『バック・トゥ・ザ・フューチャー』劇団四季ミュージカル

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はじめに Introduction

マーティが踊る!ドクが歌う!!
デロリアンが疾走する!!!
驚きと興奮のミュージカルが、
未来へと進む勇気をくれる!

1985年に公開され、今なお愛され続ける傑作映画
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が、
2025年4月、
最高に楽しく愛にあふれたミュージカルとなって登場します!

脚本は、ロバート・ゼメキス監督とともに
映画版の脚本を手掛けたボブ・ゲイル。
音楽も、映画でおなじみのあのテーマ曲や
「The Power of Love」「Johnny B. Goode」が
観客の胸を躍らせます。
グラミー賞を受賞したアラン・シルヴェストリと
グレン・バラードによる
オリジナルのミュージカルナンバーも満載です!

そして、目の前で疾走するタイムマシン「デロリアン」。
その車体は細部まで緻密に再現されており、
映画から飛び出してきたかのよう!
舞台装置、映像、照明、音響が一体となった大迫力の
タイムトラベルシーンでは、
まるでアトラクションのような、
かつてない疾走感と没入感が味わえます。

海外で熱狂を巻き起こし、
ローレンス・オリヴィエ賞をはじめとした
数々の最優秀新作ミュージカル賞に輝いた
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。
老若男女誰もが笑い、驚き、
新たな一歩を踏み出す力が湧いてくる……
そんなとびきりの超大作エンターテインメントを、
ぜひ劇場でご体感ください!

ストーリー Story

1985年、カリフォルニア州ヒルバレー。
ロックスターに憧れる高校生のマーティ・マクフライは、
冴えない日々にうんざりしていた。
彼の友人である科学者の“ドク”こと
エメット・ブラウン博士は周囲から
変わり者扱いされていたが、
ついにデロリアンを改造したタイムマシンを発明する。
マーティはデロリアンの実験を手伝う中で、
アクシデントにより1955年のヒルバレーへ
タイムトラベルしてしまう。

その時代のドクを探し出し、
なんとか1985年に戻ろうと奮闘するマーティ。
ところが、あろうことか高校時代の
母親・ロレインに惚れられてしまう。
一方、若き日の父親・ジョージは内気で自信がなく、
ロレインに話しかけることもできない。

両親が恋に落ちなければ、自分が生まれない!
果たして、マーティは二人の仲を取り持ち、
未来に帰ることができるのか……!?

登場人物 Character

  • ヒルバレーに住む、ロックスターに憧れる高校生。両親、兄、姉と暮らし、さえない日々にうんざりしている。ある日、友人の“ドク”ことエメット・ブラウン博士に呼び出され、タイムトラベル実験の手伝いをすることに。その最中にアクシデントが起こり、偶然1955年にタイムトラベル。その先で若き日の両親に出会う。

  • 通称ドク。変わり者の科学者で、マーティの友人。デロリアンを改造し、タイムマシンを発明する。マーティに手伝ってもらいタイムトラベル実験を行っていたところ、命の危機にさらされる。1955年にタイムトラベルしてきたマーティに助けを求められ、彼を未来に帰すために協力する。

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みどころ Highlight

SF映画の金字塔「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ

原作は同名映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。全3作からなるシリーズで、今回のミュージカルは第1作目をもとに創作されています。
映画の製作総指揮はスティーブン・スピルバーグ、監督はロバート・ゼメキス、脚本はロバート・ゼメキスとボブ・ゲイルが共同で務めました。 第1作目の公開から40年近く経った今なお根強い人気を誇り、SF映画の金字塔として輝き続けています。

「PART1」の公開は、1985年7月。公開されるやいなや上映館を増やし、約8ヵ月半にもおよぶ異例のロングランヒットを達成。アメリカ国内総興行収入は2億ドルを記録し、86年のアカデミー賞では、脚本賞、音響賞、主題歌賞にノミネートされ、音響効果編集賞を受賞しました。
日本での公開は、85年12月。本邦でも大ヒットとなり、87年には日本アカデミー賞の外国作品賞を受賞しています。

シリーズを通して、世界中で高い人気を誇る「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。日本でも度々テレビで放映され、そのたびに高視聴率を記録しています。さらには映画の世界にとどまらず、アニメーション、ゲーム、そしてユニバーサルスタジオのアトラクションなどにも登場。様々なコンテンツで広く愛されています。
新たにミュージカルとして走りだす本作に、どうぞご期待ください。

