カジモドの切なく悲しい愛の物語。
そのなかに見出す、ひとすじの光とは――。
15世紀末のパリ。
街の中心に存在するノートルダム大聖堂の鐘突き塔には、
カジモドという名の鐘突きが住んでいた。
幼き時に聖堂の聖職者フロローに引き取られた彼は、
大聖堂に閉じ込められ、外の世界と隔離されていた。
塔上から街を眺めて暮らす日々。友と言えば、
何故か彼を前にした時に生命を宿す石像と鐘だけ。
いつも自由になることを夢見ていた。
2026年7月22日(水)~2027年2月7日(日)

人間の心と社会の深淵を見つめた文豪ヴィクトル・ユゴーの代表作「ノートルダム・ド・パリ」を原作に、
ディズニー・シアトリカル・グループが製作した、詩的で荘厳な、胸を打つミュージカル。
不幸な運命を背負った大聖堂の鐘つき男をめぐる圧倒的な人間ドラマです。
アカデミー賞にノミネートされたディズニー長編アニメーションの楽曲に基づいた音楽は
作曲アラン・メンケン(『美女と野獣』)、作詞スティーヴン・シュワルツ(『ウィキッド』)の名コンビ。
さらに演出家スコット・シュワルツ(『ゴースト&レディ』)がこの楽曲に新たな命を吹き込み、
シリアスで深く美しい物語を紡ぎだしました。
大聖堂を包み込む抒情(じょじょう)的で重厚な響きは、力強いクワイヤ(聖歌隊)の歌声とともに客席を感動の渦に巻き込みます。
「怪物か人間か、私たちは何者?」、問いかける清冽な歌の言葉と、未来に希望を託す熱い祈りは、
心からの共感と絶賛を浴びています。
上演を重ねるごとに熱気を増す圧巻の舞台に、ぜひご期待ください。
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