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コラム

「浅利慶太追悼公演」第3弾ミュージカル『エビータ』の稽古場から

6月17日(月)から東京・自由劇場で上演されるミュージカル『エビータ』。今、四季芸術センター(横浜市あざみ野)では、開幕に向けた稽古が行われています。

この公演は「浅利慶太追悼公演」として、昨年7月に永眠した劇団四季の創立者で演出家の浅利慶太を偲び上演するものです。
『エビータ』の日本初演は1982年。その4年前の78年にイギリス・ロンドンで幕を開け、高い評価を受けたこのミュージカルを、四季では浅利慶太オリジナル演出として創作しました。
物語の舞台はアルゼンチン。私生児として生まれ、田舎で貧しい幼少時代を過ごしたエビータことエバ・ペロンが、大統領夫人にのぼりつめるも、病により33歳で短い生涯を閉じるまでを描きます。
権力を得るために行動するエバの野心と、一方で国民から深く愛される彼女の姿とを多面的に描いたこの作品を、浅利演出版では、より深く、より共感を与えるドラマへと仕上げました。

4月半ば。稽古場に俳優・スタッフが一堂に会して行われた稽古はじめでは、四季が『エビータ』の上演を決めるに至ったまでの想いや、浅利の演出意図を振り返り再確認する時間が。一同は、日本初演当時のエネルギーに想いを馳せ、今回初めてキャスティングされた俳優を経験者らが支えながら、稽古に臨んでいます。
俳優たちの中心で指導をするのは、浅利からの信頼を受け、数々の言葉を聞いてきた荒木美保。同じ場面を繰り返しながら芝居を深める「小返し稽古」が行われた5月のある日。エビータが国民の前で演説する「カサ・ロサーダ」の場面で、荒木は「お客様の頭上にエビータが居るという構造を意図してこの場面がつくられています。国民一人ひとりが、エビータと目を合わせて」と、浅利の言葉を教え伝えていました。

浅利の意志を受け継ぎ、祈りを込めて上演する「浅利慶太追悼公演」第3弾ミュージカル『エビータ』。
東京公演(自由劇場)の前売りチケットはすでに完売につき、7月開幕の名古屋公演(名古屋四季劇場)、8月から始まる全国公演がおすすめです。ぜひご覧ください。

『エビータ』名古屋公演

『エビータ』全国公演

(撮影:上原タカシ)
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