があちこちで見られました。

お見送りの様子。子どもたちの笑顔に、俳優たちも満面の笑みに。
「ビッキーのところで、涙がでました。ああいうのに、弱いんだよね、私」と少し背伸びをした感想を述べる子や、「もし、島が子どもたちだけになったら、どうしよう?お店を自分でできるかなあ」「みんなで力を合わせるよね、そうなったら」と友達同士で話ながら帰る子どもたち。その表情は生き生きとしていました。
劇団四季が初めて利尻島で公演を行ったのは6年前の『桃次郎の冒険』。今回の『嵐の中の子どもたち』で、4回目の公演となります。“こころの劇場”としては2回目。
全国の子どもたちに本物の舞台の感動を届けたい。その熱い思いのもと、地元の方々の多大なる協力を得て、およそ1年かけて準備されてゆく公演。無事幕が上がり子どもたちの大きな拍手と笑顔が見えた瞬間は、その労力のすべてが報われる瞬間でもあります。

利尻公演で尽力して下さった田島順逸町長をはじめとした方々と、最後は記念撮影。
日本の未来を担う子どもたちの問題を、社会総がかりで取り組んでゆく。その姿勢のもとに財団法人舞台芸術センターと劇団四季が、日本全国津々浦々の子どもたちに演劇の感動を届けるプロジェクト“こころの劇場”の、そして『嵐の中の子どもたち』カンパニーの旅は続きます。
『嵐の中の子どもたち』ケン&ボブからのメッセージ in 利尻
レポートその1はコチラ>>
レポートその2はコチラ>>
レポートその3はコチラ>>
『嵐の中の子どもたち』
全国公演巡演中
チケットのお求めはコチラ>>
8月19日(木)、『嵐の中の子どもたち』利尻公演が、「利尻町交流促進施設 どんと」にて、開幕しました。
この日は、お隣の礼文島から、小学校から高校まで約330名の子どもたちが観劇。その前日の18日(水)には、子どもたちに本物の舞台の感動をとの熱い気持ちのもと、熱心に舞台スタッフによる仕込みが行われました。

舞台スタッフによる仕込の様子
8月18日(水) 9:00
「どんと」の搬入口には、地元のお手伝いの方々約20名と、舞台監督 木村 聡をはじめとした13名のスタッフによる舞台仕込みが始まりました。トラック荷台のブルーシートが取り外されると、舞台装置と俳優たちの荷物を運ぶ“ボテ”と呼ばれる荷物ケースが完成したパズルのようにきちんと収まっています。
後方部に積まれた照明機材からどんどんと降ろされてゆく舞台装置。積み込みをする際に積む順番が解りやすいように箱に名前をつけるなど、工夫もされています。
数時間後。そうして、少しずつ舞台が出来あがってゆき、ハミングバードが目の前に現れて来ました。

物語の中で大きな役割を持つ機関車も、舞台袖で組み立てが完了
10:00
俳優たちが「どんと」にやってきました。まずは、トラックから降ろされた“ボテ”を運び込み、楽屋を作ってゆきます。カンパニーの中で、それぞれ役割分担が決まっています。ゴミの分別を書いてビニール袋を設置する者。洗濯をする者。洗濯当番は、まず洗濯機をと乾燥機をケースから取り出し設置します。そして、衣裳を干す物干し台を組み立て、洗濯し終わった衣裳を干してゆきます。さらに、衣裳ケース内の衣裳の数々も、天日干しを行なって湿気を飛ばします。

間もなく袖を通すこととなる、衣裳たち
15:30
舞台装置の仕込みが完成。ついに18人の子どもたちの村が、利尻に出現しました。その出来あがったばかりの舞台ではマイクチェックが行われ、それが終了すると、さっそく舞台あたりが始まりました。ツアー公演では、間口や奥行き、袖中の広さが様々なので、入念な立ち位置や導線の確認、修正などをしなければなりません。
『嵐の中の子どもたち』のカンパニーが利尻島に到着して2日目の8月17日(火)。この日は、午前中からカンパニーを代表して俳優たち6名が2班に分かれ、利尻町、利尻富士町、礼文町役場を訪れました。竹内一樹、長谷川浩司、久居史子の3名が利尻町、利尻富士町役場を訪問(レポートその1でお届け)したのと同じころ、小出敏英、川島 創、時枝里好の3名は、礼文町の町長を表敬訪問していました。
礼文島は利尻島からフェリーで約40分。前日と打って変わって抜けるような青空となり、礼文島からも雲の掛かっていない利尻山を眺めることができました。

利尻島からフェリーに乗り、礼文島・香深港へ到着。振り向くと、絶景の利尻山が
10:30
礼文島に向かった班は、目の前に海が広がる町役場で礼文町長 小野 徹氏、副町長 村井政春氏、総務課長 小軽米成志に面会。礼文島は稚内からの北東の風(山背)が吹くため夏は涼しく、冷房や扇風機がある家は少ないことや、7月までは朝にストーブを焚くこともあるなど、初めて耳にする礼文の気候へと話題が広がりました。
「“こころの劇場”で、小学校から高校に通う子どもたちが、毎年本物の舞台に触れられることは、子どもたちにとって、一生の思い出や記憶となり、それが豊かな心を育んでいる」とおっしゃって下さった小野町長。小さい頃に島で観た演劇やお祭りの記憶は、何かのきっかけで鮮明に思い出される宝物のようなものだと嬉しそうにお話され、その言葉に俳優たちは身の引き締まる思いで、大きく頷いていました。

礼文町・小野町長への表敬訪問の様子。出演者のサインが入った公演のポスターも贈呈されました
12:30
礼文島の桃岩(桃の形をしている巨大な岩)・猫岩(猫が背中を丸めて座っているように見える岩)、地蔵岩(海側から眺めると、手を合わせたお地蔵さまに見える岩)などを見学。深い青色の海と緑の草花、さらによく澄んだ青い空のコントラストが美しく、3名ともその景色に圧倒されていました。
元地海岸(メノウ浜とも呼ばれ、誰でもメノウを見つけることができる浜として有名)では、案内係を買って出て下さった町の方がメノウを探し出し、時枝にプレゼントして下さる一幕も。

礼文島の名所、「桃岩」の前にて
14:50
礼文島の魅力で心身ともにリフレッシュした3名が、再び利尻島の沓形港に戻った時、そこで待っていたのは島内での表敬訪問を終えた竹内、長谷川、久居の3名。想像していなかったそのサプライズに、心から驚くとともに大喜びする小出・川島・時枝を、満面の笑みで出迎えました。
17:30この日は、利尻町の皆さんが交流会を開いて下さいました。地元の若い方々が俳優たちのために汗をかきながら鳥やジンギスカンを焼いて下さり、キャスト、スタッフが町の方々と交流を深めました。

利尻島の皆さんと俳優との交流会の様子。利尻で獲れた海の幸もふるまわれました
途中、海にゆっくりと沈んでゆく夕日を皆で眺め、すっかり沈んでしまうまでじっと見つめていたカンパニー一同は、日が暮れた瞬間に歓喜の声をあげていました。他では得られない感動と、公演を支えて下さっているたくさんの方々の温かい気持ちで、心が満たされた総勢33人の思いはひとつ。「19日(木)、20日(金)の公演も全力を尽くし、感動をお届けすることで恩返しをする」(竹内)ということ。

この日利尻島から見えた、海に沈みゆく夕日
「劇団四季が、来るんだってさ!」と瞳を輝かせ、「本物の劇団四季?あの劇団四季?」と思わず微笑んでしまうような声をあげ、町内を歩くと「こんにちは!僕、観に行くよ」と積極的に声をかけてくれる島の子どもたち。その未来を担う子どもたちに、本物の舞台の感動を届けたい。
今年3年目を迎えた“こころの劇場”公演。今年は『嵐の中の子どもたち』そして『エルコスの祈り』が、全国の子どもたちの笑顔に会うために、津々浦々まで巡演しています。
礼文島の子どもたちが、船に乗って利尻島の会館までやって来る利尻公演第1日目の19日(木)。窓の外は、快晴。いよいよ、18人の子どもたちの物語が、島の子どもたちと出会います!
利尻公演レポートその3へ続く。
『嵐の中の子どもたち』
全国公演巡演中
現在、全国ツアー真っ只中の『嵐の中の子どもたち』。友達を信じる気持ち、勇気、友情、思いやる心の大切さといったメッセージを、より多くの皆さまにお届けするために、18人の子どもたちのこの物語が、「ニッセイ名作劇場」を経て、全国巡演に出発してから、早や1カ月が経ちました。そして、8月19日(木)、20日(金)の2日間、“こころの劇場”として全国の子どもたちに生の舞台の感動をお届けしたいとの思いのもと、最北の地利尻島での公演が行われます。

フェリー前で記念撮影
カンパニーが利尻島に到着したのは、8月16日(月)。前の札幌公演を終えて、陸路で稚内へ向かい、そこからフェリーで利尻島の鴛泊港に入りました。初めて利尻島に入る俳優たちがほとんどとなった今回のツアー。俳優たちの瞳は、期待にキラキラと輝いています。
8月16日(月)17:45 鴛泊港(利尻島)着
フェリーから降り立った俳優たちは、フェリー前で記念撮影。その後、バスに揺られて宿泊施設まで向かいました。あいにくの曇り空となったこの日、島の中央にそびえる利尻山(1,721メートル)の雄姿は雲間に隠れて見えませんでしたが、バスの車窓からでさえ思わず嘆息が出るような大自然のパノラマに、長い移動の疲れも忘れて声を上げる俳優たちの姿が、そこにはありました。
19:00 宿泊施設にて
この利尻公演の宿泊では、朝晩の食事は、一同揃って大広間で食べることになっています。利尻島初めての夜ご飯も、全員で元気な声で「いただきます!」
8月17日(火)
この日も、朝7時30分に皆で朝食を採った後、舞台スタッフは、公演地である「利尻町交流促進施設どんと」へ、仕込みの下見に出かけました。その一方で、カンパニーを代表して6名の俳優が、2班に分かれて利尻島、そしてお隣の礼文島の町役場を訪問しました。
利尻島の2つの町、利尻町と利尻富士町を表敬訪問したのは、公演委員長の竹内一樹、長谷川浩司、久居史子の3名。

