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『コンタクト』の稽古が進行しています!

先日お伝えした劇団内オーディションによる選考を経て、いよいよ『コンタクト』の稽古が始まりました!

※オーディションVTRは、こちらで公開中です!
http://www.shiki.jp/special/contact/trajectory/

稽古の指揮を執るのは、主要キャラクターの一人マイケル・ワイリー役として初演より出演経験のある、加藤敬二。
言葉よりもダンスで物語を語っていく特殊なミュージカル―「ダンスプレイ」である本作において、俳優たちには、より深い振付への理解力と表現力が求められます。
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「ただ踊っているだけ、動きを辿っているだけでは物語は紡がれない。なぜその振付なのか? なぜその位置で踊るのか? 振付の裏にある動機や心理を掴むことを忘れずに」
「そのダンスがどういう状況、どういう内面から生まれたのか?という『振付の奥』と、そのダンスが何を生み出し、どうストーリーを導いていくのか?という『振付の先』を意識すること」
「この作品には、動きの中に指定された数々の『段取り』がある。これが一通りできるようになると、どうしても"できた""ちゃんとやった"という気持ちになるが、とんでもない。今は段取りを含めた自分のダンスを固めるのに必死だとは思うが、決して独りよがりにならないように。『コンタクト』とは、人と人との触れ合い。コミュニケーションが何よりも重要なこと。互いを信頼して、交流を大切にしながら芝居をするように」
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オーディションに合格した喜びも束の間、出演候補の俳優たちを待っていたのはハイレベルな稽古漬けの毎日。オーディションはあくまでも第一関門。この稽古の中で本公演のレベルに達することができなければ、やはり舞台に立つことは叶いません。
演劇界ではよく"観る天国、演じる地獄"と言います。トニー賞を受賞した最高峰の舞台であるなら尚更、大きな壁も苦難も挫折もあることでしょう。ですが、すべてを乗り越えて、カンパニーが一丸と開幕当日を迎えた時、客席には天国が広がっていることを信じて――
これからも日々、俳優たちは厳しい稽古を積み重ねていきます。

撮影:下坂敦俊

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コンタクト

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