11月15日(火)、富山県富山市にて、日産労連NPOセンター「ゆうらいふ21」の主催によるファミリーミュージカル『人間になりたがった猫』のクリスマスチャリティー公演がスタートしました。
この公演は、日産労連の組合員が毎月100円ずつ積み立てた「福祉基金」を元に、"全国各地のハンディキャップのある方々やそのサポートをされている方々に「夢や希望」「いつまでも思い出に残る本物の舞台」を届けたい"という思いから、福祉活動の一環として行われています。1976年に始まったこの取り組みは今年で47年目を迎え、今回は全国18都市で上演します。
組合員の皆様は、当日はボランティアとしてお客様のご案内など運営をサポート。
朝の全体ミーティングでは、カンパニーを代表して、第1回チャリティー公演『青い鳥』(1976年)に出演した俳優の吉谷昭雄(ステファヌス役)が、ボランティアの皆様に向けてご挨拶。
「このチャリティー公演は劇団四季もとても大切にしている公演であり、参加できてとても光栄です。続けていくことは本当に尊いこと。参加される皆さんに楽しんで帰っていただきたい」と、この活動の思いを共有しました。
この日は12施設、391名の方々がご来場。
幕が上がると、音楽やダンスに合わせ、身体を動かしたり手拍子をしたりしながら物語に引き込まれる様子が。ラストシーンを迎えると、客席は感動に包まれ、ひときわ大きな拍手が贈られました。
クリスマスチャリティー公演は、12月20日(火)まで全国18都市で上演。心を込めて、舞台の感動をお届けいたします。