11月16日(火)、北海道札幌市にて、日産労連NPOセンター「ゆうらいふ21」の主催によるファミリーミュージカル『はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~』のクリスマスチャリティー公演がスタートしました。
この公演は、"全国各地のハンディキャップをもつ方々やそのサポートをされている方々に「夢や希望」「いつまでも思い出に残る本物の舞台」を届けたい"という思いから、1976年から実施されている取り組み。日産労連の組合員が毎月100円ずつ積み立てた「福祉基金」を元に、福祉活動の一環として行われ、今年で46年目を迎えました。
チャリティー公演初日となった札幌公演では、組合員47名の方々がボランティアとして参加。朝早くから舞台設営作業をお手伝いくださったのち、開場前には来場者の方々の誘導に備えて綿密な打ち合わせを行いました。
カンパニーのなかには、今回初めてクリスマスチャリティー公演に参加する俳優も。開演前のミーティングでは、この活動の意義や思いが改めて伝えられ、心をひとつに舞台へと向かいます。
この日来場したのは32施設、526名の方々。入り口でサンタクロースや雪だるまに迎えられたお客様は、楽しみに待っていてくださった様子で会場の中へ入っていきます。
幕が上がると、最初は少し緊張気味だった客席も、物語が進むにつれて舞台と一体となっていく様子が見られました。
昨年はコロナ禍の影響を受けて断腸の思いで中止せざるを得ず、今回約2年ぶりの開催となったクリスマスチャリティー公演。
12月21日(火)まで、全国16都市に心を込めて舞台の感動をお届けいたします。