まずは舞台となるキャッツ・シアター。これぞ皆様をキャッツ・ワールドに誘う魅惑の空間です。建設場所は、『ライオンキング』を上演中の四季劇場[夏]のすぐ隣。昨年秋より建設がスタートし、今やその姿をはっきりと捉えられるようになりました。『キャッツ』を象徴する"猫の目"も設置されて圧倒的な存在感を放つこの劇場は、完成まであと少し。

続いて、横浜市・あざみ野の四季芸術センターにある小道具工房では、"ゴミ"の舞台美術製作が進んでいます。『キャッツ』の舞台は"都会のゴミ捨て場"。猫の目線にあわせて実物の3~5倍のサイズに作られたゴミが、キャッツ・シアター内を所狭しと埋め尽くすのです。

最後にご紹介するのは、現代美術家のヤノベケンジ教授がディレクターを務める、京都造形芸術大学内の工房"ウルトラファクトリー"。実はここでも、劇団四季初の産学連携プロジェクトとして、ゴミの製作が進行中です。四季小道具スタッフの指導のもと、同大学の学生たちが作業に励んでいます。

8月11日(土)の開幕に向け、着々と準備が進んでいる『キャッツ』東京公演。準備の様子の詳細はTwitter(ハッシュタグ:#キャッツ大井町)でもお届けしているので、ぜひあわせてご覧ください!
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『キャッツ』東京公演(東京・大井町)より、楽曲の改訂に伴い、振付・ビジュアル面に一部変更がございます。一例として「マンゴジェリーとランペルティーザ~泥棒猫~」の曲調がチェンジ。また、「ランパスキャット~けんか猫~」のナンバーも装いあらたに登場。他にもいくつかの変更が予定されています。これは『キャッツ』の著作権を管理しているリアリー・ユースフル・グループ (RUG) の意向により行われるもので、現在、劇団四季と RUG の間で詳細が検討されています。