9月19日(土)、海老名市文化会館 大ホール(神奈川)にて、ミュージカル『コーラスライン』全国公演が開幕しました。
『コーラスライン』は、ある新作ミュージカルのオーディションを描いた物語。
ショービジネスの世界で生きる若者たちの等身大の姿を描いたこの作品は、1979年の日本初演以来、劇団四季の大切なレパートリー作品の一つとして、日本各地で繰り返し上演されてきました。今回は、2015年から16年にかけて行われた東京・全国公演以来、約4年ぶりの上演となります。
本来であれば、今年4月に全国公演をスタートする予定だった本公演。新型コロナウイルス感染症の影響で、この秋の開幕となりました。
できるかぎりの衛生対策を実施して迎えた初日。この日をお待ちくださっていたお客様がつぎつぎと来場し、劇場が期待と静かな熱気に満ちます。
開演すると、目の前で展開される圧倒的なパフォーマンスとドラマに引き込まれていく様子が見受けられ、物語の終盤では涙を浮かべるお客様の姿も。
終演後のカーテンコールでは、舞台に立つことの喜びを実感するような晴れやかな笑顔を見せる俳優たちに、いつまでも熱い拍手が送られました。
『コーラスライン』は、来年1月まで全国を巡演し、2021年1~2月にはキャナルシティ劇場(福岡)にて上演、舞台の感動を皆様にお届けします。あなたの街を訪れる日をどうぞお楽しみに。
※上演に際し、劇場の衛生対策を徹底させていただきます。ご一読のうえ、ご来場くださいますようお願い申し上げます。
※舞台写真は前日に行われた通し稽古より
(撮影:下坂敦俊、劇団四季)