映画の魅力はそのまま――映画の製作陣も数多く参加する
クリエイティブチーム

2014年、ロバート・ゼメキスとボブ・ゲイルは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』をミュージカルにするという構想を発表。「PART1」のみを原案にすること、映画音楽を担当したアラン・シルヴェストリが作曲を手掛けることなどが明かされました。
ついに形になったのは2020年2月。イギリス・マンチェスターで幕を開け、21年にはロンドン・ウェストエンドで開幕。開幕するやいなや大きな話題となり、22年には、英国演劇界で最も権威あるローレンス・オリヴィエ賞で7部門にノミネート。最優秀新作ミュージカル賞を受賞しました。23年にはブロードウェイ公演が開幕し、24年6月からは北米ツアーを予定。続けざまに公演地が拡大しています。

ミュージカルの演出を務めているのは、2002年に『ユーリンタウン』でトニー賞ミュージカル演出賞を受賞したジョン・ランド。脚本はボブ・ゲイルが、映画に続き担当しています。音楽を手掛けるのは、アラン・シルヴェストリ(「フォレスト・ガンプ/一期一会」でアカデミー賞作曲賞にノミネート)と、グレン・バラード(ミュージカル『ゴースト』作詞・作曲)。アカデミー賞歌曲賞にノミネートされた「The Power of Love」や、「Johnny B. Goode」など映画でおなじみの楽曲を取り入れながら、新たな『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の世界を作り上げています。

ミュージカルとして新たに走り出した『バック・トゥ・ザ・ フューチャー』

舞台化にあたっては、映画のストーリーラインを踏まえながら、コメディ色の強いエンターテインメントショーに昇華。なかでも“ドク”博士のキャラクターは映画よりもさらにユーモアに富み、観客の笑いを誘います。
もちろんミュージカルに欠かせない、歌とダンスで華やかに彩られるシーンもふんだんに。ヒルバレーの街の人々が歌う「It’s Only a Matter of Time」など、活気あふれるシーンが観客を沸かせます。
一方で、単なるユーモラスなSFドラマでは終わりません。ドクはユニークでエキセントリックなキャラクターというだけでなく、人類の進歩を夢見る生粋の科学者。ドクが歌うナンバー「For the Dreamers」には、科学者たちの夢や情熱、祈りが歌われ、そこには夢を諦めないすべての人々へのエールが感じられます。

作品を通して描かれるのは、未来を自らの力でつかもうと奮闘する登場人物たちの姿。本気でやれば、どんなことでも成し遂げられる――。
進む先にいくつもの選択肢がある現在。より良い未来を求めて必死に生きるマーティたちの姿は、私たちに自らの人生を選び生きる勇気を与えてくれるでしょう。

デロリアンが、観客の目の前で時空を超える
――衝撃的なタイムトラベルを実現した舞台美術

本作のもう一つの主役が、タイムマシン「デロリアン」の存在。そしてタイムトラベルシーンの圧倒的な表現方法です。劇場空間いっぱいに張り巡らされたその仕掛けに、驚きと絶賛の声が寄せられています。

原作映画でも、ユニークなデロリアンの存在と、タイムトラベルシーンの疾走感は強烈な印象を残します。この印象を損なうことなく、舞台上にさらなる驚きの表現を生み出したのが、美術デザインを担当するティム・ハトレーです。ロイヤル・ナショナル・シアターの作品をはじめ、ウェストエンドやブロードウェイで数多くの作品を手掛けています。また、イリュージョンをクリス・フィッシャーが務め、その驚くべき演出を実現させています。

舞台に登場するデロリアンは、実際に人間が乗り込める実物大。細部まで緻密に作りこまれた車体は、映画から飛び出してきたような錯覚を起こします。さらに驚くのは、その登場方法。作品の中で幾度となく登場するデロリアンですが、毎回新鮮な驚きをもって観客の前に姿を現します。最新技術を駆使した舞台機構が、その圧倒的な表現を可能にしているのです。

加えて、目を引くのがサーキットボードと呼ばれる装置。回路基板をイメージしたこのLEDボードが、客席の壁面や天井に設置されます。客席にせり出していることで、劇場空間を最大限に使用し、圧倒的なスケールを実現。これにより作品への没入感をいっそう高め、観客の興奮を最高潮に導きます。

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