劇団四季

ミュージックナンバー

「SOS」

かつて互いに惹かれ合い、結ばれたドナとサム。けれどそれは遠い昔の話。長い年月が流れる間、ドナはホテルのオーナーとして自立し、女手ひとつで一人娘を育て上げてきました。
波乱の人生を力強く生き抜いてきた女に、過去を振り返る理由などありません。そのはずなのに…なぜかわだかまりが解けず、自分に苛立つドナ。そんな彼女が、やはり過去を引きずるサムと言い争いの末、共に歌うのがこの曲です。
ABBAがヨーロッパでの人気を不動のものにするきっかけとなった、大ヒットナンバー。切ないジレンマを歌うふたりの心情と、誰の心にも狂おしいほどの青春を思い起こさせる曲想が、鮮やかなシンクロを見せてくれます。
届かない想い、変えられない過去、やり場のない気持ち。あなたに、ふたりの心の叫び「SOS」は届くでしょうか。

「勝者が全てを」( The winner takes it all )

実は『マンマ・ミーア!』の隠れたテーマソングと囁かれているこの曲。ミュージカル化のインスピレーションはこの曲から得られたとも言われています。
勝者は全てを手に入れ、敗者は悲しみを抱いて立ちつくしかない…。愛する人に去られ、人生に敗れた女性の想いを綴ったこの名曲に込められた歌詞こそ、ドナの苦しい過去へと通ずる回廊なのです。タイトルにもなっている「マンマ・ミーア!(Mamma Mia!)」や、このミュージカルの象徴とも言える大ヒットナンバー「ダンシング・クイーン(Dancing Queen)」以上に、ストーリー上に大きな意味をもたらしている曲だと言えます。
ドナの心の奥深くに眠る悲しみの上には、前向きに生きてきた半生や娘への愛情、小さな幸せが何層にも積み重なっています。だからこそ人々は皆、彼女にエールを送りたくなるのです。

「ダンシング・クイーン」( Dancing Queen )

ヨーロッパですでに火が点いていたABBA人気を一気に世界的なものへと押し上げた、言わずと知れた大ヒットナンバー。ディスコ全盛の時代に人々をフィーバーさせたこの曲が、ミュージカル『マンマ・ミーア!』でも大いに劇場を盛り上げてくれます。
まずは劇中、くよくよ悩むドナに親友ふたりが発破をかけるシーン。深く考えずにとにかく歌って踊って、昔の輝かしい自分たちを取り戻そう!とふたりに誘われ、やがて三人ですっかり青春時代へとタイムスリップするかのごとく熱唱する場面は、何度観ても心を躍らされます。
ガンガンにノリのいい曲というよりも、ゆったり気味のビートに乗せられたメロディラインにも引き込まれる、それでいてダンサブルなナンバー。ありそうでないこの魅力に、誰もが憑りつかれるのです。ミュージカル『マンマ・ミーア!』の世界にどっぷり浸かったあなたは、カーテンコールでもこの曲にきっと胸をはやらせるはず!

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