劇団四季予約センターにおきましてこの夏に限り、開業時間を1時間早くさせていただきましたが、9月1日(木)より通常通りの営業時間とさせていただきます。
劇団四季予約センター営業時間のご案内 劇団四季予約センター(オペレーター予約:0120−489444) 営業時間 : 午前10時〜午後6時 |
8月22日(月)〜9月10日(土)の休演期間は下記の通り営業させていただきます。
営業日時詳細 営業日 : 火曜日〜日曜日 月曜日は休業させていただきます。(休業日:8月22日(月)、29日(月)、9月5日(月)) 営業時間 : 午前11時〜午後6時 ご利用の際はご留意いただきますようお願い申し上げます。 |
7月31日(日)、四季劇場[秋]でミュージカル『アンデルセン』が千秋楽を迎えました。

千秋楽公演カーテンコールの様子
あいにくの曇り空となった当日ですが、千秋楽公演を楽しみに多くのお客様が劇場へかけつけました。
開場すると、劇場内は小さいお子様からご年配の方まで幅広い世代のお客様で埋まります。ロビーではプログラムをお買い求めるお客様の列も。改めてこの作品への期待の高さが伺えました。

開場中の風景
幕が開くと、そこはデンマークの美しい町。
夢と希望に溢れ、楽しくもちょっぴり切ない若き詩人の物語が語られていきます。
コペンハーゲンで出会ったマダム・ドーロに一目惚れしたハンス。そのあまりの盲目ぶりに、弟子のペーターが「恋かぁ」と呟くシーンでは、大きな笑いが起きました。
しかし、ハンスが愛するマダム・ドーロのために書いた人魚姫のバレエのシーンでは一転、幻想的な群舞にお客様は見入っている様子。劇場内の緊張感も高まります。
そして、物語もいよいよラストへ。かなわぬ恋の結末に、ハンカチで涙をぬぐっているお客様もいらっしゃいました。
ひとつの恋が終わり、故郷の町オーデンセに戻ったハンスが新たな旅立ちを決意すると、舞台は最後のカーテンコールへ。
客席はすぐにスタンディングオベーションとなり、俳優たちが何度も舞台に戻っては感謝の思いを込めてご挨拶をします。今回の公演では、デビューとなる若い俳優も多く、暖かいご声援に感動もひとしお。大きく包まれた拍手は、別れを惜しむかのようにいつまでも会場に響き渡りました。

ハンス役の味方隆司が登場すると一際大きい拍手が送られました。
感動と熱気さめやらぬ四季劇場[秋]の次の演目は、全国ツアーを終えたばかりの『クレイジー・フォー・ユー』。
日本列島に元気と希望を与えた、観る人誰もが幸せな気持ちになれる舞台に、是非ご期待ください!
『クレイジー・フォー・ユー』
東京公演8月10日(水)開幕!
四季劇場[秋]
チケットのお求めはこちら>>
![]()
7月22日(金)、『アンデルセン』東京公演では「歌おう♪ワンダフル ワンダフル コペンハーゲン」と題したソングセミナーが開催され、約180名のお客様にご参加いただきました。

当日のソングセミナーの様子
このイベントは、お客様に俳優と共に実際に舞台に上がっていただき「ワンダフル ワンダフル コペンハーゲン」のナンバーを披露していただくというもの。
まずは、進行役の寺田真実が登場し
「早速ですが、まず今日皆さんで練習する曲のお手本を見てもらいましょう!準備はいかがでしょうか?それでは、どうぞ!」
という声とともに、先ほどまで舞台に立っていた総勢25名の出演者たちが再び舞台上に。客席からは嬉しいサプライズに盛大な拍手が送られました。

俳優たちによるナンバー披露
本番さながらの「ワンダフル ワンダフル コペンハーゲン」を披露した後は、いよいよ参加者の皆さんの練習がスタート。
歌唱指導役には、寺田真実と玉真義雄。
「ここはハンスが憧れの町コペンハーゲンにきたときに歌う曲です。皆さんも自分たちが思う素敵な街にハンスが来たと思って歌ってみてください。想像力を働かせてくださいね」
と寺田がアドバイスを送ります。
ワンダフル ワンダフル コペンハーゲン
なつかしい町
さあ 今宵 灯の下で
飲もう 楽しく
初めてとは思えないほどしっかりと声を出して歌う参加者の皆さん。思わず俳優たちも拍手を送ります。寺田が「もう一度練習したい人いますか?」と尋ねると、「はい!」と何人もの手が上がり、会場は熱気に満ちていました。
続いては、いよいよ4つのグループに分かれての練習に移ります。どのチームも歌だけでなく振付にも力が入っている様子。限られた時間の中で最高の舞台を披露しようと、真剣な空気が漂います。一体どのような舞台が繰り広げられるのでしょうか・・・?

