
【動画追加】『キャッツ』横浜公演1周年を迎えました!
木枯らしに一段と寒さを感じるようになった11月11日(木)、キヤノン・キャッツ・シアターにてミュージカル『キャッツ』横浜公演が1周年を迎えました。
1周年特別カーテンコールの様子
1983年11月11日、東京・西新宿のテント式仮設劇場で初演された『キャッツ』は、初のロングラン公演を成功させ、演劇界のみならず社会的な注目を集めました。以来27年の間、大阪、福岡、札幌、広島など全国各地を巡り、総公演回数は7600回を超え、今年4月には劇団四季の国内上演最多記録およびブロードウェイ公演のロングラン記録を突破。『キャッツ』の勢いはとどまることを知りません。
記念すべき横浜公演1周年を迎えた当日。開演前の俳優ミーティングでは、公演委員長の松島勇気が『キャッツ』の歩んできた歴史を仲間たちに伝えました。
「『キャッツ』は今日で27年目を迎えます。願いや思い、祈りを込めて演出してくれた浅利先生、そして『キャッツ』を創りあげてきた先輩方がいるからこそ、今私たちがこの舞台に立てることができます。27周年という重みを感じ、『キャッツ』の素晴らしさをお客様にしっかりと伝えてほしいと思います。そして8000回、9000回、何十年も続くような『キャッツ』にしていきましょう」
全員が松島の言葉を真剣に聞き、この記念すべき1周年の舞台に立つということの重みを再確認するように深くうなずいていました。そして最後は恒例の一本締め。力強い一本締めの音が、リハーサル室に響きます。
その頃劇場では、平日公演にも関わらず、開場前から1周年公演に期待を膨らませたお客様で長蛇の列がなされていました。そして入場が開始されると、お客様は売店へと向かわれます。1周年を記念して、本日より新たに仲間入りした新商品を手に入れようと、賑わいを見せました。
(左下)賑わいをみせた売店の様子。(右下)1周年記念として会場では『キャッツ』手ぬぐいが手渡されました。
通常のカーテンコールを終えると、客席からはいつになく盛大な拍手が送られます。そしてここから1周年を記念した特別カーテンコールがスタート。劇場内が再び暗闇に包まれると、「ジェリクルソング」のナンバーに乗せて24匹の猫全員による挨拶が行われます。
「本日は『キャッツ』横浜公演にご来場いただき誠にありがとうございます。昨年11月11日開幕した『キャッツ』横浜は本日を持ちまして1周年を迎えることができました。これもひとえに、お客様の温かいご支援の賜物と出演者・スタッフ一同心より御礼申し上げます」
(右下)ラム・タム・タガーが再び登場!YOKOHAMAの“A”の字をこっそり持っていこうとしますが見つかってしまいます。
『キャッツ』横浜公演ならではの挨拶が続き、最後は全員で「ありがとうございました」と心からの感謝を伝えました。
すると、舞台の至る所から「CATS 1周年 YOKOHAMA」という16個のオブジェが登場。そのオブジェは猫たちの手によって完成され、舞台上で大きく存在感を表わしていました。
『キャッツ』横浜公演1周年仕様の特別オブジェが登場しました。
『キャッツ』横浜公演は、更なるロングラン公演を目指しさらに勢いをつけていくことでしょう。是非、横浜公演でしか味わうことのできない、“緊密な空間、より一層増した一体感”を体験してみてください。
『キャッツ』横浜公演1周年記念特別カーテンコールの様子