利尻町・田島町長への表敬訪問の様子
11:00 利尻町役場
利尻町長 田島順逸氏にご挨拶させて頂いた竹内、長谷川、久居。はじめは少し緊張した表情を見せていましたが、田島町長から利尻町の産業や島の美しさについてのお話を伺っているうちに表情も穏やかになり、笑顔が見られるようになりました。竹内が、今回の公演に向けて、「利尻の皆さんからの温かい気持ちを頂いて、そして、このとってもきれいな大自然からもらったパワーで、この作品のもつ感動を、子どもたちにしっかりとお届けしたいと思います」と、熱い気持ちを伝え、出演者全員のサインが入ったポスターパネルを贈りました。
その後、利尻の皆さんお勧めスポットを2か所巡りました。まずは、利尻山5合目に位置する展望台「見返台園地」に。眼下に現れた絶景に感動のあまり言葉を失って景色に見入る3人。

利尻山の5合目まで登り、展望台「見返台園地」に到着!そこには絶景が広がっていました
「遺跡を探して森を歩くシーンで、この経験が生かせるね!」
「こんなところでもし迷ってしまったら、ビッキーのような“靴ずれ”どころじゃないんじゃないかなあ」
原生林に囲まれた姫沼へと向かう道すがらでは、作品の中で、幻の遺跡エルドラドを探して森を歩く子どもたちさながらの表情を見せます。吊り橋を渡り、林を抜けると、急に視界が開け、遠景に利尻山、近景に姫沼という美しい景色が目の前に広がり、驚きの声をあげた竹内、久居。長谷川も、森林を通る風を身体に受けて、「気持ちいい!」。
湧水の冷たさに驚き、視界いっぱいに広がる海に感動しながら、明後日からの公演での子どもたちの輝く笑顔を思い、しっかり充電した力を本番で出して恩返ししなければと、気持ちを一層引き締めていました。

吊り橋を渡って、利尻礼文ソロベツ国立公園「姫沼」へ
大嵐の中、村に残されたのは18人の子どもたちだけ。村は壊滅的な被害を受け、食料も電気も通信手段もなくなります。不安でいっぱいの優等生グループと不良グループ「山賊団」。いつもケンカばかりしている彼らですが、この時ばかりは力を合わせてなんとか困難を乗り切ろうとしますが…。
そんな物語と重なるかのように、カンパニーが一丸となって力を合わせてツアーを続けている『嵐の中の子どもたち』。利尻での公演まで、あと1日です。
利尻公演レポートその2へ続く。
『嵐の中の子どもたち』
全国公演巡演中
現在「こころの劇場」として全国ツアー公演巡演中の『嵐の中の子どもたち』。
カンパニーは12日から始まった北海道各地での公演のため、11日に北海道入り。公演に向け、札幌にてケン役の竹内一樹・フローラ役の時枝里好、函館にてボブ役の川島創が、現地メディアの取材に応じました。

UHB北海道文化放送のテレビ番組「のりゆきのトークDE北海道」へ生出演!/
各新聞社インタビュー中「沢山の都市を巡って感動をお届けしたい」と語った時枝
竹内・時枝はUHB北海道文化放送のテレビ番組「のりゆきのトークDE北海道」へ生出演!舞台のVTRを交えながら作品の魅力や役柄について話をしました。司会者にお客様へのメッセージを求められると、
「暗いニュースも多い世の中だからこそ、この作品に込められた友情や愛などをみなさんに改めて知って頂きたいです」
と竹内が熱く語り、司会者からは「思いっきりやってください!」とエールが送られました。
続いて地元新聞社(北海道新聞社・道新スポーツ新聞・北海道日刊スポーツ)からのインタビューにも応じ、記者の方からの「長期の旅公演で大変なのでは?」という質問には、時枝が、旅公演だからこそ味わえる思いを熱く語りました。
「役作りはどうしていますか?」という質問には竹内が
「年齢や家族構成、物語中の登場人物とのつながりなどの細かい設定を考え、自分に置きかえています」
と回答し、準備の一端を明かしました。

時計台の前で/お昼は北海道ならではのスープカレー
さらにFM北海道にて、ラジオ番組の収録も。パーソナリティから二人の紹介があると、「おはようございます!」とカンペキなステレオ放送ぶりを披露。「息が合っていますね」と大変喜ばれました。
一方、函館の川島は、FMいるかのラジオ番組に生出演!
生放送に相当緊張の様子だった川島。しかし実際に放送が開始されると、丁寧な口調でリスナーに作品の魅力を伝えました。
司会者から「俳優としてプロ意識をどう保っているのか」、と聞かれると
四季の稽古場に掲げられる「慣れだれ崩れ=去れ」という言葉を披露。慣れが、だれ、そして崩れにつながってしまう。そうなってしまうと劇団を去らなければいけない、というきびしい教えをいつも心に留め、そして先輩方のアドバイスを常に忘れず毎日作品に向き合っていると話しました。

竹内・時枝はFM北海道にて、ラジオ番組の収録/川島は函館のラジオに生出演しました
北海道公演は12日の北斗市からスタート。この日は終演後にイベントも開催され、お客様と俳優が一緒に劇中歌「すてきな仲間」を歌いました。

12日終演後のイベントの様子。子どもたちも歌詞をマスターし一緒に「すてきな仲間」を合唱しました
『嵐の中の子どもたち』はここ北海道でも子どもたちに演劇の感動を伝えるべく、小学生招待公演の他、通常公演も設け、皆さまのお越しをお待ちしています。
また、来年1月には札幌に専用劇場もオープンの予定。北海道での今後の活躍にもご期待ください。
| 『嵐の中の子どもたち』北海道での通常公演 8/14(土)・15(日)札幌、22(日)北広島、28(土)音更町 |
『嵐の中の子どもたち』全国公演プロモーションVTR
『嵐の中の子どもたち』
全国公演巡演中
今年の5月から、日本二周目の旅がスタートした、こころの劇場『エルコスの祈り』。日本中を飛び回り、子どもたちに“生命の大切さ”や“仲間を思いやる気持ち”を伝えていきます。

写真はこれまでの公演より(撮影:阿部章仁)
夏休み真っ只中の8月10日、岐阜県大垣市では、『エルコスの祈り』リハーサル見学会が行われました。この日の天候は、あいにくの大雨。足元の悪い中、およそ70名のお客様が参加されました。

『エルコスの祈り』リハーサル見学会の様子
リハーサルが行われたシーンは、夢や希望も持つことを禁じられ、心を閉ざしてしまったユートピア学園の子どもたちによる冒頭のダンスナンバー。奥底に眠る心の悲しみや苦しみを、ダンスで表現している難関かつとても大切なシーンです。
公演委員長である藤川和彦による厳しい指導のもと、場面の理解や動きのチェックが入念に行われました。
また、8月1日(日)〜9月25日(土)の期間限定で、『エルコスの祈り』にご来場いただいたお客様に「オリジナル虹色鉛筆」をプレゼントしています。この色鉛筆は1本で7色の虹色が描けるという、『エルコスの祈り』でしかもらえない特別な色鉛筆。

期間限定でプレゼント中の「オリジナル虹色鉛筆」
夏休みの絵日記にもぴったりの描いて楽しい・見て嬉しいこの「オリジナル虹色鉛筆」。ぜひ、この機会に自分だけのカラーを表現してみませんか?
次回のリハーサル見学会は、草津公演で行われます。たくさんのご来場お待ちしております。
『エルコスの祈り』全国ツアー
今後の主な通常公演(招待公演を除く)
8/12(木)新宮、14(土)草津、16(月)・17日(火)広島
9/4(土)大樹町、25(土)二本松
現在、「こころの劇場」として全国ツアー巡演中の『嵐の中の子どもたち』。
ケンカが絶えなかった18人の子どもたちが、嵐をきっかけに協力しあい、「思いやりの心」や「友情の大切さ」など人生に欠かせないことを学んでいく物語です。

物語冒頭のカーニバルシーンでは色とりどりの衣裳を着た子どもたちがダンスを踊ります
その中で今回ご紹介するのは、作品にまつわる“色”の話。登場人物たちの衣裳に使われている配色には、ある意味が隠されているのをご存じでしょうか。
それは1幕冒頭、開拓記念日のカーニバルシーンで見ることができます。

(左)ケンがリーダーを務める優等生グループの子どもたち/(右)ボブがリーダーを務める山賊団の子どもたち
18人の子どもたちは、ケン率いる“優等生グループ”とボブ率いる“山賊団”という2つの対立したグループに分かれ、ケンカばかりしています。その子どもたちの衣裳の色を良く見ると、2つのグループの内、“優等生グループ”の衣裳に使用されているのは寒色系の青。
一方、“山賊団”の衣裳には赤やオレンジなどの暖色系が使用されているのです。

(左)ケンとボブはいつもケンカばかり/(右)“黄色い”服をきているのは1番小さな男の子、ビッキーです
ところが、中には暖色とも寒色とも付かない“黄色や緑”の衣裳を着た子どもも・・・。黄色や緑色の衣裳を着た子どもたちは、物語の中で一体どのような役割を果たすのでしょうか。
それはぜひ、あなたご自身の目でお確かめください。
沢山のカラフルな色で彩られた『嵐の中の子どもたち』。この夏も、各地で公演を行っております。
ご観劇の際にはぜひ衣裳にも注目して作品をお楽しみください。
『嵐の中の子どもたち』全国公演プロモーションVTR
『嵐の中の子どもたち』
全国公演
8月の主な公演
8/5(木)埼玉県・越谷、7(土)東京都・足立、12(木)北海道・北斗、14(土)北海道・札幌
15(日)北海道・札幌、22(日)北海道・北広島、28(土)北海道・音更町
劇団四季技術部では、劇団四季の作品を支えるスタッフを募集しています。
■募集セクション■
舞台監督助手、照明、コスチューム、ヘアー・メイク(床山)、音楽
応募要領など 詳しくはこちら をご覧ください。
皆様からのご応募をお待ちしております。
「四季の会」会員料金にてプログラムをご購入の際は、「四季の会」会員証のご提示をお願いいたしますので、公演当日は会員証をお持ちくださいませ。
会員証のご提示のない場合は一般料金となりますので、ご了承ください。
| 「会員料金」でご利用いただける公演 東京 ・四季劇場[春] : 『ライオンキング』 ・四季劇場[秋] : 『サウンド・オブ・ミュージック』 ・電通四季劇場[海] : 『アイーダ』 ・四季劇場[夏] : 『美女と野獣』 横浜 名古屋 ・ウインクあいち : 『春のめざめ』 関西 ・京都劇場 : 『クレイジー・フォー・ユー』 静岡 |
本格的な夏日が続く中、四季芸術センターでは7月20日・21日の二日間にわたって、座内イベント「バザール」が行われ、賑わいをみせていました。
今年ですでに9年目に突入したこの「バザール」は、劇団員相互扶助のために始まった催しものです。家庭で不用になった品々や稽古グッズを持ち寄り、それら全てを100円で購入することができます。

