12月16日(金)、東京・自由劇場にてミュージカル『コーラスライン』が千秋楽を迎えました。

ロビーはこの日も多くのお客様で賑わいを見せていました。
穏やかな冬晴れとなったこの日。劇場には多くのお客様が訪れ、笑顔の中に少し寂しさをのぞかせながら、公演プログラムを手にご友人同士談話される姿などで賑わいを見せていました。
本作の舞台はショービジネスの街、ニューヨーク・ブロードウェイ。新作ミュージカルのコーラスダンサーを選ぶオーディションの最終選考に残った17名たちの物語です。
コンプレックスや家庭環境など、それぞれの悩みを抱える彼らはオーディションを通して、自分自身を見つめ直してゆきます。
そして、「もし、今日を最後に踊れなくなったら、どうする?」――
演出家ザックからの厳しいこの質問によって、自らが選んだ道において揺るぎ無い決意にたどり着くのです。
「悔やまない。選んだ道が どんなにつらく この日々が むくわれず 過ぎ去ろうと
すべてを捨てて 生きた日々に 悔いはない ひたすらに この道を」
審査の行方を見守るお客様もまた、彼らが語る生き様に我が身を重ね、人生の喜びや悲しみ、そして素晴らしさという普遍のテーマを感じ取っていたようです。
ダンサーたちの告白場面の随所で笑いが溢れ、審査発表の場面では緊張が走り、そしてクライマックスではハンカチで目頭を押さえるお客様の姿も見られました。

千秋楽公演のカーテンコール。盛大なスタンディングオベーションが沸き起こり、熱い感動のままに舞台は幕を閉じました。
カーテンコールでは、「ワン」のナンバーに合わせて、舞台を全うした17名の男女に熱い手拍子が送られます。やがて手拍子は拍手へと変わり、自然とスタンディングオベーションが沸き起こりました。
きらびやかな衣裳に身を包み笑顔を見せる彼らの姿は、まさに“ひたすらに自分の道を生きること”への誇りに満ち溢れており、熱い感動のままに舞台は幕を閉じました。
この後自由劇場では、12月23日(金・祝)より世界の名作から生まれた、寺山修司と劇団四季のミュージカル『王様の耳はロバの耳』が開幕します。どうぞお楽しみに。
『王様の耳はロバの耳』東京公演
12月23日(金・祝)開幕!
自由劇場
2012年1月14日(土)公演分まで好評発売中
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「ファイブ・シックス・セブン・エイト!」
合図とともに暗転した舞台に明かりが灯されると、ステージ上には出演者がずらり。音楽に乗せて軽快なステップを踏み、ダンスパフォーマンスを披露します。
まるで本編が始まったのかのような演出で幕を開けた、第3回「プレステージイベント」。
披露されたのは、『コーラスライン』の劇中に登場する「タップ・コンビネーション」というダンスナンバーのステップです。

タップ・コンビネーションのパフォーマンスで幕を開けた、第3回「プレステージイベント」。
劇中では4人ずつでこのタップ・コンビネーションを踊りますが、イベントでは総勢10名が息を合わせてダンス。すると、劇中とはひと味もふた味も違う迫力を増し、お客様は圧倒される様子で舞台に見入っていました。
パフォーマンスが終わると司会進行役のアル役・川口雄二が登場し、「今回は、今ご覧いただいたタップ・コンビネーションにスポットを当てて、タップを掘り下げていきたいと思います」と説明。実は川口自身、タップダンスから踊りを始めた経験者で、稽古中から後輩たちにタップを伝授するほどの腕前を持っています。
「劇中はタップ・シューズを履いていないので、一体どんなリズムの音がするのか、良く分かりません。そこで、今日は実際にタップ・シューズを履いてこのナンバーを踊ってみましょう。果たしてどんな音が出るんでしょうか……?」
と話すと、タップ・シューズを履いたリチー役・松島勇気とジュディ役・恒川 愛、マーク役・山本 道が登場。ナンバーに乗せて先ほどと同じステップを踊ると、足元からは細やかで軽快なリズムが奏でられました。

実際にタップ・シューズを履いて、どんなリズムが奏でられるのかを検証。左より、山本 道、松島勇気、恒川 愛。/タップシューズのつくりを、川口雄二が解説。
劇中で如何に本格的なタップダンスが踊られていたのかが分かったところで、話はさらに深くなります。
一口にタップと言っても、ステップのバリエーションは様々。複数のステップを組み合わせることで、幅広い表現と音、リズムを生み出します。「ステップ」「シャッフル」「スラップ」など、基本ステップを松島・恒川・山本による実演を交えながら解説すると、それらのステップを組み合わせたタップダンスも披露されました。
そして話は、タップ・コンビネーションの振付創作時のエピソードへ……。『コーラスライン』の演出家であり振付家のマイケル・ベネット氏は、“とあるスタンダードジャズナンバー”を聴きながら、タップ・コンビネーションの振り付け制作に取り組んでいたそうです。
それゆえに、そのジャズナンバーに乗せてタップ・コンビネーションを踊っても、成立してしまうということ。そこで、実際にその曲を掛けながら踊って見せます。
すると、より優雅でクラッシックな印象に変わりました。川口は、「同じ踊りでも音楽が違うだけで、こんなに雰囲気が変わってしまうんですね」と解説。お客様も大きく頷きます。
またこのタップ講座の最後には、松島が振り付けを考案したオリジナルタップダンスが披露され会場を沸かせました。4人がそれぞれがのリズムを奏で、床を激しく打ち鳴らす本格的なタップ・ダンスです。その高度な技と迫力に、お客様から大喝采が送られました。

イベントのために考案したタップダンスを披露。その迫力に、客席から大喝采が送られました。
イベントの後半は質疑応答コーナー。お客様の疑問質問にお応えしたのは、ボビー役・丹下博喜、ジュディ役・恒川 愛、ポール役・竹内一樹、コニー役・高野 唯の4名です。
ついさっきタップダンスを踊ったばかりとあって、皆まだ興奮が抑えられない様子。特に恒川は、最後のタップダンスの“決め”を緊張のため失敗してしまったことを告白し、全身から悔しさを滲ませます。そんな恒川に他のメンバーは愛情たっぷりにからかいながらも、優しくフォロー。出演者らの見事なコンビネーションに、会場から終始笑いが絶えません。
お客様から寄せられた質問は、「役者さんならではの癖は?」「緊張のほぐし方は?」といった舞台にまつわるものから、「好きなおでんの具は?」など素顔をのぞけるものまで様々。
また進行役の川口が質問を読み上げていく中で、こんなサプライズも。「道口瑞之さんからの質問です」「松島勇気さんからの質問です」など、聞き覚えのある投稿者の名前が……。
直接聞けないことをこの機に聞いてしまおうと、共演者らがいたずらを仕掛けていたのでした。

最後まで笑いが絶えなかった質疑応答コーナー。
タップの奥深さや作品を愛し真剣に取り組む様子、そしてカンパニーの仲の良さがひしひしと伝わり、笑いが溢れた今回のプレステージイベント。次回12月6日(火)公演をもって最終回となります。このラストチャンスを、どうぞお見逃しなく!!
『コーラスライン』東京公演 好評上演中
自由劇場
12月16日(金)千秋楽!
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より楽しく、そしてより深い視点で本編をご覧いただこうと、開演前に行われる人気イベント「プレステージイベント」。
現在好評上演中の『コーラスライン』東京公演では、このプレステージイベントを全4回にわたってお届けしています。
これまですでに2回が終了し、「あっという間で楽しかったです!!」「俳優さんが身近に感じられました」など、お客様からたくさんのご好評をいただきました。
11月下旬の、ある日の終演後。楽屋の一室にグレッグ役・道口瑞之、アル役・川口雄二、リチー役・松島勇気、そして舞台監督をはじめとするスタッフらが集結し、なにやら真剣に話し合っている様子が――。

『コーラスライン』の楽屋にて。真剣な面持ちで打ち合わせをする俳優・スタッフ。
「今回は前回とまたひと味違った、なーにか面白いことしたいよね……」
彼らが今、頭を捻ってアイディアを出し合っているのは、12月2日(金)に行われる第3回プレステージイベントの構成内容。
実は劇団四季が開催するイベントは、こうして俳優が中心となって企画を考えてスタッフらがサポートしています。
次回の『コーラスライン』のプレステージイベントは前回の内容と趣向を変えてみようということで、お客様のアンケートを見ながら、どう工夫すればより楽しんでいただけるだろうかと、打ち合わせをしていました。

川口 「アンケートでは“ダンスとか何か動きのあるものが見たい”っていう要望があるみたいですね」
松島 「『コーラスライン』で踊るタップって、タップ・シューズを履いていないから、どんなリズムの音なのか分からないですよね。だから、“タップ・シューズを実際履いたらこんな音になるんですよ”って披露するとか……」
道口 「確かにタップ・コンビネーションのことを知りたいって意見は実際あるよね。CDには入っていないナンバーだし」
舞台監督 「タップ・コンビネーションの実演をしたら……5分くらいになりますね。もう少しプラスで何か要素が必要かもしれませんね」
松島 「そうしたら、***秘密***ということを教えても良いんじゃないですかね? あとはタップについての知識はグッさん(川口)が良く知っているだろうし……」
川口 「例えばタップ・コンビネーションは、『***秘密***』という曲の基になっているトリビアもあるかなあ? それで踊ってみても良いかもしれないですね」
道口 「それは良いね! 曲を知ってる人が見れば“そうなんだ”って思うし、また雰囲気も変わって新鮮だと思う。あとは、後半の質疑応答をどうするか……。
ねえ、ちょっと今回何かしかけてみない? 例えばさ、***秘密***」
一同 「あははは!それ良い!面白いですね!!」
川口 「これで後半も盛り上がりますね(笑)。じゃあタップのうんちくと、キャストをどうするか、考えてきます!」
舞台監督 「タップダンス用の板はありますので用意しておきますね。じゃあ今の話の流れをまとめると……」
道口 「おー出来たね、良い流れ!だいぶ膨らんだんじゃない?じゃあ次はリハーサルだね。それでは皆さんよろしくお願いします!」
一同 「よろしくお願いします!!」
どうやら第3回プレステージイベントのテーマは「タップダンス」に決まりの模様。このあと本番までにリハーサルが行われて、さらに内容がブラッシュアップされます。
カンパニーが心を込めてお届けするイベントに、乞うご期待!!
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『コーラスライン』東京公演 好評上演中
自由劇場
12月16日(金)千秋楽!
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11月16日(水)、『コーラスライン』東京公演にてプレステージイベントが開催されました。

実演を織り交ぜながら、司会を務める道口瑞之(写真左)がコンビネーションの解説をしていきます。
お客様が着席されると冒頭のザックの合図が響き、オープニングのジャズコンビネーションのナンバーがこの日の為に特別に披露されました。一通りご覧いただいたところで司会を務める道口瑞之が登場し、作品とジャズコンビネーションについての解説から、本日のイベントが始められます。
「『コーラスライン』はオーディションの1場面を切りとった作品で、通常は8カウントで踊る曲が多いのですが、今ご覧いただいた課題曲は6カウントとなっています。アクセントも1番目と6番目に来ていることが多く、本作が作られた30年前の当時のダンスの特徴を良く表現しています」
ジャズコンビネーションの特徴のひとつの“オフバランス”のポーズを解説した後、女性陣によるバレエコンビネーションへと移ります。
「バレエは、ダンスに携わる多くの人が、最初に始める踊りかと思います。他のダンスを極めようとした時にも、バレエを基礎のために学び直す必要があるくらい、基本となっているものです。男性はよりダイナミックに、女性はよりエレガントに、という特徴があり、それぞれ振りが異なります」

ファーストメンバー7名が各役柄について語りました。
解説の後は、劇中、オーディションで落選し、冒頭のシーンにしか登場することのないファーストメンバーと呼ばれる7名が登場。それぞれ各役柄の紹介が行われました。彼らはプログラムにも記載されることのない役なのですが、稽古の段階から役柄についての詳細を調べ、自身にも良く似た状況と比較して、さらに舞台ではどんな点に注目して彼らを演じているのか――それぞれの想いを熱く語ります。
通常の舞台では披露されることのない作品の背景や彼らの熱心な姿に、お客様も真剣な表情で聞き入ります。

後半は山本 道、出口恵理、笹岡征矢、団 こと葉の4名が道口と共にお客様からの質問に答えます。
後半は質問コーナーが開催され、団 こと葉、出口恵理、山本 道、笹岡征矢の4名が新たに登場。道口と共に事前にお客様からいただいた質問への回答をしていきます。
「あなたの思う、この作品の一番の見どころ、好きなところを教えてください」
「“モンタージュ”といって、回想する場面があるのですが、僕が演じるマークが過去について語る場面がとても好きです」と山本が答えると、「衣裳も装置もシンプルな舞台で、自分に近い役を演じられるところが素敵なところだと思います」と出口も続け、各自から見た本作の魅力を語ります。
他にもさまざまな質問が飛び出し、学生の頃の失敗談や想い出話などに花を咲かせながら、会場からも笑い声が溢れる楽しい時間となりました。
普段垣間見ることのできない舞台の裏側、またここでしか語られることのない想いを感じることができるプレステージイベント。次回は11月22日(火)、12月2日(金)、6日(火)に開催されます。
初めてご覧になる方も、また何度もご覧いただいている方も、是非皆さまお誘い合わせの上、ご参加ください!
■参加方法
15時30分〜16時の間に参加人数分の当日チケットを劇場イベント受付までお持ちください。
イベント情報詳細はこちら>>
『コーラスライン』東京公演 好評上演中
自由劇場
12月16日(金)公演分まで好評発売中!
現在好評上演中の『コーラスライン』東京公演(東京・自由劇場)にて、対象期間にご来場いただいたお客様に携帯やパソコンに使える『コーラスライン』オリジナルツールをプレゼントいたします。
プレゼントは全部で3種類。千秋楽まで、3回の期間にわたってご用意しております。ご観劇の記念に、ぜひご利用ください。
□配布期間
☆第1弾:携帯待ち受けFlash 11月16日(水)〜27日(日)
第1弾 デザインサンプル

☆第2弾:パソコン用デスクトップ壁紙ver.1 11月30日(水)〜12月4日(日)
第2弾 デザインサンプル

☆第3弾:パソコン用デスクトップ壁紙ver.2 12月6日(火)〜12月16日(金)千秋楽
第3弾 デザインサンプル

□取得方法
劇場配布のキャストシートに記載しているQRコード、またはパスワードを取得してください。
第2弾、第3弾のパソコン用デスクトップは、記載されたパスワードを『コーラスライン』作品紹介に設置するバナーにアクセスして、ご入力ください。
『コーラスライン』東京公演
自由劇場
12月16日(金)公演分まで好評発売中!
10月7日(金)に東京・自由劇場で開幕するミュージカル『コーラスライン』。舞台に生きるダンサーたちの光と影、喜びと苦悩が描かれるこの物語のロードウェイ初演は1975年、そして劇団四季による日本初演は1979年という歴史と風格を持つ不朽の名作です。
開幕前日の10月6日(木)、多くの劇団員たちが駆けつける中で行われた最終舞台稽古の様子をお伝えします。