ロビー、舞台上、リハーサル室に分かれ練習が行われました。
約30分後、ついに本番の時間がやってきました。発表する順番が決まると、メイク・衣裳付きのハンス役味方隆司とペーター役の高橋 徹が登場。嬉しさの半面さらに緊張感が増してゆきます。
しかし、その緊張感を吹き飛ばすかのように舞台上から「エイ・エイ・オー!」と掛け声が。チームに一体感が生まれたようです。
本番では、どのチームも個性あふれる舞台を披露しました。緊張を感じさせない思いきった歌と踊りに、毎回割れんばかりの盛大な拍手が沸き起こりました。

本番の様子。どのチームも練習の成果を出し切りました。
最後に参加者全員と一緒に舞台に立った味方より
「全部のグループが本当に素晴らしかったです。いつもと違うメンバーとこのナンバーをできてとても嬉しく思います。ありがとうございました」
と、感謝の言葉が述べられ、参加者の皆さんも達成感に満ちた表情を浮かべていました。

子どもたちからは「ステージで踊れて楽しかった」と好評の声をいただきました。
次回の「歌おう♪ワンダフル ワンダフル コペンハーゲン」は7月28日(木)。
是非夏休みの思い出に、俳優と一緒に歌って踊って、本番さながらの舞台を味わってみてはいかがですか?
| 『アンデルセン』イベント情報 ★歌おう♪ワンダフル ワンダフル コペンハーゲン 7月28日(木) 13時30分公演 ※以下からイベントで歌うナンバーが聴けます! ソングページはこちら>> 詳細はこちら>> ★『美しい日本語の話し方教室』体験 |
ミュージカル『アンデルセン』プロモーションVTR
ミュージカル『アンデルセン』
四季劇場[秋]
7月31日(日) 千秋楽!
7月17日(日)、四季劇場[秋]で好評上演中の『アンデルセン』にて「美しい日本語の話し方教室」が開講されました。
この「美しい日本語の話し方教室」とは、俳優たちが小学校5、6年生を対象に劇団独自の発声法“母音法”を使って、明晰で聞き取りやすい話し方を教えている社会貢献活動の一つです。
普段は対象者でないと受けることのできないこの講義ですが、今回は特別に『アンデルセン』をご観劇いただいたお客様に参加していただけるイベントとして登場しました。

(左から)『アンデルセン』出演中の江部麻由子、高橋 徹、小出敏英
まずは、担任役として寺田真実が登場し、
「今日は、ここを小学校と思ってくださいね。大人の皆さんは、子どもになったつもりで参加してください」
と声がかかると、参加者から思わず笑いがこぼれます。
そして和やかな雰囲気となった会場に、講師となる俳優の小出敏英、高橋 徹、江部麻由子が登場。大きな拍手で迎えられました。
母音法とは、言葉をはっきり話すため母音と子音を分離して話す方法。俳優たちが日々行っているトレーニングです。
まずは、「おはようございます」の挨拶から。これを母音だけになおすと、「おあおーおあいあう」。俳優の後に続き、参加者も練習していきます。中には、メモをとりながら発声している人も。初めは慣れない様子の参加者たちでしたが、練習を重ねるごとにだんだんと声がはっきりと聞こえるようになってきました。

担任役の俳優・寺田真実/俳優たちが熱心に母音法を教えている様子。
授業の最後には総まとめとして、7月25日(月)より東北特別招待公演を行う『ユタと不思議な仲間たち』のテーマソング「友達はいいもんだ」を合唱。俳優から、
「大切な人を想いながら『一人はみんなのために みんなは一人のために』と歌ってみてください」
という言葉がかけられ、参加者は思い思いの気持ちで「友達はいいもんだ」を会場に響かせました。

「友達はいいもんだ」を熱唱している様子。途中、俳優たちが客席に下り参加した皆様と一緒に歌うことも。
参加者からは、
「とても勉強になりました」
「仕事上、お客様と会話することが多いので是非実践したいと思います」
という、美しい日本語の話し方に対する感想の他にも、
「20年ぶりのこの歌を歌いました。大切なことを思い出したような気がします」
「感動して言葉につまってしまいました」
と、「友達はいいもんだ」の合唱に対しても多くの感想をいただきました。
次回の「美しい日本語の話し方教室」が開講されるのは、7月24(日)。
今年の夏は、俳優たちと一緒に“美しい日本語の話し方”を学んでみてはいかがですか?
| 『アンデルセン』イベント情報 ★『美しい日本語の話し方教室』体験 7月24日(日) 13時公演 詳細はこちら>> ★歌おう♪ワンダフル ワンダフル コペンハーゲン |
ミュージカル『アンデルセン』プロモーションVTR
ミュージカル『アンデルセン』
四季劇場[秋]
好評上演中!
現在、四季劇場[秋]で好評上演中のミュージカル『アンデルセン』。
この度、来場者限定のオリジナル携帯待ち受けプレゼントキャンペーンを実施いたします。なんとデザインは2種類ご用意!
ご観劇の思い出に、どうぞご利用ください。
□配布期間
7月21日(木)〜7月31日(日)千秋楽
□デザイン

