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音楽の魅力

『リトルマーメイド』素晴らしき音楽の魅力

ミュージカル『リトルマーメイド』の作曲を担ったのは、数々の舞台音楽とディズニー映画を中心とした映画音楽で知られる天才作曲家アラン・メンケンです。
1949年、ニューヨーク州生まれ、少年時代からクラシック音楽を学んだメンケンは、大学卒業後、舞台音楽の作曲家を目指します。そして一躍脚光を浴びたのは、1982年、作詞家ハワード・アッシュマンと共作したミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』。この作品は1986年に映画化、メンケンが作曲した主題歌「Mean Green Mother From Outer Space」も、アカデミー賞主題歌賞にノミネートされました。

1989年、才能が認められたメンケンに、ディズニーが作曲を依頼したことで、再びアッシュマンと、長編アニメ映画『リトル・マーメイド』の音楽を手掛けることになります。

「パート・オブ・ユア・ワールド」「アンダー・ザ・シー」「キス・ザ・ガール」......。彼らが紡ぐ名曲の数々は、同年アカデミー賞作曲賞を受賞。中でも、海中世界の素晴らしさを謳ったショウ・ストップ・ナンバー「アンダー・ザ・シー」は同主題歌賞の栄誉にも輝きました。さらに同年ゴールデングローブ賞でも、作曲賞/主題歌賞をダブル受賞するなど、彼らはこの作品でかつてない大きな成功を収めたのです。

その後もメンケンは、映画『美女と野獣』(1991年公開)、映画『アラジン』(1992年公開)を発表。2年連続でアカデミー賞作曲賞/主題歌賞を受賞するという快挙を達成します。また、彼が手掛けたディズニーの舞台作品には、この『リトルマーメイド』の他、『美女と野獣』、『ノートルダムの鐘』、そして2012年トニー賞オリジナル楽曲賞を受賞した『ニュージーズ』があります。

なお、2008年の『リトルマーメイド』ブロードウェイ開幕にあたってメンケンは、作詞家グレン・スレーターとともに新ナンバー10曲を書き加え、作品に一層の華やかさと奥行きを加えました。そしてさらに、『リトルマーメイド』の音楽の魅力は、その美しいメロディーとリリックがストーリーと絶妙に絡み合うところにあります。この脚本を手掛けたのは、ダグ・ライト。『アイ・アム・マイ・オウン・ワイフ』でピューリッツァー賞、トニー賞を受賞した劇作家です。ファンタジックな物語とシンクロして感動を極限まで引き出す『リトルマーメイド』の音楽を、より効果的に響かせています。

ダグ・ライトが、キャラクター造形や心理描写、それぞれの関係性や伏線を丁寧に描き上げたことによって、奥行きのあるドラマと幻想的で壮大な音楽が互いに高めあい、より強く、より深く心に響き渡るようになりました。

アラン・メンケン、故ハワード・アッシュマン、グレン・スレーター、そしてダグ・ライト―。彼らアメリカを代表する芸術家たちの情熱が『リトルマーメイド』という無二の作品に捧げられたことで、物語と音楽は舞台上で華麗なワルツを踊り、その魅力に観客はめくるめく感動の渦の中へと心地よく導かれていくのです。

<舞台化にあたり追加されたナンバー ※楽曲邦題は仮題>
「海の上の世界」(The World Above)
「恋してる」(She's in Love)
「パパのかわいい天使(Daddy's Little Angel)
「あの声」(Her Voice)
「いい子」(Sweet Child)
「マエムキニ」(Positoovity)
「どんな夢よりも」(Beyond My Wildest Dreams)
「一歩ずつ」(One Step Closer)、
「もしも/あの声(カルテット)」(If Only/Her Voice)
「コンテスト」(The Contest)

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