10月6日(木)に自由劇場で行われた、『コーラスライン』最終舞台稽古の様子。
舞台上に引かれた1本の白いライン――“コーラスライン”。
そこに並ぶのは、新作ミュージカルのコーラスダンサーを選ぶ最終オーディションに残った17名の男女です。彼らの役目は、きらびやかに輝くスターの額縁となること。
たとえバックダンサーであっても、願うことはただひとつ。「仕事が欲しい!」「踊っていたい!」
いよいよ最終選考がスタートすると、演出家のザックは、緊張の面持ちでラインに並ぶ17人にこう問いかけます。
「履歴書に書いていないことを話してもらおう。君自身のことを」
戸惑いながらも、自らの人生を語り始めるダンサーたち。複雑な家庭環境、外見へのコンプレックス、セクシャルマイノリティーであることについて……。豪華な装置も衣裳もないまっさらな舞台の上で、ダンサーたちの歩んできた道が赤裸々に明かされていきます。
そこに浮かび上がるのはひとりの人間、人生という名の真のドラマ。客席のザックに向かって放たれたダンサーたちの言葉は、そのまま観客へと向けられた言葉となって迫ってきます。
そして、オーディションは佳境を迎え、最後の質問が投げかけられます。それは、
「みんなどうする、もし、踊れなくなったら――?」
ショッキングな問いかけに反発しながらも、ダンサーたちはそれぞれの答えを出し、ザックから最終合格者が告げられます。
彼らがどんな答えを出したのか?一体誰が合格するのか?それは、ぜひあなたご自身の目で見届けてください。

ブロードウェイの現実を描いた、真実に基づく物語、『コーラスライン』。華やかな舞台の裏には、仕事を求めて数々のオーディションを渡り歩くコーラスダンサーたちの存在があります。
振付家の故マイケル・ベネットは、彼らとの対話を通じ、生い立ちや現実の生活、不安そして希望、その人生を舞台に描き上げました。
四季の俳優たちの生き様にも繋がる、この作品に込められた舞台への情熱・熱き祈りを、是非、自由劇場でご堪能ください。
『コーラスライン』東京公演
10月7日(金)開幕!
自由劇場
10月7日(金)〜11月13日(日)公演分
チケット好評発売中!
11月16日(水)〜12月16日(金)公演分
10月8日(土)会員先行予約開始
10月15日(土)一般発売開始
10月7日(金)の開幕を控えた『コーラスライン』の稽古場。日を追うごとに、稽古場はオーディション会場さながらの熱を帯びていました。

『コーラスライン』稽古の様子
9月下旬のある日の稽古では、20年以上にわたり本作でマイク、リチー、そして演出家・ザック役などで出演してきた加藤敬二が参加。
白いラインの上に立つ俳優らに鋭い眼差しを向ける加藤は、冒頭のオーディションシーンが始まって間もなく、手を叩いて稽古を止めました。
「オーディションとはどんなものか、みんな経験しているから分かっているはず。チャンスは一度。そうでしょう?だからこの一瞬に懸けて。緊張感をもっと強く。“手に入れたい、この仕事”って、もっともっと祈って」
加藤は問いかけるようにして一人ひとりに視線を送り、さらに続けます。
「これはただのダンスオーディションじゃない。ブロードウェイのトップダンサーたちが集まる闘いの場。“合格するのは自分だ”ってギラギラさせて。ただ振り付けを踊るんじゃない。生々しく、もっとリアルに!」
「みんなが同じ振り付けを踊るけれど、一人ひとり個性があっていい。デコボコでいい。心の中をはっきり見せて」

ダンスと芝居について、アドバイスを送る加藤敬二。
新作ミュージカルのオーディションを受験し、最終審査に臨む17人の男女を描いた『コーラスライン』。
舞台俳優を夢見てこの道を選び、オーディションの門を叩いた彼らの人生は、それを演じる俳優の人生と同じです。
劇中、演出家のザックはラインに並ぶ受験者たちに問います。
「写真と履歴書はもらったし、舞台経験は分かった。……それより、君たちの個性が知りたい。例えば、君たちの過去の話が聞きたい……ありのままの君たちが話す言葉を聞きたい」
なぜ、舞台俳優を目指したのか――。俳優たちはザックの質問を自分の人生になぞらえて、自問自答しながら芝居を深め、個性を確立してゆきます。

同じ場面の稽古が何度か繰り返された後、加藤は深く頷いて
「これまでと全然違う。今、個性が見えてきました。今の感じを忘れずに、でももっと強くていい。一人ひとり、さらに深めていってください」
と、言葉を送りました。
俳優たち自らの人生を映し出したような作品、『コーラスライン』。
すべてを捨てて、夢に向かって苦悩し切磋琢磨する者たちの人生の美しさと感動を、ぜひ自由劇場の舞台でご堪能ください。

『コーラスライン』東京公演
10月7日(金)開幕!
自由劇場
10月7日(金)〜11月13日(日)公演分
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「隣同士の間隔をキープして、平行移動するようにぴったり合わせる!」
「客席からはすべて丸見え。一人だけでも角度が違うと目立ちます。帽子の向きから帽子を持つ手の角度、脚から足のつま先まで全部を意識して」
「アームスの角度が合ってない。まわりを良く見て。もう一度はじめから!」
来る10月7日、ミュージカル『コーラスライン』が東京・自由劇場にて2年ぶりに登場します。
開幕に向けて稽古場ではダンサーたちが汗をこぼし、鏡に自分の姿を映しながら振付の稽古に打ち込んでいました。彼らが挑んでいるのは、少しの乱れも許されない『コーラスライン』の象徴、ラインダンス。
その指導を行っているのは、本作ではビビ役として長い出演経験を持つ礒津ひろみです。
言葉に熱を込めて礒津が細かなところまで指導を行うのは、このシーンが作品においても、そして舞台俳優である彼ら自身にとっても、“夢”の象徴であるから――。
手拍子でカウントをとる礒津ひろみの指導のもと、ラインダンスを稽古する俳優たち。
『コーラスライン』は、ショービジネスの世界に生きるダンサーたちを描いた真実の物語です。新作ミュージカルのオーディション会場を舞台に、17名の受験者が自分の過去を語ってゆきます。
作者のマイケル・ベネットは、舞台の仕事を求めてオーディションを渡り歩くブロードウェイのダンサーたちの物語を創りたいと、実際にダンサーを集めてインタビューを行いました。
彼らが告白するその身の上話を基に、名作『コーラスライン』は生まれたのです。
決してスター(主役)ではない、舞台の枠を飾るためのコーラスダンサー。苦悩と葛藤と闘いながら、それでもミュージカルの舞台を目指す彼らの“舞台裏の真実”にこそ熱いドラマがあったのです。

また人生を舞台に懸けた彼らの姿は、劇団の俳優たちそのものの姿と言えます。
「私、バレリーナになりたかったの。母がバレリーナだったから……」
「昔からやりたいことは一つでした。映画に出てくる人みたいになりたかった……」
「お願い、一度でいいからチャンスをください」
劇中で語られる受験者たちの過去や苦悩は、俳優自身が通って来た道そのもの。また、“合格か、不合格か――”常に稽古場がオーディションである劇団員らにとって、『コーラスライン』は日常の世界なのです。
だからこそ本作は劇団四季にとって特別な作品であり、1979年の初演から32年経った今もなお、大切に上演が繰り返されてきました。
そして2年ぶりの再演に伴い、配役を決めるにあたって座内オーディションを実施。
オーディションをくぐり抜け、『コーラスライン』の舞台に立つチャンスを掴んだその顔ぶれは、初めて本作に出演しようという若い俳優たちが多く揃いました。
しかし、今はまだ出演が決定した訳ではありません。これから開幕まで、演出家による厳しい“審査”に似た稽古が行われます。
そして努力を重ね、実力をつけた者だけが、あの一本のラインの上に立つことが許されるのです。

今、出演のチャンスを手にした俳優たちは自由劇場の舞台を目指して、今日も鏡と向き合い稽古に励んでいます。

『コーラスライン』東京公演
10月7日(金)開幕!
自由劇場
10月7日(金)〜11月13日(日)公演分
チケット好評発売中!
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9月4日(日)からの『コーラスライン』(自由劇場)「四季の会」会員先行予約では、団体予約の為、以下の公演日・席種の販売はございません。ご観劇の検討にご活用ください。なお、先行予約初日までの間に状況が変わる場合もございます。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
| □販売のない公演日・席種 10月20日(木)13:30 A(2階)席 10月27日(木)13:30 A(2階)席 11月 9日(水)13:30 A(2階)席/ B席 |
『コーラスライン』東京公演
自由劇場
10月7日(金)開幕!
◆10月7日(金)〜11月13日(日)公演分
9月 4日(日)「四季の会」会員先行予約開始
9月10日(土)一般発売開始
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12月25日(土)、約3ヶ月におよぶツアー公演を続けてきたミュージカル『コーラスライン』がこの日、千秋楽を迎えました。
北は北海道、南は鹿児島までの、計54都市64公演にわたる旅公演の最終地点となったのは、埼玉県・東松山市。この日はクリスマスとあって、劇場の「東松山文化センター」にはお子様連れのご家族が多くいらっしゃり、千秋楽を飾るに相応しい、華やかな笑顔で賑わいを見せました。

旅のフィナーレを飾った「東松山文化センター」。/開演前、多くのご家族でロビーが賑わいました。
「地元まで四季が来てくれると知って、この日を家族で楽しみにしていました。歌とダンスに圧倒され、素晴らしかったです!とにかく感動して・・・今日は素敵なクリスマスプレゼントをいただきました」
「これは物語の人の話なのか、それとも演じていらっしゃる俳優さんご自身の姿なのか・・・。途中それが分からなくなってしまうほどリアルでした。だからこそ最後に皆さんが舞台で踊っている姿には感動し、胸が熱くなりましたね」
『コーラスライン』はミュージカルのオーディションを描いた物語。最終選考の面接で、17人の男女が一人ひとり、自分の過去を語ります。彼ら彼女らが吐露する真実とは、華やかな舞台の裏に隠された、葛藤や孤独。コーラスダンサーという夢まであと一歩のところまでに登りつめ、ラインに並んだ彼らはオーディションの最後に、一つの決意を見出すのです。
悔やまない 好きだからこそ 命燃やし
すべてを捨てて 生きた日々に悔いはない
ひたすらに この道を
舞台を夢見てショービジネスの世界に飛び込んだ彼らの人生は、劇団の俳優そのものの姿でもあります。そのためこの作品は劇団の中でももっとも重要なレパートリーの一つとして幾度も上演が繰り返され、今年も全国ツアーをもって多くのお客様に、真実から生まれる感動を届けてきました。
カーテンコールでは、夢を掴んだ者たちへ熱い拍手が送られます。スポットライトを浴び、きらびやかな衣裳に身を包んで美しいラインダンスを披露する姿。ハットを高々と掲げる堂々たるその姿は、夢を掴んだものの誇りを滲ませていました。

千秋楽公演のカーテンコール。出演者の表情には、誇りが滲みます。
このあとの全国ツアーは、ミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』が2月よりスタート。ガーシュインの音楽にのせて繰り広げられる、タップを中心とした多彩なダンスと、笑い溢れるラブコメディです。
どうぞお楽しみに!
『クレイジー・フォー・ユー』全国公演
2月19日(土)(神奈川県・相模原公演)よりスタート!
現在全国巡演中の『コーラスライン』カンパニーが静岡に入って2日目の11月24日(水)、本番前の緊迫したリハーサルの様子をご覧いただける「リハーサル見学会」が実施されました。

「モンタージュ」と「バウズ」のシーンを主に繰り返し稽古したリハーサルの様子。
新作ミュージカルのオーディションに挑む17人のコーラスダンサーたち。彼らを待っていたのは、通常のオーディションとは違った審査だった…。履歴書だけでは分からない、彼らの“真実”を聞きたいという演出家 ザック。彼は言います。
「ここに書いていないことを話してもらおうか。君自身のことを」
その言葉に戸惑いながらも、少しずつ自分の内面を見つめ答えてゆく17人。そこに含まれた情熱、夢、挫折、そして希望を聞いた時、観る者は、そこに舞台への深い祈りを感じ感動に包まれます。
この日のリハーサルは、「モンタージュ」のシーンを中心に行われました。マークやコニ―、ダンやジュディらがそれぞれの生い立ち、青春時代の一コマを切り取って語り、“思春期”の群像を描き出してゆく場面です。
まずはパワフルでリズミカルなリチーのナンバーを稽古することに。
「俺に ボール まわせ イェ!」と踊るリチー。学校でいつも何でも一番だった彼は、大学を卒業した途端、自分の夢とは全く違う幼稚園に就職することになります。その現実を「チェッ」と吐き捨てるように歌います。
ここでは、ダンスキャプテンの大口朋子と、公演委員長の田邊真也の指揮のもと、踊っては止め、立ち位置、タイミングを確認してゆく作業が繰り返されました。
リハーサルを見学した後は、ロビーで質問コーナーが設けられました。

ロビーで行われた、人気の質問コーナーの様子。この日の司会は大口朋子(左)が務めました。
ここに登場したのは、大口朋子、藤原大輔、三雲 肇、高田直美、勝田理沙の5名。まずは大口が、『コーラスライン』という作品について、またリハーサルの大切さについて話しました。
「この作品はオーディションの様子を描いたものなので、生の声をお届けするために、通常ミュージカルで使っているようなワイアレスマイクを俳優はつけていません。音は全て、足もとにあるフットマイクで拾っています。今日ご覧頂いたようなリハーサルは、全国公演でも、公演日にはいつも行っています。毎日のように異なった会館で公演をしますので、ホールの大小・壁の種類などによって音の返りが変わります。そうした点の確認も含めて、リハーサルはとても重要なのです」
お客様からの質問に答えるコーナーでは、「役作りの中で意識していることはありますか」「入団したキッカケは何ですか」といった質問が出ました。
「常に“生”で審査されているという意識を持って、毎日新鮮な気持ちで舞台に挑むようにしています」 (勝田)
「マイクにはイタリア人の血が入っているので、少し陽気だということは意識しています。けれども、逆に意識し過ぎてもいけないので、その点には気をつけてます」 (藤原)
「芸術鑑賞で『キャッツ』を観て、踊りも歌もできるなんてすごい!と感動し、四季を目指しました」 (高田)
和やかな雰囲気が流れる中、本番の準備を行う時間となり、最後に大口が「今日の『コーラスライン』が、皆様の明日への活力となるよう、精いっぱい大切に演じさせて頂きます」と力強い言葉を述べると、大きな拍手が沸き起こりました。
永遠に輝きつづける不朽の名作が、あなたの街へ。まさにオーディション会場にいるかのような臨場感を感じていただける舞台。感動と迫力のミュージカルに、どうぞご期待ください。

「みんなすばらしい人たちよ」とキャシーは言います。一人一人素晴らしい人という、この作品のメッセージがつまった金色に輝く「バウズ」のシーンは見逃せません。 (撮影:上原タカシ)
☆コーラスラインのリハーサル見学会は、あと3回! 12月14日(火) 呉(広島県) 12月15日(水) 広島(広島県) 12月20日(月) 仙台(宮城県) ※いずれも 各18時30分開演公演 ☆本日11月28日(日)限りとなった静岡県下での公演では、ご来場の皆さまにクリスマス版待受けをプレゼントしています。こちらもお楽しみ下さい! |
『コーラスライン』
全国公演 絶賛巡演中
以下の期間、一時的に『SHIKI ON−LINE TICKET』サービスを停止いたします。
11月28日(日)午前8時より午前10時まで
(『赤毛のアン』名古屋公演 「四季の会」会員先行予約日)
「四季の会」会員先行予約は発売開始日の午前10時からご予約受付を行っておりますが、
前日より『SHIKI ON−LINE TICKET』へのアクセスが集中し、予約画面そのものが開かないという
状況が発生しております。
他の作品をご予約される方の妨げになったり、チケット転売の温床にもなりかねないため、
上述の通り発売開始までに一時的に予約システムを停止させていただきます。
『SHIKI ON−LINE TICKET』へのアクセスは発売開始日の午前10時以降に
行ってくださいますようお願い申し上げます。
お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
現在、全国ツアー巡演中のコーラスライン。残すところあと1月のツアー最終日はちょうどクリスマス!
これを記念して、クリスマスまでの1ヶ月間、公演にご来場いただいたお客様にスペシャル携帯待ち受け画像(フラッシュ版)をプレゼント。12月24日のクリスマスイブより配信いたします。
画像は劇場で配布しているキャストシートに記載のQRコードから、取得いただけます。ご観劇の記念に、ぜひご利用ください!

