1月12日(日)、自由劇場で上演中のファミリーミュージカル『ふたりのロッテ』が千秋楽を迎えました!
ドイツの国民的作家・ケストナーの代表作である、わくわくと優しさに溢れた物語。生き別れになっていた双子の姉妹が偶然出会ったことから、家族の絆を取り戻す冒険が始まります。
今回の公演は冬休み期間中ということもあり、連日、劇場はお子様を連れたご家族で賑わってきました。特に、幼稚園や小学校低学年のお子様が身を乗り出すように舞台に釘付けになっている姿は、ミュージカルの持つ普遍的な魅力を改めて感じさせてくれました。
優雅なバレエの踊り、優しく透き通るような歌声、困難にも果敢に立ち向かっていく姉妹の勇気。
子どもたちは、この舞台からきっと多くのものを受け取ってくれたはずです。
カーテンコールは大きな拍手によって幕を閉じ、ファミリーミュージカル恒例の俳優によるお見送りでは、子どもたちの素敵な笑顔をたくさん見ることができました。
コンパクトで親密感のある自由劇場は、ファミリーミュージカルの持つ舞台と客席が一体となる力をより引き立ててくれます。ぜひ次回上演作にもご注目ください。
そして、同劇場では1月19日(日)から『思い出を売る男』が開幕します。劇団の恩師ともいえる劇作家・加藤道夫が遺した、物悲しくも心あたたまる「現代のおとぎ話」。劇団が誇る実力派俳優揃っての上演となります。どうぞご期待ください!