過去のニュース記事

『はだかの王様』出演俳優が、長崎市で「美しい日本語の話し方教室」を実施しました

毎日公演地を変え、日本全国を巡演している『はだかの王様』カンパニー。
公演の合間をぬって、劇場以外の場所でも様々な活動を行っています。
今回は、はじめての「美しい日本語の話し方教室」実施となった、長崎市での授業の様子をお送りします。

「美しい日本語の話し方教室」は俳優たちが小学校を訪れ、日本語の特徴と劇団四季の方法論である"母音法"を使い、美しい日本語の話し方をわかりやすく教える授業です。
今回は、長崎市の聖マリア学院小学校の5・6年生の子どもたちが参加しました。

この日、先生を務めたのは、『はだかの王様』に出演中の塩地 仁、嶋野達也、野田彩恵子の3人。
元気いっぱいな子どもたちに出迎えられ、はじめの挨拶から大きな声が部屋中に響きます。
1学年1クラスの学校のため、校内では家族のように一緒に育ってきた子どもたち。慣れない母音法を恥ずかしそうに練習しながらも、集中して意欲的に授業を受ける姿勢が印象的です。子どもたちは俳優の説明に大きく頷いたり、積極的に質問に答えたり、真剣に俳優たちの話に聞き入ります。

“ことば”をつかって思いを伝えることが、人と人との関わりの上で大切なことだと学んだ子どもたち。
どうしたらきちんと思いが伝わるのか勉強した後は、ミュージカル『ユタと不思議な仲間たち』のナンバーである「友達はいいもんだ」を全員で合唱します。
クラスメイト全員の顔を見渡しながら歌詞のメッセージを感じ、“ことば”を音楽に乗せて一生懸命伝えます。

あっという間の授業が終わると、大きな拍手に包まれて教室を後にした3人。
子どもたちからは、「“ことば”の大切さを感じた」「これから話すときには注意したい」という声が上がりました。

これからもツアー公演を続ける、『はだかの王様』カンパニー。
2月2日(日)には、佐賀県・鳥栖市民文化会館にて、一般のお客様にご覧いただける公演を行います。
お近くの方は、ぜひ劇場に足をお運びください!

演目情報

はだかの王様

  • 作品紹介はコチラ
  • イベント情報はコチラ
  • 関連ニュースはコチラ
  • チケットのお求めはコチラ