『コーラスライン』舞台写真(撮影:上原タカシ)※写真は待受け画像とは関連ございません。
オーディションに挑む17人のダンサーたち。一見特別な世界を描いているようで、浮かびあがるのは
私たちにも通ずる、まさしく等身大の人間ドラマです。
歩んできた道への誇りと、歩むべき道への勇気。日々の中で見失いがちなものに気付かせてくれる、
熱い感動に満ちた不朽の名作です。ツアーも残り約1ヶ月!お楽しみください!
| ☆★キャンペーン詳細★☆ 11月24日(水)〜12月25日(土)までの全公演 ◆該当公演地◆ ※待受け画像は、12月24日(金)からの配信となります。 |
『コーラスライン』全国公演
全国巡演中!!
チケットのお求めはこちら>>
各地でたくさんのお客様からの感動の声を頂いている『コーラスライン』全国公演。11月4日(木)には、出演キャストたちが、広島県内のマスコミ各社の取材を受けました。この日はカンパニーを代表して道口瑞之、増本 藍チーム、丹下博喜、熊本亜記チーム、そして小川美緒が、新聞社、テレビ、ラジオ局などを中心に訪問。
秋晴れとなった中国地方。出雲から移動した道口、増本、丹下、熊本の4名は、旅の疲れも見せず満面の笑みで広島駅に降り立ちました。

広島駅前にて。(左から)増本 藍、熊本亜記、道口瑞之、丹下博喜。
広島での出演経験も多い道口と増本は、慣れた足取りで街を歩いてゆきます。道口は『美女と野獣』広島公演で長期で滞在、増本は4年前の『コーラスライン』全国公演でも出演しており、一番最近では『ウェストサイド物語』で広島に来ています。
まず2人は、中国新聞社を表敬訪問。中国新聞社代表取締役社長川本 一之氏から、「『コーラスライン』を初めて観たのはニューヨークだったのですが、もちろん英語でしたので、4年前の広島公演を観たときに『そういうことだったのか!』と再発見することが多かったのを覚えています。今回もとても楽しみにしています」との言葉を頂き、翌日からの公演に向けて一層気持ちを引き締めていました。
『コーラスライン』の見所については、「ご覧になる方々の、その時の気持ちによって、毎回感情移入できる登場人物が変わる作品です。17人それぞれに夢、希望、悩みがある。これは、登場人物1人1人の物語でもあるので、そこを観て感じて頂きたいです」と答えていました。
続いて、キャンパスリポーターからの取材を受けた2人は「『悔やまない』のナンバーは、舞台を目指している人、今舞台に立っている人たちの代表という気持ちで歌っていますが、自分の信じる道をまっすぐに歩んできた全ての方々に共感して頂けると思います」と力強く語っていました。

中国新聞社、中国放送(RCC)を表敬訪問し、取材を受ける道口と増本。
さらに、中国放送(RCC)を訪れ、株式会社中国放送代表取締役社長 安東善博氏から「ずっと立ったままの舞台は大変だと思います。体力作りはどうされていますか」との質問に、ツアー中の健康管理について、それぞれ工夫していることを話していました。
同じ頃、丹下と熊本は地元企業の方々と交流。中国放送(RCCテレビ)「イブニング・ふぉー」とRCCラジオ「桑原しおりの基町小町」、NHK-FM「ゆうナビ」、広島エフエム「Vibe ON! MUSIC」に出演したのは、広島県出身の小川美緒。広島には『アンデルセン』全国公演以来の出演となった彼女は、本通商店街(広島市中区)などによく行っていたという話から、県内のバレエ学校に通っていた頃の思い出まで、地元ならではの話題でパーソナリティや司会の方々と盛り上がりました。

RCCラジオ「桑原しおりの基町小町」(左)とRCCテレビ「イブニング・ふぉー」に出演中の小川美緒。
広島エフエムの人気パーソナリティ 永松ケンシさんが、小川の来局に合わせ地元で「小川美緒のイメージ」を事前リサーチ。「『妖精みたい』という声が多かったのですが、本当に妖精みたいですね!」との永松さんの言葉に、スタジオが盛り上がる一幕もありました。

広島エフエムに出演した小川(左)と、地元の方々と交流後、広島銘菓「もみじ饅頭」を手に記念撮影をする丹下と熊本。
俳優たちの人生そのものを映し出す鏡のような作品、『コーラスライン』。迫力のダンスを、そして全身全霊で舞台に挑むコーラスダンサーたちの真実のドラマを、ぜひあなたご自身の目で耳で、身体で感じて見て下さい。
『コーラスライン』広島県下での公演スケジュール 12月13日(月) 18:30開演 福山 リーデンローズ 大ホール |
『コーラスライン』九州地区での公演スケジュール 11月 9日(火) 18:30開演 長崎 長崎ブリックホール |
『コーラスライン』全国公演 九州地区での公演に向けた俳優からのメッセージ
『コーラスライン』
全国公演 絶賛巡演中
神奈川県相模原市のグリーンホール相模大野からスタートしたミュージカル『コーラスライン』全国公演は、各地に感動をお届けしながら、11月9日(火)長崎公演を皮切りに九州地区を巡演します。その九州での公演を前に、福岡県出身の2人、増本 藍と熊本亜記からコメントが届きました。
舞台が始まると、そこはコーラスダンサーのオーディション会場。「ジャズ・コンビネーション」のナンバーが流れ、ダンサーたちが迫力のダンスを見せます。そして、「何人採るのか?」と不安な心の内を歌い上げながら審査の結果を待ちます。その姿は、まさに俳優たち自身の姿。夢と希望、そして舞台への祈りを持ち続けながら、稽古場で流される汗と涙。劇団四季だからこそ、お届けできる感動が、そこにはあります。
「悔やまない 選んだ道が どんなにつらく この日々が むくわれず 過ぎ去ろうと 泣かないわ 好きだからこそ 命燃やした この日々に」
ぜひ、お近くの街で、あなたの心を輝かせる感動の舞台、“真実”の物語を味わってみて下さい。
『コーラスライン』九州地区での公演スケジュール 11月 9日(火) 18:30開演 長崎 長崎ブリックホール |
『コーラスライン』全国公演 九州地区での公演に向けた俳優からのメッセージ
『コーラスライン』
全国公演 絶賛巡演中
10月10日(月・祝)の福井公演を目前にした8日(金)、福井市内のマスコミ各社を、松浦勇治(福井出身)と大口朋子が訪問し、取材を受けました。

松浦勇治(福井県出身)と大口朋子が福井市内にて、マスコミ各社の取材を受けました。写真は、福井新聞社にて。
13:20
FBC福井放送のスタジオに入った2人は、さっそく打合せに入ります。パーソナリティの阿部真由美さんとご挨拶し、放送の流れについての説明を受けたのち、FBCラジオの人気情報番組「午後はとことん よろず屋ラジオ」に出演。

FBCラジオ「午後はとことん よろず屋ラジオ」での様子。
松浦は、地元の話題で阿部さんと盛り上がります。スタジオへの道すがら、昔通った道幅が広くなっていたり、田んぼだったところにビルが建っていたりと、大きく様変わりしている風景に目を丸くしたと話します。彼がダンスと出会ったのは、生まれ育った福井県でした。一度は舞台とは違った道に進んだものの、夢を諦めきれず、オーディションを受け、『コーラスライン』で四季の初舞台を踏みました。思い入れのある本作で福井に帰って来られたことが嬉しいと、笑顔で話す松浦。
14:20
続いて、場所をFM福井に移して打合せに入った2人。女性を応援するというコンセプトの人気音楽番組「fmfukui Bloomin’」に出演しました。舞台にかけるダンサーたちの思いと、自身のそれとが重なると話したのは大口。「みんなどうする、もし、踊れなくなったら」というザックの言葉は、そのまま自分への問いかけとなって胸に突き刺さるという彼女は、小さいというコンプレックスと闘いながらも夢に向かって進もうとするコニーと向き合いながら、日々舞台に立っていると語りました。

FM福井「fmfukui Bloomin’」(左)と駅前にサテライトスタジオのある福井街角放送に出演の様子。
15:00
再び移動した2人は、福井新聞社へ。そこで2人は、本作にかける意気込みを語りました。特に、松浦は『コーラスライン』の全国ツアーで福井に来たのは1993年。17年ぶりとなる今回の来福を「心から楽しみにしています!」と、満面の笑みで答えていました。彼自身、18年前に怪我をし、舞台に復帰したのがこの『コーラスライン』だったことにも触れ、舞台への祈りや情熱は、演じるダンと似ているとも。松浦勇治としても、どういった形であれ、舞台の仕事を続けてゆきたいと締めくくりました。

福井新聞社にて。窓からは市内も一望でき、松浦、大口は感嘆の声を上げていました。
16:45
この日最後の出演となったのは、福井駅前にログハウス風のスタジオがある福井街角放送。バスターミナルが一望できるスタジオでの出演に、短い福井での滞在を惜しむ2人。
純粋でひたむきなダンサーたちの舞台への祈り、魂のこもった作品として世界で愛され、1979年の初演以来、日本全国に感動を届け続けてきた不朽の名作ともいえるミュージカル『コーラスライン』が、いよいよ北陸地域に登場します。ぜひ、この機会にお近くの劇場で、心を揺さぶる“真実”の物語を、生で感じてみて下さい。
『コーラスライン』全国公演プロモーションVTR
『コーラスライン』全国ツアー
福井公演 10月10日(日)17:30開演 フェニックス・プラザ 大ホール
金沢公演 10月19日(火)18:30開演 本多の森ホール(旧石川厚生年金会館)
富山公演 10月20日(水)18:30開演 オーパード・ホール(富山市芸術文化ホール)
9月17日神奈川県相模原市から全国ツアーをスタートさせた『コーラスライン』。
現在カンパニーは北海道を巡演しています。その北海道ツアー開始前、リチー役の岩崎晋也とマギー役の勝田理沙が、現地メディアの取材に応じていました。今日はその模様をレポートいたします。
去る9月28日。岩崎・勝田は、UHB北海道文化放送の人気テレビ番組「のりゆきのトークDE北海道」へ生出演しました。『コーラスライン』のVTRを見ながら、作品の魅力や自身の役どころを語ります。
勝田が“共感”というキーワードがこの作品にはあるという話をすると、司会者ののりゆきさんは興味深く聞いていました。
続いて地元新聞社(道新スポーツ新聞・スポーツニッポン新聞社・北海道日刊スポーツ)からのインタビューにも応じました。
岩崎が「リチーも僕も俳優という仕事。リチーという人間を演じるけれど、僕自身つまり岩崎晋也そのものも出る。兼ね合いがとても難しいですね」
との話に、記者はなるほどと頷いていました。
また、「お二人にとって劇団四季とはどんな存在ですか?」と尋ねられると、
勝田は長く考えた末に、マギーになぞらえて
「『他の仕事なんて考えられない』という台詞があるのですが、本当にその通りだと思うんです」
と噛みしめるように伝えていました。

UHB北海道文化放送「のりゆきのトークDE北海道」のスタジオで/新聞社の取材に応じる岩崎晋也と勝田理沙
さらに、FM北海道の中継に出演。建設中の「北海道四季劇場」(札幌市中央区北1東1)から中継予定でしたが、この日はあいにくの雨。急遽、劇団四季の北海道オフィス(北海道公演本部)からレポートすることに。
『コーラスライン』をはじめ北海道で様々な四季作品を観たというリポーター鈴木舞さんの質問に沿って、北海道のみなさまへのメッセージを話しました。
ちなみにこの日のランチは地元の方にお勧めいただいたラーメン店に出かけ、北海道名物をおいしくいただきました。

北海道公演本部のオフィスから生中継/取材のあとは、北海道名物を味わいました。
北海道公演を順調にまわってきた『コーラスライン』カンパニー。残るは10月5日(火)七飯町公演です。どうぞお見逃しなく!
『コーラスライン』全国公演
公演情報はコチラ>>
当ウェブサイトおよび「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」9月号(P56)にてお知らせしておりました、『コーラスライン』高松公演におきまして、
ご好評につき10月3日(日)午前10時よりC席(3階席)を追加販売いたします。
| □追加販売席 『コーラスライン』高松公演
□追加席発売日 □追加席料金 □ご予約方法 |
4年ぶりの全国公演がスタートしたミュージカル『コーラスライン』。
この度、9月29日(水)の旭川公演を皮切りに始まる北海道公演におきまして、「携帯待ち受けFLASHプレゼント」キャンペーンを実施いたします。
デザインは北海道バージョン。北海道ならではのアイテムをあしらった地域限定デザインです。
ご観劇の記念に、ぜひご利用ください。
| 〜北海道公演限定待受けFLASH キャンペーン詳細〜 □実施公演地 9/29(火)旭川、10/1(金)紋別、10/3(日)釧路、10/5(火)七飯町 ※劇場配布のキャストシート記載のQRコードから取得してください。 ※各公演地の詳細は公演スケジュールをご確認ください>> |
『コーラスライン』全国公演
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9月17日(金)、ミュージカル『コーラスライン』全国公演がスタートしました。ツアーの第一歩目となる初日公演を飾ったのは、神奈川県相模原市の「グリーンホール相模大野」。
ホール前には開場時間よりも早くからお客様が来場され、チケットを片手に期待の面持ちで開演を待ちます。

初日公演開場前の「グリーンホール相模大野」/ツアー限定「コーラスライン」バッグが新登場(700円)!プログラムとセットで2,000円で好評発売中です。
一方、この日に向けて集中的な稽古を行ってきたカンパニー。その稽古は開演を控えた当日も続けられていました。「ワン」のナンバーでのラインダンスを、時間が許す限り確認します。
「一人ひとりがカウントをとって合わせようとしているのも分かるしそれも大事だけれど、それよりも“一体感”への意識を持ってほしい」
こう声をかけて、このダンス稽古を仕切るのはキャシー役を務める坂田加奈子。これまでは加藤敬二などの指導による稽古を行ってきましたが、今日からはこのカンパニーの中で課題を解決していくことになります。
『コーラスライン』の舞台は、ニューヨークのブロードウェイ。新作ミュージカルのコーラスダンサーを賭けたオーディションに挑む、俳優たちの物語です。

