東京・自由劇場で約3週間にわたり上演された『ブラックコメディ』が、本日5月14日(日)、千秋楽を迎えました。
イギリスの現代劇作家ピーター・シェーファー作の『ブラックコメディ』は、富と結婚を一度に手に入れようと"ウソ"を企んだ主人公が、マイペースな客人たちによって翻弄され、追い詰められてゆく様を描いた喜劇です。
上演期間中、自由劇場は、いつもの気品漂う雰囲気から一転。連日笑い声が止まず、賑やかなムードに包まれていました。
千秋楽当日。場内はこれまでと少し様子が異なり、お客様の笑顔が溢れる一方、名残を惜しむ声も......。
そして、その想いはカンパニーも同じ。ストレートプレイにほぼ初めて臨んだフレッシュなキャストと、経験豊富なベテランメンバーで構成された出演者らも、2ヶ月間の稽古と3週間の公演のなかで、いくつものハプニングを乗り越えながら、芝居を心から楽しみ、お客様の反応に喜びを感じていました。
カーテンコールは、出演者らに喝采が送られ、客席はスタンディングオベーションに。最後はこの作品に相応しく、俳優とお客様双方が満面の笑みで、幕を閉じました。
このあと自由劇場は、6月9日(金)から2週間にわたり、浅利慶太プロデュース公演『夢から醒めた夢』を上演。そして夏休み期間はファミリーミュージカル『嵐の中の子どもたち』(7月23日(日)~31日(月))と『ガンバの大冒険』(8月6日(日)~14日(月))を連続上演します。
『嵐の中の子どもたち』『ガンバの大冒険』は、現在「四季の会」会員先行予約期間中。5月20日(土)より、一般発売が始まります。
この夏はご家族で、感動あふれる冒険物語をお楽しみください!
>>浅利慶太プロデュース公演『夢から醒めた夢』(外部リンク)