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こころの劇場

「こころの劇場」は、日本全国の子どもたちに演劇の感動を届けるプロジェクトです。
子どもたちの心に、「生命の大切さ」、「人を思いやる心」、「信じあう喜び」など、生きていく上で大事なことを、舞台を通じて語り掛けたい―。一般財団法人舞台芸術センターと劇団四季、そして、この趣旨にご賛同いただいた多くの企業や団体のご協力により、2008年より実施しています。

この事業は、一般財団法人舞台芸術センターと劇団四季主催による「こころの劇場」と、日産労連NPOセンター「ゆうらいふ21」が主催し、心身にハンディキャップを抱える子どもたちを招待するクリスマスチャリティ公演(11月~12月)の2つからなり、本年2019年度は、『カモメに飛ぶことを教えた猫』、『はだかの王様』のファミリーミュージカル2作品を上演。北は北海道・利尻島から、南は沖縄県・石垣島/宮古島まで、計178都市で443回公演、総計56万人の子どもたちが観劇する予定です。(2019.11.01現在)

未来を担う子どもたちの問題は、社会総がかりで取り組まなければなりません。優れた舞台を観劇することで、ひとりでも多くの子どもたちの心に感動の輪を広げていけたらと願ってやみません。

「こころの劇場」は各自治体の教育委員会等を通じて学校単位で実施しています。

(撮影:荒井 健、劇団四季)

「こころの劇場」出演俳優メッセージ

2019年度「こころの劇場」上演作品
『カモメに飛ぶことを教えた猫』出演俳優より

笠松 哲朗(ゾルバ役)

僕が「こころの劇場」公演で特に印象に残っているのは、『カモメに飛ぶことを教えた猫』の最後のナンバー「自分を信じて」で、子どもたちがコーラスに合わせて、手拍子を送ってくれたことです。
この作品は劇団四季が26年ぶりに創作したオリジナルファミリーミュージカル。手探りで一から舞台を創り上げてきた僕たちにとって、“本当に子どもたちの心に届くのか?”――それが常に課題であり、不安でもありました。
だからこそ、子どもたちからもらった手拍子は、「勇気を持って、自分と異なるものを受け容れ、認め合い、共に未来に向かって歩んでいこうという、この作品に込められたメッセージが、子どもたちに届いているんだ!」と感じることができ、何よりも嬉しく温かいモノでした。

また、終演後のお見送りでは、直接子どもたちと触れ合うことができます。キャラクターの名前を覚えてくれていたり、「楽しかったよ!」と声を掛けてくれたり、キレイにお辞儀をしてくれる子がいたりと、この時間は「こころの劇場」公演の意義を感じる瞬間です。
この作品を通して、これからお会いする皆さまと一緒に物語を体験して、感動を共有できたらと思っています。

そのためにも、一回一回の公演を全力で務めてまいりますので、楽しみに待っていてください!

厂原時也(ゾルバ役)

開演前のファンファーレが鳴ると拍手と歓声で盛り上がる子どもたち。今日の公演をずっと楽しみにしてくれていたのかと思うと、やる気がみなぎってきます。終演後のお見送りでは、笑顔で元気よくお礼を伝えてくれる子や、涙ながらに感謝を伝えてくれる子も。劇を通して、何か一つでもメッセージを受け取ってくれているなと実感できます。
心身にハンディキャップを抱える子どもたちも観劇にきてくれます。車椅子の上から必死に手を伸ばして「感動しました」と私の手を力いっぱい握って伝えてくれる――こんなにうれしいことはなく、幸せを感じます。

感想を聞かずとも子どもたち一人ひとりの表情を見れば、何を感じてくれたのかわかる気がするんです。目の前で目を輝かせて喜んでくれる子どもたちが、この活動のこたえだと思います。

私は北海道の離島の出身。島に演劇を上演できるホールもなく、舞台を観る環境はありませんでした。初めての観劇は、東京での修学旅行で観た『ライオンキング』。これをきっかけに俳優を目指しました。

私の人生を変えた観劇、それが今では全国180都市の子どもたちが地元のホールで「こころの劇場」を通して体験できます。このプロジェクトで、日本中の一人でも多くの子どもたちが観劇する機会が増えることを願います。

「こころの劇場」についてのお問い合わせ
社会事業部:045-903-1675(日祝休)

一般財団法人舞台芸術センターについて

「こころの劇場」や『美しい日本語の話し方教室』の活動は一般財団法人舞台芸術センターが運営しております。詳しくは公式サイトへ。