本日12月18日(日)、京都劇場にて、ミュージカル『ノートルダムの鐘』が開幕しました。
15世紀末のパリを舞台に、ノートルダム大聖堂の鐘楼に住むカジモド、その彼を密かに世話する大聖堂大助祭フロロー、同警備隊長フィーバス、そして3人が愛してしまうジプシーの娘エスメラルダが綾なす愛の物語――。世界的文豪ヴィクトル・ユゴーによる原作「Notre-Dame de Paris(ノートルダム・ド・パリ)」が持つ重厚なテーマに正面から取り組み、人間の"光"と"闇"を鮮烈に描く本作は、上演を重ねる度に圧倒的な支持と感動の声をいただいてきました。
京都公演に向けた制作現場では、演出スコット・シュワルツ氏をはじめとする海外クリエイティブスタッフを迎えてブラッシュアップ稽古を実施。さらなる深みと磨きをかけた舞台をお届けするべく、邁進してきました。
迎えた京都公演初日。劇場は、この日を待ちわびてくださっていたお客様でいっぱいに。荘厳な音楽とともに登場人物それぞれの宿命を辿る物語が展開され、やがてラストシーンへ結実すると、深い感動が客席に押し寄せます。カーテンコールではスタンディングオベーションとなり、出演者たちへの熱い拍手が鳴り続けました。
『ノートルダムの鐘』京都公演は2023年4月9日(日)までの期間限定公演。どうぞお見逃しなく!
※舞台写真は前日までの舞台稽古より
撮影:野田正明