第一次のダンス審査を終えて残されたのは、17人の男女。次の第二次審査では、少し変わった面接が行われました。演出家のザックは尋ねます。
「君たちの個性が知りたい。例えば、君たちの過去の話が聞きたい」
受験者たちは、自分の過去を告白します。踊りを始めたきっかけ。父親のこと。母親のこと。コンプレックス。
彼らが語るその内容とは、華やかなショービジネスの世界とはまるでかけ離れた“現実”でした。そして幼い頃に憧れた夢を掴むために、すべてをさらけだして今ラインに並ぶ男女に、ザックはさらに尋ねます。
「みんなどうする、もし、踊れなくなったら――?」
人生のすべてをダンスに賭けてここまで辿り着いた彼らが導き出した、その答えとは――。
迎えたカーテンコール。煌びやかな衣裳に身を包み、笑顔で「ワン」を歌い踊る出演者たちに熱い拍手が送られました。

カーテンコールでは、ラインに並ぶ17人に熱い拍手が送られました。
「『私たち好きでここにいるのよ』という言葉が胸に刺さりました。夢を追い求めるというのはお金には変えられないことだと、深く共感します。今日は“夢とは人生の宝物”だということを、気づかせてくれました。本当にありがとうございました」
「“これぞミュージカル”というものを堪能させていただきました。夢を売る人たちの根性と言うか、情熱を思い知らされ、カーテンコールで生き生きと踊る俳優さんたちのダンスには涙が止まりませんでした」
「先日の京都公演も観させていただきましたが、また別の印象がありました。みんなの一体感をすごく感じ、踊りにも、台詞のひと言にも涙が出ました」
終演後。興奮冷めやらぬ様子で劇場を後にするお客様からは、熱い感動の声をいただきました。
首都圏においての文化の一極集中打破を劇団の理念に掲げ、全国ツアーに重きを置いてきた劇団四季。『コーラスライン』はその成果への足掛かりとなった作品でもあります。ミュージカルの名作であり、劇団の原点とも言える『コーラスライン』。
夢を追い求める者たちの熱い舞台を、ぜひお近くの劇場でご覧ください。
『コーラスライン』全国公演
公演情報はコチラ>>
当ウェブサイトおよび「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」9月号(P56)にてお知らせしておりました、
『コーラスライン』福山(広島県)公演におきまして、
ご好評につき10月3日(日)午前10時より3階席をD席として追加販売いたします。
| □追加販売席 『コーラスライン』福山公演 □会場・日程 □追加席発売日 □追加席料金 □ご予約方法 |
『コーラスライン』全国ツアーを前日に控えた9月16日、初日公演の会場「グリーンホール相模大野」(神奈川県・相模原市)にて、最終通し稽古が行われました。
この稽古の模様は劇団関係者およびマスコミに公開され、公演先の地元の報道陣も来場。ショービジネス界に生きる熱い人間ドラマを描いたこの名作の仕上がりを、固唾を飲んで見守ります。

物語は新作ミュージカルのオーディションの光景。幕開けは第一次のダンス審査から始まります。
数日前から行われていた舞台稽古には、劇団四季のトップダンサーである加藤敬二がその指導にあたっていました。本作ではマイク役でデビュー。後にリチー、ボビーを経てその後は演出家のザックを務めてきました。ダンサーとしても、そして本作においても豊富な経験を持つ加藤は、劇団にとって重要でありまた自身にとっても思い入れの強い作品とあって、熱心なアドバイスを送ります。
「『私はダンサーなの』の台詞の振り。今のではただの振り付けになってしまってる。でもそうじゃない。“私はダンサー”という、誇りと強い意志があってから、それが振りとなって身体が動く。もっと明るく、光り輝くように!」
17人の受験者一人ひとりがそれぞれの過去を告白してゆくシーンでは、各ナンバーの終わりとともにストップの声が。客席から小走りで舞台に駆け寄り、身振りを交えて振り付けの動きや芝居について指導してゆきます。

物語の後半、受験者たちが課題の歌とダンスを稽古する「ワン」のダンスナンバーに差し掛かると、加藤からさらに厳しい要求が与えられました。ここは『コーラスライン』を象徴する、重要な場面。美しく、また観る者を圧倒する高度なラインダンスが繰り広げられます。
「最初は振りを間違える芝居が付けられていますが、その過程を無理に見せる必要はありません。もともと踊れることが大前提。完璧に踊れるまで何度も練習してください」
「帽子の向きを合わせて。足は45度。キックをハッキリ。肩のラインを揃えて。腕の高さも揃える!」
「今くらいにしっかり踊ってくれると、客席から美しいラインが見えます。この感覚を絶対に忘れないで」

「ワン」のナンバー。美しいラインダンスが繰り広げられます。
こうして迎えた最終通し稽古。客席で仕上がりを観ていた劇団の俳優たちの目からは、涙がこぼれ落ちていました。
ショービジネス界に生きる俳優たちを描いたこのドラマは、舞台に立つ俳優自身も当事者。そして、劇団員全員が当事者です。語られる、一つひとつの言葉が胸を突きます。
女子も、男子も、涙を拭い、一瞬の場面も見逃さないように舞台を見つめ続けていました。
稽古終了後。明日の初日公演に臨む出演者たちに、加藤から最後のアドバイスが伝えられました。その終わりに、加藤はこれまでの熱のこもった声からトーンを落とし、静かにひとつの言葉を残しました。
「実感を、忘れずに」
その瞬間、全員が顔を引き締め、「はい」という返事の代わりに真っすぐに加藤を見つめ返しました。
深い感動と、大きな夢が詰まった『コーラスライン』。明日、全国ツアーへと旅立ちます。どうぞご期待ください!
『コーラスライン』全国公演
9月17日(金) 相模原市(神奈川県)よりスタート!!
★初日の相模原公演限定で、スペシャル携帯待ち受けをプレゼントいたします。
詳しくはコチラ>>
9月17日、『コーラスライン』全国ツアーが4年ぶりにスタートします。
これを記念して、ツアースタートを飾る神奈川県・相模原市公演限定で、ご来場いただいたお客様にスペシャル携帯待ち受け画像(フラッシュ版)をプレゼント。
劇場で配布しているキャストシートに記載のQRコードから、取得いただけます。
ご観劇の記念に、ぜひご利用ください!

スペシャル待ち受け画像のイメージ。画面が切り替わるフラッシュ仕様。 (舞台写真:上原タカシ)
| 〜キャンペーン詳細〜 神奈川県・相模原市公演限定 □公演日時 9月17日(金)18:30公演 □劇場:グリーンホール相模大野・大ホール ※劇場配布のキャストシート記載のQRコードから取得してください。 ※翌日18日(土)公演は、実施いたしません。 |
『コーラスライン』全国公演
9月17日(金) 相模原市(神奈川県)よりスタート!!
ワン
ひとつの夢 胸に抱いて
ワン
ほほえみ持ち 誇り高く
ひとつひとつ きらめきあえば
孤独など 忘れさせるよ
ワン
残暑が続く9月初旬。四季芸術センターの稽古場のある一室から、『コーラスライン』の代表的なナンバー「ワン」が聞こえてきています。
扉を開ければ、そこには稽古着のレオタードやTシャツを汗いっぱいに滲ませた俳優たちの姿が。4年ぶりとなる待望の全国ツアーに向けて、全員が真摯な想いで稽古に取り組んでいました。

「ワン」のナンバーでは、舞台いっぱいに広がるラインダンスが魅力の一つ。
『コーラスライン』の舞台は、ブロードウェイのとある劇場。新作ミュージカルのコーラスダンサーを懸けたオーディションに挑む、17人の男女の物語です。
舞台俳優という職業を夢見てオーディションに挑む男女の姿は、まさに劇団の俳優自身そのもの。
だからこそこの作品は劇団の中でも特に重要なレパートリー作品として、初演から30年以上経ってもなお大切に上演が繰り返されてきました。
「あんまり家庭的には、しあわせじゃなかったの・・・」
「あたしの目標はラジオ・シティ・ミュージックホールでロケットガールになること」
「お願い、一度でいいからチャンスをください」
舞台俳優を目指したきっかけ、家庭のこと、抱えたコンプレックス・・・。プライドを捨てて語る受験者の言葉一つひとつが、同じ思いや境遇を持った俳優の身体を通して語らるれと、リアルなドラマとして深い感動をもたらします。それが、お客様からも長年支持され愛されてきた所以でもあるのでしょう。

第一次審査を通過した17人の男女。最終審査では面接が行われます。
昨年2009年の東京公演から福岡・京都と公演を行い、好評をいただいてきた本作ですが、今回の全国ツアーに向けての稽古では、新たなメンバーが加わりました。経験者たちはブラッシュアップに励み、そして新メンバーは先輩からのアドバイスを吸収しながら、稽古場の鏡に向き合い振り付けや台詞を繰り返します。
そんな彼らの中心に立ち、指導しているのは俳優の味方隆司。今回もキャスティング候補の一人であり、本作ではこれまでラリーやマイク、ポールなど複数役を務めてきたベテラン俳優です。
「『手に入れたい この仕事』では大きく折れて。合格か不合格か・・・不安と必死さから、ここで強い思いに変わる」
「身体は上下に動いても、帽子の高さは変えない。それから手を伸ばした時の帽子の角度はこうやって水平に」
味方の的確なアドバイスに、力強い返事が稽古場に響きます。
こうして今、稽古場で汗と涙を流し鏡と向かい合う俳優たちは、来る17日、誇りを持って全国ツアーの舞台に旅立とうとしています。
劇団の俳優たちの人生そのままを映し出した作品、『コーラスライン』。一糸乱れぬラインダンスを、そしてすべてを捨てて舞台に生きる俳優たちのドラマを、ぜひあなたご自身の目でご覧ください。

「履歴書に書いてないことを話してもらおう」。演出家・ザックの要求に、受験者たちはそれぞれの過去を吐露していきます。
『コーラスライン』稽古の様子
『コーラスライン』全国公演
9月17日(金) 相模原市(神奈川県)よりスタート!!
★初日の相模原公演限定で、スペシャル携帯待ち受けをプレゼントいたします。
詳しくはコチラ>>
「四季の会」会員料金にてプログラムをご購入の際は、「四季の会」会員証のご提示をお願いいたしますので、公演当日は会員証をお持ちくださいませ。
会員証のご提示のない場合は一般料金となりますので、ご了承ください。
| 「会員料金」でご利用いただける公演 東京 ・四季劇場[春] : 『ライオンキング』 ・四季劇場[秋] : 『サウンド・オブ・ミュージック』 ・電通四季劇場[海] : 『アイーダ』 ・四季劇場[夏] : 『美女と野獣』 横浜 名古屋 ・ウインクあいち : 『春のめざめ』 関西 ・京都劇場 : 『クレイジー・フォー・ユー』 静岡 |
7月19日(月・祝)、京都劇場(JR京都駅ビル内)にて、『コーラスライン』が好評のうちに千秋楽を迎えました。

千秋楽カーテンコールの様子。場内は温かい拍手に包まれ、オールスタンディングに。
祇園祭も終わり、平常に戻った様子の京都。その古都で、4年ぶり2度目の上演となった今回の公演でも、多くのお客様からのご支持を頂き、連日熱い舞台が繰り広げられてきました。
そして迎えた千秋楽。幕が下りると満席の客席から惜しみない拍手が沸き起こりました。カーテンコールで、ゴールドの衣裳に身を包んだ俳優たちが1人ずつ登場してくると、その拍手はますます大きくなり、俳優たちもとびきりの笑顔を見せてそれに応えます。
そこで歌い上げるのは「One」。そこには、原案・振付、演出を担当したマイケル・ベネットの「社会を支えているのは、スーパースターの一人(One)ではなく、底辺にいる一人一人(Each One)なのだ」という考えのもと、その一人ひとりが自信と輝きを取り戻すことで、社会は変わってゆく。これが新しいアイデンティティの求め方だとするメッセージが込められています。

ゴールドの衣裳に身を包んだ俳優たちは、とびきりの笑顔でお客様への感謝の意を表していました。
劇中で「One」は、スポットライトの当たるスーパースターの後ろで踊るナンバーとされています。
「…これはスターの後ろに並んでやるナンバーだ。君たちはスターを飾る額縁だ。誰もぼくの目を引いちゃいかん。いいね。…」(ザック)
額縁となるコーラスダンサーの一人ひとりに、当たるカーテンコールでのスポットライト。ポール、ダン、ビビ、ボビー、グレッグ、クリスティン…ラインに立った17名を演じた俳優たちに贈られる拍手は、京都劇場を包み込み、感動の波がじわじわと広がってスタンディングオベーションに。鳴り止まない拍手に、輝く笑顔で応える俳優たち。
「…みんな特別な人よ。彼も特別―彼女も特別。それにシーラ―リチー、コニー。みんな特別。一緒に踊れたら幸せだわ。…」(キャシー)
コーラスダンサーとして、スポットライトこそ舞台では当たらない彼らも、「誰もが一人一人素晴らしい人」であり、そこには舞台へかける夢があり、祈りがあり、そしてそれぞれの人生がある。

いつまでも去りがたい雰囲気の中、幕が下りた京都公演。そして、『コーラスライン』はいよいよ全国ツアーへ出発します。
この舞台の感動は、必ずあなたの心を輝かせ、人生の素晴らしさを教えてくれるはずです。次は、あなたのお近くの街へ。『コーラスライン』全国ツアーでも、ぜひ“真実”の物語を味わって下さい。好きだからこそ、選んだ道に、命燃やしたこの日々に「悔いはない」と言える、誇り高き「素晴らしい人」の一人として。
『コーラスライン』全国公演プロモーションVTR
『コーラスライン』全国公演
9月17日(金) グリーンホール相模大野 大ホール(神奈川県)よりスタート!!
去る7月8日(木)、京都劇場のロビーにて、『コーラスライン』全国公演に向けた合同取材会が開かれました。

『コーラスライン』全国公演に先駆けて行われた合同取材会の様子。
現在、京都劇場にて上演中(7月19日(月・祝)千秋楽)の『コーラスライン』は、ただ、1本の白いラインが引かれた舞台上で繰り広げられる“人生”という名のドラマ。コーラスダンサーたちの舞台への祈りが込められたこの物語は、1979年の初演以来、劇団四季が大切に上演、客席に感動を届け続けて来ました。そして、2009年10月の3年ぶりの東京公演に続き、福岡、京都と上演され好評を得て来た本作が、9月17日(金)のグリーンホール相模大野大ホール(神奈川県相模原市)を皮切りに、満を持して全国ツアーに出発します。
この日の取材会に登場したのは、ザック役のひとり深水彰彦、キャシー役の坂田加奈子、ディアナ役の熊本亜記の3名。全国各地の公演予定地から多くのマスコミ陣にお集まり頂きました。
「一番の見どころは?」との質問に、
「あらゆる所が見どころですと言いたいです。ディアナの台詞で『(楽屋口にたってお化粧をした女優さんたちが帰って行くのをみてたの覚えてるから。)その時思ったわ。私は絶対にああはなれないんだ。あんなすてきにはなれない。でも心の奥底では絶対になる。なってやると信じてきた…』というものがあります。この台詞は、俳優にとってはとても心に刺さる言葉で、自分にそれほど自信を持ってやれる人はいない。けれども、できないと思ってもそれは言い訳で、やらなければならないし、やれるし、それが舞台でもある。それを言い訳にしてはいけないのです。この作品は、私自身にとっても、一人の俳優としての私にとっても、すごく心に刻まなければならないテーマを持った作品です」 (深水彰彦)
「キャシーという役としては、挫折をし、またこの世界に帰って来て、全てをさらけ出し、ザックと1対1で、『踊らせてくれ』という大ナンバーがあり、踊っている私はかなり苦しいのですが、そこを見て頂きたいと思います」 (坂田加奈子)
「自分の好きなことを仕事にして、一生覚悟をして捧げて生きる、皆が一つの方向を見て進んでいけるという素晴らしさ。そこに感動して頂けるのではないでしょうか。好きなことだったら厳しくても幸せという心理があり、そういう生き方があるというところを見て、仕事に対する覚悟を感じて頂けたらと思います」 (熊本亜記)
と答えた3名。

