
出演候補者メッセージ
携帯待ち受けの秘密2 〜マンゴジェリー編〜
(撮影:荒井 健)
ブログをご覧のみなさま、こんにちは。マンゴジェリー役の武藤 寛です。
僕たちの共通点、わかりましたか?
正解は・・・
「神奈川県出身」です!
僕は横浜で生まれ、子どもの頃は横須賀で育って、大人になってから
再び横浜に戻ってきたのですが、横浜の街は本当に魅力的なんです!
そして、『キャッツ』は、お客さんとして舞台を観ていた頃から
ずっと憧れていて、「いつか出演したい」と思い続けてきた作品です。
愛してやまない横浜で『キャッツ』が上演されるなんて・・・。
今から楽しみで仕方ないし、「絶対に成功させたい!」
という思いで燃えています。
横浜はやっぱり海をなくしては語れないですね。
港町って入ってくるところでもあり、出ていくところでもある。
それがなんだか「キュン」とさせるというか。
「山下公園」や「大さん橋」で海風にあたりながら
“濱のマンハッタン”が暮れゆくのをぼーっと眺めて
ちょっと悲しい感じを味わうのが好きなんです。
この景色を“濱のマンハッタン”と名付けています
あとはベイ・クオーターから出ているシーバスに乗って
海から横浜を眺めるのも最高です。
自転車に乗っていろいろ巡るものおすすめですね。
中華街には美味しいものがたくさんあるし。
まだまだたくさんあって書き足りないです!
ベイ・クオーターのシーバス乗り場
僕が演じているマンゴジェリーという役は、
メス猫のランペルティーザとカップルの「泥棒猫」です。
マンゴジェリーは、「歌って」「踊って」「メス猫をリフトして」
と、体力的にもかなりキツい役なので、最初は与えられたことを
こなすだけで精一杯でした。
どのように役をつくれば良いのかしばらく悩んでいたのですが、
ある時、李 涛くんのマンゴジェリーを観たときに、
「今までにないマンゴジェリーだ!」と思い、
「僕にしかできないマンゴジェリーをやろう!」と
思えた瞬間があったんですよね。
それからは本当に試行錯誤の繰り返しでした。
村さんに「こく普通の当たり前のこととして存在すること」と
アドバイスをいただいたり、芝さんに「お前が頑張ってるだけじゃ
だめなんだよ。お客様はマンゴジェリーが観たいんだよ」と
ヒントをいただいたり。
そうしているうちに、だんだん周りのいろんなものが見えて
楽しくなってきたんです。
最初の頃は必死すぎて「自分がこれをやらなきゃ」という
気持ちだけが大きくなってしまっていたんですよね。
マンゴジェリーを演じたことによって、自分が舞台に立つ
スタンスが変わりました。
東京公演からはラム・タム・タガーでも出演しているのですが、
先輩方がすごく個性的で魅力的な方ばかりなので
僕も自分にしかできないタガーを深めていきたいですね。
『キャッツ』も横浜の街も思いっきり楽しんでください。
ヨコハマで待っています!
(マンゴジェリー役 武藤 寛)
『キャッツ』横浜公演 開幕まであと57日!
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