ミュージックナンバー

「チキチータ」( CHIQUITITA )

愛娘ソフィの結婚前日、突如として現れた3人の男性に激しく動揺するドナ。それもそのはず、3人は皆、ドナのかつての恋人だったから――。
不測の事態に混乱して取り乱すドナを見た親友ロージーとターニャが、優しく歌い上げるのが、「チキチータ(CHIQUITITA)」です。苦しみを三人で分かち合おう、そして一緒に歌えば光が差してくる……。キラキラの青春時代を共に過ごし、何十年も変わらぬ友情をたたえ続けた親友ふたりがドナに語りかける歌は、パニックに陥った舞台上の雰囲気を一変、クールダウンする役割を果たしています。
清涼感溢れる歌に、やがて少しずつ落ち着きを取り戻してゆくドナ。曲によって登場人物の感情の起伏がつぶさにトレースされるのも、ミュージカルの見どころのひとつ。そんなことに気づかせてくれるシーンです。

「スーパー・トゥルーパー」( Super Trouper )

ソフィの結婚式前夜。男たちが出払ったホテルの中庭で女性だけのパーティが催されています。そこで歌われるのが、「スーパー・トゥルーパー(Super Trouper)」。眩しい青春時代を彷彿とさせるような、キラキラ輝くキュートなナンバーに、パーティ会場にいた女たちの盛り上がりも最高潮に。そして客席のテンションもがぜん上がります。
輝くエナジーに満ち溢れた歌と踊りに包まれ、劇場全体が70年代にタイムスリップ!古き良き時代のまばゆさがぎゅっと凝縮されたナンバーです。

「ヴレヴ、あなたを求めて」( Voulez-vous )

自らが三人のパパ候補を招待したものの、彼らの登場によって徐々に心にさざ波が立ち始めるソフィ。そんな彼女の心のカオスにフォーカスしたナンバーが「ヴレヴ、あなたを求めて(Voulez-vous)」です。
不安、葛藤に押しつぶされそうな花嫁の混沌とした胸中が、島の若者たちと共に激しく熱唱されます。

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