8月4日(日)、ミュージカル『パリのアメリカ人』横浜公演(KAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉)にて、「第一三共Presents 家族のきずなシアター2019」が実施されました。
この活動は、第一三共株式会社と劇団四季との共同主催によるもので、"演劇を通じて、病(がん)と闘う患者さんとそのご家族に、舞台の感動と元気をプレゼントしたい"という思いから2010年に始まりました。以降、毎年継続して行われ、今年で10回目を迎えます。
当日は、第一三共グループの社員および、認定NPO法人「がんサポートコミュニティー」の方々がボランティアスタッフとして運営に参加され、約500名をご招待しました。
舞台をご鑑賞いただいた後には、出演者との交流の時間が設けられ、質問コーナーを開催。
『パリのアメリカ人』をご覧になったばかりの皆様からは、「どうやってモチベーションを保っていますか?」「パワフルなダンスをするために意識して摂っているものは?」などの質問が続々と寄せられました。
最後に、出演者たちが"歌のプレゼント"として、劇中歌「スワンダフル」を披露。軽やかなハーモニーで劇場が満たされました。
お客様が劇場を後にされる際は、出演者たちがお見送り。
「ありがとうございました」「とても素敵でした」と声をかけてくださるお客様に、お見送りをしていた出演者たちも励まされたよう。最後のお一人が帰られるまで、あちらこちらで温かな交流が生まれていました。
四季は、今後も各企業の方々と手を取り合い、演劇を通じた社会貢献活動を続けてまいります。
第一三共株式会社 代表取締役会長 中山讓治様より
「『家族のきずなシアター』は、日本を代表するミュージカルを通して、日頃病と向き合っておられる皆さん、そしてそれを支えておられる家族の皆さんのきずなを確かめ合うという趣旨で始まりました。
今日『パリのアメリカ人』を初めて観劇し、すごいエネルギーと圧倒的なパワーを感じました。
日頃、がんと戦っておられる患者様、そのご家族の皆様がこれからも豊かな生活を続けていくことを祈念しております」
認定NPO法人「がんサポートコミュニティー」理事長 渥美隆之様より
「感動を言葉にするのは得意ではありませんが、若い頃を思い出させてくれるような舞台でした。
若い頃の元気が湧いてくるような機会を与えてくださり、本当にありがたいことです。
この機会を与えてくれた皆さん、そしてボランティアの皆さんに心から感謝の言葉を送ります」