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『ふたりのロッテ』前橋公演にて、2014年度の「こころの劇場」が初日を迎えました

5月1日(木)、『ふたりのロッテ』前橋公演において、2014年度の「こころの劇場」(※)が初日を迎えました。

「子どもたちの心に、生きていく上で最も大切なことを舞台を通じて語りかけたい」という祈りの下、2008年から実施している「こころの劇場」。
2014年度の「こころの劇場」の初日となったこの日は、前橋市内の35校2,245名の小学6年生の児童が『ふたりのロッテ』を観劇しました。

会場となった前橋市民文化会館には続々と子どもたちが到着。礼儀正しい子が多く、「こんにちは!」と積極的に挨拶をしながら入場していく姿がとても印象的でした。
開演前の客席では、「私、ミュージカル観たことがないから、すごく楽しみ!」と期待に胸を膨らませている子や、友達同士でストーリーを予想している子の姿がたくさん見受けられ、開演を心待ちにしている様子がうかがえました。

劇場&入場&開場前.jpg
(上段左)前橋市民文化会館 (上段右)ご来場の様子
(下段)開演前の客席

そして、いよいよ開演。客席からは自然と大きな拍手や歓声が沸き起こり、「みなさん、こんにちは」という俳優の呼びかけに対しても、「こんにちは!」と子どもらしい元気な返事が返ってきました。コミカルなシーンでは声をあげて笑ったり、隣の席の友達と顔を見合わせて笑ったりするなど、純粋に舞台を楽しんでいる様子が伝わってきました。

お見送りでは、「とっても楽しかったです!」、「最後のシーンが感動した!」と口々に感想を言いながら俳優と握手をしたり、俳優のもとに駆け寄ってハイタッチをしたりする子どもの姿が至るところで見受けられました。また、「ミュージカルを観たのは初めてだったけど、面白かった。踊りが全部揃っているのが凄い。またミュージカルを観てみたい。」、「ロッテとルイーゼが力を合わせて両親を仲良くさせて、家族仲良く暮らせるのが良かった。」との感想も寄せられました。劇場を出た後も、興奮した様子で先生や友達と感想を伝え合ったり、劇中の歌を歌ったりしながら、子どもたちは笑顔で帰っていきました。

カーテンコール&お見送り.jpg
(上段)カーテンコールの様子
(下段)お見送りの様子

今回の公演をご覧になった前橋市教育委員会の佐藤博之教育長からは、「子どもたちが大喜びしていましたね。ありがとうございました。」と感謝のお言葉をいただきました。また、引率でいらっしゃった先生からも、「子どもたちが心から楽しんでいるのを見て、すごく感激しました。恥ずかしながら、私は『こころの劇場』という活動を全く知らなかったのですが、今日こうして子どもたちの喜ぶ姿を見て、とても意味のある活動だと思いました。ぜひまた来年もお願いします。」とのお声をいただいております。

劇団四季は、本年度も「こころの劇場」を通して一人でも多くの子どもたちの心に寄り添い、感動を届けて参ります。


(※)「こころの劇場」は、「子どもたちの心に、生命の大切さ、人を思いやる心、信じ合う喜びなど、人が生きていく上で最も大切なものを、舞台を通じて語りかけたい」という祈りの下、日本全国の子どもたちを劇場に無料招待し、演劇の感動を届けるプロジェクトです。多くの企業や行政の方々のご支援、ご協力を得て実施しております。本年度は、日本全国160都市で464回の公演を行い、56万人の小学生を招待する予定です。

演目情報

ふたりのロッテ

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