ミュージカル『ノートルダムの鐘』の開幕を明日に控えた本日20日(金)、会場のKAAT 神奈川芸術劇場〈ホール〉で最終舞台通し稽古が行われ、メディアや関係者に公開されました。
15世紀末のパリ・ノートルダム大聖堂を舞台に繰り広げられる本作。
人間の"光"と"闇"を真正面から描いたストーリー、心に響く美しい数々の音楽、緻密に練り上げられた演出。そして、いまを生きる人々に届けられる、普遍的な祈りと、問い――。
これら複合的な魅力によって、2016年の日本初演以来、熱い反響をいただき、お客様から多くの再演リクエストが寄せられました。
劇団四季にとって2年ぶり、首都圏では4年ぶりの上演となる今回の公演に向けて、あらためて作品と新鮮に向き合い、一から築き上げてきたキャストたち。
物語に込められた祈りを語り部として届けるため、"言葉"と忠実に向き合い、そしていくつもの課題に取り組んできました。
緊張感に包まれるなか、通し稽古がスタート。
物語が終幕を迎えると、しばらくの静寂のあと、客席から熱のこもった拍手が送られました。
明日21日(土)より待望の再演を迎える『ノートルダムの鐘』横浜公演は、8月7日(日)までの期間限定公演です。
観れば観るほど深く心に沁みるミュージカルを、ぜひご覧ください。
(撮影:阿部章仁、劇団四季)