会場となった四季芸術センターの稽古場は大変な賑わいとなりました
今年のバザールはおよそ3,200点もの商品が揃いました。
このバザールの特徴は、研究生や海外留学生などの若手が“メインゲスト”であるということです。その特権として開始2時間半は彼らだけに、先に商品を購入することができるという「優先タイム」が設けられます。買い手が決まるのが早かった商品は、生活必需品である電化製品や大型家具。またCDプレーヤーやレッスン着も人気を集めていました。
一日でも早く夢の舞台に立とうと、必死で生活し努力している若手たちにとっては、有難い機会なのです。
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海外留学生のために韓国語、中国語のポスターが貼られています
そしてバザールの楽しみは、商品を安く購入することだけではありません。先輩と後輩、同期同士、普段なかなか関わることのない俳優・技術スタッフ・経営スタッフとの垣根を超えた劇団員たちとの“交流”。会場である稽古場は、たくさんの笑顔で溢れていました。
毎年恒例となったこの「バザール」。今年もまたより一層団結力を強め、一人ひとりが劇団四季の一員だということを実感させてくれた、劇団には欠かせない催しものとなりました。
7月19日(月・祝)神奈川県座間公演より『嵐の中の子どもたち』全国ツアー公演がスタートしました。

初日カーテンコールの様子。俳優と客席の皆さまが一体となり、テーマソング「すてきな仲間」を合唱します
この全国ツアーは「こころの劇場」といわれ、日本全国の子どもたちに演劇を通し生きる喜び、仲間の大切さ、思いやりの心を育んでほしいといった劇団の願いが込められた公演。子どもたちへの招待公演を中心に、一般のお客様にご覧いただける公演も各所で設けながら日本全国を巡ります。

初日の会場となった座間ハーモニーホールの様子。開場するとロビーは親子連れのお客様で一杯に
カンパニーは、今月13日まで1ヵ月に渡り日生劇場で公演を行っていましたが、今回のツアースタートまでの短い期間も一度稽古場に戻り、稽古を積んできました。
ツアー初日となったこの日、開演前のミーティングに集まった俳優たちからは、新たな気持ちで挑もうという雰囲気が伝わってきます。ケン役の竹内一樹を中心に「常に崖っぷちの気持ちで!」と、これから始まる長いツアーに向け気合を入れる俳優たちの姿がありました。
――今日はハミングバード村の開拓記念日。
個性豊かな村の18人子どもたちはこの日もケンカばかり。その様子に大人たちはとうとう怒り、子どもたちだけを残して列車に乗り記念式典へ出かけてしまいます。しかし残された子どもたちのもとに嵐が襲い、村は壊滅状態。それでもケンカをして互いに歩み寄らない子どもたちに一番小さなビッキーは「仲良くして」と言い残し、熱で倒れてしまいます。
「みんなの力を合わせて、ビッキーを救うんだ!」
子どもたちの気持ちが次第にひとつになっていきます。
明るい子、気が強い子、心配性で少し臆病な子、力持ちの子、物知りな子・・・18人それぞれの個性を生かし、ビッキーを救うことはできるのでしょうか。

多彩なダンスシーンや、「すてきな仲間」などのナンバー、迫力満点の機関車の登場などもお楽しみに。
『嵐の中の子どもたち』は前年に引き続き今年度も「こころの劇場」作品として、一足早くツアー巡演中の『エルコスの祈り』と共に子どもたちのもとへ感動を届けます。全国の劇場で、皆さまのお越しをお待ちしています!
『嵐の中の子どもたち』全国公演プロモーションVTR
『嵐の中の子どもたち』
全国公演
7月・8月の主な公演
7/23(金)三重県桑名、24(土)岐阜県各務原、25(日)愛知県幸田町、27(火)三重県津、
30(金)埼玉熊谷、31(土)埼玉川口
8/1(日)茨城県小美玉、5(木)埼玉県越谷、7(土)東京都足立、12(木)北海道北斗、
14(土)北海道札幌、15(日)北海道札幌、22(日)北海道北広島、28(土)北海道音更町
7月19日(月・祝)、京都劇場(JR京都駅ビル内)にて、『コーラスライン』が好評のうちに千秋楽を迎えました。

千秋楽カーテンコールの様子。場内は温かい拍手に包まれ、オールスタンディングに。
祇園祭も終わり、平常に戻った様子の京都。その古都で、4年ぶり2度目の上演となった今回の公演でも、多くのお客様からのご支持を頂き、連日熱い舞台が繰り広げられてきました。
そして迎えた千秋楽。幕が下りると満席の客席から惜しみない拍手が沸き起こりました。カーテンコールで、ゴールドの衣裳に身を包んだ俳優たちが1人ずつ登場してくると、その拍手はますます大きくなり、俳優たちもとびきりの笑顔を見せてそれに応えます。
そこで歌い上げるのは「One」。そこには、原案・振付、演出を担当したマイケル・ベネットの「社会を支えているのは、スーパースターの一人(One)ではなく、底辺にいる一人一人(Each One)なのだ」という考えのもと、その一人ひとりが自信と輝きを取り戻すことで、社会は変わってゆく。これが新しいアイデンティティの求め方だとするメッセージが込められています。

ゴールドの衣裳に身を包んだ俳優たちは、とびきりの笑顔でお客様への感謝の意を表していました。
劇中で「One」は、スポットライトの当たるスーパースターの後ろで踊るナンバーとされています。
「…これはスターの後ろに並んでやるナンバーだ。君たちはスターを飾る額縁だ。誰もぼくの目を引いちゃいかん。いいね。…」(ザック)
額縁となるコーラスダンサーの一人ひとりに、当たるカーテンコールでのスポットライト。ポール、ダン、ビビ、ボビー、グレッグ、クリスティン…ラインに立った17名を演じた俳優たちに贈られる拍手は、京都劇場を包み込み、感動の波がじわじわと広がってスタンディングオベーションに。鳴り止まない拍手に、輝く笑顔で応える俳優たち。
「…みんな特別な人よ。彼も特別―彼女も特別。それにシーラ―リチー、コニー。みんな特別。一緒に踊れたら幸せだわ。…」(キャシー)
コーラスダンサーとして、スポットライトこそ舞台では当たらない彼らも、「誰もが一人一人素晴らしい人」であり、そこには舞台へかける夢があり、祈りがあり、そしてそれぞれの人生がある。

いつまでも去りがたい雰囲気の中、幕が下りた京都公演。そして、『コーラスライン』はいよいよ全国ツアーへ出発します。
この舞台の感動は、必ずあなたの心を輝かせ、人生の素晴らしさを教えてくれるはずです。次は、あなたのお近くの街へ。『コーラスライン』全国ツアーでも、ぜひ“真実”の物語を味わって下さい。好きだからこそ、選んだ道に、命燃やしたこの日々に「悔いはない」と言える、誇り高き「素晴らしい人」の一人として。
『コーラスライン』全国公演プロモーションVTR
『コーラスライン』全国公演
9月17日(金) グリーンホール相模大野 大ホール(神奈川県)よりスタート!!
去る7月8日(木)、京都劇場のロビーにて、『コーラスライン』全国公演に向けた合同取材会が開かれました。

『コーラスライン』全国公演に先駆けて行われた合同取材会の様子。
現在、京都劇場にて上演中(7月19日(月・祝)千秋楽)の『コーラスライン』は、ただ、1本の白いラインが引かれた舞台上で繰り広げられる“人生”という名のドラマ。コーラスダンサーたちの舞台への祈りが込められたこの物語は、1979年の初演以来、劇団四季が大切に上演、客席に感動を届け続けて来ました。そして、2009年10月の3年ぶりの東京公演に続き、福岡、京都と上演され好評を得て来た本作が、9月17日(金)のグリーンホール相模大野大ホール(神奈川県相模原市)を皮切りに、満を持して全国ツアーに出発します。
この日の取材会に登場したのは、ザック役のひとり深水彰彦、キャシー役の坂田加奈子、ディアナ役の熊本亜記の3名。全国各地の公演予定地から多くのマスコミ陣にお集まり頂きました。
「一番の見どころは?」との質問に、
「あらゆる所が見どころですと言いたいです。ディアナの台詞で『(楽屋口にたってお化粧をした女優さんたちが帰って行くのをみてたの覚えてるから。)その時思ったわ。私は絶対にああはなれないんだ。あんなすてきにはなれない。でも心の奥底では絶対になる。なってやると信じてきた…』というものがあります。この台詞は、俳優にとってはとても心に刺さる言葉で、自分にそれほど自信を持ってやれる人はいない。けれども、できないと思ってもそれは言い訳で、やらなければならないし、やれるし、それが舞台でもある。それを言い訳にしてはいけないのです。この作品は、私自身にとっても、一人の俳優としての私にとっても、すごく心に刻まなければならないテーマを持った作品です」 (深水彰彦)
「キャシーという役としては、挫折をし、またこの世界に帰って来て、全てをさらけ出し、ザックと1対1で、『踊らせてくれ』という大ナンバーがあり、踊っている私はかなり苦しいのですが、そこを見て頂きたいと思います」 (坂田加奈子)
「自分の好きなことを仕事にして、一生覚悟をして捧げて生きる、皆が一つの方向を見て進んでいけるという素晴らしさ。そこに感動して頂けるのではないでしょうか。好きなことだったら厳しくても幸せという心理があり、そういう生き方があるというところを見て、仕事に対する覚悟を感じて頂けたらと思います」 (熊本亜記)
と答えた3名。