□取得方法
待ち受け画像は、劇場配布のキャストシート記載のQRコードから取得してください。
ミュージカル『アンデルセン』プロモーションVTR
ミュージカル『アンデルセン』
四季劇場[秋]
好評上演中!
これまで劇場チケットボックスでのみ当日券を販売してまいりましたが、7月15日(金)より、劇団四季予約センターでも当日券をご予約いただけるようになりました。
また、よりお求めになりやすいよう受付時間もこの夏に限り変更いたしました。
ぜひ当日券予約をご利用ください。
<当日券のご予約方法 7月15日(金)より>
◆劇団四季予約センター(オペレーター予約:0120−489444) ※劇団四季専用劇場(四季劇場[春]/四季劇場[秋]/自由劇場/電通四季劇場[海]/四季劇場[夏]/キヤノン・キャッツ・シアター/北海道四季劇場/新名古屋ミュージカル劇場/大阪四季劇場)と、京都劇場、キャナルシティ劇場(『ウィキッド』福岡公演)での公演が対象となります。 ◆劇場チケットボックス |
7月7日(木)、四季劇場[秋]で上演中のミュージカル『アンデルセン』にて「バックステージツアー」イベントが開催されました。
この日、お客様をご案内したのは舞台監督の宮澤勝大。まずは、オーデンセからコペンハーゲンのシーンへと場面転換する裏の様子をご覧いただきました。

オーデンセの舞台セット/コペンハーゲンの舞台セット
舞台装置は、スイッチ一つで動く電動のものもあれば、手動で動かすものもあります。電動と手動の装置の数は舞台によって様々ですが、この『アンデルセン』の舞台は、ほとんどが手動。総勢15名のスタッフ(そのうち7名は女性)が、短い時間で大きな装置を移動させます。スタッフによる転換が終わると、そのプロならではの見事な動きに会場からは大きな拍手が送られました。
宮澤も「舞台転換を成功させるため、何度も何度も稽古をしています」と、舞台を創りあげるスタッフの努力を語りました。
続いては、各シーンを表現するのに欠かせない照明について。今回の舞台は、400台の照明装置を使用しています。とくに、コペンハーゲンの夜景のシーンはとても美しく舞台が彩られます。
そして最後は音響について。宮澤から「なぜ、音響スタッフだけ客席で操作しているかわかりますか?」と質問が投げかけられましたが、首をかしげるお客様。すると「それはセリフや音を明瞭に届けるため、お客様と同じ音を聞くことのできる客席で操作しているのです」と、劇団四季の音へのこだわりを語りました。
舞台裏の紹介を客席で楽しんで頂いた後は、いよいよお客様を舞台上へご案内。舞台上には、オーデンセのセットが用意され、実際にその上を歩いていただきました。

舞台上で見学するお客様の様子/他のお客様が見学している間は、スタッフが『アンデルセン』にまつわるいろいろな話をしています。
一方、舞台袖には、コペンハーゲンの街で登場する小道具や、劇中劇「人魚姫」で登場する深海魚が並べてあります。細部までこだわり抜かれた小道具の数々に、興味津々のお客様。
スタッフが稽古中や本番中の貴重なエピソードを交えながら説明し、時には笑いが起こることも。お客様は普段なかなか体験することのできない舞台裏ツアーを思う存分に楽しんでいる様子でした。

舞台袖もじっくりご覧いただけます/まるで本物のような小道具の数々。
この日ご参加いただいたお客様からは
「舞台裏の様子をたっぷりみせていただき楽しめました」
「舞台上に上がれたり、間近でセットを見られたりととても貴重な体験ができました」
とご好評の声が寄せられました。
次回のバックステージツアーは7月13日(水)。
是非、このツアーに参加して『アンデルセン』の舞台裏を覗いてみてはいかがですか?
皆様のお越しをお待ちしております。
| 『アンデルセン』イベント情報 ★バックステージツアー 7月13日(水)13時30分公演 ★『美しい日本語の話し方教室』体験 ★歌おう♪ワンダフル ワンダフル コペンハーゲン |
ミュージカル『アンデルセン』
四季劇場[秋]
好評上演中!
7月3日(日)、東京・四季劇場[秋]にて2年ぶりの公演となるミュージカル『アンデルセン』が開幕しました。
当日は晴天に恵まれ、日曜日ということもありご家族や、お子様を連れたお母さん同士などで来られたお客様が数多く見受けられました。
劇場前には、『アンデルセン』のフラッグが登場。まぶしい日差しにはためくフラッグをバックに記念写真を撮られる方も多く、開演前から期待に溢れた雰囲気に劇場全体が包まれていました。
また公演プログラムを片手に、お子様にアンデルセンの童話のお話をしてあげているお母さん・お父さんの姿もありました。

初日の開場風景
お客様の期待に応えるよう、開演前のミーティングでは公演委員長を務めるアンデルセン役の味方隆司、そしてニールス役の松島勇気から「しっかりきっちりと、丁寧にリラックスして楽しんで演じましょう」、振付を担当した坂本登喜彦からは「今回初めて舞台に立つ人もいますが、これまでの練習を信じて無事に一ヶ月乗り切りましょう」と声が掛けられ、カンパニーがひとつにまとまり舞台へと向かいました。
『アンデルセン』は、世界中の人々に親しまれている童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの青春の日々を、美しいデンマークの街を舞台に描いた作品です。
緑豊かな田舎町・オーデンセで靴職人をしていたアンデルセンは、物語を作って聞かせるのが大の得意で子供たちの人気者。しかし、学校そっちのけでお話に夢中になる子供たちを見て、先生や町の人々は「悪影響だ!」と彼を追放しようとします。
仕方なくアンデルセンは、弟子のペーターとともに大都市・コペンハーゲンへと旅立ちます。人生のほとんどを旅に費やしたというこの詩人の、初めての旅。そこで待っていたのは、美しいプリマドンナとの運命的な出会いでした。
ハンスと子供たちの心温まる交流、そして淡く切ない恋。
そして、一編のメルヘンであるようなこの舞台を彩るのが、コール・ド・バレエ(群舞)を中心とした魅惑的なクラシック・バレエです。
アンデルセンが愛するプリマ、マダム・ドーロのために書いた『人魚姫』の舞台では、彼女の演じる人魚姫が悲しい運命の末、泡となり空気の精となって天国へのぼってゆきます。
この日、そのラストシーンを迎えると、客席からは大きな拍手が湧き上がり、ショーストップが起こってしまうほどでした。

