このたび劇団四季は、ＪＲ東日本アートセンター 四季劇場［春］［秋］（東京・浜松町）での上演活動を、２０１７年６月下旬で一時休止することを決定いたしました。これは、ＪＲ東日本が主導する再開発事業「竹芝ウォーターフロント開発計画」の実施を受けたものです。開発終了後、四季はこのエリアで上演活動を再開いたしますが、具体的な時期・方法は未定につき、決定次第お知らせいたします。なお [春］で上演中の『ライオンキング』については、会場を四季劇場［夏］へと移し、公演を継続いたします。

今回の計画では、竹芝エリアからの文化・芸術の発信機能を高め、より活気ある地域創出を図ることを目的に、劇場を含む区域での一体的な再開発が検討されています。１９９８年の劇場開場以降、文化・芸術の発信機能の一翼を担ってきた四季としましても、エリア価値の更なる向上を果たすこの新たな街づくりを歓迎、計画実現に寄与したいと考え、一時休止を決断いたしました。

両劇場での上演活動は一旦終了となりますが、首都圏在住のお客様にはこれまで通り、四季作品の魅力をお届けできるよう様々な活動を行ってまいります。具体的には、ＫＡＡＴ神奈川芸術劇場（横浜市中区）にて『オペラ座の怪人』を上演（１７年３月～８月）。さらに、東京都心部での『キャッツ』上演（時期未定）についても検討中です。

どうぞ引き続き劇団四季へのご支援を賜りますようお願い申し上げます。