(左から)ザック役のひとり深水彰彦、キャシー役の坂田加奈子、ディアナ役の熊本亜記。それぞれが、見どころや役柄、作品への思いを語りました。
その坂田の言葉に対して、深水が「キャシーのダンスシーンは6分から7分踊っていて、私たちならば、ほんの数十秒踊っただけで息が切れてしまうのですが、氷上を滑るように、リズムをきちんと刻む彼女のダンスを見ていると、コーラスとスターといったタレントの違いは歴然とあるのだなと感じ、いつもすごいなと思います。ですから、『君はコーラスに戻れない』という台詞を素直に言えます。以前、舞台を終えた後の彼女に『命かけてるね』というと『死んでもいいと思っている』という答えが返って来ました。彼女のダンスは見どころの一つだと、私も思います」と続ける一コマも見られました。
また、6月末には、それに先んじて、福井県と愛媛県の新聞社、テレビ局が京都劇場を訪れ、福井県出身の松浦勇治、愛媛県出身の丹下博喜、玉井晴章へのインタビュー取材を行いました。
「もともと踊りが好きで、この道でやって行こうと思っていましたので、『コーラスライン』と重なるところがあります。劇団四季での初舞台もこの作品のダン役だったのですが、稽古をしている時は、絶対あのラインに立ってやるという気持ちで、自分自身もやっていました。舞台上には何も飾るものがなく、衣裳もレオタードで、そこで生身の人間が語るストレートプレイに近い、それでいて歌も踊りもあり、とてもレベルの高い作品だと思います」 (松浦勇治)
「初めて舞台に立った時、このそわそわする感じは何だろうと思いました。まさにオーディションを受けている感じがして、ずっとドキドキしていました」 (玉井晴章)
「『みんなどうする、もし、踊れなくなったら』という問いかけは、これから就職しようという学生さんだったり、仕事場で悩んでいる方にとっても、同じように感じて頂けるものだと思います。好きで始めたこの仕事、『今日で辞めるとなったらどうする』と自問自答し、『悔やまない』を一緒に歌えるかな、もう少し頑張ろうかなと思って頂けたら嬉しいです。この作品は、一人ひとりのナンバーも素晴らしいのですが、前に行くと照明が当たって後ろに行くと当たらないという、とてもシンプルな前後の演出で、豪華な装置を使わなくても深い世界観が出ている。ほんとうに素晴らしい作品です」 (丹下博喜)

6月末に行われた取材では、松浦勇治(左)、丹下博喜、玉井晴章が取材を受けました。
「客席後方に演出家のザックが座っていて、ザックと舞台上のダンサーたちとの間にお客様がいらっしゃる。それによって、お客様は、時に演出家の視点から舞台上のダンサーたちを見ることもできますし、ダンサーとして演出家からの質問を受ける立場でライン上に並んでいるように感じても頂ける、神がかった演出」(丹下)である『コーラスライン』。このマイケル・ベネットの秀作のメッセージを伝えられるのは、劇団四季だからこそ。ぜひ、この機会に、お近くの劇場でこの感動をお受け取り下さい。
『コーラスライン』全国公演プロモーションVTR
『コーラスライン』全国公演
9月17日(金) グリーンホール相模大野 大ホール(神奈川県)よりスタート!!
7月19日(月・祝)から全国ツアー公演がスタートする、ミュージカル『嵐の中の子どもたち』。
ツアーを間近に控えたカンパニーからメッセージが届きました!
劇団の中でも特に若いメンバーが揃うこの作品。フレッシュな意気込みたっぷりのメッセージをどうぞご覧ください。
『嵐の中の子どもたち』出演俳優からのビデオメッセージ
ハミングバード村の18人の子どもたちは、ケン率いる優等生グループと、ボブ率いる山賊団に分かれていつもケンカばかり。
ところがある日、巨大な嵐が村を襲い、子どもたちだけが取り残されてしまいます。次々と振りかかる危機の中、果たして子どもたちのもとに希望の光は見えてくるのでしょうか――
巨大な古代遺跡や走る機関車など、迫力満点の舞台セットにもご注目。お子様はもちろん、大人の方もお楽しみいただけるハラハラドキドキの冒険物語は、この夏とびきりの思い出を残してくれるはずです。お誘い合わせの上、ぜひ劇場にお越しください。
『嵐の中の子どもたち』全国公演
7月19日(月)〜 全国公演スタート
7月・8月の主な公演先
7/19(月)神奈川県座間、21(水)埼玉県所沢、23(金)三重県桑名、24(土)岐阜県各務原
25(日)愛知県幸田町、27(火)三重県津、30(金)埼玉熊谷、31(土)埼玉川口
8/1(日)茨城県小美玉、5(木)埼玉県越谷、7(土)東京都足立、12(木)北海道北斗、
14(土)北海道札幌、15(日)北海道札幌、22(日)北海道北広島、28(土)北海道音更町
前半に引き続き、日生劇場公演で繰り広げられていた『嵐の中の子どもたち』の模様を密着でお届けいたします。
前半はコチラ>>
―13:30―
この日2回目の公演がスタート。会場からは大きな拍手が上がり、賑やかなカーニバルのシーンが始まります。

カーテンコールの様子。子どもたちと一緒にテーマソングを歌います
―15:30―
カーテンコールでは、俳優が客席に降り、子どもたちに語りかけるように、テーマソング「すてきな仲間」を合唱。そして「さようなら!」と声をかけながら、笑顔で通路を走り抜け、無事1日の公演が終了。子供たちは興奮冷めやらぬ様子です。
―ご覧いただいた小学校の皆さまからのご感想―
小6の女の子
色んなシーンがあったけれどドキドキしたり感動したりしていいと思いました。最後にビッキーが元気になってくれて嬉しかった!
小6の男の子
嵐がやってきたところが一番印象に残りました。ボブがたくましくて好き!自分から積極的に行くところもかっこいい。自分もそうしたいです。最後に歌った「すてきな仲間」も最初の方は覚えてしまいました。
小6の女の子
俳優の皆さんが笑顔で楽しそう。こっちまで楽しくなりました。ハキハキと大きい声で台詞を言っていて聞こえやすかったので、お手本にしたいです。印象的なシーンは2つのチームが喧嘩になったところ。フローラが不公平なく喧嘩を止めていてすごいと思いました。
男性の先生
楽しかったです。やはり機関車が実際に動くところがいいですね。皆さんが協力して一緒にダンスを踊っているところも素敵でした。
学校の児童の中には、なかなか表現するのが苦手な子や、自分と同じタイプでないと打ち解けられなかったりする子もいるのですが、今回の作品の中で様々な個性の子どもたちが協力して1つのこと解決していく姿が見られて、とても良かったのではないかと思っています。
本番を終え、楽屋裏に戻ってきた俳優は汗でびっしょり。ですが、これで終了・・・というわけではありません。
3台ある洗濯機をフル回転させ、俳優自ら衣裳の洗濯、そしてアイロンがけ。明日の公演のためにメンテナンスを行います。さらに、今後の公演に向けた打ち合わせや、舞台上で稽古をすることもしばしば。全ては、よりよい舞台をお届けするため。たゆまない努力は続くのです。

今日の洗濯当番は私たちです!/アイロンがけもお手の物/ほつれた部分のメンテナンスも行います
――朝早くから始まった「ニッセイ名作劇場」。俳優・技術スタッフ・劇場案内スタッフ・その他にも沢山の人が支え合いながら、今日も無事に終了しました。
1964年『はだかの王様』からスタートした「ニッセイ名作劇場」も今年で47年目。 初年度からの通算公演回数4,553回、累計招待児童数は715万5,113人を数えます。なお、今年は東京・大阪・神戸・名古屋・横浜の全5都市で上演され、105回、15万5,000人の児童が観劇する見込みです。
半世紀以上に亘って受け継がれる感動のバトンは、これからも多くの人々を魅了していくことでしょう。
ミュージカル『嵐の中の子どもたち』は「ニッセイ名作劇場」東京公演千秋楽後、7月19日(月・祝)より全国ツアー公演がスタート。皆さまのお越しをお待ちしています!

「お疲れ様でした!」と元気な声を残して、俳優たちは劇場を後にしました
『嵐の中の子どもたち』全国公演
7月19日(月)〜 全国公演スタート
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7月13日、ミュージカル『嵐の中の子どもたち』日生劇場公演がフィナーレを迎えました。
劇団四季と財団法人舞台芸術センターが2007年より開始した児童招待事業「こころの劇場」。その中心となる「ニッセイ名作劇場」の東京公演として、日生劇場には都内の小学生7万4,675人が招かれ、約1カ月に渡り公演が行われてきました。
今回は、日生劇場で繰り広げられていた当公演の、ある1日に密着した模様をお届けいたします!
7月初旬、某日。
―8:15―
「おはようございます!」――俳優たちの挨拶があちこちで聞こえてきました。この日は、10:30公演と13:30公演の2回公演。
2時間後の公演に向け、俳優たちは稽古場に集まり、すぐさまアップを開始します。

俳優が続々と劇場に到着/呼吸法の様子/バーを使い、入念にアップを行います
ミーティングの様子。前日までの課題が話し合われます
音楽を流しながら入念に体を慣らしたら、呼吸法と発声の訓練へ。2人1組になって、お互いの発声にアドバイスをし合う場面も見受けられます。一通り終えると、俳優たちが集まってのミーティング。カンパニーのリーダーを務めるケン役:竹内一樹を中心に、前日の反省点や課題が話し合われます。
「台詞の語尾がつぶれて明確でないところがあります。台詞を自然に話すこととは、楽に話すことではありません。言葉を相手に届けることをもっと意識しましょう!」
「はい!」竹内の言葉に全員が大きく答えます。
その頃、舞台上では各技術スタッフによる開場準備が進められていきます。舞台装置から、音響・照明に至るまで、チェック作業は開場直前まで続きました。
―9:50―
劇場の外には、子供たちが続々と到着。ここからは日生劇場案内スタッフの方々の出番です。