(写真中央)左から松島勇気(ニールス役)、斉藤美絵子(マダム・ドーロ役)、味方隆司(ハンス役)
そして迎えたカーテンコールは、オールスタンディング。俳優たちは何度も笑顔で手を振っていました。暖かい拍手は劇場に明りがついたあとも鳴り止まず、終演後のロビーでは、「あんな風にバレエが踊れたらいいね」「アンデルセンの純粋な心に癒された」とお客様たちが感想を口にされてらっしゃる光景が見られました。

初日カーテンコールの様子
童話作家のおとぎ話のような人生を描いた、美しくも切ない、心温まる物語『アンデルセン』。
カンパニー一同、皆様のご来場を劇場でお待ちしております。
ミュージカル『アンデルセン』
四季劇場[秋]
好評上演中!
劇団四季チケット予約システムの変更に伴い、下記の各種サービスについて営業時間が変更となります。
「インターネット予約」「自動予約」
7月3日(日)20時 〜 7月4日(月)12時30分 までサービス停止
※当初14時の予定でしたが、12時30分より再開いたします。
「劇団四季予約センター(0120−489444)」
7月4日(月)休業
「四季の会」事務局
7月4日(月)は、正午(12時)より営業
※7月5日(火)の公演については「前日予約」はご利用いただけません。「当日券」のみの販売とさせていただきます。
大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。
明日、7月3日(日)に東京・四季劇場[秋]で開幕するミュージカル『アンデルセン』。その公開舞台稽古が2日(土)に同劇場で行われました。

7月2日(土)に行われた公開舞台稽古の様子。
『アンデルセン』は、デンマークが生んだ世界的童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの半生を舞台化した作品です。
「私の青春は、まるで美しい童話そのものです」
というアンデルセン自身の言葉通り、この舞台では美しくも切なく、そして心温まるストーリーが一編のおとぎ話のように展開されていきます。
牧歌的な空気に満ちた緑豊かな故郷の町・オーデンセでの子どもたちとの交流。夢と希望に溢れた港湾都市・コペンハーゲンでの愛する人との運命的な出会い。アンデルセン自らが語り部として登場するクラシックバレエの劇中劇『人魚姫』――。
ハリウッドでも活躍した作詞作曲家フランク・レッサーの手による情感豊かな音楽と、日本のトップダンサー坂本登喜彦が振り付けた美しいバレエに彩られ、紡がれてゆくアンデルセンの青春の日々は、まさに子どもの頃、童話の世界に虜になった懐かしい感覚を呼び覚まします。
さらに、アンデルセン役の味方隆司の慈しむような丁寧な演技と、マダム・ドーロ役の斎藤美絵子、その夫ニールス役の松島勇気ペアが魅せるバレエの圧倒的な存在感が、より一層、観客の心を舞台へと引き込みます。

この日の稽古では、物語の見どころ一つとなる劇中劇『人魚姫』のシーンやクライマックスシーンで、稽古とは思えぬほどの万雷の拍手が送られました。
終演後には俳優のミーティングが行われ、演技指導を行ってきた横山清崇、振り付けの坂本登喜彦・加藤敬二からそれぞれ最終確認が。
横山からは、
「音の濁り・音程・イントネーションなど細心の注意を払うように」
と、一つひとつの台詞にまで踏み込んだ指示が入ります。
坂本からは、コール・ド・バレエ(群舞)における立ち位置を一歩単位で修正。全体が美しく見えるように、日本を代表する舞踏家の目が光ります。
そして最後に、加藤からは
「お客様にパフォーマンスするのではなく、役になりきって自分自身が楽しむことが、お客様を楽しませることに繋がる」
と、若手俳優陣へのアドバイスがありました。
万全を期して2年ぶりに皆様にお届けするミュージカル『アンデルセン』。大人も子どもも誰もが楽しめ、そして心温まるこの物語は、いよいよ明日開幕です。どうぞご期待ください。

