
携帯待ち受けの秘密2 〜カッサンドラ編〜
(撮影:荒井 健)
ブログをご覧のみなさま、こんにちは。カッサンドラ役の大口朋子です。
私は逗子のほうの出身なので、子どもの頃の横浜の印象は
「週末に家族でちょっとぜいたくを楽しみに行くところ」という感じでした。
ドライブがてら元町に行ってショッピングをして、夕方になると洋食屋さんに
行ってハンバーグセットやお子様ランチを食べるんです。
当時の元町は「昔ながらのお洒落な商店街」という感じでしたし、
洋食屋さんもお洒落なお店が多いので、ちょっと大人になった気分を
味わえて、いつも週末が楽しみでした。
高校生になると・・・やっぱりショッピングですね(笑)。
友達と中華街に行ってかわいいサンダルを見つけたり雑貨めぐりをしたり。
今も相変わらず買い物は大好きです。
みなとみらいのおすすめは、観覧車。
周りのビルが高いのであまりそう見えないかもしれないのですが、
頂上はかなり高さがあるんですよね。
ゴンドラから見る横浜の景色もとっても素敵ですよ。
さて、私が演じているカッサンドラという役について
ちょっとご紹介してみたいと思います。
カッサンドラはいつもオス猫のタンブルブルータスと一緒。
タンブルブルータスが男性の象徴、カッサンドラは女性の象徴なんです。
『キャッツ』に出てくる猫たちの中でも、カッサンドラは特に月を
いつも意識していて、1幕のタイヤの上でのアダジオや、
2幕冒頭も月に惹かれてつい踊りだす、神秘的な猫なんです。
(ちゃんと神秘的に見えていればいいのですが・・・)
タンブルブルータスと2人で踊るシーンが多いので、
相手が変わる度に入念に確認をします。
それぞれ呼吸や間が違うのですが、だんだん息が合ってくると、
違いが楽しくなりますね。
なんといっても男性の象徴なので心強いし安心できます。
『キャッツ』横浜公演が始まったら、昔良く行ったところを
もう一度のんびり巡ってみようかなと今から楽しみにしています。
全国各地からたくさんのお客様が地元に来てくださるというのは
やっぱりすごく嬉しいです。
ぜひ『キャッツ』と横浜の両方を楽しんでくださいね。
(カッサンドラ役 大口朋子)
『キャッツ』横浜公演 開幕まであと55日!