(左から)ザック役のひとり深水彰彦、キャシー役の坂田加奈子、ディアナ役の熊本亜記。それぞれが、見どころや役柄、作品への思いを語りました。
その坂田の言葉に対して、深水が「キャシーのダンスシーンは6分から7分踊っていて、私たちならば、ほんの数十秒踊っただけで息が切れてしまうのですが、氷上を滑るように、リズムをきちんと刻む彼女のダンスを見ていると、コーラスとスターといったタレントの違いは歴然とあるのだなと感じ、いつもすごいなと思います。ですから、『君はコーラスに戻れない』という台詞を素直に言えます。以前、舞台を終えた後の彼女に『命かけてるね』というと『死んでもいいと思っている』という答えが返って来ました。彼女のダンスは見どころの一つだと、私も思います」と続ける一コマも見られました。
また、6月末には、それに先んじて、福井県と愛媛県の新聞社、テレビ局が京都劇場を訪れ、福井県出身の松浦勇治、愛媛県出身の丹下博喜、玉井晴章へのインタビュー取材を行いました。
「もともと踊りが好きで、この道でやって行こうと思っていましたので、『コーラスライン』と重なるところがあります。劇団四季での初舞台もこの作品のダン役だったのですが、稽古をしている時は、絶対あのラインに立ってやるという気持ちで、自分自身もやっていました。舞台上には何も飾るものがなく、衣裳もレオタードで、そこで生身の人間が語るストレートプレイに近い、それでいて歌も踊りもあり、とてもレベルの高い作品だと思います」 (松浦勇治)
「初めて舞台に立った時、このそわそわする感じは何だろうと思いました。まさにオーディションを受けている感じがして、ずっとドキドキしていました」 (玉井晴章)
「『みんなどうする、もし、踊れなくなったら』という問いかけは、これから就職しようという学生さんだったり、仕事場で悩んでいる方にとっても、同じように感じて頂けるものだと思います。好きで始めたこの仕事、『今日で辞めるとなったらどうする』と自問自答し、『悔やまない』を一緒に歌えるかな、もう少し頑張ろうかなと思って頂けたら嬉しいです。この作品は、一人ひとりのナンバーも素晴らしいのですが、前に行くと照明が当たって後ろに行くと当たらないという、とてもシンプルな前後の演出で、豪華な装置を使わなくても深い世界観が出ている。ほんとうに素晴らしい作品です」 (丹下博喜)

6月末に行われた取材では、松浦勇治(左)、丹下博喜、玉井晴章が取材を受けました。
「客席後方に演出家のザックが座っていて、ザックと舞台上のダンサーたちとの間にお客様がいらっしゃる。それによって、お客様は、時に演出家の視点から舞台上のダンサーたちを見ることもできますし、ダンサーとして演出家からの質問を受ける立場でライン上に並んでいるように感じても頂ける、神がかった演出」(丹下)である『コーラスライン』。このマイケル・ベネットの秀作のメッセージを伝えられるのは、劇団四季だからこそ。ぜひ、この機会に、お近くの劇場でこの感動をお受け取り下さい。
『コーラスライン』全国公演プロモーションVTR
『コーラスライン』全国公演
9月17日(金) グリーンホール相模大野 大ホール(神奈川県)よりスタート!!
5月30日(日)の開幕以来、舞台にかけるコーラスダンサーの姿を通して“人生”を描き感動をお届けしている『コーラスライン』京都公演も、残すところあと5日となりました。
そんな、『コーラスライン』を含めた関西地区で上演される3作品連動企画「関西ハシゴキャンペーン」を、現在開催中です。『コーラスライン』、『ウィキッド』、『クレイジー・フォー・ユー』3作品をご覧のお客様に、特製マグネットをプレゼント!!

ラバー製でカラフルなデザインも魅力!!

磁力もバッチリで、メモや書類をラクラク掲示できます!
このマグネットを手にするチャンスもあとわずか。ぜひ、この機会に、劇団四季だからこそ描ける真実の物語『コーラスライン』を、劇場でお楽しみ下さい。
□対象公演・期間
『コーラスライン』
5月30日(日)〜7月19日(月・祝)
『ウィキッド』
5月30日(日)〜9月26日(日)
『クレイジー・フォー・ユー』
7月30日(金)〜9月26日(日)
□参加方法
期間中、ご来場時に作品ごとに異なるキャンペーンカードをお配りいたします。
3作品目をご観劇の際、必要事項をご記入の上、大阪四季劇場または京都劇場のイベント受付までお持ちください。
マグネット1つとお引換いたします。
□注意事項
※同一作品のみではお引換いただけません。
※グッズの種類はお選びいただけません。ただし2回目以降のお引換の際には前回のグッズをお持ちいただければ、ご希望の種類がある場合に限り、お選びいただけます。
※キャンペーンカードはご観劇当日のみのお渡しとなります。再発行はいたしません。
※お一人様何回でもご参加いただけますが、キャンペーンカードはお引換の際、回収いたします。
※実施期間内に、必ずご本人がお引換ください。
『コーラスライン』京都公演
7月19日(月・祝)千秋楽決定!
「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」7月号(P61)でお知らせしておりました、以下の公演情報におきまして誤りがございました。謹んでお詫び申し上げるとともに訂正させていただきます。
■『コーラスライン』一関公演 料金注意事項について(p.61)
(変更前)
▲印公演は、劇団四季(予約センター、自動予約、インターネット予約、劇団四季専用劇場チケットボックス)にてご予約いただいた場合に限り、上記会員料金でお取り扱いいたします。その他のプレイガイドでは会員料金が適用されません。一般料金(S席8,000円、たつの公演はS席8,000円、A席7,000円、B席6,000円、岸和田公演はS席8,000円、A席6,500円、B席3,500円)でのお取り扱いとなります。
↓
(変更後)
▲印公演は、劇団四季(予約センター、自動予約、インターネット予約、劇団四季専用劇場チケットボックス)にてご予約いただいた場合に限り、上記会員料金でお取り扱いいたします。その他のプレイガイドでは会員料金が適用されません。一般料金(S席8,000円、一関公演はSS席8,000円、たつの公演はS席8,000円、A席7,000円、B席6,000円、岸和田公演はS席8,000円、A席6,500円、B席3,500円)でのお取り扱いとなります。
※ご予約の際は、ご注意くださいますようお願い申し上げます。
6月22日(火)、『コーラスライン』京都公演で、今回最後となるリハーサル見学会が開催されました。

本番前のピンと張りつめた空気を体感して頂けるリハーサル見学会は、人気イベントのひとつ。
まずは、オープニングのシーン「I Hope I Get It」から「Montage」までの稽古が舞台上で行われる様子をご覧いただきました。ジャズ・コンビネーションの場面では、ダンスキャプテンの松島勇気が、ステップの脚の動きなどについて注意すべきポイントを伝えます。続いて「One」のシーンの稽古。こちらは加藤敬二が指導。ライン上に並ぶ稽古着の俳優たちに、加藤の声が響きます。
「肘と手が面になるように」
「タイミングの確認をして」
その声は、まるでザック。手拍子のカウントで稽古を進めながら、細かなチェックをし、それぞれの俳優へアドバイスを行ってゆきます。
「弾いてしまう人がいるので、もっと力を抜いて、腰にトンと落とす。今の動きが身体に染み込んでしまっているので、よっぽど稽古しないと直らないよ」
「踏み込みをしっかりして、帽子を出すタイミング、帽子を持った手は少し下に」
時に自らもラインに並び、また別の時には離れた角度からラインを見つめて、俳優たちに課題を投げかけてゆきます。

時には離れて客観的に、別の時にはラインに一緒に入りながら俳優たちに指導する加藤敬二。
京都公演の初日から数えて、この日が24日目。繰り返し上演してゆくなかで、動きが決められた単なる段取りになってしまわないよう俳優たちは、常に新鮮な気持ちで舞台に臨むよう心がけ、そして、舞台やリハーサル室で客観的な目で見たチェックを受けながら日々稽古を繰り返しています。
その本番前のピンと引き締まった空気の中で行われる稽古を、約30分ご覧頂いた後には、丹下博喜が司会を務める質問コーナーが開催されました。
事前に頂いた質問用紙が入った箱から、それぞれ1枚用紙を引くのは、三宅克典、山崎菜摘、小松陽子、宮本聖也。まずは、左端の三宅が引いた「全国各地を公演で回る際に、これは欠かせないというものはありますか」という質問に答えます。
新陳代謝が非常によく、汗をたくさんかくのでタオルが欠かせないという三宅。俳優の中には枕を持ち歩いているものも。

質問コーナーには、(左から)三宅克典、山崎菜摘、小松陽子、宮本聖也、丹下博喜が登場。ここでも丹下の名司会ぶりが光ります。
「演劇をしている中で大変なことは何ですか」という質問には山崎が、
「練習が必要なところや課題がたくさん出て来ますが、ミュージカルを好きだと思う気持ちを忘れないようにしています」と答え、それに、小松が「稽古をしている時に出来ても、本番では出来ないことが多いので、リラックスできるようにすることが難しいなと思います」と続けました。
その小松が引いたのは「台詞はどのように覚えていますか」との質問。「四季の母音法で、腹で切って身体で覚えることによって、台詞を忘れにくくなると先輩から聞き、そうして覚えています」との回答に、他の出演者が頷きます。
宮本には「初めて舞台に立ったとき何を感じましたか」との質問が。ミュージカルが好きで、目指したキッカケが『コーラスライン』だという彼。初舞台も『コーラスライン』だったという話題に触れ、その時の気持ちを「本当に嬉しいことですし、舞台に先輩方と並んで立てることも誇らしい」と笑顔で答えていました。その宮本は、自分も姉の影響で小さい頃舞台に立つようになったということで、マイクに共感を覚えるとも話しました。
俳優たちの舞台へ臨む真摯な姿が垣間見ることができ、さらには質問コーナーで彼らを間近に感じることができるリハーサル見学会は、この日も大盛況のうちに終了。最後に丹下が「『コーラスライン』は、今頂いた質問に僕たちが答えていったように、皆が心の内側にあることを正直にさらけ出す、生きてきたことをザックによって導き出されるような作品です。登場人物の誰かしらに共感できる作品でもあるので、僕たちと一緒に、最後には感じて考えて下さるようになればいいなと思います」という言葉を述べ、大きな拍手が沸き起こりました。
『コーラスライン』
京都劇場にて好評上演中!
5月30日(日)〜7月19日(月・祝)
6月18日(金)、京都府より、劇団四季に特別感謝状が贈呈され、京都府開庁記念日記念式典に、劇団を代表して副会長 佐々木典夫が出席しました。
京都府は慶應4年6月19日に開庁され、本年で満142年を迎えます。1000年を超える歴史があり、古くから多くの人々が築きあげて来た文化の力のある都。その京都での劇団四季の初演は、1966年ジロドゥの『オンディーヌ』。その後も継続的に公演を行い、2002年1月からはJR京都駅ビル内オープンした京都劇場を拠点に、本物の舞台の感動をお客様に届け続けて来ました。

京都府開庁記念日記念式典での特別感謝状贈呈の様子(左)。式典前に談笑する劇団四季副会長 佐々木典夫(写真左)と京都府知事 山田啓二氏。
「平成23年を京都文化年と位置付け、京都全体の文化力を高め、地域の絆を強め、府民の皆さまと共に喜びに満ちいきいきとした京都を創出して参ります。さて、本日表彰をお受け頂く皆さまは、いずれも京都府の発展に大変ご尽力を頂いた方々でございます。特別感謝状をお受け頂く劇団四季の皆さまにおかれましては、舞台芸術を通して、文化力の向上に大きく力を尽くされると共に、京都の文化・観光の振興や次世代育成などを通じて京都府の発展と府民福祉の向上に多大なご貢献を賜ったところであり、そのご功労に対し特に感謝を申し上げるものであります」との京都府知事 山田啓二氏からご挨拶があり、表彰状贈呈を受ける佐々木。
京都代表として全国大会にも出場している西城陽高等学校合唱部のダンスや歌唱パフォーマンスで開幕した式典は、京都府内で地域貢献に尽力されている方々への表彰へと続き、大きな拍手とともに、一同、京都府の輝く未来を願いつつ閉会しました。

西城陽高等学校合唱部のパフォーマンス(左)と式典の様子。
「文化の一極集中の是正」を理念に掲げる劇団四季は、これからも本物の舞台を通して、全国津々浦々へ感動をお届けしてゆきます。
前日の雨模様から一転、午後からカラリと晴れ渡った6月16日(火)、『コーラスライン』キャスト5名が、「第26回国民文化祭・京都2011」開幕500日前記念イベント(於:新風館 Re-Cueホール/中京区烏丸通)にゲスト参加しました。

「第26回国民文化祭・京都2011」開幕500日前記念イベントの様子。
「国民文化祭(国文祭)」は、“文化の国体”とも呼ばれる国内最大の文化祭典。毎年、各都道府県持ち回りで行われているこの祭典は、音楽や舞踊、演劇、美術、文芸など、様々な文化活動に親しんでいる方が全国から集まって、それを披露、交流するフェスティバルです。
この日、公演を終えて“応援ステージ”に登場したのは、ディアナ役の熊本亜記、グレッグ役の萩原隆匡、マイク役の斎藤洋一郎、ジュディ役の恒川 愛、そしてクリスティン役の染谷早紀。まずは、司会の星野祐美子さんとのトークコーナーで盛り上がります。
「舞台を目指した経緯は」との質問には、
「小さい時からクラシックバレエを習っていたのですが、劇団四季の舞台を観て、観る方ではなく観せる方になってみたいと思ったのが最初です。それから歌やジャズダンス、タップダンスを習い始めました」(熊本亜記)
「高校3年生の時に、それまでミュージカルは観たことがなかったのですが、その時なぜか観たいと思い、『キャッツ』を自分から観に行きました。観て、やりたくて仕方がなくなりました」(萩原隆匡)
「母親がミュージカル好きで、『キャッツ』に連れて行ってくれたのですが、とても楽しくて家に帰ってからも兄弟で『キャッツ』ごっこをするなどしていました。それがキッカケですね」(斎藤洋一郎)
「母親に『マンマ・ミーア!』に連れて行ってもらった時に、観る側ではなくやる側になりたいと感じて学校に通い、オーディションを受けました」(恒川 愛)
「小さい頃からバレエをやっていたのですが、中学生の時にミュージカルの基礎が学べる高校を先生が紹介してくれ、それがキカッケで四季を知り、『ウィキッド』を観て感動して目指すようになりました」(染谷早紀)
と、それぞれ入団のキッカケとなった作品名などを挙げながら答えていました。

トークコーナーに登壇した(左から)熊本亜記、萩原隆匡、斎藤洋一郎、恒川 愛、染谷早紀。
「日々舞台に立つと悩みや苦しいことがあると思いますが、どうやってそれを乗り越えていらっしゃるのですか」との質問には、
「“理想”に対して自分がどうしてできないのかと落ち込むことも多いのですが、最後はやりたいという気持ちだけで舞台に立っているのだと思います。もちろん技術も大切ですが、その気持ちさえあれば何とでもなる。舞台に立つというのは、その『やりたい!』という覚悟が必要。『コーラスライン』でいうと、最後は『仕事が欲しい!』という気持ちでしか舞台に立てない。それだけだと思います」
と萩原が答え、5人全員が大きく頷いていました。
「京都のイメージは」との質問には熊本が、
「京都は昔の建物もたくさん残っていますし、言葉も柔らかだし落ち着くイメージです」と話し、また、斎藤が「京都に遠足に来る機会があったので、 “遠足のイメージ”です」と答えると萩原が「可愛いなあ」と微笑ましい表情をし、会場は笑いに包まれました。

