ダスキンコールセンターのオペレーターの皆さんを対象に『美しい日本語の話し方教室』を実施しました

劇団四季の社会貢献活動として全国各地の小学校を俳優が訪れ、四季の方法論のひとつである"母音法"を用いてはっきりと聞き取りやすい話し方を伝える『美しい日本語の話し方教室』。
この日は、2016年度「こころの劇場」の特別協賛企業である株式会社ダスキンのコールセンターのオペレーターさん約50人に研修として実施しました。

講師を務めたのは、現在京都劇場で上演中のミュージカル『ウェストサイド物語』に出演中の俳優・中村 伝、上川一哉、相原 茜の3名。

通常の「授業」が終わると、次に応用編として業務中によく用いる例文を取り上げて練習。
"M""N""W"の子音が含まれる音を発する際は音が後ろにこもる性質があるため、疲労を感じている時などは上手く音にならず、聞き取りにくくなりやすいとのこと。俳優たちが台詞を発する時も、前に飛ばす意識を持って話していることを伝えます。そのようなポイントに注意しながら、まずは母音のみ、最後は子音をつけての練習を行いました。

一音一音がよりはっきりと相手に届く感動を分かち合い、「今日お伝えしたことが皆さんの仕事の役に立てば僕たちも嬉しいです」と俳優たちは締めくくりました。

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    (写真右より)講師を務めた中村 伝、上川一哉、相原 茜。

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    オペレーターがよく使う例文を用いた応用編。受講者の皆さんは、俳優たちに負けないほどの大きな声で授業に参加してくださいました。

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    参加された方は「楽しく勉強できました」「さっそく母音での練習をはじめ、学んだことを共有していきます」とこれからの業務のヒントを得たようです。