劇場案内スタッフから、子どもたちに劇場での注意点などが説明されます/入場風景。賑やかな声が劇場内に響きます
「本日は日生劇場へようこそ!」と日生劇場案内スタッフが子どもたちに元気に声をかけ、客席へと誘導していきます。劇場の豪華な内装に「お城みたい!」と歓声を上げる子どもたちも。その賑やかな声が響き渡ります。
一方、楽屋では俳優たちが本番に向けてメイクの真っ最中。

ビッキー役:豊田早季/ケン役:竹内一樹/フローラ役:松元恵美/ボブ役:川島創
「今日の子たちは来るのが早いね。元気が良いなあ」
楽屋まで届いてきた声を聞きながら、慣れた手つきでメイクを進めていく竹内とボブ役の川島創。
「メイクは自分たちで行います。所要時間は15分くらい。プライベートの時よりも速いですよ(笑)」
と話すのはビッキー役の豊田早季と、フローラ役の松元恵美。本番に向けて、徐々に気持ちを高めていきます。
―10:30―
いよいよ開演。客席照明が暗くなり、音楽が始まりました。賑やかな声で満たされていた客席は一気に静まり返り、子供たちは“冒険物語”に引き込まれていきました。
―12:30―
第1回目が終演。すぐさま本日第2回目13:30公演の準備が始まります。

午後の公演に向けて技術スタッフたちは大急ぎで準備を行います/開場した午後の公演。客席は大勢の子どもたちで賑やか
午後の回を観劇する学校も早々と劇場に到着。交通量の多い劇場周辺、案内スタッフの方々は歩道に立ち、手際よく誘導を続けます。子どもたちの安全を第一に、そして気持ちよく楽しんで観ていただける環境づくりを心がけ、日々働いていらっしゃいます。
本日(7月4日)発売を開始しました『嵐の中の子どもたち』全国公演の下記公演につきまして、インターネット予約画面上の「お子様のご入場に関する注意事項」の表記に誤りがありました。
ご予約のお客様にはご迷惑をお掛けし誠に申し訳ございませんでした。謹んでお詫び申し上げます。
尚、この件でのお問合せにつきましては、劇団四季予約センター(0120−489444)で承ります。
■対象公演
『嵐の中の子どもたち』
三次公演(9月20日)
小山町公演(10月10日)
掛川公演(10月24日)
■表記の正誤
(誤)3歳未満入場不可 ⇒ (正)3歳以上有料(3歳未満の着席鑑賞は有料)
6月19日(土)『エルコスの祈り』厚木公演が、厚木市文化会館にて行われました。

開場前の賑やかな会館の様子。開場を待つお客様の列が長くできていました
「こころの劇場」として全国を巡り、主に子どもたちへ向けた招待公演を行っている本作ですが、この日はその中でも一般のお客様にもご覧いただける公演の第1回目。週末ということもあり家族連れのお客様が多く見られ、会場は活気に溢れていました。

(左)開演前、プログラムを広げるお子様の姿も(右)開演前の客席の様子
開演前、賑わう様子の客席も舞台の幕が開くと、たちまち50年後の未来へタイムスリップ。シーンごとに大きな拍手が鳴り、ダニエラ・パルタ・ダーリーの教師陣によるコミカルなシーンには子どもだけでなく大人の方の笑い声も聞こえてきました。
カーテンコールでは俳優たちが客席に下り、お客様と一緒に本作のテーマソング「語りかけよう」を合唱。目の前に来た俳優たちに少しびっくりしながらも楽しそうに歌うお客様の姿が見られました。
終演後においても俳優たちからお客様への“お見送り”のプレゼントが。思いがけない俳優との交流に、ロビーは終始賑やかな様子でした。

(左)お客様・俳優みんなでテーマソング「語りかけよう」を合唱(右)終演後、俳優からのお見送りの様子
「父の日」前日でもあったこの日には、ご家族を連れたお父様も多く見られました。今回お父様方から頂いた感想をご紹介します。
・「最後に観客も一緒になって合唱をするところなど、思わず引き込まれました。DVDも買って持っていて我が子も大好きな作品です。個人的にはダニエラがこぶしを回して歌うシーンがすごく好きです。子どもも劇場の空気にすぐに慣れて楽しんでいたようでした」
・「俳優の皆さんの目の力の強さ・一生懸命さに感動しました。非常に楽しかったです。子どもたちも夢中になって観ていました」
・「最後に合唱した「語りかけよう」がとても良かったです。子どもが元々この歌が大好きで家でもよく歌っていたので、今回俳優の皆さんと一緒に歌えて感動しました」
・「子どもにはミュージカルを色々と観せてあげたいと思っています。素晴らしい内容だったのでまた観にきたいです。エルコスがみんなに許す心を教えてあげるところが特に好きなシーンでした」
・「もともと子どもがすごく好きな作品で、家でずっと歌っていたので今回も観ることが出来てよかったです。物語に登場するユートピア学園の子どもたちが、エルコスとの交流の中で段々と閉ざした心を開いていくところがとても印象的でした」
50年後の未来で起こる、ロボット・エルコスとユートピア学園の子どもたちの心のふれあい――。お子様だけでなくお父様方の心にも届く感動があったようです。
今後も、子どもたちへの招待事業と併せ通常公演も開催しながら全国を巡る本作品。ぜひお近くの劇場にご家族で足をお運びください!
『エルコスの祈り』全国ツアー
今後の主な通常公演(招待公演を除く)
6/26(土)茅ヶ崎
7/18(日)荒川、24(土)朝来、25(日)三田、27(火)〜29(木)神戸、31日(土)たつの
8/1(日)大和高田、3(火)名古屋、8(日)塩尻、9(月)半田、10日(火)、14(土)草津、16(月)・17(火)広島
6月3日(木)『嵐の中の子どもたち』(ニッセイ名作劇場)が東京・日生劇場にて開幕いたしました。

初日カーテンコールの様子
子どもたちに夢や希望を―。そう願って始まった児童招待公演「ニッセイ名作劇場」。劇団四季がニッセイ名作劇場と共に歩み続けて47年目となった今年も、変わらぬ願いを子どもたちに届けます。
開幕前日には演出家・浅利慶太も稽古に立会い、各シーンの最終確認が行われました。
その後、劇団の関係者や俳優たちも多数駆けつけての公開通し稽古へ。
これまで長きに渡り稽古を重ねてきた俳優達。稽古最終日のこの日も汗だくになった衣裳を稽古着に着替え直し、最後まで気になる点を確認し合う姿がありました。

子どもたちで賑やかな、初日の客席
そして迎えた開幕当日。
この日は都内33校2379名の小学生が招待され、開演前の客席は子ども達の声で賑わいをみせていました。
色とりどりの衣裳・華やかなダンス・耳馴染みのよいナンバー。物語が始まると、子どもたちの目は舞台上に釘づけ。次々と展開されるシーンを食い入るように見つめていました。
カーテンコール時、俳優が客席に降りてくると会場はさらに沸き立ち、俳優・客席が一体となってテーマソング「すてきな仲間」を合唱しました。 「すてきな仲間」はコチラからお聞きいただけます>>

物語冒頭シーン。インディアン風のカラフルな衣装が印象的です。
――ハミングバード村の開拓記念日、この日も村の子どもたちは喧嘩ばかり。大人たちに叱られた子どもたちは、18人だけで村に残されてしまいます。しかしタイミング悪く嵐がやってきて村は壊滅状態・・・そして1番小さなビッキーは病気に・・・
絶望の中、シェイクスピア作『リア王』より引用されたこの台詞が謳われます。
「運命の女神に見はなされた、最も絶望的な境遇に沈んだ時、そこにはもう希望しか残っていない。
少年達よ、もうなにも恐れるものはない。どん底に沈めば、再び笑うことのできる幸福へと戻ってゆけるのだ。」
――子どもたちは「希望」という言葉を信じ、立ち上がります。
日生劇場での「ニッセイ名作劇場」は7月13日まで。その後、本作品は「こころの劇場」プロジェクトとして子どもたちへの招待公演を中心とした全国ツアーを行い、日本国中の子どもたちへ向け夢や希望を届けます。
『嵐の中の子どもたち』全国公演
6月3日(木)〜 「ニッセイ名作劇場」公演(児童招待公演)
7月19日(月)〜 「こころの劇場」全国公演スタート
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先月4月に日本2周目のとなる全国ツアーへと出発した「こころの劇場」『エルコスの祈り』。今年度も全国の子どもたちに夢と感動を与えるために、カンパニーは旅を続けています。
現在の『エルコスの祈り』は東海地方を巡演中。その旅先から出演者たちのメッセージが届きました。どうぞご覧ください!
『エルコスの祈り』出演者からのビデオメッセージ
全国ツアーが始まってからこれまで児童招待公演を行ってきた『エルコスの祈り』は、来る6月19日(土)神奈川県・厚木公演にて、いよいよ一般のお客様がご観劇いただける通常公演が行われます。
ご家族お揃いで、ぜひ劇場までお出かけください!
『エルコスの祈り』全国公演
絶賛発売中!!
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◆主な通常公演◆
6/19(土)厚木、26(土)茅ヶ崎
7/18(日)荒川、24(土)朝来、25(日)三田、27(火)〜29(木)神戸、31日(土)たつの
8/1(日)大和高田、3(火)名古屋、8(日)塩尻、9(月)半田、10日(火)、14(土)草津、16(月)・17(火)広島
当ウェブサイトの「ファミリーページ」で、中学生までのみなさんからの楽しいイラストを募集します。
お寄せいただいた作品は「ファミリーページ」に掲載させていただきます。
今回のテーマは
「あなたの好きな『ライオンキング』のキャラクター(登場人物)」です。
『ライオンキング』の中で好きなキャラクター(登場人物)を、絵にかいて教えてください。たくさんのイラストをお待ちしています!!
【応募要項】
□資 格 中学生まで
□テーマ 「あなたの好きなキャラクター(登場人物)」
□サイズ A4サイズ(29.7cm×21cm)まで
※画材は自由です。
※平面作品に限ります。
□応募方法
絵の裏面に
1.氏名 (フリガナ) ※ペンネームご希望の方はペンネームもあわせてご記入ください。
2.性別
3.住所
4.電話番号
5.年齢
を明記の上、応募宛先まで郵送してください。
※データでの応募は受け付けておりません。
※掲載の際は「〇〇県 〇〇さんの作品」と表記されます。
※お送りいただいた絵は全て掲載許可を得ているものとさせていただきます。
※お送りいただいた絵は、劇団四季が作成する他の媒体へ掲載・劇場等へ展示など、公演のPRに使用させていただく可能性がございます。その場合、事前のご連絡などはいたしません。あらかじめご了承ください。
※掲載できる作品数には限りがございます。
※掲載作品は随時更新されます。
| □応募宛先 〒225−8585 横浜市青葉区あざみ野1−24−7 劇団四季インターネット部 「ファミリーページイラスト」係 |
※基本的に作品は返却いたしません。
□お問合せ
劇団四季ウェブサイトヘルプデスク
メール:support@shiki.gr.jp
※データでの応募は受け付けておりません。
電話:045−903−4865
(午前10時〜午後5時30分/土日休:ただしチケット発売日の土曜日は通常営業)
まもなく開幕するミュージカル『嵐の中の子どもたち』全国ツアー公演に向けた稽古が現在、横浜市あざみ野の四季芸術センターにて行なわれています。