“大会愛称ロゴマークデザイン発表セレモニー”にも参加。このデザインは球体の部分は「まゆ」や「地球」を連想させ、矢印は国民文化祭の成功や次世代への継承を感じさせるものとなっています。
その後、『コーラスライン』の中から、「愛した日々に悔いはない」を披露。続いて“大会ロゴマーク発表セレモニー”にも参加し、応募総数541点の中から選ばれた大会愛称ロゴマークデザインが描かれたパネルを、熊本が持って登場しました。
そして、この日から掲示されるポスターと「国民文化祭のイメージソング」の歌詞披露と続き、和装の京小町踊り子隊の方々や京都国文祭のPR隊長「まゆまろ」、京都タワーのマスコットキャラクター「たわわちゃん」も登壇してイベントを盛り上げました。

「愛した日々に悔いはない」を披露する5名。
この日披露された、ディアナのソロナンバー「愛した日々に悔いはない」をはじめとした名曲の数々が胸を打つミュージカル『コーラスライン』は、7月19日(月・祝)まで京都劇場で絶賛上演中。夢、希望、再起…。不偏のテーマが、ダンサーたちの姿を通して描かれる魂のミュージカルを、ぜひ生で感じて下さい。
「私にミュージック 踊るチャンスちょうだい 私は欲しい 今 音楽と鏡 踊るチャンスが欲しい 私の生き甲斐は それだけ」
『コーラスライン』
京都劇場にて好評上演中!
5月30日(日)〜7月19日(月・祝)
現在、京都劇場(JR京都駅ビル内)で絶賛上演中の『コーラスライン』の魅力に迫る新企画“『コーラスライン』アカデミー”が、6月15日(火)開催されました。
あいにくの雨模様となった京都でしたが、たくさんの方にお集まり頂きました。お客様にお入り頂いたのは16:00過ぎ。その直前まで白熱した稽古が行われていた舞台には、まだ熱気が残っています。

作品の魅力に深く迫るイベント“『コーラスライン』アカデミー”の様子。
この日のアカデミーに登場したのは、荒川 務、菊池 正、大口朋子、松島勇気、勝田理沙、そして司会を務めた丹下博喜の6名。それぞれの役柄にちなんだ話や『コーラスライン』誕生の秘話が語られました。
『コーラスライン』が生まれた1970年代のアメリカは、人種差別問題やベトナム戦争の泥沼化に対する批判などを背景に世論が分裂、暴動や大学紛争などが拡大、激化していました。その70年代最初の大統領となったリチャード・M・ニクソンは、ウォーターゲイト事件によってアメリカ史上初めての辞任となります。
当時の野党だった民主党本部があるウォーターゲイト・ビルに、不審者が盗聴器を仕掛けようと侵入したことに関して、ニクソン政権側は無関係を主張しますが、マスコミの追及が進み、特別委員会が設けられ、公聴会の様子はテレビで放送されます。そうして民意の反発の高まりにより、ニクソンは辞任に追い込まれる事態となるのです。
「あのときの公聴会をテレビで見ていて感じたものから、この作品は生まれました。つまり、あのころアメリカ中を支配していた虚無と無気力への反発です。ちょうど、私は自分の人生に正直でありたいと思っていた時期で、舞台の上で人々が自分の気持ちを正直にさらけ出している姿を見せたいと思っていました」(マイケル・ベネット)
『コーラスライン』には、そうした様々な時代背景が描きこまれてもいるのです。たとえば、ブロードウェイでは黒人が演じるリチーには「I’m Black」と自己紹介する台詞があります。ひと目見て黒人と分かる俳優が「黒人です」と言う、いわば人種差別を逆手に取ったジョーク。
また、中国人であるコニーが、ポールやディアナといったプエルトリコ系の人物に対して、同じマイノリティであるという思いから共感を抱いているということが、垣間見られる場面が随所に散りばめられてもいるのです。

それぞれの役柄について語る(左から)荒川 務、勝田理沙、松島勇気、大口朋子、菊池 正、丹下博喜。
「マギーは不幸な家庭に生まれ、愛情のない孤独な幼少期を過ごしました。ジュディーとは仲良しで、交流している場面もあります。何度も観て見つけて頂けたらと思います」(勝田)
「リチーは、コニーと仲良しで、コニーを頼もしいお姉さんのように慕っています」(松島)
「『ラリー、座っちゃいけない?』とコニーが言うシーンがあるのですが、それは立ちっぱなしで疲れたというのではなく、同じ境遇の誰かを救おうと発した言葉なのです。コニーが誰のために言ったのかといったところも観て頂けたらと思います」(大口)
「なぜ、『コーラスライン』は、『A CHORUS LINE』というように冒頭に“A”がついているかというと…」と、作品命名の裏話を語ったのはアル役の菊池 正。
「ボビーはシーラやアル、ザックと同じ年齢くらいです。ザックがダンサーをしていた頃に、ボビーは一緒に舞台に立ったことがあり、いわば仲間。そういうこともあって、つい“あ、どうも”という調子でザックに接してしまうのです」(荒川)
また、その後の質問コーナーでは、「ボビーとシーラが手をつなぐシーンが印象的ですが、2人の関係は」というものから、「キャシーがいなかったら誰が受かっていたと思いますか」などの質問が会場から飛びだし、その答えに感嘆や笑い声がこぼれる和やかなイベントとなりました。
『コーラスライン』の魅力に迫る“『コーラスライン』アカデミー”の次回の開催は、6月29日(火)。内容も新たに、新鮮な視点を皆さまにお届けします!ぜひ、初めてご覧になる方も、何度もご覧になって頂いた方も、この機会に京都劇場へ足をお運び下さい!!
『コーラスライン』
京都劇場にて好評上演中!
5月30日(日)〜7月19日(月・祝)
舞台への祈りと熱い思いを胸に抱いてオーディションに挑むコーラスダンサーたちの姿を描いた作品『コーラスライン』。本作が絶賛上演されている京都劇場で、去る6月9日(水)、オフステージイベントが行われました。

内容盛りだくさんとなったオフステージイベントの様子。
「質問がザックザックと来ていますね!」と開口一番、会場を沸かせる名司会ぶりを見せたのは、「稽古の現場から」(毎週土曜日20:40〜20:55「USTREAM」劇団四季公式チャンネルhttp://www.ustream.tv/channel/shiki-jpにて放送予定)でも司会を担当している丹下博喜。
“あなたがザックならどんな質問をしますか”という想定で頂いた多くの中から、それぞれの俳優が引いた質問は、ユニークなものが揃いました。
「忘れられない1日というのはありますか」との質問には、劇団四季での初舞台がこの『コーラスライン』である松浦勇治が、
「怪我をしてしまい手術をして1年間休んだのですが、その後舞台に復帰することとなった作品も、この『コーラスライン』のダン役でした。そして『悔やまない 選んだ道が…』と歌った時、この舞台にもう一度立てて良かったという心からの思いがこみ上げました。あの1日は忘れられません」
と、本作と自身が重なる経験をしたことを語り、会場からは温かい拍手が沸き起こりました。

(左)皆さまから頂いた質問を引く玉井晴章、質問に答える石倉康子、松浦勇治。
「何オクターブまで出ますか」との質問を引いたのは、石倉康子。
「『アイーダ』のネヘブカ役としてキャスティングされた時、ブロードウェイから来られたスタッフの方に指導して頂き、高いキーが出るようになりました」と答えていました。
「足はどれくらい上がりますか」という質問には、玉井晴章が応え“足上げ”を披露。会場からの手拍子で耳まで足を上げて見せた玉井に続いて、松浦、丹下も実演し、会場が盛り上がります。
「理性をなくすほど感情的になることはありますか」との質問を引いた熊本亜記は、
「劇団四季の入団オーディション結果が届いた日、母と外出していたのですが、合格通知が届いたと父から連絡がありました。その時、街の真ん中にもかかわらず、母と抱き合って大喜びして号泣しました。あの喜びを忘れず、今、ディアナをやっています」
と、舞台への思いと共に当時の喜びを語りました。

グー、チョキ、パーの3択で答えて頂く“『コーラスライン』3択クイズ”で盛り上がる会場の様子と、司会をつとめた丹下博喜。
続いては“『コーラスライン』3択クイズ”コーナー。「『コーラスライン』がトニー賞を受賞した年は」「ヴァルが出身地のヴァーモント州を『アメリカで一番小さい州でしょ』と言っていますが正しくありません。本当に一番小さな州は」「マークは何週間に水を飲み続けたでしょう」など作品にちなんだ問題が出され、予想外の問題や答えにお客様から感嘆の声と笑顔がこぼれます。
その後は、希望者の中からジャンケンで勝ち残った方に舞台上で“オーディション体験”をして頂くコーナーへと続き、
「今日は、まず諸君の名前から聞かせてもらいたい。それから、どこで生まれたのか」
とのザック(加藤敬二)の声に、会場からはどよめきが。
「特技は?」「一番好きなミュージカルは?」といった加藤からの質問に、やや緊張気味に答えられる方、楽しまれる方など様々。そしていよいよダンスのオーディションに…。
最後はザックの「今日はこれまで」の名台詞で、大きな拍手に包まれて終了した今回のイベント。

3択問題を読む熊本亜記(左)。“オーディション体験コーナー”の様子
次回は、7月16日(金)の13:30開演の公演で実施されます。ぜひ、この機会に、趣向を凝らしたイベントで、俳優たちと共に楽しいひと時を過ごしてみませんか。
『コーラスライン』
京都劇場にて好評上演中!
5月30日(日)〜7月19日(月・祝)
現在、京都劇場(JR京都駅ビル内)にて上演中のミュージカル『コーラスライン』は、舞台への純粋な思いを胸にオーディションに挑むダンサーたちの姿を通して、人生の価値を伝える物語。稽古場で日々ドラマが繰り広げられている、まさに四季のためにあるような作品です。

履歴書に書かれていること以外の「君自身のことを」知りたいというザック。ダンサーたちは次第に心をさらけ出してゆきます。
そんな本作の稽古が毎日行われているリハーサル室から、毎週土曜日の公演終了後、皆さまに『コーラスライン』京都公演の“今”をお届けする新番組の放送が決定しました!
司会を担当する出演キャスト2名が、ゲスト俳優とトークを繰り広げながら『コーラスライン』の“裏側”をダイレクトにお届けするこの番組。連動しているTwitterでつぶやいて下さった皆さまの質問に俳優が答えることも?!西日本発としては初めてとなるこの企画。ぜひ、生放送でお楽しみ下さい。
□番組名: 「稽古の現場から」 □第1回目放送: 6月5日(土) 20:40〜20:55(予定) □視聴方法: 「USTREAM」劇団四季公式チャンネルにアクセスすることでご覧いただくことができます。 □ご注意 |
『コーラスライン』京都公演ウェブサイト限定プロモーションVTR
『コーラスライン』
京都劇場にて好評上演中!
5月30日(日)〜7月19日(月・祝)
チケットのお求めはこちら>>
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数日ぶりに温かな気候が戻り天候にも恵まれた5月30日(日)、京都劇場(JR京都駅ビル内)にて『コーラスライン』が初日を迎えました。

初演から30年余り、大切に上演され続けて来た本作。劇団四季だからこそ伝えられる真実の物語が、ここにはあります。
朝のウォーミングアップ後、舞台上で各自の課題の稽古を行った俳優たち。ミーティングでは、加藤敬二から「丁寧にやっていきましょう」との言葉があり、カンパニー一同は「はい!」と力強くそれに答えていました。
この日の会場は、かつてご覧になり感動した作品を夫婦でもう一度観劇したい、娘にぜひこの作品を見せたいという方から、初めて今回ご覧になるという方まで、幅広い層のお客様で満席。ロビーには祝い花も届き、今日の日を華やかに彩っていました。

『コーラスライン』に模様替えされた京都劇場。今回の公演では、キャストボード横に舞台写真のパネルが展示されています。
演出と振付を手掛けたマイケル・ベネットは、この作品を生み出した頃、自分の人生に正直でありたいと思っていたといいます。自分を映し出す鏡の前で人生の大半を過ごすダンサーは、自分を正直にさらけ出せる性格を持っていることが多く、そんな24人を集め、実際にどういうきっかけでこの仕事を選び、どうした人生を送ってきたのかをテープレコーダーに録音。その収録テープを繰り返し聞くうちに“オーディション”を舞台にするという画期的なアイディアが浮かんだと。

マイクが愉快に歌い踊る「I Can Do That」の一場面。
様々な人生を経ながらも、ダンスを仕事にという夢を追い続ける純粋でひたむきなダンサーたちの姿は、時に人生に挫折し迷う私たちを映し出す鏡となって問いかけます。

「What I Did For Love」の一場面。ディアナの言葉が心を揺さぶります。
カーテンコールでは、手拍子が沸き起こり、笑顔に満ち溢れたお客様の姿が見られました。そして、ゴールドの衣裳に身を包んだ俳優たちがラインに並び、一礼をすると、一層大きな拍手で会場は包まれ、オールスタンディングとなりました。
お客様から頂く拍手と笑顔を受け、俳優たちも満面の笑みでそれに応えます。滴る汗を気にも留めず、全身にお客様への感謝の意を込めて一礼。この日のカーテンコールは、実に7回にも及び、この作品の持つ力を感じさせました。
「鏡は嘘をつきませんから」
と、マイケル・ベネットは言います。舞台上で装置が回転し背景が鏡となった時、そこに映し出されるのは、ダンサーたちと客席に座る方々の姿。『コーラスライン』に登場する17人のダンサーたちの物語は、私たちひとりひとりの人生の物語でもあります。ぜひ、この感動を劇場で感じてみて下さい。
―今回の開幕に際する加藤敬二のコメント― 劇団四季ミュージカルの「原点」ともいうべき『コーラスライン』に出演できるのは大変光栄なことで、ダンサーであることの幸せを感じます。私自身もオーディションを経て劇団四季に入り、様々な役に挑戦してきました。この作品を通じてダンサーたちの真実の姿、そして舞台への祈りを、すべてのお客様に感じていただけるよう、心を込めて演じてまいります。 |
『コーラスライン』京都公演プロモーションVTR
※劇団四季オーディションドキュメント2009映像はこちら>>
『コーラスライン』
京都劇場
2010年5月30日(日)開幕!!
5月29日(土)、修学旅行シーズンで賑々しい京都駅ビル内の京都劇場にて、『コーラスライン』の公開稽古が行われました。

