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コラム

『はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~』創作の現場より――プレ稽古レポート

8月に開幕を控える新作オリジナルファミリーミュージカル『はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~』。2月の劇団内オーディションを経て出演候補に名を連ねた俳優たちが、今月から可能な限り稽古場に集い、「プレ稽古」を開始しました。本格的な稽古始めまでの約2週間、歌唱・台詞・振りに集中して、役の基礎を身体に入れ込みます。

最初に行われたのは音楽稽古。音楽監督を務める清水恵介さんから、発声練習が伝授されました。四季の俳優たちが日常的に行っている開口訓練やハミング発声の他、独自に考案された、実に10数種類ものトレーニングメニュー。「毎日繰り返すことで、心に余裕をもって発声できるようになります」との言葉に、俳優たちは真剣な表情で取り組みます。

音楽監督・清水恵介さんによる発声練習

続くコーラス稽古では、音楽部のスタッフから「プレ稽古期間の目的は、きっちり音程とリズムを取ること。ニュアンスに逃げないよう、譜面に忠実に」と呼びかけスタート。「ポップスの要素が強いナンバーに関しては、ただきれいに歌うだけでは成立しない」「それぞれがソリストとしてエナジーを送るくらいの意識で」「言葉をしっかり音に乗せて」など、実際の歌唱を通して、ひとつずつ課題をクリアにしていきます。

音楽部によるコーラス稽古

また別の日には、演出を手掛ける山下純輝による台詞稽古が行われました。アンサンブルのメンバーを前に、どの台詞を誰が読むか、各々の声域を確かめて割り振りながら進行。稽古場で物語の一端が立ち現れる、新作ならではのステップとなりました。

演出・山下純輝による台詞稽古

また、振付を担当する松島勇気による、振り稽古も進行。
冒頭の象徴的なナンバー「聖なる樹よ」では、大樹に祈りを捧げる大昔の人々の力強いダンスに、俳優たちの息が上がります。神秘的で美しいメロディと、躍動感あふれるリズムが相まって、作品の輪郭が立ち上がります。

振付・松島勇気による振り稽古

一方、別の稽古場では、大昔から来た少女・ハシバミの振り稽古が集中的に行われました。「体に沁みついている動きが、だんだん思い出されてくるように」など、具体的なイメージを松島から共有。
同じく、主人公・スキッパーとその相棒となるホタルギツネのデュエットナンバーの稽古も。壮大な物語の合間に紡がれる、二人の軽妙なコンビネーションは、思わず笑みのこぼれるシーンになりそうです。

(左)主人公・スキッパー役とホタルギツネ役の振り稽古(右)ハシバミ役の振り稽古

『はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~』東京公演(竹芝・自由劇場)は、いよいよ明日22日(土)「四季の会」会員先行予約開始。
「人とのつながりの大切さ」をテーマに、劇団四季が贈る壮大なファンタジー。どうぞご期待ください。

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