『バケモノの子』劇団四季ミュージカル

三井不動産 創立80周年記念公演
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スタジオ地図 (c)2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS

2022年4月30日(土)開幕5月1日(日)~9月30日(金)公演分
1月29日(土)「四季の会」会員先行予約/2月5日(土)一般発売開始
※発売初日は午前10時より

はじめに Introduction

スタジオ地図・細田守監督作品「バケモノの子」
劇団四季史上最大の新作オリジナルミュージカルとして
2022年4月よりJR東日本四季劇場[秋]で上演決定!

新作オリジナルミュージカル『バケモノの子』の上演が決定。
JR東日本四季劇場[秋]にて、2022年4月より長期公演を行うこととなりました。

劇団四季史上、最大規模の新作オリジナルミュージカルとなるこの作品。
原作は、2015年公開のスタジオ地図作品、細田守監督による長編アニメーション映画「バケモノの子」です。
スタジオ地図の大ヒット作の一つで、翌年の第39回日本アカデミー賞では最優秀アニメーション作品賞を受賞しています。
スタジオ地図は今年、創立10周年という節目の年。
7月には新作「竜とそばかすの姫」が公開され、今まさに大きな注目を集めています。
スタジオ地図作品のミュージカル化は本作が初。
この『バケモノの子』で、劇団四季は国産ミュージカルとして最大級の長期上演に挑みます。

作品を通して描かれるのは、熊徹と九太――ふたりの相互成長と、まるで本当の親子のような固い絆。
そして、自分のアイデンティティを模索し葛藤する九太の姿です。
熊徹やまわりの人々に支えられ、力強く成長する九太の姿は、自分は何者なのかという問いに対し、
大切な誰かと手を携えて力強く人生を歩んでいくことの価値を教えてくれます。

かつてないスケールでお届けする
新作オリジナルミュージカル『バケモノの子』。
劇団四季が精魂を込めてお届けする超大作にぜひご期待ください。

ストーリー Story

この世界には、人間の世界とは別に、もう1つの世界がある。バケモノの世界だ。

バケモノ界・渋天街では、長年バケモノたちを束ねてきた宗師が、今季限りで神に転生することを宣言。強さと品格に秀でた者があとを継ぐしきたりがあり、数年後に闘技場で催される試合で、次の宗師を決めることとなった。候補者は、とにかく強いが乱暴者の熊徹と、強さも品格もあわせ持つ猪王山。次期宗師争いは、いよいよ本格的になろうとしていたが、熊徹は、宗師より、弟子を取ることを課せられてしまう。

その頃、人間界・渋谷。9歳の少年・蓮は、両親の離婚で父親と別れ、母とも死別。ひとりぼっちの日々を送っていた。
行くあてもなく途方に暮れていたある夜、蓮は、弟子を探していた熊徹と出会い、渋天街に迷い込む。独りで生きるための「強さ」を求めて、蓮は熊徹の弟子となることを決意。「九太」という名前を付けられることとなった。

当初はことあるごとに、ぶつかり合う2人だったが、奇妙な共同生活と修行の日々を重ねて互いに成長し、いつしかまるで本当の親子のような絆が芽生え始める。

一方、猪王山にも、九太と同世代の息子・一郎彦がいた。父の存在が、何よりの誇りであり、父のようになりたいと願う一郎彦。しかし、いっこうにバケモノらしいキバが生えてこないという悩みを抱き続けていた。

時は流れ、九太と一郎彦は青年へと成長。17歳の九太は、熊徹の一番弟子としてその強さを知られるようになっていたが、バケモノと人間のあいだで「自分は何者か?」と揺れ動いていた。ある日、偶然人間界に戻った九太は、高校生の少女・楓と出会って新しい世界を知り、自身の生きる道を模索していく。