ミュージカル『アンデルセン』
四季劇場[秋]
7月3日(日)開幕!
日頃より劇団四季にご声援を賜り、誠にありがとうございます。
この度、東日本大震災の影響による電力供給の状況を考慮して、7月1日より、劇団四季予約センターの営業時間を短縮するとともに、チケットボックスの営業日を変更させていただくこととなりました。
ご利用の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
<変更の対象となるサービス>
劇団四季予約センター(オペレーター予約:0120−489444)
変更前(6/30まで):午前10時〜午後8時
↓
変更後(7/1より):午前10時〜午後6時
これに伴い、前日予約の受付時間も変更となります。
変更前(6/30まで):午後3時(「四季の会」会員は午後2時)〜午後8時
↓
変更後(7/1より):午後3時(「四季の会」会員は午後2時)〜午後6時
また劇団四季専用劇場のチケットボックスにおきましても、7月1日より、「休演日」の営業を休業とさせていただきます。
<専用劇場チケットボックス>
四季劇場/※自由劇場/電通四季劇場[海]/四季劇場[夏]/キヤノン・キャッツ・シアター/
北海道四季劇場/新名古屋ミュージカル劇場/大阪四季劇場/※京都劇場
※自由劇場と京都劇場のチケットボックスでは前売券の販売は行っておりません。
◎インターネット予約 および 自動予約(「四季の会」会員のみ)は、これまで通りご利用いただけます。
7月3日(日)に四季劇場[秋]でミュージカル『アンデルセン』が開幕します。
28日(火)、あざみ野・四季芸術センターでの稽古を終え、カンパニーは本日劇場入り。劇場の空間に慣れるため、入念に位置やマイクの音を確認していきました。
舞台上にはレンガ造りの学校が組み立てられ、1830年代デンマークのノスタルジックな雰囲気が場内に漂います。

舞台稽古の様子
ミュージカル『アンデルセン』は、「親指姫」「裸の王様」「みにくいアヒルの子」など、皆さんが子どもの頃に親しんだ童話の生みの親である、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの生涯を描いた物語です。
本作は、ロンドン版のストーリーを下敷きにしていますが、舞台美術や振付、そして演出は完全なオリジナル。1983年の初演以来、多くのお客様から支持されている作品です。2009年春には、作品の見どころともいえるクラシックバレエシーンが、バレエ界のトップダンサーとして名高い、坂本登喜彦によって新たに生まれ変わっています。この日も、客席から坂本が細かい指示を出していきます。
「ラインを確認して。きちんとした位置をとるように」
「あと一歩だけ上手側に」
俳優たちは、客席のイスや通路を基準に場所を覚えていきます。ぴったりと美しいフォーメーションがとれると坂本からも「そう、そうです。とても美しい」と声がかけられます。こうして、劇中劇「人魚姫」はじめとする、コール・ド・バレエ(群舞)が見事に完成されていくのです。
前回公演からマダム・ドーロ役を演じる斉藤美絵子とニールス役の松島勇気のペアも、さらに磨きのかかった美しいダンスを披露します。
一方、華麗なバレエシーンの後、俳優たちは迫力あるジャズダンスを踊ります。クラシックバレエとジャズダンスを器用に使い分ける俳優たちのダンスも魅力の一つです。

劇中劇「人魚姫」のシーン。
開幕まであと3日――。
心温まるアンデルセンの世界をどうぞご堪能ください!
劇場でお待ちしております。

ミュージカル『アンデルセン』
四季劇場[秋]
7月3日(日)開幕!
7月3日(日)に四季劇場[秋]で開幕するミュージカル『アンデルセン』。前回のバレエの稽古に引き続き、今回は、物語の主人公ハンス・クリスチャン・アンデルセンが故郷・オーデンセからコペンハーゲンへと向かうまでの稽古をレポートいたします。

「わたしの人生は、豊かで幸せな一篇の美しいおとぎ話だった」
これはアンデルセンが自分自身の人生を表現した言葉です。
「みにくいあひるの子」や「人魚姫」など、誰もがその物語を幼い頃に一度は読んだことがあるでしょう。しかし、アンデルセンがどんな青年だったのか、世界が愛してやまない物語はどのように誕生したか、みなさんはご存じでしょうか?
ミュージカル『アンデルセン』は、知られざるもう一つの童話、アンデルセンの半生を描いた物語です。
この日の稽古は、アンデルセンと子どもたちによる学校のシーンから。
「さあ、昨日はどこまで話したっけ?」
アンデルセンの語るお話を聞きたくて、彼の周りにはいつもたくさんの子どもが集まってきます。この日もちょうど昨日の続きを話し始めようとしたとき、一人の小さな女の子アンナが忘れ物をしたことに気付いてしまいました。お話を中断された他の子どもたちは、彼女の小さな体をからかいながら責め立てます。
するとアンデルセンは、可哀想なアンナのために新しいお話を語り始めます。
「大切なのは、身体の大きさよりも心の大きさだ。昔々、とってもちっちゃな、アンナ、君よりずっと小さな女の子がいたんだ。名前は『親指姫』」
たちまち子どもたちは怒りを忘れ、アンデルセンの物語に引き込まれてしまうのです。

