ページ内を移動するためのリンクです。

キャラクターの上にカーソルを合わせるとキャラターの説明を読むことができます。

トム・キャンティ:こじきの子。おいしい食べ物にきれいな服、たくさんの家来に囲まれて暮らす王子様に憧れ、毎日王子様ごっこをして遊んでいます。洋服を取りかえたことで王子に間違われお城に一人残されますが、その中から多くを学び、どんな時でもうそをつかず真実を言う勇気をもつまでに成長します。 トムの母(はは):トムをとても愛しています。母親であるがゆえトムの様子がおかしいと最初に気付き、トムの身に何が起こったのか心配します。 ジョン・キャンティ:どろぼうをして暮らすトムの父親。お酒を飲んではかせぎのないトムをなぐる気の弱いところもありますが、根はやさしくトムをかわいがっています。 マイルス・ヘンドン:こじき姿のエドワード王子が町の人たちに乱暴(らんぼう)されているところを助け、守ってくれる騎士(きし)。やがて伯爵(はくしゃく)の位をもらい、国王の前でただ一人腰をおろすことを許されます。 ユーゴー:どろぼうたちの親分。こじきのかっこうをしていても、自分を王子だと主張するエドワードの信念を認め、いさぎよく自分たちの王様として受け入れます。戴冠式(たいかんしき)では、エドワードが国王になることができるよう手助けをします。 ハーフォード伯爵:エドワード王子のお世話をしています。エドワード王子がトムといれかわっても全く気付かず、戴冠式(たいかんしき)で本物の王子なら“大印章”(だいいんしょう)のありかを知っているはずだと言います。 セントジョン:ハーフォード伯爵(はくしゃく)とともに、エドワード王子のお世話をしています。人を見た目でしか判断できず、エドワード王子とトムがいれかわったことに気付きません。
ヘンリー八世(国王):イギリスの王様。強いものを守るような法律を作り、貧しい人々を追いつめる政治を行っているため国民にうらまれています。身体の具合が悪く、王様の証(あか)しである“大印章”(だいいんしょう)を息子エドワードに託して亡くなります。 エドワード王子:イギリス国の王子。貧しくても家族が一緒に過ごしているトムの暮らしに憧れています。洋服を取り替えこじきの姿になったことで、これまで知らなかった町の人たちの生活や考え方にふれます。その経験から大きく成長し、人間として思いやりのある行動をとることができるようになります。 グレイ姫:お城に住んでいるお姫様。エドワード王子がトムといれかわっていることに気付かず、王子の頭がおかしくなったと思います。

キャラクターをタップするとキャラターの説明を読むことができます。

町の人びと

城の人びと

大印章(だいいんしょう)とは…はんこのこと。作品の中では、王様のみが持つ大切なはんこのことを指しています。

戴冠式(たいかんしき)とは…新しい国王が、王になったしるしとして王冠を頭にのせること。

イラストレーション:AYA