やがて訪れた次期宗師を決する闘いの日。人間とバケモノの二つの世界を巻き込んだ大事件が起きてしまう。

皆を救うために、自分にできることは何か――熊徹と九太、それぞれに決断のときが訪れる。 

キャラクター Character

熊徹 くまてつ
熊のような容姿を持ち、バケモノの世界・渋天街で一二を争う最強のバケモノ。街の長・宗師の次期候補の一人。孤児のため独学で武術を極めてきた。粗野で横暴だが、心に強い信念を持つ。宗師になるには弟子がいることが条件だったが、誰も乱暴な彼の弟子にはなりたがらなかったため、身寄りのない人間の蓮を引き取り九太と名付け、弟子にしてしまう。九太を指導する中で、独りよがりだった武術が次第に洗練されていく。
蓮(九太) れん(きゅうた)
9歳で両親と離ればなれになってしまった少年。行き場がなく渋谷の路地裏をさまよっていたとき、熊徹と偶然出会い、バケモノの世界・渋天街へ迷い込む。強さを求め、熊徹の弟子となり、渋天街に留まることを決意する。熊徹との修行と冒険の日々を重ね、やがて17歳のたくましい青年へと成長する。
猪王山 いおうぜん
猪の顔にライオンのようなたてがみを持つバケモノ。渋天街の誰もが強さ・品格ともに一流と認める存在で、数多くの弟子を持つ、次期宗師の最有力候補。一郎彦と二郎丸の父親。
一郎彦 いちろうひこ
猪王山の長男。親ゆずりの強さ・品格を持つ優等生。子どもの頃から父のような立派な剣士になることを夢見るが、成長するにつれて自分自身が何者なのか疑念を抱くようになり、人間でありながら堂々と振舞う九太に憎悪を向けていく。
多々良 たたら
猿の顔を持つバケモノで、熊徹の旧友。頭の切れる、口の悪い皮肉屋。人間であるにもかかわらず熊徹の弟子となった九太に当初は冷たい態度で接するが、次第に百秋坊とともに九太に目をかけていく。
百秋坊 ひゃくしゅうぼう
豚の顔を持つバケモノで、熊徹の旧友。聡明で、誰にでも優しく接する僧侶。熊徹との師弟関係に悩む九太に助言を与える。
二郎丸 じろうまる
猪王山の次男。子どもの頃から強いものに憧れ、父と兄を自慢に思っている。天真爛漫で、無類の食いしん坊。やがて穏やかな性格で誰とでも親しくする好青年に成長し、九太の親友となる。
宗師 そうし
渋天街に棲む10万を超えるバケモノを束ねる長老。引退して神様に転生すると宣言し、新たな宗師となる、強さ・品格ともに一流のバケモノを探している。
楓 かえで
進学校に通う女子高生。正義感が強く、努力家で優等生。渋谷で蓮と出会い、一緒に勉強をするようになる。蓮にとっては、人間界での師匠のような存在。
蓮の母 れんのはは
夫と離婚後、女手一つで蓮を育ててきたが、蓮が9歳の時に不慮の事故で急死。蓮のそばに時おり幻として現れ、バケモノ界と人間界の間で悩みながらも成長していく息子を見守り続けている。

みどころ Highlight

舞台上に描き出される「バケモノ」の世界

ミュージカル『バケモノの子』の制作がはじまったのは、2020年7月。クリエイター陣が中心となり、試行錯誤を繰り返しながらも、着々と創作が進められています。

アニメーションで描かれた多種多彩なバケモノや祝祭感あふれる異世界を、いかに立体化し、劇場空間に出現させるのか。
それは観客を作品世界に誘うために、避けて通れない重要な課題です。
様々な発見と発想を積み重ね、議論と検証が続きます。台本や、ビジュアル――舞台装置や衣裳、パペット、映像などで『バケモノの子』をどのように描き出すのか。
アニメーションの世界観と印象を踏まえながら、演劇的な要素を融合させ、舞台作品ならではの「新奇性」を獲得する――
四季が多くの創作活動を通して培ってきた経験知を全力で生かし、まさに「エンターテインメントのすべてを詰め込んだ」ミュージカルを目指します。

気鋭のクリエイター陣のもと、様々なクリエイティブ要素がひとつとなり、舞台上に現れる「バケモノ」たちの世界に、ぜひご期待ください。

変わり続ける街「渋谷」

東京・渋谷――
細田守監督は、「慣れ親しんだ街の中にこそ、ワクワクするものが潜んでいるのではないか」という考えから、「バケモノの子」のロケーションに、渋谷の地を選んだといいます。

都市空間の中心である渋谷は、多くの人が集い、変化を続けています。
1970年代以降、若者たちの文化流行の発信地として、その地位を確立。現在も渋谷駅周辺は再開発が進み、新たな商業施設が続々と登場。表参道や代官山などの周辺エリアに至るまで、様々なカルチャーが集まり、花開いています。

しかし、そうした魅力ある場として語られる一方で、現代の渋谷は、知らない者同士が出会い、すれ違う「無縁の場」である、といわれることも。
「バケモノの子」のアニメーションで描かれる渋谷の街は、蓮(九太)が少年から青年へと成長する間に、目まぐるしい変化を遂げますが、道行く人々は、どこか寄る辺なき民のようにも映ります。

「変わり続ける」という渋谷の特性は、「バケモノの子」という作品にも、色濃く反映されているようです。
では、バケモノたちが住む「渋天街」、そして、その場所に生きるバケモノたちは――?
想像の翼を広げ、深くまで読み解くのも楽しい、忘れがたい舞台となることでしょう。

スタッフ Staff

原作
映画「バケモノの子」(監督:細田守)
脚本・歌詞
高橋 知伽江
演出
青木 豪
作曲・編曲
富貴 晴美
音楽監督
鎭守 めぐみ
振付
萩原 隆匡
装置
石原 敬 / BLANk R&D
衣裳・ヘアメイク・特殊メイク
太田 雅公
パペット
トビー・オリエ
照明
赤崎 浩二
映像
松澤 延拓
擬闘
栗原 直樹
マジック監修
リアルマジシャン RYOTA
音響
千葉 治朗
演出補
玉城 任
技術監督
笠原 俊典
出演候補キャスト

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