「子どもたちはアンデルセンのお話を聞きたくてしょうがないんだよね?もっともっとわくわくしないと」
「“折れ”をどれだけ深くもっていけるかが重要なんだ」
2003年からアンデルセン役で出演している味方隆司が、子どもたちを演じる若手俳優を指導します。“折れ”とは、一つ一つの台詞に心情の変化をつけながら話すこと。そのためには、自分が演じている役が、その瞬間にどういう気持ちなのかを考えていく必要があります。味方は、「この台詞のときはどんな思いでいる?」と一人一人丁寧に問いかけながら稽古を進めていきました。
こうして何度も同じシーンを繰り返し“折れ”を深めることで、観ている人にも「子どもたちが物語を楽しみにして目を輝かせている雰囲気」がしっかりと伝わるようになるのです。
学校のシーンの次に行われたのは、アンデルセンが弟子のペーターとともにコペンハーゲンに辿り着き「ワンダフル・ワンダフル・コペンハーゲン」のナンバーを歌うシーンの稽古です。
デンマーク第一の都市・コペンハーゲンは、田舎町オーデンセから来た二人にとっては“憧れの地”。活気溢れるきらびやかな街並みに心踊る二人の胸の内を、軽快なダンスとメロディで表現します。
「歌詞にもあるように『ワンダフル! なんて素晴らしい街なんだ!』と思って演じてみてください」
ニールス役で出演経験のある松島勇気が、アドバイスを送ります。続いて味方も、
「みなさん、コペンハーゲンってどんなところかわかりますか?目の前に街の光景が広がるくらい想像力を膨らませてみて」
と、出演経験のない若手俳優たちに語りかけます。「はい!」という熱のこもった返事が稽古場に響き、若手俳優たちは思い思いにコペンハーゲンの街並みを浮かべながら、旅に生きた詩人・アンデルセンの始めての旅にふさわしいナンバーに仕上げていきました。

ハートウォーミングなストーリー、劇中で語られるアンデルセンの童話の数々、美しい音楽、そして詩人と童話の世界を彩る幻想的なバレエ。たくさんの魅力がおもちゃ箱のように詰まったミュージカル『アンデルセン』。
是非、劇場にお越しください。お待ちしております。
ミュージカル『アンデルセン』
四季劇場[秋]
7月3日(日)開幕!
現在、四季芸術センターでは7月3日(日)四季劇場[秋]で開幕する、ミュージカル『アンデルセン』の稽古が行われています。

この日の稽古の様子
本作の主人公であるハンス・クリスチャン・アンデルセンは世界を代表する童話作家です。彼の生み出した童話には、「親指姫」「みにくいあひるの子」「人魚姫」「はだかの王様」など数々の名作があげられます。きっと誰もが幼少時代一度は読んだことのある物語でしょう。
ミュージカル『アンデルセン』では、代表的な童話を劇中に織り込みながら、物語の誕生からハンスの恋に至るまで、童話のように美しい彼の生涯を描いていきます。
1830年代のデンマークはオーデンセ――。
この田舎町で靴屋を営むハンス・クリスチャン・アンデルセンは、物語を作っては子どもたちに聞かせています。しかし、ハンスのもとに子どもたちが集まり学校をおろそかにするので、大人たちはハンスを非難し、町から追放しようとします。そしてハンスは町を出てコペンハーゲンへ。そこで出会ったのはプリマ・バレリーナのマダム・ドーロ。ハンスはたちまち彼女に恋に落ち、熱い想いを伝えるために一遍の童話『人魚姫』を書きあげるのですが・・・。
この日の稽古は、マダム・ドーロの夫、ニールス役で出演経験があり、振付家でもある坂本登喜彦のもと、『人魚姫』のシーンが重点的に行われました。
このシーンは、ハンスがマダム・ドーロに送った『人魚姫』の劇中劇。優雅で華麗、時に力強いバレエシーンは観るものを幻想的な世界へ誘います。
まずは、身体を慣らすためにバーを使ってストレッチ。静かな稽古場に、クラシック音楽の美しい音色が響きます。次に行われたのはフロアで行うコンビネーションのレッスン。始まってすぐに、俳優たちの稽古着には汗がにじみ出ていました。
約1時間入念にウォーミングアップを行った後は、俳優たちがトゥシューズの準備を始めました。怪我のないよう緊張感を持って臨みます。

(写真左上)マダム・ドーロとニールスのバレエシーンが美しく繰り広げられます。/(写真右上)坂本による熱心な指導が行われます。
「一つ一つの振りを明確に。腕の緩急をしっかりつけて」
「もっと音楽を聞いて動くように」
坂本の丁寧かつ厳しい指導が入ります。時折、自分が振りをやって見せることも。コール・ド・バレエと呼ばれる群舞のシーンは、全員がぴったりと合って初めて完成するものです。俳優たちも坂本の動き一つ見逃さないよう、集中して稽古を行っていました。
また、「こっちの方がいいね」と言いながら、振付を変更する場面も見られました。何度も何度も練習していく中で、美しい『人魚姫』のシーンが完成されてゆくのです。

