1月13日、日本を代表する経済誌「経済界」が年に一度行う「経済界大賞」表彰式が行われ、劇団四季代表・浅利慶太が大賞を受賞しました。
表彰式に臨んだ浅利慶太は、「今日、この賞は劇団四季1200人のメンバー全員がいただいたのだと思っております。劇団員全員が感謝しております。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べました。

「経済界大賞」は、その一年で最も活躍した財界人に贈られるものです。劇団四季が行っている日本全国の児童招待プロジェクト「こころの劇場」や、都内の小学校を対象に行っている「美しい日本語の話し方教室」、昨年末の入場料金改定などの活動が評価されて、今回の受賞となったものです。
審査委員長の島田晴雄さんから表彰状を受け取った浅利慶太は、55年を振り返り次のように挨拶しました。
「55年前に劇団四季を立ち上げた頃「劇団四季にはイデオロギーがない」と言われたことがありました。
そのとき「日本の憲法前文には“文化は国民平等の権利である”と書いてある。劇団四季は文化の東京一極集中を廃し、日本中で公演を行っていく、それが我々のイデオロギーだ」とこう反論しました。
以来、利尻島・礼文島から石垣島・宮古島まで日本中で公演を行ってきました。子どもを取り巻く「いじめ」などの問題を解決するのは、我々文化を担う者の仕事だと考えまして、2年前から子どもたちを劇場に招待する「こころの劇場」という活動を始めました。
もうひとつ「美しい日本語の話し方教室」という活動も行っています。小学校を俳優3名で訪問し劇団の中で作り上げた「母音法」という方法論をもとにした45分の授業です。最後には『ユタと不思議な仲間たち』のテーマ曲「友だちはいいもんだ」を手を取り合って歌うという、こんな活動をしています。
実は劇団にいる1200人のメンバーは、日本中で毎日こうした活動に一生懸命取り組んでおります。だから今回のこの賞は劇団員全員がいただいたものと思っています。本当にありがとうございました」

島田晴雄さんから表彰状を受け取る浅利慶太
これからも劇団四季は日本全国に舞台の感動をお届けしたいとの祈りを胸に活動を続けて参ります。