あざみ野・四季芸術センターでの稽古の様子
本作品は今年度2作目の“こころの劇場”作品。先日スタートした『エルコスの祈り』と共に、6月3日(木)からの「ニッセイ名作劇場」公演を皮切りに、日本全国を巡り、子どもたちへ演劇の感動を届けます。
劇団の中でも若い俳優が揃う本作品。この日は、稽古の進行管理を務める阿川建一郎が指導にあたり一幕を中心に稽古が行なわれました。

「台詞の流れを感じて。他の人の台詞をつなげていくように」
物語に登場する18人の子どもたちが順番に台詞を言うシーンでは、それぞれの個性を生かしつつも全体のバランスを整えながらの丁寧な指導が続きます。
子どもたちがまだ見ぬ遺跡を探しに出かけるシーンでは
「子どもたちは歩き疲れて途中で諦めたくなってしまうかもしれない。けれど遺跡への強い憧れの気持ちがある。その気持ちをそれぞれ考えてみてください」
と、課題が投げかけられ、俳優も真剣に取り組む様子が見られました。

俳優たちのエネルギーが充満し、熱気に包まれる稽古場。
子供たちに伝えたいメッセージを胸に、今日も稽古は続いています。
『嵐の中の子どもたち』は、全国の子どもたちへ向けた招待公演をはじめ、一般のお客様がご覧いただける公演も設け、皆様のお越しをお待ちしています。
『嵐の中の子どもたち』全国公演
6月3日(木)〜 「ニッセイ名作劇場」公演(※児童招待公演)
7月19日(月)〜 全国公演スタート
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13日(木)『エルコスの祈り』全国公演が開幕しました。
子どもたちに演劇を通して“信じあう気持ち”や“思いやりの心”を伝えたい―
そんな劇団の願いを込めて始まった「こころの劇場」も今年で3年目を迎えました。
「こころの劇場」作品『エルコスの祈り』は、本年度もその願いを日本中の子どもたちに届けます。

初日カーテンコールの様子(写真上) 開場時の様子(写真下)
―50年後の未来。親や先生に見放され、心を失ったユートピア学園の子どもたちが出会ったのは、
心を持った人型ロボット・エルコス。
「誰でも必ずいいものを持っているものよ。心を開いて本当の自分を見つけだそう」
エルコスは子どもたちに語りかけます。
エルコスの深い愛情に触れ、子どもたちは次第に心を解き放ち、笑顔を取り戻しますが
そんな中、エルコスの命の源・FZIに危険が・・・

カーテンコールでは会場が一体となりテーマ曲「語りかけよう」を合唱(写真下)
初日の新百合ヶ丘公演には、川崎市内の合計1,914名の児童が招待されました。
開場時から、まだ見ぬ舞台に大盛り上がりの子どもたち。
客席の照明が落ちると期待の歓声が上がり、劇中も随所で笑い声や拍手が響き渡ります。
子どもたちのエネルギーに俳優もまた後押しされ、カーテンコールでは本作のテーマ曲「語りかけよう」を全体で合唱。
割れんばかりの拍手に見送られての全国公演スタートとなりました。
「一緒に歌を歌って、心があたたかくなりました。」
「エルコスが汚染されたFZIを飲んでいなかったら、みんなずっと仲良く過ごせたのに、と思ました。」
など、終演後のロビーでは子どもたちから感動の声が寄せられました。

終演後はロビーにて俳優が子どもたちをお見送り。満面の笑顔で握手を交わします。
劇団のトップダンサー・加藤敬二の振付による躍動的なダンスシーン。
思わず口ずさんでしまいたくなる耳馴染みの良いメロディ。
50年後の未来を表現する、色とりどりの衣裳に、近未来的な舞台装置。
随所に子どもたちの心を躍らせる演出を含み、そして劇団からの大切なメッセージを込めたミュージカル『エルコスの祈り』。
エルコスカンパニーはこれから全国約140都市を回ります。子どもたちへ向けた招待公演の他、一般のお客様もご覧いただけるよう通常公演も設け皆さまのお越しをお待ちしています。
お近くの劇場で、ぜひエルコスの優しい心に触れてください。
『エルコスの祈り』プロモーションVTR
『エルコスの祈り』全国公演
絶賛発売中!!
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◆主な通常公演◆
6/19(土)厚木、26(土)茅ヶ崎
7/18(日)荒川、24(土)朝来、25(日)三田、27(火)〜29(木)神戸、31日(土)たつの
8/1(日)大和高田、3(火)名古屋、8(日)塩尻、9(月)半田、10日(火)、14(土)草津、16(月)・17(火)広島
5月16日(日)からの『美女と野獣』(四季劇場[夏])「四季の会」会員先行予約では、団体予約の為、以下の公演日・席種の販売はございません。ご観劇の検討にご活用ください。なお、先行予約初日までの間に状況が変わる場合もございます。ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
| ■非販売席種・公演日 8月15日(日)13:00 B席/C席 9月 2日(木)13:30 B席/C席 9月17日(金)13:30 貸切 9月18日(土)17:30 貸切 9月30日(木)13:30 B席/C席 10月13日(水)18:30 B席/C席 10月21日(木)13:30 B席/C席 10月22日(金)13:30 B席/C席 10月27日(水)18:30 C席 11月 4日(木)13:30 B席/C席 11月 5日(金)13:30 B席/C席 11月11日(木)13:30 S(ファミリーゾーン)席/B席/C席 11月17日(水)13:30 B席/C席 11月18日(木)18:30 B席/C席 11月19日(金)13:30 S(ファミリーゾーン)席 11月20日(土)13:00 B席/C席 |
「今日のこの稽古ではっきり変化が見えてきました。今日掴んだものを大事にしていきましょう」
2009年度、日本全国をまわって子どもたちに“生きる上での大事なメッセージ”を伝えてきた『エルコスの祈り』カンパニー。5月13日(神奈川県・新百合ヶ丘 ※「こころの劇場」招待公演)からは旅の続きとなる、全国ツアーが再び始まります。
4月下旬、昨年ともに旅をした仲間に新メンバーを加えられ、稽古が開始。
稽古は演出助手の藤川和彦を中心に行われていました。自身も教師・ダーリー役として昨年全国ツアーをまわり、子どもたちとの触れ合いを体験しています。
作品のこと、カンパニーのこと、そして「こころの劇場」公演のことを熟知している藤川から伝えられるアドバイス。それは劇団が作品を通して送ろうとしているメッセージが、子どもが大人になっても心に残してくれるようなほど強いものであるために、自然な心の動きから出るリアルな芝居を求めるものでした。

5月上旬に行われたある日の稽古では、一日のうち半分もの時間を割いて、あるひとつのナンバーを何度も繰り返し、深めていく作業が行われていました。それは抑制された生活を送るユートピア学園の子どもたちを描いた、冒頭のダンスナンバー。
一見、観る者を惹き込むようなダンスが繰り広げられるようですが、そこには子どもたちの苦しみが渦巻く、辛く悲しい場面です。

「難しいのは、振付をそのまま踊るとただのダンスになってしまう。しかし、このナンバーはそうではないですよね。規律に縛られた生活で身体はロボットのように勝手に動いてしまう。でも心の内には『いやだ』という強い感情があるはず。その感情を表現する言葉は台詞にはないけれど、試しに今、声にはっきりと出してやってみましょう」
「数小節の間で子どもたちが置かれた状況、感情すべてが見えるように。表には出さない身体の中に秘めた反発力をしっかり持って」
「セリフが一定のリズムのうようにパターン化して聞こえてしまう。例えば他の人が同じセリフを話した場合にどうなるか。試しにやってみませんか?」
藤川をはじめ、ベテランの俳優たちからも意見や提案が上がります。体力も精神力も極限に近い状態。しかし俳優たちは伝えられる言葉一つひとつに真剣に耳を傾け、応えます。
「僕たちは10回でも踊ります。だから何が最善なのか、ぜひアドバイスをお願いします!」
互いに信頼し合う者同士だからこそ要求することも高く、応える方も身を任せます。稽古場の大きな窓から差し込む陽の光が、俳優たちの汗を爽やかに照らしていました。