劇中劇『人魚姫』のワンシーン
『人魚姫』の稽古終了後、一幕と二幕冒頭の稽古も行いました。ハンス役として出演経験のある味方隆司が中心となって熱い稽古を繰り広げました。その様子は、近日中にレポートいたします。どうぞお楽しみに!
ミュージカル『アンデルセン』
四季劇場[秋]
7月3日(日)開幕!
7月1日(金)より劇団四季専用劇場チケットボックス窓口の営業を、「休演日」には休業とさせていただきます。
ご利用の際にはご注意ください。
※詳しくは各劇場情報をご覧ください。
12月20日、『アンデルセン』全国ツアーが長野市にて千秋楽を迎えました。
『アンデルセン』の旅は今年9月、神奈川県座間市からスタートしました。それからおよそ3ヵ月にわたって北は北海道から南は九州・鹿児島まで、日本全国46都市を巡演。計58回の公演を行ってきました。
童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの人生が描かれたミュージカル『アンデルセン』の物語の中には、彼が生み出した「おやゆび姫」「みにくいアヒルの子」「人魚姫」などが語られます。
幼い時に誰もが出会ったあの物語が、どのようにして誕生したのか。そこには、ハンスの子どもたちへの優しさ、そして恋をしたバレリーナ、マダム・ドーロへの一途な想いがありました。そしてそれが人々の心を癒す美しい物語となり、今もなお世界中から愛される名作として生き続けているのです。
千秋楽公演のミーティング。カンパニーの公演委員長であり、また今回のツアー公演すべてに出演したハンス役の味方隆司は、冷静に最後のアドバイスを送ります。
「今日は千秋楽ですね。でもだからといって気負わずに、いつも通りやっていきましょう」
劇団四季の舞台がやって来るのを毎回楽しみにされている各地のお客様のため、リーダーとして厳しい姿勢を保ちながらも、一人ひとりに的確なアドバイスを送り、カンパニーをまとめてきた味方。仲間から頼られ、慕われるその姿はまるでハンスそのもの。
お客様から見えないところには、まだまだ『アンデルセン』の優しい物語が存在していたのです。その背景こそが、全国のお客様に温かく優しい気持ちを送ることができた理由のひとつなのでしょう。
最後の地、ここ長野にもたくさんのご家族や地元のバレエスクールに通う少女たちが来場。物語や美しいクラッシックバレエを堪能され、大きな拍手に包まれながらフィナーレを迎えました。

お客様からの温かい拍手に包まれたカーテンコール
『アンデルセン』の中で一番最後に語られるハンスのお話をご紹介しましょう。
“服を着ていなかった王様と、自分の目で見たことだけを信じた少年の話”。
昔々、新しい服を着るのが大好きな王様がいました。
さてある日、二人の詐欺師がやって来て、王様に魔法の服を売ろうとしました。
本当は、魔法の服なんかないのに、詐欺師たちはこんな風にささげ持ってこう言いました。
「国王陛下、これが魔法の服でございます。もちろん、陛下は賢く聡明であらせられますから、この服の美しさがお分りと存じます。ところが馬鹿には、これが全く見えません」
王様は馬鹿だと思われたくないから、言いました。
「うん、見える、見える。すばらしい!」

『アンデルセン』「裸の王様」の場面より(撮影:下坂敦俊)
もうお分かりですね?
『アンデルセン』全国ツアーは幕を閉じましたが、ハンス・クリスチャン・アンデルセン作のこの『はだかの王様』全国ツアーが、来年1月26日からスタートします。
『アンデルセン』をご覧になった方は、この『はだかの王様』がまた別の視点でお楽しみになれるはず。
また今回ご覧になることができなかった方も、懐かしいあのアンデルセンの世界をご堪能いただけます。
どうぞお楽しみに!
全国公演ラインナップ
◆『嵐の中の子どもたち』 1月24日(日)大和高田(奈良県)公演まで巡演中
◆『人間になりたがった猫』(こころの劇場) 2月26日(金)鹿児島(鹿児島県)公演まで巡演中
◆『エルコスの祈り』(こころの劇場) 3月9日(火)まで巡演中
◆『55ステップス』 1月22日(金)新百合ヶ丘(神奈川県)公演よりスタート
◆『はだかの王様』 1月26日(火)伊勢(三重県)公演よりスタート
※作品紹介一覧はこちら>>
11月14日より全国で発売となる「劇団四季カレンダー2010」を、11月11日に初日を迎える『キャッツ』横浜公演会場にて先行販売いたします。
心躍る舞台写真が満載のカレンダーを、この機会にぜひお求めください。

□販売場所
11月11日〜13日
キヤノン・キャッツ・シアター限定先行販売
11月14日〜(売り切れ次第終了)
劇団四季専用劇場/京都劇場/全国公演各劇場(3月末まで)/
通信販売アヴァンセーヌ/劇団四季ウェブショップ
□価格
一般:2,000円/「四季の会」会員:1,800円
※会員価格でお求めの場合は、必ず会員証をご提示ください。
ご提示のない場合は一般価格となります。
※劇団四季ウェブショップは、一般価格のみでのお取り扱いとなります。
季節は秋へと向かっていますが、劇団四季では新たな才能が続々と芽吹きの時を迎えています。
4月には、幅広い音域と豊かな声量・繊細な表現力が必要とされる『ウィキッド』のエルファバ役として、江畑晶慧がデビュー。彼女自身の真っ直ぐなキャラクターが滲み出たエルファバは、お客様からもご好評をいただいています。
そして5月から自由劇場で上演中の『春のめざめ』では、大人役の2名以外はほとんどが10代から20代前半の俳優。等身大の役を演じる彼らから溢れるフレッシュさとパワーで、作品を盛り上げてきました。
各地の劇場でもたくさんの若手俳優が続々とデビューしています。
まずは、8月初旬に『人間になりたがった猫』のジリアン役としてデビューした谷口あかり。
小学生の頃よりクラシックバレエを始め、2007年に入団。以来、『ミュージカル李香蘭』、『赤毛のアン』、『キャッツ』に出演しながら、ひたむきに呼吸法や歌のレッスンを続けた結果、『春のめざめ』のベンドラ役に抜擢されました。
そしてさらにジリアンという新たな役を得て、初めて全国ツアーに出演。全国各地で生の舞台を楽しみに待っていてくださるお客様との触れ合いにより、その感性はさらに磨かれていくことでしょう。