舞台稽古の様子。ダンサーたちの舞台にかける純心な思いのつまったミュージカルの名作『コーラスライン』が、いよいよ京都で開幕します。
明日の初日を前に、新しいメンバーも加わった今回の京都公演に向け、あざみ野、京都劇場の舞台で稽古を重ねて来たカンパニー。その仕上がりを在京のマスコミ陣をはじめとした関係者に公開し、最終的なチェックを行うことになりました。
朝9:30。稽古着に着替えた俳優たちがロビーでウォーミングアップを始めていました。舞台でも、照明や音響のチェックが。舞台床には真新しい白いラインが輝いています。
鏡の転換の確認を厳しい目で確認する舞台監督。客席後方のザックが着席する席では、加藤敬二がマイクの高さなどの微調整をしていました。
13:00。客席が静かに暗くなり、ピアノの音と共に舞台が明るくなると、そこには稽古着姿のダンサーたちが。そこに響くザックの声。
「アゲイン!ステップ、キック、キック、リープ、キック、タッチ」
ジャズコンビネーションを踊るダンサーたちの姿は、この舞台に向けて稽古を積んできた俳優たちのそれと重なり、舞台上に滴る汗は、観る者の胸を打ちます。

「The Music And The Mirror」の一場面。
公開舞台稽古終了後。客席にはキャスト、スタッフの姿がありました。この日も前日に引き続き、演出委員会の礒津ひろみ、音楽監督の鎮守めぐみ、初演時にマイク役を演じた飯野おさみが指導に当たりました。
礒津から、ジャズコンビネーションのフォーメーションの崩れや台詞の落ちなどの指摘があり、飯野からは「17歳、18歳というとエネルギーが一番溢れている年齢なのだから、もっとノッて楽しんで」とのアドバイスがなされました。
また、「ザックが最初にディアナに向かって質問し、その時点で他のダンサーたちは『あれ?いつものオーディションとは何かが違うぞ』と気がつきますよね。そうすると、真剣にザックの質問やディアナの答えを聞こうとするはずです。ディアナまかせにせず、そこを意識して」という指摘に、カンパニー一同は深く納得した様子で、台本にそれらの言葉を書き込んでいました。

ザックの指導を熱心に聞き入るダンサーたち。その情熱は、俳優たち自身の舞台にかけるそれと重なります。
そして、再び舞台上に並んだ俳優たち。今日出て来た課題をクリアにするための稽古は、その後も遅くまで続きました。

「スターを飾る額縁」として観客の目を引かないように踊ることが求められるコーラスダンサーたち。けれども彼らが語る人生は、個性的そのもの。
「悔やまない 選んだ道が どんなにつらく この日々が むくわれず 過ぎ去ろうと 泣かないわ 好きだからこそ 命燃やした この日々に」
劇団四季が大切に上演してきた魂の作品『コーラスライン』は、いよいよ明日、約4年ぶりに京都劇場で開幕します。
『コーラスライン』京都公演プロモーションVTR
『コーラスライン』
京都劇場
2010年5月30日(日)開幕!!
チケットのお求めはこちら>>
『コーラスライン』イベントのお知らせはこちら>>
5月27日(木)、『コーラスライン』開幕を目前にした京都劇場で、加藤敬二の指導のもと、場面ごとに稽古を繰り返す“小返し”が行われました。

舞台上には、ただ一本の白いライン。そこに並ぶのはオーディション最終選考に残ったダンサーたち。
横浜市あざみ野の四季芸術センター稽古場で、稽古を重ねて来たカンパニーが京都入りしたのは、その前日。大きなキャリーバックを持って次々と楽屋入りした俳優たちは、そのまま稽古着に着替え、舞台に身体を慣らしながら、音響や照明の確認をスタッフと共に場面ごとに行ってゆきました。
遡ること5日。あざみ野の稽古場Cには『コーラスライン』カンパニーの姿がありました。この日は、加藤敬二、飯野おさみ、そして礒津ひろみが指導に当たり、フィナーレの「Bows」場面の稽古が行われていました。音楽なしで1時間ほど稽古した後、音つきで通して何度か行い、全体のバランスが均等になるよう鏡を見ながらの調整が繰り返されてゆきます。

「Bows」の稽古は、想像以上のハードさ。俳優たちも稽古後は「今日は歩いて帰れないかも…」というほど。
そうした細部に渡る稽古を積み上げて、京都劇場の舞台に立った俳優たち。午前に各自の稽古を舞台で行った後、全体で衣裳を付けて稽古を行うことになりました。
「I Hope I Get It」から順番に場面ごとの確認がなされてゆきます。同時に、この作品ではマイクが通常のミュージカル公演のようにワイアレスマイクではなく舞台前方の足元にあるフットマイクや、天井から吊るされたマイクが使用されているため、その音の拾い具合も調整されていました。
「足を擦る音をマイクが拾ってしまうので、気を付けて」などの声が聞こえる場内。
台詞の落ちを礒津ひろみが、音の落ちやアドバイスを音楽監督の鎮守めぐみが、そして全体を加藤敬二が見てゆきます。
「1人1人のソロナンバーみたいなものにしか聞こえない。胸の内の戸惑い、心の迷いが見えない。違う世界が生まれているように感じられるので、もっと引き付け、“歌わない”でやってみて下さい。コントロールした動きはもちろん必要ですが、守りに入らず、もっと攻めて来て。そうでなければ、舞台を越えて客席までエネルギーが出てこない」

ザックさながらに、各俳優へ的確な指摘をしてゆく加藤敬二。
加藤敬二からのアドバイスに、カンパニーはまず、脚本の中の感情の流れが変わる箇所を意識し、台詞ではなくそれぞれの魂から出る思いとして客席に言葉が届くよう各場面に挑んでいました。

俳優たちの初日に向けて稽古を重ねる姿は、『コーラスライン』の作品が持つ“魂”と重なります。
『コーラスライン』は劇団四季の原点といえる作品です。数あるレパートリー作品の中でも、最も重要な作品として上演され続け、純粋でひたむきな舞台への祈り、魂の物語として感動を届け続けてきた記念碑的作品が、京都劇場に登場するのは5月30日(日)。この感動を、ぜひ劇場で受け取って下さい。
『コーラスライン』京都公演プロモーションVTR
『コーラスライン』
京都劇場
2010年5月30日(日)開幕!!
今秋の全国ツアーラインナップとして、ミュージカル『コーラスライン』の上演が決定いたしました!
『コーラスライン』はミュージカルのコーラスダンサーを夢見てオーディションに挑む、17人の男女の物語です。最終審査まで勝ち残った17名は舞台上に引かれた1本の白いラインに並び、演出家の問いに答えます。
“この仕事を始めたのはなぜ”か。
家庭のこと、抱える孤独やコンプレックスなど、受験者たちはすべてをさらけだし、夢見ていたショーの世界を掴もうとします。
『コーラスライン』の全国ツアーは2006年以来の4年ぶり。今年9月、神奈川県・相模原を皮切りに北は北海道から南は鹿児島まで、あなたの街を訪れます。
こころ揺さぶる人間ドラマを、どうぞご堪能ください!
『コーラスライン』プロモーションVTR(※前回公演より)
『コーラスライン』全国公演概要
2010年9月〜 スタート
※詳細の公演地、公演日については順次当ウェブサイトおよび「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」にて告知して参ります。
当ウェブサイトおよび「四季の会」会報誌「ラ・アルプ」3月号にてお知らせしておりました『コーラスライン』京都公演2010年5月30日(日)〜7月19日(月・祝)公演分(一般発売4月3日(土)(3月27日(土)「四季の会」会員先行予約開始))の日程の一部に変更がございます。
以下の公演につきまして、急遽「貸切公演」とさせていただくことになりました。ご予約の際にはご注意くださいますようお願い申し上げます。
(変更前)6月18日(金) 13:30 → (変更後) 貸切
2月7日、『コーラスライン』福岡公演が千秋楽を迎えました。

千秋楽公演の開演時。今後の福岡公演について劇団四季代表 浅利慶太からの舞台挨拶で会場から歓声と大きな拍手が送られたあと、『コーラスライン』が幕を開けました。(今後の福岡公演について>>)
『コーラスライン』はブロードウェイのオーディションに挑む、若者たちを描いた真実の物語。最終審査まで残った17人の男女が、演出家ザックによる面接で家庭のこと、過去のこと、悩みやコンプレックスなど“本当の自分”を吐露していきます。
スポットライトを浴び、華やかな舞台に立つ俳優たちの素顔とは――。そして最後に導かれた彼らの決意とは――。
フィナーレのナンバー「ワン」が終わり、もう一度舞台に明かりが灯されると客席はたちまちオールスタンディングに。カーテンコールは合計で10回も行われ、惜しみない拍手が出演者たちに送られました。

カーテンコールでは瞬く間にスタンディングオベーションに
8月までの公演が決定した福岡公演。終演後のロビーには、これから登場するラインナップを嬉しそうに話すお客様の明るい声が響いていました。
福岡公演の次回作は、4月1日から『クレイジー・フォー・ユー』が登場します。
誰もがハッピーになれる飛びっきりのミュージカル。どうぞお楽しみに!
1月24日(日)、福岡シティ劇場にて『コーラスライン』オフステージイベント(「四季の会」会員限定)が開催されました。当日は500名近くのお客さまにご参加いただきました。
イベントのはじまりは「オーディション体験コーナー」から。選ばれた5名のお客様に、本番さながらにオーディションの緊張感を味わっていただきます。
客席後方には本編同様に演出家・ザックの姿。お客さまにさまざまな要求をしていきます。そしてすべての審査が終わり、いよいよ結果発表。さぁ、オーディションの結果は・・・!?

本番さながらのオーディションをお楽しみいただいた後は、あらかじめお客さまに投票していただいたトークテーマについて俳優が語ります。
「もし俳優になっていなかったら、どんな職業に就きたかった?」
「オーディションや本番など、“ここぞ”という時にしている縁起担ぎは?」
などのテーマが飛び出す中、俳優たちは“履歴書にない本当のこと”を話していきます。
トークコーナーに続いては、お客さま全員が参加する勝ち残り方式のクイズ大会。
「『ワン』の歌詞では何回“ワン”と言っている?」
「マイケル・ベネットは『ウェストサイド物語』に出演していましたが、その役どころは?」などさまざまな問題が出題されました。見事全問正解したお客さまには、俳優からステキなプレゼントが手渡されました。

参加すれば『コーラスライン』がグッと近づくオフステージイベント。次回は1月29日(金)に行われます。奮ってご参加ください!
『コーラスライン』福岡公演
福岡シティ劇場
2月7日(日)まで上演中
※イベント詳細はコチラ>>
1月19日(火)、福岡シティ劇場にて『コーラスライン』リハーサル見学会が行われました。
公演前に必ず行われているリハーサル(舞台稽古)を公開するこのイベント。「本番とは違った側面から作品を楽しめる」と、毎回人気を博しています。
お客さまが入場すると、すでにタップコンビネーションとジャズコンビネーションのリハーサルが始まっていました。
「もっと手をリラックスさせて」
「ここまで足をあげて」
ダンスキャプテンの西尾健治の指導のもと、稽古は進行していきます。

舞台上で入念なリハーサルが行われる中、客席では田邊真也がお客さまに解説をします。
「ジャズコンビネーションの振りはよく劇団四季のオーディションでも使われます。このダンスは決まった動きばかりで、自分の得意な動きを見せることが出来ません。規制されたダンスです。だからこそ周りと揃えて踊ることが出来るか、ということが問われるのです」
「振付家マイケル・ベネットの振りの特徴は重心を低く保つこと。慣れていない人にとっては至難の業です」

田邊の解説にお客さまは関心しながら、目の前で繰り広げられる熱い舞台稽古をご覧になっていました。
リハーサルの後は、俳優が客席に下りてきて質問コーナーが始まります。たった今まで客席を覆っていた緊張感は、一転和やかなムードに変わりました。
「ウォーミングアップの時間は?」「自分に似ていると思う役は?」「セリフを覚えるコツは?」
などなどさまざまな質問が飛び出し、俳優は時に真面目に、時にユーモアを交え答えていました。

リハーサル見学会は1月22日(金)、27日(水)、2月2日(火)にも開催されます。
俳優の真実の姿が垣間見えるリハーサル見学会。ぜひご参加ください!
また24日(日)にはオフステージイベント(「四季の会」会員限定)も開催されます。こちらもどうぞお見逃しなく!
『コーラスライン』福岡公演
福岡シティ劇場
2月7日(日)まで上演中
※イベント情報はコチラ>>
1月14日(木)、『コーラスライン』福岡公演が開幕しました。
福岡シティ劇場に10年ぶりの登場となったこの日、劇場ロビーには開場前から早くも多くのお客さまの姿が。マスコミのテレビカメラも入り、大きな注目が集まる中での開幕となりました。

本番2時間前。
舞台を覗くと、そこには立ち位置やダンスのフォーメーションの最終確認をする俳優たちの姿がありました。最高の『コーラスライン』を九州のお客さまにお見せするべく、本番直前まで余念がありません。

『コーラスライン』はブロードウェイで15年ものロングラン(史上4位)を達成したメガヒットミュージカルです。
劇団四季の初演は1979年。以来30年もの間、時代を越えて愛され続けるこの作品を、大切なレパートリー作品として上演してまいりました。
舞台はミュージカルのコーラスダンサーを選ぶオーディション会場。最終選考に残った17名の若者たちの前には、一本の白いライン――“コーラスライン”が。
夢のコーラスダンサーまであと一歩となった彼らに、演出家ザックが語りかけます。
「履歴書に書いていないことを話してもらおう。君自身のことを」
思いもよらぬ要求に戸惑いつつも、口を開いていくダンサーたち。そして明かされるかれらの真実。自らの容姿に強いコンプレックスを抱く者、複雑な家庭環境の中でバレエだけを心の拠りどころとしてきた者、かつて有名なダンサーとして喝采を一身に浴びていた者・・・。
様々な過去、境遇、悩みを抱えた彼らは、やがて同じ決意を持つようになります。
「すべてを捨てて 生きた日々に悔いはない」
そんな中、ついに下される最終決定とは・・・。
迎えたカーテンコール。
温かい拍手は、やがてリズムを伴った手拍手に変わり、客席を熱狂の渦に巻き込みました。鳴り止まない手拍子に促され、幾度も俳優が登場。満面の笑みで帽子を高々と掲げ、喝采に応えました。

『コーラスライン』福岡公演は2月7日(日)までの限定上演。期間中、リハーサル見学会やオフステージイベント、さらには携帯待受プレゼントキャンペーンなど楽しい企画をご用意して皆さまをお待ちしております。世界中で愛され続けるメガヒットミュージカルをお見逃しなく!
イベント情報はコチラ>>
『コーラスライン』プロモーションVTR
【特集】『コーラスライン』と私(坂田加奈子の場合)
「コーラスラインと私」一覧(出演者たちのインタビュー動画)>>
『コーラスライン』福岡公演
1月14日(木)〜2月7日(日)
福岡シティ劇場
チケットのお求めはこちら>>
1月14日にいよいよ開幕を迎える『コーラスライン』福岡公演。
今月3日に東京公演を終えた俳優たちは、その後稽古場のある横浜市・あざみ野での稽古を経て、一路福岡へやって来ました。(あざみ野での稽古レポートはこちら>>)
今週から福岡シティ劇場で始められた舞台稽古は、今回公演から新たに本作に参加する新メンバーの稽古が中心となりました。
舞台稽古は最初の2日間をかけて、同じシーンを何度も繰り返して精度を高めていく小返し稽古が行われました。
あざみ野の稽古場で振り付けや歌、セリフを身体に十分に入れてきた新メンバーたち。臨んだ舞台稽古では照明などの位置確認とあわせて、稽古場の倍以上ある広い空間で如何に言葉を落とさず客席に届けきるか、より細心の注意が払われます。
稽古には指導役として東京公演でコニー役を務めたベテラン俳優の青山弥生も参加。客席から厳しい眼差しで見つめ、その都度指示を出します。

