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コラム

『キャッツ』名古屋公演に向けて――技術の現場より

7月18日(月・祝)に開幕を控えたミュージカル『キャッツ』名古屋公演。
四季芸術センター(横浜市あざみ野)では、技術スタッフによる開幕に向けた準備が着々と進められています。

『キャッツ』の物語の舞台は「都会のゴミ捨て場」。
猫の目線に合わせて作られた、実物の3~5倍サイズのゴミのオブジェが、舞台から客席に至るまで飾られています。なかには、公演地ならではのアイテムをゴミのオブジェに仕立てた"ご当地ゴミ"も。これまでの公演地でも、楽しみの一つとしてお客様に親しまれてきました。
果たして今回の名古屋公演では、どのような"ご当地ゴミ"が登場するのか...ぜひ劇場でご覧ください。

衣裳、ヘアー・メイクスタッフによるメンテナンス作業も行われています。
舞台上でエネルギッシュに歌い踊る猫たち。
彼らの衣裳は、日々の公演でどうしても摩耗したり色落ちしたりしてしまうもの。色落ちしてしまった部分は染め直し、必要に応じてパーツから作り直して付け替えるなどしながら、クオリティを維持しています。
かつらも日々の着脱で抜けてしまう毛を、一本一本を丁寧に植えなおします。

また、ある日の稽古場では、本作への出演を目指す俳優を対象に、「メイク練習会」が行われていました。俳優たちが自ら施す"キャッツメイク"。ヘアー・メイクスタッフのアドバイスを受けながら練習を重ね、出演するその日までに完成を目指します。

舞台の裏側には大勢のスタッフが存在し、彼らの手によって唯一無二の"キャッツ・ワールド"が創り上げられているのです。

『キャッツ』名古屋公演は、12月30日公演分まで発売中。夏休み期間は残りわずかにつき、ご予約は9月以降の公演がおすすめです。

21年ぶりに名古屋で繰り広げられる『キャッツ』に、どうぞご期待ください!

『キャッツ』名古屋公演