ページ内を移動するためのリンクです。

このページのコンテンツへ

コラム

『パリのアメリカ人』京都公演に向けて――稽古レポート

昨年1月に東京で日本初演の幕を開け、横浜、名古屋と上演されてきたミュージカル『パリのアメリカ人』。今月からは、ついに関西へ。京都・京都劇場にて、3ヵ月にわたり上演されます。

『パリのアメリカ人』は、1952年にアカデミー賞を受賞した同名映画に想を得たミュージカル。世界で活躍する振付家クリストファー・ウィールドンが演出・振付を手掛け、戦後間もないパリを舞台に繰り広げられる若者たちのドラマを、スタイリッシュに、鮮やかに舞台化させました。

名古屋公演千秋楽から間もなく、次なる京都公演に向けて稽古を再開したカンパニー。初演から1年が経過し、稽古場にはよりいっそう強い信頼とチームワークが築かれた出演経験キャストに加え、新キャストの姿も。
繊細で独創的な振付で、高度なダンス技術が求められる本作。1幕冒頭から、ていねいに小返し稽古(場面を区切って繰り返す稽古)を行っていました。

俳優たちの中心で指揮をとるのは坂田加奈子。
1幕1場、ジョージ・ガーシュウィンの名曲「協奏曲へ長調」の躍動するメロディに乗せて描かれる「オープニングバレエ」では、戦後のパリの混乱や、帰還兵と妻との再会などが息もつかせぬテンポで展開。喜びと愛をエネルギッシュな踊りで表現し、観客を一気に物語に引き込みます。坂田は稽古を止めて俳優たちに問いかけました。
「皆さん、一つひとつの動きが当たり前のようになっていませんか?」

戦争で負った心の傷を乗り越え、一歩を踏み出そうとするパリの人々を描くオープニング。一人ひとりの背景や複雑な想いを、言葉ではなく、身体で語るこのシーンでは、一つひとつの動きに明確な意思や目的が求められます。
坂田はその後も俳優たちと対話を繰り返しながら導き、物語を深める作業が続けられました。

京都公演は2月22日(土)開幕。公演中は、「リハーサル見学会」「オフステージトーク」などの劇場イベント・キャンペーンが開催されます。さらに、学生限定でチケット料金が割引になる「キャンパスクーポン」も。
関西初登場となる『パリのアメリカ人』京都公演に、どうぞご期待ください。

PAGE TOP