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【詳報】『キャッツ』福岡公演、製作発表会見から期待感最高潮!

12月16日(月)にグランド・ハイアット・福岡で開かれた『キャッツ』福岡公演の製作発表会見。
15年ぶりとなるジェリクル舞踏会in福岡に、早くも多くの皆様から熱い期待が寄せられています!

撮影:阿部章仁


壇上をとらえるTVカメラは約20台にのぼり、振付家の加藤敬二を中心にグリザベラ役の織笠里佳子、シラバブ役の和田侑子、ラム・タム・タガー役の芝 清道、スキンブルシャンクス役の岸 佳宏、ジェリーロラム役の熊本亜記、ジェミマ役の松山育恵、タントミール役の高倉恵美(いずれも候補)の7人の俳優がフルメイクで勢揃い。芝と熊本と高倉の3人は地元福岡県の出身です。

まず挨拶を行ったのは劇団四季取締役の吉田智誉樹。
「『キャッツ』は30年の歴史があるだけでなく、時代とともに進化しているという稀有な舞台です。1983年の新宿での初演は1年間のロングランでしたが、11年後の品川での公演は2年、さらに8年後の五反田での公演は4年6カ月ものロングランを記録しました。今回、福岡では3度目の上演となりますが、九州の皆様からの熱いリクエストをいただいての上演決定となっております。『キャッツ』とも劇団四季とも所縁の深い福岡で、できるだけ多くのお客様にご覧いただけるよう、精一杯の努力をしてまいります」

『キャッツ』上演を熱望されていた皆様から盛大な拍手が送られると、続いてマイクが渡されたのは加藤敬二。
「『キャッツ』福岡公演を15年ぶりに上演できることを嬉しく思っております。前回1998年に開幕した公演では、演出家をはじめ劇団総がかりで“新しい『キャッツ』を作ろう!”と取り組み、大きなリニューアルが成し遂げられました。ですから、福岡は今ある『キャッツ』の原点とも言える場所です。これまで全国のお客様の愛によって育てていただき、先月30周年を迎えることができた『キャッツ』を、この福岡で再び皆様にお届けできる。そんな素晴らしい機会に巡り合えたことに、今、この上ない喜びを感じています」

そして、俳優としても振付家としても『キャッツ』と相思相愛にある加藤に、記者の方々から次々に質問が寄せられ、作品の魅力が語られていきます。
「スケールの大きさと圧倒的なパフォーマンスはもちろん、観る方の人生観によって、まるで詩を読むように様々な姿で立ち現われるのが『キャッツ』です。その独特の世界は劇場に入った瞬間から始まり、劇場の中では人間と猫の関係が逆転しています。そして、リアルな猫たちの躍動は自由なイマジネーションを刺激し、無限の可能性と生命の奇跡を感じさせてくれるはずです」(加藤)

こうして加藤の言葉を受けて、7匹のジェリクルキャッツが壇上に登場! 「オーバーチュア」、「ラム・タム・タガー~つっぱり猫」、「スキンブルシャンクス~鉄道猫」、「メモリー」の4曲を披露しました。その様子は、ぜひ動画でチェックしてみてください!
そして、会見の最後には芝 清道が、故郷である福岡への思いを込めて挨拶に立ちました。

「『キャッツ』は、芝居・歌・ダンスと3拍子そろったミュージカルの王道、ミュージカルの魅力が満載された作品です。私は23年前の1990年、この福岡で初めて『キャッツ』に出演しました。その時の感動とお客様の熱気は、今でも忘れることができません。ほんなこつ、よかったです!その感動を再び九州の皆様にお届けできるよう、出演者一同、全力で取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます!」

九州の皆様の期待をひしひしと感じながら幕を閉じた製作発表会見。集まった記者の方々も「来てくれると信じてました!」、「今から楽しみです!」と興奮の面持ちで語ってくれました。

『キャッツ』福岡公演は、2014年4月中旬の開幕予定。
春の訪れとともにやってくるジェリクルキャッツが、九州に愛と元気と感動をお届けすることを約束します!



『キャッツ』福岡公演 / キャナルシティ劇場にて2014年4月開幕

四季の会先行発売: 2月9日(日)
一般発売    : 2月16日(日)

お問い合わせ 劇団四季 福岡オフィス
TEL:092-482-2013
FAX:092-482-2015

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キャッツ

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