子どもたちはエルコスとの出会いで、輝きを取り戻していきます
旅の再スタートまであとわずかです。作品と、チームワークをさらに深めた『エルコスの祈り』。
「こころの劇場」招待公演ほか通常公演も実施いたします。ぜひご家族でお近くの劇場までお出かけください。
『エルコスの祈り』全国公演
5月13日(木) 神奈川県・新百合ヶ丘(招待公演)〜スタート
◆主な通常公演◆
6/19(土)厚木、26(土)茅ヶ崎
7/18(日)荒川、24(土)朝来、25(日)三田、27(火)〜29(木)神戸、31日(土)たつの
8/1(日)大和高田、3(火)名古屋、8(日)塩尻、9(月)半田、10日(火)、14(土)草津、16(月)・17(火)広島
※詳しくは公演スケジュールをご覧ください>>
4月17日発売の「エルコスの祈り」全国公演の下記公演都市におきまして、発売開始の午前10時から午前11時18分までの間、インターネット予約での子ども料金の選択ができない状況がございました。
ご利用のお客様には大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございませんでした。深くお詫び申し上げます。
6月19日 厚木
6月26日 茅ヶ崎
7月18日 荒川
7月24日 朝来
7月27日〜29日 神戸
7月31日 たつの
8月1日 大和高田
8月8日 塩尻
今秋の全国ツアーラインナップとして、ミュージカル『コーラスライン』の上演が決定いたしました!
『コーラスライン』はミュージカルのコーラスダンサーを夢見てオーディションに挑む、17人の男女の物語です。最終審査まで勝ち残った17名は舞台上に引かれた1本の白いラインに並び、演出家の問いに答えます。
“この仕事を始めたのはなぜ”か。
家庭のこと、抱える孤独やコンプレックスなど、受験者たちはすべてをさらけだし、夢見ていたショーの世界を掴もうとします。
『コーラスライン』の全国ツアーは2006年以来の4年ぶり。今年9月、神奈川県・相模原を皮切りに北は北海道から南は鹿児島まで、あなたの街を訪れます。
こころ揺さぶる人間ドラマを、どうぞご堪能ください!
『コーラスライン』プロモーションVTR(※前回公演より)
『コーラスライン』全国公演概要
2010年9月〜 スタート
※詳細の公演地、公演日については順次当ウェブサイトおよび「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」にて告知して参ります。
2009年度の「こころの劇場」作品として10ヵ月にわたり全国ツアーを続けてきた『エルコスの祈り』が、去る3月9日、千秋楽を迎えました。
旅のフィナーレを迎えたのは、鹿児島県・沖永良部(おきのえらぶ)島。奄美諸島のひとつで、鹿児島県から南西に536Km先に海に浮かぶ周囲60Kmほどの島です。
劇団四季がこの島で公演を行うのは、今回が初めて。カンパニーはその前に公演を行っていた隣の島、徳之島からフェリーに乗ってここ沖永良部島に入りました。

(上段左・中央)フェリーに乗って沖永良部島へ。/(上段・左)沖永良部島の海
3/7には地元の皆様に向けた、演劇セミナーを実施。下は3歳から上は62歳までの知名町の皆さまが参加されました。
沖永良部公演の会場となったのは、500席強の小さなホール。ここに知名町の全小学生5校430名が劇場やって来ました。ほとんどの児童がミュージカルを体験するのは初めてとのこと。
外の天気は強い風と雨に見舞われてしまいましたが、劇場に姿を現した子どもたちの顔は晴れやかな笑顔。この島で、生まれて初めて触れる舞台に、期待に胸を膨らませています。

開演前、嬉しそうにしながら会場へ入る児童たち。
開演。歌と踊りと芝居で構成されるミュージカルという舞台に、始まりこそぎこちない反応の児童たちでしたが、心を持ったロボット・エルコスが登場すると、食い入るように込むように舞台を見つめます。そして夢と希望を閉ざされてしまった「ユートピア学園」の子どもたちの行方を、固唾を飲んで見守っています。
物語の最後、エルコスが汚染されたエネルギー源FZIを飲んでしまう場面では、客席から「飲んじゃだめー!」という声が。
カーテンコールは音楽に合わせて自然と手拍子が起こり、テーマ曲「語りかけよう」を俳優と児童たち全員で歌いました。

2009年5月から10ヶ月にわたって、日本列島を縦断してきた『エルコスの祈り』。舞台の感動を通して生きる上での大切な心を育んでほしい――そう祈りを込めてカンパニーは街から街へと歩んできました。
彼らの旅の成果は、後日劇団宛に送られてくる数々の手紙に綴られた言葉からはっきりと記されています。
『エルコスの祈り』の旅はこうしてひと区切りを迎えましたが、劇団四季の「こころの劇場」の旅は、いただいたたくさんの“ありがとう”を胸に、これからも感動の輪を広げていきます。
“こころの劇場”として、全国各地に演劇の感動を届けてきた『人間になりたがった猫』が、2月26日、鹿児島市・鹿児島市民文化ホールにて千秋楽を迎えました。
全国ツアーの旅に出発したのは、2009年5月19日。神奈川県・相模原市で初日を迎え、その後、およそ10ヶ月をかけて、北は北海道から南は鹿児島まで巡演しました。
今回のツアー中、最南端となった鹿児島公演は、2月25日、26日の2日間。計4回の公演が行われ、市内86校、約6,300名もの子どもたちが来場しました。

開演前の鹿児島市・鹿児島市民文化ホール
会場からは、鹿児島の名所、桜島もみえました
この日も、開演前のロビーでは子どもたちの元気な声が響き渡ります。
「この間も劇団四季をみたんだよ!」
ある男の子が、嬉しそうに目を輝かせて話しかけてくれました。
「生きていく上で大切なものを舞台を通じて語り掛けたい」という思いを乗せた全国巡演の旅。演劇の感動の輪は、確実に広がっています。
猫のライオネルが「こんにちは!」と呼びかけると、子どもたちは大きな声で答え、食い入るように舞台を見つめます。意地悪な役人・スワガードのコミカルなシーンでは、笑い声も上がります。
そして、物語がフィナーレに近づくと、目いっぱいに涙をためている子どもの姿が。
魔法をきっかけに始まったライオネルの旅。人間になったライオネルが、たくさんの人と出会い、様々な経験をするに中で「仲間を思いやる心」「命の大切さ」など、人生に欠かせない事を学んでゆくこの作品の持つメッセージを、子どもたちはしっかりと受け止めたようです。
公演を終えると、盲学校の3人の児童が、ライオネルたちとご対面。ミュージカルの世界を肌で感じもらいたいと、舞台で使用している衣裳や舞台道具に触れていただきました。ジリアンのフリルの衣裳に、思わず「かわいい!」と声を上げる女の子。形を確かめようと熱心に触れる子どもたちの姿に、出演者たちも笑顔で応え、なごやかなひとときとなりました。

これまでの公演より(撮影:荒井 健)
写真右上:千秋楽公演後は、出演者全員で記念撮影
本年度の『人間になりたがった猫』全国ツアーは、計92都市、190公演。招待児童数は、合計185,000人にも及びます。2008年度のニッセイ名作劇場から数えると、この2年間で197都市、474回の公演を行ったことになります。
無事に千秋楽を迎えた出演者より、ご来場頂いたすべての皆様へ、感謝の気持ちが込められたメッセージが届きました。
| ライオネル役・上川一哉 この作品に出演させていただいて2年。本当にたくさんの事を体験させていただきました。子どもたちの無邪気な笑い声、素直な反応、そして「すてきな友達」を歌う元気な歌声は僕たち出演者にたくさんのパワーと感動を与えてくれました。こんな素敵な体験が出来たのも、ライオネルと出会えたお陰です。ライオネル、ありがとう! |
| ジリアン役・桑野東萌 2年間の長旅公演も無事千秋楽を迎えることが出来ました。毎日多くの時間を『人間になりたがった猫』と過ごしてきたので、明日もどこかへ移動して元気な子どもたちの笑顔が見られるような気がします。終わってしまうのは淋しいですが、全国のたくさんの子どもたちと触れ合えたことは、私の一生の宝物です。また劇場でお会いしましょう! |
| タドベリ役・吉谷昭雄 2008年5月からの長旅をたくさんのスタッフや関係者の皆様に支えられながら無事終えることが出来、ほっとしています。全国の子どもたちに演劇の楽しさ、そして演劇を通して心に残る何かを感じ取っていただければ大変嬉しいです。 |
いつか再び会う日まで―――。
全国各地で出会った子どもたちの笑顔を糧に、劇団四季はこれからも演劇を通じて“大切な心”が育まれるよう、活動を続けてゆきます。
2月18日と19日の2日間にわたり、『エルコスの祈り』石垣公演が行われました。
「こころの劇場」として、児童招待公演を中心に全国をまわり感動を届けている、『エルコスの祈り』。
19日の招待公演に先駆けて18日には通常の一般公演が行われ、石垣の海の玄関口・石垣港からほど近い「石垣市民会館」に、島民をはじめ、近隣の島々からたくさんのご家族が来場されました。
劇場入り口には開演の1時間よりも前からお客さまが姿を現し始め、30分前にもなると劇場をぐるりと囲むように列ができます。
この日の気温は16度。石垣ではやや寒い気候となりました。
「今日は寒いねー」
扉の前では知り合いの家族を見かけては声をかけ、そして昨年の四季の話題へと膨らませるご家族同士の会話が聞こえてきます。
大人も子どもも、女性も男性も、笑顔と会話が消えることがありません。

上段:開演1時間前。早くもお客さまの姿が見えます/その30分後には、劇場をぐるりと囲むように長い列ができました
下段:開場中の様子。お母さんとお父さんと、家族みんなで来場されるお客様が数多く見られました。
その2時間後。石垣市民会館の幕が上がり、そして感動のカーテンコールのあと、ゆっくりと幕が閉じられました。