青山弥生を囲み、指導に耳を傾ける俳優たち
そして迎えた13日。
早朝から雪景色となる中、福岡シティ劇場では本番さながらの熱い最終通し稽古が行われました。本番同様の照明・音楽のもと、昨日までみっちりと稽古を積んだ成果を発揮していく俳優たち。開幕前日とあって、張りつめた緊張感が客席を覆います。

舞台稽古の様子
通し稽古が終わるとすぐさまミーティングを開き、動きや台詞回しについて確認する俳優たちの姿がありました。
青山弥生からは、
「『コーラスライン』はショーではなく、人生のドラマ。それぞれの役が過去や内面を吐露していくので、言葉一つ一つを大切にするように」
との言葉がかけられました。
『コーラスライン』福岡公演は、いよいよ明日14日に開幕します。
劇場ではご来場のお客様へ向けた携帯待受プレゼントキャンペーンも実施いたします(詳細はこちら>>)。
俳優たちの真実を綴ったドラマ、『コーラスライン』をどうぞお見逃しなく!
『コーラスライン』プロモーションVTR
『コーラスライン』福岡公演
1月14日(木)〜2月7日(日)
福岡シティ劇場
チケットのお求めはこちら>>
先頃1月3日に、東京・自由劇場で千秋楽を迎えたばかりのミュージカル『コーラスライン』。カンパニーは早々に横浜市あざみ野の稽古場に戻り、次なる公演地、福岡へ向けて稽古に励んでいます。

稽古場にも舞台と同様に白いラインが引かれ、一面に張られた鏡と向き合いながら俳優たちは一列に並びます。その光景は自らの振りを確認しているようでありながら、改めてまた自分自身を見つめ直しているようでもあります。
福岡公演の開幕を直前に控え、彼らの“コーラスライン”が再び始まりました。
ミュージカルのオーディションの光景を描いた『コーラスライン』は劇団の俳優たちの姿そのもの。だからこそ、本作は劇団のレパートリー作品の中でも特に大切に上演が繰り返され、昨年の東京公演では30周年の節目を迎えました。
稽古中に演出家から言い渡された“リアル”に役を生きるということ。カンパニーは稽古中でも公演中でも常にリアルさを追求し、役を磨き続けてきました。
そして福岡公演を間近に控えた今日、あざみ野で行われていた稽古の主な内容は新しい俳優たちの入れ込み稽古。東京公演から新しいメンバーが加わり、各ソロナンバーや全員で踊る「ワン」の振りを細かく確認していきます。
公演委員長の田邊真也やダンスキャプテンの西尾健治が中心となって稽古を進行させますが、彼ら以外にもたくさんの先輩俳優たちが新メンバーをサポート。途中でストップの声がかけられる度に、自然と男性、女性ごとに輪が作られ、歌・ダンス・セリフと様々な視点からアドバイスを送ります。

「今、タイミング少しずれたね。もう一度確認しよう」
「『バウズ』(カーテンコール「ワン」のナンバー)のシーンは確かに大変。でもそれに負けないように、キラキラと輝くような気持が大切」
「大丈夫。このポジションさえ守ってくれたら、あとは私たちでカバーするから」
頬を伝う汗が床に落ち、Tシャツからにじむ背中の汗が見る見るうちに大きくなります。その姿や彼らが交わす言葉の端々から、この作品に対する真剣な思いが表れています。大切な作品、『コーラスライン』に携わる者の誇り、そして使命として――。

この稽古の後、俳優たちは荷物をまとめ、福岡へ向けて出発する準備を整えました。11日からは舞台稽古が始まります。
ダンサーたちの真実を綴った『コーラスライン』。華やかな舞台の世界で生きる、俳優たちの本当の姿とは・・・。
人生のすべてを捧げ、一つの夢、一つの仕事に生きる熱い人間たちのドラマを、ぜひご覧ください。
【特集】「コーラスラインと私」(出演者たちのインタビュー動画)>>
『コーラスライン』プロモーションVTR
『コーラスライン』福岡公演
1月14日(木)〜2月7日(日)
福岡シティ劇場
チケットのお求めはこちら>>
1月3日、ミュージカル『コーラスライン』東京公演が千秋楽を迎えました。

日本上演30周年記念公演として2009年10月からおよそ2ヵ月半にわたって上演された『コーラスライン』。千秋楽公演当日、自由劇場には多くのご家族連れや和装で来場される女性のお客様が見られ、穏やかな正月の雰囲気を漂わせています。
ロビーの赤い絨毯を通って客席へ入ると、真っ黒な舞台には1本の白い線が。この白いラインが17人の男女の運命を決める線となるのです――。
『コーラスライン』はブロードウェイのオーディションに挑むダンサーたちの物語。幕開きの場面は2次審査のダンスオーディション。そこから17人の男女が最終審査へと上り詰め、この白いラインに沿って一列に並びます。
この最終審査で、演出家のザックは思いもよらぬことを彼らに要求します。履歴書には書かれていない、本当の自分のことを話すように、と。
ダンスを始めたきっかけ。家庭のこと。思春期のこと。容姿の悩み・・・。
プライドを捨て、ダンサーたちは人に言えないコンプレックスをさらけ出し、そして哀しみや不安を抱えた彼らの言葉は次第に、ひとつの決意へと変わるのです。
悔やまない 選んだ道が どんなにつらく
この日々が むくわれず 過ぎ去ろうと
・・・・
すべてを捨てて 生きた日々に 悔いはない
ひたすらに この道を
『コーラスライン』のオーディションの光景は、この歌詞で締めくくられます。
迎えたカーテンコール。
ハットをかぶり、きらびやかなゴールドの衣裳に身を包んだ出演者たちが再び舞台に現れました。背景には鏡が一面に張り巡らされ、一糸乱れぬ美しいラインダンスを披露します。その顔はオーディションの審査会場にいた厳しく真剣な表情から一転、輝かしい笑顔。人生のすべてを懸け、夢を掴んだ者たちの笑顔です。

カーテンコールのナンバー「ワン」より (撮影:上原タカシ)
そんな彼らを称えるかのようにカーテンコールのナンバー「ワン」に合わせて、客席から手拍子が起こりました。手拍子はやがて拍手へと変わり、およそ13分間、客席からの喝采は止むことはありませんでした。

惜しみない拍手が送られたカーテンコール/左より:道口瑞之(グレッグ)、石倉康子(ジュディ)、深水彰彦(ザック)、坂田加奈子(キャシー)、横山清崇(ボビー)、増本 藍(シーラ)
ショービジネスの世界を描いたドキュメンタリー作品のような『コーラスライン』。次なる上演地は、福岡です。
舞台の裏に隠された人間たちの熱いドラマを、どうぞお見逃しなく。
東京・自由劇場にて好評上演中の『コーラスライン』。
新作ミュージカルのオーディションに挑むダンサーたちを描いたこの物語は、劇団四季の舞台に立つ俳優たちそのものとも言えます。
『コーラスライン』は俳優たちにとって、自分を映し出す鏡。そんな作品に賭ける彼らの思いを尋ねました。
第1回目はキャシー役を務めている坂田加奈子。
キャシーは22歳という若さにして、スター舞台で活躍した女性。しかし、映画の世界に足を踏み入れたことで芝居という壁に当たり、仕事を失ってしまいます。
そんな彼女はもう一度、舞台に立ちたいと決意し、かつての恋人ザックが演出するミュージカルのオーディションを受けに来たのですが・・・。

劇中では6分弱にもわたる、激しいソロダンスナンバーをこなす坂田加奈子。自身もキャシーと同じく踊りと、そして舞台がとにかく好きだと語ります。
そんな坂田が『コーラスライン』にかける思いとは――。
『コーラスライン』と私 坂田加奈子の場合
1月14日からは福岡公演も決定。ダンサーたちの熱い人間ドラマを綴った『コーラスライン』。
ぜひ、ご覧ください。
10月17日、東京・自由劇場にてミュージカル『コーラスライン』が開幕しました。
日本初演は1979年。まだ海外のミュージカル作品に触れる機会が少なかった当時、日本にミュージカル文化を広めたいという思いから、ブロードウェイを席巻していた本作が劇団四季によって上演されました。その後『コーラスライン』は『キャッツ』に記録を塗り替えられる前のロングラン記録を持っていたほど、高い人気を誇っています。
前回の東京公演から3年ぶりとなる今回公演の初日には、再演を心待ちにしてくださっていたお客様たちが来場。開演前には懐かしむようにしてストーリーを語り合う姿が見られます。
客席は満席。緞帳も飾りもない黒いシンプルな舞台に、浮き上がる一本の白いラインを見つめながら、開演を静かに待ちます。

『コーラスライン』は、ニューヨーク・ブロードウェイで行われたコーラスダンサーのオーディションを描いた作品です。
1次のダンス審査を終え、舞台上の白いラインに沿って審査を通過した17人の男女が並びます。採用人数は男女4人ずつ。2次審査の面接で演出家のザックは受検者たちに要求しました。履歴書には書かれていない、本当のことを話すように――。
一人ひとりの口から語られる、それぞれの過去。コンプレックス。打ち明けられたその真実は、舞台の華やかな世界とはまったくかけ離れた内容でした。
スターに憧れてこの世界に足を踏み入れた者がいる一方、家庭から逃げるために美しいバレエに救いを求めた者。主役から転落し、もう一度コーラスからやり直そうと決意してこの会場に来た者。
夢と現実。希望と不安。ショービジネスの裏にあるその光と影が、くっきりと浮き上がってゆきます。
そしてすべてをさらけ出した受験者たちの心に、あるひとつの強い思いが込み上げてくるのです。
「すべてを捨てて生きた日々に 悔いはない」

カーテンコール。シンプルな稽古着から一転、出演者たちがきらびやかな衣裳を身にまとい再び舞台に登場しました。誰もが輝くような最高の笑顔でラインダンスを披露し、声高らかに「ワン」を歌います。
ワン ひとつの夢 胸にいだいて
ワン ほほえみ持ち 誇り高く
ひとつひとつ きらめきあえば
孤独など 忘れさせるよ

客席からは、夢を掴んだ者たちを称えるかのように、惜しみない拍手が送られました。
今年でちょうど日本公演30周年を迎えた『コーラスライン』。劇団の俳優の人生そのものを描いたようなこの熱い人間ドラマを、どうぞお見逃しなく!
『コーラスライン』舞台稽古映像
『コーラスライン』公演情報
□公演期間 10月17日(土)〜12月27日(日)
※詳しい公演スケジュールはコチラ>>
□劇場 東京・自由劇場
様々な劇場であなたが出会った舞台俳優たちは、あなた自身の目にどのように映っていますか?
華やかで、才能があり、自信にあふれ、憧れの存在または別世界の人間・・・という印象を抱かれているでしょうか。
明日、東京・自由劇場で開幕するミュージカル『コーラスライン』は、新作ミュージカルのオーディションに挑む男女の姿が描かれています。その光景は、舞台でスポットライトを浴びる華やかな世界とはまったく別。自らをさらけ出し、舞台俳優という望みを掴もうと、必死に闘う人々が描かれています。その必死な姿こそが、舞台に立つダンサーたちの真実なのです。
『コーラスライン』の稽古中、演出家からは何度もこの言葉が繰り返されていました。
「もっとリアルに。これは自分たちの人生なのだから」
入団する時も、そしてその後も役を掴むために繰り返しオーディションに挑んでいる、劇団の俳優たち。そして日々の稽古さえも、オーディション。仕事が与えられるか否か、毎日が勝負です。

オーディション会場を再現した『コーラスライン』の客席には、演出家・ザック役の席が設けられています。
舞台稽古中、ザック役候補のひとり、加藤敬二はその席に座りながら舞台を見つめ、俳優たちに指示を出しています。そして長くこの作品に携わっているベテラン俳優たちも彼らをサポート。
これまでビビ役を務め、演出委員として稽古を進行している礒津ひろみや、初演のリチー役を務めた深見正博も稽古に参加。そして今回公演にキャスティングされている経験者たちも意見を出します。
劇団四季の数あるレパートリー作品の中でも特に大切にされ、再演が繰り返されている『コーラスライン』。カンパニーの枠を越え、劇団総出でもう一度作品を作り上げています。

「暗転からライトがパッと点くと、みんなは客席に背中を向けている。その背中から必死さをにじみ出して」
「そこ、フォーメーションに注意して。重なって自分の姿が見えないと演出家にアピールできないよ」
「段取りを気にしているあまりに、冷静すぎる。いつもレッスンの前に気持ちを高めているでしょ。それと同じことをして」
また物語の後半、ザックから受験者たちがこう問いかけられるシーンがあります。
「みんなどうする、もし、踊れなくなったら――」
直後に受験者同士の討論が繰り広げられるのですが、稽古が進んでいた中、加藤が進行を止めました。
「淡々としすぎる。決められたセリフはあるけれど、自分の思いで語って。このザックの質問はみんなにとってすごく重たい言葉。反発などもっと何かを強く感じるはず。もう一回あたまから」
『コーラスライン』の舞台に立とうとしている俳優たちは、今、自分の人生すべてをかけてこの作品に挑んでいます。開幕はいよいよ明日。真実から生まれる感動的なこのドラマを、ぜひ、ご覧ください。
※舞台稽古フォトギャラリー(クリックするとフォトギャラリーが開きます)

10月17日、ミュージカル『コーラスライン』が東京・自由劇場に登場します。
『コーラスライン』はダンサーたちの真実を綴った物語。自らの人生を舞台にかけた、俳優たちの生き様が描かれます。
劇団四季の俳優の中には、この作品をきっかけに俳優を志したダンサーも少なくありません。幼いころから習ってきたダンス。彼らもまた、何千人という応募の中をくぐり抜けて、劇団に入りました。入団後もひとつの役を勝ち取るためには、またオーディションを受けることもあります。
思いも、立場も、環境も同じ。
『コーラスライン』はまさに俳優自身を映し出した鏡なのです。
9月初旬、その『コーラスライン』の稽古が始動しました。
劇団中のダンサーが集められ、座内オーディションが開催されました。受験者はおよそ40人。審査は歌とセリフ。ただその審査方法は、一人ずつ順に歌うという通常のオーディションとは異なり、『コーラスライン』特有の方法がとられました。
会場となった稽古場には1本の白いラインが引かれ、受験者たちは役ごとに線に沿って横一列に並びます。同じ役を受ける者は後ろへまわり、交代をしながら自分の順番を待ちます。演出家であるザック役・加藤敬二を相手に、物語の進行に沿ってセリフを話し始めました。

「今日は、まず諸君の芸名からきかせてもらいたい。変えてる人は本名も。それから、どこで生れて、いくつか」
「踊り始めたのはなぜ?」
「ありのままの君たちが話す言葉を聞きたい」
受験者たちは、セリフで答えます。
「何人採るんですか?」
「本当のこと言わなくちゃいけない?」
「お願い、一度でいいからチャンスをください」

その光景はまさに『コーラスライン』そのもの。審査時間は3時間にもおよび、終始途切れない緊迫感がオーディション会場を包みました。
審査を終えた現在、あざみ野の芸術センターでは本格的な稽古が始まっています。
この限りなく自分自身に近いリアルな作品に、今、俳優たちは向かい合い、挑んでいます。
舞台の裏にある俳優たちのひたむきなその姿に、きっとあなたの心も動かされることでしょう。
開幕は10月17日。どうぞご期待ください!
ミュージカル『コーラスライン』
東京:自由劇場
10月17日(土)〜11月23日(日・祝)
※公演スケジュールはコチラ>>