『人間になりたがった猫』ジリアン役:谷口あかり
そして8月19日、福岡シティ劇場にて、10年を超える『ライオンキング』日本公演史上、最年少となる18歳のナラがデビューしました。
入団後わずか4ヶ月にして大役をつかみ取ったのは小松加奈。実力さえあれば新人でも抜擢される劇団四季とはいえ、入団後まもない俳優がメインキャストとして出演するのは本当に稀なケースです。
演出家である浅利慶太による集中稽古が行われ、四季の方法論や演技の基礎を徹底的に叩き込まれ、困難と葛藤を乗り越えて福岡シティ劇場の舞台へとたどり着きました。
また、初演から『ライオンキング』に出演している青山弥生、そしてナラ役の経験者である樋口麻美や熊本亜記ら先輩たちも必死に彼女をサポートしました。ひたすら一生懸命に舞台に挑む小松の姿は、千秋楽を迎えようとする福岡の地で大きな話題を呼んでいます。

稽古中でアドバイスをする青山弥生と熊本亜記/『ライオンキング』ナラ役:小松加奈
また、先日北海道・利尻島での公演を行った『エルコスの祈り』では新しい二人のエルコスが舞台に立ち、子どもたちに夢と感動を与えています。
一人目のエルコスは、6月の東京・ニッセイ公演でデビューを果たした五所真理子。
開幕当初はアンサンブルのローズ役として出演していた彼女は、幼少から続けてきたバレエと持ち前の澄んだ歌声で、このタイトルロールを手にしました。
そして二人目のエルコスが誕生したのは、8月初旬。1年前に行われたオーディションに合格し、今回エルコス役として抜擢された染谷沙絵子がその人。
全国ツアーの合間を縫って行われた演出家・浅利慶太による猛特訓。そして公演先の劇場では、先輩の五所やベテラン俳優たちから懸命なサポートがありました。こうして一身に寄せられた期待に染谷は見事に応え、札幌でデビューを果たしたのです。

『エルコスの祈り』エルコス役:五所真理子/染谷沙絵子/鳥原如未(撮影:阿部章仁、劇団四季)
そんな二人のエルコスには、6年ぶりとなった今回公演の初演を務めた先輩がいます。鳥原如未です。
その鳥原自身が、今度は『美女と野獣』のベル役として先週末にデビューしました。
6歳からクラシックバレエを始め、宝塚歌劇団を経て、2006年に劇団四季の門を叩いた彼女。『エビータ』で初舞台を踏み、『王子とこじき』エドワード王子、『ウィキッド』ネッサローズなど数々の役を演じてきました。それらを通して演技・ダンス・歌の実力を少しずつレベルアップさせてきた結果、ディズニーミュージカルのヒロイン役に挑戦する機会が巡ってきたのです。
ベル役の先輩・坂本里咲をはじめ、稽古管理を担当した中村 匠らの熱心なサポートにより、愛と夢の物語の主人公が誕生しました。

舞台上の鳥原にアドバイスをする中村 匠/『美女と野獣』ベル役:鳥原如未
そして、今まさにデビューに向けて奮闘中の若手俳優も大勢います。
9月19日に全国ツアーへと旅立つミュージカル『アンデルセン』の「マダム・ドーロ役」に挑戦しようとしているのは、小川美緒。
彼女はこれまで、『はだかの王様』の王女サテン、『オペラ座の怪人』のメグ・ジリー、『美女と野獣』のバベット、『人間になりたがった猫』のジリアンなどを演じ、舞台俳優としての経験をひとつずつ積み上げてきました。
3歳から踊り始め、5年間のドイツ留学で培ったクラシックバレエの技術と、これまでに演じた役の経験を活かして、デンマーク王立バレエ団のプリマという難役をつかもうと必死に稽古を続けています。
その傍らにはいつも、マダム・ドーロ役の先輩、斉藤美絵子の姿があります。

『アンデルセン』稽古中の斉藤美絵子と小川美緒/マダム・ドーロ役:小川美緒
これから開幕する『ドリーミング』『アイーダ』などにも、若手の俳優が「稽古キャスト」として抜擢され、新たな役を目指して稽古に励んでいます。
演出家はもちろんのこと、各作品に精通したベテラン俳優たちや頼れる先輩たちのサポート、そして本人たちが日夜続けてきたたゆまぬ努力により、若手俳優たちは次々と才能を開花させていきます。
こうして創立以来56年にわたって続いてきた伝統が、全国各地のお客様に生の舞台をお届けできる劇団四季を築いたのです。

ミュージカル『アンデルセン』稽古の様子
【四季劇場[夏]開場記念 オーディション開催決定!】
詳しくはこちら>>