客席の扉から退出するお客様の顔・・・。そこには開場時よりももっと明るい、晴れやかな笑顔がありました。興奮を抑えきれないかのように感想を言い合うご家族。溢れる涙をハンカチで拭いながら語り合う母と子。
また中には溢れる涙をそのままにしながらスタッフに握手を求め、感動を伝えてくださった女性のお客さまもいらっしゃいました。
泣きながら感想を伝えてくれた女性のお客様
「もう・・・ありがとうございました! 本当に感動しました。石垣の子どもたちにこんなに素晴らしい夢をいただけて、本当に嬉しいんです。また来年、絶対にいらしてくださいね。それまでの1年、楽しみにしながら待っていますから・・・!」
お子様を連れたお母様
「離島まで来てくださって本当にありがとうございます。子どもたちに夢を与えるという機会が島にはないので、本当にありがたいことなんです。石垣じゅうのお父さんとお母さんが思っていることだと思います。今日会場にいた知り合いの家族たちみんなで、そう話していたんですよ」
4歳の女の子を連れお母様
「昨年NHKで放送された『エルコスの祈り』を娘と見ました。以来、娘はずっと『エルコスに会いたい』と言っていて。でも『会えないよ・・・』と言っていたら石垣島に来てくれるって知ったんです。だからこの数ヵ月は風邪を引かないように、ご飯もエルコスのためにちゃんと食べて、夜も早く寝て・・・。
でもまだ娘はカレンダーが分からないので、毎朝起きる度に『今日、エルコス?』って聞いてくるんです。
毎日今日の日を指さしながら、『この日になったらだよ』って言って・・・。本当に、今日を楽しみにしていました」
本物のエルコスに出会えたその4歳の女の子は、
「エルコスかわいかった。うれしかった」
と小さな声で話してくれたあと、その後のお母さまが呼びかける声にも気がつかず、ただただ、舞台の方をじっと見つめていつまでもその場を離れようとしませんでした。
今年で5回目になる石垣公演。そこには、1年に1度の公演を楽しみに待っていてくださる人たちがいらっしゃいました。
カンパニーが地元の方々からいただく優しさ、そして「ありがとう」の言葉。
思えば、これらは『エルコスの祈り』に込められたメッセージです。北に行っても南に行っても、大きな劇場でも小さな劇場でも、変わらない最高の感動を届けようと、切磋琢磨し今日の舞台に立つ俳優と、舞台の裏で支えるスタッフたち。
彼らがお客さまに投げたボールは、客さまがしっかりと受け取られ、そして大きなボールとなって再びカンパニーに投げかけられました。
感動の連鎖を生む、全国ツアー。日本中に四季の舞台を待ってくださる人たちがいる――改めてその使命を感じながら、カンパニーは次なる公演地へと向かいます。
【18日 一般公演にて】

早朝から舞台づくりを始めるスタッフたち/開演前、集中してリハーサルを行う俳優たち
【19日 児童招待公演にて】

児童を乗せたバスが続々と劇場に到着。小浜島や西表島、鳩間島からもフェリーに乗って来場します。

上段:17日に行われたセミナーで出会った子どもたちから頂いたイラストと寄せ書き。イラスト(左)は過去5回の石垣公演の作品が描かれていました。寄せ書き(右)は小浜中学生から。「しかいとぅ みーはいゆー」とは、八重山の方言で「とってもありがとう」。
※セミナーのレポートはコチラ>>
下段:石垣公演を支えてくださった主催の「八重山毎日新聞社」と「劇団四季石垣公演を成功させる会」、「JTA/日本トランスオーシャン航空」の皆様と/石垣空港内のモニターには「また来年もお会いしましょう!」のメッセージが。
昨年6月から「こころの劇場」のツアー公演へと出発し、旅を続けてきた『エルコスの祈り』カンパニーは、2月初旬に沖縄入り。14日には沖縄本島からキロ離れた宮古島で公演が行われ、そして先ごろ15日にツアー最南端の公演地である石垣島に到着しました。
ここ石垣島で公演が行われるようになったのは、5年前の『魔法をすてたマジョリン』から。以降、『ジョン万次郎の夢』、『ユタと不思議な仲間たち』、『人間になりたがった猫』と毎年公演が行われるようになり、地元の方からは「1年に1度のこの日を楽しみにしている」「四季の舞台がこの島でも観られるなんて」と、子どもも大人も、女性からも男性からも、皆様から温かい言葉をいただいています。
今年の『エルコスの祈り』では、石垣公演は18日、19日(※19日は招待公演)の2日間にわたって行われますが、その2日前の16日の朝。青山弥生、丹下博喜、高橋 徹、南 圭祐、猪狩あすか、新保綾那の俳優6名は、石垣港からフェリーに乗り、17kmほど離れた小浜島へと向かいました。
公演に先駆けて、小浜島の小学生・中学生を対象としたセミナーが行われたのです。
小浜港へ到着した一行は、美しい水色の海と放牧された牛など大自然の光景を目の当たりにし、いったいどんな島の子どもたちに出会えるんだろうと会話を弾ませながら学校に到着。
「こんにちはー!」
会場の体育館に入ると俳優たちの想像を上回る元気なあいさつで、小中学生のほか、保護者の方や幼いお子さままでが笑顔で出迎えてくれました。

小浜島へ向かうフェリーの中で/小浜小学校に到着!
セミナーのメニューは俳優自身ですべて考えられました。
まずは俳優たちが日ごろからトレーニングをしている「呼吸法」からはじまり、『エルコスの祈り』の“体験学習”として、劇中に登場する「国民体操(ユートピア学園版ラジオ体操)」をみんなで再現。
一風変わったこの体操に、こどもたちのどよめきと笑い声が起こります。
そしてテーマソング「語りかけよう」のレクチャーに入った時、俳優一同が驚かされる出来事が。
小学生たちはこの曲を歌ったことがあるとのこと。合唱コンクールで「語りかけよう」が選曲されていたのだそうです。思いもよらぬこの偶然に、会場は大合唱。
そしてセミナーの最後には、児童から
「あたたかい気持ちを届けてくださり、ありがとうございました。これからも頑張ってください」
との嬉しい言葉が俳優たちに送られました。
そして俳優たちも、『エルコスの祈り』に込められた大切なメッセージのひとつ、「ありがとう」の言葉を送ると、子どもたち全員から「しかいと み〜はいゆ〜」という返事が。
「しかいと」は八重山地方の方言で「とっても」。「み〜はいゆ〜」とは「ありがとう」という意味だそうです。
子どもたちからの温かい贈り物を胸に、俳優たちは19日の招待公演での再会を誓い、会場を後にしました。


小浜小学校とのセミナーの様子
一方、同じ日の夕方。川口雄二、白山博基、礒辺愛奈、平田 綾の俳優4名と舞台・音響・照明・営業スタッフの4名は石垣島にある市立文化会館へ向かいました。地元の「いしがき少年少女合唱団」、「コーラスあかようら」の皆様との交流会の場が用意されたのです。
「俳優の皆さんからぜひ、アドバイスを」ということで合唱団の皆様から合唱が披露されると、ここでも小浜島でのセミナーと同じく一行が驚かされます。披露してくれたのは、八重山の民謡をはじめ、『魔法をすてたマジョリン』のテーマ曲「心から心へ」と『エルコスの祈り』のテーマ曲「語りかけよう」。
ここでも四季のナンバー曲とこのような形で出会うことできたのです。
合唱団の先生に話を伺うと、編曲を担当した横山潤子さんの楽譜があり、その中に入っていた「心から心へ」を聞いて良い曲だと思い、当時勤めていた学校で歌い始めたとのこと。以来、コンクールなどで歌われるようになり、この曲たちは学校から学校へと広がっていったと言います。
合唱団の皆さんによる民謡を聞いた川口雄二と、音響スタッフの柴田 剛は、こう感想を伝えました。
「本当に感動しました。地元の人がうたう歌というのは血の匂いまでを感じさせてくれますね。我々では真似できない、素晴らしいコーラスでした」
「民謡や童謡というのは心に沁みますね。日本には北から南までいろいろな歌がありますが、沖縄の歌というのは海や風や温かさを感じさせてくれます。心に残る歌を、ありがとうございました」

地元の合唱団の皆さんとの交流会にて
地元の方からいただく言葉や励ましというのは、日本全国をまわって毎日公演を行っている俳優・スタッフにとっては、なによりも有難く、そして改めて自分たちの仕事の意義を再認識させてくれるものです。
石垣公演は18日と19日。この島でも大切なメッセージと感動を届けられるように、今日もカンパニーは大切な仕事を務めるべく、劇場に向かいます。
先月に全国ツアーへと出発したミュージカル『はだかの王様』。
「はだかの王様(原題:「皇帝の新しい服」)」と言えば、デンマークの童話作家アンデルセンが作った物語です。幼いころ、あなたも読み聞かせてもらったのではないでしょうか。
劇団四季が今、日本中の子どもたちにお届けしているこのミュージカルは、あの懐かしい本の世界をさらにユーモアたっぷりに描き、リズム良い歌とダンスを織り混ぜ舞台へと立体化させたものです。
台本を書いたのは寺山修司。詩人に小説家に演出家、映画監督に評論家などいくつもの顔を持ち、そしてあらゆるジャンルにおいてその才能を多分に発揮した芸術家です。
ミュージカル『はだかの王様』の中に散りばめられた寺山流のユーモアとは――?
それを探るためにまず台本を1ページめくってみると、さっそく心がくすぐられる寺山らしい“ことば遊び”が見えてきました。

『はだかの王様』の上演台本
1ページ目に記されているのは登場人物の一覧表。
主人公「王様」に続いて「王妃 パジャママ」と書かれています。その隣は「王女 サテン」。続いて「王女の恋人 デニム」「外務大臣 モモヒキ」「内務大臣 ステテコ」「戦争大臣 ブルーマー」・・・。
その後も「ペテン師 スリップ」「ペテン師 スリッパ」など、洋服や衣裳の素材をもじった名前が続きます。
アンデルセンの原作には、登場人物の名前は特別記されていません。しかし寺山はすべてのキャラクターに個性豊かな名前を与えるとともに、一人ひとりの役どころを詳細に描きました。
例えば大臣のステテコとモモヒキ。ふたりはいつも一緒にいて、今はもう老人ですが元々は幼馴染。家来の中でも特に王様に忠実で、王様がいつも気分良く衣裳を着ていられるように、巧みな褒め言葉を送ります。
そんな彼らは見えない洋服を「見える」と嘘をついてしまいますが、一度ついた嘘を今さら撤回できない、でも「見える」と言っているうちに段々見えてきたような気がしてくる・・・。そんな揺れ動くふたりの心理、大人ならきっと分かってしまうのではないでしょうか。
寺山がこうして新しい命を吹き込んだキャラクターたちは、皆、愛嬌があり、童話の世界とはひと味もふた味も違う人間らしさがにじみ出ています。
また彼らが発するセリフの中にも多くの寺山イズムを見ることができます。
ステテコとモモヒキが王女サテンに衣裳の進行具合を尋ねられた時。
「どう?どんなふう?」「色は?」「失敗しそうな気配はないの?」「もっと話してくれないの?」と詰め寄るサ