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コラム

『パリのアメリカ人』海外クリエイティブスタッフによる稽古が行われました

現在、横浜市・KAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉で上演中の『パリのアメリカ人』。8月11日(日・祝)の横浜公演千秋楽、そして9月1日(日)の名古屋公演開幕を控えた7月下旬、海外クリエイティブスタッフによる稽古が行われました。

作品の品質を保ち、さらに磨きあげるために今回来日したのは、演出・振付アソシエートのドンティー・キーン氏と振付アシスタントのダスティン・レイトン氏。
本番の公演を観たあと、さっそく劇場での稽古が始められました。

日本初演時の稽古に参加していたふたりは、俳優たちとは半年ぶりに再会。互いの姿を見つけると、声をあげて手を振り、ハグをしてしばらくぶりの再会を喜び合います。
「とても良い状態。皆さんの努力に満足しています」と笑顔で語りかけるドンティー氏。「でもさらに良くするために」と前置きをして、気になった点を指摘していきました。
公演が終わった後の俳優たちは、疲れた顔も見せず、作品の質を高めるために、食い入るようにその言葉すべてを吸収しようとします。
ドンティー氏は、「その時の感情は?」「どうしてそうしているの?」「どんな時代なの?」と俳優に問いかけ、その答えを聞いてさらに問う、という作業を繰り返しながら心情を掘り下げ深めていきました。

その頃、アンサンブルは、ダスティン氏から振りや動線確認の指導を受けていました。「一つひとつの瞬間を大事にして。ただの動きや振りにならないように、リアルに生きて」。単なる振付ではない、ドラマを表現するためのダンスが、この作品の魅力の一つ。登場人物の感情を身体で表現しながら、物語を紡ぎ深めるための稽古が続けられました。

翌日の開演前には、ジェリー役とリズ役によるパ・ド・ドゥ(男女ふたりによるバレエ)の確認、そして終演後にも再開。限られた時間の中で濃密な稽古が実施されました。
さらに磨きがかけられていくミュージカル『パリのアメリカ人』。横浜公演は8月11日(日・祝)まで。どうぞお見逃しなく!

(撮影:下坂敦俊、劇団四季)

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