本日4月8日(日)、KAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉にて、ミュージカル『ノートルダムの鐘』横浜公演が開幕しました!
2016年冬に東京で初演を迎えた本作は、開幕前よりチケット完売日が続出。急きょ首都圏リターン公演として決定したこの横浜公演には、高い注目がよせられていました。
初日公演には、開幕を心待ちにされたお客さまたちの期待の声と華やかな笑顔で、ロビーは賑やかに。一転、客席へと足を踏み入れれば、ノートルダム大聖堂をあらわす舞台セットが厳かな空気をまといます。
この作品は、ヴィクトル・ユゴーの原作「ノートル=ダム・ド・パリ」をもとにしたミュージカル。原作が放つシリアスな印象をたずさえ、人間の"光"と"闇"を真正面から描きます。
時は15世紀末、パリ。物語は、生まれながらに障がいをもちノートルダム大聖堂の鐘つき塔で暮らす主人公カジモドと、彼を密かに育てる大聖堂の聖職者フロロー、大聖堂警備隊長フィーバス。そして彼らが同時に愛してしまう美しきジプシーの娘エスメラルダを巡る、男女4人の愛憎を綴ります。
人間とは何か、怪物とは何か−−。愛とは、憎しみとは。美しさとは、醜さとは......。終幕にかけて客席に迫り来る、問い。場内が重く心に響く感動に包まれながらカーテンコールを迎えると、静寂から一転、舞台を務めた出演者らに万雷の拍手が送られました。
『ノートルダムの鐘』横浜公演は、8月28日(火)までの期間限定上演です。公演中は、「リハーサル見学会」や「オフステージイベント」のイベントを実施(いずれも「四季の会」会員限定)。この深く美しい物語を、ぜひご堪能ください。
※チケットは、今なら5月以降のご予約がおすすめです。"早く観たい!"という方は、4月にも「サイドイス付立見」席に空席があります。ぜひご利用ください。