日下武史さんを偲ぶ会が、自由劇場で行われました

本日6月28日(水)、去る5月15日(月)に逝去された、劇団創立メンバーである俳優・日下武史さんを偲ぶ会が自由劇場(東京・浜松町)で行われ、日下さんに縁のある劇団関係者から一般のお客様まで、600名以上の方が訪れました。

日下さんは慶應義塾高校在学中より、浅利慶太氏らとともに劇作家・加藤道夫氏に師事され、慶應義塾大学文学部仏文科在学中の1953年、劇団四季を結成。翌1954年の旗揚げ公演『アルデール又は聖女』以来、常に四季の第一線の俳優として、台詞劇からミュージカルまで幅広く活躍されました。
そして、2014年、この偲ぶ会の会場である自由劇場で上演された『思い出を売る男』乞食役での出演が、ご自身最後の舞台となりました。

偲ぶ会には、60余年におよぶ演劇活動の中で、ともに四季の礎を築いた盟友・浅利慶太氏(演出家)や吉井澄雄氏(照明家)をはじめ、日下さんの背中を追い、尊い、慕い続けた劇団の後輩たちが列席。
式の司会を務めた劇団四季代表取締役社長・吉田智誉樹は、日下さんが築き上げた数々の功績を紹介し、また、「私たちに、演劇人として生きること、劇団人として生きること、俳優として生きることはどういうことかを、身を持って示され教えてくださいました」と、深い感謝の念を込め、言葉を贈りました。
そして、献歌としてミュージカル『コーラスライン』のナンバー「愛した日々に悔いはない」を歌唱。
その後、日下さんが舞台に立つ姿を客席から見守り、愛してくださった一般のお客様を含め、一人ひとりが花を手向けながら、故人を想い、別れを偲びました。

多くを築き、教え、残してくださった日下武史さん。
安らかな眠りを、心よりお祈り申し上げます。

(撮影:上原タカシ、劇団四季)

  • 日下武史さんを偲ぶ会が、自由劇場で行われました

    日下武史さんを偲ぶ会の会場・自由劇場は、こけら落としの『オンディーヌ』をはじめ、ご自身が数多く舞台に立った場所でした。

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    式の司会を務めた代表取締役社長・吉田智誉樹。「人生の道程を照らす羅針盤として、本当に多くのことを学ばせていただきました」と、感謝の言葉を伝えました。

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    ミュージカル『コーラスライン』より、「愛した日々に悔いはない」のナンバーを献歌。(左より:佐久間仁、神永東吾、瀧山久志、苫田亜沙子、鳥原ゆきみ、山本紗衣)

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    献花し、別れを偲ぶ劇団創立メンバーで同志であった演出家・浅利慶太氏(写真手前)と照明家・吉井澄雄氏(写真奥)。

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    劇団関係者から一般のお客様まで、600名以上の方が弔問に訪れ、花を手向けました。

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    同じ日の朝、四季芸術センター(横浜・あざみ野)では、来月に四季劇場[夏]での開幕を控えた『ライオンキング』カンパニーが稽古場に祭壇をつくり、劇中ナンバー「サークル・オブ・ライフ」を捧げました。